JPS62101487A - 時計用裏ブタ刻印装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は時計用ケース裏ブタのモデルマーク及びＮＯコ
ードの刻印装置に関する。

〔発明の概要〕

本発明はワーク案内板の回転方向位置決めがワンタッチ
で可能なワーク案内板固定リングを装着した３または４
または６分割のロータリーテーブルを有し、回転方向位
置決めがワンタンチで可能な回転位置決め板を有した刻
印型アダプターを先端に装着した空圧または油圧シリン
ダーとＮＯリングヘッドをネジ固定し、Ｘ方向Ｙ方向へ
位置調整可能なスライド部を持ったＮＯリングヘッドア
ダプターを先端に有する空圧または油圧シリンダーとを
ロータリーテーブル上に垂直かつ並列に設置せしめ、ロ
ータリーテーブル上に設置されたワーク案内板上の裏ブ
タに対し刻印型とＮＯリングをワンタッチ段取り後、裏
゛ブタがロータリーテーブル回転分割定停止して前述２
木のシリンダー直下に来たとき、刻印型とＮＯリングが
シリンダー圧力で降下しモデルマークとＮＯコードが同
時に打刻される裏ブタ刻印装置。

〔従来の技術〕

従来時計用意ブタの刻印は、クランクプレス２台にて、
１台は刻印型をセットして打刻作業を行い、他の１台で
ＮＯリングを、セットしてＮＯコードを打刻していた。

〔発明が解決しようとする問題点目的〕従来の場合２人
の作業者がそれぞれのプレスを操作して作業するため多
大の工数を費やすことと、作業を始める前の段取り作業
もかなりの工数を必要としていた。更に機械プレスの場
合、下死点が決まってしまうため、裏ブタの厚みが裏ブ
タ原料または打刻前作業の研磨作業に於いてバラクいた
場合、その都度プレス下死点の調整が必要となり非常に
作業性が悪いという欠点を有した。そこで本発明で解決
しようとする問題点及び目的は第１にモデルマークの打
刻とＮＯコードの打刻を同時に実施可能とすることであ
り第２に金型段取り作業工数の軽減であり第３に裏ブタ
板厚のバラツキに対しフレキシブルに対応し、打刻深さ
及び外観品質が常に一定に保たれ連続して作業できる装
置を実現することにある。

〔問題を解決するための手段〕

本発明はロータリーテーブル上に設置した空圧または油
圧を駆動源とする２本の加圧シリンダーと該ロータリー
テーブルの回転分割定停止（連続的な作動）によりロー
タリーテーブル上に位置決め固定された３ないし４ない
し６個のワーク固定案内リング内のワーク固定案内板上
のワークが２本のシリンダー直下に分割定停止された際
２本の加圧シリンダー先端に設置した刻印型とＮＯリン
グヘッドがシリンダー加圧力により降下せしめ０゜５〜
５トンの加重によりモデルマークとＮＯコードが同時に
打刻できるものであり、シリンダー降下打刻、シリンダ
ー上昇、ロータリーテーブル回転定停止が連続して行わ
れるものである。３分割ないし４分割ないし６分割ロー
タリーテーブル上の３個ないし４個ないし６個のワーク
案内板上の裏ブタはいずれもシリンダー直下以外の定停
止位置にてワーカ−により除給材がされ自動運転または
ワンサイクル運動により連続してモデルマークとＮＯコ
ードが打刻されるものである。刻印型とＮＯリングヘッ
ドおよびワーク案内板を段取り固定する際刻印型中心お
よびＮＯリングヘッド中心とワーク案内板中心は所定の
中心出し治具により位置出しがされネジ固定されるが、
刻印型とワーり案内板の回転方向の位置出しに時間を費
やすため本発明では、円筒状刻印型の横側面部を平面カ
ットし、平面カット面と刻印型アダプターへ固定した回
転方向位置決め板により所定の回転方向位置決め後、刻
印型をアダプターへネジ固定できる構造とした。またワ
ーク案内板の回転方向位置決めはワーク案内板の回転方
向位置決めはワーク案内板固定リング内へ設置するワー
ク形状に頭部をＮＣ加工した円筒状のワーク案内板の横
側面部を平面カットし、平面カット部とワーク固定リン
グ上に固定した回転方向位置決め板により所定の回転方
向位置決めがなされる構造とした。尚ワーク案内板固定
リング上の回転方向位置決め板と刻印型アダプターに設
置された回転方向位置決め板の回転方向の位置決めは所
定の合わせ治具により同一方向に方向出しされる。

〔作用〕

本発明による裏ブタ刻印装置は油圧または空圧シリンダ
ーによる加圧のため、クランクプレス等の下死点の決ま
るプレスに比較して、油圧、空圧シリンダーの場合、所
定のストローク内であれば下死点は、いずれのポイント
でも選択可能のため、（ワークが下死点となる）裏ブタ
板厚にバラツギを有しても無調整にて所定の深さおよび
外観の打刻が可能となる作用を有す。

〔実施例〕

以下実施例により詳述する。第１図は本発明の１実施例
であり、空圧もしくは油圧を動力源とする２本のシリン
ダー１と該シリンダーを保持するフレーム２と、加圧力
を受り止めフレームを保持するタイバー４木１３とヘー
スプレート１２により加圧機構を構成している。またシ
リンダーロッド３の先端にはモデルマーク打刻用刻印型
６が刻印用アダプター５に、回転方向位置出し固定され
シリンダーロッドへ固定ネジ４で固定されている。

今一方のシリンダーロッド３にはＮＯコード打刻用ＮＯ
リングヘッド８があり溝等によりＸ方向Ｙ方向移動調整
可能なＮＯリングヘッドアダプターへネジ固定され、シ
リンダーロッドへ固定ネジ４にて固定されている。一方
３等分割定停止可能なインデックスロータリーテーブル
１１上には、１２０６ずつ等分割位置に３個のワーク案
内板固定リング９が該テーブルにネジ固定され、中心部
にワーク案内板１０がワーク案内板固定リング内径基準
で投げこまれている。ワーク案内板１ｏの上には裏ブタ
がセットされており、インデックスロータリーテーブル
が回転し、２木の加圧シリンダー直下にて定停止した時
、空圧または油圧により加圧シリンダーが下方へ降下し
０．５〜５トンの圧力がモデルコード型６とＮＯリング
型８を介して裏ブタ２０へ伝えられモデルマークとＮＯ
コードをほぼ同時に打刻するものである。尚裏ブタのワ
ーク案内板への肌着は平面同第１図ｔａ＋下方つまり作
業者側のワーク案内板位置にて行うものとする。尚ワー
ク案内板３個の角中心はインデックスロータリーテーブ
ルが回転し、定角停止した際２木の加圧シリンダーの中
心とあらかしめ合わせ治具により芯出しされている。第
２図は本発明のモデルマーク打刻用印刻型の固定構造を
示す。刻印型６は平面カットした部分６′を固定ネジ１
６により刻印型アダプター５へ位置決め固定された位置
決め固定板１５へ係合せしめ刻印型アダプターへセット
後ネジ固定リング１７により締め付は固定される。刻印
型アダプターはシリンダーロッド３へ固定ネジ４で締め
伺は固定している。第３図は本発明のマーク案内板固定
（構造を示す。２ｏは裏ブタセット想定図。マーク案内
板１ｏは平面カットした部分１０′を固定ネジ１８によ
りマーク案内板固定リング９へ位置決め固定された位置
決め固定板１９へ係合せしめワーク案内板固定リング内
へセットする。ワーク案内板固定リングはインデックス
ロータリーテーブル１１ヘネジ固定されている。尚第２
図の刻印型回転方向位置決め固定板１５と第３図のワー
ク案内板位置決め固定リングに固定したワーク案内板回
転方向位置決め固定板１９はあらかじめ合わせ治具によ
り回転位置決め方向を合わせてそれぞれ固定されている
。

〔発明の効果〕

以上の構成により作業前の金型段取りの際刻印型および
ワーク案内板の芯出し及び回転方向位置合わせ固定がワ
ンタンチで行うことができ、裏ブタのモデルチェンジ毎
に伴う段取り作業は極めて軽減される。またＮＯリング
ヘッドについては裏ブタモデルチェンジ毎に取り替えの
必要は無く初期に一回回転方向位置決めをして固定して
おけばよいが、ＮＯコードのＸ方向Ｙ方向がモデルチェ
ンジごとに変わるためＮＯリングヘッドアダプターにＸ
方向Ｙ方向調整スライド（アリ溝等による）を設けてｆ
ｉ　ｔ、Ｗｒ整を可能としであるため段取り性は良い。

また本発明装置によれば、モデルマークとＮＯコードが
１人の作業者で連続して打刻できるため打刻作業工数を
半減でき、自動除給材装置を設置して打刻作業を無人化
する場合にも自動除給材装置は１台でよいというメリッ
トも有す。また本装置は空圧シリンダーないし油圧シリ
ンダーによる加圧方式のため下死点はシリンダーストロ
ーク中、任意であり、ワーク（Ｍブク）自体が下死点を
決める働きのため、クランクプレス等機械プレスを使用
した打刻に比較して、裏ブタの板厚がバライツいても都
度下死点の調整をする必要はなく、安定した打刻深さを
確保できるものである。

またフタの板厚が一定している場合は、シリンダー上部
に付けである調整可能な度決めにより下死点を決めて作
業することも可能。

【図面の簡単な説明】

第１図（ｂ）は本発明装置の側面から見た側面図。 （ａ）は側面をＡＡ面で切って」二から見た平面図を示
す。第２図（ａ）およびＴｂｌに本発明装置による刻印
型固定構造部の横断面図と横断面図の図中ＡＡ面で切っ
て下方より見た平面図を示す。第３図＋ａｌに本発明装
置のワーク案内板固定構造部の上平面図。 山）に横断面図を示す。第４図は、モデルマークおよび
、ＮＯコードが打刻された時副用裏ブタの平面図を＋ａ
）に側面断面図を（ｂ）に表す。 １・・・加圧シリンダー　２・・・フレーム　３及び３
′・・・シリンダーロッド　４・・・固定ネジ　５・・
・刻印型アダプター　６・・・モデルマーク用刻印型　
７・・・ＮＯリングヘッドアダプター　８・・・モデル
コード打刻用ＮＯリングヘッド　９・・・ワーク案内板
固定リング　１０・・・ワーク案内板　１１・・・イン
テ・ツクスロータリーテーブル　１２・・・ベースプレ
ート１３・・・タイバー　１５・・・刻印型回転方向位
置決め仮　１６・・・固定ネジ　１７・・・刻印型ネジ
固定リング　１８・・・固定ネジ　１９・・・ワーク案
内板回転方向位置決め板　２０・・・ワークつまり裏ブ
タ　２１・・・固定ネジ　６′・・・モデルマーク刻印
型側開平カット部　１０゛・・・ワーク案内板側面子カ
ット部２２・・・モデルマーク　２３・・・ＮＯコード
（製造番号であり一枚ずつ異なるコートＮＯ） 以　　上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ３分割または４分割または６分割の回転及び位置決め停
   止できるロータリーテーブルと、該テーブル上に垂直か
   つ並列に空圧または油圧による加圧シリンダー２本を有
   し、一方のシリンダーロッド先端部には刻印型をワンタ
   ッチ固定するためのネジ固定部と刻印型回転方向位置決
   めのための回転位置決め板を有した刻印型アダプターを
   有し、他方のシリンダーロッド先端には、製造識別マー
   ク型（以下ＮＯリングヘッドと言う）をネジ固定せしめ
   更にＸ方向Ｙ方向へ位置調整可能なスライド部を持った
   ＮＯリングヘッドアダプターを有し、ロータリーテーブ
   ル上には３個または４個または６個のワーク固定用案内
   板固定リングをネジ固定しそのワーク案内板固定リング
   上にはワーク案内板の回転方向位置決めをワンタッチで
   行うための回転位置決め板をネジ固定し、回転位置決め
   方向は前述シリンダーロッド先端部刻印型アダプターの
   回転位置決め板の位置決め方向と、同一にして構成せし
   め、刻印型による時計モデルコード表示打刻（以下モデ
   ルマークと呼ぶ）とＮＯリングヘッドによる製造識別マ
   ーク打刻（以下ＮＯコードと呼ぶ）をワンタッチで固定
   、位置決め段取りせしめロータリーテーブル回転位置決
   め定停止によりワークがシリンダー直下に来たとき、加
   圧シリンダー２本が降下して同時に打刻作業できること
   を特徴とした時計用裏ブタ刻印装置。