JPH06341675A - 空気調和機の吊下装置 - Google Patents
空気調和機の吊下装置Info
- Publication number
- JPH06341675A JPH06341675A JP5152944A JP15294493A JPH06341675A JP H06341675 A JPH06341675 A JP H06341675A JP 5152944 A JP5152944 A JP 5152944A JP 15294493 A JP15294493 A JP 15294493A JP H06341675 A JPH06341675 A JP H06341675A
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- JP
- Japan
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- indoor unit
- main body
- frame
- air conditioner
- fixed
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 室内機が重量的に左右アンバランスの時に、
本体吊枠に対して室内機を堅固に固定することのできる
空気調和機の吊下装置を提供する。 【構成】 吊ボルト3で支持される本体吊枠5を天井の
内側に設け、この本体吊枠5に止め具13を介して室内
機11を固定する吊下装置である。とくに室内機11
は、本体吊枠5に対して少なくとも4本以上の止め具1
3で固定されていることを特徴とする。
本体吊枠に対して室内機を堅固に固定することのできる
空気調和機の吊下装置を提供する。 【構成】 吊ボルト3で支持される本体吊枠5を天井の
内側に設け、この本体吊枠5に止め具13を介して室内
機11を固定する吊下装置である。とくに室内機11
は、本体吊枠5に対して少なくとも4本以上の止め具1
3で固定されていることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天井内に設けられる空
気調和機の室内機を吊下げるための吊下装置の構造に関
する。
気調和機の室内機を吊下げるための吊下装置の構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、吊ボルトで支持される本体吊枠
を天井の内側に設け、この本体吊枠にボルトを介して室
内機を固定した空気調和機は知られている。この種の従
来のものでは、室内機に熱交換器や、送風機などの各種
機器類が、重量的に左右バランスよく内蔵されている。
そのため、本体吊枠に対して室内機はその中央部2点
を、例えばボルトなどにより支持するだけで、吊下げ強
度的には十分になっている(例えば、特開平4−682
32号)。
を天井の内側に設け、この本体吊枠にボルトを介して室
内機を固定した空気調和機は知られている。この種の従
来のものでは、室内機に熱交換器や、送風機などの各種
機器類が、重量的に左右バランスよく内蔵されている。
そのため、本体吊枠に対して室内機はその中央部2点
を、例えばボルトなどにより支持するだけで、吊下げ強
度的には十分になっている(例えば、特開平4−682
32号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、熱交換
器や送風機などが室内機に左右アンバランスに内蔵され
ている時には、従来のように、中央部2点をボルトによ
り支持するだけでは、室内機の固定が十分でないという
問題がある。
器や送風機などが室内機に左右アンバランスに内蔵され
ている時には、従来のように、中央部2点をボルトによ
り支持するだけでは、室内機の固定が十分でないという
問題がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、室内機が重量的に左右ア
ンバランスの時に、本体吊枠に対して室内機を堅固に固
定することのできる空気調和機の吊下装置を提供するこ
とにある。
技術が有する問題点を解消し、室内機が重量的に左右ア
ンバランスの時に、本体吊枠に対して室内機を堅固に固
定することのできる空気調和機の吊下装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、吊ボルトで支持される本体吊枠を天井の
内側に設け、この本体吊枠に止め具を介して室内機を固
定した空気調和機の吊下装置において、室内機は、本体
吊枠に対して少なくとも4以上の止め具で固定されてい
ることを特徴とするものである。
に、本発明は、吊ボルトで支持される本体吊枠を天井の
内側に設け、この本体吊枠に止め具を介して室内機を固
定した空気調和機の吊下装置において、室内機は、本体
吊枠に対して少なくとも4以上の止め具で固定されてい
ることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、まず、天井板の内側に、吊ボ
ルトを介して本体吊枠が吊下げられる。そして、この状
態で天井板の天貼り作業が進められ、この天井貼りの作
業の終わりに天井板に開口が形成される。そして、その
後、室内機が本体吊枠に対して4本以上の止め具を用い
て固定される。
ルトを介して本体吊枠が吊下げられる。そして、この状
態で天井板の天貼り作業が進められ、この天井貼りの作
業の終わりに天井板に開口が形成される。そして、その
後、室内機が本体吊枠に対して4本以上の止め具を用い
て固定される。
【0007】
【実施例】以下、本発明による空気調和機の吊下装置の
一実施例を添付図面を参照して説明する。
一実施例を添付図面を参照して説明する。
【0008】図1において、1は天井板を示し、この天
井板1の内側には、左右計4本の吊ボルト3により支持
される本体吊枠5が設けられている。
井板1の内側には、左右計4本の吊ボルト3により支持
される本体吊枠5が設けられている。
【0009】この本体吊枠5は、図2に示すように、コ
字状に折り曲げられた一対の吊枠フレーム5a,5bを
有し、夫々の吊枠フレーム5a,5bには夫々2つのボ
ルト孔7があけられている。
字状に折り曲げられた一対の吊枠フレーム5a,5bを
有し、夫々の吊枠フレーム5a,5bには夫々2つのボ
ルト孔7があけられている。
【0010】また、吊枠フレーム5a,5bには矩形の
枠体9が取り付けられている。この枠体9は後述するよ
うに本体吊枠5に室内機11を固定する際に吊枠フレー
ム5a,5bから取り外される。
枠体9が取り付けられている。この枠体9は後述するよ
うに本体吊枠5に室内機11を固定する際に吊枠フレー
ム5a,5bから取り外される。
【0011】即ち、図1を参照して、まず天井板1の内
側に、4本の吊ボルト3を介して本体吊枠5が吊下げら
れ、この状態で天井板1の天貼り作業が進められる。
側に、4本の吊ボルト3を介して本体吊枠5が吊下げら
れ、この状態で天井板1の天貼り作業が進められる。
【0012】ついで、この天井貼りの作業の終りに、枠
体9の形状に沿って天井板1に開口が形成される。そし
て、その後に、吊枠フレーム5a,5bから枠体9が取
り外され、そこに室内機11が4本のボルト13を用い
て固定される。
体9の形状に沿って天井板1に開口が形成される。そし
て、その後に、吊枠フレーム5a,5bから枠体9が取
り外され、そこに室内機11が4本のボルト13を用い
て固定される。
【0013】図3は室内機11の側面を示す説明図であ
る。
る。
【0014】室内機11は、箱形の本体21を有し、こ
の本体21の内部には、図中右方に偏って冷房用熱交換
器23、温水熱交換器25、並びにクロスフローファン
27等が内蔵されている。
の本体21の内部には、図中右方に偏って冷房用熱交換
器23、温水熱交換器25、並びにクロスフローファン
27等が内蔵されている。
【0015】29は空気清浄フィルタ、31はドレンパ
ンである。このドレンパン31は、図4に示すように、
吸込グリル43の配置される開口を囲うように配置さ
れ、これにより外部との断熱が図られる。
ンである。このドレンパン31は、図4に示すように、
吸込グリル43の配置される開口を囲うように配置さ
れ、これにより外部との断熱が図られる。
【0016】ところで、これによると、室内機11の重
量としては、図3中で右方がかなり重くなる。このよう
な室内機11を本体吊枠5に固定する際、従来のよう
に、室内機11の中央部を2本のボルトで支持するだけ
では、熱交換器23,25の重量が掛かる分だけ、室内
機11が図中で右方向へ傾くおそれがある。
量としては、図3中で右方がかなり重くなる。このよう
な室内機11を本体吊枠5に固定する際、従来のよう
に、室内機11の中央部を2本のボルトで支持するだけ
では、熱交換器23,25の重量が掛かる分だけ、室内
機11が図中で右方向へ傾くおそれがある。
【0017】しかして、この実施例では、図2、及び図
3に示すように、4本のボルト13を用いて、室内機1
1を本体吊枠5に固定する。
3に示すように、4本のボルト13を用いて、室内機1
1を本体吊枠5に固定する。
【0018】このボルト13は吊枠フレーム5a,5b
のボルト孔7、及び室内機11の本体21の孔部を貫通
し、室内機11の吸込側の空間内に突出し、その位置で
ボルト13の先端にナット34が螺合される。
のボルト孔7、及び室内機11の本体21の孔部を貫通
し、室内機11の吸込側の空間内に突出し、その位置で
ボルト13の先端にナット34が螺合される。
【0019】これによれば、室内機11は吊枠フレーム
5a,5bに対して4本のボルト13で固定されるの
で、室内機11の偏った重さに起因するモーメント(例
えば、図中で室内機11が右方向へ傾くモーメント)が
作用しても、それが傾くことはなく、室内機11は堅固
に固定される。
5a,5bに対して4本のボルト13で固定されるの
で、室内機11の偏った重さに起因するモーメント(例
えば、図中で室内機11が右方向へ傾くモーメント)が
作用しても、それが傾くことはなく、室内機11は堅固
に固定される。
【0020】室内機11を固定した後には、図1を参照
して、冷房用熱交換器23に冷媒配管35をつなぐと共
に、温水熱交換器25に温水配管37をつなぎ、さらに
はドレンパン39にドレン配管41をつなぐ。
して、冷房用熱交換器23に冷媒配管35をつなぐと共
に、温水熱交換器25に温水配管37をつなぎ、さらに
はドレンパン39にドレン配管41をつなぐ。
【0021】そして、最後に図4に示すように、天井板
1の開口を覆うように、吹出口45を備える化粧パネル
47を、ねじ49、及びワッシャ51を用いて室内機1
1に取り付け、その化粧パネル47に吸込グリル43を
取り付ける。この吸込グリル43は、フック43aを用
いて室内機11に係止され、そのフック43aをヒンジ
点として開閉自在になっている。
1の開口を覆うように、吹出口45を備える化粧パネル
47を、ねじ49、及びワッシャ51を用いて室内機1
1に取り付け、その化粧パネル47に吸込グリル43を
取り付ける。この吸込グリル43は、フック43aを用
いて室内機11に係止され、そのフック43aをヒンジ
点として開閉自在になっている。
【0022】以上、一実施例に基づいて本発明を説明し
たが、本発明は、要するに、室内機11の重量が左右で
アンバランスになる時に、それを本体吊枠5に対して、
堅固に固定しようとするものである。
たが、本発明は、要するに、室内機11の重量が左右で
アンバランスになる時に、それを本体吊枠5に対して、
堅固に固定しようとするものである。
【0023】従って、固定の手段は4本のボルト13に
限定されるものではなく、ワンタッチ式の止め具等であ
ってもよい。
限定されるものではなく、ワンタッチ式の止め具等であ
ってもよい。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、4以上の止め具により固定されるので、室内
機は、本体吊枠に対して堅固に固定される。
によれば、4以上の止め具により固定されるので、室内
機は、本体吊枠に対して堅固に固定される。
【図1】本発明による空気調和機の吊下装置の一実施例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】本体吊枠と、室内機とを示す分解斜視図であ
る。
る。
【図3】室内機の側面を示す説明図である。
【図4】化粧パネルを示す分解斜視図である。
1 天井板 3 吊ボルト 5 本体吊枠 5a,5b 吊枠フレーム 9 枠体 11 室内機 13 ボルト(止め具) 21 本体 23 冷房用熱交換器 25 温水熱交換器 27 クロスフローファン
Claims (1)
- 【請求項1】 吊ボルトで支持される本体吊枠を天井の
内側に設け、この本体吊枠に止め具を介して室内機を固
定した空気調和機の吊下装置において、 前記室内機は、前記本体吊枠に対して少なくとも4以上
の止め具で固定されていることを特徴とする空気調和機
の吊下装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5152944A JP2883512B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 空気調和機の吊下装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5152944A JP2883512B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 空気調和機の吊下装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06341675A true JPH06341675A (ja) | 1994-12-13 |
JP2883512B2 JP2883512B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=15551577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5152944A Expired - Fee Related JP2883512B2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 空気調和機の吊下装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2883512B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100368735C (zh) * | 2004-11-23 | 2008-02-13 | Lg电子株式会社 | 空调机的室内单元 |
CN100386572C (zh) * | 2003-01-16 | 2008-05-07 | 三洋电机株式会社 | 顶棚埋设型空调机和包装方法 |
CN100386573C (zh) * | 2003-01-16 | 2008-05-07 | 三洋电机株式会社 | 顶棚埋入式空调装置 |
-
1993
- 1993-05-31 JP JP5152944A patent/JP2883512B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100386572C (zh) * | 2003-01-16 | 2008-05-07 | 三洋电机株式会社 | 顶棚埋设型空调机和包装方法 |
CN100386573C (zh) * | 2003-01-16 | 2008-05-07 | 三洋电机株式会社 | 顶棚埋入式空调装置 |
CN100368735C (zh) * | 2004-11-23 | 2008-02-13 | Lg电子株式会社 | 空调机的室内单元 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2883512B2 (ja) | 1999-04-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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