JPH06341626A - ゴミ焼却炉 - Google Patents

ゴミ焼却炉

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JPH06341626A
JPH06341626A JP12974893A JP12974893A JPH06341626A JP H06341626 A JPH06341626 A JP H06341626A JP 12974893 A JP12974893 A JP 12974893A JP 12974893 A JP12974893 A JP 12974893A JP H06341626 A JPH06341626 A JP H06341626A
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combustion chamber
furnace
primary combustion
incinerator
ceramic plate
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一夫 若林
Nobuyuki Nakatani
信行 中谷
Shozo Tsukahara
正三 塚原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造を簡略化して、しかも、焼却時の不完全
燃焼を無くし、煙や灰の発生を少なくするゴミ焼却炉を
提供しようとするものである。 【構成】 炉内2次燃焼室13の通気路に介在されたセ
ラミック板17と、該セラミック板17を包囲して設け
た金属製網体18と、炉内1次燃焼室12の側壁上方に
設けられた複数の吸気口6と、1次燃焼室12の天井面
に吊設された金属板14と、炉内に配置された炉床15
と、該炉床15の下部に伸延配置された空気供給管16
とを有し、炉内を耐熱断熱塗料で塗装したものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、廃棄物、特にオガク
ズ等の被焼却物を焼却するゴミ焼却炉であって、焼却時
における不完全燃焼を無くし、塵煙の発生を少なくする
ゴミ焼却炉に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術として、例えば、特
開平2−10132号公報に開示されたものがあり、こ
れを図9に基づいて説明すす。
【0003】図において、50は多数の空気孔51を有
するストーカ52上にゴミを投入する燃焼室53の側部
に設けられたゴミ投入口であり、同ストーカ52の下方
には3本の空気供給管54が開口している。燃焼室53
の投入口50の反対側には助燃バーナ55が設けられて
いる。燃焼室53の下流側には、輻射変換体である多数
の小穴を持つスポンジ状の一対の組をなす発砲セラミッ
ク板56A,56A’及び56B,56B’,56B”
によって形成される再燃焼室57が設置され、同再燃焼
室57にはバーナ58が設けられている。再燃焼室57
の下流側には、熱交換器59が設けられ、押し込み通風
機60によって供給される空気と再燃焼室57を出る排
ガスとの間で熱交換が行われる。上記熱交換器59の下
流側には、排ガスを排出する吸出し送風機61が設けら
れている。62は熱交換器59を出る空気通路で、同空
気通路62は上記空気供給管54に連結され、空気供給
管54には空気量を調節する弁63が設けられた構成と
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術に示されているように、被焼却物を燃焼させるために
空気を供給する空気供給管54が被焼却物の下側に設け
られており、このように空気を被焼却物の下側から供給
すると、下側からは新鮮な空気が供給されて被焼却物の
下部は完全燃焼させることができるが、被焼却物の上部
が不完全燃焼することがあるため、係る不具合を防ぐた
めに被焼却物の上側からバーナ58で燃焼させる必要が
あり、また、未燃ガス、燃焼ガス中の有機物等を2次燃
焼させるために助燃バーナ54が必要となり、更に、燃
焼効率を良くするために押し込み通風機60や吸出し送
風機61も必要となるため、構成が複雑化し、設備が高
価とり、またランニングコストがかかるという問題があ
る。
【0005】この発明は、従来技術のこのような問題点
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、構造を簡略化して、しかも、焼却時の不完全燃焼を
無くし、煙や灰の発生を少なくするゴミ焼却炉を提供し
ようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明に係るゴミ焼却炉は、炉体と、該炉体を左
右に1次燃焼室と2次燃焼室とに仕切る仕切壁と、該仕
切壁に形成されて前記1次燃焼室と2次燃焼室とを連通
する開口部と、前記2次燃焼室に設けられて、炉内の被
焼却物の燃焼により発生する燃焼ガスを排気する排気口
と、前記炉体に突設されて前記排気口に接続する煙突
と、前記1次燃焼室下方に設けられて被焼却物を載置す
る炉床と、前記炉体の1次燃焼室側面の前記炉床よりも
上の位置に設けられて被焼却物を投入する被焼却物投入
扉と、前記炉体下方に設けられて焼却後の灰を取り出す
灰取出扉とを有するゴミ焼却炉において、前記開口部を
仕切壁の上方に設け、前記2次燃焼室の天井部に垂下
し、且つ、前記開口部近傍位置に配置されたセラミック
板と、該セラミック板を包囲して設けた金属製網体と、
前記1次燃焼室の側面上方に設けられた複数の吸気口
と、前記1次燃焼室の天井面に吊設された金属板と、炉
床の下部に伸延配置されて、外部に設けられた送風機か
ら必要時に空気を供給する空気供給管とを有するものと
した。
【0007】また、炉内をセラミックを主成分とする塗
料で塗装したこととした。
【0008】
【作用】この発明に係るゴミ焼却炉によると、被焼却物
投入扉から被焼却物が1次燃焼室に投入されて炉床に載
置され、点火される。点火された被焼却物が燃え始める
と、燃焼ガスは、仕切壁の上方に形成された開口部から
2次燃焼室、排気口、煙突を通って外部に放出される。
【0009】燃焼ガスが外部に放出されることにより吸
気口から1次燃焼室に空気が供給されるが、吸気口を1
次燃焼室上方に設けているため、被焼却物の上から空気
が送られるで被焼却物は上部から燃えるために、不完全
燃焼を防ぐようになっている。
【0010】また、被焼却物の燃焼により、炉内が加熱
されると1次燃焼室の天井面に吊設された金属板が加熱
され、燃焼により発生した未燃ガスをある程度、1次燃
焼室にて2次燃焼させる働きをする。
【0011】そして、1次燃焼室で発生した燃焼ガス
は、開口部を通過して2次燃焼室に入ると、2次燃焼室
の天井部に垂下されているセラミック板を包囲している
金属製網体に接触する。この金属製網体は、1次燃焼室
の燃焼熱で高温に加熱されているため、未燃ガスを2次
燃焼させるとともに廃塵やススを付着させることによ
り、塵煙の発生を少なくする。
【0012】更に、セラミック板が加熱されることによ
る輻射熱により、被焼却物の加熱温度を均等とすること
により燃焼効率を良くするとともにセラミック板が高温
になった時の輻射による未燃ガスの分解により不完全燃
焼を防ぎ、しかも、高温状態にあるセラミック板に1次
燃焼室から開口部を通て2次燃焼室に入ってくる燃焼ガ
スが衝突することにより2次燃焼室内で対流を発生させ
て炉内の高温状態を保持するとともに、前記金属製網体
との接触時間を長くして未燃ガスの2次燃焼を促進す
る。また、セラミック板に未燃ガス中に含まれる炭化物
等が付着或いは衝突して、外部に放出することを防ぐ働
きをする。
【0013】更にまた、炉内をセラミックを主成分とす
る塗料で塗装したことにより、炉内の燃焼室を高温状態
に保持し、セラミックから放射される電磁波により未燃
ガスを分解し完全燃焼を促進させる働きをする。
【0014】
【実施例】この発明の実施例について、以下に図面を参
照して説明する。
【0015】この発明に係るゴミ焼却炉の実施例は、例
えば、図1に示すように、炉体1が4本の脚部2で支持
され、その天井部に被焼却物を投入する被焼却物投入扉
3を備え、灰を取り出す灰取出扉4を備え、裏面に排気
用の煙突5を立設し、両側面には吸気口6をカバーする
吸気ノズル7が固定されている。そして、灰取出扉4に
は、送風機8のホース9が貫通している。尚、送風機8
はホース9を使用せずに直接灰取出扉4に固設してもよ
い。尚、図において、被焼却物投入扉3は、開閉式とな
っているが、スライド式としてもよい。
【0016】吸気ノズル7は、下方が開口しており、こ
こから吸気口6を通って炉内に空気を送り込むようにな
っている。また、4本の吸気ノズル7を連通させてスラ
イド自在に設けられたスライド板10には、吸気口6の
位置に吸気口6と同径の開口孔(図示せず)を有してお
り、スライド板10を図の矢印方向にスライドさせるこ
とで吸気量を制御することができるようになっている。
【0017】炉体1の内部は、図2に示すように、仕切
壁11により1次燃焼室12と2次燃焼室13とに区分
けされており、この仕切壁11の上端に開口部11aを
設けて1次燃焼室12と2次燃焼室13とを連通してい
る。1次燃焼室12には、天井及び被焼却物投入扉3か
ら金属板14が吊設されており、網体で構成されて被焼
却物を載置する炉床15の下部には、外部の送風機8の
ホース9に連結する空気供給管16が伸延配置され、両
側面には、各々4個の吸気口6が形成されている。ま
た、2次燃焼室13には、煙突5の排気口5aと仕切壁
11の開口部11aとの間に介在させる位置に、セラミ
ック板17が天井に垂下固定されており、このセラミッ
ク板17を、金属製網体18が包み囲むようにして取付
られている。尚、図中4’は2次燃焼室の灰を取り出す
灰取出扉である。
【0018】金属製網体18は、例えば、ステンレスや
チタン合金等の金属材料で構成された網体であって、セ
ラミック板17を保護するとともに、炉内の温度が上昇
した時に、加熱されて1次燃焼室12から排出された未
燃ガスを2次燃焼させる働きをする。また、1次燃焼室
12から排出されたガス内に含まれる炭化物等を付着さ
せるフィルターの働きもするようになっている。
【0019】空気供給管16は、図3に示すように、U
字型のステンレス製パイプ等であって、図2によく表れ
ているように、各々のパイプ両側面に空気孔16aを形
成しているため目詰まりすることはない。また、図4に
示すように、空気供給管16の灰取出扉4との連結部1
6aは、灰取出扉4を開いた時に離脱可能となってお
り、また、送風機8と灰取出扉4とを連結するホース9
は蛇腹状となっているため、灰取出扉4が開閉自在とな
っている。尚、送風機8は、必要に応じて駆動して1次
燃焼室12に空気を供給するようになっているが、炉内
に温度センサー等を設けて、その検知量の変化に応じて
インバータにより回転数を制御し、空気の供給量を制御
するようにしてもよい。
【0020】尚、空気供給管16に代えて、図5に示す
ように、炉床15にステンレス又はチタン合金等の網体
で構成された複数本の筒体16aを立設固定してもよ
い。この場合には、灰取出扉4に固設された送風機8か
ら送られる空気は、オガクズ等の被焼却物Aの下方から
と、内部側方からの双方に送られることとなり、オガク
ズ等の燃焼性の極めて悪い被焼却物に対しては有用なも
のとなる。尚、筒体16aの天端も網体で塞がれている
ことはいうまでもない。
【0021】仕切壁11の上部に形成された開口部11
aは、図6に示すように、開口寸法lが、セラミック板
17の高さ寸法Lより小さく設定されており、この実施
例においては、開口寸法lはセラミック板17の高さ寸
法Lの約半分程度に設定されている。このように設定し
ておくことで、1次燃焼室12で発生した未燃ガスは、
セラミック板17及びその周囲に設けられた金属製網体
18に接触しやすくなっている。なお、セラミック板1
7は、図に示すような正方形に限られず、長方形であっ
て両端が炉体1の側面に達するようにしてもよい。
【0022】また、仕切壁11に形成された開口部11
aは、例えば、図7に示すように、その開口面積をセラ
ミック板17の面積よりも小さく形成しておけば、1次
燃焼室12で発生した未燃ガスが、この開口部11aを
通過して、確実にセラミック板17及び金属製網体18
に確実に接触することとなり、未燃ガスの2次燃焼を促
進することとなる。
【0023】上記のような構成を有するこの発明に係る
ゴミ焼却炉によると、図2に示すように、フォークリフ
ト等で運ばれてきたオガクズ等の被焼却物Aは、被焼却
物投入扉3から投入され、炉床15に載置され点火され
る。空気が炉体1の両側面にある吸気口6から送り込ま
れため、被焼却物Aの上から燃えることとなり、完全燃
焼するようになる。
【0024】また、炉内天井部に吊設されている金属板
14が被焼却物Aの燃焼熱により加熱されて高温状態と
なっており、被焼却物Aの燃焼時に発生したガスは上昇
してこの金属板14に接触して未燃ガス分が2次燃焼す
る。なお、例えば、炉内温度が低い時等、必要に応じ
て、送風機8を駆動させて空気供給管16からも空気が
供給され、完全燃焼を促進させる。
【0025】そして、炉内が高温状態になって、燃焼ガ
ス雰囲気及び炉体1からの伝熱により金属製網体18が
加熱され、1次燃焼室12で発生した未燃ガスは、図に
矢印で示すように、仕切壁11の開口部11aを通過し
て2次燃焼室13のセラミック板17及び金属製網体1
8に接触する。金属製網体18は、1次燃焼室12の熱
で加熱されて高温状態となっているため、未燃ガスを2
次燃焼させて未燃ガスの発生を防ぐようになっている。
【0026】また、セラミック板17及び金属製網体1
8には灰塵やススが付着するため、塵煙の発生を少なく
する。なお、セラミック板17を多孔質にすることによ
り灰塵等が付着しやすくしてもよい。
【0027】更に、セラミック板17が加熱されること
により未燃ガスを分解する働きをする。その理由は定か
ではないが、セラミック板17は、微視的に見た場合に
は通常ポーラスであってその小孔は完全黒体に近い空洞
を構成するものと考えられ、セラミック板17が一定の
温度に加熱されることにより、この完全黒体に近い黒体
とみなされる小孔から電磁波を放射する輻射が起こり、
この輻射による赤外線を中心とする電磁波が未燃ガスを
分解すると考えられ、実験的に、セラミック板17を設
けたことにより未燃ガスの発生が抑制されていることを
確認している。なお、磁器製の電気ルツボ等からは、こ
れらの輻射が得られることは周知の事実である。
【0028】更にまた、セラミック板17の加熱により
生じる輻射熱により、炉内温度を均等にして燃焼効率を
良くするとともに燃焼効率を良くし、しかも、セラミッ
ク板17の熱で未燃ガスを2次燃焼させる働きをする。
被焼却物Aが完全に焼却された後は、炉床15の下や、
2次燃焼室13の下部に残った灰を灰取出扉4,4’か
ら取りだす。
【0029】なお、上記実施例に加えて、炉体1の内面
に、例えば、1000℃以上の高温に耐えうるようなア
ルミナ、炭化珪素或いは窒素珪素等のセラミックを主成
分とするセラミックを主成分とする塗料を塗布してもよ
い。これらのセラミック材料で炉内を覆うことにより、
上記したように、炉内が高温になると炉内全体から黒体
輻射が起こり、これによる電磁波が未燃ガスを分解する
と考えられ、これにより完全燃焼させる。また、炉内の
高温状態を長時間保持することができるため保温効果が
有り、燃焼効率を良くすることにより完全燃焼を促進す
ることとなる。
【0030】図8は、被焼却物投入扉3の開閉構造に関
する他の実施例を示している。この実施例では、回転自
在に軸支されて被焼却物投入扉3を固定している支持部
材19を伸延させてその先に重り20が固定されてい
る。この重り20により、小さい力で被焼却物投入扉3
が開閉できるようになる。そして、被焼却物投入扉3の
開口部近傍に取付られた係止具21に係止させた可撓性
条体22を、炉体1に固定された支柱23先端に軸着さ
れたプーリ24を介して、炉体1の側面に固定された駆
動モータ25に連結している。従って、駆動モータ25
を駆動することにより図に一点鎖線で示すように被焼却
物投入扉3が開くようになっている。
【0031】
【発明の効果】この発明の請求項1に係るゴミ焼却炉に
おいては、吸気口を炉体側面の燃焼室上方に設けている
ため、焼却物の上部から燃焼するのでバーナ等の熱源が
なくても完全燃焼する。
【0032】1次燃焼室の天井面に吊設された金属板
が、燃焼熱により加熱されて高温になることにより、未
燃ガスがこの金属板に接触し2次燃焼するため、未燃ガ
スの発生を少なくする。
【0033】また、炉内2次燃焼室の通気路に配置され
ている金属製網体が燃焼室の温度で加熱されて未燃ガス
の排ガスを2次燃焼させるので、補助バーナ等の熱源が
不要となるとともに廃塵やススを付着させることによ
り、塵煙の発生を少なくする。
【0034】更に、セラミック板が加熱されることによ
る輻射により未燃ガスを分解し、輻射熱により、炉内温
度を均等にすることにより完全燃焼させ、しかも、セラ
ミック板自体も加熱されるため未燃ガスの2次燃焼を促
進させるとともに、排ガス中に含まれる炭化物等が付着
するので塵煙の発生を少なくなる。
【0035】この発明の請求項2に係るゴミ焼却炉にお
いては、炉内をセラミックを主成分とする塗料で塗装し
たことにより、未燃ガスの分解効果を有し、炉内の保温
状態を持続させることができるので、完全燃焼を促進す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るゴミ焼却炉の1実施例を示す全
体斜視図。
【図2】図1のア−ア線断面図。
【図3】図1のイ−イ線断面図。
【図4】この発明に係るゴミ焼却炉の構成要素である空
気供給管を示す要部斜視図。
【図5】この発明に係るゴミ焼却炉の他の実施例を示す
断面図。
【図6】図3のウ−ウ線断面図。
【図7】仕切壁の他の実施例を図3で置き換えた場合の
図3のエ−エ線仮想断面図。
【図8】被焼却物投入扉の開閉構造に関する他の実施例
を示す正面図。
【図9】従来のゴミ焼却炉を示す断面図。
【符号の説明】
1 炉体 3 被焼却物投入扉 4 灰取出扉 4’灰取出扉 5 煙突 5a 排気口 6 吸気口 8 送風機 11 仕切壁 11a 開口部 12 1次燃焼室 13 2次燃焼室 14 金属板 15 炉床 16 空気供給管 17 セラミック板 18 金属製網体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炉体と、該炉体を左右に1次燃焼室と2
    次燃焼室とに仕切る仕切壁と、該仕切壁に形成されて前
    記1次燃焼室と2次燃焼室とを連通する開口部と、前記
    2次燃焼室に設けられて、炉内の被焼却物の燃焼により
    発生する燃焼ガスを排気する排気口と、前記炉体に突設
    されて前記排気口に接続する煙突と、前記1次燃焼室下
    方に設けられて被焼却物を載置する炉床と、前記炉体の
    1次燃焼室側面の前記炉床よりも上の位置に設けられて
    被焼却物を投入する被焼却物投入扉と、前記炉体下方に
    設けられて焼却後の灰を取り出す灰取出扉とを有するゴ
    ミ焼却炉において、 前記開口部を仕切壁の上方に設け、前記2次燃焼室の天
    井部に垂下し、且つ、前記開口部近傍位置に配置された
    セラミック板と、該セラミック板を包囲して設けた金属
    製網体と、前記1次燃焼室の側面上方に設けられた複数
    の吸気口と、前記1次燃焼室の天井面に吊設された金属
    板と、炉床の下部に伸延配置されて、外部に設けられた
    送風機から必要時に空気を供給する空気供給管とを有す
    ることを特徴とするゴミ焼却炉。
  2. 【請求項2】 炉内をセラミックを主成分とする塗料で
    塗装したことを特徴とする請求項1に記載のゴミ焼却
    炉。
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