JPH0327103Y2 - - Google Patents

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JPH0327103Y2
JPH0327103Y2 JP14433585U JP14433585U JPH0327103Y2 JP H0327103 Y2 JPH0327103 Y2 JP H0327103Y2 JP 14433585 U JP14433585 U JP 14433585U JP 14433585 U JP14433585 U JP 14433585U JP H0327103 Y2 JPH0327103 Y2 JP H0327103Y2
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solenoid valve
switch
boom
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bucket
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、フロントローダの制御装置に関し、
開閉型の簡単な電磁弁を用いて流量制御ができる
ようにすると共に、ブームの昇降速度とその先端
の作業部の動作速度とを必要に応じて任意に調整
できるようにしたものである。
〈従来の技術〉 フロントローダの制御装置には、ブームの昇降
用シリンダを制御する昇降用電磁弁と、ブーム先
端の作業部、例えばバケツトの操作用シリンダを
制御する操作用電磁弁が設けられているが、その
多くは簡単な開閉型のものである。
〈考案が解決しようとする問題点〉 従つて、従来の電磁弁を用いた場合、その動作
によつて流量が急激に切換わるため、それによつ
て制御される装置の動作が衝撃的となり、微妙な
細かい動作制御が困難であつた。
また流量制御の可能な比例制御弁等もあるが、
これは非常に複雑であつて、コスト的に用途が制
限される欠点があつた。
本考案は、このような従来の問題点を解決する
ことを目的として提供されたものである。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、前述のような問題点を解決するため
の手段として、所定値の励磁電流を流したときに
作動する開閉型の昇降用電磁弁と操作用電磁弁と
を備え、昇降用電磁弁によりブームの昇降用シリ
ンダを制御し、操作用電磁弁によりブーム先端の
作業部の操作用シリンダを制御するようにしたフ
ロントローダの制御装置において、動作指令時に
電磁弁に前記電流を流すためのスイツチ素子と、
連続した駆動信号を発生する回路と、間欠的な駆
動信号を発生する発振回路と、これら回路からの
両駆動信号を選択的にスイツチ素子に与えるため
の切換スイツチとを前記各電磁弁に対応して夫々
設け、各発振回路には間欠的な駆動信号のパルス
幅を調整するための調整部を設けたものである。
〈作用〉 第1図において、切換スイツチ38〜41が接
点a側にある時には、スイツチ素子26〜29が
オン状態にあるため、例えば下降スイツチ21を
オンすると、ソレノイド14が励磁し、電磁弁1
2が下降側に全開する。切換スイツチ38〜41
が接点b側にあるときには、パルス発振回路3
2,33が間欠的なパルス信号を発生し、スイツ
チ素子26〜29がオン・オフ動作を繰返す。従
つて、この時、下降スイツチ21がオンすれば、
ソレノイド14は励磁・消磁を繰返すことにな
り、電磁弁12は下降側で半開状態となる。即
ち、切換スイツチ38〜41の操作によつて、電
磁弁12,15の全開と半開とを選択でき、流量
制御が可能である。
また可変抵抗36,37の値を調整すると、パ
ルス発振回路32,33が発生するパルスのデユ
ーテイー比が変化し、ブーム4とバケツト7との
動作速度を任意に調整できる。
〈実施例〉 以下、図示の実施例については本考案を詳述す
る。
第2図はトラクタ装着用のバケツト型フロント
ローダを示し、1はトラクタ、2は前輪、3は後
輪である。4は左右一対のブームで、取付フレー
ム5を介してトラクタ1に装着され、かつ左右一
対のブームシリンダ6により昇降自在である。7
はバケツトで、ブーム4の先端部に枢支され、左
右一対のバケツトシリンダ8により回動操作可能
である。
第3図は油圧回路を示し、9は油圧ポンプで、
エンジン10により駆動される。11はリリーフ
弁である。12はブームシリンダ6を制御する開
閉型の昇降用電磁弁で、上昇用ソレノイド13と
下降用ソレノイド14とを有する。15はバケツ
トシリンダ8を制御する開閉型の操作用電磁弁
で、ダンプ用ソレノイド16とすくい用ソレノイ
ド17とを有する。18は圧力スイツチで、電磁
弁13よりも油圧ポンプ側の油圧を検知するよう
に接続されている。この圧力スイツチ13は無負
荷状態でのブーム4の上昇時における油圧ポンプ
側の圧力P1よりも大なる設定圧力P2に設定され
ている。19は作業機昇降用油圧装置の制御弁装
置である。
第1図は電磁弁12,15の制御回路を示し、
電磁弁12の上昇用ソレノイド13には動作指令
用の上昇スイツチ20と圧力スイツチ18の接点
aとが接続され、また下降用ソレノイド14には
動作指令用の下降スイツチ21と圧力スイツチ1
8の接点bとが接続されている。圧力スイツチ1
8は検知した油圧が設定圧力P2よりも大のとき
に接点aを閉じ、設定圧力P2よりも小のときに
接点bを閉じるようになつている。電磁弁15の
ダンプ用ソレノイド16には動作指令用のダンプ
スイツチ22、すくい用ソレノイド17には動作
指令用のすくいスイツチ23が夫々接続されてい
る。24はフローテイング用切換スイツチで、ス
イツチ20,21によるマニユアル制御と圧力ス
イツチ18によるフローテイング制御とを択一的
に選択するように2個の接点a,bを有する。
各ソレノイド13〜17には、これらに所定値
の電流を流すためのスイツチ素子26〜29が
夫々接続されている。スイツチ素子26〜29は
ダーリントン接続された2個のトランジスタ
Tr1,Tr2により構成されている。30,31は
スイツチ素子26〜29のトランジスタTr1に連
続的にベース駆動信号を与えるための抵抗であ
る。32,33はトランジスタTr1に抵抗34,
35を介して間欠的なベース駆動信号を与えるた
めのパルス発振回路であつて、調整部としての可
変抵抗36,37によりパルス幅が夫々調整でき
るように構成されている。このパルス発振回路3
6,37で発生するパルス信号のデユーテイー比
は、電磁弁12,15の動作遅れを考慮し、必要
とするブーム4及びバケツト7の動作速度が得ら
れるように適宜可変抵抗36,37で調整する。
38〜41はトランジスタTr1に加えるベース駆
動信号を選択するための切換スイツチで、抵抗3
0,31に接続された接点aと、抵抗34,35
を介してパルス発生回路32,33に接続された
接点bとを有する。
第4図及び第5図は制御レバー42と各スイツ
チ20〜23,38〜41との関係を示す。制御
レバー42は制御ボツクス43の天板部に、球状
の枢支部44を介して前後及び左右方向に操作自
在に取付けられており、図外のバネにより中央位
置に弾支されている。制御レバー42の下端は、
上下2段に設けられたリング状の作動体45,4
6に弾性片47,48を介して挿入されている。
作動体45,46は制御ボツクス43内の支持部
材49によつて全方向に摺動自在に支持されてお
り、その作動体45の前方に上昇スイツチ20、
後方に下降スイツチ21、右方にダンプスイツチ
22、左方にすくいスイツチ23が夫々設けられ
ている。また作動体46の前後左右に、各スイツ
チ20〜23に対応して切換スイツチ38〜41
が設けられている。そして、制御レバー42を枢
支部44廻りに第1段目の傾斜角度まで前後左右
の任意方向に傾動操作すると、作動体45を介し
てスイツチ20〜23がオンし、また第2段目の
傾斜角度まで前後左右に傾動操作すると、作動体
46を介してスイツチ38〜41が接点bから接
点aに切換わるようになつている。制御レバー4
2上端のグリツプ部49には、押ボタン50に連
動するように切換スイツチ24が組込まれてお
り、押ボタン50を押したときに、接点bから接
点aに切換わるように構成されている。なお、可
変抵抗36,37は制御ボツクス43等の操作し
やすい箇所に設けられている。
次に上記構成における作用を説明する。
土砂の掘削、積込み作業に際しては、制御レバ
ー42を前後、左右に操作し、ブームシリンダ6
及びバケツトシリンダ8の伸縮動作によつてブー
ム4及びバケツト7を第2図実線の如く位置させ
ながら、トラクタ1を前進走行させる。そして、
バケツト7内に土砂が入れば、バケツトシリンダ
8の収縮動作によつてバケツト7を上向きに回動
させてすくい込むと共に、ブームシリンダ6の伸
縮動作によつてブーム4を上昇させて運搬し、次
にバケツト7をダンプさせて土砂を排出するので
ある。
制御レバー42を第1段目まで傾動操作した状
態では、切換スイツチ38〜41は依然として接
点b側にあるため、パルス発振回路32,33で
発生したパルス信号が抵抗34,35、接点bを
介してトランジスタTr1に間欠的なベース駆動信
号として加えられる。従つて、各スイツチ素子2
6〜29はパルス発振回路32,33の発生パル
スに同期してオン・オフ動作を繰返す。
制御レバー42を第2段目まで更に傾動操作す
ると、作動体46によつて切換スイツチ38〜4
1が働いて接点bから接点a側に切換わるので、
抵抗30,31から接点aを介してスイツチ素子
26〜29のトランジスタTr1にベース駆動信号
が連続的に与えられて、各スイツチ素子26〜2
9が連続してオン状態となる。制御レバー42を
第2段目の位置まで前方(A矢示)に操作する
と、作動体45を介して下降スイツチ21が働く
と共に、作動体46を介して切換スイツチ39が
働き、下降用ソレノイド14が励磁して電磁弁1
2が下降側に全開し、ブームシリンダ6が収縮動
作し、ブーム4が急速に下降する。また制御レバ
ー42を右方向(B矢示)に第2段目まで操作す
れば、作動体45によつてすくいスイツチ23
が、作動体46によつて切換スイツチ41が夫々
働き、すくい用ソレノイド17が励磁して電磁弁
15がすくい側に全開し、バケツトシリンダ8が
収縮動作し、バケツト7が急速に上向きに回動す
る。制御レバー42を後方(C矢示)に操作すれ
ば、同様にしてブーム4が上昇し、また左方向
(D矢示)に操作すればバケツト7が下向きにダ
ンプする。
ブーム4の下降動作中に、制御レバー42を第
1段目まで戻すと、切換スイツチ39が接点aか
ら接点b側に切換わり、スイツチ素子27がオ
ン・オフ動作を繰返すので、下降用ソレノイド1
4には第6図Aの如く所定値の励磁電流が間欠的
に流れる。このため下降用ソレノイド14は励
磁・消磁を繰返し、その時の動作遅れによつてス
プールが第6図Bの如く半開位置を保つようにな
るため、ブームシリンダ6へ供給される作動油の
流量は絞られ、ブームシリンダ6の動作速度が低
下する。従つて、ブーム4の下降速度が遅くな
り、例えば、バケツト7をゆつくりと地面に接地
させることができる。バケツト7のすくい動作中
においても、制御レバー42を第2段目から第1
段目に戻すと、すくい用ソレノイド17には第6
図Cの如く所定値の励磁電流が間欠的に流れ、電
磁弁15が第6図Dの如く半開状態となる。従つ
て、フロントローダの制御が容易になり、精度あ
る作業を行なうことができる。
またパルス発振回路32,33はブーム昇降用
とバケツト操作用とに独立して別々に設けてお
り、しかも可変抵抗36,37で夫々のデユーテ
イー比を調整できるようにしているから、第6図
A及びCに示す如くブーム昇降側のデユーテイー
比をバケツト操作側のそれに比して大に設定する
ことも可能である。従つて、この場合にはブーム
4の昇降速度をバケツト7の操作速度に比べて速
くすることができ、ブーム4とバケツト7とを同
時に動作させる際にそ、夫々に適した動作速度を
任意に選択し決定できるから、フロントローダの
姿勢制御が更に容易であり、迅速な作業が可能で
ある。
なお、抵抗30,31は共用することもでき
る。また作業部はバケツト7に限らず、フオーク
等であつても良い。
〈考案の効果〉 本考案によれば、動作指令時に電磁弁に所定値
の励磁電流を流すためのスイツチ素子を、発振回
路からの間欠的な駆動信号により間欠的に駆動す
るようにし、電磁弁の励磁・消磁を繰返すように
しているので、開閉型の電磁弁であるにも拘ら
ず、半開き状態を得ることができ、流量を段階的
に制御できる。また切換スイツチでスイツチ素子
に与える駆動信号を連続的なものと間欠的なもの
とに選択するようにしているから、操作時の取扱
いも容易であり、かつ容易に実施できる。また発
振回路の間欠的な駆動信号のパルス幅を調整部で
調整できるようにしており、しかもそれをブーム
昇降側と作業部操作側とに夫々設けているから、
ブーム及び作業部に適した動作速度に設定でき、
同時操作時にも姿勢制御が容易である。更にパル
ス幅の任意な調整ができるから、シリンダ径等の
仕様の異なるフロントローダにも容易に採用で
き、従つて、制御装置の汎用性が著しく向上し、
コストの低減も図れる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の第1実施例を示すものであつ
て、第1図は電気回路図、第2図は全体の側面
図、第3図は油圧回路図、第4図は制御レバー部
の断面図、第5図はスイツチの配置図、第6図は
動作説明図である。 4……ブーム、6……ブームシリンダ、7……
バケツト、8……バケツトシリンダ、12……昇
降用電磁弁、13……上昇スイツチ、14……下
降スイツチ、15……操作用電磁弁、16……ダ
ンプ用スイツチ、17……すくい用スイツチ、2
6〜29……スイツチ素子、30,31……抵
抗、32,33……パルス発振回路、36,37
……可変抵抗(調整部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定値の励磁電流を流したときに作動する開閉
    型の昇降用電磁弁と操作用電磁弁とを備え、昇降
    用電磁弁によりブームの昇降用シリンダを制御
    し、操作用電磁弁によりブーム先端の作業部の操
    作用シリンダを制御するようにしたフロントロー
    ダの制御装置において、動作指令時に電磁弁に前
    記電流を流すためのスイツチ素子と、連続した駆
    動信号を発生する回路と、間欠的な駆動信号を発
    生する発振回路と、これら回路からの両駆動信号
    を選択的にスイツチ素子に与えるための切換スイ
    ツチとを前記各電磁弁に対応して夫々設け、各発
    振回路には間欠的な駆動信号のパルス幅を調整す
    るための調整部を設けたことを特徴とするフロン
    トローダの制御装置。
JP14433585U 1985-09-20 1985-09-20 Expired JPH0327103Y2 (ja)

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JPH0649641Y2 (ja) * 1988-02-17 1994-12-14 東洋運搬機株式会社 スキツドステアローダの荷役速度切換装置

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JPS6255663U (ja) 1987-04-07

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