JPH0634284U - 表面実装用円筒形部品取り付けランド形状 - Google Patents
表面実装用円筒形部品取り付けランド形状Info
- Publication number
- JPH0634284U JPH0634284U JP7086492U JP7086492U JPH0634284U JP H0634284 U JPH0634284 U JP H0634284U JP 7086492 U JP7086492 U JP 7086492U JP 7086492 U JP7086492 U JP 7086492U JP H0634284 U JPH0634284 U JP H0634284U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting
- component
- land
- solder
- cylindrical
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- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リフローソルダリングを行った場合にも円筒
上部品の取り付け位置がずれることを抑制することので
きる部品取り付けランドを提供する。 【構成】 絶縁基板11上に印刷された一対のランド1
2aおよび12bの合い対向する部分を半円状に形成す
る。半田が溶融した時の表面張力は半円部分においては
ランド中心に関して全方向均一であるため、円筒形の表
面実装部品13にはランド中央に引き戻す力が働く。
上部品の取り付け位置がずれることを抑制することので
きる部品取り付けランドを提供する。 【構成】 絶縁基板11上に印刷された一対のランド1
2aおよび12bの合い対向する部分を半円状に形成す
る。半田が溶融した時の表面張力は半円部分においては
ランド中心に関して全方向均一であるため、円筒形の表
面実装部品13にはランド中央に引き戻す力が働く。
Description
【0001】
本考案はプリント基板の部品取り付けランド形状に係わり、特に表面実装用円 筒形部品の取り付けに適した部品取り付けランド形状に関する。
【0002】
従来プリント基板への部品の実装方法としては、部品のリード線または端子を プリント基板に設けられたスルーホールに差し込み、半田面をフローソルダリン グによって処理して部品とパターンとの接続を行う方法が使用されている。 しかしながら上記方法では、半田面を半田槽に浮かべる必要があるため半田面 には部品を実装することができず実装密度は低くならざるを得ない。
【0003】 プリント基板の両面に部品を実装し実装密度を高くするために、いわゆるチッ プ部品と呼ばれる円筒形部品をクリーム半田を塗布した部品取り付けランド上に 装着した後に、赤外線あるいは熱風によって加熱しクリーム半田を溶融するいわ ゆるリフローソルダリングによって部品を固定する表面実装方法が実用化されて いる。
【0004】
しかしながら表面実装方法に適用される部品は円筒形であるため、基板上の部 品取り付け用のパターンであるランドへの取り付けが所要の精度におさまらない 場合がある。 図2はリフローソルダリングの説明図である。
【0005】 図2(a)は完成状態のプリント基板であり、絶縁基板11に導体パターン1 2および保護が必要な部分にソルダレジスト15が印刷されている。 半田付けが必要な箇所に穴のあいた印刷マスクでプリント基板を覆い、クリー ム半田14を印刷して図 (b)に示す状態となる。 次にマウンタ(部品搭載機)によって、クリーム半田が塗布されたランド上に 実装部品13の両端に設置された円環状の接続端子が載るように実装部品13が 搭載されて図2(c)に示す状態となる。
【0006】 そして赤外線あるいは熱風によって、クリーム半田を溶融し実装部品をランド に固定して、図2(d)に示す状態となる。 ここで実装部品の取り付け精度は、以下の要因によって影響を受ける。 (1)クリーム半田を印刷する時の印刷マスクの製作精度 (2)マウンタの搭載精度 (3)ランド形状 しかし、実装部品は直径2ミリメートル、長さ6ミリメートル程度の小部品で あるため印刷マスクの製作精度およびマウンタの搭載精度を向上させることには 限界があり、取り付け精度を確保するためにはランド形状を見直すことが必要と なる。
【0007】 図3は従来から使用されている矩形状のランドを使用した場合の表面実装部品 の取り付け状況説明図であって、図3(a)は部品軸の直角方向に変位してマウ ントされた場合を、図3(b)は部品軸方向に変位してマウントされた場合を示 す。 この状態で半田が溶融すると、ランドが矩形であるためランド中心に関し半田 の表面張力は方向によって相違する。
【0008】 即ち表面実装部品に作用する表面張力は方向によって相違し、必ずしもランド 中央に引き戻されるとは限らず、斜めになった状態(a)あるいは軸方向にずれ た状態(b)で固定される。 本考案は上記問題点に鑑みなされたものであって、リフローソルダリングを行 った場合にも円筒上部品の取り付け位置がずれることを抑制することのできる部 品取り付けランドを提供することを目的とする。
【0009】
本考案にかかる表面実装用円筒形部品をプリント基板上に取り付けるための一 対の部品取り付けランドは、少なくとも相互に合い対向する部分を半円状とする ことを特徴とする。
【0010】
本考案にかかる部品取り付けランドによれば、少なくとも相互に合い対向する 部分では半田が溶融した時の半田の表面張力によって部品がランド中央に引き戻 される。
【0011】
図1は本考案にかかる部品取り付けランドの形状図であって、(a)は上面図 、(b)はX−X断面図を示す。 即ち絶縁基板11に導体で形成された一対のランド、12aおよび12bが印 刷されている。
【0012】 ここでランドの形状はかまぼこ型であり、半円弧の部分が合い対向するように 配置されている。 円筒形の表面実装部品13は、一対のランド12aおよび12bを跨いで設置 され、クリーム半田14のリフロー処理によって一対のランド12aおよび12 bに固定される。
【0013】 図4は本考案による部品取り付けランドを使用した場合の表面実装部品14の 引き戻し作用の説明図であって、図4(a)は部品軸の直角方向に変位してマウ ントされた場合を、図4(b)は部品軸方向に変位してマウントされた場合を示 す。 即ち半田が溶融すると、ランド12aおよび12bに関して表面張力が各方向 に均一に作用して、表面実装部品をランド中央に引き戻す。
【0014】 なお本実施例においてランド形状をかまぼこ型としたのは、一対のランドをま たいで設置される円筒形の表面実装部品13とランドとを接着する半田が広がる 領域を大として接続を確実にするためである。 ランドの面積をある程度大きくして、半田の広がりを確保することが可能であ る場合にはランド形状を円形としてもよい。
【0015】 この場合は、半田の表面張力はランド中心に関して全方向均一となるため部品 をランド中央に引き戻す力は一層強くなる。
【0016】
本考案にかかる表面実装部品取り付けランドによれば、表面実装部品がランド 中央から変位して配置された場合にも、溶融状態した半田の表面張力によってラ ンド中央に引き戻されるため、所定の取り付け精度を確保することが可能となる 。
【図1】図1は本考案にかかる表面実装部品取り付けラ
ンドの形状図である。
ンドの形状図である。
【図2】図2はリフローソルダリングの説明図である。
【図3】図3は矩形形状のランドを使用した場合の表面
実装部品の取り付け状況説明図である。
実装部品の取り付け状況説明図である。
【図4】図4は本考案による部品取り付けランドを使用
した場合の引き戻し作用の説明図である。
した場合の引き戻し作用の説明図である。
11…絶縁基板 12…ランド 13…表面実装部品 14…半田 15…ソルダレジスト
Claims (1)
- 【請求項1】 表面実装用円筒形部品をプリント基板上
に取り付けるための一対の部品取り付けランドであっ
て、 少なくとも相互に合い対向する部分を半円状とすること
を特徴とする部品取り付けランド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7086492U JPH0634284U (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 表面実装用円筒形部品取り付けランド形状 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7086492U JPH0634284U (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 表面実装用円筒形部品取り付けランド形状 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0634284U true JPH0634284U (ja) | 1994-05-06 |
Family
ID=13443859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7086492U Withdrawn JPH0634284U (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 表面実装用円筒形部品取り付けランド形状 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0634284U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007258605A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Toshiba Corp | 部品内蔵プリント配線板、部品内蔵プリント配線板の製造方法および電子機器 |
JP2012209594A (ja) * | 2012-07-19 | 2012-10-25 | Toshiba Corp | プリント配線板 |
-
1992
- 1992-10-12 JP JP7086492U patent/JPH0634284U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007258605A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Toshiba Corp | 部品内蔵プリント配線板、部品内蔵プリント配線板の製造方法および電子機器 |
JP2012209594A (ja) * | 2012-07-19 | 2012-10-25 | Toshiba Corp | プリント配線板 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19970306 |