JPH0412336B2 - - Google Patents

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JPH0412336B2
JPH0412336B2 JP4088884A JP4088884A JPH0412336B2 JP H0412336 B2 JPH0412336 B2 JP H0412336B2 JP 4088884 A JP4088884 A JP 4088884A JP 4088884 A JP4088884 A JP 4088884A JP H0412336 B2 JPH0412336 B2 JP H0412336B2
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JP
Japan
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arm
attachment
rake
control valve
cylinder
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JP4088884A
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JPS60184131A (ja
Inventor
Masahiro Yano
Takao Harada
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Sanyo Kiki Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Kiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Kiki Co Ltd filed Critical Sanyo Kiki Co Ltd
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Publication of JPH0412336B2 publication Critical patent/JPH0412336B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/28Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
    • E02F3/36Component parts
    • E02F3/42Drives for dippers, buckets, dipper-arms or bucket-arms
    • E02F3/43Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations
    • E02F3/431Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations for bucket-arms, front-end loaders, dumpers or the like
    • E02F3/432Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations for bucket-arms, front-end loaders, dumpers or the like for keeping the bucket in a predetermined position or attitude

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、農用トラクタに装着して使用する農
用トラクタの操縦装置の技術分野に属する。
本発明は、この技術分野の中でも、前提構成と
して、例えば第1図乃至第4図または第7図に示
すように、次の構造を具備するものに関する。
即ち、農用ローダの基枠1にアーム2をアーム
シリンダ3で上下揺動駆動可能に枢支し、アーム
2の先端にアタツチメント4をアタツチメントシ
リンダ5で俯抑揺動駆動可能に枢支し、操縦杆7
でスイツチb′,c′,e′,f′を操作する事により、
アームシリンダ3のソレノイド操作式油圧方向切
換弁6を中立位置a・上昇位置b及び下降位置c
の間で切換えて、アームシリンダ3でアーム2を
停止・上昇または下降駆動可能に構成するととも
に、アタツチメントシリンダ5のソレノイド操作
式油圧方向切換弁8を中立位置d・スクイ位置e
及びダンプ位置fの間で切換えて、アタツチメン
トシリンダ5でアタツチメント4を停止・スクイ
またはダンプ駆動可能に構成したものである。
(従来技術) 従来では、第2図に示すように、操縦杆7で各
スイツチb′,c′,e′,f′をオンさせたときに、各
方向切換弁6,8が常に全開し、その開弁量を調
節する事ができず、アーム2もアタツチメント4
もいつもフルスピードで駆動するようになつてい
た事から、次の欠点がある。
a アーム2を下降させて停止させたときに、下
降時には油圧力にローダの重力が加わつて急速
度で下降している所を急停止するので、非常に
大きな衝撃が農用ローダ及びその油圧装置、並
びに農用トラクタに加わり、これらを早く疲労
破損させる。
しかも、望む高さに一度で正確に停止させる
事が難かしく、上げ下げを何度か繰返さなけれ
ば望む高さに正しく停止させられないので、そ
の操作に手間がかかり、非能率である。
b 上記衝撃を小さくするために、操縦杆7を頻
繁に切換操作して、アーム用方向切換弁6を繰
返し開閉しながら、アームを下降させて停止さ
せるように操縦するようにしている。
しかし、その操縦が難かしいうえ、アーム用
方向切換弁6及びアームシリンダ3は、動作頻
度及び衝撃発生量が極端に高まるため、早く疲
労破損する。
c 例えば、第1図のように、わら・牧草・堆肥
等の荷物を地上からトラツクの荷台に積み込ん
だり高所に積み上げたりする場合、まず、アー
ム2を上昇させてアタツチメント4をダンプ姿
勢H6にした上昇位置ダンプ状態から、アタツ
チメント4をスクイ込ミ姿勢H7に戻し、アー
ム2を下降させて下降位置スクイ込ミ状態H0
にし、次いで、トラクタを前進させて地上の荷
物をアタツチメント4にすくい込み、そして、
アタツチメント4をスクイ開始姿勢H1からす
くい上げてスクイ完了姿勢H2にしてから、ア
ーム2を所定角度θ1上昇させた状態H3にした
後、さらにアーム2を上昇させながらアタツチ
メント4をレベリングH4(アタツチメント4の
上面を水平に保つこと)し、アーム2が充分高
く上昇したところH5でアタツチメント4をダ
ンプ姿勢H6にするという一連の積込み動作を
繰返し行なう。
しかし、アタツチメント4をダンプ姿勢H6
からスクイ込ミ姿勢H7に戻すときに、アーム
2が上昇しているため、アーム2に対するアタ
ツチメント4のスクイ込ミ姿勢H7を正確に知
る事が難かしい事、及びアタツチメント4がフ
ルスピードで戻り揺動するため、思い通りの姿
勢に停止させ難い事から、スクイ込ミ姿勢H7
に速やかに正確に戻す事ができない。
しかも、アーム2を下降位置より所定角度θ2
上昇させた地点H3からアタツチメント4をレ
ベリングさせ始める事を正確に速やかに行なう
事が非常に難かしい。
このため、スクイ込ミ姿勢H7が狂つてうま
くすくい込めないうえ、レベリングの開始がず
れて傾いたアタツチメント4から荷物がこぼれ
落ちるので、一回当りの積上げ量が少なくな
り、作業能率が悪いうえ、周囲を汚して作業し
にくくする。
そのうえ、操縦杆7を頻繁に切換操作しなけ
ればならないうえ、スクイ込ミ姿勢H7への戻
りやレベリング開始のタイミングを慎重に見き
わめると同時にすぐさま操縦杆7を切換操作し
なければならず、これを繰返し行なわなければ
ならないため、操縦者が疲労し易い。
(先行技術) 本発明者は、上記欠点を解消するために、本発
明者に先立ち、第4図に示すものを着想した。
即ち、アタツチメント4がダンプ姿勢H6から
スクイ込ミ姿勢H7に戻つたときに、これをスク
イ込ミ姿勢検出スイツチL2が検出する事に基づ
き、電気制御装置J1でアタツチメント用自動方向
切換弁9′を正送り位置mから停止位置lに切換
えて、アタツチメント4をスクイ込ミ姿勢H7
自動的に停止させて固定する。
また、スクイ開始姿勢H1から操縦杆7をスク
イ上昇位置b,eに操作したときに、アーム用自
動方向切換弁9を閉位置kに操作して、アーム2
を下降位置に停止させたまま、アタツチメント用
自動方向切換弁18を正送り位置mに操作して、
アタツチメント4をすくい上げていく。アタツチ
メント4がスクイ完了姿勢H2になつたときに、
スクイ完了姿勢検出スイツチL1がオンする事に
基づき、アタツチメント用自動方向切換弁9′を
停止位置lに切換えて、アタツチメント4をスク
イ完了姿勢H2で停止固定するとともに、アーム
用自動方向切換弁9を開位置jに切換えて、アー
ム2を上昇させていく。アーム2が下降位置から
所定角度θ2上昇したときに、所定角度上昇検出ス
イツチL3がオンする事に基づき、アーム用自動
方向切換弁9を開位置jに保つて、アーム2をさ
らに上昇させる一方、アタツチメント用自動方向
切換弁9′を逆送り位置nに切換えて、アタツチ
メント4をダンプ側に揺動させることによりレベ
リングしていくようにするものである。
この構造の場合、アタツチメント用自動方向切
換弁9′及びアーム用自動方向切換弁9を追加し
なければならず、そのうえ油圧回路の配管も複雑
になるので、高価になる。
(本発明の目的) 本発明は、上記諸欠点を解消して、アームを下
降させて望み通りの高さに速やかに正確に停止で
きるうえ、その停止時に大きな衝撃が生じないよ
うにし、かつ、アーム上昇位置でのアタツチメン
トダンプ姿勢H6から下降位置スクイ込ミ状態H0
への移行、及びスクイ開始状態H1から上昇位置
ダンプ姿勢H6への移行を簡単な操作で正確に速
やかに行なわせる事により、作業能率を高めるう
え、作業者の疲労を格段に軽減できるようにする
事を目的とする。
(構成) 本発明は、上記目的を達成するための手段とし
て、例えば第5図乃至第10図に示すように、上
述の前提構成に、次の特徴構造を加えたものであ
る。
第1に、アーム用方向切換弁6の下降用ソレノ
イド12と操縦杆7で操作されるアーム下降用ス
イツチc′とに対して電流制御器14を直列に接続
し、電流制御器14を操縦杆7に連動連結して、
操縦杆7がアーム下降用スイツチc′のオフ側から
オン側に進むほど、電流制御器14の電流供給量
を小電流側から大電流側に向つて調節するように
構成する。
第2に、アタツチメント4がダンプ姿勢H6
らスクイ込ミ姿勢H7に戻つた事を検出するスク
イ込ミ姿勢検出スイツチL2をアタツチメント4
とアーム2との間に相対運動部間に設け、アーム
2が上昇しアタツチメント4がダンプ姿勢H6
なる上昇位置ダンプ状態から、操縦杆7をアタツ
チメントスクイ及びアーム下降のスクイ下降位置
c,e°に操作した状態においては、アタツチメン
ト用方向切換弁8をスクイ位置eに制御してアタ
ツチメントシリンダ5でアタツチメント4をスク
イ側に揺動させながら、アーム用方向切換弁6を
下降位置cに制御してアームシリンダ3でアーム
2を下降させ、アタツチメント4がダンプ姿勢
H6からスクイ込ミ姿勢H7に戻つたときにこれを
スクイ込ミ姿勢検出スイツチL2が検出する事に
基づき、アタツチメント用方向切換弁8のスクイ
用ソレノイド11′の給電を停止させて、アタツ
チメント用方向切換弁8を中立バネ10′で中立
位置dに復帰させ、アタツチメントシリンダ5で
アタツチメント4をスクイ込ミ姿勢H7に停止さ
せて固定するように構成する。
第3に、アタツチメント4がスクイ開始姿勢
H1からスクイ完了姿勢H2にすくい上げられた事
を検出するスクイ完了姿勢検出スイツチL1をア
タツチメント4とアーム2との間の相対運動部間
に設け、アーム2が下降位置から所定角度θ2上昇
した事を検出するアーム所定角上昇検出スイツチ
L3をアーム2と基枠1との間の相対運動部間に
設け、アーム2が下降位置でアタツチメント4が
スクイ開始姿勢H1となる下降位置スクイ開始状
態から、操縦杆7をアタツチメントスクイ及びア
ーム上昇のスクイ上昇位置b,e°に操作した状態
においては、アーム用方向切換弁6を中立位置a
に制御してアームシリンダ3でアーム2を下降位
置に固定しながら、アタツチメント用方向切換弁
8をスクイ位置eに制御してアタツチメントシリ
ンダ5でアタツチメント4をスクイ側に揺動さ
せ、アタツチメント4がスクイ開始姿勢H1から
スクイ完了姿勢H2にすくい上げられた時にこれ
をスクイ完了姿勢検出スイツチL1が検出する事
に基づき、アタツチメント用方向切換弁8のスク
イ用ソレノイド11′への給電を停止させてアタ
ツチメント用方向切換弁8を中立バネ10′で中
立位置dに復帰させ、アタツチメントシリンダ5
でアタツチメント4をスクイ完了H2に停止固定
するとともに、アーム用方向切換弁6の上昇用ソ
レノイド11への給電を開始してアーム用方向切
換弁6を上昇位置dに制御し、アームシリンダ3
でアーム2を上昇揺動させ、アーム2が下降位置
から所定角度θ2上昇したときにこれをアーム所定
角上昇検出スイツチL3が検出する事に基づき、
上昇用ソレノイド11への給電を維持してアーム
用方向切換弁6を上昇位置bに維持し、アームシ
リンダ3でアーム2をさらに上昇揺動させなが
ら、アタツチメント用方向切換弁8のダンプ用ソ
レノイド12′への通電を開始してアタツチメン
ト用方向切換弁8をダンプ位置fに制御し、アタ
ツチメントシリンダ5でアタツチメント4をレベ
リングするように構成したものである。
(実施例) 以下、図面に基づいて本発明の特徴構造に係る
実施例を詳述する。
第5図及び第6図は、第1の特徴構造に関する
もので、第5図は、操縦杆7と可変抵抗器24及
び抵抗調節具20からなる電流制御器14と、ス
イツチb′,c′との連動連結の態様を示す斜視図、
第6図はアーム用方向切換弁6と上記電流制御器
14とスイツチb′,c′との結線図である。
第5図において、操縦7は、その基端部15a
が前後回動軸16に前後に貫通したピン17で左
右揺動自在に枢支されており、前後・左右に揺動
操作可能になつていて、左右への揺動は左右回転
軸18に伝えられる。これら両回動軸16,18
の各端部のうち一方の端部16a,18aにスイ
ツチ操作片19が設けられ、他方の端部16b,
18bには抵抗調節具20が可変抵抗器24と摺
動自在に取付けられている。
第6図において、スイツチ操作片19で操作さ
れるスイツチb′,c′はスイツチ操作片19を挟ん
で上下に取付けてあり、一方のスイツチb′はアー
ムシリンダ3用方向切換弁6の上昇用ソレノイド
11に、他方のスイツチc′は、下降ソレノイド1
2に、可変抵抗24を介して接続してある。
操縦レバー7で切換制御される方向切換弁6の
昇降用ソレノイド11,12は、方向切換弁6の
弁ケース11aの前後端面11bに互いに対向す
る状態に取付けられ、切換弁6のスプール27の
端部27aを中立復帰バネ28に抗して直接吸入
するようにしてある。勿論、公知のように前記ス
プール27の端部27aを押し出すように構成す
ることもできることはいうまでもない。
上記第1の特徴構造における作用をアーム2の
下降操作の例で説明する。アーム2を下降する場
合、操縦杆7を前方に押す。すると、スイツチ
c′がオンし、バツテリーGの電流が抵抗調節具2
0から可変抵抗器24を通つて下降ソレノイド1
2に供給される。
このとき、操縦杆7の操作量が少いと、抵抗値
が大きいので、上記供給電流が小さく、ソレノイ
ド12の発生するスプール操作力が小さい。この
ため中立バネ10とのつり合い状態が、方向切換
弁6を流れる油量が少なく制限された位置に維持
されることとなり、その結果、リフトシリンダ3
はゆつくり収縮するので、アーム2の下降速度は
ゆるやかなものとなる。
アーム2の下降速度を早くするには、操縦杆7
をさらに前向に押せばよく、アーム2を上降させ
る場合には上記と同様に操縦杆7を手前に引いて
操作すればよい。
次に第7図乃至第9図は第2及び第3の特徴構
造に関するもので、第7図はその操作駆動系統
図、第8図は検出スイツチL1,L2の取付態様を
示す分解斜視図、第9図は制御器J2の回路図、第
10図は操作駆動の流れを示すタイムチヤートで
ある。
アタツチメントシリンダ5とアタツチメント4
とを連動させるアタツチメントリンク31をアー
ム2の軸支部30に連結する。この場合、第8図
態様の2つの検出スイツチL1及びL2を支軸32
の一端に固設し、この支軸32はアーム2の軸受
33に回動調節の後ボルト34で固定される。他
方前記2つの検出スイツチL1,L2をオン・オフ
するそれぞれのカム面35a,35bを具備する
カム片35を上記アタツチメントリンク31の所
定部位に固設する。
これらの検出スイツチL1,L2とカム片35と
の関係は、例えばアタツチメント4がダンプ姿勢
H6から、スクイ込ミ姿勢H7に戻つたことを検出
するように、スクイ込ミ姿勢検出スイツチL2
カム面35bとの相対角度(θ1)を前記支軸32
を回動調節して定める。
アタツチメント4がスクイ開始姿勢H1からス
クイ完了姿勢H2にすくい上げられた事を検出す
る、スクイ完了姿勢検出スイツチL1も上記と同
様に設ける。
他方、アーム2と基枠1との間の例えばアーム
軸支部45に、アーム2が下降位置から所定角度
θ2だけ上昇した事を検出するアーム所定角検出ス
イツチL3を、第8図と同様にして設ける。以下
第1図・第3図・第7図乃至第10図を参照しつ
つ、本発明に係る第2及び第3の特徴構造におけ
る作用を一連の動用(H0乃至H7)とともに詳述
する。
アタツチメント4はスクイ込ミ状態H0におい
て、トラクタを前進させて地上の荷物をすくい込
み、スクイ開始姿勢H1に至る。次いで、操縦杆
7を操縦して、上昇スクイ位置b,e°に入る。す
ると上昇スイツチb′とスクイスイツチe′がオンさ
れるが、上昇回路はスクイスイツチe′に連動する
スイツチがオフとなつて導通せず、スクイ回路
のみが導通してスクイ動作をしてスクイ完了姿勢
H2に至る。
するとスクイ完了姿勢検出スイツチL1が作動
されて第1リレーR1をオンし、これと連動して、
自己保持スイツチrはオンに上昇回路のスイツチ
b1はオンに、スクイ回路のスイツチe1はオフに、
ダンプ回路のスイツチf1はオンとなり、上昇回路
のみ導通して、アタツチメント4はスクイ完了姿
勢H2が維持されつつ、アーム2が上昇され、ア
タツチメント4の上面が略水平姿勢H3に至る。
アーム2がアタツチメント4を略水平姿勢H3
まで持ち上げると、前記アーム所定角上昇検出ス
イツチL3が作動され、ダンプ回路を導通し、自
動的に上昇ダンプによる上昇レベリング動作が行
われ、アタツチメント4は、その姿勢がH4を経
てH5に至り停止する。
ここで、トラクタを移動して荷物を運んだ後、
操縦杆7の単独操作(第3図f°)によつてスイツ
チf′をオンし、アタツチメント4をダンプ姿勢H6
にして荷物を落下する。
次に、操縦杆7を下昇・スクイ位置c,e°に入
る。すると下降スイツチc′とスクイスイツチe′が
オンされ、下降回路及びスクイ回路が導通され
て、アーム2の下降動作とアタツチメント4のス
クイ動作がなされ姿勢H7に至る。
すると、アタツチメント4がダンプ姿勢H6
らスクイ込ミに適したスクイ込ミ姿勢H7に戻つ
たことを検出する前記スクイ込ミ姿勢検出スイツ
チL2が作動され、リレーR2を作動し、これと連
動するスイツチe2がオフされて、スクイ回路を遮
断することにより、スクイ動作を停止されたま
ま、アーム2はさらに下降して、スクイ込ミ姿勢
H0に至り停止する。
なお、アーム5の先端に取付けて使用するアタ
ツチメント4の種類によつてアタツチメント4の
スクイ込ミ姿勢H7、スクイ開始姿勢H1、スクイ
完了姿勢H2及びアームの所定角θ2の上昇位置H3
が適宜変ることがあるが、この場合には各検出ス
イツチL1,L2,L3の検出位置を任意に変更調節
すればよい。
電流制御器14としては、可変抵抗方式の代り
に、多段スイツチ切替方式、またはパルス信号制
御方式を用いてもよい。
各検出スイツチL1,L2,L3は、基枠1とアー
ム2との揺動角またはアーム2とアタツチメント
リンク31との揺動角を検出する代りに、基枠1
とアームとの間またはアーム2とアタツチメント
リンク31との間に架着した伸縮ロツドの長さを
検出するようにする事も考えられる 操縦杆7は、1本のマルチレーバー式のものの
代りに、アーム昇降用レバーとアタツチメント操
作用レバーとの2本のレバー式のものを用いても
よい。
(作用効果) 本発明は、このように構成した事から、次の作
用効果を奏する。
イ 上記第1の特徴構造から、操縦杆を下降位置
に一杯操作する事により、アーム用方向切換弁
を下降位置に全開してアームを速やかに下降で
きながらも、操縦杆を下降位置から中立位置に
次第に戻して行く事により、その弁の開量を次
第に小さくして、アームを望み通りの速さに滑
らかに減速できるので、一度の操作で望む高さ
に正確にしかも速やかに停止させる事ができ、
能率的である。
しかも、アームは次第に減速してから停止す
るので、急停止による非常に大きな衝撃が農用
ローダ及びその油圧装置、並びに農用トラクタ
に加わる事を無くし、これらがその衝撃で早く
疲労破損する事を無くして、これらの耐久性を
大幅に高めることができる。
ロ このように大きな衝撃が生じる事なくアーム
を下降停止させるための操作は、操縦杆を下降
位置から中立位置に向つてゆつくりと一操作す
るだけですみ、頻繁に切換操作する必要がない
ので、簡単に楽に操縦する事ができる。
しかも、アーム用方向切換弁はその開量が次
第に絞られていつてから閉じるという滑らかな
一動作ですむから、アーム用方向切換弁及びア
ームシリンダは衝撃が殆んど発生しないうえ動
作頻度も一回のみの最少であるから、疲労破損
する事がなく、耐久性に優れる。
ハ まず、前記第2の特徴構造から、アタツチメ
ントが上昇位置でのダンプ姿勢H6からスクイ
込ミ姿勢H7に戻つたときに、自動的にスクイ
込ミ姿勢検出スイツチL1がアタツチメント用
方向切換弁8を中立位置dに切換えて、アタツ
チメント4をスクイ込ミ姿勢H7に速やかに正
確に停止させて固定する。
次いで、第1の特徴構造から、上記作用効果(イ)
で述べたようにアームを望み通りの高さに簡単に
正確に下降させて停止できるので、手動操作によ
りアタツチメント4が接地する下降スクイ込ミ状
態H0にアームを速やかに正確に下降停止させる
事ができる。
そして、第3の特徴構造から、下降位置でのス
クイ開始状態H1から操縦杆7をスクイ上昇位置
b,e°に一操作するだけで、まず、アタツチメン
トをスクイ完了姿勢H2にしていき、スクイ完了
姿勢検出スイツチL1の働きで、アタツチメント
4をスクイ上げ姿勢H2に正確に停止固定してか
ら、アームを上昇させ、アーム所定角検出スイツ
チL3の働きで、アームが下降位置から所定角度θ2
上昇したときからアタツチメント4をダンプ側に
作動させ始めて正確にレベリングしていく。
以上のように、まずアタツチメント4をスクイ
込ミ姿勢H7に正確に自動停止させる事、次いで
手動でアームを下降スクイ込ミ状態H0に下降停
止できる事、そしてアタツチメントをスクイ完了
姿勢H2にしてアームを所定角度θ2上昇したとき
にアタツチメント4を自動的に正確にレベリング
させ始める事により、上昇位置でのダンプ状態
H6から下降位置でのスクイ込ミ状態H0への所定
の操作も、下降位置でのスクイ開始状態H1から
上昇位置ダンプ姿勢H6への所定の操作も、とも
に正確に速やかに行なえる。これにより、地上の
荷物をアタツチメントにうまく多量にすくい込め
るうえ、荷こぼれする事なく持上げてゆけるの
で、一回当りの荷上げ量が多くなり、作業能率が
高まるうえ、周囲を汚さず作業しやすい。
そのうえ、荷物を地上から高所に積上げる1サ
イクルに要する操縦杆の操操作は、スクイ下降位
置・中立位置・スクイ上昇位置・中立位置及びダ
ンプ位置の5操作のみですみ、スクイ込ミ姿勢
H7での停止固定やレベリング開始を自動的に行
なうので、作業者がこれらのタイミングを慎重に
見きわめると同時にすぐさま操縦杆を切換操作す
る必要を無くす事ができ、操縦者の疲労を大幅に
軽減できるうえ、動作が正確で滑らかで速やかに
進むので、この面からも作業能率を高める事がで
きる。
ニ アタツチメントのスクイ込ミ姿勢H7での停
止固定及びレベリング開始H3は、スクイ込ミ
姿勢検出スイツチL2及びアーム所定角上昇検
出スイツチL3がアタツチメント用方向切換弁
8を切換制御することにより行なうので、第4
図に示す先行技術に必要なアタツチメント用自
動方向切換弁18を省略することができる。
また、アタツチメント4をスクイ完了姿勢
H2に停止させた後にアーム2を上昇させる操
作は、スクイ完了姿勢検出スイツチL1がアー
ム用方向切換弁6を切換制御する事により行な
うので、第4図の先行技術のアーム用自動方向
切換弁19をも省略できる。
しかも、両自動方向切換弁18,19の省略
に伴つて油圧配管を簡素化することもできるの
で、安価に実施できる。
さらに、本発明装置を既存の農用ローダに後
付けして実施する場合でも、油圧回路を改造す
る必要が全くないので、簡単に安価に後づけで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は農用ローダの操作姿勢を示す概略側面
図、第2図はその操作駆動系統図、第3図は操縦
杆の操縦位置の説明図、第4図は本願発明に先立
つて着想した操作駆動系統図、第5図は操縦杆7
と、電流制御器14及びスイツチb′,c′との連動
連結の態様を示す斜視図、第6図はアーム用方向
切換弁6と第5図の電流制御器14との結線図、
第7図は本発明の操作駆動系統図、第8図は検出
スイツチL1,L2の取付態様を示す分解斜視図、
第9図は第7図中の制御器J2の回路図、第10図
はその作用の流れを示すタイムチヤートを示す。 1……基枠、2……アーム、3……アームシリ
ンダ、4……アタツチメント、5……アタツチメ
ントシリンダ、6……アーム用ソレノイド操作式
油圧方向切換弁、7……操縦杆、8……アタツチ
メント用ソレノイド操作式油圧方向切換弁、1
0,10′……中立バネ、11……上昇用ソレノ
イド、12……下降用ソレノイド、11′……ス
クイ用ソレノイド、12′……ダンプ用ソレノイ
ド、14……電流制御器、a……方向切換弁6の
中立位置、b……方向切換弁6の上昇位置、c…
…方向切換弁6の下降位置、b′……上昇スイツ
チ、c′……下降スイツチ、a°……操縦杆7の中立
位置、b°……同上昇位置、c°……同下降位置、d
……方向切換弁8の中立位置、e……同スクイ位
置、f……同ダンプ位置、e′……スクイスイツ
チ、f′……ダンプスイツチ、d°……操縦杆の中立
位置、e°……同スクイ位置、f°……同ダンプ位置、
b,e°……同上昇スクイ位置、c,e°……同下降
スクイ位置、b,f°……同上昇ダンプ位置、c,
f°……下降ダンプ位置、L1……スクイ完了姿勢検
出スイツチ、L2……スクイ込ミ姿勢検出スイツ
チ、L3……アーム所定角上昇検出スイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 農用ローダの基枠1にアーム2をアームシリ
    ンダ3で上下揺動駆動可能に枢支し、アーム2の
    先端にアタツチメント4をアタツチメントシリン
    ダ5で俯抑揺動駆動可能に枢支し、操縦杆7でス
    イツチb′,c′,e′,f′を操作する事により、アー
    ムシリンダ3のソレノイド操作式油圧方向切換弁
    6を中立位置a・上昇位置b及び下降位置cの間
    で切換えて、アームシリンダ3でアーム2を停
    止・上昇または下降駆動可能に構成するととも
    に、アタツチメントシリンダ5のソレノイド操作
    式油圧方向切換弁8を中立位置d・スクイ位置e
    及びダンプ位置fの間で切換えて、アタツチメン
    トシリンダ5でアタツチメント4を停止・スクイ
    またはダンプ駆動可能に構成した農用ローダの操
    縦装置において、 アーム用方向切換弁6の下降用ソレノイド12
    と操縦杆7で操縦されるアーム下降用スイツチ
    c′とに対して電流制御器14を直列に接続し、電
    流制御器14を操縦杆7に連動連結して、操縦杆
    7がアーム下降用スイツチc′のオフ側からオン側
    に進むほど、電流制御器14の電流供給量を小電
    流側から大電流側に向つて調節するように構成
    し、 アタツチメント4がダンプ姿勢H6からスクイ
    込ミ姿勢H7に戻つた事を検出するスクイ込ミ姿
    勢検出スイツチL2をアタツチメント4とアーム
    2との間の相対運動部間に設け、アーム2が上昇
    しアタツチメント4がダンプ姿勢H6になる上昇
    位置ダンプ状態から、操縦杆7をアタツチメント
    スクイ及びアーム下降のスクイ下降位置c,e°に
    操作した状態においては、アタツチメント用方向
    切換弁8をスクイ位置eに制御してアタツチメン
    トシリンダ5でアタツチメント4をスクイ側に揺
    動させながら、アーム用方向切換弁6を下降位置
    cに制御してアームシリンダ3でアーム2を下降
    させ、アタツチメント4がダンプ姿勢H6からス
    クイ込ミ姿勢H7に戻つたときにこれをスクイ込
    ミ姿勢検出スイツチL2が検出する事に基づき、
    アタツチメント用方向切換弁8のスクイ用ソレノ
    イド11′への給電を停止させて、アタツチメン
    ト用方向切換弁8を中立バネ10′で中立位置d
    に復帰させ、アタツチメントシリンダ5でアタツ
    チメント4をスクイ込ミ姿勢H7に停止させて固
    定するように構成し、 アタツチメント4がスクイ開始姿勢H1からス
    クイ完了姿勢H2にすくい上げられた事を検出す
    るスクイ完了姿勢検出スイツチL1をアタツチメ
    ント4とアーム2との間の相対運動部間に設け、
    アーム2が下降位置から所定角度θ2上昇した事を
    検出するアーム所定角上昇検出スイツチL3をア
    ーム2と基枠1との間の相対運動部間に設け、ア
    ーム2が下降位置でアタツチメント4がスクイ開
    始姿勢H1となる下降位置スクイ開始状態から、
    操縦杆7をアタツチメントスクイ及びアーム上昇
    のスクイ上昇位置b,e°に操作した状態において
    は、アーム用方向切換弁6を中立位置aに制御し
    てアームシリンダ3でアーム2を下降位置に固定
    しながら、アタツチメント用方向切換弁8をスク
    イ位置eに制御してアタツチメントシリンダ5で
    アタツチメント4をスクイ側に揺動させ、アタツ
    チメント4がスクイ開始姿勢H1からスクイ完了
    姿勢H2にすくい上げられた時にこれをスクイ完
    了姿勢検出スイツチL1が検出する事に基づき、
    アタツチメント用方向切換弁8のスクイ用ソレノ
    イド11′への給電を停止させてアタツチメント
    用方向切換弁8を中立バネ10′で中立位置dに
    復帰させ、アタツチメントシリンダ5でアタツチ
    メント4をスクイ完了H2に停止固定するととも
    に、アーム用方向切換弁6の上昇用ソレノイド1
    1への給電を開始してアーム用方向切換弁6を上
    昇位置bに制御し、アームシリンダ3でアーム2
    を上昇揺動させ、アーム2が下降位置から所定角
    度θ2上昇したときにこれをアーム所定角上昇検出
    スイツチL3が検出する事に基づき、上昇用ソレ
    ノイド11への給電を維持してアーム用方向切換
    弁6を上昇位置bに維持し、アームシリンダ3で
    アーム2をさらに上昇揺動させながら、アタツチ
    メント用方向切換弁8のダンプ用ソレノイド1
    2′への通電を開始してアタツチメント用方向切
    換弁8をダンプ位置fに制御し、アタツチメント
    シリンダ5でアタツチメント4をレベリングする
    ように構成した事を特徴とする農用ローダの操縦
    装置。
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