JPH0444265Y2 - - Google Patents
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- JPH0444265Y2 JPH0444265Y2 JP1987039100U JP3910087U JPH0444265Y2 JP H0444265 Y2 JPH0444265 Y2 JP H0444265Y2 JP 1987039100 U JP1987039100 U JP 1987039100U JP 3910087 U JP3910087 U JP 3910087U JP H0444265 Y2 JPH0444265 Y2 JP H0444265Y2
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- JP
- Japan
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- punch
- guide
- holding member
- rotation holding
- punch guide
- Prior art date
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Links
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 2
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Punching Or Piercing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[考案の目的]
(産業上の利用分野)
本考案は金型装置に係り、更に詳細には、例え
ば1セツトの金型により板材に複数種の刻印など
を可能にした金型装置に関する。
ば1セツトの金型により板材に複数種の刻印など
を可能にした金型装置に関する。
(従来の技術)
従来、例えばプレス用の刻印金型は、専用金型
を用いて1つの刻印および1種類の刻印加工が行
なわれている。
を用いて1つの刻印および1種類の刻印加工が行
なわれている。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、前述した専用の刻印金型では、
刻印形状が変る場合、金型の交換が必要であり、
かなりの金型交換時間を要していた。また、刻印
等の加工時に板押え機能がないと、板材に反りを
生じる傾向にあり、望ましいものではなかつた。
刻印形状が変る場合、金型の交換が必要であり、
かなりの金型交換時間を要していた。また、刻印
等の加工時に板押え機能がないと、板材に反りを
生じる傾向にあり、望ましいものではなかつた。
本考案の目的は、上記問題点を改善するため、
1セツトの金型で複数種の刻印などの加工を可能
にした金型装置を提供することにある。
1セツトの金型で複数種の刻印などの加工を可能
にした金型装置を提供することにある。
[考案の構成]
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本考案は、金型ホ
ルダに回転可能に支承された円筒形状の回転保持
部材内に、円筒形状のパンチガイドを、上記回転
保持部材と一体的に回転しかつ回転保持部材に対
して上下動するように嵌合して設けると共に上方
向に付勢して設け、このパンチガイドの底部に上
下動可能に設けた複数のパンチチツプを円状に配
置して設けると共に上記各パンチチツプを上方向
に付勢して設け、前記パンチガイド内に上下動可
能に嵌合したパンチの下端部の偏心位置に前記各
パンチチツプを打圧可能な突出部を設けると共に
パンチをパンチガイドに対して相対的に回動可能
に設け、かつ前記パンチガイドとパンチとの間
に、パンチを上方向に付勢する弾機を弾装してな
るものである。
ルダに回転可能に支承された円筒形状の回転保持
部材内に、円筒形状のパンチガイドを、上記回転
保持部材と一体的に回転しかつ回転保持部材に対
して上下動するように嵌合して設けると共に上方
向に付勢して設け、このパンチガイドの底部に上
下動可能に設けた複数のパンチチツプを円状に配
置して設けると共に上記各パンチチツプを上方向
に付勢して設け、前記パンチガイド内に上下動可
能に嵌合したパンチの下端部の偏心位置に前記各
パンチチツプを打圧可能な突出部を設けると共に
パンチをパンチガイドに対して相対的に回動可能
に設け、かつ前記パンチガイドとパンチとの間
に、パンチを上方向に付勢する弾機を弾装してな
るものである。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
第1図を参照するに、本実施例に係る金型装置
を使用可能な加工機の参考例としてのタレツトパ
ンチプレス1は、ギヤツプ部3をとりまく左右コ
ラム部に連結された上下フレーム5,7により門
型構造となつている。ギヤツプ部3の左側には円
盤状の上下タレツト9,11が設けてあり、上タ
レツト9は上フレーム5に、下タレツト11は下
フレーム7にそれぞれ回転自在に支承されてい
る。
を使用可能な加工機の参考例としてのタレツトパ
ンチプレス1は、ギヤツプ部3をとりまく左右コ
ラム部に連結された上下フレーム5,7により門
型構造となつている。ギヤツプ部3の左側には円
盤状の上下タレツト9,11が設けてあり、上タ
レツト9は上フレーム5に、下タレツト11は下
フレーム7にそれぞれ回転自在に支承されてい
る。
上フレーム5にはクランク軸13が設けてあつ
て、クランク軸13に連結されているストライカ
15が上タレツト9の第1図において右側上方に
垂下されている。前記上タレツト9には多数のパ
ンチ17が装着されており、この多数のパンチ1
7に対応するダイ19が下タレツト11に装着さ
れている。
て、クランク軸13に連結されているストライカ
15が上タレツト9の第1図において右側上方に
垂下されている。前記上タレツト9には多数のパ
ンチ17が装着されており、この多数のパンチ1
7に対応するダイ19が下タレツト11に装着さ
れている。
前記ストライカ15の下方の上タレツト9と下
タレツト11との間に板状のワークWを移動し位
置決めするために、ワーククランプ装置21が、
前記上下タレツト9,11に向つて前後左右に移
動自在に設けられている。
タレツト11との間に板状のワークWを移動し位
置決めするために、ワーククランプ装置21が、
前記上下タレツト9,11に向つて前後左右に移
動自在に設けられている。
第2図に示されているように、例えば上下タレ
ツト9,11に装着された多数のパンチ17、ダ
イ19の中の一直線上の回転パンチ17A,17
Bおよびダイ19A,19Bは、上下タレツト
9,11の側方のタレツトパンチプレス1のフレ
ーム(図示せず)に装着されたサーボモータのご
とき駆動装置23によつて回転駆動される。回転
パンチ17B、回転ダイ19Bの位置がワークW
に対する加工位置すなわち第1図のストライカ1
5の下方位置である。
ツト9,11に装着された多数のパンチ17、ダ
イ19の中の一直線上の回転パンチ17A,17
Bおよびダイ19A,19Bは、上下タレツト
9,11の側方のタレツトパンチプレス1のフレ
ーム(図示せず)に装着されたサーボモータのご
とき駆動装置23によつて回転駆動される。回転
パンチ17B、回転ダイ19Bの位置がワークW
に対する加工位置すなわち第1図のストライカ1
5の下方位置である。
前記駆動装置23に連結された連結軸25の他
端にはプーリ27が装着されている。そのプーリ
27と伝達装置29内のプーリ(図示せず)とに
タイミングベルト31が巻回されている。伝達装
置29には流体シリンダ33が一体化されてお
り、流体シリンダ33を第2図において右方へ移
動せしめることによつて伝達装置29の端部29
Aと従動軸35の端部35Aから端部35Bとが
連結状態となる。
端にはプーリ27が装着されている。そのプーリ
27と伝達装置29内のプーリ(図示せず)とに
タイミングベルト31が巻回されている。伝達装
置29には流体シリンダ33が一体化されてお
り、流体シリンダ33を第2図において右方へ移
動せしめることによつて伝達装置29の端部29
Aと従動軸35の端部35Aから端部35Bとが
連結状態となる。
前記従動軸35は上タレツト9上にこの上タレ
ツト9の径方向に延設されており、その従動軸3
5の両端部側にはそれぞれウオーム37が装着さ
れており、そのウオーム37はパンチ17A,1
7Bを装着したウオームホイール39に噛合され
ている。
ツト9の径方向に延設されており、その従動軸3
5の両端部側にはそれぞれウオーム37が装着さ
れており、そのウオーム37はパンチ17A,1
7Bを装着したウオームホイール39に噛合され
ている。
上記構成により、駆動装置23を駆動させると
共に流体シリンダ33を作動させることにより、
連結軸25の回転が従動軸35に伝達される。従
動軸35の回転ウオーム37を介してウオームホ
イール39に伝達されるから、パンチ17A,1
7Bか回転されることとなる。
共に流体シリンダ33を作動させることにより、
連結軸25の回転が従動軸35に伝達される。従
動軸35の回転ウオーム37を介してウオームホ
イール39に伝達されるから、パンチ17A,1
7Bか回転されることとなる。
上タレツト9に装着されているパンチ17A,
17Bとのそれぞれの近傍には、検出部材41
A,41Bとが設けられている。そして、前記上
タレツト9が回転してストライカ15下に位置決
めされたものがパンチ17Aであるかパンチ17
Bであるかを前記検出部材41A,41Bで検出
しているのである。
17Bとのそれぞれの近傍には、検出部材41
A,41Bとが設けられている。そして、前記上
タレツト9が回転してストライカ15下に位置決
めされたものがパンチ17Aであるかパンチ17
Bであるかを前記検出部材41A,41Bで検出
しているのである。
第3図には本考案の実施例に係る金型装置Kの
断面図が示されている。すなわち、第3図におい
て、金型装置Kの金型ホルダが上タレツト9に相
当し、その上タレツト9内に第3図において上下
方向に向けて円筒状の保持部材43が装着されて
いる。この保持部材43内にはベアリング45,
47を介して回転自在な円筒状の回転保持部材4
9が装着されている。この回転保持部材49内に
は円筒状のパンチガイド51が上下動可能に装着
されており、このパンチガイド51の外周面に形
成したキー溝に相対的に上下動可能に係合したキ
ー53がボルトで回転保持部材49に取付けられ
ており、回転保持部材49とパンチガイド51と
は回転方向に一体化されている。
断面図が示されている。すなわち、第3図におい
て、金型装置Kの金型ホルダが上タレツト9に相
当し、その上タレツト9内に第3図において上下
方向に向けて円筒状の保持部材43が装着されて
いる。この保持部材43内にはベアリング45,
47を介して回転自在な円筒状の回転保持部材4
9が装着されている。この回転保持部材49内に
は円筒状のパンチガイド51が上下動可能に装着
されており、このパンチガイド51の外周面に形
成したキー溝に相対的に上下動可能に係合したキ
ー53がボルトで回転保持部材49に取付けられ
ており、回転保持部材49とパンチガイド51と
は回転方向に一体化されている。
前記回転保持部材49の上部には複数のボルト
55により前記ウオームホイール39が取付けら
れ、そのウオームホイール39にはウオーム37
が噛合されている。
55により前記ウオームホイール39が取付けら
れ、そのウオームホイール39にはウオーム37
が噛合されている。
上記構成により、ウオーム37の回転は、ウオ
ームホイール39を介して回転保持部材49に伝
達される。回転保持部材49はキー53でパンチ
ガイド51と回転方向に一体化されているから、
回転保持部材49の回転によりパンチガイド51
が回転されることとなる。
ームホイール39を介して回転保持部材49に伝
達される。回転保持部材49はキー53でパンチ
ガイド51と回転方向に一体化されているから、
回転保持部材49の回転によりパンチガイド51
が回転されることとなる。
前記パンチガイド51の上部に形成されたフラ
ンジ部51Fには、中空円筒形状のリフタリング
57の下部に形成されたフランジ部57Fが係合
されている。そのリフタリング57はピン59に
よりリフタホルダ61に回転しないように固定さ
れている。リフタホルダ61の複数個所には、中
空円筒部材63が設けられており、その中空円筒
部材63内にはボルト65が挿入され、ボルト6
5の下部に形成されたねじ部65Aで上タレツト
9に固定されている。中空円筒部材63と上タレ
ツト9との間には、前記パンチガイド51を上方
へ付勢したスプリング67Aが介設されている。
ンジ部51Fには、中空円筒形状のリフタリング
57の下部に形成されたフランジ部57Fが係合
されている。そのリフタリング57はピン59に
よりリフタホルダ61に回転しないように固定さ
れている。リフタホルダ61の複数個所には、中
空円筒部材63が設けられており、その中空円筒
部材63内にはボルト65が挿入され、ボルト6
5の下部に形成されたねじ部65Aで上タレツト
9に固定されている。中空円筒部材63と上タレ
ツト9との間には、前記パンチガイド51を上方
へ付勢したスプリング67Aが介設されている。
前記パンチガイド51内には、パンチ17Bが
上下動自在に嵌合し装着されており、そのパンチ
17Bのほぼ中央部における段差部分にはカラー
69が嵌合されると共に、前記パンチガイド51
に装着されている。前記パンチ17Bの中央部分
には溝71が形成されており、前記カラー69に
水平に設けたピン73の一端部が前記溝71内に
臨んで突出されている。而して、パンチ17Bは
カラー69にピン73で回転しないように一体化
されている。しかもパンチ17Bは溝71の高さ
位置の範囲で上下動されることとなる。
上下動自在に嵌合し装着されており、そのパンチ
17Bのほぼ中央部における段差部分にはカラー
69が嵌合されると共に、前記パンチガイド51
に装着されている。前記パンチ17Bの中央部分
には溝71が形成されており、前記カラー69に
水平に設けたピン73の一端部が前記溝71内に
臨んで突出されている。而して、パンチ17Bは
カラー69にピン73で回転しないように一体化
されている。しかもパンチ17Bは溝71の高さ
位置の範囲で上下動されることとなる。
パンチ17Bの上部には、パンチヘツド75が
ねじなどで螺着されており、パンチヘツド75と
カラー69との間にはストリツパスプリングなど
の弾機77が上方へ付勢されて介設されている。
ねじなどで螺着されており、パンチヘツド75と
カラー69との間にはストリツパスプリングなど
の弾機77が上方へ付勢されて介設されている。
前記カラー69の第3図において左側には溝7
9が形成されており、前記リフタリング57に水
平方向に装着されたピン81が前記溝79に臨ん
で突出されている。
9が形成されており、前記リフタリング57に水
平方向に装着されたピン81が前記溝79に臨ん
で突出されている。
前記パンチガイド51の底部には円形状プレー
ト83が着脱可能に取付けられている。パンチガ
イド51内にあつて、中空円筒部材85を介して
円盤状のパンチチツプ上限ストツパー87がボル
ト89で前記プレート83に取付けられている。
ト83が着脱可能に取付けられている。パンチガ
イド51内にあつて、中空円筒部材85を介して
円盤状のパンチチツプ上限ストツパー87がボル
ト89で前記プレート83に取付けられている。
前記パンチ17Bの下端部の偏心位置に突出し
た突出部17Tに対向したパンチチツプ上限スト
ツパー87の円周上部分には、上下方向へ貫通し
た複数の孔87Hが形成されており、その孔87
Hの下部に当接した複数のパンチチツプとしての
刻印チツプ91が前記プレート83に上下動自在
に装着されている。しかも、刻印チツプ91のフ
ランジ部91Fとプレート83との間には弾機と
してのスプリング93が上方へ付勢されて介設さ
れており、刻印チツプ91のフランジ部91Fの
上面がパンチチツプ上限ストツパー87の下面に
当接されている。
た突出部17Tに対向したパンチチツプ上限スト
ツパー87の円周上部分には、上下方向へ貫通し
た複数の孔87Hが形成されており、その孔87
Hの下部に当接した複数のパンチチツプとしての
刻印チツプ91が前記プレート83に上下動自在
に装着されている。しかも、刻印チツプ91のフ
ランジ部91Fとプレート83との間には弾機と
してのスプリング93が上方へ付勢されて介設さ
れており、刻印チツプ91のフランジ部91Fの
上面がパンチチツプ上限ストツパー87の下面に
当接されている。
上記構成により、前記駆動装置23を駆動させ
ると共に流体シリンダ33を作動させると、従動
軸35が回転する。従動軸35の回転により、ウ
オーム37が回転しウオームホイール39を介し
て回転保持部材49が回転される。回転保持部材
49の回転はさらにパンチガイド51を回転させ
ると同時に、プレート83が回転して複数の刻印
チツプ91から選択されて所望の刻印チツプ91
が位置決めされる。
ると共に流体シリンダ33を作動させると、従動
軸35が回転する。従動軸35の回転により、ウ
オーム37が回転しウオームホイール39を介し
て回転保持部材49が回転される。回転保持部材
49の回転はさらにパンチガイド51を回転させ
ると同時に、プレート83が回転して複数の刻印
チツプ91から選択されて所望の刻印チツプ91
が位置決めされる。
所望の刻印チツプ91が位置決めされた状態
で、ストライカ15を下動させることにより、パ
ンチ17Bが下動する。パンチ17Bが下動する
と、弾機77を介してパンチガイド51が下降さ
れ、パンチガイド51の下面が板材Wの上面に当
接して板材Wを押圧固定した後に、パンチ17B
の下端部の突出部17Tがパンチチツプ上限スト
ツパー87の孔87Hに進入し、刻印チツプ91
が下動して、ダイ19上に載置されている板材W
に例えば刻印加工が施されることとなる。
で、ストライカ15を下動させることにより、パ
ンチ17Bが下動する。パンチ17Bが下動する
と、弾機77を介してパンチガイド51が下降さ
れ、パンチガイド51の下面が板材Wの上面に当
接して板材Wを押圧固定した後に、パンチ17B
の下端部の突出部17Tがパンチチツプ上限スト
ツパー87の孔87Hに進入し、刻印チツプ91
が下動して、ダイ19上に載置されている板材W
に例えば刻印加工が施されることとなる。
前記プレート83の円周上には複数の刻印チツ
プ91が例えば種々の刻印形状の金型として装着
されているから、任意の刻印が板材Wに施すこと
ができる。
プ91が例えば種々の刻印形状の金型として装着
されているから、任意の刻印が板材Wに施すこと
ができる。
複数の刻印チツプ91が前記プレート83に交
換可能に装着されるため、多種類の刻印が可能で
あると共に、刻印チツプ91の回転方向も自由に
変更できる。
換可能に装着されるため、多種類の刻印が可能で
あると共に、刻印チツプ91の回転方向も自由に
変更できる。
さらに、板材Wの板厚変更により発生する刻印
深さは、パンチ17Bのパンチヘツド75を調整
することにより一定の深さが保持できる。
深さは、パンチ17Bのパンチヘツド75を調整
することにより一定の深さが保持できる。
なお、本考案は前述した実施例に限定されるこ
となく、適宜の変更を行なうことにより、その他
の態様で実施し得るものである。例えば、前述の
実施例では、パンチチツプとして刻印チツプ91
を使用して説明してあるが、通常の打抜き用の小
型パンチチツプを複数装着すれば、種々な小形状
の打抜き加工ができる。この場合には、ダイ19
を例えばウオームホイール、ウオームなどで前記
パンチチツプと同期して回転させると共に、ダイ
19の円周上に複数のダイ孔をパンチチツプの形
状に合せて穿孔しておくことで対応できる。
となく、適宜の変更を行なうことにより、その他
の態様で実施し得るものである。例えば、前述の
実施例では、パンチチツプとして刻印チツプ91
を使用して説明してあるが、通常の打抜き用の小
型パンチチツプを複数装着すれば、種々な小形状
の打抜き加工ができる。この場合には、ダイ19
を例えばウオームホイール、ウオームなどで前記
パンチチツプと同期して回転させると共に、ダイ
19の円周上に複数のダイ孔をパンチチツプの形
状に合せて穿孔しておくことで対応できる。
[考案の効果]
以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、要するに本考案は、金型ホルダ9に回転可能
に支承された円筒形状の回転保持部材49内に、
円筒形状のパンチガイド51を、上記回転保持部
材49と一体的に回転しかつ回転保持部材49に
対して上下動するように嵌合して設けると共に上
方向に付勢して設け、このパンチガイド51の底
部に上下動可能に設けた複数のパンチチツプ91
を円状に配置して設けると共に上記各パンチチツ
プ91を上方向に付勢して設け、前記パンチガイ
ド51内に上下動可能に嵌合したパンチ17Bの
下端部の偏心位置に前記各パンチチツプ91を打
圧可能な突出部17Tを設けると共にパンチ17
Bをパンチガイド51に対して相対的に回動可能
に設け、かつ前記パンチガイド51とパンチ17
Bとの間に、パンチ17Bを上方向に付勢する弾
機77を弾装してなるものである。
に、要するに本考案は、金型ホルダ9に回転可能
に支承された円筒形状の回転保持部材49内に、
円筒形状のパンチガイド51を、上記回転保持部
材49と一体的に回転しかつ回転保持部材49に
対して上下動するように嵌合して設けると共に上
方向に付勢して設け、このパンチガイド51の底
部に上下動可能に設けた複数のパンチチツプ91
を円状に配置して設けると共に上記各パンチチツ
プ91を上方向に付勢して設け、前記パンチガイ
ド51内に上下動可能に嵌合したパンチ17Bの
下端部の偏心位置に前記各パンチチツプ91を打
圧可能な突出部17Tを設けると共にパンチ17
Bをパンチガイド51に対して相対的に回動可能
に設け、かつ前記パンチガイド51とパンチ17
Bとの間に、パンチ17Bを上方向に付勢する弾
機77を弾装してなるものである。
上記構成により本考案においては、パンチ17
Bに対してパンチガイド51を相対的に回転する
ことにより、上記パンチガイド51の底部に支持
された複数のパンチチツプ91のうちの所望のパ
ンチチツプ91をパンチ17Bに備えた突出部1
7Tの下方位置へ割出すことができ、所望のパン
チチツプ91による加工を行なうことができるも
のである。
Bに対してパンチガイド51を相対的に回転する
ことにより、上記パンチガイド51の底部に支持
された複数のパンチチツプ91のうちの所望のパ
ンチチツプ91をパンチ17Bに備えた突出部1
7Tの下方位置へ割出すことができ、所望のパン
チチツプ91による加工を行なうことができるも
のである。
上述のごとく、所望のパンチチツプ91により
加工を行なうとき、本考案においては、複数のパ
ンチチツプ91を上下動自在に支持したパンチガ
イド51が上下動可能に設けてあり、かつパンチ
ガイド51とパンチ17Bとの間に弾機77が弾
装してあるから、パンチガイド51が下降され
て、その底部でもつてワークを押えるものであ
る。
加工を行なうとき、本考案においては、複数のパ
ンチチツプ91を上下動自在に支持したパンチガ
イド51が上下動可能に設けてあり、かつパンチ
ガイド51とパンチ17Bとの間に弾機77が弾
装してあるから、パンチガイド51が下降され
て、その底部でもつてワークを押えるものであ
る。
したがつて、パンチチツプ91による加工時に
ワークが押え込まれた状態にあり、ワークに反り
等を生じせしめることなしに加工を行なうことが
できるものである。
ワークが押え込まれた状態にあり、ワークに反り
等を生じせしめることなしに加工を行なうことが
できるものである。
第1図は本考案の一実施例である金型装置を使
用可能な加工機の参考例としてのタレツトパンチ
プレスの概略正面図、第2図は第1図のタレツト
を含む要部平面図、第3図は第2図における−
線に沿つた拡大断面図で、本考案の実施例に係
る金型装置の断面図である。 1……タレツトパンチプレス、17A,17B
……パンチ、49……回転保持部材、51……パ
ンチガイド、87……パンチチツプ上限ストツパ
ー、91……刻印チツプ、K……金型装置。
用可能な加工機の参考例としてのタレツトパンチ
プレスの概略正面図、第2図は第1図のタレツト
を含む要部平面図、第3図は第2図における−
線に沿つた拡大断面図で、本考案の実施例に係
る金型装置の断面図である。 1……タレツトパンチプレス、17A,17B
……パンチ、49……回転保持部材、51……パ
ンチガイド、87……パンチチツプ上限ストツパ
ー、91……刻印チツプ、K……金型装置。
Claims (1)
- 金型ホルダ9に回転可能に支承された円筒形状
の回転保持部材49内に、円筒形状のパンチガイ
ド51を、上記回転保持部材49と一体的に回転
しかつ回転保持部材49に対して上下動するよう
に嵌合して設けると共に上方向に付勢して設け、
このパンチガイド51の底部に上下動可能に設け
た複数のパンチチツプ91を円状に配置して設け
ると共に上記各パンチチツプ91を上方向に付勢
して設け、前記パンチガイド51内に上下動可能
に嵌合したパンチ17Bの下端部の偏心位置に前
記各パンチチツプ91を打圧可能な突出部17T
を設けると共にパンチ17Bをパンチガイド51
に対して相対的に回動可能に設け、かつ前記パン
チガイド51とパンチ17Bとの間に、パンチ1
7Bを上方向に付勢する弾機77を弾装してなる
ことを特徴とする金型装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987039100U JPH0444265Y2 (ja) | 1987-03-19 | 1987-03-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987039100U JPH0444265Y2 (ja) | 1987-03-19 | 1987-03-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63150715U JPS63150715U (ja) | 1988-10-04 |
JPH0444265Y2 true JPH0444265Y2 (ja) | 1992-10-19 |
Family
ID=30851962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987039100U Expired JPH0444265Y2 (ja) | 1987-03-19 | 1987-03-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0444265Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07100196B2 (ja) * | 1987-11-25 | 1995-11-01 | 松下電工株式会社 | 打抜加工装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63168381A (ja) * | 1986-12-29 | 1988-07-12 | Anritsu Corp | 板材の刻印機構 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63168381U (ja) * | 1987-04-22 | 1988-11-02 |
-
1987
- 1987-03-19 JP JP1987039100U patent/JPH0444265Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63168381A (ja) * | 1986-12-29 | 1988-07-12 | Anritsu Corp | 板材の刻印機構 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63150715U (ja) | 1988-10-04 |
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