JPH06345376A - クレーンの巻上装置 - Google Patents

クレーンの巻上装置

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JPH06345376A
JPH06345376A JP13557793A JP13557793A JPH06345376A JP H06345376 A JPH06345376 A JP H06345376A JP 13557793 A JP13557793 A JP 13557793A JP 13557793 A JP13557793 A JP 13557793A JP H06345376 A JPH06345376 A JP H06345376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hoist
trolley
hoisting
drum
sheave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13557793A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Okubo
欣昭 大久保
Hiroshi Yamauchi
弘史 山内
Hisatoku Abiru
久徳 阿比留
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP13557793A priority Critical patent/JPH06345376A/ja
Publication of JPH06345376A publication Critical patent/JPH06345376A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 振れ止めと旋回を1つの装置で行い、構成を
簡単にする。 【構成】 横行トロリー1に備えた巻上ドラム3から
は、巻上索44,45及び巻上索46,47が繰り出さ
れており、これら巻上索44,45,46,47により
コンテナ吊具2を吊り下げている。シーブ台車34は駆
動手段36により往復移動できる状態で横行トロリー1
に備えられており、このシーブ台車34にガイドシーブ
37,38を備えている。そして巻上索44,45はガ
イドシーブ37,38を介して吊り下げられている。駆
動手段36によりシーブ台車34を移動させることによ
り巻上索44,45の位置調整をして、振れ止め機能や
小旋回機能が発揮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クレーンの巻上装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図4に従来のクレーンの巻上装置を示
す。図において1はクレーンの横行トロリー、2はコン
テナ吊具、3は横行トロリー1上に片側に寄せて設けた
単一の巻上ドラム、4〜7は同巻上ドラム3から繰出さ
れてトロリー1上の対称な4箇所から吊具2側へ導く4
本の巻上索、8及び9は巻上ドラム3から離れた側の2
箇所から吊具2側へ導く巻上索4及び5に係合するトロ
リー1上のガイドシーブ、14〜17は巻上索4〜7に
係合する吊具2上のシーブ、10〜13は巻上索4及び
7用としてトロリー1上に設けた他のガイドシーブ、1
8及び19は巻上索5及び6先端のトロリー1上への繋
着部、20は巻上索4及び6の先端を離れた位置で繋着
し中間部をトロリー1上に軸着したレバー、21はレバ
ー20の延長端に接続したレバー20回動用の油圧シリ
ンダ、22はトロリー1の4箇所に設けた振止め用トル
クモータ、23は吊具2の4箇所に設けた振止め用シー
ブ、24は各トルクモータ22からたすき掛け状に吊具
2の振止めシーブ23を経て折り返しトロリー1上の繋
着部25に繋着した振止め索である。
【0003】上記装置は、クレーンの走行とトロリー1
の横行で所定位置へ移動し、ドラム3の巻上げ又は巻出
し駆動で吊具2を昇降し、コンテナーに対して吊具2を
水平面内で小旋回して位置合わせする場合に、油圧シリ
ンダ21の伸縮駆動でレバー20を正逆に回動し、対角
位置の巻上索4及び7を引上げ又は弛めることにより吊
具2を平面時計周り又は反対に小旋回し位置合わせす
る。
【0004】又、吊具にコンテナーを結合し吊上げ、ト
ロリーを移動停止させる時に生じる吊具2の振れは、振
止め索24を引出される側のトルクモータ22がブレー
キとして働き、振止め索24に弛みを起こす他のトルク
モータ22が振止め索24を巻込む働きにより抑制さ
れ、又、吊具2の小旋回方向の振れ(以下これをスキュ
ーと呼ぶ)に対しても、対角位置のトルクモータ22が
交互にブレーキとして働き振れを抑制するように作用す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の装置で
は、吊具2の位置合わせ用の装置(油圧シリンダ21及
びレバー20系)と、振止め装置(トルクモータ22及
び振止め索24系)とを別個に設けるため、多数のシー
ブと支持ブラケット類及び駆動系が必要になり、部品数
が増加して巻上装置系の重量を増加させ、又各部品の配
置が輻輳して構成が複雑化し、コスト高になり、メンテ
ナンスが難しくなる等の欠点がある。
【0006】本発明は、上記従来の問題に対し、このク
レーンの巻上装置系を軽量化すること、使用し易くする
ことを目的として提案された。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明においては、クレーンの横行トロリー上に設
けた巻上ドラムから繰出す4本の巻上索を同横行トロリ
ー上の対称な4箇所から直接またはガイドシーブを介し
吊具側へ導き、吊具を支持するとともに、上記巻上ドラ
ムから離れた側の対のガイドシーブを、横行トロリー上
に駆動機構を介し横行方向へ移動調整可能に設けたシー
ブ台車上に支持して設ける構成とした。
【0008】
【作用】トロリー上のシーブ台車が支持した対のシーブ
を経由する巻上索は、吊具の長手方向の一方を支持し、
駆動機構によるシーブ台車のトロリー上での移動で吊具
の長手方向の一方を他方側に対し横行方向の前後に相対
移動させ得る。
【0009】この構成のもとでは、トロリー横行停止時
の吊具の平行振れの抑制にはトロリーの横行速度をコン
トロールすることで対応する。このとき吊具にスキュー
振れが発生した場合、吊具の長手方向の一端側の上記シ
ーブ台車を駆動機構によりスキュー振れを減衰させる方
向へ選択的に切替え移動させるように操作することによ
り吊具のスキュー振れが効果的に抑制静止される。
【0010】又、空の吊具を地上等に置かれたコンテナ
ーに位置合わせするに際し、吊具を小旋回させることが
必要な場合も、同様のシーブ台車の移動操作で吊具に必
要量の小旋回移動を容易に生じさせることができる。
【0011】従って、単一の装置で吊具のスキュー振れ
の制振と吊具の小旋回操作の両方を行うことが可能にな
り、同時に横行トロリー上の機器と備品の数が大幅に減
少しトロリー上の構成を著しく簡素化し、軽量化し得
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例について詳細
に説明する。なお、図中従来と同一の要素は従来と同一
の符号で示す。
【0013】図1は本発明の実施例に係るクレーンの全
体斜視図である。クレーン30は4組のタイヤ走行装置
31により走行し、対のガーダー32のレール33上に
横行トロリー1が設置され、横行トロリー1に巻上装置
系を介しコンテナー吊具2を支持している。
【0014】図2は、横行トロリー1と吊具2部の詳細
を示す。図において34は横行トロリー1上の片側に寄
せて設けた巻上ドラム3から離れた位置でトロリー上の
開口部をはさんで設けたレール35上に横行方向へ可動
に支持したシーブ台車、36は同シーブ台車34を一定
距離往復移動させる油圧シリンダ等の駆動手段、37及
び38は上記シーブ台車34上に固定支持した対のガイ
ドシーブ、39は同様にシーブ台車34上に支持したイ
コライザーシーブ、44〜47は上記ドラム3から繰出
される4本の巻上索である。
【0015】巻上索46と47は、ドラム3からトロリ
ー1の開口40を通り直下の吊具2上のシーブ16及び
17に直接係合したのち端部をトロリー1下部の繋着部
41に繋着し、他方の巻上索44と45は、シーブ台車
34上のガイドシーブ37及び38を経て下方の吊具2
上のシーブ14及び15を通り端部をシーブ台車34上
のイコライザーシーブ39上で連続させている。この巻
上索44及び45の端部はトロリー1下部に繋着部を設
けてそれぞれ繋着するようにしても差し支えない。な
お、図において42は吊具2に吊支えたコンテナーであ
る。
【0016】次に、図3は、上記装置により行う吊具2
の振止め機能を説明する側面図(a)と平面図(b)で
ある。以下図1〜図3を参照して作用について説明す
る。
【0017】吊具2は、単一のドラム3の正逆の駆動で
昇降操作される。横行トロリー1が今、図3中で左方向
へ自走移動し停止しようとするとき、吊具2は慣性によ
り前後方向の平行振れを生じる。図2の装置ではこの平
行振れの防止は、横行トロリー1の横行速度をコントロ
ールすることで対応する。そしてこの対応時に、吊具2
に旋回動を伴うスキュー振れが発生した場合には、吊具
2のスキュー振れを減衰させる方向へトロリー1上のシ
ーブ台車34を選択的に切替え移動させる操作を行うこ
とにより、吊具2のスキュー振れが効果的に減衰し、吊
具2が静止される。吊具2のスキュー振れが静止した
後、シーブ台車34を中立位置へ戻す。
【0018】また、吊具2を地上等のコンテナー42上
へ位置合わせするに際して、吊具2を小旋回させること
が必要なときには、同様にトロリー1上でシーブ台車3
4を横行方向へ前後に適量移動させることによって吊具
2を左右に容易に小旋回させることが可能になる。
【0019】このような構成によると、吊具2の振止め
特にスキュー振れ制振用及び小旋回用の駆動系は1つの
駆動手段36だけでよくなり、トロリー1上に設けるガ
イドシーブの数も最小限に少なくなる。その結果、トロ
リー1上の巻上系の構成は著しくシンプルになり、軽量
化され、メンテナンス等の行ない易い装置になる。
【0020】
【発明の効果】以上要するに、本発明は、クレーンの横
行トロリー上に設けた巻上ドラムから繰出す4本の巻上
索を同横行トロリー上の対称な4箇所から直接またはガ
イドシーブを介し吊具側へ導き、吊具を支持するように
したものにおいて、上記巻上ドラムから離れた側の対の
ガイドシーブを、横行トロリー上に駆動機構を介し横行
方向へ移動調整可能に設けたシーブ台車上に支持して設
ける構成としたことによって、トロリー上に設けられる
振止め及び小旋回用の駆動装置の数量と巻上装置系に必
要なシーブ類や支持部材の数量を大幅に減少させ、クレ
ーンのトロリーの構成を著しく簡素化し、且つ軽量に
し、使用し易くする効果を奏したもので、極めて有益で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるクレーンの実施例を示す斜視図。
【図2】実施例に係るクレーン巻上装置の要部を抽出し
て示す斜視図。
【図3】実施例に係るクレーン巻上装置の作用を示す説
明図。
【図4】従来のクレーンの巻上装置を示す斜視図。
【符号の説明】
1 クレーンの横行トロリー 2 コンテナ吊具 3 巻上ドラム 14〜17 吊具上のシーブ 34 シーブ台車 35 レール 36 シーブ台車駆動手段 37,38 シーブ台車上に支持したガイドシーブ 40 開口 41 繋着部 42 コンテナー 44〜47 巻上索

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレーンの横行トロリー上に設けた巻上
    ドラムから繰出す4本の巻上索をこの横行トロリー上の
    対称な4箇所から直接またはガイドシーブを介し吊具側
    へ導き、吊具を支持するようにしたクレーンの巻上装置
    において、 上記巻上ドラムから離れた側の対のガイドシーブが、上
    記横行トロリー上に駆動機構を介し横方向へ移動調整可
    能に設けたシーブ台車上に支持して設けられたことを特
    徴とするクレーンの巻上装置。
JP13557793A 1993-06-07 1993-06-07 クレーンの巻上装置 Pending JPH06345376A (ja)

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JP13557793A JPH06345376A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 クレーンの巻上装置

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JP13557793A JPH06345376A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 クレーンの巻上装置

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JPH06345376A true JPH06345376A (ja) 1994-12-20

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ID=15155073

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JP13557793A Pending JPH06345376A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 クレーンの巻上装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101145254B1 (ko) * 2010-06-01 2012-05-24 한국과학기술원 호이스팅 가이드 시브 횡방향 이송장치
CN106542451A (zh) * 2016-12-06 2017-03-29 华强方特(芜湖)文化科技有限公司 一种同步悬吊钢缆调距装置
CN112678690A (zh) * 2021-02-01 2021-04-20 江阴市恒润环锻有限公司 一种法兰吊装的控制方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990914