JPH0634045Y2 - トリミング装置 - Google Patents

トリミング装置

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JPH0634045Y2
JPH0634045Y2 JP12175589U JP12175589U JPH0634045Y2 JP H0634045 Y2 JPH0634045 Y2 JP H0634045Y2 JP 12175589 U JP12175589 U JP 12175589U JP 12175589 U JP12175589 U JP 12175589U JP H0634045 Y2 JPH0634045 Y2 JP H0634045Y2
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JP
Japan
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cylinder block
marking
upper die
work
die
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JP12175589U
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JPH0362656U (ja
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俊之 浜辺
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、トリミング装置に関し、詳しくは、ワークの
表面にロットナンバ、製品ナンバあるいは製造年月日等
の所望の符号を刻印することのできるトリミング装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
例えば、自動車用エンジンのシリンダロックは、ダイカ
ストマシンによる鋳造後、後工程での素材不良等の早期
発見および早期対策を図り得ることを目的として、その
表面にロットナンバ、製品ナンバ、製造年月日等が刻印
されたのち、トリミング工程において、鋳造により発生
した堰等の鋳バリがトリミング装置により切除される。
ことろで、従来、上記シリンダブロックに対するロット
ナンバ等の刻印は、打刻式刻印機を用いて作業者が手作
業で行っていた。この打刻式刻印機は、先端に装着され
た刻印ヘッドの前面を流体圧シリンダ等の加圧手段を利
用してシリンダブロックの表面所定部位に強く押付ける
ことにより所望の符号を刻印するようにしたものであ
る。
尚、ワークにロットナンバ等の符号を刻印する公知技術
としては、特開昭59-225555号公報に記載のものがあ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来、上記シリンダブロックに対するロットナンバ等の
刻印は、打刻式刻印機を用いて作業者が手作業で行って
いたので、作業者の多大の労力と手間を必要とし、作業
性がきわめて悪いという問題があった。また、打刻式刻
印機は、先端の刻印ヘッドをシリンダブロックに強く押
付けて所望の符号を刻印するので、上記シリンダブロッ
クを位置決めし、かつ、クランプすることが必要であっ
た。このためシリンダブロックの位置決め装置およびク
ランプ装置を必要とし、かつ、これら装置を設置するた
めのスペースを確保しなければならず、スペースの有効
利用を図ることができないと共に、コストが高くつくと
う問題があった。
本考案は、上記問題点に鑑み提案されたもので、鋳造に
よりワークの表面に発生した鋳バリを切除するトリミン
グ工程において、ワークの表面に所望の符号を刻印する
ことのできるトリミング装置を提供することを目的とし
ている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記目的を達成するため、定位置に設置さ
れ、かつ、表面に鋳バリが発生したワークを位置決め保
持する下型と、下型の上方位置に上下動可能に配設さ
れ、かつ、下型で保持されたワークの鋳バリを切除する
切除刃を有する上型と、適所に配設され、かつ、先端
に、鋳バリの切除動作に関連して上型と下型とでクラン
プされたワークの側面の所定部位に所望の符号を刻印す
る刻印ヘッドを前後移動可能に有する刻印手段とを具備
するものである。
〔作用〕
下型に位置決め保持されたワークは、表面に発生した鋳
バリの上型による切除動作時に、上型と下型とでクラン
プされ、このクランプ状態で刻印手段の刻印ヘッドが前
進してワークの平滑な側面所定部位に所望の符号が刻印
される。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を第1図乃至第4図を参照しながら
説明すると次の通りである。図面において、(1)は平
滑な側面(2)の所定部位にロットナンバ、製品ナン
バ、製造年月日等の所望の符号が刻印されるワーク、例
えば、自動車用エンジンのシリンダブロック、(3)は
基枠(4)上に設置された基台、(5)は基台(3)上
に設置された下型で、この下型(5)は、堰等の鋳バリ
発生部位を上部の水平位置に保持した状態でシリンダブ
ロック(1)を位置決め保持するものである。(6)は
基台(3)の上面コーナ部に起立固定された複数本のガ
イド棒、(7)はガイド棒(6)の上端に取付固定され
た固定板、(8)は下型(5)の上方に配設して複数本
のガイド棒(6)に水平姿勢で上下移動可能に支持され
た可動プレート、(9)は可動プレート(8)の下面に
装着された上型で、この上型(9)は、第2図に示すよ
うに、取付基板(10)の下面に、下型(5)で位置決め
保持されたシリンダブロック(1)の鋳バリを切除する
ため切除刃(11)を有する上型本体(12)を取付固定し
たものである。上記上型(9)は、シリンダブロック
(1)をクランプするためのクランプ手段(13)を具備
している。上記クランプ手段(13)は、例えば、第2図
に示すように、上型(9)の取付基板(10)の下面に複
数の押圧スプリング(14)を垂設し、各押圧スプリング
(14)の下端に押圧プレート(15)を取付けたもので、
上型(9)の下降時、押圧プレート(15)がシリンダブ
ロック(1)の上面に当接して、押圧スプリング(14)
のバネ力でシリンダブロック(1)をクランプするよう
にしてある。(16)は上記上型(9)を上下動させ、か
つ、所定位置で中間停止させるための駆動シリンダで、
この駆動シリンダ(16)は、上記固定板(7)の上面略
中央部に起立固定してあると共に、突出退入可能なロッ
ド(17)を固定板(7)に貫通させ、かつ、ロッド(1
7)の突出先端部を可動プレート(8)に取付けてあ
る。(18)は上記上型(9)の取付基板(10)の下面周
縁部に取付固定された支持ブラケットで、この支持ブラ
ケット(18)は、水平板部(19)の上面に複数の取付片
部(20)を上方に向けて一体に突設したものである。
(21)は上記シリンダブロック(1)の平滑な側面
(2)の所定部位に所望の符号を刻印するための刻印手
段で、この刻印手段(21)は、上記取付ブラケット(1
8)の水平板部(19)の下面に複数の取付ブラケット(2
2)(22)を介して加圧シリンダ(23)を水平姿勢で取
付け、この加圧シリンダ(23)の加圧ロッド(24)の先
端に、前面に所望の符号、例えば、製造年月日を表示可
能な刻印ヘッド(25)を装着したものである。上記刻印
ヘッド(25)は、例えば、第3図に示すように、外周面
の円周等配位置に数字等の符号を表示する凸部を形成し
た複数の回転輪(26a)(26b)(26c)(26d)(26e)
を、前面の開口したケース(27)内において回転自在に
同軸上に支承し、各回転輪(26a)〜(26e)を適宜回転
させて所望の符号を前面に位置させて製造年月日を表示
するようにしたものである。そして、上記上型(9)の
下降途中における中間停止時、刻印手段(21)の刻印ヘ
ド(25)が、下形(5)上に位置決め保持されたシリン
ダブロック(1)の平滑な側面(2)と所定の間隔をお
いて対向保持され、かつ、上型(9)の切除刃(11)が
シリンダブロック(1)の上方定位置に待機保持される
ように構成されている。(28)は上記刻印手段(21)に
よるシリンダブロック(1)に対する刻印回数を計数す
るための計数手段で、この計数手段(28)は、例えば、
装置の適所に配設され、かつ、上型(9)の上昇端を位
置検出する検出センサ、例えば、リミットスイッチ(2
9)と、上記リミットスイッチ(29)からの検出信号に
基づいて刻印手段(21)による刻印回数を逐次加算する
カウンタ回路(30)とで構成され、カウンタ回路(30)
により加算された刻印回数が予め設定された設定値にな
ると、カウンタ回路(30)から上記駆動シリンダ(16)
を制御する制御装置(31)に電気信号が出力され、上型
(9)の上下動を停止させるようにしてある。
次に本考案の動作要領について説明すると次の通りであ
る。
シリンダブロック(1)が下型(5)上に位置決め保持
されると、駆動シリンダ(16)のロッド(17)が突出
し、このロッド(17)の突出により上型(9)が下降し
て所定の中間位置に停止する。上記上型(9)の下降
時、クランプ手段(13)の押圧プレート(15)がシリン
ダブロック(1)の上面に当接し、かつ、押圧プレート
(15)が押圧スプリング(14)の付勢力に抗して徐々に
押し上げられながらこの押圧スプリング(14)の付勢力
によりシリンダブロック(1)を押圧してクランプす
る。そして、上記上型(9)が中間位置に停止すると、
刻印手段(21)の先端の刻印ヘッド(25)が、上型
(9)のクランプ手段(13)でクランプされたシリンダ
ブロック(1)の側面(2)と所定の間隔をおいて対向
保持され、かつ、上型(9)の切除刃(11)がシリンダ
ブロック(1)の上方定位置に待機保持される。しかる
後、上記刻印手段(21)の加圧シリンダ(23)の加圧ロ
ッド(24)が突出し、先端の刻印ヘッド(25)の前面が
シリンダブロック(1)の側面(2)に強く押付けら
れ、この側面(2)の所定部位に所望の符号、例えば、
製造年月日が刻印される。上記シリンダブロック(1)
に対する製造年月日の刻印が完了すると、加圧シリンダ
(23)の加圧ロッド(24)が退入し、刻印ヘッド(25)
は元の位置に復帰保持される。しかる後、上記駆動シリ
ンダ(16)のロッド(17)がさらに突出して上型(9)
が下降し、この上型(9)の下降途中において、シリン
ダブロック(1)の鋳造により発生した堰等の鋳バリが
上型(9)の切除刃(11)で切除される。
上記上型(9)は、鋳バリの切除後、下降端に位置した
のち、駆動シリンダ(16)のロッド(17)の退入により
上昇する。そして、上型(9)が上昇端に位置すると、
リミットスイッチ(29)がONになって検出信号を出力
し、この検出信号に基づいてカウンタ回路(30)が、刻
印手段(21)によるシリンダブロック(1)に対する1
回の刻印をカウントする。以下同じ動作に繰り返し、上
型(9)が上下動して上昇端に位置するたびに刻印手段
(21)によるシリンダブロック(1)に対する刻印の回
数が加算式にカウントされる。そして、上記カウンタ回
路(30)によってカウントされた刻印回数が、予め設定
された設定値になると、カウント回路(30)から電気信
号が出力され、この電気信号により駆動シリンダ(16)
を制御する制御装置(31)が制御されて上型(9)が上
下動を停止する。
このように本考案は、刻印手段(21)によるシリンダブ
ロック(1)に対する刻印回数を、上型(9)の上下動
に関連して計数することが可能となり、きわめて便利で
あり、実用的効果が大きい。
尚、上記実施例では、上型(9)が所定の中間位置に停
止したとき、刻印手段(21)によりシリンダブロック
(1)の側面(2)の所定部位に所望の符号を刻印する
ようにしたが、本考案はこれに限定されるわけではな
く、上型(9)の下降端においてシリンダブロック
(1)に刻印するようにしてもよい。また、上記実施例
では、刻印手段(21)を上型(9)に取付けたが、上型
のかわりに装置の適所に取付けてもよい。さらに、上記
シリンダブロック(1)に対する刻印回数をカウントす
るための計数手段(28)は上記実施例に限定されるわけ
ではなく、本考案の目的達成し得る範囲内で適宜設計変
更可能である。
また、本考案は、シリンダブロックだけでなく、トリミ
ングを必要とする各種ワークに所望の符号を刻印する場
合に広く利用することができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、トリミング工程においてワークにロッ
トナンバ、製造年月日、製造ナンバ等の所望の符号を刻
印することができるので、作業性の大幅な向上を図るこ
とができる。したがって、従来のようにワークの位置決
め装置およびクランプ装置を必要とせず、しかも、これ
ら装置を設定するためのスペースが不要であるので、ス
ペースの有効利用を図ることができると共に、コストの
低減化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の実施例を示す概略斜視図、第2図
は本考案装置の要部拡大部分断面図、第3図は刻印ヘッ
ドの一例を示す概略斜視図、第4図は刻印手段によるワ
ークへの刻印回数を計数する手段の一例を示すブロック
図である。 (1)……ワーク、(2)……側面、 (5)……下型、(9)……上型、 (11)……切除刃、(21)……刻印手段、 (25)……刻印ヘッド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】定位置に設置され、かつ、表面に鋳バリが
    発生したワークを位置決め保持する下型と、下型の上方
    位置に上下動可能に配設され、かつ、下型で保持された
    ワークの鋳バリを切除する切除刃を有する上型と、適所
    に配設され、かつ、先端に、鋳バリの切除動作に関連し
    て上型と下型とでクランプされたワークの側面の所定部
    位に所望の符号を刻印する刻印ヘッドを前後移動可能に
    有する刻印手段とを具備することを特徴とするトリミン
    グ装置。
JP12175589U 1989-10-18 1989-10-18 トリミング装置 Expired - Lifetime JPH0634045Y2 (ja)

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JP12175589U JPH0634045Y2 (ja) 1989-10-18 1989-10-18 トリミング装置

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JP12175589U JPH0634045Y2 (ja) 1989-10-18 1989-10-18 トリミング装置

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Publication Number Publication Date
JPH0362656U JPH0362656U (ja) 1991-06-19
JPH0634045Y2 true JPH0634045Y2 (ja) 1994-09-07

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