JP2546294B2 - ローダの操作装置 - Google Patents
ローダの操作装置Info
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- JP2546294B2 JP2546294B2 JP62255630A JP25563087A JP2546294B2 JP 2546294 B2 JP2546294 B2 JP 2546294B2 JP 62255630 A JP62255630 A JP 62255630A JP 25563087 A JP25563087 A JP 25563087A JP 2546294 B2 JP2546294 B2 JP 2546294B2
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- Japan
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- loader arm
- shovel
- lowering
- loader
- lever
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F3/00—Dredgers; Soil-shifting machines
- E02F3/04—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
- E02F3/28—Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
- E02F3/36—Component parts
- E02F3/42—Drives for dippers, buckets, dipper-arms or bucket-arms
- E02F3/43—Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations
- E02F3/431—Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations for bucket-arms, front-end loaders, dumpers or the like
- E02F3/432—Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations for bucket-arms, front-end loaders, dumpers or the like for keeping the bucket in a predetermined position or attitude
- E02F3/433—Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations for bucket-arms, front-end loaders, dumpers or the like for keeping the bucket in a predetermined position or attitude horizontal, e.g. self-levelling
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Operation Control Of Excavators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、トラクタに装着するローダの操作装置に
関する。
関する。
従来の技術、および発明が解決しようとする問題点 車体に対してローダアームを昇降させながら、このロ
ーダアーム先端のショベルで走行地面の土砂や肥料等の
荷物を掬い取移転するローダにあっては、ショベルの下
降位置を操縦者の操作間隔で操作すると、一定の位置に
決り難いことがあり、掬込作業の均一性を維持し難い。
とくにショベルを地面上ぎりぎりの位置に下降させた
り、掬取後の地面を平坦面に形成したいことがある。
ーダアーム先端のショベルで走行地面の土砂や肥料等の
荷物を掬い取移転するローダにあっては、ショベルの下
降位置を操縦者の操作間隔で操作すると、一定の位置に
決り難いことがあり、掬込作業の均一性を維持し難い。
とくにショベルを地面上ぎりぎりの位置に下降させた
り、掬取後の地面を平坦面に形成したいことがある。
問題点を解決するための手段 この発明は、トラクタ車体(1)の前方へ突出してこ
の車体(1)に対して昇降するローダアーム(2)の制
御装置に、このローダアーム(2)を上昇、下降させる
ためにポジションレバー19である第一手段と上昇操作ス
イッチ釦9及び下降操作スイッチ釦21から成る第二手段
を並設し、この第二手段で操作する操作スイッチ3,4の
うち、操作スイッチ4による下降操作時の下限位置を設
定する下限位置設定器5を設けてなるローダの操作装置
の構成とする。
の車体(1)に対して昇降するローダアーム(2)の制
御装置に、このローダアーム(2)を上昇、下降させる
ためにポジションレバー19である第一手段と上昇操作ス
イッチ釦9及び下降操作スイッチ釦21から成る第二手段
を並設し、この第二手段で操作する操作スイッチ3,4の
うち、操作スイッチ4による下降操作時の下限位置を設
定する下限位置設定器5を設けてなるローダの操作装置
の構成とする。
発明の作用、および効果 この発明は、作業に応じて操作性を向上させようとす
るものであって、ローダアーム2の上昇と下降を操作制
御するために、手動レバーである第一手段とスイッチ釦
である第二手段の二系統の昇降操作具を並設しているの
で、作業に応じて使いわけができる。
るものであって、ローダアーム2の上昇と下降を操作制
御するために、手動レバーである第一手段とスイッチ釦
である第二手段の二系統の昇降操作具を並設しているの
で、作業に応じて使いわけができる。
即ち、第一手段のポジションレバー19の操作時には従
来装置と同様に、ポジションレバー19の操作作動後の位
置と比例した位置にローダアーム2の昇降角度を目で見
ながら操作できるから、例えば、自動で設定しているロ
ーダアーム2の昇降位置範囲が狭隘場所作業や急傾斜地
等の環境により他物接当の恐れが生ずる際には、手動優
先で昇降作業が行なえる。
来装置と同様に、ポジションレバー19の操作作動後の位
置と比例した位置にローダアーム2の昇降角度を目で見
ながら操作できるから、例えば、自動で設定しているロ
ーダアーム2の昇降位置範囲が狭隘場所作業や急傾斜地
等の環境により他物接当の恐れが生ずる際には、手動優
先で昇降作業が行なえる。
さらに、第二手段のスイッチ釦のうち上昇操作スイッ
チ3を押圧作動すると、ローダアーム(2)が車体
(1)に対して上昇される。又下降操作スイッチ(4)
を操作すると、このローダアーム(2)が下降される。
予め下限位置設定器(5)によってローダアーム(2)
の下降限界位置を設定しておくと、該下降操作スイッチ
(4)の操作によってローダアーム(2)が下降されて
この下降設定位置に達するとこの下降が停止される。
チ3を押圧作動すると、ローダアーム(2)が車体
(1)に対して上昇される。又下降操作スイッチ(4)
を操作すると、このローダアーム(2)が下降される。
予め下限位置設定器(5)によってローダアーム(2)
の下降限界位置を設定しておくと、該下降操作スイッチ
(4)の操作によってローダアーム(2)が下降されて
この下降設定位置に達するとこの下降が停止される。
このように下降操作スイッチ(4)の操作によって、
ローダアーム(2)を下降させるときは、下限位置設定
器(5)によって予め設定した下降設定位置に達する
と、該下降操作スイッチ(4)の操作に拘らず自動的に
下降が停止されるために、下降操作スイッチ(4)の操
作加減を要せず、操作が簡単、容易であり、操作性、作
業性、及び作業能率等を高めることができる。
ローダアーム(2)を下降させるときは、下限位置設定
器(5)によって予め設定した下降設定位置に達する
と、該下降操作スイッチ(4)の操作に拘らず自動的に
下降が停止されるために、下降操作スイッチ(4)の操
作加減を要せず、操作が簡単、容易であり、操作性、作
業性、及び作業能率等を高めることができる。
実施例 なお、図例において、トラクタ車体(1)は、操縦ハ
ンドル(11)によって操向される前車輪(12)、前部に
エンジン(13)を搭載し、このエンジン(13)で伝動さ
れる後車輪(14)、及び操縦席(15)等を有し、操縦席
(15)の横側には、前後に回動して後車輪(14)伝動の
前進、後進を切替える操作レバー(8)を設け、後車輪
(14)伝動の変速を行う変速レバー又は変速操作スイッ
チ等からなる車速設定器(16)を設け、ローダアーム
(2)に対するシュベル(6)の角度を設定するショベ
ル角設定器(17)、ローダアーム(2)の車体(1)に
対する下降速度を設定する下降速設定器(18)、及びこ
のローダアーム(2)の下降での停止位置を設定する下
限位置設定器(5)等を設け、手動操作で該ローダアー
ム(2)の下降を停止させるポジションレバー(19)を
設け、更にはローダその他の作業の作業モードを選択す
る作業モードセレクタ(20)等を設けている。
ンドル(11)によって操向される前車輪(12)、前部に
エンジン(13)を搭載し、このエンジン(13)で伝動さ
れる後車輪(14)、及び操縦席(15)等を有し、操縦席
(15)の横側には、前後に回動して後車輪(14)伝動の
前進、後進を切替える操作レバー(8)を設け、後車輪
(14)伝動の変速を行う変速レバー又は変速操作スイッ
チ等からなる車速設定器(16)を設け、ローダアーム
(2)に対するシュベル(6)の角度を設定するショベ
ル角設定器(17)、ローダアーム(2)の車体(1)に
対する下降速度を設定する下降速設定器(18)、及びこ
のローダアーム(2)の下降での停止位置を設定する下
限位置設定器(5)等を設け、手動操作で該ローダアー
ム(2)の下降を停止させるポジションレバー(19)を
設け、更にはローダその他の作業の作業モードを選択す
る作業モードセレクタ(20)等を設けている。
該操作レバー(8)は、中立位置から前側へ回動する
と走行を前進させる前進位置となり、後側へ回動する後
進位置となる。この操作レバー(8)の把持部の上端部
に上昇操作スイッチ(3)をONすることのできる上昇操
作スイッチ釦(9)を設け、この上昇操作スイッチ釦
(9)の押を解除するとその位置でローダアーム(2)
の上昇を停止する。又、この操作レバー(8)の親指側
には、下降操作スイッチ(4)をONすることのできる下
降操作スイッチ釦(21)を設け、この下降操作スイッチ
釦(21)の押を解除するとその位置でローダアーム
(2)の下降を停止する。又、ダンプスイッチトリガー
(10)は、この操作レバー(8)の把持部の前側面に設
け、このトリガー(10)の前側をトリガーガード(22)
で覆っている。ダンプスイッチトリガー(10)を把手の
指で引くと、ローダアーム(2)先端部のショベル
(6)をダンプ姿勢(C)に作動させるように構成して
いる。
と走行を前進させる前進位置となり、後側へ回動する後
進位置となる。この操作レバー(8)の把持部の上端部
に上昇操作スイッチ(3)をONすることのできる上昇操
作スイッチ釦(9)を設け、この上昇操作スイッチ釦
(9)の押を解除するとその位置でローダアーム(2)
の上昇を停止する。又、この操作レバー(8)の親指側
には、下降操作スイッチ(4)をONすることのできる下
降操作スイッチ釦(21)を設け、この下降操作スイッチ
釦(21)の押を解除するとその位置でローダアーム
(2)の下降を停止する。又、ダンプスイッチトリガー
(10)は、この操作レバー(8)の把持部の前側面に設
け、このトリガー(10)の前側をトリガーガード(22)
で覆っている。ダンプスイッチトリガー(10)を把手の
指で引くと、ローダアーム(2)先端部のショベル
(6)をダンプ姿勢(C)に作動させるように構成して
いる。
車体(1)の前部のブラケット(23)に左右のローダ
アーム(2)を上下回動自在に枢着(24)し、このロー
ダアーム(2)と該ブラケット(23)との間に油圧回路
(25)の油圧によって伸縮される昇降シリンダ(26)を
設け、このローダアーム(2)の先端に上下回動自在に
ショベル(6)を枢着(27)し、更にリンク(28)を枢
着し、これらショベル(6)の上端部とリンク(28)の
上端部との間をリンク(29)で連結し、該ローダアーム
(2)とリンク(28)との間に該油圧回路(25)の油圧
によって伸縮されるショベル角シリンダ(30)を設け
る。
アーム(2)を上下回動自在に枢着(24)し、このロー
ダアーム(2)と該ブラケット(23)との間に油圧回路
(25)の油圧によって伸縮される昇降シリンダ(26)を
設け、このローダアーム(2)の先端に上下回動自在に
ショベル(6)を枢着(27)し、更にリンク(28)を枢
着し、これらショベル(6)の上端部とリンク(28)の
上端部との間をリンク(29)で連結し、該ローダアーム
(2)とリンク(28)との間に該油圧回路(25)の油圧
によって伸縮されるショベル角シリンダ(30)を設け
る。
該ローダアーム(2)の枢着部(24)の近傍には、こ
のローダアーム(2)の車体(1)に対する昇降角度を
検出するポテンショメータ等からなるアーム角センサ
(31)を設ける。又、リンク(28)のローダアーム
(2)に対する枢着部近傍には、このリンク(28)の回
動によってショベル(6)の回動角を検出するポテンシ
ョメータ等からなるショベル角センサ(32)を設ける。
のローダアーム(2)の車体(1)に対する昇降角度を
検出するポテンショメータ等からなるアーム角センサ
(31)を設ける。又、リンク(28)のローダアーム
(2)に対する枢着部近傍には、このリンク(28)の回
動によってショベル(6)の回動角を検出するポテンシ
ョメータ等からなるショベル角センサ(32)を設ける。
トラクタのエンジン(13)から後車輪(14)への伝動
装置は、入力軸(33)からクラッチ(34)を経て、更に
前後進切替伝動装置(35)、主変速装置(35)、及び副
変速装置(37)等を経て後車輪(14)の走行軸(38)を
伝動する構成とし、該入力軸(33)から直接常時伝動さ
れる動力取出ギヤ(39)によって前記油圧回路(25)の
油圧ポンプ(P)を伝動する構成である。該前後進切替
伝動装置(35)は、前記操作レバー(8)によって前進
走行伝動と後進走行伝動とに切替えられる。又、主変速
装置(36)及び副変速装置(37)の変速操作は前記車速
設定器(16)によって行われ、走行速度を設定する。
装置は、入力軸(33)からクラッチ(34)を経て、更に
前後進切替伝動装置(35)、主変速装置(35)、及び副
変速装置(37)等を経て後車輪(14)の走行軸(38)を
伝動する構成とし、該入力軸(33)から直接常時伝動さ
れる動力取出ギヤ(39)によって前記油圧回路(25)の
油圧ポンプ(P)を伝動する構成である。該前後進切替
伝動装置(35)は、前記操作レバー(8)によって前進
走行伝動と後進走行伝動とに切替えられる。又、主変速
装置(36)及び副変速装置(37)の変速操作は前記車速
設定器(16)によって行われ、走行速度を設定する。
油圧回路(25)は、昇降シリンダ(26)を伸縮制御す
るための流量制御弁(40)、圧力制御弁(41)、ポペッ
ト弁(42)、圧力スイッチ(43)、アンロード弁(4
4)、及び予圧弁(45)等を設け、又、ショベル角シリ
ンダ(30)を伸縮制御するための切替弁(46)、及びポ
ペット弁(47)等を設けている。
るための流量制御弁(40)、圧力制御弁(41)、ポペッ
ト弁(42)、圧力スイッチ(43)、アンロード弁(4
4)、及び予圧弁(45)等を設け、又、ショベル角シリ
ンダ(30)を伸縮制御するための切替弁(46)、及びポ
ペット弁(47)等を設けている。
マイクロコンピュータ(CPU)を用いる制御装置につ
いて、車速設定器(16)及び操作レバー(8)による操
作連動は各対応する出力装置(48)を経て行われ、操作
レバー(8)を中立位置から前側の前進位置へ操作する
と、車速設定器(16)で設定された車速のもとに車体
(1)を前進走行できる。又、後側へ操作すると同様に
後進走行できる。
いて、車速設定器(16)及び操作レバー(8)による操
作連動は各対応する出力装置(48)を経て行われ、操作
レバー(8)を中立位置から前側の前進位置へ操作する
と、車速設定器(16)で設定された車速のもとに車体
(1)を前進走行できる。又、後側へ操作すると同様に
後進走行できる。
この操作レバー(8)の下降操作スイッチ釦(21)を
押してONすると、このON操作している間、切替弁(3
5)、圧力制御弁(41)、流量制御弁(40)、及びポペ
ット(42)等により昇降シリンダ(26)の油圧が排出さ
れて、昇降シリンダ(26)が短縮されてローダアーム
(2)を下降させる。該圧力制御弁(41)は比例電磁弁
からなり、油圧力によって流量制御弁(40)を中立位
置、上昇位置、及び下降位置に切替制御するもので、電
圧調節によって流量制御弁(40)による昇降シリンダ
(26)の伸縮の速度を調節できる。下降速設定器(18)
はこの調節を行うものである。
押してONすると、このON操作している間、切替弁(3
5)、圧力制御弁(41)、流量制御弁(40)、及びポペ
ット(42)等により昇降シリンダ(26)の油圧が排出さ
れて、昇降シリンダ(26)が短縮されてローダアーム
(2)を下降させる。該圧力制御弁(41)は比例電磁弁
からなり、油圧力によって流量制御弁(40)を中立位
置、上昇位置、及び下降位置に切替制御するもので、電
圧調節によって流量制御弁(40)による昇降シリンダ
(26)の伸縮の速度を調節できる。下降速設定器(18)
はこの調節を行うものである。
操作レバー(8)の上昇操作スイッチ釦(9)を押し
てONすると、このON操作している間、切替弁(35)、圧
力制御弁(41)、及び流量制御弁(40)等により昇降シ
リンダ(26)へ油圧が送込まれて、昇降シリンダ(26)
が伸長されてローダアーム(2)を上昇させる。
てONすると、このON操作している間、切替弁(35)、圧
力制御弁(41)、及び流量制御弁(40)等により昇降シ
リンダ(26)へ油圧が送込まれて、昇降シリンダ(26)
が伸長されてローダアーム(2)を上昇させる。
ポジションレバー(19)は、前後に回動操作すること
によってローダアーム(2)の下限位置を設定するもの
で、アーム角センサ(31)による下限位置の検出を行わ
せて、この下限位置以下へ昇降アーム(2)が下動され
ないように圧力制御弁(41)やポペット弁(42)等によ
る下降を停止制御する。
によってローダアーム(2)の下限位置を設定するもの
で、アーム角センサ(31)による下限位置の検出を行わ
せて、この下限位置以下へ昇降アーム(2)が下動され
ないように圧力制御弁(41)やポペット弁(42)等によ
る下降を停止制御する。
ショベル角設定器(17)は、ショベル(6)の他にバ
ケット、マニアホーク、或はヘイホーク等のローダアタ
ッチメント毎に、これらの用途に応じた取付方法、作業
目的、更には作業条件等によってこれらの掬い姿勢が異
なるために、掬込時の基準姿勢を設定するものである。
ショベル(6)はダンプスイッチトリガー(10)の引き
操作によってダンプスイッチ(7)をON操作してロード
姿勢(A)、又はショベル姿勢(B)から、ダンブ姿勢
(C)へ操作することができるが、このようなダンプス
イッチ(7)等による指定のないときは、該ショベル角
設定器(17)で設定された基準姿勢を維持する。従っ
て、ショベル姿勢(B)の角度を設定するとき便利であ
る。この基準姿勢はショベル角センサ(32)による検出
をフィードバックして制御維持される。
ケット、マニアホーク、或はヘイホーク等のローダアタ
ッチメント毎に、これらの用途に応じた取付方法、作業
目的、更には作業条件等によってこれらの掬い姿勢が異
なるために、掬込時の基準姿勢を設定するものである。
ショベル(6)はダンプスイッチトリガー(10)の引き
操作によってダンプスイッチ(7)をON操作してロード
姿勢(A)、又はショベル姿勢(B)から、ダンブ姿勢
(C)へ操作することができるが、このようなダンプス
イッチ(7)等による指定のないときは、該ショベル角
設定器(17)で設定された基準姿勢を維持する。従っ
て、ショベル姿勢(B)の角度を設定するとき便利であ
る。この基準姿勢はショベル角センサ(32)による検出
をフィードバックして制御維持される。
下限位置設定器(5)は、ローダアーム(2)の下降
限界位置を設定するもので、上記ポジションレバー(1
9)による場合と同様にして、アーム角センサ(31)に
よる検出によって、ローダアーム(2)が設定の下降設
定位置に下降されたことを検出すると、それ以下の下降
操作を行ってもこの下限位置設定器(5)による設定変
更がない限りローダアームは下降されない。この下限位
置設定器(5)による下降設定位置に対して、ポジショ
ンレバー(19)による下限位置が上位にあるときは、こ
のポジションレバー(19)による操作位置が下降位置と
して優先される。従って、このポジションレバー(19)
を操作することによってもローダアーム(2)を昇降さ
せることができる。
限界位置を設定するもので、上記ポジションレバー(1
9)による場合と同様にして、アーム角センサ(31)に
よる検出によって、ローダアーム(2)が設定の下降設
定位置に下降されたことを検出すると、それ以下の下降
操作を行ってもこの下限位置設定器(5)による設定変
更がない限りローダアームは下降されない。この下限位
置設定器(5)による下降設定位置に対して、ポジショ
ンレバー(19)による下限位置が上位にあるときは、こ
のポジションレバー(19)による操作位置が下降位置と
して優先される。従って、このポジションレバー(19)
を操作することによってもローダアーム(2)を昇降さ
せることができる。
ショベル(6)のローダアーム(2)に対する角度
は、ほゞ水平状のショベル姿勢(B)を中心に、掬い込
んだ土砂等の荷物を奥側へ揺込ませるように上向角度の
ロード姿勢(A)や、逆に下方へ垂下させるように傾斜
して荷物を排出させるダンプ姿勢へ姿勢切替えを行う。
上記上昇操作スイッチ釦(9)を押して上昇操作スイッ
チ(3)をONすることによって、上記のようにローダア
ーム(2)を上昇すると同時に、このローダアーム
(2)先端のショベル(6)の角度をロード姿勢(A)
に作動するように、圧力制御弁(41)及び切替弁(46)
を連動させる。
は、ほゞ水平状のショベル姿勢(B)を中心に、掬い込
んだ土砂等の荷物を奥側へ揺込ませるように上向角度の
ロード姿勢(A)や、逆に下方へ垂下させるように傾斜
して荷物を排出させるダンプ姿勢へ姿勢切替えを行う。
上記上昇操作スイッチ釦(9)を押して上昇操作スイッ
チ(3)をONすることによって、上記のようにローダア
ーム(2)を上昇すると同時に、このローダアーム
(2)先端のショベル(6)の角度をロード姿勢(A)
に作動するように、圧力制御弁(41)及び切替弁(46)
を連動させる。
又、ショベル角設定器(17)でショベル姿勢(B)の
角度を設定すると、下降操作スイッチ釦(21)を押して
下降操作スイッチ(4)をONすることによって、ローダ
アーム(2)を下降すると共に、この下限位置近くにお
いてショベル姿勢(B)に制御するように連動構成して
いる。
角度を設定すると、下降操作スイッチ釦(21)を押して
下降操作スイッチ(4)をONすることによって、ローダ
アーム(2)を下降すると共に、この下限位置近くにお
いてショベル姿勢(B)に制御するように連動構成して
いる。
又、ダンプスイッチトリガー(10)によってダンプス
イッチ(7)をONすると上記のようにショベル(6)を
ロード姿勢(A)からダンプ姿勢(C)へ作動制御する
が、このダンプスイッチ(7)をOFFするとショベル角
設定器で設定されたショベル姿勢(B)へ戻るように作
動制御する。従って、ダンプスイッチトリガー(10)の
ON、OFF操作を繰返すとショベル(6)がダンプ姿勢
(C)とショベル姿勢(B)とを繰返して、荷物の排出
を速やかに行わせることができる。
イッチ(7)をONすると上記のようにショベル(6)を
ロード姿勢(A)からダンプ姿勢(C)へ作動制御する
が、このダンプスイッチ(7)をOFFするとショベル角
設定器で設定されたショベル姿勢(B)へ戻るように作
動制御する。従って、ダンプスイッチトリガー(10)の
ON、OFF操作を繰返すとショベル(6)がダンプ姿勢
(C)とショベル姿勢(B)とを繰返して、荷物の排出
を速やかに行わせることができる。
図はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は一部の
斜面図、第2図は側面図、第3図は制御ブロック図、第
4図は油圧回路図、第5図は伝動機構図、第6図は平面
図である。 図中、符号(1)は車体、(2)はローダアーム、
(3)は上昇操作スイッチ、(4)は下降操作スイッ
チ、(5)は下限位置設定器、(6)はショベル、
(7)はダンプスイッチ、(8)は操作レバー、(9)
は上昇操作スイッチ釦、(10)はダンプスイッチトリガ
ーを示す。
斜面図、第2図は側面図、第3図は制御ブロック図、第
4図は油圧回路図、第5図は伝動機構図、第6図は平面
図である。 図中、符号(1)は車体、(2)はローダアーム、
(3)は上昇操作スイッチ、(4)は下降操作スイッ
チ、(5)は下限位置設定器、(6)はショベル、
(7)はダンプスイッチ、(8)は操作レバー、(9)
は上昇操作スイッチ釦、(10)はダンプスイッチトリガ
ーを示す。
Claims (1)
- 【請求項1】トラクタ車体1の前方へ突出してこの車体
1に対して昇降するローダアーム2の制御装置に、この
ローダアーム2を上昇、下降させるためにポジションレ
バー19である第一手段と上昇操作スイッチ釦9及び下降
操作スイッチ釦21から成る第二手段を並設し、この第二
手段で操作する操作スイッチ3,4のうち、操作スイッチ
4による下降操作時の下限位置を設定する下限位置設定
器5を設けてなるローダの操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62255630A JP2546294B2 (ja) | 1987-10-09 | 1987-10-09 | ローダの操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62255630A JP2546294B2 (ja) | 1987-10-09 | 1987-10-09 | ローダの操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0197725A JPH0197725A (ja) | 1989-04-17 |
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