JP3228364B2 - 水物食品用包装材料及び包装体 - Google Patents

水物食品用包装材料及び包装体

Info

Publication number
JP3228364B2
JP3228364B2 JP03197893A JP3197893A JP3228364B2 JP 3228364 B2 JP3228364 B2 JP 3228364B2 JP 03197893 A JP03197893 A JP 03197893A JP 3197893 A JP3197893 A JP 3197893A JP 3228364 B2 JP3228364 B2 JP 3228364B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
thin film
packaging
aluminum oxide
specific gravity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP03197893A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06238838A (ja
Inventor
修成 松田
晴彦 渡辺
清司 伊関
芳治 森原
徹 小谷
陽三 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP03197893A priority Critical patent/JP3228364B2/ja
Publication of JPH06238838A publication Critical patent/JPH06238838A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3228364B2 publication Critical patent/JP3228364B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスバリア性に優れ、
板、糸こんにゃく類、たくあん漬、醤油漬、奈良漬等の
各種漬物類、各種味噌類やたれ、だしのもと、めんつゆ
等と同封された食品や醤油、ソ−ス、ケチャップ、マヨ
ネ−ズ等の調味料などの保存に適した水物食品用包装材
料及び包装体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガスバリア性のすぐれた水物食品用包装
材料及び包装体としては、各種プラスチックフィルムを
ラミネ−トしたものが用いられている。例えばナイロン
フィルムとPE(ポリエチレン)フィルムまたは、ナイ
ロンフィルムとCPP(未延伸ポリプロピレン)フィル
ムをラミネ−トしたもの。また、ナイロンフィルム上に
アルミ蒸着したものあるいは、塩化ビニリデンやエチレ
ンビニルアルコール共重合体と置き変えたものを用いた
ものをPEやCPPフィルムとラミネ−トした包装材料
を使い、袋、カップ、トレイといった様々な包装体が製
作され使用される。又、最近は酸化硅素などの薄膜をバ
リアフィルムとして使ったものも提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の水物食品
用包装材料及び包装体は、次にような課題を有してい
た。アルミニウム箔、あるいはアルミニウム蒸着を用い
たものは、ガスバリア性にはすぐれているが、不透明で
あり、包装時の内容物が見えないという欠点があった。
またアルミニウムを水物食品用包装材料及び包装体の構
成の一部に含むとプラスチックフィルムの回収再利用
(リサイクリング)ができないという問題がある。 塩
化ビニリデンやエチレンビニルアルコール共重合体を、
水物食品用包装材料及び包装体の構成の一部に含むもの
は、水蒸気、酸素などのガスバリア性が不十分であり、
内容物の保存期間が短い。又、塩化ビニリデン系につい
ては、容易に熱分解し、リサイクリングが行いにくく、
焼却時の塩素ガスの発生など、地球環境への影響も懸念
されている。また、エチレンビニルアルコール系は乾燥
時のバリア性は優れているものの、高湿度下においては
酸素バリア性の低下が著しく、保存期間が短くなる。
【0004】特公昭51−48511号には、合成樹脂
体表面にSix y (例えばSiO 2 )を蒸着したガス
バリア性フィルムが提案されているが、ガスバリア性の
良好なSiOx 系(x=1.3〜1.8)は褐色を有し
ており、その被膜はもろく、これを構成の一部または全
部とする水物食品用包装材料及び包装体を過酷に取り扱
った場合には、ガスバリア性が大きく低下するという欠
点がある。酸化アルミニウムを蒸着したフィルムとして
(特開昭62−101428)に見られるようなものも
あるが、初期の酸素バリア性が余り高くない。更に屈曲
した場合の酸素バリア性の劣化が大きく、水物食品用包
装材料及び包装体の構成の一部または全部とした場合に
内容物を酸化から守り、長期保存するには十分なものと
はいえず、酸素バリア性と水蒸気バリア性とを兼ね備
え、過酷な取扱に耐えるものにはなり得ない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガスバリア性
に優れ、また耐屈曲性の高い、しかも経済性において
も、有利なガスバリア性フィルムを構成の一部または全
部とする水物食品用包装材料及び包装体を提供せんとす
るものである。すなわち、本発明はプラスチック基材の
少なくとも一方の面に、主として酸化アルミニウムと酸
化珪素とから成る組成の薄膜を設け、該薄膜の組成のう
ち、酸化アルミニウムが20〜99重量%含まれること
を特徴とするガスバリア性フィルムを構成の全部または
一部とする水物食品用包装材料及び包装体であり、また
好ましくは該薄膜の比重が下記の式を満足することを特
徴とするガスバリア性フィルムを、構成の全部または一
部とする水物食品用包装材料及び包装体である。 D=0.01A+b(ただし、D:薄膜の比重、A:薄
膜中の酸化アルミニウムの重量%、1.6≦b≦2.
2)
【0006】本発明でいうプラスチック基材とは、有機
高分子を溶融押出しをして、必要に応じ、長手方向、お
よび、または、幅方向に延伸、冷却、熱固定を施したフ
ィルムであり、有機高分子としては、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリエチレンテレフタート、ポリエチレ
ン−2、6−ナフタレート、ナイロン6、ナイロン4、
ナイロン66、ナイロン12、ポリ塩化ビニール、ポリ
塩化ビニリデン、ポリビニールアルコール、全芳香族ポ
リアミド、ポリアミドイミド、ポリイミド、ポリエーテ
ルイミド、ポリスルフォン、ポリッフェニレンスルフィ
ド、ポリフェニレンオキサイドなどがあげられる。ま
た、これらの(有機重合体)有機高分子は他の有機重合
体を少量共重合をしたり、ブレンドしたりしてもよい。
【0007】さらにこの有機高分子には、公知の添加
剤、例えば、紫外線吸収剤、帯電防止、可塑剤、滑剤、
着色剤などが添加されていてもよく、その透明度は特に
限定するものではないが、透明ガスバリア性フィルムと
して使用する場合には、50%以上の透過率をもつもの
が好ましい。本発明のプラスチックフィルムは、本発明
の目的を損なわない限りにおいて、薄膜層を積層するに
先行して、該フィルムをコロナ放電処理、グロー放電処
理、その他の表面粗面化処理を施してもよく、また、公
知のアンカーコート処理、印刷、装飾が施されていても
よい。本発明のプラスチックフィルムは、その厚さとし
て5〜500μmの範囲が好ましく、さらに好ましくは
8〜300μmの範囲である。
【0008】酸化アルミニウム・酸化硅素薄膜は酸化ア
ルミニウムと酸化硅素の混合物、あるいは化合物等とか
ら成り立っていると考えられる。ここでいう酸化アルミ
ニウムとは、Al,AlO,Al2 3 等の各種アルミ
ニウム酸化物の混合物から成り立ち、酸化アルミニウム
内での各々の含有率等は作成条件で異なる。酸化珪素と
は、Si,SiO,SiO2 等から成り立っていると考
えられ、これらの比率も作成条件で異なる。本発明にお
ける該薄膜の酸化アルミニウムの比率としては、20重
量%以上、99重量%以下であって、好ましくは30重
量%以上、95重量%以下である。また、この成分中
に、特性が損なわれない範囲で微量(全成分に対して高
々3%まで)の他成分を含んでもよい。該薄膜の厚さと
しては、特にこれを限定するものではないが、ガスバリ
ア性及び可尭性の点からは、50〜8000Aが好まし
く、更に好ましくは、70〜5000Aである。
【0009】かかる酸化アルミニウム・酸化硅素系薄膜
の作成には、真空蒸着法、スパッタ− 法、イオンプレ
−テイングなどのPVD法(物理蒸着法)、あるいは、
CVD法(化学蒸着法)などが適宜用いられる。例え
ば、真空蒸着法においては、蒸着源材料としてAl2
3 とSiO2 やAlとSiO2 の混合物等が用いられ、
また、加熱方式としては、抵抗加熱、高周波誘導加熱、
電子ビ−ム加熱等を用いることができる。また、反応性
ガスとして、酸素、窒素、水蒸気等を導入したり、オゾ
ン添加、イオンアシスト等の手段を用いた反応性蒸着を
用いてもよい。また、基板にバイアス等を加えたり、基
板温度を上昇、あるいは、冷却したり等、本発明の目的
を損なわない限りに於て、作成条件を変更してもよい。
スパッタ−法やCVD法等のほかの作成法でも同様であ
る。本発明品は、そのままで使用されてもよいが、他の
有機高分子のフィルム、または薄層をラミネートまたは
コーティングして使用してもよい。
【0010】本発明でいう比重とは、ある温度で、ある
体積を占める物質の質量と、それと同体積の標準物質の
質量(4℃における水)との比をいう。比重の測定は、
通常物体の質量と体積を測り、同体積の4℃の水の質量
との比を求めればよいが、本発明の薄膜の測定では、体
積の測定が困難である。そこで、まず基板から薄膜をは
がす、あるいは、基板のみを溶解することにより、薄膜
のみからなる単独膜の状態としたのちに、(JIS K
7112)にあるような比重測定法を用いることが望ま
しい。例えば、浮沈法では、試料を比重既知の溶液の中
に浸せきさせ、その浮沈状態から薄膜の比重を測定する
ことができる。この溶液としては、四塩化炭素とブロモ
ホルム、または、ヨウ化メチレンなどの混合液を用いる
ことができる。また、連続的な密度勾配をもつ溶液中に
単独膜を浸積させる密度勾配管法によっても比重の値を
測定できる。
【0011】このようにして得られた該薄膜の比重の値
が、薄膜中の酸化アルミニウムの重量%との関係を、D
=0.01A+b(D:薄膜の比重、A:薄膜中の酸化
アルミニウムの重量%)という式で示すとき、bの値が
1.6よりも小さい領域のときには、酸化アルミニウム
・酸化硅素薄膜の構造が粗雑となり、充分なガスバリア
性が得られない。また、該薄膜の比重の値が、b値で、
2.2よりも大きい領域の場合、成膜後の初期ガスバリ
ア特性は優れているものの、膜が硬くなりすぎ、機械特
性、特にゲルボ特性が劣り、処理後のガスバリア性の低
下が大きくなり、ガスバリア性フィルムとしての使用に
適していない。以上の理由から水物食品用包装材料及び
包装体として好ましい酸化アルミニウム・酸化硅素薄膜
の比重は、該薄膜の比重と薄膜内の酸化アルミニウム組
成比率との関係をD=0.01A+b(D:薄膜の比
重、A:薄膜中の酸化アルミニウムの重量%)という関
係式であらわす時、bの値で1.6から2.2であり、
更に好ましくは1.7から2.1である。(図−1)
【0012】本発明における水物食品用包装材料は、包
装する内容物の要求特性に応じ各種フィルムをラミネ−
トしてよく、代表的なラミ構成としては、ガスバリア性
フィルム(NY上)/PE、ガスバリア性フィルム(N
Y上)/CPP、ガスバリア性フィルム(PET上)/
PE、ガスバリア性フィルム(PET上)/CPP等が
考えられる。更に装飾または、内容物の説明のための印
刷を施したり、意匠用フィルムあるいは補強剤等と張り
合わせてもよい。本発明における包装体としては、袋、
フタ材、カップ、チュ−ブ、スタンデイングパック、ト
レイ等があり、形状、種類に対し特に制限はなく、例え
ば、袋物の包装形式としては、ピロ−タイプ、三方シ−
ル、四方シ−ル等を用いる。これらの包装材料、包装体
の構成の全部あるいは一部としてガスバリア性フィルム
を用いる。本発明における水物食品用包装体が適用でき
る内容物としては、板、糸こんにゃく類、たくあん漬、
醤油漬、奈良漬等の各種漬物類、各種味噌類やたれ、だ
しのもと、めんつゆ等と同封された食品や醤油、ソ−ス
等の調味料などであり、また、これらに制限されるもの
ではない。
【0013】次に実施例をあげて本発明を説明する。
【実施例1】蒸着源として、3〜5mm程度の大きさの
フレ−ク状のAl2 3 (純度99.5%)とSiO2
(純度99.9%)を用い、電子ビ−ム蒸着法で、15
μm厚のナイロンフィルム(東洋紡績(株):N113
0)上に酸化アルミニウム・酸化硅素系薄膜の形成を行
った。蒸着条件としては、電子銃(EB銃)のエミッシ
ョン電流を1.2A、加熱比は30:10とし、組成比
がAl2 3 :SiO 2 =60:40になるよにした。
蒸着膜の厚みは600A(オングストローム)とし、P
E(ポリエチレン)40μmとラミネートして、実施例
1−を作製した。この包装用フィルムの酸素バリア
性を測定した。比較例として、1−ナイロン(15μ
m)/PE(40μm)、塩化ビニリデンコ−トナイ
ロン(K−NY)/PE(40μm)を作製した。この
包装用フィルムの酸素バリア性を測定した。
【0014】次に酸素透過率の測定方法を示す。 ・酸素透過率の測定方法 作成したガスバリアフィルムの酸素透過率を酸素透過率
測定装置(モダンコントロールズ社製 OX−TRAN
100)を用いて測定した。表1に示すように、実施例
は、1cc以下と優れた酸素バリア性示したのに対し、
比較例はバリア性が劣っている。次に実施例1−の
フィルムをピロ−形製袋充填機にかけ、板こんにゃくを
小袋に充填した。このサンプルを40℃、90%RHの
部屋に1カ月間放置した後に開封し、試食したが、こん
にゃくの味、風味に変化はなかった。比較例1,2のフ
ィルムも、実施例と同様に製袋充填機を用いて、板こん
にゃくを充填し、同条件で放置後に開封し試食したが、
こんにゃくは食味が劣ると判断された。
【0015】
【実施例2】蒸着源として、3〜5mm程度の大きさの
フレ−ク状のAl2 3 (純度99.5%)とSiO2
(純度99.9%)を用い、電子ビ−ム蒸着法で、12
μm厚のPETフィルム(東洋紡績(株):E510
0)上に酸化アルミニウム・酸化硅素系薄膜の形成を行
った。蒸着条件としては、電子銃(EB銃)のエミッシ
ョン電流を1.5Aとし、加熱比を変え組成を変えた。
蒸着膜の厚みは700A(オングストローム)とし、P
E(ポリエステル)40μmとラミネートして実施例2
−〜を作製した。この包装用フィルムの、或は、ゲ
ルボ処理を施したのちの酸素バリア性を測定した。比較
例として、2−Al2 3 +SiO2 組成比(1
0:90)、Al 2 3 、SiOの組成の薄膜を実
施例と同様の方法により、PETフィルムに蒸着し、更
にPEとラミネートし、比較例2−〜を作製した。
この包装用フィルムの、或は、ゲルボ処理を施したの
ち、酸素バリア性を測定した。又、膜の比重はPETフ
ィルムを溶解したのち浮沈法で測定している。
【0016】次に耐屈曲疲労性のテスト方法を示す。 ・耐屈曲疲労性(以下ゲルボ特性)のテスト方法 耐屈曲疲労性は、いわゆるゲルボフレックステスター
(理学工業(株)社製)を用いて評価した。条件として
は(MIL−B131H)で11.2inch×8in
chの試料片を直径3(1/2)inchの円筒状と
し、両端を保持し、初期把持間隔7inchとし、スト
ロークの3(1/2)inchで、400度のひねりを
加えるものでこの動作の繰り返し往復運動を40回/m
inの速さで、20℃、相対湿度65%の条件下で行っ
た。
【0017】比較例2−〜では、酸素バリア性が、
5cc以上であるのに対し、本実施例は、2.0cc以
下で、良好な特性を示している。又、ゲルボ処理後の特
性では、比較例2−も劣下が大きいのに対し本実施例
では、処理後も2.5cc以下と優れている。また比重
が規定範囲内にある実施例2−,,,,10,11
の場合は、特に優れている。比較例2−〜では、ゲ
ルボ処理後の特性が、7cc以上となっているのに対
し、本実施例は、2.5cc以下で、優れている。又、
比重が規定範囲内にある場合は1cc程度と特に優れて
いる。
【0018】実施例2−〜のロ−ルフィルムを製袋
充填機にかけ、小袋に成形しながら、漬物(たくあん
漬)を加熱殺菌(75℃×10min)し充填した。こ
の時のラミネート構成は、バリアフィルム(PET)/
NY(15μm)/PEとした。このサンプルを40
℃、90%RHの部屋に3カ月間放置した後に開封し、
試食したが、たくあん漬の味、風味に変化はなかった。
比較例1〜6のフィルムも実施例と同様の製袋充填機に
より同様に成形し、たくあん漬を充填し、同条件で放置
後に開封し試食したが、たくあん漬には酸化臭があり、
食味が劣ると判断された。
【0019】
【発明の効果】プラスチック基材上に、酸化アルミニウ
ム・酸化硅素系薄膜が形成されたガスバリア性フィルム
を用いた水物食品用包装材料及び包装体において、該薄
膜内の酸化アルミニウムが20重量%から99重量%含
まれることを特徴とするガスバリア性フィルムを構成の
全部または、一部とする、あるいは、該薄膜内の酸化ア
ルミニウムが20重量%から99重量%含まれ、かつ、
該薄膜の比重と薄膜内の酸化アルミニウム組成比率との
関係をD=0.01A+b(D:薄膜の比重,A:薄膜
中の酸化アルミニウムの重量%)という関係式で表す
時、該薄膜の比重を、1.6≦b≦2.2であらわされ
る範囲内としたガスバリア性フィルムを構成の全部また
は、一部とすることによって、ガスバリア性、屈曲性も
高い、かつ、環境にもやさしい実用特性のすぐれた水物
食品用包装材料及び包装体を提供できる。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小谷 徹 滋賀県大津市堅田二丁目1番1号 東洋 紡績株式会社 総合研究所内 (72)発明者 山田 陽三 滋賀県大津市堅田二丁目1番1号 東洋 紡績株式会社 総合研究所内 審査官 平井 裕彰 (56)参考文献 特開 平3−23934(JP,A) 特開 昭61−51332(JP,A) 特開 平4−99165(JP,A) 特開 昭60−23037(JP,A) 特開 平1−176069(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック基材の少なくとも片面に、
    主として酸化アルミニウムと酸化珪素からなる組成の薄
    膜を設け、該薄膜の組成のうち、酸化アルミニウムが2
    0〜99重量%含まれ、かつ該薄膜の比重が下記式を満
    足するガスバリア性フィルムを構成の全部又は一部とす
    ることを特徴とする水物食品用包装材料。 D=0.01A+b 但し、D:薄膜の比重、A:薄膜中の酸化アルミニウム
    の重量% 1.6≦b≦2.2
  2. 【請求項2】 請求項1記載の水物食品用包装材用を用
    いることを特徴とする水物食品用包装体。
JP03197893A 1993-02-22 1993-02-22 水物食品用包装材料及び包装体 Expired - Lifetime JP3228364B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03197893A JP3228364B2 (ja) 1993-02-22 1993-02-22 水物食品用包装材料及び包装体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03197893A JP3228364B2 (ja) 1993-02-22 1993-02-22 水物食品用包装材料及び包装体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06238838A JPH06238838A (ja) 1994-08-30
JP3228364B2 true JP3228364B2 (ja) 2001-11-12

Family

ID=12346038

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03197893A Expired - Lifetime JP3228364B2 (ja) 1993-02-22 1993-02-22 水物食品用包装材料及び包装体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3228364B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102218101B1 (ko) * 2020-08-12 2021-02-19 최준영 식품 포장용 인라인 열성형 필름용기

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06238838A (ja) 1994-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3228364B2 (ja) 水物食品用包装材料及び包装体
JP3244145B2 (ja) 水物食品用包装材料及び包装体
JP3244144B2 (ja) 水物食品用包装材料及び包装体
JP3228362B2 (ja) 乾燥食品用包装材料及び包装体
JP3244147B2 (ja) 乾燥食品用包装材料及び包装体
JP3244146B2 (ja) 乾燥食品用包装材料及び包装体
JP3228363B2 (ja) ペ−パ−カ−トン及びペ−パ−カ−トン用包装材料
JP3279728B2 (ja) 透明ガスバリアフィルム
JP3228360B2 (ja) 脱酸素剤入り包装用材料
JP3244137B2 (ja) 脱酸素剤入り包装用材料
JP3252930B2 (ja) ガスバリアフィルム
JP3252929B2 (ja) 透明ガスバリア性フィルム
JP3095153B2 (ja) 透明ガスバリアフィルム
JP3244149B2 (ja) ペ−パ−カ−トン及びペ−パ−カ−トン用包装材料
JP3019935B2 (ja) レトルト食品用包装材料
JP3244134B2 (ja) ガスバリアフィルム
JP3120899B2 (ja) 電子レンジ用包装材料
JPH061379A (ja) 電子レンジ用包装材料
JP3244148B2 (ja) ペ−パ−カ−トン及びペ−パ−カ−トン用包装材料
JPH0724952A (ja) 包装材料及び包装体
JP3019937B2 (ja) レトルト食品用包装材料
JPH071640A (ja) 包装材料及び包装体
JPH071641A (ja) 包装材料及び包装体
JPH05212822A (ja) レトルト食品用包装材料
JPH061370A (ja) 冷凍食品用包装材料

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070907

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080907

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080907

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090907

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090907

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100907

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100907

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110907

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120907

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130907

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term