JP2019080610A - デスク装置 - Google Patents

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祥子 鎌田
Sachiko Kamata
祥子 鎌田
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Abstract

【課題】配線挿通作業を良好におこなうことができ、配線収容空間に収納した配線接続部へのケーブル端子の抜き差し等の作業性を良好にできるデスク装置を提供する。【解決手段】デスク装置1は、第1、第2の天板11,12間の配線挿通空間23に配線支持体31が配置されている。配線支持体にテーブルタップ52が支持され、テーブルタップのタップ上面63が第1、第2の天板の上面に対して面一に配置されている。また、第1、第2の天板の上面に対して配線カバー32のカバー上面76を面一に配置した。カバー上面は、配線挿通空間においてテーブルタップを除いた空間を閉塞する。【選択図】図4

Description

本発明は、デスク装置に関する。
オフィスや公共施設等の執務空間においては、執務者が効率的に執務を行う什器として天板付き什器が一般的に採用される。天板付き什器には、執務を行うために平面に形成された天板が設けられている。天板付き什器として、床面上に互いに離間して支持体が立設され、立設された支持体間に平板上の天板が架設されることにより、簡易、かつ安定的に構成されたデスク装置が多く見られる。
しかし、このデスク装置を、例えば複数個隣接させて使用する場合には、それぞれのデスク装置が個別に支持体を備えることになり、そのことがコストを抑える妨げになる。この観点から、床面上に支持体に立設すると共に、中間に位置する支持体を共用するように、端部に配置された支持体と中間に位置する支持体の間、もしくは中間に位置する支持体同士の間に天板を架設したものが知られている。立設された支持体間に天板を架設することにより、左右方向に隣接する天板を一つの支持体で支えることが可能になり、支持体の個数を減らすことができる。
また、デスク装置として、例えば特許文献1、2に開示されているものが知られている。特許文献1、2のデスク装置は、左右方向に交差する前後方向に離間させて一対の天板が支持体間に架設されたものが採用されている。一対の天板を前後方向に離間させて架設することにより、一対の天板間に配線挿通空間を形成し、配線挿通空間の下方に配線収容空間を確保するように構成されている。
このデスク装置によれば、デスク装置を複数人で共用できる。よって、ファシリティコストを低減することができると共に、天板上で使用する電子機器の配線等を配線挿通空間を介して配線収容空間内に収納することができる。これにより、デスク装置の使用時における体裁を良好なものとすることができる。
特許第5063987号公報 特許第4855900号公報
特許文献1、2のデスク装置の場合、一対の天板間に配線挿通空間が形成されている。よって、執務者は、配線収容空間内に収納された配線へのアクセスを天板越しに行うことになる。このため、配線挿通作業や配線収容空間内に収納したテーブルタップ(配線接続部)へのコンセント(ケーブル端子)の抜き差し等の作業性の観点から改良の余地が残されていた。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、配線挿通作業を良好におこなうことができ、配線収容空間に収納した配線接続部へのケーブル端子の抜き差し等の作業性を良好にできるデスク装置を提供することを目的とする。
本発明のデスク装置は、床面上に左右方向へ離間して立設された一対の支持体と、前記一対の支持体の上部間に架設されるとともに、前後方向へ離間して配置されることにより前後方向の中央に配線挿通空間を形成する一対の天板と、前記一対の天板間の前記配線挿通空間に配置され、差込口を上面に有する配線接続部を前記上面が前記天板の上面に対して面一になるように支持可能な配線支持体と、前記天板の上面に対して面一になるように配置され、前記配線挿通空間において前記配線接続部を除いた空間を閉塞するカバー上面を有する配線カバーと、を備えることを特徴とする。
このように、配線挿通空間に配線支持体を設け、配線支持体に配線接続部を支持した。配線接続部としては、例えばテーブルタップやLAN(Local Area Network)ポート等が挙げられる。また、配線接続部の上面に差込口を有し、配線接続部の上面を天板の上面と面一に配置した。さらに、カバー上面を天板の上面と面一に配置し、カバー上面で配線接続部および天板間の空間を閉塞するようにした。
配線接続部の上面を天板の上面と面一に配置することにより、配線挿通作業を良好におこなうことができる。さらに、配線支持体に支持した配線接続部へのケーブル端子の抜き差し等の作業性を良好にできる。ケーブル端子としては、例えばテーブルタップに接続するコンセントや、LANポートに差し込むLANケーブル等が挙げられる。
また、カバー上面を天板の上面と面一に配置し、配線挿通空間のうち配線接続部および天板間の空間をカバー上面で閉塞するようにした。これにより、デスク装置の使用時における体裁を良好なものとすることができる。
本発明では、前記カバー上面は、カバー上面に対して交差するように上下方向を向く挿通空間部が設けられており、前記挿通空間部の周縁形状が配線接続部の外周形状と補形をなしていることが好ましい。
このように、配線カバーのカバー上面に挿通空間部を設け、挿通空間部の周縁形状を配線ポートの外周形状と補形をなすようにした。すなわち、挿通空間部の周縁形状を配線接続部の外周形状に沿って互いに補うように相補形に形成した。よって、配線接続部の上面のみを挿通空間部から外部に露出させて、配線接続部の他の部位を配線カバーで覆うことができる。これにより、配線接続部をデスク装置にあたかも組み込んだように見せることができ、デスク装置の使用時における体裁を良好なものとすることができる。
また、配線接続部の上面およびカバー上面を天板の上面と面一に配置することにより、配線接続部の上面およびカバー上面を天板の上面と同様に作業面として使用することが可能になる。これにより、デスク装置の作業面を大きく確保でき、デスク装置の使い勝手を良好なものとすることができる。
本発明では、前記配線支持体が金属で構成されており、前記配線支持体に前記配線接続部が磁着されていることが好ましい。
よって、配線接続部を配線支持体に安定的に支持することができる。これにより、配線接続部の差込口へのケーブル端子の差込、抜取作業を容易にでき、配線接続部の使い勝手を良好なものとすることができる。
また、配線支持体に配線接続部を磁着することにより、デスク装置に市販の配線接続部を採用することが可能になる。よって、デスク装置に専用の配線接続部を備える必要がなく、デスク装置のコストを抑えることができる。
本発明では、前記配線カバーは、前記デスク装置に対して着脱可能に固定する固定手段を有することが好ましい。
よって、配線接続部を配線カバーで安定的に支持できる。これにより、配線接続部の差込口へのケーブル端子の差込、抜取作業を容易にでき、配線接続部の使い勝手を一層良好なものとすることができる。
本発明のデスク装置によれば、配線接続部の上面を天板の上面と面一に配置した。これにより、配線挿通作業を良好におこなうことができ、配線収容空間に収納した配線接続部へのケーブル端子の抜き差し等の作業性を良好なものとすることができるデスク装置に適用できる。
本発明の一実施形態に係るデスク装置を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るデスク装置を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係るデスク装置を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係るデスク装置の配線収容体を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る配線収容体の図2のV−V線に沿う断面図である。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、実施形態において、同一、類似の構成については同じ符号を付して重複する説明を省略する場合がある。また、図1において、手前の天板(第1の天板)11の執務者10側を後方向、執務者10の正面から離れる側を前方向(FR方向)、執務者10の左側を左方向(LH方向)、執務者10の右側を右方向として説明する。さらに、第1の天板11から上方へ向かう方向を上方向(UP方向)として説明する。
本発明の一実施形態によるデスク装置1を図1〜図5に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態係るデスク装置1を示す斜視図である。図2は、デスク装置1を示す平面図である。
図1、図2に示すように、デスク装置1は、執務室の床面Fに設置されている。デスク装置1は、複数の支持体3〜5と、複数のビーム7と、複数の天板11〜14と、複数の配線収容体16とを備えている。
複数の支持体3〜5として、左側板3と、右側板4と、中央脚部5とを備えている。左側板3、右側板4および中央脚部5は、床面F上に左右方向へ離間して立設されている。左側板3、右側板4および中央脚部5に複数の天板11〜14が支持されている。
左側板3は、側面視矩形状に形成され、デスク装置1の左側に設けられている。左側板3の上部3aに、複数の天板11〜14のうち前後一対の左側天板11,12の左端部11a,12aが支えられている。
右側板4は、左側板3と同様に側面視矩形状に形成され、デスク装置1の右側に立設されている。右側板4の上部4aに、複数の天板11〜14のうち前後一対の右側天板13,14の右端部13a,14aが支えられている。
中央脚部5は、側面視T字状に形成され、デスク装置1の左右方向の中央に立設されている。中央脚部5の上部5aのうち左側部に、前後一対の左側天板11,12の右端部11b,12bが支えられている。中央脚部5の上部5aのうち右側部に、前後一対の右側天板13,14の左端部13b,14bが支えられている。
左側板3の上部3aおよび中央脚部5の上部5aが、複数のビーム7のうち、デスク装置1の左側に配置された一対のビーム7で連結されている。左側に配置された一対のビーム7は、前後方向に所定間隔L1をおいて左右方向に延びている。一対のビーム7間に複数の連結部21が左右方向に間隔をおいて配置されている。
また、右側板4の上部4aおよび中央脚部5の上部5aが、複数のビーム7のうち、デスク装置1の右側に配置された一対のビーム7で連結されている。右側に配置された一対のビーム7(図示せず)は、左側に配置された一対のビーム7と同様に、前後方向に所定間隔L1をおいて左右方向に延びている。一対のビーム7間に複数の連結部21(図示せず)が左右方向に間隔をおいて配置されている。
すなわち、左側板3、右側板4および中央脚部5は、複数のビーム7で一体に連結されている。
左側板3、右側板4および中央脚部5に複数の天板11〜14が架設されている。すなわち、複数の天板11〜14は、デスク装置1の左側に配置される前後一対の左側天板11,12と、デスク装置1の右側に配置される前後一対の右側天板13,14とを備えている。
以下、前後一対の左側天板11,12を第1、第2の天板11,12として説明し、前後一対の右側天板13,14を第3、第4の天板13,14として説明する。また、第1、第2の天板11,12は、第3、第4の天板13,14と左右対称に構成されており、以下、第1、第2の天板11,12について詳しく説明して、第3、第4の天板13,14の詳しい説明を省略する。
第1、第2の天板11,12は、デスク装置1の左側に、前後方向に所定間隔L1をおいて離間された状態で配置されている。第3、第4の天板13,14は、デスク装置1の右側に、前後方向に所定間隔L1をおいて離間された状態で配置されている。
すなわち、第1、第2の天板11,12および第3、第4の天板13,14は、一対のビーム7と同様に、前後方向に所定間隔L1をおいて配置されている。
第1、第2の天板11,12は、左側板3の上部3aと中央脚部5の上部5aとの間に架設されている。具体的には、第1の天板11は、左端部11aが左側板3の上部3aに載置され、右端部11bが中央脚部5の上部5aに載置されている。さらに、第1の天板11は、前端部11cがビーム7の上部7aに載置されている。
第2の天板12は、第1の天板11に対して前方へ所定間隔L1をおいて配置されている。第2の天板12は、左側板3の上部3aと中央脚部5の上部5aとの間に架設されている。具体的には、第2の天板12は、第1の天板11と同様に、左側板3の上部3a、中央脚部5の上部5aおよびビーム7の上部7aに載置されている。さらに、第2の天板12は、後端部12cがビーム7の上部7aに載置されている。
第1、第2の天板11,12が前後方向に所定間隔L1おいて配置されることにより、第1、第2の天板11,12の前後方向の中央に配線挿通空間23(図5参照)が形成されている。配線挿通空間23は平面視矩形状に形成されている。
また、第3の天板13は、右側板4の上部4aと中央脚部5の上部5aとの間に架設されている。具体的には、第3の天板13は、右端部13aが右側板4の上部4aに載置され、左端部13bが中央脚部5の上部5aに載置されている。さらに、第3の天板13は、後端部13cがビーム7の上部7aに載置されている。
第4の天板14は、第3の天板13に対して前方へ所定間隔L1をおいて配置されている。第4の天板14は、右側板4の上部4aと中央脚部5の上部5aとの間に架設されている。具体的には、第4の天板14は、第3の天板13と同様に、右側板4の上部4a、中央脚部5の上部5aおよびビーム7の上部7aに載置されている。
第3、第4の天板13,14が前後方向に所定間隔L1おいて配置されることにより、第3、第4の天板13,14の前後方向の中央に配線挿通空間23(図示せず)が形成されている。配線挿通空間23は平面視矩形状に形成されている。
このように、第1、第2の天板11,12の前後方向の中央に配線挿通空間23が形成され、第3、第4の天板13,14の前後方向の中央に配線挿通空間23が形成されている。また、左側の配線挿通空間23には、複数の配線収容体16のうち第1、第2の配線収容体16が隣接して左右方向に延びるように配置されている。さらに、右側の配線挿通空間23には、複数の配線収容体16のうち第3、第4の配線収容体16が隣接して左右方向に延びるように配線収容体16が配置されている。
第1〜第4の配線収容体16は各々同様に構成されており、以下、第1の配線収容体16を配線収容体16として詳しく説明して第2〜第4の配線収容体16の詳しい説明を省略する。
図3は、デスク装置1を示す側面図である。図4は、デスク装置1の配線収容体16を示す分解斜視図である。
図3、図4に示すように、配線収容体16は、配線支持体31と、配線カバー32とを備えている。配線支持体31は、第1の天板11および第2の天板12間の配線挿通空間23に配置されている。配線支持体31は、例えば金属製の平板を折り曲げて形成されている。配線支持体31は、配線トレー35と、左側取付部36と、右側取付部37とを備えている。
配線トレー35は、水平に配置されたトレー底部41と、トレー底部41の前辺から立ち上げられたトレー前壁42と、トレー底部41の後辺から立ち上げられたトレー後壁43とを有する。トレー底部41は、平面視において矩形状に形成されている。
また、トレー底部41、トレー前壁42、およびトレー後壁43で配線トレー35が断面U字状(図5も参照)に形成されている。
左側取付部36は、左側板3の上部3a寄りの連結部21に載置可能に形成され、左取付穴45を有する。上部3a寄りの連結部21にボルト46が差し込まれ、差し込まれたボルト46が連結部21にねじ結合される。よって、上部3a中央寄りの連結部21に左側取付部36が取り付けられる。
右側取付部37は、第1、第2の天板11,12の左右方向中央の連結部21に載置可能に形成され、右取付穴47を有する。右取付穴47にボルト48が差し込まれ、差し込まれたボルト48が連結部21にねじ結合される。よって、第1、第2の天板11,12の左右方向中央の連結部21に右側取付部37が取り付けられる。
これにより、配線支持体31が配線挿通空間23に配置された状態に支持される。この状態において、配線支持体31のトレー底部41が配線挿通空間23において水平に配置される。
図5は、配線収容体16を示す断面図である。
図4、図5に示すように、トレー底部41の上面41aに配線接続部51が支持されている。配線接続部51としては、例えばテーブルタップ(電源タップ)52やLANポート(Local Area Network)53等が挙げられる。
すなわち、トレー底部41の上面41aには、テーブルタップ52やLANポート53等が載置されている。テーブルタップ52やLANポート53等は、トレー底部41の上面41aに磁着されている。よって、テーブルタップ52やLANポート53等をトレー底部41の上面41aに安定的に支持することができる。
よって、例えば、図1に示すパーソナルコンピュータ54のコンセント55(ケーブル端子)によるテーブルタップ51の差込口56への差込、抜取作業を容易にできる。これにより、テーブルタップ51の使用時の使い勝手を良好なものとすることができる。
図4、図5に戻って、テーブルタップ51と同様に、LANポート53の差込口57へのLANケーブル(ケーブル端子)の差込、抜取作業を容易にでき、LANポート53の使い勝手を良好なものとすることができる。
さらに、配線支持体31にテーブルタップ52やLANポート53が磁着されている。よって、デスク装置1に市販のテーブルタップ52やLANポート53を採用することが可能になる。これにより、デスク装置1に専用のテーブルタップやLANポートを備える必要がなく、デスク装置1のコストを抑えることができる。
テーブルタップ52は、タップ底部61、タップ外周壁62、タップ上面(上面)63で外形の断面が矩形状に形成されている。また、テーブルタップ52は、例えば、平面視において、タップ外周壁62の外周形状が矩形状に形成されている。
タップ底部61には磁石68が設けられている。タップ底部61の磁石68でテーブルタップ52がトレー底部41の上面41aに磁着されている。
また、タップ外周壁62とタップ上面63との交差部にタップ湾曲部65が形成されている。タップ外周壁62の上端部62aに対して、第1の天板11の上面11dや、第2の天板12の上面12dが同じ高さに配置されている。
よって、タップ上面63は、第1の天板11の上面11dや、第2の天板12の上面12dに対して僅かに上方に突出して配置される。この状態を、第1の天板11の上面11dおよび第2の天板12の上面12dに対してタップ上面63が面一に配置されている状態とする。その他の例として、第1の天板11の上面11dや、第2の天板12の上面12dに対してタップ上面63を平坦に配置してもよい。
タップ上面63には複数の差込口56が設けられている。各々の差込口56にコンセント55(図1参照)が差し込まれる。
ここで、第1の天板11の上面11dおよび第2の天板12の上面12dに対してタップ上面63を面一に配置することにより、テーブルタップ52を執務者10(図1参照)に近づけることができる。これにより、テーブルタップ52の配線挿通作業を良好におこなうことができる。さらに、テーブルタップ52の差込口56へのコンセントの抜き差し等の作業性を良好にできる。
LANポート53は、トレー底部41の取付口41bに差し込まれた状態で、トレー底部41に取り付けられている。LANポート53は、例えば、ポート底部71、ポート外周壁72、ポート上面(上面)73で外形の断面が矩形状に形成されている。また、LANポート53は、例えば、平面視において、ポート外周壁72の外周形状が矩形状に形成されている。
さらに、ポート外周壁72とポート上面73との交差部にポート湾曲部が形成されている。ポート外周壁72の上端部に対して、第1の天板11の上面11dや、第2の天板12の上面12dが同じ高さに配置されている。
よって、ポート上面73は、タップ上面63と同様に、第1の天板11の上面11dや、第2の天板12の上面12dに対して僅かに上方に突出して配置される。この状態を、第1の天板11の上面11dおよび第2の天板12の上面12dに対してポート上面73が面一に配置されている状態とする。その他の例として、第1の天板11の上面11dや、第2の天板12の上面12dに対してポート上面73を平坦に配置してもよい。
ポート上面73には複数の差込口57が設けられている。差込口56にLANケーブルが差し込まれる。ここで、第1の天板11の上面11dおよび第2の天板12の上面12dに対してポート上面73を面一に配置することにより、LANポート53を執務者10(図1参照)に近づけることができる。
これにより、LANポート53の配線挿通作業を良好におこなうことができる。さらに、LANポート53の差込口57へのコンセントの抜き差し等の作業性を良好にできる。
配線支持体31には配線カバー32が支持されている。配線カバー32は、カバー上面76と、カバー周壁部77と、固定手段78とを備えている。
カバー上面76は、トレー底部41と同様に、平面視において外形が矩形状に形成されている。カバー上面76は、第1、第2の挿通空間部(挿通空間部)91,92を有する。
第1挿通空間部91は、カバー上面76のうち、テーブルタップ52のタップ上面63に対応する部位において、カバー上面76に対して交差するように上下方向を向いて開口されている。第1挿通空間部91は、テーブルタップ52のタップ外周壁62と同様に矩形状に形成されている。
また、第1挿通空間部91は、周縁形状がテーブルタップ52の外周形状と補形をなしている。すなわち、第1挿通空間部91は、テーブルタップ52のタップ外周壁62に沿って周縁91aが互いに補うように相補形に形成されている。よって、テーブルタップ52のタップ上面63のみを第1挿通空間部91から外部に露出させて、テーブルタップ52の他の部位を配線カバー32で覆うことができる。
これにより、テーブルタップ52をデスク装置1にあたかも組み込んだように見せることができ、デスク装置1の使用時における体裁を良好なものとすることができる。
第2挿通空間部92は、カバー上面76のうち、LANポート53のポート上面73に対応する部位において、カバー上面76に対して交差するように上下方向を向いて開口されている。第2挿通空間部92は、LANポート53と同様に矩形状に形成されている。
また、第2挿通空間部92は、周縁形状がLANポート53の外周形状と補形をなしている。すなわち、第2挿通空間部92は、LANポート53のポート外周壁72に沿って周縁92aが互いに補うように相補形に形成されている。LANポート53のポート上面73のみを第2挿通空間部92から外部に露出させて、LANポート53の他の部位を配線カバー32で覆うことができる。
これにより、LANポート53をデスク装置1にあたかも組み込んだように見せることができ、デスク装置1の使用時における体裁を良好なものとすることができる。
カバー上面76の外周縁にカバー周壁部77が形成されている。カバー周壁部77は、カバー上面76の外周縁に沿って矩形枠状に形成されている。これにより、カバー周壁部77でカバー上面76が補強されている。カバー周壁部77に固定手段78が設けられている。
固定手段78は、前段部94と、前固定壁95と、後段部96と、後固定壁97とを備えている。
前段部94は、カバー周壁部77の前壁77aの下端部に、配線カバー32の内側に向けて凹むように形成されている。前固定壁95は、前段部94の下端部から、配線トレー35のトレー前壁42に沿って下方に向けて張り出されている。
後段部96は、カバー周壁部77の後壁77bの下端部に、配線カバー32の内側に向けて凹むように形成されている。後固定壁97は、後段部96の下端部から、配線トレー35のトレー後壁43に沿って下方に向けて張り出されている。
前固定壁95および後固定壁97が、トレー前壁42およびトレー後壁43に沿って下方に差し込まれる。前段部94および後段部96が、トレー前壁42の上端部42aおよびトレー後壁43の上端部43aに当接する。
これにより、配線カバー32が配線支持体31に対して着脱可能に嵌合されることにより固定される。配線支持体31は、デスク装置1の連結部21に取り付けられている。よって、配線カバー32は、デスク装置1に対して配線支持体31を介して着脱可能に固定される。
配線カバー32の固定手段78が配線支持体31に嵌合されることにより、カバー上面76が第1の天板11の上面11dおよび第2の天板12の上面12dに対して面一になるように配置される。
ここで、第1の天板11の上面11d、第2の天板12の上面12dに対してタップ上面63やポート上面73が僅かに上方に突出して配置されている。よって、カバー上面76は、タップ上面63やポート上面73に対して僅かに下方に配置されている。
この状態を、カバー上面76に対してタップ上面63やポート上面73が面一に配置されている状態とする。その他の例として、カバー上面76に対してタップ上面63を平坦に配置してもよい。
これにより、タップ上面63、ポート上面73およびカバー上面76は、第1の天板11の上面11dおよび第2の天板12の上面12dに対して面一に配置されている。よって、タップ上面63、ポート上面73およびカバー上面76を、第1の天板11の上面11dおよび第2の天板12の上面12dと同様に作業面として使用することが可能になる。これにより、デスク装置1の作業面を大きく確保でき、デスク装置1の使い勝手を良好なものとすることができる。
さらに、配線挿通空間23において、テーブルタップ52のタップ上面63やLANポート53のポート上面73を除いた空間(間隙)23aを配線カバー32で閉塞(覆うことが)できる。これにより、デスク装置1の使用時における体裁を良好なものとすることができる。
また、配線カバー32は、固定手段78で配線支持体31に着脱可能に固定されている。配線カバー32の第1挿通空間部91はテーブルタップ52と補形をなし、第2挿通空間部92LANポート53と補形をなしている。よって、テーブルタップ52やLANポート53を配線カバー32で安定的に支持できる。
これにより、テーブルタップ52の差込口56へのコンセントコネクタの差込、抜取作業や、LANポート53の差込口57へのLANケーブルの差込、抜取作業を容易にできる。したがって、テーブルタップ52やLANポート53の使い勝手を一層良好なものとすることができる。
以上、図面を参照して、本発明の実施形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、実施形態のデスク装置1では、配線支持体31のトレー前壁42およびトレー後壁43に沿って配線カバー32の固定手段78を差し込むことにより、配線カバー32を配線支持体31に着脱可能に固定する例について説明したが、これに限らない。その他の例として、例えば配線カバー32を配線支持体31にボルト等の締結部材で着脱可能に固定してもよい。
また、実施形態では、配線支持体31に配線カバー32を着脱可能に固定する例について説明したが、これに限らない。その他の例として、例えば配線カバー32を第1の天板11および第2の天板12に着脱可能に固定してもよい。
1 デスク装置
3 左側板(支持体)
3a 左側板の上部
4 右側板(支持体)
4a 右側板の上部
5 中央脚部(支持体)
5a 中央脚部の上部
11,12 第1、第2の天板(一対の天板)
11d,12d 第1、第2の天板の上面
13,14 第3、第4の天板(一対の天板)
23 配線挿通空間
23a 空間
31 配線支持体
32 配線カバー
51 配線接続部
52 テーブルタップ
53 LANポート
55 テーブルタップの差込口(差込口)
56 LANポートの差込口(差込口)
62 タップ外周壁(テーブルタップの外周形状)
63 タップ上面(上面)
68 磁石
72 ポート外周壁(LANポートの外周形状)
73 ポート上面(上面)
76 カバー上面
78 固定手段
91,92 第1、第2の挿通空間部(挿通空間部)
91a,92a 第1、第2の挿通空間部の周縁(挿通空間部の周縁形状)
F 床面

Claims (4)

  1. 床面上に左右方向へ離間して立設された一対の支持体と、
    前記一対の支持体の上部間に架設されるとともに、前後方向へ離間して配置されることにより前後方向の中央に配線挿通空間を形成する一対の天板と、
    前記一対の天板間の前記配線挿通空間に配置され、差込口を上面に有する配線接続部を前記上面が前記天板の上面に対して面一になるように支持可能な配線支持体と、
    前記天板の上面に対して面一になるように配置され、前記配線挿通空間において前記配線接続部を除いた空間を閉塞するカバー上面を有する配線カバーと、
    を備えることを特徴とするデスク装置。
  2. 前記カバー上面は、カバー上面に対して交差するように上下方向を向く挿通空間部が設けられており、前記挿通空間部の周縁形状が配線接続部の外周形状と補形をなしていることを特徴とする請求項1に記載のデスク装置。
  3. 前記配線支持体が金属で構成されており、前記配線支持体に前記配線接続部が磁着されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のデスク装置。
  4. 前記配線カバーは、前記デスク装置に対して着脱可能に固定する固定手段を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のデスク装置。
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