JPH06340020A - 透明ガスバリア性フィルム - Google Patents

透明ガスバリア性フィルム

Info

Publication number
JPH06340020A
JPH06340020A JP5131821A JP13182193A JPH06340020A JP H06340020 A JPH06340020 A JP H06340020A JP 5131821 A JP5131821 A JP 5131821A JP 13182193 A JP13182193 A JP 13182193A JP H06340020 A JPH06340020 A JP H06340020A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
film
gas barrier
zirconium oxide
specific gravity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5131821A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3252929B2 (ja
Inventor
Naganari Matsuda
修成 松田
Seiji Izeki
清司 伊関
Yoshiharu Morihara
芳治 森原
Toru Kotani
徹 小谷
Toshiyuki Otani
寿幸 大谷
Yozo Yamada
陽三 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP13182193A priority Critical patent/JP3252929B2/ja
Publication of JPH06340020A publication Critical patent/JPH06340020A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3252929B2 publication Critical patent/JP3252929B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐屈曲性、ガスバリア性に優れた酸化ジルコ
ニウム・酸化硅素系ガスバリアフィルムを提供すること
にある。 【構成】 プラスチックフィルムの少なくとも片面に、
酸化ジルコニウム・酸化硅素系薄膜が形成されたガスバ
リアフィルムにおいて、該薄膜内の酸化ジルコニウムの
比率が1重量%以上80重量%以下であって、該薄膜の
比重と薄膜内の酸化ジルコニウム組成比率との関係をD
=0.029A+b(D:薄膜の比重,A:薄膜中の酸
化ジルコニウムの重量%、b:酸化ジルコニウムが0%
のときの薄膜の比重)という関係式で表す時、該薄膜の
比重を、1.6≦b≦2.65であらわされる範囲内と
することによって、ガスバリア性に優れ、また、屈曲性
の高い、総合的に実用特性のすぐれた酸化ジルコニウム
・酸化珪素系ガスバリアフィルムを提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスバリア性、高温特
性に優れた食品、医薬品、電子部品等の気密性を要求さ
れる包装材料、または、ガス遮断材料として優れた特性
を持つフィルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガスバリア性のすぐれたフィルムとして
は、プラスチックフィルム上にアルミニウムを積層した
もの、塩化ビニリデンやエチレンビニールアルコール共
重合体をコーティングしたものが知られている。また、
無機薄膜を利用したものとしては、酸化珪素、酸化アル
ミニウム薄膜等を積層したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のガス
バリア性フィルムは、次のような課題を有していた。ア
ルミニウム積層品は、経済性、ガスバリア性の優れたも
のではあるが、不透明なため、包装時の内容物が見え
ず、また、マイクロ波を透過しないため電子レンジの使
用ができない。塩化ビニリデンやエチレンビニールアル
コール共重合体をコーティングしたものは、水蒸気、酸
素等のガスバリア性が十分でなく、特に高温処理におい
てその低下が著しい。また、塩化ビニリデン系について
は、焼却時の塩素ガスの発生等があり、地球環境への影
響も懸念されている。一方、内容物が見え、電子レンジ
の使用が可能なガスバリアフィルムとして、特公昭51
−48511号に、合成樹脂体表面にSixy(例えば
SiO2)を蒸着したガスバリアフィルムが提案されて
いるが、ガスバリア性の良好なSiO x系(x=1.3
〜1.8)は、やや褐色を有しており、透明ガスバリア
フィルムとしては、不十分なものである。
【0004】一方、酸化ジルコニウムを用いたものとし
て(特開昭63−237940)に見られるようなもの
がスパッタ−法で得られているが、高速作製ができない
ためコストの安いものへの適用が難しい。また、これは
初期酸素バリア性は優れているが、レトルト性、耐屈曲
性が不十分なものである。このように、充分な酸素バリ
ア性と耐レトルト性を兼ね備え持つ、安価な無色透明ガ
スバリアフィルムはないのが現状である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガスバリア性
に優れ、かつ、レトルト性の高い安価なガスバリアフィ
ルムを提供せんとするものである。すなわち、本発明
は、プラスチックフィルムの少なくとも片面に、酸化ジ
ルコニウム・酸化硅素を主たる成分とする薄膜が形成さ
れたガスバリアフィルムにおいて、該薄膜内に酸化ジル
コニウムの比率が1重量%以上、80重量%以下であっ
て、該薄膜の比重が下記式を満足することを特徴とする
ガスバリアフィルムであって、 D=0.029A+b 但し D:薄膜の比重、A:薄膜中の酸化ジルコニウム
の重量% b:酸化ジルコニウムが0%のときの薄膜の比重 1.6≦b≦2.65 である。
【0006】本発明におけるプラスチックフィルムと
は、有機高分子を溶融押出しをして、必要に応じ、長手
方向、および、または、幅方向に延伸、冷却、熱固定を
施したフィルムであり、有機高分子としては、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタート、ポ
リエチレン−2、6−ナフタレート、ナイロン6、ナイ
ロン4、ナイロン66、ナイロン12、ポリ塩化ビニー
ル、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニールアルコール、全
芳香族ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリイミド、ポ
リエーテルイミド、ポリスルフォン、ポリッフェニレン
スルフィド、ポリフェニレンオキサイドなどがあげられ
る。また、これらの(有機重合体)有機高分子は他の有
機重合体を少量共重合をしたり、ブレンドしたりしても
よい。
【0007】さらにこの有機高分子には、公知の添加
剤、例えば、紫外線吸収剤、帯電防止剤、可塑剤、滑
剤、着色剤などが添加されていてもよく、その透明度は
特に限定するものではないが、透明ガスバリアフィルム
として使用する場合には、50%以上の透過率をもつも
のが好ましい。本発明のプラスチックフィルムは、本発
明の目的を損なわない限りにおいて、薄膜層を積層する
に先行して、該フィルムをコロナ放電処理、グロー放電
処理、その他の表面粗面化処理を施してもよく、また、
公知のアンカーコート処理、印刷、装飾が施されていて
もよい。本発明のプラスチックフィルムは、その厚さと
して5〜500μmの範囲が好ましく、さらに好ましく
は8〜300μmの範囲である。
【0008】酸化ジルコニウム・酸化硅素薄膜は酸化ジ
ルコニウムと酸化硅素の混合物、あるいは化合物等とか
ら成り立っていると考えられる。ここでいう酸化ジルコ
ニウムとは、Zr,ZrO,ZrO2 等の各種ジルコニ
ウム酸化物の混合物から成り立ち、酸化ジルコニウム内
での各々の含有率等は作成条件で異なる。酸化珪素と
は、Si,SiO,SiO2 等から成り立っていると考
えられ、これらの比率も作成条件で異なる。本発明にお
ける該薄膜の酸化ジルコニウムの比率としては、1重量
%以上、80重量%以下であって、好ましくは3重量%
以上、70重量%以下であって、更に望ましくは、5重
量%以上、65重量%以下である。また、この成分中
に、特性が損なわれない範囲で微量(全成分に対して高
々3%まで)の他成分を含んでもよい。該薄膜の厚さと
しては、特にこれを限定するものではないが、ガスバリ
ア性及び可きょう性の点からは、50〜5000Å(オ
ングストロ−ム)が好ましく、更に好ましくは、70〜
3000Åである。
【0009】本発明の酸化ジルコニウム・酸化硅素系薄
膜の作成には、真空蒸着法、スパッタ−法、イオンプレ
−テイングなどのPVD法(物理蒸着法)、あるいは、
CVD法(化学蒸着法)などが適宜用いられる。例え
ば、真空蒸着法においては、蒸着源材料としてZrO2
とSiO2 やZrO2 とSiの混合物等が用いられ、ま
た、加熱方式としては、抵抗加熱、高周波誘導加熱、電
子ビ−ム加熱等を用いることができる。また、反応性ガ
スとして、酸素、窒素、水蒸気等を導入したり、オゾン
添加、イオンアシスト等の手段を用いた反応性蒸着を用
いてもよい。また、基板にバイアス等を加えたり、基板
温度を上昇、あるいは、冷却したり等、本発明の目的を
損なわない限りに於て、作成条件を変更してもよい。ス
パッタ−法やCVD法等のほかの作成法でも同様であ
る。
【0010】本発明でいう比重とは、ある温度で、ある
体積を占める物質の質量と、それと同体積の標準物質の
質量(4℃における水)との比をいう。比重の測定は、
通常物体の質量と体積を測り、同体積の4℃の水の質量
との比を求めればよいが、本発明の薄膜の測定では、体
積の測定が困難である。そこで、まず基板から薄膜をは
がす、あるいは、基板のみを溶解することにより、薄膜
のみからなる単独膜の状態としたのちに、(JIS K
7112)にあるような比重測定法を用いることが望ま
しい。例えば、浮沈法では、試料を比重既知の溶液の中
に浸せきさせ、その浮沈状態から薄膜の比重を測定する
ことができる。この溶液としては、四塩化炭素とブロモ
ホルム、または、ヨウ化メチレンなどの混合液を用いる
ことができる。また、連続的な密度勾配をもつ溶液中に
単独膜を浸積させる密度勾配管法によっても比重の値を
測定できる。
【0011】このようにして得られた該薄膜の比重の値
が、薄膜中の酸化ジルコニウムの重量%との関係を、D
=0.029A+b(D:薄膜の比重、A:薄膜中の酸
化ジルコニウムの重量%、b:酸化ジルコニウムが0%
のときの薄膜の比重)という式で示すとき、bの値が
1.6よりも小さい領域のときには、酸化ジルコニウム
・酸化硅素薄膜の構造が粗雑となり、充分なガスバリア
性が得られない。また、該薄膜の比重が、b値で、2.
65よりも大きい領域のものを作製することは実用上困
難である。以上の理由からガスバリアフィルムとして好
ましい酸化ジルコニウム・酸化硅素薄膜の比重は、該薄
膜の比重と薄膜内の酸化ジルコニウム組成比率との関係
をD=0.029A+b(D:薄膜の比重、A:薄膜中
の酸化ジルコニウムの重量%、b:酸化ジルコニウムが
0%のときの薄膜の比重)という関係式であらわす時、
bの値で1.6から2.65であり、更に好ましくは
1.7から2.65である。
【0012】本発明のガスバリアフィルムは透明である
と共に高度なバリア性を有する。すなわち、PETフィ
ルムを基材とした場合で酸素透過率が5.0cc/m2
・24hrs・atm 以下で、かつ水蒸気バリア性も
良好であり、プラスチック基材の水蒸気透過量を1/1
5以下にすることができる。したがって、本発明の包装
材料で包装した食品は長期保存が可能である。更に、機
械的変形に対するバリア特性の安定性が優れているた
め、ラミ工程、印刷工程での劣下が少なく、工程の処理
速度を大きくすることができる。又、製袋化したのち
も、その取扱いに対して必要以上の注意を要しない。本
発明品は、そのままで使用されてもよいが、他の有機高
分子のフィルム、または薄層をラミネートまたはコーテ
ィングして使用してもよい。本発明の包装材料の使用形
態としては、袋、ふた材、カップ、チュ−ブスタンデイ
ングパック、トレイ、ペ−パ−カ−トン等がある。ま
た、内容物としては、レトルト食品、スナック、かつお
節等の乾燥食品、こんにゃく類、漬物類等の水物食品、
冷凍食品などがある。また、マイクロ波殺菌用、電子レ
ンジ用、脱酸素剤入り包装等にも使用できる。また、工
業用フィルムの例としては、液晶、EL等用の基板フィ
ルムとしても使用できる。
【0013】次に実施例をあげて本発明を説明する。 (実施例1)蒸着源として、3〜5mm程度の大きさの
粒子状のZrO2(純度99.5%)とSiO2(純度9
9.9%)を用い、電子ビ−ム蒸着法で、12μm厚の
PETフィルム(東洋紡績(株):E5100)上に酸
化ジルコニウム・酸化硅素系薄膜(約400A厚)の形
成を行った。蒸着材料は、混合せずに、ハ−ス内をカ−
ボン板で2つに仕切り、加熱源として一台の電子銃(以
下EB銃)を用い、ZrO2とSiO2のそれぞれを時分
割で加熱した。その時のEB銃のエミッション電流は1
〜2Aとし、ZrO2とSiO2への加熱比を5:10〜
40:10と変え、組成を変化させた。又、フィルム送
り速度は、膜厚が一定となるように変化させたが、酸素
ガスの供給量は、100ccM、チルロ−ル冷却温度
は、−10℃一定とした。このようにして得られたガス
バリア薄膜の比重をPETフィルムを溶解したのち、浮
沈法で測定した。更に、このPET上の複合膜に対し、
また、厚さ60μmの未延伸ポリプロピレンフィルム
(OPPフィルム)を二液硬化型ポリウレタン系接着剤
(厚さ4μm)を用いて、ドライラミネ−トして、本発
明応用の包装用プラスチックフィルムを得た。この包装
用フィルムの酸素、水蒸気バリア性及び、レトルト処理
(120℃×30min、130℃×30min)を施
したのち酸素、水蒸気バリア性を測定した。
【0014】・酸素透過率の測定方法 作成したガスバリアフィルムの酸素透過率を酸素透過率
測定装置(モダンコントロールズ社製 OX−TRAN
100)を用いて測定した。 ・水蒸気透過率の測定方法 作成したガスバリアフィルムの水蒸気透過率を水蒸気透
過度テスタ−(リッシ−社製 L80−4000型)を
用いて測定した。このようにして測定した酸素透過率
は、1.0cc前後と非常に優秀であった。さらにレト
ルト試験後の結果も、1cc以下の上昇に留まり、総合
特性の優れたガスバリアフィルムが得られた。(表1)
【0015】(比較例1)実施例1と同様にEB蒸着で
酸化硅素系透明ガスバリア薄膜の作成を行なった。得ら
れたサンプルに対して、実施例1と同様に、比重測定お
よびレトルト処理前後の酸素バリア性を測った。その結
果、120℃のレトルト処理後のバリア特性は優れてい
るが、130℃の処理では悪化し不良となった。(表
1) (比較例2)反応性直流マグネトロンスパッタ法で酸化
ジルコニウム薄膜の作成を行なった。スパッタリングは
ジルコニウム金属板をタ−ゲットとし、5×10-5To
rrまで真空排気したのちにアルゴン・酸素混合ガス
(70:30)を導入した。圧力は、1×10-3Tor
rにしたのちに、直流電圧を印加しスパッタをおこなっ
た。得られたサンプルに対して、レトルト処理前後の酸
素バリア性を測った。その結果、120℃のレトルト処
理後のバリア特性は優れているが、130℃の処理では
悪化し不良となった。(表1)
【0016】(実施例2)蒸着源として、3〜5mm程
度の大きさの粒子状のZrO2(純度99.5%)とS
iO2(純度99.9%)を用い、EB蒸着法で、12
μm厚のPETフィルム(東洋紡績(株):E510
0)上に酸化ジルコニウム酸化硅素薄膜の形成を行っ
た。蒸着材料は混合せずに、ハ−ス内をカ−ボン板で2
つに仕切り、加熱源として一台EB銃を用いて、ZrO
2とSiO2のそれぞれを時分割で加熱した。その時のE
B銃のエミッション電流を0.8〜2.5Aと変化さ
せ、ZrO 2とSiO2への加熱比は、5:10〜40:
10と変え、組成を変化させた。フィルム送り速度は、
30〜180m/minと変化させ、300〜3000
Å厚の膜を作った。又、蒸気圧は、酸素ガスの供給量を
10〜500ccMと変えること等で、1×10-5〜2
×10-3Torrまで変え、チルロ−ルの冷却温度も−
20〜70℃まで変えた。このようにして得られた膜の
比重をPETフィルムを溶解したのち、測定した。以下
(実施例1)と同様にして、包装用フィルムを作り、酸
素、水蒸気バリア性を測定した。このようにして測定し
た酸素透過率は、1.0cc前後と非常に優秀であっ
た。さらにレトルト試験後の結果も、2〜3cc前後の
上昇に留まり、総合特性の優れたガスバリアフィルムが
得られた。(表2〜)
【0017】(比較例3)実施例2と同様にEB蒸着で
酸化ジルコニウム・酸化硅素系透明ガスバリア薄膜の作
成を行ない、得られたサンプルに対して、比重測定およ
び酸素、水蒸気バリア性、または、レトルト処理後のバ
リア性を測った。その結果、得られたサンプルの比重は
本発明の範囲外であり、酸素、水蒸気バリア性、あるい
は、レトルト特性のいずれかが不十分なものになった。
(表2−〜)
【0018】
【発明の効果】プラスチックフィルムの少なくとも片面
に、特定比重の酸化ジルコニウム・酸化硅素系薄膜が形
成されたガスバリアフィルムであり、酸素バリア性に優
れ、レトルト特性をはじめとする耐熱処理性の高い、包
装用やその他工業用途に総合的に実用特性のすぐれた酸
化ジルコニウム・酸化珪素系ガスバリアフィルムである
ことがわかる。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】
【表3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小谷 徹 滋賀県大津市堅田二丁目1番1号 東洋紡 績株式会社総合研究所内 (72)発明者 大谷 寿幸 滋賀県大津市堅田二丁目1番1号 東洋紡 績株式会社総合研究所内 (72)発明者 山田 陽三 滋賀県大津市堅田二丁目1番1号 東洋紡 績株式会社総合研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックフィルムの少なくとも片面
    に、酸化ジルコニウム・酸化硅素を主たる成分とする薄
    膜が形成されたガスバリアフィルムにおいて、該薄膜内
    に酸化ジルコニウムの比率が1重量%以上、80重量%
    以下であって、該薄膜の比重が下記式を満足することを
    特徴とする透明ガスバリア性フィルム。 D=0.029A+b 1.6≦b≦2.65 但し D:薄膜の比重、A:薄膜中の酸化ジルコニウム
    の重量% b:酸化硅素のみからなる薄膜の比重
  2. 【請求項2】 請求項1記載の薄膜層上に、ヒ−トシ−
    ル層がもうけられているガスバリアフィルム。
  3. 【請求項3】 請求項1または、請求項2記載のガスバ
    リアフィルムを用いた包装用あるいは、ガス遮断用フィ
    ルム。
JP13182193A 1993-06-02 1993-06-02 透明ガスバリア性フィルム Expired - Lifetime JP3252929B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13182193A JP3252929B2 (ja) 1993-06-02 1993-06-02 透明ガスバリア性フィルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13182193A JP3252929B2 (ja) 1993-06-02 1993-06-02 透明ガスバリア性フィルム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06340020A true JPH06340020A (ja) 1994-12-13
JP3252929B2 JP3252929B2 (ja) 2002-02-04

Family

ID=15066893

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13182193A Expired - Lifetime JP3252929B2 (ja) 1993-06-02 1993-06-02 透明ガスバリア性フィルム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3252929B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3252929B2 (ja) 2002-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11221874A (ja) 酸化硅素系薄膜積層ガスバリアフィルム
JP3252929B2 (ja) 透明ガスバリア性フィルム
JPH05179033A (ja) ガスバリアフィルムおよびそれを用いた包装用あるいはガス遮断用フィルム
JP3252930B2 (ja) ガスバリアフィルム
JP3266211B2 (ja) 透明ガスバリアフィルム
JP3279728B2 (ja) 透明ガスバリアフィルム
JP3228360B2 (ja) 脱酸素剤入り包装用材料
JPH05214135A (ja) 透明ガスバリアフィルム
JP3244137B2 (ja) 脱酸素剤入り包装用材料
JP3019935B2 (ja) レトルト食品用包装材料
JP3244145B2 (ja) 水物食品用包装材料及び包装体
JP3235685B2 (ja) 脱酸素剤入り包装用材料
JPH05186622A (ja) 酸化硅素系薄膜積層ガスバリアフィルム
JP3164177B2 (ja) 電子レンジ用包装材料
JP3120898B2 (ja) マイクロ波殺菌用包装材料
JP3228364B2 (ja) 水物食品用包装材料及び包装体
JP3244134B2 (ja) ガスバリアフィルム
JP3235677B2 (ja) 電子レンジ用包装材料
JP3019937B2 (ja) レトルト食品用包装材料
JPH05212822A (ja) レトルト食品用包装材料
JP3244144B2 (ja) 水物食品用包装材料及び包装体
JPH06106669A (ja) 包装体
JP3228362B2 (ja) 乾燥食品用包装材料及び包装体
JPH06114997A (ja) 透明ガスバリアフィルム
JPH06328612A (ja) ガスバリアフィルム

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071122

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081122

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081122

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091122

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091122

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101122

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111122

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111122

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121122

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121122

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131122

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term