JPH063407B2 - シフトレバ−位置制御装置 - Google Patents
シフトレバ−位置制御装置Info
- Publication number
- JPH063407B2 JPH063407B2 JP60156233A JP15623385A JPH063407B2 JP H063407 B2 JPH063407 B2 JP H063407B2 JP 60156233 A JP60156233 A JP 60156233A JP 15623385 A JP15623385 A JP 15623385A JP H063407 B2 JPH063407 B2 JP H063407B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shift lever
- stroke
- control device
- set value
- position control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 Ａ 産業上の利用分野 本発明は、シヤーシダイナモメータやエンジンシミユレ
ータにおけるトランスミツシヨン操作装置に係わり、特
にシフトレバー位置制御装置に関する。
ータにおけるトランスミツシヨン操作装置に係わり、特
にシフトレバー位置制御装置に関する。
Ｂ 発明の概要 本発明は、シフトレバーをストローク設定値に応じて目
標位置までフイードバツク制御する制御装置において、 ストローク設定値を初期には高速に増大させ、目標位置
に近づいたときに緩やかに増大させることにより、 シフト力のオーバシユートを抑制しながら高速操作が得
られるようにしたものである。
標位置までフイードバツク制御する制御装置において、 ストローク設定値を初期には高速に増大させ、目標位置
に近づいたときに緩やかに増大させることにより、 シフト力のオーバシユートを抑制しながら高速操作が得
られるようにしたものである。
Ｃ 従来の技術 シヤーシダイナモメータ等におけるエンジンの出力試験
や耐久試験などの各種試験に、トランスミツシヨンの変
速比を適宜切換えるための操作装置が用意される。この
トランスミツシヨン操作装置は、第３図に示すように、
電動又は油圧による横方向の操作（セレクト）アクチエ
ータ１と縦方向の操作（シフト）アクチエータ２を床に
固定し、まずセレクトアクチエータ１の制御でシフトレ
バー３を横方向に操作し、次いでシフトアクチエータ２
の制御でシフトレバー３を縦方向に操作することで所望
の変速位置（１速〜５速及び後退Ｒの位置）に投入す
る。両アクチエータ１，２の装置量制御は、操作レバー
４，５のストローク又はアクチエータ出力軸６，７の回
転角を検出することによつてシフトレバー位置制御装置
８によるフイードバツク制御で行なつている。
や耐久試験などの各種試験に、トランスミツシヨンの変
速比を適宜切換えるための操作装置が用意される。この
トランスミツシヨン操作装置は、第３図に示すように、
電動又は油圧による横方向の操作（セレクト）アクチエ
ータ１と縦方向の操作（シフト）アクチエータ２を床に
固定し、まずセレクトアクチエータ１の制御でシフトレ
バー３を横方向に操作し、次いでシフトアクチエータ２
の制御でシフトレバー３を縦方向に操作することで所望
の変速位置（１速〜５速及び後退Ｒの位置）に投入す
る。両アクチエータ１，２の装置量制御は、操作レバー
４，５のストローク又はアクチエータ出力軸６，７の回
転角を検出することによつてシフトレバー位置制御装置
８によるフイードバツク制御で行なつている。
シフトレバー位置制御装置８の制御回路は第４図に示す
ように構成される。同図はシフト系の位置制御回路を示
し、ストローク設定器１１の設定値はストローク指令に
よつて閉じられるスイツチ１２を介して取出され、この
設定値はアクチエータ２のストローク位置を検出するス
トローク検出器１３との偏差が取られてリミツタ付きス
トローク制御増幅器１４で演算増幅される。増幅器１４
の出力は操作力としてアクチエータ制御増幅器１５の指
令にされ、この指令は歪ゲージ１６の検出信号を得るス
トレインアンプ１７の出力との偏差として取出される。
増幅器１５の出力はアクチエータ２の操作信号にされ
る。
ように構成される。同図はシフト系の位置制御回路を示
し、ストローク設定器１１の設定値はストローク指令に
よつて閉じられるスイツチ１２を介して取出され、この
設定値はアクチエータ２のストローク位置を検出するス
トローク検出器１３との偏差が取られてリミツタ付きス
トローク制御増幅器１４で演算増幅される。増幅器１４
の出力は操作力としてアクチエータ制御増幅器１５の指
令にされ、この指令は歪ゲージ１６の検出信号を得るス
トレインアンプ１７の出力との偏差として取出される。
増幅器１５の出力はアクチエータ２の操作信号にされ
る。
Ｄ 発明が解決しようとする問題点 従来のシフトレバー位置制御装置において、コントロー
ルループの応答が検出遅れ等によつて悪くなる。この問
題を解消するためにはループの利得を高くすれば良い
が、このときには第５図に示すように、ストローク（同
図a）に対してシフト力（同図b）にはオーバシユートが
強く表われ、シフトレバー３に強い衝撃を与える問題が
ある。逆に、ループの利得を下げれば応答性の改善を図
ることができない問題がある。
ルループの応答が検出遅れ等によつて悪くなる。この問
題を解消するためにはループの利得を高くすれば良い
が、このときには第５図に示すように、ストローク（同
図a）に対してシフト力（同図b）にはオーバシユートが
強く表われ、シフトレバー３に強い衝撃を与える問題が
ある。逆に、ループの利得を下げれば応答性の改善を図
ることができない問題がある。
Ｅ 問題点を解決するための手段と作用 本発明は上記問題点に鑑み、ストローク設定値はシフト
レバーが予め設定したストローク位置に達するまでは高
い変化率で増大させ、該ストローク位置から目標位置ま
では低い変化率で増大させる手段を備え、操作初期は強
いシフト力で高速操作し、目標位置に近づいたときにシ
フト力を弱めて衝撃を弱めるようにしたものである。
レバーが予め設定したストローク位置に達するまでは高
い変化率で増大させ、該ストローク位置から目標位置ま
では低い変化率で増大させる手段を備え、操作初期は強
いシフト力で高速操作し、目標位置に近づいたときにシ
フト力を弱めて衝撃を弱めるようにしたものである。
Ｆ 実施例 第１図は本発明の一実施例を示す回路図である。同図が
第４図と異なる部分は、スイツト１２の後段に関数発生
器２１が設けられ、この関数発生器２１の入出力応答特
性がコンパレータ２２によって切換えられ、コンパレー
タ２２の比較基準としてシフトレバー３の位置設定器２
３の設定値とされ、比較入力にストローク検出信号が与
えられ、ストレインアンプ１７の後段にデツドバンドア
ンプ２４が設けられる。
第４図と異なる部分は、スイツト１２の後段に関数発生
器２１が設けられ、この関数発生器２１の入出力応答特
性がコンパレータ２２によって切換えられ、コンパレー
タ２２の比較基準としてシフトレバー３の位置設定器２
３の設定値とされ、比較入力にストローク検出信号が与
えられ、ストレインアンプ１７の後段にデツドバンドア
ンプ２４が設けられる。
ここで、位置設定器２３の設定値はストローク設定器１
１の設定値よりも小さくかつ該設定値に近い値に設定さ
れる。そして、関数発生器２１は位置設定器２３の設定
値に対してストローク検出値が小さいときのコンパレー
タ２２の出力には高速応答特性（例えば小さい時定数の
積分動作）を呈し、コンパレータ２２の出力反転時には
低速応答性を呈するよう構成される。
１の設定値よりも小さくかつ該設定値に近い値に設定さ
れる。そして、関数発生器２１は位置設定器２３の設定
値に対してストローク検出値が小さいときのコンパレー
タ２２の出力には高速応答特性（例えば小さい時定数の
積分動作）を呈し、コンパレータ２２の出力反転時には
低速応答性を呈するよう構成される。
こうした構成により、スイツチ１２の閉によるシフト開
始には、関数発生器２１は高速応答してストローク設定
値を高速に増大させ、シフトレバー３のストローク位置
変化は第２図(a)に示すように高い変化率で増大する。
そして、シフトレバー３が位置設定器２３に設定する位
置まで達したとき（時刻t1）、コンパレータ２２の出力
反転によつて関数発生器２１が低速応答に切換わり、ス
トローク設定値を低速でその目標値まで増大させ（第２
図aの破線）、シフトレバー３の位置も緩やかに目標位
置まで操作される。こうした動作によりシフト力（第２
図b）のオーバシユートが抑制され、しかもループゲイ
ンを高くして応答性を高めることができる。
始には、関数発生器２１は高速応答してストローク設定
値を高速に増大させ、シフトレバー３のストローク位置
変化は第２図(a)に示すように高い変化率で増大する。
そして、シフトレバー３が位置設定器２３に設定する位
置まで達したとき（時刻t1）、コンパレータ２２の出力
反転によつて関数発生器２１が低速応答に切換わり、ス
トローク設定値を低速でその目標値まで増大させ（第２
図aの破線）、シフトレバー３の位置も緩やかに目標位
置まで操作される。こうした動作によりシフト力（第２
図b）のオーバシユートが抑制され、しかもループゲイ
ンを高くして応答性を高めることができる。
以上の動作に加えて、ストレインアンプ１７の後段にデ
ツドバンド２４を設け、シフト力のフイードバツクを該
シフト力が所定値以上になるときのみフイードバツク系
の動作を得ることにより、シフトレバー３が目標位置に
達したときの衝撃（オーバシユート）の抑制を一層効果
的にする。
ツドバンド２４を設け、シフト力のフイードバツクを該
シフト力が所定値以上になるときのみフイードバツク系
の動作を得ることにより、シフトレバー３が目標位置に
達したときの衝撃（オーバシユート）の抑制を一層効果
的にする。
Ｇ 発明の効果 以上のとおり、本発明によれば、ストローク設定値を初
期には高速に増大させ、終期には緩やかに増大させる設
定にした位置制御を行うため、シフト力のオーバシユー
トを抑制して衝撃を少なくしながら高速操作を行うこと
ができる効果がある。
期には高速に増大させ、終期には緩やかに増大させる設
定にした位置制御を行うため、シフト力のオーバシユー
トを抑制して衝撃を少なくしながら高速操作を行うこと
ができる効果がある。
第１図は本発明の一実施例を示す回路図、第２図は第１
図の制御特性図、第３図はトランスミツション操作装置
の該略構成図、第４図は従来の回路図、第５図は従来の
制御特性図である。 ２…アクチエータ、３…シフトレバー、１１…ストロー
ク設定器、１３…ストローク検出器、１４…ストローク
制御増幅器、１５…アクチエータ制御増幅器、１６…歪
ゲージ、１７…ストレインアンプ、２１…関数発生器、
２２…コンパレータ、２３…位置設定器、２４…デツド
バンドアンプ。
図の制御特性図、第３図はトランスミツション操作装置
の該略構成図、第４図は従来の回路図、第５図は従来の
制御特性図である。 ２…アクチエータ、３…シフトレバー、１１…ストロー
ク設定器、１３…ストローク検出器、１４…ストローク
制御増幅器、１５…アクチエータ制御増幅器、１６…歪
ゲージ、１７…ストレインアンプ、２１…関数発生器、
２２…コンパレータ、２３…位置設定器、２４…デツド
バンドアンプ。
Claims (1)
- 【請求項１】トランスミツシヨンのシフトレバーをスト
ローク設定値に応じて操作するシフトレバー位置制御装
置において、前記ストローク設定値はシフトレバーが予
め設定したストローク位置に達するまでは高い変化率で
増大させ、該ストローク位置から目標位置までは低い変
化率で増大させる手段を備えたことを特徴とするシフト
レバー位置制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60156233A JPH063407B2 (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 | シフトレバ−位置制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60156233A JPH063407B2 (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 | シフトレバ−位置制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6217631A JPS6217631A (ja) | 1987-01-26 |
| JPH063407B2 true JPH063407B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=15623277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60156233A Expired - Lifetime JPH063407B2 (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 | シフトレバ−位置制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063407B2 (ja) |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0623484B2 (ja) * | 1988-07-06 | 1994-03-30 | 武士 泉谷 | 貼着式の化粧板とこれを使用した貼付施工法 |
| EP1790546B1 (en) | 2004-07-01 | 2014-09-24 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Saddle riding-type vehicle |
| WO2006003878A1 (ja) | 2004-07-01 | 2006-01-12 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | 鞍乗型車両のシフト制御装置および鞍乗型車両 |
| EP2502821B1 (en) | 2004-07-26 | 2015-09-02 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Shift controller of saddle-riding type vehicle |
| JP4608298B2 (ja) | 2004-12-10 | 2011-01-12 | ヤマハ発動機株式会社 | 変速制御装置、変速制御方法及び鞍乗型車両 |
| JP4789688B2 (ja) | 2006-04-18 | 2011-10-12 | ヤマハ発動機株式会社 | クラッチ用アクチュエータ、エンジンユニットおよび鞍乗型車両 |
| JP4972334B2 (ja) | 2006-04-18 | 2012-07-11 | ヤマハ発動機株式会社 | クラッチ用アクチュエータ、エンジンユニットおよび鞍乗型車両 |
| JP5164337B2 (ja) | 2006-04-18 | 2013-03-21 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動変速制御装置および鞍乗型車両 |
| JP4931464B2 (ja) | 2006-04-18 | 2012-05-16 | ヤマハ発動機株式会社 | クラッチ制御装置および車両 |
| JP4873542B2 (ja) | 2006-04-18 | 2012-02-08 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動変速制御装置および車両 |
| JP4873543B2 (ja) | 2006-04-18 | 2012-02-08 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動変速制御装置および車両 |
| JP5089056B2 (ja) | 2006-02-24 | 2012-12-05 | ヤマハ発動機株式会社 | クラッチ異常検出装置、自動クラッチ装置および鞍乗型車両 |
| JP4863755B2 (ja) | 2006-04-18 | 2012-01-25 | ヤマハ発動機株式会社 | クラッチ用アクチュエータ、エンジンユニットおよび鞍乗型車両 |
| JP5121159B2 (ja) | 2006-04-18 | 2013-01-16 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動変速制御装置および車両 |
| TWI293603B (en) | 2006-04-18 | 2008-02-21 | Yamaha Motor Co Ltd | Shift actuator, vehicle, and method of integrating vehicle |
-
1985
- 1985-07-16 JP JP60156233A patent/JPH063407B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6217631A (ja) | 1987-01-26 |
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