JPH06341469A - スポットタイプディスクブレーキ - Google Patents
スポットタイプディスクブレーキInfo
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- JPH06341469A JPH06341469A JP29077891A JP29077891A JPH06341469A JP H06341469 A JPH06341469 A JP H06341469A JP 29077891 A JP29077891 A JP 29077891A JP 29077891 A JP29077891 A JP 29077891A JP H06341469 A JPH06341469 A JP H06341469A
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- Japan
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- brake
- disc
- pads
- pad
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D55/00—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
- F16D55/02—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members
- F16D55/22—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads
- F16D55/224—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members
- F16D55/225—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members the braking members being brake pads
- F16D55/226—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members the braking members being brake pads in which the common actuating member is moved axially, e.g. floating caliper disc brakes
- F16D55/2265—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members the braking members being brake pads in which the common actuating member is moved axially, e.g. floating caliper disc brakes the axial movement being guided by one or more pins engaging bores in the brake support or the brake housing
- F16D55/227—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members the braking members being brake pads in which the common actuating member is moved axially, e.g. floating caliper disc brakes the axial movement being guided by one or more pins engaging bores in the brake support or the brake housing by two or more pins
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/02—Braking members; Mounting thereof
- F16D65/04—Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor
- F16D65/092—Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor for axially-engaging brakes, e.g. disc brakes
- F16D65/095—Pivots or supporting members therefor
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D55/00—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
- F16D2055/0004—Parts or details of disc brakes
- F16D2055/0016—Brake calipers
- F16D2055/002—Brake calipers assembled from a plurality of parts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16D55/00—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
- F16D2055/0075—Constructional features of axially engaged brakes
- F16D2055/0091—Plural actuators arranged side by side on the same side of the rotor
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高さが低く構造が簡単で製造コストが安く、
かつ取付けが容易なディスクブレーキを提案する。 【構成】 ブレーキディスク（１０）の各側に２つの互
いに分離されているブレーキパッド（１６、１６′、２
４、２４′）が設けられており、ブレーキパッド（１
６、１６′、２４、２４′）はブレーキ組込み状態にお
いてブレーキの軸（Ａ）を基準としてほぼ半径方向で取
出されることが可能であり、ブレーキ組込み状態におい
てブレーキディスク（１０）の自動車外部の側（Ｐ２）
に配置されているブレーキパッド（１６、１６′）が浮
動キャリパー（１４）により支持され、ブレーキ組込み
状態においてブレーキディスク（１０）における、自動
車外部の側に配置されているブレーキパッドの支持が、
浮動キャリパー（１４）に固定されブレーキの軸（Ａ）
に平行に延びているピン（６０、６２、６４）を介して
行われるスポットタイプディスクブレーキ。
かつ取付けが容易なディスクブレーキを提案する。 【構成】 ブレーキディスク（１０）の各側に２つの互
いに分離されているブレーキパッド（１６、１６′、２
４、２４′）が設けられており、ブレーキパッド（１
６、１６′、２４、２４′）はブレーキ組込み状態にお
いてブレーキの軸（Ａ）を基準としてほぼ半径方向で取
出されることが可能であり、ブレーキ組込み状態におい
てブレーキディスク（１０）の自動車外部の側（Ｐ２）
に配置されているブレーキパッド（１６、１６′）が浮
動キャリパー（１４）により支持され、ブレーキ組込み
状態においてブレーキディスク（１０）における、自動
車外部の側に配置されているブレーキパッドの支持が、
浮動キャリパー（１４）に固定されブレーキの軸（Ａ）
に平行に延びているピン（６０、６２、６４）を介して
行われるスポットタイプディスクブレーキ。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車に固定されるこ
とが可能であるブレーキサポートと、ブレーキのブレー
キディスクを跨いでおりブレーキサポートにより案内さ
れている浮動キャリパーと、ブレーキディスクのそれぞ
れの側に配置されブレーキサポートにより制動力に対し
て支持されているブレーキパッドと、軸方向の中央平面
に対して対称に浮動キャリパーに取付られている少なく
とも一対の作動ピストンとを具備し、ブレーキディスク
の各側には２つの互いに分離されているブレーキパッド
が設けられており、ブレーキパッドはブレーキ組込み状
態においてブレーキの軸を基準としてほぼ半径方向で取
出されることが可能であり、ブレーキ組込み状態におい
てブレーキディスクにおける、自動車外部の側に配置さ
れているブレーキパッドが浮動キャリパーにより支持さ
れているスポットタイプディスクブレーキに関する。
とが可能であるブレーキサポートと、ブレーキのブレー
キディスクを跨いでおりブレーキサポートにより案内さ
れている浮動キャリパーと、ブレーキディスクのそれぞ
れの側に配置されブレーキサポートにより制動力に対し
て支持されているブレーキパッドと、軸方向の中央平面
に対して対称に浮動キャリパーに取付られている少なく
とも一対の作動ピストンとを具備し、ブレーキディスク
の各側には２つの互いに分離されているブレーキパッド
が設けられており、ブレーキパッドはブレーキ組込み状
態においてブレーキの軸を基準としてほぼ半径方向で取
出されることが可能であり、ブレーキ組込み状態におい
てブレーキディスクにおける、自動車外部の側に配置さ
れているブレーキパッドが浮動キャリパーにより支持さ
れているスポットタイプディスクブレーキに関する。
【０００２】更に本発明は、ディスクブレーキの中のブ
レーキパッドのための支持装置と、このようなブレーキ
のためのブレーキパッド自身とにも関する。
レーキパッドのための支持装置と、このようなブレーキ
のためのブレーキパッド自身とにも関する。
【０００３】
【従来の技術】冒頭に記載のスポットタイプディスクブ
レーキはヨーロッパ特許出願第９０１１５３０８．０号
明細書及びドイツ特許出願第８９０９６５４．１号明細
書から公知である。
レーキはヨーロッパ特許出願第９０１１５３０８．０号
明細書及びドイツ特許出願第８９０９６５４．１号明細
書から公知である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、簡単であり
ひいてはコストのかからないブレーキ製造、簡単な取付
け及び低い高さの面で公知のこのようなスポットタイプ
ディスクブレーキの改善に特に関する。
ひいてはコストのかからないブレーキ製造、簡単な取付
け及び低い高さの面で公知のこのようなスポットタイプ
ディスクブレーキの改善に特に関する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題はスポットタイ
プディスクブレーキにおいて本発明により、ブレーキ組
込み状態においてブレーキディスクにおける、自動車外
部の側に配置されているブレーキパッドの支持が、浮動
キャリパーに固定されブレーキの軸に平行に延びている
ピンを介して行われることにより解決される。
プディスクブレーキにおいて本発明により、ブレーキ組
込み状態においてブレーキディスクにおける、自動車外
部の側に配置されているブレーキパッドの支持が、浮動
キャリパーに固定されブレーキの軸に平行に延びている
ピンを介して行われることにより解決される。
【０００６】有利には、１つのピンが、ブレーキパッド
における半径方向で内側のエッジに中心位置で当接し、
２つのピンがブレーキパッドの両側でブレーキパッドの
前縁及び後縁に当接するようにそれぞれ３つのピンが１
つのブレーキパッドを支持している。
における半径方向で内側のエッジに中心位置で当接し、
２つのピンがブレーキパッドの両側でブレーキパッドの
前縁及び後縁に当接するようにそれぞれ３つのピンが１
つのブレーキパッドを支持している。
【０００７】冒頭に記載のヨーロッパ特許出願第９０１
１５３０８．０号明細書に記載のように浮動キャリパー
が横方向ヨークを有し、横方向ヨークにより、ブレーキ
組込み状態においてブレーキディスクにおける、自動車
外部の側に配置されているブレーキパッドが支持されて
いる場合、ブレーキの製造を更に簡単化し、ひいては製
造コストを小さくするために本発明の１つの有利な実施
例では、ブレーキパッドに面している側に横方向ヨーク
が、偏平で機械加工されている隆起部を有し、隆起部の
間には機械加工されていない凹部が位置する。この場合
に隆起部の高さはできるだけ低くされ、通常は約１ｍｍ
である。
１５３０８．０号明細書に記載のように浮動キャリパー
が横方向ヨークを有し、横方向ヨークにより、ブレーキ
組込み状態においてブレーキディスクにおける、自動車
外部の側に配置されているブレーキパッドが支持されて
いる場合、ブレーキの製造を更に簡単化し、ひいては製
造コストを小さくするために本発明の１つの有利な実施
例では、ブレーキパッドに面している側に横方向ヨーク
が、偏平で機械加工されている隆起部を有し、隆起部の
間には機械加工されていない凹部が位置する。この場合
に隆起部の高さはできるだけ低くされ、通常は約１ｍｍ
である。
【０００８】更に本発明は、一対の作動ピストンを有す
る前述のスポットタイプディスクブレーキとは無関係に
一般的にディスクブレーキのブレーキパッドのための支
持装置にも関する。この場合、３つのピンにより本発明
では支持装置が形成される。３つのピンがブレーキの軸
に平行に延び、１つのピンが、ブレーキパッドにおける
半径方向で内側のエッジに当接し、２つのピンがブレー
キパッドの両側でブレーキパッドにおける前縁及び後縁
に当接するようにブレーキサポート又はブレーキキャリ
パー（浮動キキャリパー等）に固定される。
る前述のスポットタイプディスクブレーキとは無関係に
一般的にディスクブレーキのブレーキパッドのための支
持装置にも関する。この場合、３つのピンにより本発明
では支持装置が形成される。３つのピンがブレーキの軸
に平行に延び、１つのピンが、ブレーキパッドにおける
半径方向で内側のエッジに当接し、２つのピンがブレー
キパッドの両側でブレーキパッドにおける前縁及び後縁
に当接するようにブレーキサポート又はブレーキキャリ
パー（浮動キキャリパー等）に固定される。
【０００９】この発明の好ましい実施例においては、ブ
レーキパッドの半径方向で内側のエッジに、ピンを収容
するための凹部が設けられ、前縁及び後縁に、それぞれ
１つのピンのための丸みを帯びた収容面を有するノーズ
が形成されている。
レーキパッドの半径方向で内側のエッジに、ピンを収容
するための凹部が設けられ、前縁及び後縁に、それぞれ
１つのピンのための丸みを帯びた収容面を有するノーズ
が形成されている。
【００１０】
【実施例】次に本発明を実施例に基づき図を用いて詳し
く説明する。これらの図に示されているスポットタイプ
ディスクブレーキは、冒頭に記載のヨーロッパ特許出願
第９０１１５３０８号明細書及びドイツ特許出願第８９
０９６５４号明細書の概要にほぼ対応する。これらの明
細書に関する知識は後述の説明を理解する上で役立つ。
く説明する。これらの図に示されているスポットタイプ
ディスクブレーキは、冒頭に記載のヨーロッパ特許出願
第９０１１５３０８号明細書及びドイツ特許出願第８９
０９６５４号明細書の概要にほぼ対応する。これらの明
細書に関する知識は後述の説明を理解する上で役立つ。
【００１１】図中、ブレーキディスクの位置は参照番号
１０により示されている。ブレーキサポート１２は自動
車を基準として定置で固定されている。
１０により示されている。ブレーキサポート１２は自動
車を基準として定置で固定されている。
【００１２】浮動キャリパー１４はブレーキディスク１
０を跨いでいる。ブレーキが自動車の中へ組込れている
状態においては、図１において矢印Ｐ２によりブレーキ
における、自動車内部の側が示されている。従って、ブ
レーキディスク１０に関してブレーキは、自動車内部の
側の構成部品と、自動車外部の構成部品とを有する。す
なわち構成部品が、ブレーキディスク１０における、矢
印Ｐ２により示されている側に位置する場合には自動車
内部の側の構成部品であり、矢印Ｐ１により示されてい
る側に位置する場合には自動車外部の側の構成部品であ
る。
０を跨いでいる。ブレーキが自動車の中へ組込れている
状態においては、図１において矢印Ｐ２によりブレーキ
における、自動車内部の側が示されている。従って、ブ
レーキディスク１０に関してブレーキは、自動車内部の
側の構成部品と、自動車外部の構成部品とを有する。す
なわち構成部品が、ブレーキディスク１０における、矢
印Ｐ２により示されている側に位置する場合には自動車
内部の側の構成部品であり、矢印Ｐ１により示されてい
る側に位置する場合には自動車外部の側の構成部品であ
る。
【００１３】自動車外部の側Ｐ２に浮動キャリパー１４
は２つのブレーキパッド１６、１６′を有する。公知の
ように各ブレーキパッドは１つの摩擦ライニング１８又
は１８′と、裏当てプレート２０又は２０′とを有す
る。
は２つのブレーキパッド１６、１６′を有する。公知の
ように各ブレーキパッドは１つの摩擦ライニング１８又
は１８′と、裏当てプレート２０又は２０′とを有す
る。
【００１４】ブレーキパッド１６、１６′を浮動キャリ
パー１４に固定することは、浮動キャリパー１４の横方
向ヨーク２２を介して行われる。
パー１４に固定することは、浮動キャリパー１４の横方
向ヨーク２２を介して行われる。
【００１５】自動車内部の側においてブレーキは２つの
ブレーキパッド２４、２４′を有する。２つのブレーキ
パッド２４、２４′もそれぞれ摩擦ライニング２６、２
６′と裏当てプレート２８、２８′を有する。
ブレーキパッド２４、２４′を有する。２つのブレーキ
パッド２４、２４′もそれぞれ摩擦ライニング２６、２
６′と裏当てプレート２８、２８′を有する。
【００１６】ブレーキの作動は２つのピストン２９（図
１においては左側のピストンのみが詳細に示されてい
る）により行われる。２つのピストン２９は材料及び重
量の節約のために中空室３０を有し、シリンダの中を公
知の方法で案内される。圧力室３２の中には入口３４を
介して液圧流体により制動圧力が生じ、この制動圧力は
２つのピストン２９を図１の矢印Ｙの方向で上方へ動か
す。その際にブレーキパッド２４、２４′はブレーキデ
ィスク１０に当接する。ピストン２９が上方へ動くこと
に対応して作用＝反作用の原理により浮動キャリパー１
４全体は図１の矢印Ｘの方向で下方へ動く。従って、ブ
レーキディスク１０を跨いでいる浮動キャリパー１４
（図１を参照）によりブレーキパッド１６、１６′はブ
レーキディスク１０の外側に当接する。
１においては左側のピストンのみが詳細に示されてい
る）により行われる。２つのピストン２９は材料及び重
量の節約のために中空室３０を有し、シリンダの中を公
知の方法で案内される。圧力室３２の中には入口３４を
介して液圧流体により制動圧力が生じ、この制動圧力は
２つのピストン２９を図１の矢印Ｙの方向で上方へ動か
す。その際にブレーキパッド２４、２４′はブレーキデ
ィスク１０に当接する。ピストン２９が上方へ動くこと
に対応して作用＝反作用の原理により浮動キャリパー１
４全体は図１の矢印Ｘの方向で下方へ動く。従って、ブ
レーキディスク１０を跨いでいる浮動キャリパー１４
（図１を参照）によりブレーキパッド１６、１６′はブ
レーキディスク１０の外側に当接する。
【００１７】浮動キャリパー１４は、ボルト４０により
互いに締結されている個別部品から成る。
互いに締結されている個別部品から成る。
【００１８】図１及び図３から分かるように、ブレーキ
ディスク１０に自動車外部の側で取付られているブレー
キパッド１６、１６′を横方向ヨーク２２に固定するこ
とは、裏当てプレート２０、２０′がそれぞれ、横方向
ヨーク２２における、ブレーキパッドに面している側に
形成されている隆起部３８により支持されるように実現
される。隆起部３８の間に凹部３９が設けられている。
これによりコストが小さくかつ正確なはめ合せでブレー
キパッド１６、１６′をブレーキの中に取付ることがで
きる、何故ならば横方向鋳造ヨーク２２は簡単な工具で
隆起部３８の領域の中でのみ切削加工されるだけでよい
からである。
ディスク１０に自動車外部の側で取付られているブレー
キパッド１６、１６′を横方向ヨーク２２に固定するこ
とは、裏当てプレート２０、２０′がそれぞれ、横方向
ヨーク２２における、ブレーキパッドに面している側に
形成されている隆起部３８により支持されるように実現
される。隆起部３８の間に凹部３９が設けられている。
これによりコストが小さくかつ正確なはめ合せでブレー
キパッド１６、１６′をブレーキの中に取付ることがで
きる、何故ならば横方向鋳造ヨーク２２は簡単な工具で
隆起部３８の領域の中でのみ切削加工されるだけでよい
からである。
【００１９】図２は、図１の矢印Ｘの方向でディスクブ
レーキを概念的に示し、ブレーキディスク１０におけ
る、自動車内部の側に配置されているブレーキパッド２
４、２４′の支持方法を示している。これらのブレーキ
パッドは２４、２４′は、自動車に固定されているブレ
ーキサポート１２により直接に支持されている。ブレー
キサポート１２はボルト４４、４６により自動車に固定
され、突出部４８、５０及び５２を有する。突出部４
８、５０及び５２はブレーキパッド２４の裏当てプレー
ト２８のエッジと係合する。自動車内部の側の他方のブ
レーキパッド２４の支持方法も同様である。
レーキを概念的に示し、ブレーキディスク１０におけ
る、自動車内部の側に配置されているブレーキパッド２
４、２４′の支持方法を示している。これらのブレーキ
パッドは２４、２４′は、自動車に固定されているブレ
ーキサポート１２により直接に支持されている。ブレー
キサポート１２はボルト４４、４６により自動車に固定
され、突出部４８、５０及び５２を有する。突出部４
８、５０及び５２はブレーキパッド２４の裏当てプレー
ト２８のエッジと係合する。自動車内部の側の他方のブ
レーキパッド２４の支持方法も同様である。
【００２０】突出部４８、５０及び５２は、ブレーキパ
ッド２４が簡単な方法で半径方向で突出部の間をスライ
ドすることが可能であり、簡単な方法で半径方向で取出
されることが可能であるように形成されている。ここで
半径方向とは図１及び図２のブレーキ軸Ａの方向のこと
である。
ッド２４が簡単な方法で半径方向で突出部の間をスライ
ドすることが可能であり、簡単な方法で半径方向で取出
されることが可能であるように形成されている。ここで
半径方向とは図１及び図２のブレーキ軸Ａの方向のこと
である。
【００２１】ブレーキパッド２４、２４′は半径方向で
ばね（図示せず）により突出部４８に押圧される。ブレ
ーキパッド２４、２４′の取付け簡単にするためにブレ
ーキパッド２４、２４′は僅かに円錐状に形成されてい
る。
ばね（図示せず）により突出部４８に押圧される。ブレ
ーキパッド２４、２４′の取付け簡単にするためにブレ
ーキパッド２４、２４′は僅かに円錐状に形成されてい
る。
【００２２】図３は、ブレーキを図２の中央の対称平面
Ｄに沿って切断して形成された断面図、換言すれば図１
において軸Ａの高さで図面平面に垂直に切断して形成さ
れた断面図を示す。
Ｄに沿って切断して形成された断面図、換言すれば図１
において軸Ａの高さで図面平面に垂直に切断して形成さ
れた断面図を示す。
【００２３】図３から分かるように浮動キャリパー１４
は２つの案内ボルト５６、５８により定置のブレーキサ
ポート１２に対してスライド可能に支持されている。こ
れは、冒頭に記載の従来の技術から公知であり、同様
に、ブレーキサポート１２に浮動キャリパー１４をスラ
イド可能に接続するための案内ボルト６０も公知であ
る。ブレーキディスク１０を跨いでいる、定置のブレー
キサポート１２のブリッジ部分は、図３において参照番
号１２′により示されている（図１も参照）。
は２つの案内ボルト５６、５８により定置のブレーキサ
ポート１２に対してスライド可能に支持されている。こ
れは、冒頭に記載の従来の技術から公知であり、同様
に、ブレーキサポート１２に浮動キャリパー１４をスラ
イド可能に接続するための案内ボルト６０も公知であ
る。ブレーキディスク１０を跨いでいる、定置のブレー
キサポート１２のブリッジ部分は、図３において参照番
号１２′により示されている（図１も参照）。
【００２４】図４は、自動車外部の側に配置されている
ブレーキパッド１６、１６′の支持方法の詳細を示す。
ブレーキパッド１６、１６′の支持方法の詳細を示す。
【００２５】浮動キャリパー１４の横方向ヨーク２２に
ピン６０、６２、６４又は６０′、６２′、６４′が固
定されている。これらのピンは、２つのブレーキパッド
１６、１６′のための支持装置及び案内装置を形成して
いる。
ピン６０、６２、６４又は６０′、６２′、６４′が固
定されている。これらのピンは、２つのブレーキパッド
１６、１６′のための支持装置及び案内装置を形成して
いる。
【００２６】ブレーキパッド１６、１６′は矢印Ｒ及び
Ｒ′の方向で半径方向でブレーキの軸Ａに向かって押込
まれる。その際に、ブレーキにおける、半径方向で内側
のエッジ７２における凹部７０はピン６２と係合する。
更に、ブレーキパッド１６又は１６′の前縁及び後縁７
４、７６及び７４′、７６′にはそれぞれノーズ６６、
６８又は６６′、６８′が設けられている。ノーズ６
６、６８又は６６′、６８′は、半径方向で内側で丸み
を帯びた面を有し、これらの面がピン６０、６４又は６
０′、６４′と係合する。従ってブレーキパッド１６、
１６′は矢印Ｒ又Ｒ′の方向で簡単な方法で取付け又は
取外し可能である。ばね（図示せず）はブレーキパッド
１６、１６′を半径方向でピンに押圧する。
Ｒ′の方向で半径方向でブレーキの軸Ａに向かって押込
まれる。その際に、ブレーキにおける、半径方向で内側
のエッジ７２における凹部７０はピン６２と係合する。
更に、ブレーキパッド１６又は１６′の前縁及び後縁７
４、７６及び７４′、７６′にはそれぞれノーズ６６、
６８又は６６′、６８′が設けられている。ノーズ６
６、６８又は６６′、６８′は、半径方向で内側で丸み
を帯びた面を有し、これらの面がピン６０、６４又は６
０′、６４′と係合する。従ってブレーキパッド１６、
１６′は矢印Ｒ又Ｒ′の方向で簡単な方法で取付け又は
取外し可能である。ばね（図示せず）はブレーキパッド
１６、１６′を半径方向でピンに押圧する。
【００２７】図１から分かるようにピンは浮動キャリパ
ー１４の中の盲孔７８の中に嵌込まれている（この状態
は、図１にピン６４についてのみ示されている）。有利
には３つのピンは同一の形状である。
ー１４の中の盲孔７８の中に嵌込まれている（この状態
は、図１にピン６４についてのみ示されている）。有利
には３つのピンは同一の形状である。
【００２８】スポットタイプディスクブレーキと、ブレ
ーキパッドの支持方法と、ブレーキパッド自身との前述
の構成形態により、ブレーキの容積を小さく保ちながら
小さいコストでブレーキを簡単に製造することが可能と
なる。有利には、浮動キャリパーの構成部品はただ１度
のチャック工程で機械加工により仕上られることが可能
である。浮動キャリパー部品の個々の高さと、ピンを収
容するための孔と、接合ボルトを収容するための孔と、
案内ボルトを収容するための孔とはこのチャック工程で
仕上られることが可能である。図４に示されているよう
にブローチは上から下へ向かって浮動キャリパーを貫通
し、隆起部３８の上に形成する、裏当てプレートのため
の当接面を加工することができる。これらの面は、直径
の大きいフライス盤でも形成できる。
ーキパッドの支持方法と、ブレーキパッド自身との前述
の構成形態により、ブレーキの容積を小さく保ちながら
小さいコストでブレーキを簡単に製造することが可能と
なる。有利には、浮動キャリパーの構成部品はただ１度
のチャック工程で機械加工により仕上られることが可能
である。浮動キャリパー部品の個々の高さと、ピンを収
容するための孔と、接合ボルトを収容するための孔と、
案内ボルトを収容するための孔とはこのチャック工程で
仕上られることが可能である。図４に示されているよう
にブローチは上から下へ向かって浮動キャリパーを貫通
し、隆起部３８の上に形成する、裏当てプレートのため
の当接面を加工することができる。これらの面は、直径
の大きいフライス盤でも形成できる。
【図１】スポットタイプディスクブレーキを概念的に示
す上面図である。
す上面図である。
【図２】図１の矢印Ｘの方向で図１のスポットタイプデ
ィスクブレーキの一部を示す上面図である。
ィスクブレーキの一部を示す上面図である。
【図３】ブレーキの軸Ａに沿って図面平面に垂直に図１
のスポットタイプディスクブレーキを切断して示す断面
図である。
のスポットタイプディスクブレーキを切断して示す断面
図である。
【図４】図１の矢印Ｙの方向で図１のディスクブレーキ
の一部を見た平面図である。
の一部を見た平面図である。
１０ ブレーキディスク １２ ブレーキサポート １４ 浮動キャリパー １６ ブレーキパッド １８ 摩擦ライニング ２０ 裏当てプレート ２２ 横方向ヨーク ２４ 浮動キャリパー ２６ 摩擦ライニング ２８ 裏当てプレート ２９ ピストン ３０ 中空室 ４０ ボルト ４４、４６ ボルト ４８、５０、５２ 突出部 ６０ ピン ６２ ピン ６４ ピン ６６、６８ ノーズ ７０ 凹部 ７２ エッジ ７４、７６ エッジ ７８ 盲孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリスチャン・シュレーター ドイツ連邦共和国、5485 ズィンツィー ク、フリードリヒ‐シュペー‐シュトラー セ １ (72)発明者 グイド・ツェンツェン ドイツ連邦共和国、5450 ノイヴィート 21、オルフシュトラーセ 30
Claims (6)
- 【請求項１】 自動車に固定されることが可能であるブ
レーキサポート（１２）と、ブレーキのブレーキディス
ク（１０）を跨いでおりブレーキサポート（１２）によ
り案内されている浮動キャリパー（１４）と、ブレーキ
ディスク（１０）のそれぞれの側に配置されブレーキサ
ポート（１２）により制動力に抗して支持されているブ
レーキパッド（１６、２４）と、軸方向の中央平面
（Ｄ）に対して対称に浮動キャリパー（１４）に取付ら
れている少なくとも一対の作動ピストン（２９）とを具
備し、ブレーキディスク（１０）の各側には２つの互い
に分離されているブレーキパッド（１６、１６′、２
４、２４′）が設けられており、ブレーキパッド（１
６、１６′、２４、２４′）はブレーキ組込み状態にお
いてブレーキの軸（Ａ）を基準としてほぼ半径方向で取
出されることが可能であり、ブレーキ組込み状態におい
てブレーキディスク（１０）における、自動車外部の側
（Ｐ２）に配置されているブレーキパッド（１６、１
６′）が浮動キャリパー（１４）により支持されている
スポットタイプディスクブレーキにおいて、ブレーキ組
込み状態においてブレーキディスク（１０）における、
自動車外部の側（Ｐ２）に配置されているブレーキパッ
ドを支持することが、浮動キャリパー（１４）に固定さ
れブレーキの軸（Ａ）に平行に延びているピン（６０、
６２、６４）を介して行われることを特徴とするスポッ
トタイプディスクブレーキ。 - 【請求項２】 １つのピン（６２）が、ブレーキパッド
における半径方向で内側のエッジ（７２）に中心位置で
当接し、２つのピン（６０、６４）がブレーキパッドの
両側でブレーキパッドの前縁及び後縁（７４、７６）に
当接するようにそれぞれ３つのピン（６０、６２、６
４）が１つのブレーキパッド（１６、１６′）を支持し
ていることを特徴とする請求項１に記載のスポットタイ
プディスクブレーキ。 - 【請求項３】 浮動キャリパー（１４）が横方向ヨーク
（２２）を有し、ブレーキ組込み状態においてブレーキ
ディスク（１０）における、自動車外部の側（Ｐ２）に
配置されている２つのブレーキパッド（１６、１６′）
が横方向ヨーク（２２）により支持されている請求項１
又は請求項２に記載のスポットタイプディスクブレーキ
において、ブレーキパッド（１６、１８）に面している
側に横方向ヨーク（２２）が偏平で機械加工されている
隆起部（３８）を有することを特徴とする請求項１又は
請求項２に記載のスポットタイプディスクブレーキ。 - 【請求項４】 ピン（６０、６２、６４）が、偏平で機
械加工されている隆起部（３８）の中に形成されている
孔（７８）の中に嵌込まれていることを特徴とする請求
項３に記載のスポットタイプディスクブレーキ。 - 【請求項５】 ディスクブレーキのブレーキパッド（１
６、１６′）のための支持装置において、３つのピン
（６０、６２、６４）がブレーキの軸（Ａ）に平行に延
び、ピン（６２）が、ブレーキパッドにおける半径方向
で内側のエッジ（７２）に当接し、ピン（６０、６４）
がブレーキパッドの両側でブレーキパッドにおける前縁
及び後縁（７４、７６）に当接するように３つのピン
（６０、６２、６４）がブレーキサポート又はブレーキ
キャリパーに固定されていることを特徴とするディスク
ブレーキのブレーキパッドのための支持装置。 - 【請求項６】 ブレーキパッド（１６）半径方向で内側
のエッジ（７２）に、ピンを収容するための凹部（７
０）が設けられていることと、前縁及び後縁（７４、７
６）に、それぞれ１つのピンのための丸みを帯びた収容
面を有するノーズ（６６、６８）が形成されていること
を特徴とする請求項１から請求項５のうちの１つの請求
項に記載のスポットタイプディスクブレーキのためのブ
レーキパッド。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE9014039U DE9014039U1 (de) | 1990-10-09 | 1990-10-09 | Teilbelag-Scheibenbremse |
| DE9014039.7 | 1990-10-09 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06341469A true JPH06341469A (ja) | 1994-12-13 |
Family
ID=6858211
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29077891A Pending JPH06341469A (ja) | 1990-10-09 | 1991-10-09 | スポットタイプディスクブレーキ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0480366A1 (ja) |
| JP (1) | JPH06341469A (ja) |
| DE (1) | DE9014039U1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2005517878A (ja) * | 2002-02-21 | 2005-06-16 | ピィービィーアール・オーストラリア・プロプライアタリー・リミテッド | 改良型ディスクブレーキキャリパ |
| JP2010236611A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Advics Co Ltd | ディスクブレーキ装置 |
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| DE102017116323A1 (de) * | 2017-07-19 | 2019-01-24 | Lucas Automotive Gmbh | Scheibenbremse, Scheibenbremsanlage und Feststellbremsanlage |
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-
1990
- 1990-10-09 DE DE9014039U patent/DE9014039U1/de not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-10-08 EP EP91117126A patent/EP0480366A1/de not_active Withdrawn
- 1991-10-09 JP JP29077891A patent/JPH06341469A/ja active Pending
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0480366A1 (de) | 1992-04-15 |
| DE9014039U1 (de) | 1992-02-06 |
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