JPH06347080A - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
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- JPH06347080A JPH06347080A JP5138612A JP13861293A JPH06347080A JP H06347080 A JPH06347080 A JP H06347080A JP 5138612 A JP5138612 A JP 5138612A JP 13861293 A JP13861293 A JP 13861293A JP H06347080 A JPH06347080 A JP H06347080A
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Abstract
制御することを目的とする。 【構成】 人体等検知手段4で検知した人体3又はリモ
コン2の位置に応じて風向又はこれに加えて風量を制御
する制御手段は、リモコン2に搭載された温度検出手段
5で検出された温度の変化率に基づいて風向及び風量を
さらに調整するように構成したことを特徴とする。
Description
る。
人体(ユーザー)近傍の温度を検出する温度センサが搭
載されるとともに、このリモコンに部屋全体よりもユー
ザー周辺を優先的に快適にする運転モード選択機能を持
たせ、ユーザー周辺を優先的に快適にしたいときはこの
リモコンで上記運転モードを選択してエアコン室内機に
送信するようにしたものがある。このとき、リモコンは
ユーザー近傍に置くことが前提である。図8は、ユーザ
ー周辺を優先的に快適にする運転モードが選択されたと
きのエアコン室内機に備えられたマイコン等の制御部に
よる制御フローチャートを示している。ユーザーが、部
屋全体よりもユーザーの周辺を優先的に快適にしたいと
き、リモコンでユーザー周辺を優先的に快適にする運転
モードを選択し室内機に送信する。このとき、リモコン
に搭載された温度センサでユーザー周辺の温度が検出さ
れ、この温度データも室内機に送信される(ステップ8
1)。この運転モードが選択されたとき、制御部はその
温度データに応じてコンプレッサの運転周波数を制御す
るとともに(ステップ82)、室内機に搭載された人体
またはリモコンの位置を検知するセンサによって人体ま
たはリモコンの位置を検知し、検知された位置に従って
室内機の風向や風量が制御される(ステップ83〜8
5)。その後、一定時間間隔でユーザー周辺の温度が検
出され、この検出温度に応じたコンプレッサの運転周波
数制御と風量制御が繰り返される(ステップ86〜8
8)。ここで、室内機に搭載された上記の人体またはリ
モコンの位置を検知するセンサについてであるが、現
在、低価格で入手可能なものは分解能が十分なものとは
いえず、室内を数ゾーンに分割し、どのゾーンにユーザ
ーがいるかを判別する程度のものであり、人体またはリ
モコンそのものの正確な位置は判別されていない。従っ
て、風向及び風量の制御を行なう際にはゾーン毎に風向
及び風量が固定されていた。そのため、図9に示すよう
に、同一ゾーン内であればどの位置にユーザーが居ても
風向や風量は同じであるので、ゾーン内の位置によって
は室内機からの吹き出し風が直接ユーザーに当たったり
届かなかったりし、ユーザー周辺に十分快適な空間を実
現することは困難であった。また、人体またはリモコン
の位置を検知する場合には輻射の検知を行なっていなか
ったり、行なっていてもユーザー近辺の輻射温度むらの
検知は行なっていなかったため、例えば、図10に示し
たように風向が固定されている場合に図の位置にユーザ
ーが居ると窓を通して室外からの輻射熱の影響を受け不
快となる場合があった。
は、ユーザー周辺を優先的に快適にする制御を行なう際
に、ゾーン毎に風向及び風量が固定されていたため、室
内機からの吹き出し風がユーザーに直接当たったり届か
なかったりしてユーザー周辺に十分快適な空間を実現す
ることが困難であった。また、輻射の検知を行なってい
なかったり、行なっていてもユーザー近辺の輻射温度む
らの検知は行なっていなかったため、輻射熱の影響を受
け不快となる場合があった。
快適に空調制御することができる空気調和装置を提供す
ることを目的とする。
に、本発明は、第1に、人体周辺を優先的に快適にする
運転モード選択機能を有するリモコンと、該リモコンに
搭載された温度検出手段と、人体又は該人体の近辺に置
かれた前記リモコンの位置を検知する人体等検知手段
と、前記リモコンで人体周辺を優先的に快適にする運転
モードが選択されたとき前記人体等検知手段で検知した
人体又はリモコンの位置に応じて風向又はこれに加えて
風量を制御する制御手段とを有する空気調和装置におい
て、前記制御手段は、前記温度検出手段で検出された温
度の変化率に基づいて前記風向及び風量をさらに調整す
るように構成してなることを要旨とする。
転モード選択機能を有するリモコンと、該リモコンに搭
載された温度検出手段と、人体又は該人体の近辺に置か
れた前記リモコンの位置を検知する人体等検知手段と、
前記リモコンで人体周辺を優先的に快適にする運転モー
ドが選択されたとき前記人体等検知手段で検知した人体
又はリモコンの位置に応じて風向又はこれに加えて風量
を制御する制御手段とを有する空気調和装置において、
前記制御手段は、前記温度検出手段で検出された人体又
はリモコン周辺の輻射温度むらに基づいて前記風向及び
風量をさらに調整するように構成してなることを要旨と
する。
れた温度検出手段で人体周辺の温度が検出され、その温
度の変化率(暖房時は上昇率、冷房時は下効率)によっ
て風向及び風量がさらに調整されることにより、人体周
辺の環境をより快適に空調制御することが可能となる。
段で人体周辺の輻射温度むらが検出され、その輻射温度
むらによって風向及び風量がさらに調整されることによ
り、人体周辺の環境をより快適に空調制御することが可
能となる。
いて説明する。まず、図1は人体(ユーザー)とエアコ
ン室内機、リモコンの関係を示している。1はエアコン
室内機、2はリモコン、3は人体(ユーザー)であり、
室内機1には人体又はリモコンの位置を検知する人体等
検知手段としての人体等検知センサ4及びマイコン等か
らなる制御手段が搭載されている。一方、リモコン2は
ユーザー周辺を優先的に快適にする運転モード選択機能
を有しており、また温度検出手段としての温度センサ5
が搭載されている。
運転モードが選択されたときの制御手段による各制御例
を、図4乃至図7の各フローチャート等を用いて説明す
る。まず、図4において、ユーザー3が、部屋全体より
もユーザーの周辺を優先的に快適にしたいときは、リモ
コン2でユーザー周辺を優先的に快適にする運転モード
を選択し室内機1に送信する。このとき、リモコン2に
搭載した温度センサ5でユーザー周辺の温度Tm を検出
し、この温度データも室内機1に送信する(ステップ1
1)。ここで、リモコン2はユーザー3の近辺に置くこ
とが前提である(パンフレット、取り扱い説明書などに
記載し、指示する)。室内機1は、上記運転モード及び
温度データを受信した後、コンプレッサの運転周波数を
制御するとともに(ステップ12)、人体等検知センサ
4によって人体3またはリモコン2の位置を検出し、人
体3またはリモコン2がどの検知ゾーンにあるかによっ
て室内機1の風向および風量を決定する(ステップ13
〜15)。その後、リモコン2側からは一定時間間隔で
温度センサ5によって検知した温度データTm を室内機
1に送信し、ユーザー3周辺の温度Tm の変化率ΔTm
を求める(ステップ16,17)。そして、この変化率
ΔTm の大きさに従ってコンプレッサの運転周波数なら
びに風向や風量を変更し(ステップ18,19)、この
変更制御を繰り返す。これにより、人体周辺のより快適
な空調空間が実現される。図2の(a),(b),
(c)は、このときの風向の変更例を示している。
3の居る位置が変化したとき室内機1からの吹き出し風
がそのユーザー3の位置変化を自動的に追いかけるよう
に制御させることも可能である。図5は、このときの制
御例を示している。図5の制御において、人体3または
リモコン2がどの検知ゾーンにあるかによって室内機1
の風向および風量を最初に決定する(ステップ21〜2
5)までは、前記図4のステップ11から15までの制
御と同様である。その後、本制御では人体3またはリモ
コン2の位置検知を一定時間間隔で行ない(ステップ2
6,27)、ユーザー3の居る位置が変化したときには
自動的に室内機1からの吹き出し風がそのユーザー3を
追いかけるように制御する(ステップ28,29)。こ
れとともに、リモコン2側から温度センサ5で検知した
温度データTm を室内機1に送信し、この温度データT
m に応じてコンプレッサの運転周波数を制御するととも
に、温度Tm の変化率ΔTm を求め、この変化率ΔTm
の大きさに従って風向や風量を変更する(ステップ30
〜33)。そして、上記ステップ26から33の制御を
繰り返す。これにより、ユーザー3が移動した場合に
も、自動的にそのユーザー3周辺に最適な風向および風
量が得られる。
を通して室外からの輻射熱の影響を受ける場合の制御例
を図6に示す。図6の制御において、人体3またはリモ
コン2がどの検知ゾーンにあるかによって室内機1の風
向および風量を最初に決定する(ステップ41〜45)
までは、前記図4のステップ11から15までの制御と
同様である。その後、本制御ではリモコン2側から一定
時間間隔で温度センサ5によって検知した温度データT
m を室内機1に送信し、ユーザー3周辺の温度Tm の変
化率ΔTm を求める(ステップ46〜48)。そして、
この変化率ΔTm の大きさに従ってコンプレッサの運転
周波数を変更する(ステップ49)。また、変化率ΔT
m を所定値xと比較し、ΔTm >xであれば風向はその
まま、ΔTm <xであれば風向、風量を変更する(ステ
ップ50〜52)。次いで、リモコン2側から送信され
た温度データにより、人体周辺に輻射温度むらがあるか
否かを検出し、輻射温度むらがなければ風向はそのまま
とし、輻射温度むらが検出されたときは、その輻射温度
むらに応じて風向、風量を変更する(ステップ53〜5
5)。そして、上記ステップ46から55の制御を繰り
返す。これにより、輻射温度むらがある場合も、人体周
辺の環境をより快適に空調制御することが可能となる。
制御において、さらにユーザー3の居る位置が変化した
とき、室内機1からの吹き出し風がそのユーザー3の位
置変化を自動的に追いかけるように制御する場合の制御
例を示している。本制御例では、人体3またはリモコン
2がどの検知ゾーンにあるかによって室内機1の風向お
よび風量を最初に決定(ステップ61〜65)した後、
人体3またはリモコン2の位置検知を一定時間間隔で行
ない(ステップ66,67)、ユーザー3の居る位置が
変化したときには自動的に室内機1からの吹き出し風が
そのユーザー3を追いかけるように制御する(ステップ
68,69)。そして、リモコン2側から温度センサ5
で検知した温度データTm を室内機1に送信し、この温
度データTm に応じてコンプレッサの運転周波数を制御
するとともに温度Tm の変化率ΔTm を求める(ステッ
プ70〜72)。その後の制御(ステップ73〜78)
は、前記図6のステップ50から55までの制御と同様
である。
位置が変化したとき、自動的に室内機からの吹き出し風
がユーザーを追いかける制御において、過去何回かの人
体またはリモコンの位置を記憶させ、もっともユーザー
の居る可能性の高い位置を学習させ、ユーザー周辺を優
先的に快適にする運転モードが選択されたときの風向の
初期位置を決定すると、人体またはリモコンの位置を検
出する煩雑さを軽減することが可能となる。
第1に、リモコンに搭載した温度検出手段で人体周辺の
温度を検出し、その温度の変化率に基づいて風向及び風
量をさらに調整するようにしたため、人体周辺の環境を
より快適に空調制御することができる。
で人体周辺の輻射温度むらを検出し、その輻射温度むら
に基づいて風向及び風量をさらに調整するようにしたた
め、輻射の影響がある場合でも人体周辺の環境を快適に
空調制御することができる。
内機と人体及びリモコンとの位置関係を示す図である。
じた風向の変向例を示す図である。
窓外等からの輻射の影響を受ける場合を示す図である。
めのフローチャートである。
めのフローチャートである。
めのフローチャートである。
めのフローチャートである。
説明するためのフローチャートである。
る場合の風向制御を説明するための図である。
る場合の風向制御を説明するための図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 人体周辺を優先的に快適にする運転モー
ド選択機能を有するリモコンと、該リモコンに搭載され
た温度検出手段と、人体又は該人体の近辺に置かれた前
記リモコンの位置を検知する人体等検知手段と、前記リ
モコンで人体周辺を優先的に快適にする運転モードが選
択されたとき前記人体等検知手段で検知した人体又はリ
モコンの位置に応じて風向又はこれに加えて風量を制御
する制御手段とを有する空気調和装置において、前記制
御手段は、前記温度検出手段で検出された温度の変化率
に基づいて前記風向及び風量をさらに調整するように構
成してなることを特徴とする空気調和装置。 - 【請求項2】 人体周辺を優先的に快適にする運転モー
ド選択機能を有するリモコンと、該リモコンに搭載され
た温度検出手段と、人体又は該人体の近辺に置かれた前
記リモコンの位置を検知する人体等検知手段と、前記リ
モコンで人体周辺を優先的に快適にする運転モードが選
択されたとき前記人体等検知手段で検知した人体又はリ
モコンの位置に応じて風向又はこれに加えて風量を制御
する制御手段とを有する空気調和装置において、前記制
御手段は、前記温度検出手段で検出された人体又はリモ
コン周辺の輻射温度むらに基づいて前記風向及び風量を
さらに調整するように構成してなることを特徴とする空
気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13861293A JP3242752B2 (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13861293A JP3242752B2 (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 空気調和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06347080A true JPH06347080A (ja) | 1994-12-20 |
JP3242752B2 JP3242752B2 (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=15226157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13861293A Expired - Fee Related JP3242752B2 (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3242752B2 (ja) |
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-
1993
- 1993-06-10 JP JP13861293A patent/JP3242752B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP3242752B2 (ja) | 2001-12-25 |
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