JP2635852B2 - バックホウ - Google Patents

バックホウ

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JP2635852B2 JP3147735A JP14773591A JP2635852B2 JP 2635852 B2 JP2635852 B2 JP 2635852B2 JP 3147735 A JP3147735 A JP 3147735A JP 14773591 A JP14773591 A JP 14773591A JP 2635852 B2 JP2635852 B2 JP 2635852B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバックホウに装備されて
いるバックホウ装置において、ブーム及びアームの高さ
制限の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】バックホウに装備されているバックホウ
装置は、旋回台に揺動自在に連結されるブーム、ブーム
の先端に揺動自在に連結されるアーム、及びアームの先
端に揺動自在に連結されるバケットを主な部材として構
成されている。この場合、ブーム及びアームは、一般的
に機械的な作動限界にまで揺動操作可能に設定されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特に小型のバックホウ
においては、建物の内部や果樹園等において使用される
場合がある。このような場所では、建物の天井や果実の
棚等により作業できる高さが制限されているので、この
ような場所においてバックホウ装置を不用意に上昇操作
してしまうと、ブーム又はアームを天井や果実の棚等に
ぶつけてしまうおそれがある。本発明は作業できる高さ
が制限されている場所において、バックホウ装置を天井
や果実の棚に、不用意にぶつけてしまうようなことがな
いようにすることを目的としている。
【0004】
〔1〕
機体に対するブームの角度を検出する第1角度センサー
と、ブームに対するアームの角度を検出する第2角度セ
ンサーと、第1及び第2角度センサーの検出値により地
面からブームの先端までの高さ及び地面からアームの先
端までの高さを算出する演算手段と、バックホウ装置に
おける機械的な限度の最高位置よりも低い限界位置を空
間に設定する設定手段と、ブームの上昇を牽制阻止する
ブーム牽制手段と、アームの上昇を牽制阻止するアーム
牽制手段とを備えると共に、地面からアームの先端まで
の高さよりも、地面からブームの先端までの高さの方が
高い状態において、ブームの先端が限界位置に達する
と、ブーム牽制手段を作動させてブームの上昇を牽制阻
止し、地面からブームの先端までの高さよりも、地面か
らアームの先端までの高さの方が高い状態において、ア
ームの先端が限界位置に達すると、ブーム牽制手段及び
アーム牽制手段を作動させてブーム及びアームの上昇を
牽制阻止する高さ制御手段を備え、高さ制御手段を停止
させてバックホウ装置を最高位置まで上昇操作可能な第
1状態と、高さ制御手段の作動を許す第2状態とに人為
的に選択切換操作可能な切換手段を備えている。
【0005】〔2〕 前項〔1〕の構成において、人為的な設定指令があった
ときのブームの先端又はアームの先端のうち、高い方の
先端の地面からの高さを限界位置として設定するように
設定手段を構成している。
【0006】〔3〕 前項〔1〕の構成において、人為的に操作される操作部
の操作位置に対応する高さを、限界位置として設定する
ように設定手段を構成している。
【0007】
【作用】〔I〕 バックホウに装備されるバックホウ装置は前述のように
ブーム、アーム及びバケットにより主に構成されてお
り、バックホウ装置を上下に操作した場合には例えば図
3に示すように、ブーム4の先端又はアーム5の先端が
一般的にバックホウ装置の最上位置になる。
【0008】従って、請求項1の特徴によると建物の内
部や果樹園等において作業を行う場合には、地面から天
井又は果実の棚までの高さをバックホウ装置の限界位置
に設定して、第2状態に切換操作すればよい。これによ
り、例えば図3に示すように地面からアーム5の先端ま
での高さよりも、地面からブーム4の先端までの高さの
方が高い場合、ブーム4の先端が限界位置に達すると、
これ以上にブーム4を上昇させればブーム4の先端が限
界位置を越えるので、ブーム4の上昇が牽制阻止され
る。しかし、この状態においてアーム5の先端は限界位
置よりも低い位置にあり、アーム5の上昇を行ってもブ
ーム4の位置は変化しないので、この状態においてアー
ム5の上昇は可能となる。
【0009】逆に地面からブーム4の先端までの高さよ
りも、地面からアーム5の先端までの高さの方が高い場
合、アーム5の先端が限界位置に達すると、これ以上に
アーム5を上昇させればアーム5の先端が限界位置を越
えるので、アーム5の上昇が牽制阻止される。この状態
においてブーム4の先端は限界位置よりも低い位置にあ
るが、この状態でブーム4の上昇を行うとアーム5も一
緒に上昇して、アーム5の先端が限界位置を越えるの
で、この状態においてブーム4の上昇も牽制阻止され
る。
【0010】前述の第2状態に対して通常の作業地のよ
うに高さの制限が無い場合には、第1状態に切換操作す
ればよい。これにより、ブーム及びアームをその機械的
な限度の最高位置にまで操作することができる。
【0011】〔II〕 請求項2の特徴によると、請求項1の場合と同様に前項
〔I〕に記載の「作用」を備えており、これに加えて以
下のような「作用」を備えている。請求項1のように構
成した場合に、第2状態での限界位置をどのように設定
するかが問題となる。請求項2の特徴によると第2状態
で作業を行う前に、ブームの先端又はアームの先端を天
井又は果実の棚の近傍にまで上昇操作してやり、この近
傍位置において、作業者がスイッチの操作等を行って人
為的に設定指令を出してやる。これにより、近傍位置に
おいて地面からブームの先端又はアームの先端までの高
さが算出されて、限界位置として記憶される。
【0012】〔III〕 請求項3の特徴によると、請求項1の場合と同様に前項
〔I〕に記載の「作用」を備えており、これに加えて以
下のような「作用」を備えている。第2状態での限界位
置を設定する際において、地面から天井や果実の棚まで
の高さが具体的に何メートルと事前に把握されている場
合、請求項3の特徴によると、作業者が操作部を人為的
に操作して限界位置を容易に何メートルと設定すること
ができる。
【0013】
【発明の効果】請求項1の特徴によると、作業の高さに
制限のある場合に限界位置の設定及び第2状態への切換
操作を行うことにより、作業者が不用意にブーム及びア
ームを上昇操作しても、バックホウ装置を天井等にぶつ
けて壊してしまうような事態が未然に防止されて、バッ
クホウの作業性能を向上させることができた。この場
合、地面からアームの先端までの高さよりも地面からブ
ームの先端までの高さの方が高い場合において、ブーム
の先端が限界位置に達した際、ブーム及びアームの両方
共に上昇が行えないと言うのではなく、アームの上昇は
行える。これによって、ブーム及びアームの上昇を必要
以上に牽制すると言う状態を避けることができるので、
バックホウの作業性能の不必要な低下を未然に防止する
ことができる。さらに、請求項1の特徴によると、通常
の作業地のように高さの制限が無い場合には第1状態に
切換操作することにより、ブーム及びアームをその機械
的な限度の最高位置にまで操作することができるので、
ブーム及びアームの上昇を必要以上に牽制すると言う状
態を避けると言う面において、バックホウの作業性能の
不必要な低下をさらに防止することができる。
【0014】請求項2の特徴によると、請求項1の場合
と同様に前述の請求項1の「発明の効果」を備えてい
る。請求項2の特徴によると、第2状態での限界位置を
設定する際において地面から天井等までの高さが把握で
きない場合、バックホウ装置を限界となる位置にまで上
昇させて限界位置を設定できるので、限界位置を直接的
に且つ正確に設定できる。
【0015】請求項3の特徴によると、請求項1の場合
と同様に前述の請求項1の「発明の効果」を備えてい
る。請求項3の特徴によると、地面から天井等までの高
さが事前に具体的に把握できている場合に、操作部を操
作することにより簡単に限界位置が設定できる。この場
合には作業者が作業中において、地面から何メートルの
高さに限界位置があると言うように、限界位置を視覚的
に想像しながらバックホウ装置の操作が行える。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図3にバックホウの全体側面を示しており、ゴム
クローラ型式の走行装置1の上部に旋回台2(機体に相
当)が支持され、旋回台2の前部にバックホウ装置3が
備えられている。バックホウ装置3は、油圧シリンダ1
1により上下に揺動駆動されるブーム4、油圧シリンダ
12により前後に揺動駆動されるアーム5及び油圧シリ
ンダ13により掻き込み揺動駆動されるバケット6を備
えて構成されている。図1に示すように旋回台2の旋回
駆動用として、油圧モータ14が備えられている。
【0017】バックホウ装置3におけるブーム4は図3
に示すように、上下に揺動駆動される第1ブーム4aの
前端の軸芯P1周りに、第2ブーム4bが揺動自在に連
結され、第2ブーム4bの前端の軸芯P2周りに支持ブ
ラケット4cが揺動自在に連結されて構成されており、
支持ブラケット4cにアーム5が連結されている。第1
ブーム4aと支持ブラケット4cとに亘り、連係リンク
8が架設されて平行四連リンクが構成されており、油圧
シリンダ7により第2ブーム4bを揺動駆動することに
よって、アーム5及びバケット6を平行に左右移動させ
る。
【0018】図1に示すようにブーム4の油圧シリンダ
11に対する制御弁21、アーム5の油圧シリンダ12
に対する制御弁22、バケット6の油圧シリンダ13に
対する制御弁23、及び旋回台2の油圧モータ14に対
する制御弁24が備えられている。制御弁21〜24は
3位置切換式で電磁比例減圧弁形式であり、流量制御が
可能である。ブーム4における第2ブーム4bの油圧シ
リンダ7に対する3位置切換式の制御弁25が備えられ
ている。
【0019】図1及び図3に示すように、旋回台2に右
操作レバー9及び左操作レバー10が備えられている。
右及び左操作レバー9,10は前後左右に操作自在であ
り、右操作レバー9の前後方向の操作位置を検出するポ
テンショメータ15、右操作レバー9の左右方向の操作
位置を検出するポテンショメータ16が備えられ、左操
作レバー10の前後方向の操作位置を検出するポテンシ
ョメータ17、左操作レバー10の左右方向の操作位置
を検出するポテンショメータ18が備えられており、ポ
テンショメータ15〜18からの操作信号が制御装置1
9に入力されている。旋回台2の前部下部に操作ペダル
26が設けられ、操作ペダル26からの操作信号が制御
装置19に入力されている。
【0020】以上の構成により、右操作レバー9を前及
び後に操作するとブーム4の制御弁21が下降側及び上
昇側に操作され、右操作レバー9を右及び左に操作する
とバケット6の制御弁23が排土側及び掻き込み側に操
作される。左操作レバー10を前及び後に操作するとア
ーム5の制御弁22が上昇側及び掻き込み側に操作さ
れ、左操作レバー10を右及び左に操作すると旋回台2
の制御弁24が旋回右側及び旋回左側に操作される。操
作ペダル26を右及び左に踏み操作することにより、第
2ブーム4bの制御弁25が右及び左揺動側に操作され
る。
【0021】以上の操作において、右及び左操作レバー
9,10のポテンショメータ15〜18は、右及び左操
作レバー9,10の操作方向だけではなく、中立位置か
らの操作量も検出している。これにより、右及び左操作
レバー9,10の操作量が大きい程、制御弁21〜24
が流量大側に操作されるように、つまり右及び左操作レ
バー9,10を大きく操作する程、油圧シリンダ11〜
13及び油圧モータ14が高速で作動するように構成さ
れている。
【0022】図3に示すように、旋回台2に対するブー
ム4の上下角度を検出する第1角度センサー20が第1
ブーム4aの基部に設けられ、ブーム4の支持ブラケッ
ト4cに対するアーム5の角度を検出す第2角度センサ
ー27が、アーム5と支持ブラケット4cとの連結点に
設けられている。制御装置19において、第1角度セン
サー20の検出値及びブーム4の長さから、地面から第
2角度センサー27までの高さを演算し、この高さの演
算値に定数を加えることにより、地面から油圧シリンダ
12の先端の位置Aまでの高さを、地面からブーム4の
先端までの高さとして算出している。
【0023】前述の地面から第2角度センサー27まで
の高さの演算値、第2角度センサー27の検出値及びア
ーム5の長さにより、地面からアーム5の先端までの高
さを演算し、この高さの演算値に定数を加えることによ
り、地面から油圧シリンダ13の先端の位置Bまでの高
さを、地面からアーム5の先端までの高さとして算出し
ている。
【0024】次に、このバックホウでの制御の流れにつ
いて説明する。図2及び図3に示すように、旋回台2に
切換スイッチ28(切換手段に相当)が備えられてお
り、切換スイッチ28を第1状態に操作しておくと(ス
テップS1)、ブーム4及びアーム5を、その機械的な
作動限界にまで揺動操作可能な通常の作業状態が設定さ
れる(バックホウ装置3を機械的な限度の最高位置まで
上昇操作可能な第1状態に相当)(ステップS2)。
【0025】例えば建物の内部等のように作業の高さに
制限のある場合には、右及び左操作レバー9,10を操
作して、ブーム4の先端又はアーム5の先端を建物の天
井の近傍にまで操作し、このときに切換スイッチ28を
第2状態に切換操作する。この場合、制御装置19にお
いて前述のように地面から図3の位置Aまでの高さ、及
び地面から位置Bまでの高さが算出され(ステップS
3,S4)、この2つの高さのうち高い方が第2状態の
限界位置として設定される(ステップS5)(設定手段
に相当)。
【0026】次に作業者は右及び左操作レバー9,10
を操作して作業を行うことになる。この作業中において
現時点での地面から位置Aまでの高さ、及び地面から位
置Bまでの高さが算出されて(ステップS6,S7)
(演算手段に相当)、位置Aの高さ及び位置Bの高さが
比較される(ステップS8)。位置Aが高い場合におい
て、位置Aが限界位置に達していれば(ステップS
9)、右操作レバー9をブーム4の上昇側に操作してい
ても、制御装置19により図1に示す制御弁21が中立
位置に操作されて、油圧シリンダ11の上昇側への作動
が阻止される(ステップS10)(ブーム牽制手段及び
高さ制御手段に相当)。逆に、限界位置からブーム4の
下降側の操作は通常どおりに行える。
【0027】位置Bが高い場合において、位置Bが限界
位置に達していれば(ステップS11)、左操作レバー
10をアーム5の上昇側に操作していても、制御装置1
9により図1に示す制御弁22が中立位置に操作され
て、油圧シリンダ12の上昇側への作動が阻止される
(ステップS12)(アーム牽制手段及び高さ制御手段
に相当)。逆に、限界位置からアーム5の下降側の操作
は通常どおりに行える。
【0028】次に位置Bが高い場合において、位置Bが
限界位置に達している際(ステップS11)、右操作レ
バー9をブーム4の上昇側に操作していても、制御装置
19により油圧シリンダ11の上昇側への作動が阻止さ
れる(ステップS10)(ブーム牽制手段及び高さ制御
手段に相当)。逆に、限界位置からブーム4の下降側の
操作は通常どおりに行える。
【0029】この作業中において切換スイッチ28を第
2状態側に操作したままであれば、ステップS13から
ステップS6に戻り、前述のようなブーム4及びアーム
5の上昇側への作動の牽制が常時行われる。次に、この
作業中に切換スイッチ28を第1状態側に操作すれば、
ステップS13からステップS2に移行して第1状態に
戻る。第2状態での作業中において限界位置を変更した
い場合には、切換スイッチ28を第2状態側から第1状
態側に一度切換操作して、ブーム4の先端又はアーム5
の先端を建物の別の天井の近傍にまで操作し、切換スイ
ッチ28を再び第2状態側に切換操作してやればよい。
【0030】〔別実施例〕 前述の実施例では、ブーム4の先端又はアーム5の先端
を建物の天井等の近傍にまで操作し、切換スイッチ28
を第2状態側に切換操作して限界位置を設定したが、こ
れを図4に示すように構成してもよい。図4に示すよう
に、地面からの高さに対応する電圧を発生させるボリュ
ーム型式の設定スイッチ29(設定手段に相当)を設け
て、設定スイッチ29からの電圧を制御装置19に入力
し、この電圧に対応する高さを第2状態の限界位置とす
る。この場合、作業者が設定スイッチ29のダイヤル2
9a(操作部に相当)を回動操作することにより限界位
置を任意に設定できるのであり、前述の実施例のように
切換スイッチ28を第1状態側に切換操作しなくても、
第2状態側において限界位置を随時変更できる。
【0031】前述の実施例では、第1及び第2角度セン
サー20,27によりブーム4及びアーム5のみの角度
を検出しているが、図3に示すアーム5とバケット6と
の連結点にも、アーム5に対するバケット6の角度を検
出する第3角度センサー(図示せず)を設けて制御を行
ってもよい。この場合、第1角度センサー20、第2角
度センサー27及び第3角度センサーの検出値によっ
て、ブーム4の先端の高さ、アーム5の先端の高さ及び
バケット6の底面の高さを検出して、3組の高さのうち
いずれもが限界位置を越えないように、図1の油圧シリ
ンダ11,12,13の作動を牽制する。
【0032】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】バックホウ装置の油圧シリンダ、制御弁、右及
び左操作レバー、切換スイッチ等の連係状態を示す概略
【図2】制御の流れを示す図
【図3】バックホウの全体側面図
【図4】別実施例における設定スイッチの正面図
【符号の説明】
2 機体 3 バックホウ装置 4 バックホウ装置のブーム 5 バックホウ装置のアーム 20 第1角度センサー 27 第2角度センサー 28 切換手段 29 設定手段 29a 設定手段の操作部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体(2)に対するブーム(4)の角度
    を検出する第1角度センサー(20)と、前記ブーム
    (4)に対するアーム(5)の角度を検出する第2角度
    センサー(27)と、前記第1及び第2角度センサー
    (20),(27)の検出値により地面からブーム
    (4)の先端までの高さ及び地面からアーム(5)の先
    端までの高さを算出する演算手段と、 バックホウ装置(3)における機械的な限度の最高位置
    よりも低い限界位置を空間に設定する設定手段と、前記
    ブーム(4)の上昇を牽制阻止するブーム牽制手段と、
    前記アーム(5)の上昇を牽制阻止するアーム牽制手段
    とを備えると共に、 地面から前記アーム(5)の先端までの高さよりも、地
    面から前記ブーム(4)の先端までの高さの方が高い状
    態において、前記ブーム(4)の先端が前記限界位置に
    達すると、前記ブーム牽制手段を作動させて前記ブーム
    (4)の上昇を牽制阻止し、地面から前記ブーム(4)
    の先端までの高さよりも、地面から前記アーム(5)の
    先端までの高さの方が高い状態において、前記アーム
    (5)の先端が前記限界位置に達すると、前記ブーム牽
    制手段及びアーム牽制手段を作動させて前記ブーム
    (4)及びアーム(5)の上昇を牽制阻止する高さ制御
    手段を備え、 前記高さ制御手段を停止させて前記バックホウ装置
    (3)を前記最高位置まで上昇操作可能な第1状態と、
    前記高さ制御手段の作動を許す第2状態とに 人為的に選
    択切換操作可能な切換手段(28)を備えているバック
    ホウ。
  2. 【請求項2】 人為的な設定指令があったときのブーム
    (4)の先端又はアーム(5)の先端のうち、高い方の
    先端の地面からの高さを前記限界位置として設定するよ
    うに前記設定手段を構成している請求項1記載のバック
    ホウ。
  3. 【請求項3】 人為的に操作される操作部(29a)の
    操作位置に対応する高さを、前記限界位置として設定す
    るように前記設定手段(29)を構成している請求項1
    記載のバックホウ。
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