JPH06339745A - ルース材料の再処理方法及び装置 - Google Patents

ルース材料の再処理方法及び装置

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JPH06339745A
JPH06339745A JP3106551A JP10655191A JPH06339745A JP H06339745 A JPH06339745 A JP H06339745A JP 3106551 A JP3106551 A JP 3106551A JP 10655191 A JP10655191 A JP 10655191A JP H06339745 A JPH06339745 A JP H06339745A
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reprocessing
loose
pipe
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Franz Gaehler
ゲーラー フランツ
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C1/00Compositions of refractory mould or core materials; Grain structures thereof; Chemical or physical features in the formation or manufacture of moulds
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C5/00Machines or devices specially designed for dressing or handling the mould material so far as specially adapted for that purpose
    • B22C5/18Plants for preparing mould materials
    • B22C5/185Plants for preparing mould materials comprising a wet reclamation step

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ルース材料(集合形状が器に依存して可変で
ある材料)、特に破砕片状材料及び流動性材料のいづれ
か一方又は両方を再生処理し、新品同様のルース材料に
再生する、ルース材料の再処理方法及び装置。 【構成】 湿式再処理装置(50)は少なくとも2個の
音響トランスデューサ(16、17)を介して超音波装
置(15)に接続した洗浄槽(10)備える。熱処理用
加熱式燃焼室(21’)を含むドラム型の炉(20)は
軸Xの回りを矢印(Z)方向に回動するパイプ装置40
含み、ここを通るルース材料は間接加熱を受け第一チャ
ンバ(26)へ供給され、更にスクリ−ン(23)を介
して第二チャンバ(24)に送られて、ファン25の送
風により、ガス成分、微細物が分離され、再製品が回収
される。分離ガス成分、微細物は濾過装置(22)、帰
還管路(27)を経て燃焼室(21’)に回送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はルース材料(集合形状が
器に依存して可変である材料)、特に破砕片状材料及び
流動性材料のいづれか一方または両方を再処理する方
法、およびその方法を実施する再処理装置に関し、これ
ら破砕片状材料または流動性材料は、粉砕処理、湿式処
理のいづれか一方またはその両方の処理を経て、更に熱
処理を受けて再処理される。
【0002】こうした方法の特別な応用分野としてはル
ース材料の再生(リサイクル)がある。ルース材料は、
例えば有機的または化学的結合剤によって結合している
金属を含む破砕片の形で発生したり、或いは流動性の使
用済み鋳物砂の形で発生する。この鋳物砂はコ−ルド樹
脂単一系の形として、或いは生砂と中子砂の混合した形
として、更にまた、中子破砕片の形で発生するものであ
る。
【0003】
【従来の技術】比較的大量に発生するこれらルース材料
を埋立によって処理することは、最近その困難さが増加
しており、特に鋳造業に於いては、環境保護、利用可能
な埋立地、経済性(例えば、新砂の価格)と言った種々
の理由から、ルース材料処分の困難性が増加している。
【0004】こうしたルース材料の再処理、特に鋳物砂
の再処理方法として一般に知られているものには、適当
な湿式処理によって所謂結合剤を遊離させ、砂から残留
結合剤と石英塵とからなる通称スラッジを遠心分離方式
により分離し、更に残留結合剤は連続高炉によって熱処
理し、焼却処理している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はルース材料、
例えば有機的または化学的結合剤によって結合している
金属を含む破砕片、或いは種々の形態の流動性使用済み
鋳物砂の経済的な再利用問題を取り扱い、本発明の方法
および装置によってこれらルース材料をほとんど新品と
同じ品質を備えた再利用可能な材料とすることをその目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的は本発明の方
法、即ちルース材料の熱処理に際し、ルース材料を外部
加熱方式のパイプ装置を通過させ、その後気体媒体を使
用して残留ガスおよび微細物を選別、分離する方法によ
って達成することができる。
【0007】本発明による好ましい方法は以下の工程に
その特徴を有する。即ち、(イ)ルース材料を適当な洗
浄液を入れた洗浄槽中に浸漬し、超音波振動を加えて洗
浄液を連続的に振動させて洗浄して、付着している汚れ
粒子を除去したのち乾燥し、(ロ)この洗浄、乾燥した
ルース材料を、その長手方向の軸を中心に回転する外部
加熱方式のパイプ装置に通して熱処理を施し、次いで気
体媒体を用いて残留ガスと微細物とを選別、分離する。
【0008】また、本発明による再処理方法を実施する
再処理装置は、ルース材料特に、破砕片状材料または流
動性材料の熱処理のための加熱燃焼室を備えたドラム型
の炉を有し、前期燃焼室内に、その長手方向の軸の回り
に回転可能に載置され、駆動装置と相互作用をするよう
に接続され、かつ少なくとも一本の渦巻状パイプを有す
るパイプ装置を備え、この渦巻状パイプの一端からルー
ス材料を受け入れ、他端からそれに組み合わされたチャ
ンバへ排出するようにしたことをその特徴としている。
【0009】
【作用】超音波振動を洗浄槽内の処理液とルース材料と
に加えることによって、ルース材料に付着した異物質を
効果的に分離し、更に熱処理を加えて残留ガス、微細物
を気体媒体により分離し、ルース材料を使用以前のほぼ
新品の品質に近付けることが出来る。
【0010】
【発明の効果】ルース材料の投入から回収までを一貫し
て自動化可能な構成としているため省力化に寄与すると
ころ大であると共に、新品同様に使用済み材料を再生で
きるから、その再利用により製品の低コスト化に寄与す
るところが極めて大きい。本発明のその他の特徴は以下
図面を参照して述べる詳細な説明及び特許請求の範囲の
記載から理解されよう。
【0011】
【実施例】図1は、本発明によるルース材料の再処理装
置の第一実施例を示す図であり、同時に、ルース材料が
流動状及び破砕片状のいずれか一方またはその両方の状
態で装置に供給され、処理される時のルース材料の流れ
も示している。流動性材料としては種々の形の鋳物砂、
例えばコ−ルド樹脂の単一系として発生するもの、生砂
と中子砂が混合した形で発生するもの、その他中子の破
砕片として生ずるもの等があるが、それらは所謂鋳造時
の副産物である。
【0012】図において、その全体を符号50によって
示されている再処理装置は、基本的には所謂洗浄槽1
0、第一および第二搬送用ベルトコンベア5、6、7、
11、超音波装置15、およびドラム型の炉20からな
っている。洗浄槽10は適当な洗浄液を含み、この洗浄
液は洗浄槽に相互作用的に接続された超音波装置15に
よって、連続的に運動状態に保たれる。
【0013】図1には示していないが、再処理装置50
の変形例として、粉砕装置を洗浄槽に組合せて設けるこ
とは可能である。この粉砕装置は適当な粉砕具を備え、
それによって中子の破砕片の形で供給される材料を更に
細分し、砂の状態にして洗浄槽10に送る。
【0014】図の実施例において、超音波装置15は、
互いに距離を置いて洗浄糟10に設けられ、超音波発生
器18にリード線16’、17’を介して接続された2
個の音響トランスデューサ16、17を含んで構成さ
れ、超音波発生器18はリード19を介して主電源に接
続される。
【0015】図示はしないが、複数の音響トランスデュ
ーサ16、17を洗浄槽の大きさ、あるいは処理容量に
応じて、その底部か、詳細には指定しないが、側壁に設
けることにより最適効果を実現できることを指摘してお
く。
【0016】超音波発生器18に於いて、リード線19
を介して供給される主電源の周波数は対応する高周波に
変換され、更にリード線16’、17’を介して音響ト
ランスデューサ16、17にそれぞれ供給される。音響
トランスデューサ以前に電気振動はほぼ同じ周波数の機
械振動に変換される。
【0017】この様にして発生した機械振動は音響トラ
ンスデューサ16、17によって音響体として形成され
た洗浄槽10に伝えられ、更に洗浄槽から、所謂縦波1
6”、17”の形で洗浄槽内の洗浄液10’に伝えられ
る。矢印16”、17”により示されるこの縦波振動に
よって、十分な強さのキャビテイションバブルが形成さ
れる。
【0018】キャビテイションバブルの発生、それに続
くバブルの破裂はブラシ掛けの効果を有し、洗浄液1
0’の化学成分との協働によって結合剤、更には汚れ粒
子を洗浄槽に供給された砂から落として行く。洗浄によ
って落とされた汚れ粒子は洗浄槽の底部に所謂スラッジ
10”として堆積する。
【0019】スラッジ10”は洗浄槽10に適当に接続
された回収路33を通って、所謂濾過圧縮装置32に送
られる。こうして出来たスラッジの塊は矢印34”の方
向に一個の適当なユニット(図示せず)として、送られ
再利用される。一方洗浄液は矢印34’の方向に管路3
4を経て洗浄槽10に供給される。
【0020】所謂洗浄液10’としては、水溶性のもの
を使用することが望ましく、例えばpH値7ー14のア
ルカリ性の洗浄液を入れた洗浄槽は最適な洗浄力を有
し、環境汚染を生ぜず、化学的に処理し安い。
【0021】洗浄後の砂は、その一部を洗浄槽10内に
設けた搬送用ベルトコンベア5、6、7によってホッパ
ー型の容器4に供給され、次いで供給管1によって、ド
ラム型の炉20の容器21(以下炉体と言う)内に設置
したパイプ装置40に供給される。ホッパー型の容器4
は管路4’を介して炉体21の内部(以下燃焼室と言
う)21’に接続される。洗浄槽10で洗浄され、未だ
濡れた砂はここで十分に乾燥される。
【0022】図1に二点鎖線で示すように、他の実施例
として、適当な熱風送風器46を管路47によって容器
4に接続し、容器4と組合せて砂を乾燥させることも可
能である。ホッパー型の容器4と炉体21との間に開閉
弁2を設け、これをピストン・シリンダ装置3によって
適宜開閉制御する。
【0023】材料の入力側である炉体21の前部Aには
バーナ31が設けられ、それによって炉体21の燃焼室
21’を加熱する。更に詳しくは図示しないが、互いに
離間して炉体21の周方向に複数配置した加熱装置を、
更に炉体の長手方向に沿って配置してもよい。この様に
複数の加熱装置を長手方向に沿って配置する場合、好ま
しくは2以上の加熱ゾーンに分けて配置することによっ
て燃焼室21’の加熱を最適制御可能に調整することが
出来る。
【0024】材料出力側である炉体21の後部Bには第
一チャンバ26、濾過装置22、ファン25、第二チャ
ンバ24、そして第一、第二チャンバの間に格子23が
は配設される。濾過装置22はファン28をその途中に
備えた管路27を介して炉体21の入力側Aに接続さ
れ、第二チャンバ24は管路29を介して再製品回収槽
30に接続される。
【0025】供給管路1は炉体20の燃焼室21’に設
けた図示の分配器35を介してパイプ装置40に接続さ
れる。パイプ装置40は少なくとも一個、好ましくは複
数個の渦巻状パイプ41からなり、各パイプの一端は供
給管1または分配器35に接続され、他端は第二チャン
バ26に接続される。一本のパイプ41あるいは複数の
パイプからなるパイプ装置40は相互作用的に図示の駆
動装置42に接続され、ほぼ水平な軸Xのまわりに、矢
印Z方向に回転可能に燃焼室21’内に設けられる。
【0026】好ましい実施例では、パイプ装置40は炉
体21の燃焼室21’内で、軸Xに対して上り勾配の軸
X’の周囲を回動するように設けるか、軸Xに対して下
り勾配の軸X”の周囲を回動するように設ける。この場
合、軸X、X’間或は軸X、X”間の上り或は下りの勾
配角α或はα’はいづれに場合も、10度乃至は30度
程度の大きさに設定される。
【0027】炉体21は、例えばある距離を置いて、炉
体の軸方向に配置した基礎45、45’上に載置され
る。
【0028】炉体21自体を、この水平面に設けた基礎
45、45’に載置することは差し支えないが、この場
合、パイプ装置40は上述の上り或は下り勾配角α、或
はα’で燃焼室21’内に設けることになる。
【0029】パイプ装置40と燃焼室21’とを同軸に
設ける場合には、炉体21の軸Xが上り或は下り勾配を
取るようにして、炉体21を二つの基礎45、45’上
に載置するようにする。
【0030】図2は、本発明の第二実施例を示す図であ
り、基本的には流れ図として描かれ、その全体を符号1
50で示している。この実施例は中子の破砕片等の再生
に用いる再処理装置である。この再処理装置150は基
本的には所謂粉砕装置110、それに対応して組み合わ
された搬送用ベルトコンベア111、及びドラム型の炉
120から構成されている。
【0031】その垂直軸Yの周りに駆動装置(図示せ
ず)によって、矢印Y’の方向に回転される粉砕装置1
10は材料を受ける容器110’を有し、この容器11
0’の内周壁及び底部にはほぼ粉砕用の刃形に形成され
た粉砕要素113が適当に設けられている。この粉砕要
素113によって、ベルトコンベア111を介して搬送
されてきた中子の破砕片は適当に粉砕される。こうして
未だ結合剤等を含む砂は粉砕装置110の網目状底部か
ら落ちてホッパ型の容器104に入り、供給管101を
経てドラム型の炉120の容器121(以下炉体と言
う)へ供給される。ピストン・シリンダ装置103によ
って開閉自在に制御され、動作する開閉弁102は、ホ
ッパ型の容器104と炉体121との間に設けられる。
【0032】ドラム型の炉120は、図1を参照して述
べたドラム型の炉20と類似の構造を有している。
【0033】材料の入力側である炉体121の前部A’
には、バーナ131が設けられ、それによって燃焼室と
して設けた炉体121の内部121’(以下燃焼室と言
う)を加熱する。
【0034】材料の出力側である炉体12の後部B’に
は第一チャンバ126、濾過装置122、ファン12
5、第二チャンバ124、そして第一、第二チャンバの
間に格子123がは配設される。濾過装置122は管路
127、炉体121のファン128を介して入力側A’
に接続され、第二チャンバ124は管路129を介して
回収容器130に接続される。
【0035】供給管路101は炉体120の燃焼室12
1’に設けた図示のコンテナ状の分配器135を介して
パイプ装置140に接続される。パイプ装置140は少
なくとも一個、好ましくは複数個の渦巻状パイプ141
からなり、各パイプの一端は供給管101または分配器
135に接続され、他端は第二チャンバ126に接続さ
れる。一本のパイプ141あるいは完成したパイプ装置
140は適当に組み合わされた図示の駆動装置142に
相互作用的に接続され、ほぼ水平な軸Xのまわりに、矢
印Z方向に回転可能に燃焼室121’内に設けられる。
【0036】好ましい実施例では、パイプ装置140は
炉体121の燃焼室121’内で、軸Xに対して上り勾
配の軸X’の周囲を回動うするように設けるか、軸Xに
対して下り勾配の軸X”の周囲を回動うするように設け
る。この場合、軸X、X’間或は軸X、X”間の上り或
は下りの勾配角α或はα’は10度乃至は30度程度の
大きさに設定される。
【0037】炉体121はある距離を置いて、炉体の軸
方向に配置した基礎145、145’上に載置される。
【0038】炉体121自体を、水平に設けた基礎14
5、145’に載置することは差し支えないが、この場
合、パイプ装置140を上述の上り或は下り勾配角α、
或はα’で燃焼室121’内に設けることになる。
【0039】パイプ装置140を燃焼室121’に同軸
に設ける場合には、炉体121の軸Xが上り或は下り勾
配を取るようにして、炉体121を二つの基礎145、
145’上に載置するようにする。
【0040】図1のドラム型の炉20に設けられるパイ
プ装置40の個々のパイプ41の断面または図2のドラ
ム型の炉120に設けられるパイプ装置140の個々の
パイプ141の断面は、異なる断面形状をしていても差
し支えない。
【0041】渦巻状に形成されるパイプの断面は、例え
ば環、正方形、長方形、三角形、多角形、平行四辺形等
の各形状を取ることが出来る。しかし、断面形状にとっ
て最も基本的な点は、各渦巻状パイプが可能な限り大き
な熱交換面積を備えていると言う点にある。
【0042】図3は、パイプ装置40、140に用いる
パイプ41、141の一部斜視断面図で、その断面は対
向面38、38’及び39、39’からなる平行四辺形
で、その内部を符号37で示している。
【0043】図4は、洗浄装置の第二実施例の断面図
で、その全体は符号210で示され、適当な組み合わさ
れた搬送用ベルトコンベア211、第一容器90、矢印
91’方向に沿って運動する第一スクリーン91、適当
に組み合わされた好ましくはホッパ型の第二容器92、
更に矢印93’方向に沿って運動する第二スクリーン9
3を含んで示されている。
【0044】これら洗浄装置の構成要素90、91、9
2、93は互いに上下に離れて設けたフランジ76、7
6’の間に直立配置された筒体75’からなる洗浄槽7
5と組み合わされて構成される。炉材77は鋼製の外殻
或は外部から目視可能な透明な筒体75’の内部78に
装着される。従って、筒体75’の内部は炉材77によ
ってルース材料(図示せず)を濾過・捕捉する第一チャ
ンバ79と、ルース材料から遊離したスラッジ210”
を捕捉する第二チャンバ78に分割される。
【0045】超音波装置85に組み合わされた、少なく
とも一つの音響トランスデューサ80が筒体75’のチ
ャンバ79内に設けられる。図示はしないが、変形例と
して、複数の音響トランスデューサ80を互いに離間し
て配置し、超音波装置85に相互作用的に接続すること
が可能である。
【0046】筒体75’は二個のフランジ76、76’
と図示しないシール部材を介して接合される。上側フラ
ンジ76はルース材料の投入口74を備え、下側フラン
ジ76’にはその排出口74’が円錐状に形成されてい
る。
【0047】下側フランジ76’にシール部材を介して
接続されている管路97は閉塞弁96と共に洗浄槽75
に接続される。この管路97は閉塞弁96を介して、好
ましくはスクリーン94を備えた容器95に接続され
る。
【0048】弁96’を介して帰還管路233に連通す
る管路99は容器95に接続され、洗浄済みの砂は熱処
理のためにこの管路99を経て矢印99’の方向に沿っ
てパイプ装置40(図4には図示されていない)に供給
される。一方、洗浄液は濾過圧縮装置232に送られ、
そこから管路234を経て矢印234’の方向に送られ
洗浄槽75に帰還される。
【0049】スラッジ210”を濾過圧縮機232に供
給する管路98は弁98’を介して洗浄槽75の下側フ
ランジ76’に接続される。濾過圧縮されたスラッジの
塊は再利用のために矢印98”の方向に沿って他の装置
(図示せず)へと送られる。一方、洗浄液は管路234
を経て矢印234’の方向に送られ洗浄槽75に供給さ
れる。
【0050】以上述べてきた再処理装置の基本的作動工
程をを前述の再処理装置50を例にとって以下に述べ
る。
【0051】所謂ルース材料は搬送用ベルトコンベア1
1によって矢印11’、12に沿って洗浄槽10に供給
され、その中で洗浄槽に組み合わされた超音波装置15
によって連続的に揺り動かされる。その結果、キャビテ
イション効果によるルース材料の連続振動と、洗浄液1
0’の化学成分とによって、ルース材料から汚れ粒子は
遊離され、洗浄槽10の底部にスラッジ10”として堆
積する。こうして洗浄されたルース材料は搬送用ベルト
コンベア7、6、5によってホッパー型の容器4へ搬送
され、そこで適当に乾燥される。こホッパ型の容器4に
おける乾燥処理は熱風によるのが好ましい。乾燥され、
十分にその流動性を増したルース材料は、開閉弁2を開
けることによって、分配器35に相互作用的に接続され
たパイプ装置40へ熱的再生のために送られる。
【0052】ドラム型の炉20の燃焼室21’に設けら
れたパイプ装置40がその軸XまたはX’或いはX”の
回りに矢印Z方向に回転する結果、流動自在の材料は渦
巻状パイプ41によって矢印20’の方向に搬送され
る。その長手方向に渦巻状に形成され、かつ正方形、長
方形、三角形、多角形、或いは平行四辺形等の断面を有
するパイプ41を使用する結果、パイプ中の砂は回転す
る渦巻状パイプの下側部分に保持され、そのため最適加
熱が確実に行なわれる。
【0053】パイプ装置40の回動によって、パイプ装
置40を流れ出た材料は、チャンバ26に送られ格子2
3上でファン25による空気流に曝される。ファン25
による送風によって、残留ガスおよび微細物は、より完
璧な燃焼のための付加的エネルギ−搬体として、濾過装
置22、帰還管路27を経て矢印27’に沿って燃焼室
21’に帰還される。
【0054】浄化された材料はチャンバ24から管路2
9を経て矢印29’に沿って回収容器30ヘと送られ、
ほとんど新品に近い再生品として回収される。
【0055】図1の装置50について述べた上記の工程
からわかるように、図2の再処理装置150では、破砕
片状の材料が搬送用ベルトコンベア111によって矢印
111’、112に沿って、矢印Y’の方向に軸Yの回
りに回転する粉砕装置110に供給され、そこで粉再処
理を受ける。容器104によって集められた材料は炉体
120に設けたパイプ装置140に供給される。
【0056】再処理装置150における、これ以後の工
程は前述の図1に示した再処理装置50における工程と
本質的に同一である。
【図面の簡単な説明】
【図1】基本的には、洗浄槽とドラム型の炉からなる本
発明の再処理装置の第一の実施例を流れ図として示す
図。
【図2】基本的は、粉砕装置とドラム型の炉からなる本
発明の再処理装置の第二の実施例を流れ図として示す
図。
【図3】ドラム型の炉に設けられるパイプ装置のための
パイプの断面を示す図。
【図4】図1の再処理装置に用いる洗浄装置の第二の実
施例の断面図。
【符号の説明】
10、75 洗浄槽 15、85 超音波装置 18 超音波発生器 16、17、80 音響トランスデューサ 20、120 ドラム型炉 21’、121’ 燃焼室 25、125 ファン 30、130 回収容器 40、140 パイプ装置 42、142 駆動装置 50、150 再処理装置 110 粉砕装置 113 粉砕要素 210 洗浄装置

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルース材料(集合形状が器に依存して可
    変である材料)、特に破砕片状材料及び流動性材料のい
    づれか一方または両方を適当な粉砕処理及び湿式処理の
    いづれか一方又は両方を用いて再処理の後、更に熱処理
    するルース材料の再処理方法において、前記粉砕処理及
    び湿式処理のいづれか一方又は両方を用いて処理したル
    ース材料は、その熱処理のために外部加熱式のパイプ装
    置(40、140)を通され、次いで残留ガス及び微細
    物を分離除去するために気体媒体による処理を受けるル
    ース材料の再処理方法。
  2. 【請求項2】 熱処理工程の前に、ルース材料は適当な
    液体を満たした洗浄槽(10、75)において、液体と
    共に連続的に運動を与えられ、付着した汚れ粒子から解
    放された後、乾燥される請求項1に記載のルース材料の
    再処理方法。
  3. 【請求項3】 洗浄槽(10、75)内のルース材料は
    前記液体及びルース材料に連続運動を与える超音波振動
    によって付着した汚れ粒子から解放される請求項2に記
    載のルース材料の再処理方法。
  4. 【請求項4】 前記液体及びルース材料の連続運動を発
    生させるために、超音波トランスデューサを使用する請
    求項2および3のいずれか1項に記載のルース材料の再
    処理方法。
  5. 【請求項5】 ルース材料は、その長手方向の軸の回り
    に回転駆動されるパイプ装置(40、140)に通され
    た後、チャンバ(26、126)に送ら、次いで残留ガ
    ス及び微細物を分離するための気体媒体による処理を受
    け、前記分離された残留ガス及び微細物はパイプ装置
    (40、140)を加熱するための付加的エネルギー搬
    体として利用される請求項1に記載のルース材料の再処
    理方法。
  6. 【請求項6】 下記(イ)(ロ)の特徴の組合せからな
    る請求項1ないし5のいずれか1項に記載のルース材料
    の再処理方法。 (イ)ルース材料が適当な洗浄液を入れた洗浄槽(1
    0、75)に於いて、超音波振動により連続的に運動す
    る洗浄液により洗浄されて、それに付着している汚れ粒
    子を除去した後乾燥される。 (ロ)こうして洗浄、乾燥したルース材料を、その長手
    方向の軸(X)を中心に回転する外部加熱方式のパイプ
    装置(40、140)に通して熱処理を施し、次いで気
    体媒体を用いて残留ガスと微細物とが選別、分離され
    る。
  7. 【請求項7】 加熱可能な燃焼室(21’121’)を
    含みルース材料、特に破砕片状材料または流動性材料の
    熱処理をするためのドラム型の炉(20、120)を備
    え、請求項1に記載の再処理方法を実施するためのルー
    ス材料の再処理装置において、その長手方向軸(X)の
    回りに回転自在に載置され、駆動装置(42、142)
    に相互作用的に接続され、かつ少なくとも一本の渦巻状
    パイプ(41、141)を有するパイプ装置(40、1
    40)を設け、このパイプ装置の一端においてルース材
    料を受け入れ、他端からそれを排出して、それに組み合
    わされているチャンバ(26、126)にルース材料を
    送るようにしたルース材料の再処理装置。
  8. 【請求項8】 ドラム型の炉(20、120)の炉体
    (21、121)はその長手方向に加熱可能な個々の領
    域に分けられ、炉体(21、121)の外壁に沿ってそ
    の長手方向に適当なバーナ要素又は加熱要素が、望まし
    くは互いに離間して設けられている請求項7に記載のル
    ース材料の再処理装置。
  9. 【請求項9】 加熱可能な燃焼室(21’)を含むドラ
    ム型の炉(20)と、化学的液体を入れた洗浄槽(1
    0、75)からなり、少なくとも一個の音響トランスデ
    ューサ(16、17、80)が超音波発生器(18)に
    相互作用的に接続されている超音波装置を有する請求項
    8に記載のルース材料の再処理装置。
  10. 【請求項10】 複数の音響トランスデューサ(16、
    17)を洗浄槽(10)の底部及び側壁のいづれか一方
    又は両方に配設した請求項9に記載のルース材料の再処
    理装置。
  11. 【請求項11】 少なくとも一個の音響トランスデュー
    サ(80)を洗浄槽(75)と同軸に設けるか、或いは
    複数の音響トランスデューサ(80)を互いに離間して
    洗浄槽(75)に設けた請求項9に記載のルース材料の
    再処理装置。
  12. 【請求項12】 パイプ装置(40、140)を燃焼室
    (21’、121’)内に同軸に設け、前記パイプ装置
    が複数のそれぞれ渦巻状に形成されたパイプ(41、1
    41)からなり、その長手方向の軸に関し回動自在に載
    置されている請求項7に記載のルース材料の再処理装
    置。
  13. 【請求項13】 パイプ装置(40、140)が燃焼室
    (21’、121’)の軸(X)に関し、10ないし3
    0度の上り又は下り勾配角で設けられている請求項7お
    よび12に記載のルース材料の再処理装置。
  14. 【請求項14】 パイプ装置(40、140)が燃焼室
    (21’、121’)と同軸に設けられ、炉体(21、
    121)が、互いに離間して設けた少なくとも二個の基
    礎上に、上り又は下り勾配角で載置されている請求項7
    に記載のルース材料の再処理装置。
  15. 【請求項15】 パイプ装置(40、140)の渦巻状
    に形成された個々のパイプ(41、141)は複数の熱
    交換面(38、38’、39、39’)を備え、その断
    面形状が正方形、長方形、三角形、多角形、又は平行四
    辺形である請求項7に記載のルース材料の再処理装置。
  16. 【請求項16】 パイプ装置(40、140)に接続す
    る第一チャンバ(26、126)、格子(23、12
    3)を介して第一チャンバ(26、126)に接続し、
    更にファン(25)に従属する第二チャンバ(24、1
    24)はドラム型の炉(20、120)の一端に設けら
    れている請求項7に記載のルース材料の再処理装置。
  17. 【請求項17】 第二チャンバ(26、126)は濾過
    装置(22、122)帰還管路(27、127)を介し
    てドラム型の炉(20、120)の燃焼室(21’、1
    21’)に接続している請求項7および16に記載のル
    ース材料の再処理装置。
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