JPH0634430Y2 - ローディングショベルのバケット自動制御装置 - Google Patents
ローディングショベルのバケット自動制御装置Info
- Publication number
- JPH0634430Y2 JPH0634430Y2 JP19805487U JP19805487U JPH0634430Y2 JP H0634430 Y2 JPH0634430 Y2 JP H0634430Y2 JP 19805487 U JP19805487 U JP 19805487U JP 19805487 U JP19805487 U JP 19805487U JP H0634430 Y2 JPH0634430 Y2 JP H0634430Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bucket
- cylinder
- signal
- control device
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Operation Control Of Excavators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は建設工事で土石等の積込に使用されるローデ
ィングショベルのバケットの操作に関するもので、詳し
くはフロントバケットとリヤーバケットの二つに分れて
いるバケットの操作を一部人手によらず自動化して作業
をやり易くした自動制御装置に関する。
ィングショベルのバケットの操作に関するもので、詳し
くはフロントバケットとリヤーバケットの二つに分れて
いるバケットの操作を一部人手によらず自動化して作業
をやり易くした自動制御装置に関する。
(従来の技術) 従来の技術を第3図ないし第5図に示す。
第3図はローディングショベルの全体側面図、第4図は
同じく平面図、第5図はバケットの操作部分の油圧回路
図である。
同じく平面図、第5図はバケットの操作部分の油圧回路
図である。
第3図においてaは車体で走行装置fの上に旋回軸f1の
廻りに回転可能に装着されている。dはブームで下端は
車体の一部にピンj1により枢着されており一端を車体a
に他端をブームdに枢着された油圧シリンダc1により俯
仰できる。
廻りに回転可能に装着されている。dはブームで下端は
車体の一部にピンj1により枢着されており一端を車体a
に他端をブームdに枢着された油圧シリンダc1により俯
仰できる。
eはアームで一端はピンj2でブームdに枢着され、一端
をブームに、他端をアームにそれぞれ枢着された油圧シ
リンダc2によって揺動可能である。
をブームに、他端をアームにそれぞれ枢着された油圧シ
リンダc2によって揺動可能である。
drはリヤーバケットでピンj4によりアームの端部に枢着
されその下部にはリンクl2の一端がピンj5で枢着されて
いる。c3はバケットシリンダで一端はピンi3によりブー
ムと、他端つまりピストンロッドg3の先端はリンクl2お
よびリンクl1と共にピンi6で枢着されている。なおリン
クl1の他端はアームの一部に枢着されている。
されその下部にはリンクl2の一端がピンj5で枢着されて
いる。c3はバケットシリンダで一端はピンi3によりブー
ムと、他端つまりピストンロッドg3の先端はリンクl2お
よびリンクl1と共にピンi6で枢着されている。なおリン
クl1の他端はアームの一部に枢着されている。
bfはフロントバケットでピンj7でリヤーバケットbrと枢
着されておりリヤーバケットにピンi4で一端を枢着され
たボトムシリンダc4の他端がi5でフロントバケットに枢
着し、ボトムシリンダc4の伸縮によりフロントバケット
bfの開閉が行なわれる構造である。
着されておりリヤーバケットにピンi4で一端を枢着され
たボトムシリンダc4の他端がi5でフロントバケットに枢
着し、ボトムシリンダc4の伸縮によりフロントバケット
bfの開閉が行なわれる構造である。
土石類を積込むときはボトムシリンダc4は伸びた状態
で、フロントバケットbrとリヤーバケットbfは一体のバ
ケットとなり、バケットシリンダc3のピストンロッドg3
は縮められる。またバケット内に積込まれた土石をダン
プトラックのベッセルに放出するときはボトムシリンダ
c4を縮めることによりフロントバケットは第3図図示の
ように開き土石を放出する。第5図はバケットシリンダ
c3およびボトムシリンダc4によるフロントバケットおよ
びリヤーバケットの操作部分の油圧回路図である。
で、フロントバケットbrとリヤーバケットbfは一体のバ
ケットとなり、バケットシリンダc3のピストンロッドg3
は縮められる。またバケット内に積込まれた土石をダン
プトラックのベッセルに放出するときはボトムシリンダ
c4を縮めることによりフロントバケットは第3図図示の
ように開き土石を放出する。第5図はバケットシリンダ
c3およびボトムシリンダc4によるフロントバケットおよ
びリヤーバケットの操作部分の油圧回路図である。
p1はパイロット操作用低圧ポンプ、p2はシリンダ加圧用
高圧ポンプ、m1は方向制御弁v1操作用の圧力比例弁、m2
は方向制御弁v2操作用圧力比例弁である。
高圧ポンプ、m1は方向制御弁v1操作用の圧力比例弁、m2
は方向制御弁v2操作用圧力比例弁である。
n1はレバーでパイロット圧の出力方向をも制御しqa方向
に倒せば配管saにパイロット圧を送り、qb方向に倒せば
配管sbにパイロット圧を送ってv1を操作し、ボトムシリ
ンダc4を操作できる。n2はn1と同様のレバーでバケット
シリンダc3を操作できる。なお、kは共通の戻り管路、
tは作動油タンクである。
に倒せば配管saにパイロット圧を送り、qb方向に倒せば
配管sbにパイロット圧を送ってv1を操作し、ボトムシリ
ンダc4を操作できる。n2はn1と同様のレバーでバケット
シリンダc3を操作できる。なお、kは共通の戻り管路、
tは作動油タンクである。
(考案が解決しようとする問題点) 通常この種のローディングショベルではフロントバケッ
トとリヤーバケットを一体にし、フロントバケットの底
面をほぼ水平とし主にアームを運転席に近づけた状態か
ら前方に押しやって土石を掬い込んだ後、ブームを上げ
て放出高さまでバケットを上げた後ボトムシリンダを操
作してフロントバケットを開き一部土石の放出をはじ
め、さらにバケットシリンダのピストンロッドを縮めて
土石を完全に放出する。
トとリヤーバケットを一体にし、フロントバケットの底
面をほぼ水平とし主にアームを運転席に近づけた状態か
ら前方に押しやって土石を掬い込んだ後、ブームを上げ
て放出高さまでバケットを上げた後ボトムシリンダを操
作してフロントバケットを開き一部土石の放出をはじ
め、さらにバケットシリンダのピストンロッドを縮めて
土石を完全に放出する。
放出を完了すると、ブームを下げながら車体を旋回した
後ボトムシリンダを操作してフロントバケットを閉じて
ゆく。さらにバケットシリンダを操作してフロントバケ
ットの底面を水平に戻しかつアームを引き寄せて次の掬
い込みの姿勢を作るがこれらの操作はすべて運転者か手
動で行なうため操作頻度が多く煩雑で、殊に未熟な運転
者では操作時間が長くなり作業能率が悪いという問題点
があった。
後ボトムシリンダを操作してフロントバケットを閉じて
ゆく。さらにバケットシリンダを操作してフロントバケ
ットの底面を水平に戻しかつアームを引き寄せて次の掬
い込みの姿勢を作るがこれらの操作はすべて運転者か手
動で行なうため操作頻度が多く煩雑で、殊に未熟な運転
者では操作時間が長くなり作業能率が悪いという問題点
があった。
(問題点を解決するための手段及び作用) この考案は上記問題点に鑑みなされたものであって、電
気信号を出す一対のノブとこの信号を受けて電磁弁に送
る信号を制御するコントローラを備え、フロントバケッ
トを開とする信号に対してはチェック弁を有する絞りを
設けてリヤーバケットをダンプさせるバケットシリンダ
を同時に自動的に操作させ、またフロントバケットを閉
とする信号に対してはボトムシリンダの加圧回路の一部
に圧力スイッチを設けて圧力を検出しバケットシリンダ
をさらに自動的に縮めて次の積込み作業の態勢に入れる
ようにしたことを特徴とするローディングショベルのバ
ケット自動制御装置である。
気信号を出す一対のノブとこの信号を受けて電磁弁に送
る信号を制御するコントローラを備え、フロントバケッ
トを開とする信号に対してはチェック弁を有する絞りを
設けてリヤーバケットをダンプさせるバケットシリンダ
を同時に自動的に操作させ、またフロントバケットを閉
とする信号に対してはボトムシリンダの加圧回路の一部
に圧力スイッチを設けて圧力を検出しバケットシリンダ
をさらに自動的に縮めて次の積込み作業の態勢に入れる
ようにしたことを特徴とするローディングショベルのバ
ケット自動制御装置である。
かかる構成により、前記手動操作のうち放出時のバケッ
トシリンダのピストンロッドを縮める操作および車体旋
回後フロントバケットを閉じる操作を自動化することが
できるので、初心者でも作業能率が向上する。
トシリンダのピストンロッドを縮める操作および車体旋
回後フロントバケットを閉じる操作を自動化することが
できるので、初心者でも作業能率が向上する。
(実施例) つぎにこの考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの考案に基づく油圧回路および電気回路図を
示す。
示す。
1はボトムシリンダ、2はバケットシリンダ、3はパイ
ロット操作用低圧ポンプ、4はシリンダ加圧用高圧ポン
プ、5は作動油タンクである。
ロット操作用低圧ポンプ、4はシリンダ加圧用高圧ポン
プ、5は作動油タンクである。
さらに6はバケットシリンダ用方向制御弁、7はボトム
シリンダ用方向制御弁、8はボトムシリンダ用の電磁弁
である。
シリンダ用方向制御弁、8はボトムシリンダ用の電磁弁
である。
また11は方向制御弁6を手動操作する圧力比例弁で、12
はレバー、このレバーを矢印13の方向に倒せばパイロッ
ト油圧は配管15へ伝わり、また矢印14の方向に倒せば配
管16へパイロット油圧が伝わって方向制御弁6を操作す
る。
はレバー、このレバーを矢印13の方向に倒せばパイロッ
ト油圧は配管15へ伝わり、また矢印14の方向に倒せば配
管16へパイロット油圧が伝わって方向制御弁6を操作す
る。
さらに21は圧力スイッチ、22はコントローラ、24、27は
ボタンスイッチで23、26はそれぞれのノブである。
ボタンスイッチで23、26はそれぞれのノブである。
23のノブを押して“ON"にするとコントローラ22は配線2
5に信号を送り、シリンダ1を伸ばしフロントバケット
を閉じる方向に働く。なお、ノブ23は“ON"にした後、
指を放しても信号は出し続ける。シリンダ1のピストン
ロッドが伸びてフロントバケットが閉じ切るとシリンダ
のボトム圧は上昇し圧力スイッチ21が“ON"となりフロ
ントバケットを閉じる信号は停止する。
5に信号を送り、シリンダ1を伸ばしフロントバケット
を閉じる方向に働く。なお、ノブ23は“ON"にした後、
指を放しても信号は出し続ける。シリンダ1のピストン
ロッドが伸びてフロントバケットが閉じ切るとシリンダ
のボトム圧は上昇し圧力スイッチ21が“ON"となりフロ
ントバケットを閉じる信号は停止する。
26のノブを押すことによりその信号は配線29により電磁
弁8および方向制御弁7はボトムシリンダが縮む方向に
働くと同時に電磁弁8からのパイロット圧はチェック弁
を有する絞り17により方向制御弁6にも伝わりバケット
シリンダ2を縮める方向、つまりリヤーバケットがダン
プする方向に働く、第2図は運転席におけるボタンスイ
ッチの配置を示す立体図である。
弁8および方向制御弁7はボトムシリンダが縮む方向に
働くと同時に電磁弁8からのパイロット圧はチェック弁
を有する絞り17により方向制御弁6にも伝わりバケット
シリンダ2を縮める方向、つまりリヤーバケットがダン
プする方向に働く、第2図は運転席におけるボタンスイ
ッチの配置を示す立体図である。
(考案の効果) この考案は上述したようにして成るので、従来の技術で
はすべての操作が手動であったものを、コントローラと
ボタンスイッチおよび電磁弁などを組合わせてフロント
バケットの操作およびバケットシリンダの操作を自動化
したことは運転操作を容易にし、初心者の運転効率を高
める点でその実用価値は極めて高いものである。
はすべての操作が手動であったものを、コントローラと
ボタンスイッチおよび電磁弁などを組合わせてフロント
バケットの操作およびバケットシリンダの操作を自動化
したことは運転操作を容易にし、初心者の運転効率を高
める点でその実用価値は極めて高いものである。
第1図はこの考案実施例の油圧回路および電気回路図、
第2図は操作用のボタンスイッチの運転席付近における
配置の立体図、第3図〜第5図は従来の技術を示すもの
で、とくに第3図はローディングショベルの全体側面
図、第4図は同じく平面図、第5図は従来技術の油圧回
路図である。 23、26……一対のノブ、8……電磁弁 22……コントローラ 17……チェック弁を有する絞り 21……圧力スイッチ 1……ボトムシリンダ 2……ダンプシリンダ
第2図は操作用のボタンスイッチの運転席付近における
配置の立体図、第3図〜第5図は従来の技術を示すもの
で、とくに第3図はローディングショベルの全体側面
図、第4図は同じく平面図、第5図は従来技術の油圧回
路図である。 23、26……一対のノブ、8……電磁弁 22……コントローラ 17……チェック弁を有する絞り 21……圧力スイッチ 1……ボトムシリンダ 2……ダンプシリンダ
Claims (1)
- 【請求項1】リヤーバケットに取付けられたボトムシリ
ンダにより開閉されるフロントバケット装置とリヤーバ
ケットをダンプさせるバケットシリンダとから成るロー
ディングショベルのバケット操縦装置において、電気信
号を出す一対のノブとこの信号を受けて電磁弁に送る信
号を制御するコントローラを備え、フロントバケットを
開とする信号に対してはチェック弁を有する絞りを設け
てリヤーバケットをダンプさせるバケットシリンダを同
時に自動的に操作させ、またフロントバケットを閉とす
る信号に対してはボトムシリンダの加圧回路の一部に圧
力スイッチを設けて圧力を検出しバケットシリンダをさ
らに自動的に縮めて次の積込み作業の態勢に入れるよう
にしたことを特徴とするローディングショベルのバケッ
ト自動制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19805487U JPH0634430Y2 (ja) | 1987-12-26 | 1987-12-26 | ローディングショベルのバケット自動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19805487U JPH0634430Y2 (ja) | 1987-12-26 | 1987-12-26 | ローディングショベルのバケット自動制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01102244U JPH01102244U (ja) | 1989-07-10 |
JPH0634430Y2 true JPH0634430Y2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=31488579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19805487U Expired - Lifetime JPH0634430Y2 (ja) | 1987-12-26 | 1987-12-26 | ローディングショベルのバケット自動制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0634430Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-12-26 JP JP19805487U patent/JPH0634430Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01102244U (ja) | 1989-07-10 |
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