JPH063446A - 位置センサ - Google Patents

位置センサ

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Publication number
JPH063446A
JPH063446A JP16327892A JP16327892A JPH063446A JP H063446 A JPH063446 A JP H063446A JP 16327892 A JP16327892 A JP 16327892A JP 16327892 A JP16327892 A JP 16327892A JP H063446 A JPH063446 A JP H063446A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
signals
distance
transmitters
point
Prior art date
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Pending
Application number
JP16327892A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Katsumata
憲明 勝俣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP16327892A priority Critical patent/JPH063446A/ja
Publication of JPH063446A publication Critical patent/JPH063446A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 測定対象物の距離のみならず、方向をも測定
可能な位置センサを得ること。 【構成】 発振器1からの信号を直接送信する送信器1
aと、位相器2を介して位相のずれた信号を送信する送
信器2aとを所定距離をもって配置し、その中間に有す
る受信部3で対象物からの反射信号を受信して、CPU
7に入力する。CPU7で発振器1の出力信号の周期の
変化および位相器2の位相のずれの制御を行いまた、受
信器4よりの信号を読み出して対象物の位置を測定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は対象物の距離および方向
を探知する位置センサに関し、特に工業用ロボットおよ
び生産の自動化用FA機器に適する位置センサに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、測定しようとする対象物までの距
離を測定する方法として音波を発振し、その音波が対象
物に当って戻ってくるまでの時間を測定して、これを距
離に換算する方法が知られている。図12はかかる従来
の位置センサの説明図で、発振器100からの発振信号
をスピーカ101に入力して、スピーカ101から音波
を発振する。発振された信号は対象物102に当り、反
射してマイク103に入力され、受信器104で受信
し、該受信器104で、発信した音波が戻ってくるまで
の時間を測定し、この時間から距離を換算する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の方法では
対象物の距離は測定できるが、方向は探知できない。
【0004】そこで、本発明は、距離と方向を探知可能
な此の種の位置センサを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明における上記の課
題を解決するための手段は、所定間隔をもって少なくと
も2つの送信器を配置し、これら送信器を同一信号で互
に位相差をもったサーチ信号を出力するようになし、こ
れら両サーチ信号の干渉により、信号の強弱を作り出す
とともに、これらサーチ信号の位相差および信号の周期
を変えて信号の強め合う点を変化させ、この信号を受信
することで対象物までの距離および方向を探知する。
【0006】
【作用】対象物の距離を知る場合は、図5に示すように
発振器から短時間の発信出力を出する。この発信出力が
対象物から反射して戻る一定時間後の信号のみを受信器
で取り出す。受信器で受信する最初のピークが最大信号
点よりの反射波となり、この時間差αが距離を表わす。
【0007】また、対象物の位置を知るには、図8に示
すように2つの送信器の出力信号の位相および信号の周
期を変化させて信号の強度の最大点をずらし、このと
き、受信信号には複数の対象物よりの反射波が混るた
め、各反射波の時間差,強度より各対象物との位置を知
ることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面に示す一実施例に基づい
て説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例の構成図で、1は
発振器、1aは発振器1の発信信号を受けサーチ信号を
出力する送信器、2は位相器で、発振器1の発信信号の
位相をずらす。2aは位相器2で位相をずらしたサーチ
信号を出力する送信器、3は合成されたサーチ信号の反
射信号を受信する受信部で、受信した信号を受信器4に
入力する。5は入力ポート、6は出力ポートで夫々バス
Bを介してCPU7と接続され、入力ポート5は受信器
4よりの信号を入力してCPUにより読み出し可能と
し、また、出力ポート6は発振器1および位相器2の停
止等をCPU7により制御可能としている。8および9
はバスBに接続されたROMおよびRAMの記憶位置を
示している。
【0010】図2は図1の発振器1および位相器2の詳
細な回路説明図で、発振器1は位相差を持つ発振周波数
を得るため、ディジタル的な信号を発生させる。図2に
おいて、21,22はROM等の記憶装置で、これら記
憶装置21,22には信号のデータが入っており、外部
よりのカウンタ装置23の出力でアドレスをインクリメ
ントすることで信号を作り出すようにしている。このカ
ウンタ装置23には、基準クロックを変えるクロック切
換部KCを有し、スイッチSWを切換えることにより、
クロック1〜クロックNにより信号の周期を変化させる
ことができる。また、記憶装置22のアドレスには加算
器24により、オフセットが加えられ、これにより位相
のずれた信号を作り出している。記憶装置21および2
2のディジタル信号は夫々D/Aコンバータ25および
26によりアナログ化され、ローパスフィルタ27およ
び28で必要とする信号を作り出し、送信器1aおよび
2aに夫々出力する。29は送信器1aおよび2aの送
信を停めるための出力イネーブル回路で、その出力信号
は記憶装置21および加算器24に入力され、記憶装置
をディスエーブルすることで行う。
【0011】図3は図1の受信器4の詳細な回路説明図
で、受信部3から入力した受信入力信号は、増巾器31
で必要とするレベルまで増巾し、ローパスフィルタ32
で必要な信号を取り出し、これをA/Dコンバータ33
でディジタル化して入力ポート5およびバスBを介して
CPU7で読み込ませる。
【0012】次に、動作を説明する。
【0013】図4は本発明の動作原理の説明図で、送信
器1aと2aを距離L2離して設置し、夫々発振器1お
よび位相器2に接続した状態を示している。今、距離K
だけ離れた点で送信器1aと2aのサーチ信号の合成さ
れた信号強度を考えると、送信器1aと2aのサーチ信
号の位相差分tだけずれた点が同位相となり、信号強度
が最大となる。
【0014】同様に送信器1aと2aの距離差が、信号
の位相差を信号の伝搬時間に置き換えたときの距離の整
数倍となる点でも信号強度が強くなる。
【0015】よって、もし信号強度が最大の点に何等か
の対象物xがあった場合には、大きな反射波が生じるこ
とになる。
【0016】さらに、この信号の位相差を変化させるこ
とで信号強度の最大点をずらすことが可能となる。同様
に信号の周期を変えることでも信号強度の最大点をずら
すことができる。
【0017】以上のように送信器1aと2aの信号の位
相差および信号の周期を変化させることで信号の強度の
最大点をずらすことが可能となる。
【0018】次に対象物の位置を知る方法について説明
する。図5は発振器の発振出力と受信器の受信出力の関
係を示す波形図で、対象物の位置を知るためには、ま
ず、短時間発振する。これは連続だと複数の対象物の反
射波が入力するからである。図5において、受信入力の
最初のピークが最大信号点よりの反射波と考えられ、こ
の時間差αが距離を表わす。
【0019】また、受信信号には、複数の対象物よりの
反射波が混るため、各反射波の時間差,強度より各対象
物との位置を知る。
【0020】次に位置検出のためのアルゴリズムについ
て説明する。図6は本発明の位置検出のための説明図
で、Sは図1に示す本発明の位置センサを示す。また、
θは位相差によるサーチ信号の間隔、ψは周期の変化に
よる中心0よりの位置のずれを示している。
【0021】図6においては、等価的には位置センサS
より複数のサーチ用信号が出され、発振器の位相差およ
び周期を変えることが、等価的にサーチ信号の間隔θお
よび中心よりの位置のずれψを変化させることになる。
図7はそのアルゴリズムで、θおよびψを変化させて対
象物の位置を判定する。
【0022】具体的に図8に示すような対象物A,Bの
位置を測定する場合について説明すると、図8において
Lは対象物AおよびBまでの円形の検出距離を示し、こ
の距離Lを知るには、図5における発振器出力に対する
一定時間後の受信入力信号のみを取り出すことで、任意
の距離の対象物の反射波を得ることができる。さらに、
対象物AとBの位置を知るには図8(1),(2)に示
すように、発振周波数の周期を変化して中心よりの位置
のずれψを変えることで対象物A,Bの反射波を得るこ
とができる。
【0023】図9は、CPUでの処理方法を示したもの
で、A1〜Anのように各点のマトリスクを作り、図10
に示すようにセンサ波の間隔をずらし、各マトリスクを
サーチする。このとき、各マトリスクの各サーチ点の信
号強度を、各マトリクスに加算する。図10では○印が
検出点であり、これを移動して各マトリスクをサーチす
ることでセンサよりLなる点での対象物の位置を知るこ
とができる。
【0024】図11は本発明を三次元の位置測定に適用
する場合の説明図で、送信器1a,2a,3aを正三角
形に配置することで三次元の対象物への対応が可能とな
る。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上のように、対象物の距離と
方向の位置を探知することができ、しかも、この対象物
の位置をCPUで電子的に算出することが可能であり、
高速で信頼性の高い位置センサが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成図
【図2】本発明の一実施例の発振器および位相器の構成
【図3】本発明の一実施例の受信器の構成図
【図4】本発明の原理説明図
【図5】本発明の動作説明用波形図
【図6】本発明の動作説明図
【図7】本発明の一実施例のフローチャート
【図8】本発明の動作説明図
【図9】本発明の処理方法の説明図
【図10】本発明の処理方法の説明図
【図11】本発明の三次元への応用の説明図
【図12】従来の位置センサの原理図
【符号の説明】
1…発振器 2…位相器 1a,2a…送信器 3…受信部 4…受信器 5…入力ポート 6…出力ポート 7…CPU 8,9…記憶装置 B…バス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔をもって少なくとも2つの送信
    器を配置し、これら送信器を同一信号で互に位相差をも
    ったサーチ信号を出力するようになし、これら両サーチ
    信号の干渉により、信号の強弱を作り出すとともに、こ
    れらサーチ信号の位相差および信号の周期を変えて信号
    の強め合う点を変化させ、この信号を受信することで対
    象物までの距離および方向を探知することを特徴とする
    位置センサ。
JP16327892A 1992-06-23 1992-06-23 位置センサ Pending JPH063446A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16327892A JPH063446A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 位置センサ

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JP16327892A JPH063446A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 位置センサ

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JPH063446A true JPH063446A (ja) 1994-01-11

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ID=15770778

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JP16327892A Pending JPH063446A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 位置センサ

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1544781A2 (en) * 2003-12-18 2005-06-22 Fujitsu Limited Tag reading method and apparatus
KR100542257B1 (ko) * 1998-10-15 2006-03-23 주식회사 에스원 펄스형태의 음파를 이용한 데이터 통신 방법및 장치ㅛ
US9200360B2 (en) 2009-04-28 2015-12-01 Kobe Steel, Ltd. Arc evaporation source and film forming method using the same
US9266180B2 (en) 2010-06-23 2016-02-23 Kobe Steel, Ltd. Arc evaporation source having fast film-forming speed, coating film manufacturing method and film formation apparatus using the arc evaporation source
US9269545B2 (en) 2007-04-17 2016-02-23 Oerlikon Surface Solutions Ag, Truebbach Vacuum arc vaporisation source and also a vacuum arc vaporisation chamber with a vacuum arc vaporisation source

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