JPH0634524U - 机等におけるコンセント取付装置 - Google Patents

机等におけるコンセント取付装置

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JPH0634524U
JPH0634524U JP5218192U JP5218192U JPH0634524U JP H0634524 U JPH0634524 U JP H0634524U JP 5218192 U JP5218192 U JP 5218192U JP 5218192 U JP5218192 U JP 5218192U JP H0634524 U JPH0634524 U JP H0634524U
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JP5218192U
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田 英 政 浮
中 暁 田
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株式会社くろがね工作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 机等の配線ダクト内にもうけられるコンセン
ト装置に関するもので、簡単な構造で電源線のコンセン
トの接続個所と通信線の配線個所を異ならしめる事によ
って機器への悪影響を防止すると共に、配線作業をスピ
ーディに行える机等におけるコンセント取付装置を提供
しようとするものである。 【構成】 着脱自在のダクトカバーによって上面の開口
が覆われる配線ダクト内に、取り外し自在に取りつけら
れたコンセント支持体と、コンセント支持体に係脱自在
なコンセントカバーと、コンセント支持体とコンセント
カバー間でスライド自在に支持されるコンセント開閉蓋
よりなるコンセント装置において、コンセント支持体に
コンセントが載置されるコンセント載置部と、コンセン
ト載置部の下方に配線ダクトに沿って貫通するワイヤリ
ングスペースをもうけたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は机の天板後部の巾方向に形成された配線ダクト内にもうけられるコン セント取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の上記装置は、配線ダクト内の底部にコンセントを直に取りつけていた。 この為、取付作業は簡単であるが、OA機器の電源線と通信線が配線ダクトのコ ンセントの個所で重なり合う事となり配線作業がわずらわしく、またOA機器に も悪影響を与えていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記欠点を解決する事を課題とする。 すなわち、簡単な構造で、電源線のコンセントの接続個所と通信線の配線個所を 異ならしめる事によって、機器への悪影響を防止する机等におけるコンセント取 付装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】
着脱自在のダクトカバーによって上面の開口が覆われる配線ダクト内に、取り 外し自在に取りつけられたコンセント支持体と、コンセント支持体に係脱自在な コンセントカバーと、コンセント支持体とコンセントカバー間でスライド自在に 支持される開閉蓋等よりなるコンセント取付装置において、コンセント支持体に コンセントが載置されるコンセント載置部と、コンセント載置部の下方に配線ダ クトに沿って貫通するワイヤリングスペースをもうけたものである。
【0005】
【実施例】
図4は本考案の要部分解斜視図を示している。 符号2は配線ダクト1内に取りつけられるコンセント支持体を示し、符号3はコ ンセント支持体2に係脱自在なコンセントカバーを示し、符号4はコンセント支 持体2とコンセントカバー3間にスライド自在に支持された開閉蓋を示し、符号 5はコンセント26に外嵌し、コンセントカバー3によって保持されるコンセン ト押さえ材を示し、符号7はコンセント支持体2の取付部材を示している。
【0006】 配線ダクト1は後幕板10と、天板12と、後幕板10の上部補強材11と、 天板12の後補強材13に両端部がねじ止めされた略横向きL字形のダクト底板 14より上面が開口し、巾方向全幅にわたって形成されている。
【0007】 そして、配線ダクト1の上面にはダクトカバー15が着脱自在にもうけられ、 配線ダクト1のいずれか一方側の端部にはコンセントカバー3がもうけられ、コ ンセントカバー3の端部に端部カバー17がそれぞれ着脱自在にもうけられ、上 記配線ダクト1に連続して脚体19の後端部上下方向に縦配線ダクト(図示せず )が形成され、縦配線ダクトに側カバー18が着脱自在にとりつけられている。
【0008】 ダクトカバー15は合成樹脂材の押し出し成形によって、下向きコ字形で、下 端部外方に係止突部151、151をもうけ、この係止突部が後幕板10と、上 部補強材11の段部と、天板12の後端面に形成された係合凹部に係止し、下端 部が上部補強材11に形成された後支持突部111と、天板12の後端面に形成 された前支持突部121に支持されている。
【0009】 コンセント支持体2は、合成樹脂材の押し出し成形によって配線ダクト1より 高さ寸法、及び前後寸法がやや小さめに形成され、前後壁21、22と前後壁2 1、22の高さ寸法の中央部やや下方位置で、前後壁21、22間にわたって形 成されたコンセント載置部23より略H字形に形成され、コンセント載置部23 の下方にワイヤリングスペース20が構成されている。
【0010】 そして、前後壁21、22の下端部に内方に突出して固定用突条211、22 1が形成され、コンセント載置部23の所定寸法上方位置の前後壁21、22の 内面にコンセント押さえ材5の保持突条212、222が形成され、前後壁21 の上端部を外方にやや突出せしめた開閉蓋4の支持突条213、223が形成さ れ、支持突条213、223の所定寸法下方で、支持突条213、223より外 方に突出するコンセントカバー3の下支持突条214、224が形成されている 。
【0011】 コンセントカバー3は合成樹脂材より一体に成形され、上面板31の所定個所 に開口をもうけて、コンセント用開口37とし、上面板31の前後端部に連続し て下方に突出し、下端が前記下支持突条214、224に当接する前後突片33 、34が形成されている。
【0012】 そして、前後突片33、34の内面側の所定位置に内方に突出する係止突部3 31、341が形成され、この係止突部331、341が支持突条213、22 3の下面に係合し、コンセント支持体2とコンセントカバー3は連結される。 また、前後突片33、34の高さ寸法は下支持突条214、224に前後突片 33、34が当接した状態で上面板31と支持突条213、223間に開閉蓋4 のスライド用間隙が形成される。
【0013】 開閉蓋4は前記スライド用間隙に前後端部が位置し、コンセントカバー3の上 面体31の下方でスライド自在に保持される。符号41はコンセント用開口32 より上方に突出した操作用突片を示している。
【0014】 コンセント押さえ材5は基板51の左右端部に上向きL字形に折り曲げられた 上向き嵌合突片52、52を有し、いずれか一方の上向き嵌合突片52と、コン セントカバー3の端部裏面に形成された嵌合凹部35が嵌合する様構成されてい る。 そして、基板51にはコンセント26の上面部261が嵌合する嵌合孔53が 形成され、コンセント支持体2にコンセントカバー3が連結された状態で、コン セント26はコンセント押さえ材5を介してコンセント載置部23上に移動不能 に載置される。
【0015】 コンセント支持体2の取付部材7は、基板71の左右端部のいずれか一方を下 側に横向きU字状に折り曲げて形成された下向き挟持部72を有し、他端にねじ の締付孔73が形成されている。 そして、ダクト底板14に形成された取付用孔141に下向き挟持片72を位 置せしめ、同時にコンセント支持体2の固定用突条211、221上に基板71 を位置せしめて、下向き挟持片72がダクト底板14の下面にくる様スライドせ めしると、基板71と挟持片72にて固定用突条211、221とダクト底板1 4は挟持される。 そして、基板71の他端とダクト底板14がねじ止めされ、コンセント支持体 2はダクト底板14に固定される。
【0016】 本考案は以上の如く構成され、次の様にして取りつけられる。 まず、ダクト底板14に前述した手順にて取付用部材7を介してコンセント支持 体2が支持される。次にコンセント26にコンセント押さえ材5を嵌合した状態 でコンセント支持体2の側方よりコンセント26をコンセント載置部23上に差 し込んでいく。この時、コンセント押さえ材5の前後端部はコンセント支持体2 の保持突条212、222に嵌入する。
【0017】 そして、開閉蓋4をコンセント支持体2の支持突条213、223上に載置し 、次にコンセントカバー3をコンセント支持板2と連結する。 この時、コンセント押さえ材5の嵌合突片52はコンセントカバー3の嵌合凹 部35に嵌合し、コンセントカバー3はコンセント支持体2と連結される。 次にダクトカバー15、端部カバー17が取りつけられる。
【0018】
【考案の効果】
以上の如く本考案はコンセント支持体を配線ダクト内で取り外し自在にもうけ 、このコンセント支持体とコンセントカバーを係脱自在にもうける事により、コ ンセント支持体が机の左右いずれの端部側に位置しても、コンセントカバーのコ ンセント支持体に対する取付方向を変えるだけで、左右いずれの仕様にも変更す る事が出来る。 また、コンセント支持体にコンセント載置部をもうけ、このコンセント載置部 の下方に配線ダクトに沿って貫通するワイヤリングスペースを形成しているので 、通信線等の配線は、この部分を通して行なう事により、コンセント、及び電源 線に影響されずに簡単に行なう事が出来る。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】図4のA−A線拡大断面図
【図2】図4のB−B線拡大断面図
【図3】図1のC−C線断面図
【図4】本考案を具備した机の斜視図
【図5】本考案の要部分解斜視図
【符号の説明】
1 配線ダクト 15 ダクトカバー 2 コンセント支持体 20 ワイヤリングスペース 23 コンセント載置部 26 コンセント 3 コンセントカバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 着脱自在のダクトカバーによって上面の開口が覆われる
    配線ダクト内に、取り外し自在に取りつけられたコンセ
    ント支持体と、コンセント支持体に係脱自在なコンセン
    トカバーと、コンセント支持体とコンセントカバー間に
    スライド自在に支持される開閉蓋等よりなるコンセント
    装置において、コンセント支持体にコンセントが載置さ
    れるコンセント載置部と、コンセント載置部の下方に配
    線ダクトに沿って貫通するワイヤリングスペースをもう
    けた事を特徴とする机等におけるコンセント取付装置。
JP5218192U 1992-06-30 1992-06-30 机等におけるコンセント取付装置 Expired - Fee Related JP2531329Y2 (ja)

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JPH0634524U true JPH0634524U (ja) 1994-05-10
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04134366U (ja) * 1991-05-31 1992-12-14 株式会社アルフア アウトサイドハンドル装置
JP2019080610A (ja) * 2017-10-27 2019-05-30 株式会社オカムラ デスク装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04134366U (ja) * 1991-05-31 1992-12-14 株式会社アルフア アウトサイドハンドル装置
JP2019080610A (ja) * 2017-10-27 2019-05-30 株式会社オカムラ デスク装置

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