JPH06339117A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JPH06339117A
JPH06339117A JP5732694A JP5732694A JPH06339117A JP H06339117 A JPH06339117 A JP H06339117A JP 5732694 A JP5732694 A JP 5732694A JP 5732694 A JP5732694 A JP 5732694A JP H06339117 A JPH06339117 A JP H06339117A
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Masahiro Honjo
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 時間的な解像度が向上された滑らかな高速画
像再生可能な光ディスク装置を提供する。 【構成】 高速再生時には、高速再生制御回路8からモ
ータ駆動回路9及びデコーダ回路5に高速再生制御信号
が出力される。この高速再生制御信号により、モータ駆
動回路9は、光ディスク1の回転速度を、通常再生時の
転送レートを実現するのに最低限必要な回転速度よりも
速くモータ10を制御し、画像デコーダ回路6は、画像
データ信号のうちイントラ符号化及び前方予測符号化さ
れた画像データのみを再生画像信号として出力し、音声
デコーダ回路7は、1または複数のGOPおきに、再生
音声信号を端子12に出力することと、出力せずに省く
こととを繰り返す。これにより、端子12には、端子1
1に出力される再生画像信号とほぼ同期して再生音声信
号が出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタル圧縮画像デー
タを再生する光ディスク装置に関し、特に2倍速、3倍
速程度の高速再生を行うことのできる光ディスク装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CD−ROM等の光ディスクに画
像を効率的に蓄積するために、蓄積すべき画像データ
を、フィールド内またはフレーム内の符号化であるイン
トラ符号化、及びフィールド間またはフレーム間の符号
化である前方向符号化及び両方向予測符号化によって圧
縮してから蓄積することが提案されている。イントラ符
号化は画像1枚の中だけの情報を使用する符号化方法で
ある。イントラ符号化された画像データを復号化する
と、そのデータのみによって1枚の画像を再構成するこ
とができる。また、前方予測符号化及び両方向予測符号
化は、時間的に前方あるいは後方に位置する画像との差
分を符号化する方法であり、前方予測符号化あるいは両
方向予測符号化されたデータのみを復号化しても1枚の
画像を再構成することはできないが、符号化すべき画像
データの量を大幅に削減することができる。
【0003】従来、キュー(早送り)、レビュー(逆方
向早送り)といった高速での画像再生は、通常の回転速
度と変わらない速度で光ディスクを回転させ、光ディス
クからイントラ符号化されたデータのみを読み出すこと
により行われていた。これは、イントラ符号化された画
像データは、それ単独から1枚の画像を再構成すること
ができるからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、通常、イント
ラ符号化された画像データは、十数フレームに1つの割
合でしか含まれていない。このため、イントラ符号化さ
れた画像データのみを再生する従来の高速再生では、時
間的な解像度が大幅に劣化するのは避けられない。
【0005】特に、イントラ符号化された画像データの
みを用いて2倍速、3倍速程度の再生を行うためには、
1枚の画像に相当する画像データから得られた画像を、
次のイントラ符号化された画像データが復号化され、再
生されるまで、複数回繰り返して再生しなければならな
い。このため、従来のようにイントラ符号化された画像
データのみを用いたのでは滑らかな再生画像を2倍速、
3倍速で表示することは不可能である。
【0006】また、通常、イントラ符号化された1フィ
ールドまたは1フレーム分の画像データを光ディスクか
ら読み出し、復号化するのに必要な時間は、復号化され
た1フィールドまたは1フレーム分の画像データを画像
表示部に出力し、再生する時間(1フレーム=1/30
sec)より長くかかる。このため、復号化された1枚
の画像を再生している時間内では、次に表示すべき画像
のデータを復号化することができない。従って、次に表
示すべき画像のデータが復号化されるまでの間、既に再
生されている1枚の画像を繰り返して再生しなければな
らない。このように、従来の高速再生技術では、画像を
1回ずつ連続して再生することができないという問題が
あった。
【0007】さらに、通常は、高速再生に限らず変速再
生では、音声はミュートされている。これは、音声デー
タを復号化しても、得られた音声を画像と合わせて再生
することができないためである。
【0008】本発明はこのような現状に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、2倍速、3倍速といった通常
の再生速度よりも少し速い程度の速度の再生において滑
らかな画像を表示し、さらに、画像と合わせて音声も再
生することのできる光ディスク装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスク装置
は、光ディスクから画像データ及び音声データを読み出
し、読み出された該画像データ及び該音声データに応じ
て画像データ信号及び音声データ信号を発生する信号処
理手段と、該信号処理手段からの該画像データ信号を受
け取り、受け取った該画像データ信号に基づいて再生画
像信号を発生する画像デコーダ手段と、通常再生から高
速再生に切り替えるための高速再生制御信号を発生する
制御手段とを備えており、該画像デコーダ手段は、該画
像データ信号を復号化する画像データ復号化手段と、該
制御手段からの該高速再生制御信号を受け取ったときに
は、復号化された該画像データ信号のうちのイントラ符
号化された画像データ及び前方予測符号化された画像デ
ータに対応する信号のみを該再生画像信号として発生
し、それ以外のときには復号化された該画像データ信号
を該再生画像信号として発生する手段とを有しており、
そのことにより上記目的が達成される。
【0010】前記光ディスク装置は、前記信号処理手段
からの前記音声データ信号に基づいて再生音声信号を発
生する音声デコーダ手段をさらに備えており、該音声デ
コーダ手段は、前記制御手段から前記高速再生制御信号
を受け取ったときには、該音声データ信号のうちの第1
の期間に発生された部分のみを復調し、該第1の期間に
続く第2の期間に発生された部分を復調することなく、
復調された該第1の期間に発生された部分のみを該再生
音声信号として出力し、それ以外の時には、該音声デー
タ信号を全て復号化して該再生音声信号として出力し、
該第1の期間及び該第2の期間は交互に繰り返されても
よい。
【0011】前記光ディスク装置は、前記第1の期間は
nGOP(n≧1)に相当し、前記第2の期間はmGO
P(m≧1)に相当してもよい。
【0012】前記光ディスク装置は、前記光ディスクを
回転させるモータと、該モータを駆動するモータ駆動手
段とをさらに備えており、該モータ駆動手段は、前記制
御手段から前記高速再生制御信号を受け取ったときに、
該高速再生制御信号に応じて該モータの回転速度を、通
常再生に最低限必要な回転速度よりも上げることにより
該光ディスクから前記画像データ及び前記音声データが
読み出される速度を上げることができてもよい。
【0013】前記光ディスク装置は、前記信号処理手段
からの前記音声データ信号を受け取り、受け取った該音
声データ信号に基づいて再生音声信号を発生する音声デ
コーダ手段をさらに備えており、該音声デコーダ手段
は、前記音声データ信号を復調する手段と、前記制御手
段から前記高速再生制御信号を受け取ったときには、復
調された該音声データ信号を時間的に圧縮して該再生音
声信号として出力し、それ以外のときには復調された該
音声データ信号を圧縮せずに該再生音声信号として出力
する手段とを有していてもよい。
【0014】
【作用】本発明によると、画像を再生する速度に関わら
ず、光ディスクに記録されている全ての画像データが読
み出される。通常再生時には、読み出された画像データ
の全てが復号化され、再生画像信号として出力される
が、高速再生時には、読み出された画像データのうちの
イントラ符号化された画像データ、及び前方予測符号化
された画像データのみが再生画像信号として出力され
る。これにより、イントラ符号化された画像データのみ
を光ディスクから読み出して復号化し、出力することに
より、高速での画像再生を行っていた従来の光ディスク
装置よりも、時間的な解像度の向上した、滑らかな画像
再生を行うことができる。
【0015】また、高速再生時には、モータの回転数
を、通常再生時の転送レートを実現するのに最低限必要
な回転数以上に変更することにより、高速再生時であっ
ても全ての画像データを読み出すことが可能となる。
【0016】さらに、本発明によると、第1の期間に発
生された音声データ信号を復調し、続く第2の期間に出
力された音声データ信号は復調されることなく省かれ、
第1の期間に発生された音声データ信号が再生音声信号
として、次の第1の期間が始まるまで出力されるので、
音声は、画像とほぼ同期させて再生される。
【0017】
【実施例】はじめに、光ディスクに記録される画像デー
タの符号化方法の原理を説明する。
【0018】図1にMPEGによって提案されている画
像符号化方法によるフレーム列を示す。1フレームは画
面(ピクチャ)1枚に対応しており、ピクチャ単位に符
号化される。ピクチャとしては、Iピクチャ、Pピクチ
ャ、Bピクチャの3種類がある。Iピクチャとは、フレ
ーム内符号化(イントラ符号化)によって得られるピク
チャをいう。フレーム内符号化には画像1枚の中だけに
閉じた情報が使用される。フレーム内符号化は一般的に
効率が悪い。Pピクチャは、時間的に前方に位置するI
ピクチャまたはPピクチャを差分を取る基準として用い
て符号化することにより得られるピクチャである。Bピ
クチャは、時間的に前方に位置するIピクチャもしくは
Pピクチャ、時間的に後方に位置するIピクチャまたは
Pピクチャ、及びその両方から作られた補間画像が使用
される。
【0019】図1に示すフレーム列は、第1、13フレ
ームがIピクチャ、第4、7、10フレームがPピクチ
ャ、第2、3、5、6、8、9、11、12フレームが
Bピクチャであることを示している。第1フレームから
第12フレームまでのフレーム列が1GOP(グループ
オブピクチャ)を構成している。
【0020】続いて、図2を参照しながら、本発明によ
る光ディスク装置を説明する。イントラ符号化、前方予
測符号化、及び両方向予測符号化されたデジタル画像デ
ータが記録されている光ディスク1は、モータ10によ
って回転される。モータ10はモータ駆動回路9によっ
て駆動される。光ディスク1に記録されているデータ
は、再生ヘッド2によって光学的に読みだされ、電気信
号として再生信号処理部3に入力される。再生信号処理
部3は、信号処理回路4、デコーダ回路5を有してお
り、再生ヘッド2から入力された電気信号に対してデジ
タル復調、誤り訂正などの処理を施してから、出力端子
11に再生画像信号を、出力端子12には再生音声信号
を出力する。
【0021】また、デコーダ回路5及びモータ駆動回路
9には、高速再生制御回路8が接続されている。高速再
生制御回路8には端子13が接続されている。高速再生
制御回路8は、端子13から高速再生を命ずる信号を受
け取ると、モータ駆動回路9を制御して光ディスクの回
転速度を通常の再生時に必要な回転速度よりも上げ、そ
れと同時にデコーダ回路5内の画像デコーダ回路6及び
音声デコーダ回路7が所定の動作を行うように制御す
る。
【0022】図3は、画像デコーダ回路6の構成を示す
ブロック図である。信号処理回路4から出力された画像
データ信号は、端子61から逆量子化器62、逆離散コ
サイン変換回路(以下、単に逆DCT回路と称する)6
3の順に入力される。逆量子化及び逆離散コサイン変換
された画像データ信号は、加算器64に入力される。加
算器64から出力された信号は、予測器65に入力され
る。予測器65から出力された画像信号は、スイッチ6
6を介して再び加算器64に入力される。スイッチ66
は、予測器65から出力される画像信号がIピクチャに
対応するときのみ開き、それ以外のときには常に閉じて
いる。スイッチ66の開閉は、コントローラ69によっ
て制御されている。このようにして加算器64から出力
された画像信号は、スイッチ67に入力される。通常再
生時には、スイッチ67は常に閉じられており、スイッ
チ67に入力された画像信号は全て出力バッファ68に
送られる。出力バッファ68の出力は端子11に接続さ
れており、端子11から、Iピクチャ、Pピクチャ及び
Bピクチャに対応する再生画像信号が1フレームずつ出
力される。高速再生時には、スイッチ67は、入力され
る画像信号がIピクチャ及びPピクチャに対応するとき
には閉じられ、Bピクチャに対応するときには開く。こ
のため、高速再生時には、出力バッファ68にはIピク
チャ及びPピクチャに対応する画像信号のみが入力され
る。本実施例では、スイッチ67の開閉は、スイッチ6
6と同様にコントローラ69によって制御されている。
【0023】図4に、音声デコーダ回路7の第1の構成
例を示す。信号処理回路4から出力された音声データ信
号は、端子71からスイッチ72に入力される。スイッ
チ72は、コントローラ75から制御信号を受け取ると
所定の期間だけ閉じ、導通する。スイッチ72が閉じら
れているときには、音声データ信号は入力バッファ73
に入力される。入力バッファ73は、入力された音声デ
ータ信号をDEM74に出力する。入力バッファ73に
蓄えられている音声データ信号のデータ量が所定の量を
下回ったことが図示しない検出回路によって検出される
と、コントローラ75は、検出回路の検出結果に基づい
て、スイッチ72を制御する制御信号を発生する。これ
により、入力バッファ73には、スイッチ72が閉じら
れたときにスイッチ72に入力された音声データ信号が
入力される。DEM74に入力された音声データ信号
は、デジタル復調されて端子12に出力される。
【0024】以下、図3、図4、及び図5を参照しなが
ら、通常再生時及び高速再生時の光ディスク装置の動作
を説明する。
【0025】図5(a)は、光ディスク1に記録されて
いる信号の符号化パターンを示している。図1を参照し
ながら説明したように、第1、第13、第25、第37
フレームの画像データはイントラ符号化され、第4、第
7、第10、第16フレーム等の画像データは前方予測
符号化され、第2、第3、第5、第6フレーム等の画像
データは両方向予測符号化されて、光ディスク1に記録
されている。通常再生の場合、モータ駆動回路9は、光
ディスク1を所定の速度で回転するようにモータ10を
制御する。回転している光ディスク1からは、再生ヘッ
ド2によって音声データ及び画像データを含む情報が光
学的に読み出され、電気信号として出力される。図5
(b)に、通常再生時に再生ヘッド2によって読み出さ
れたデータ列を示す。横軸は時間軸を表している。1フ
レームの出力時間は符号化方法に関係なく1/30se
cであるが1フレームあたりのデータ量は符号化方法に
よって異なる。イントラ符号化されたフレームのデータ
量が最も多く、両方向予測符号化されたフレームのデー
タ量が最も少ない。従って、図5(b)からわかるよう
に、イントラ符号化されたフレームの画像データを読み
出す時間は、前方予測符号化あるいは両方向予測符号化
されたフレームの画像データを読み出すのに必要な時間
よりも長くかかる。また、イントラ符号化されたフレー
ムの画像データの直前には、そのフレームの属するGO
Pに対応する音声データが記録されている。
【0026】再生ヘッド2から出力された信号は信号処
理回路4を経て、画像デコーダ回路6及び音声デコーダ
回路7に入力される。画像デコーダ回路6は、上述した
ように画像データを復号化し、光ディスク1に記録され
ている順に1フレームの画像端子11に出力する。復号
化されて画像デコーダ回路6から端子11に出力される
再生画像信号のパターンを図5(c)に示す。本光ディ
スク装置では、通常再生時に光ディスク1から1GOP
分のデータが読み出される時間は、1GOP分の再生画
像信号が端子11に出力される時間と等しく設定されて
いる。なお、1GOP分のデータを読み出すための時間
は、1GOP分の再生画像信号を端子11に出力する時
間よりも少し短くしてもよい。端子11に出力された再
生画像信号は、端子11から図示しない画像表示部に供
給される。画像表示部は、端子11を介して再生画像信
号を受け取ると、1フレームの画像を1/30secず
つ表示する。
【0027】また、音声データは、図5(b)に示すよ
うにその音声データの対応するGOPの画像データの直
前に記録されている。再生ヘッド2によって読み出され
た音声データは信号処理回路4によって所定の処理を施
されて、音声デコーダ回路7に入力される。音声デコー
ダ回路7では、入力された音声データ信号を上述したよ
うにして復号化し、端子12に出力する。
【0028】より詳しく説明すると、まず、最初の1G
OPに対応する音声データA1が入力バッファ73に入
力される。入力バッファ73に入力された音声データ信
号A1はDEM74へ出力される。入力バッファ73に
蓄えられている音声データ信号A1の残量が少なくなる
と、コントローラ75はスイッチ72を閉じるように制
御信号を発生する。スイッチ72が閉じてから最初に端
子71から入力された音声データ信号が、音声データ信
号A1の次の音声データ信号として入力バッファ73に
入力される。入力バッファ73からDEM74に音声デ
ータ信号が出力される速度は、通常再生時に、スイッチ
72が閉じてから最初に入力される音声データ信号がA
2であるように設定されている。このようにして、通常
再生時には、再生音声信号は、それに対応するGOPの
再生画像信号と同期して端子12から出力される。
【0029】次に、3倍速での再生を行う場合の本発明
の光ディスク装置1の動作を説明する。本発明の光ディ
スク装置は、3倍速で画像を再生する場合にはIピクチ
ャ及びPピクチャしか用いないが、光ディスク1から画
像データを読み出す際に、Iピクチャ及びPピクチャの
みを選択的に読み出すのは困難である。なぜなら、Bピ
クチャ及びPピクチャは、図5(b)に示すように入り
交じって記録されているからである。また、Iピクチャ
及びPピクチャを選択的に読み出すことができても、こ
れにより、装置が複雑化する可能性もある。従って、本
発明の光ディスク装置は、全てのデータを光ディスク1
から読み出して、読み出された画像データからBピクチ
ャに対応する画像データを省くという方法を採ってお
り、これを実現するために、高速再生時には、転送レー
トを通常再生時の転送レートより高くする。
【0030】まず、端子13から、高速再生用信号が図
示しないCPU等から入力される。例えば、高速再生用
信号には、3倍速、2倍速等の画像を再生する速度を表
す信号などが含まれる。高速再生制御回路8は、受け取
った高速再生用信号に基づいてモータ駆動回路9を制御
して、光ディスク1の回転速度を上げる。高速再生時の
光ディスク1の回転速度は、n倍速で画像を再生するも
のとすると、通常再生時の転送レートを実現するために
最低限必要である回転速度のn倍に設定される。例え
ば、通常再生時の転送レートが3.0Mbps、光ディ
スク1の通常再生時の回転速度がこの転送レートを実現
することができる最小の回転速度に設定されている場合
には、3倍速での画像再生時には、光ディスク1の回転
速度は3倍に上げられる。回転速度を3倍に上げると転
送レートは9.0Mbpsになり、図5(d)に示すよ
うに、光ディスク1から1GOP分のデータを読み出す
のに要する時間は3分の1になる。このようにして転送
レートを通常再生時の3倍に上げ、全ての画像データを
読み出す。
【0031】高速再生用信号を受け取ると、高速再生制
御回路8は、画像デコーダ回路6に高速再生制御信号を
出力する。画像デコーダ回路6のコントローラ69が高
速再生制御回路8からの信号を受け取る。以下、画像デ
コーダ回路6の動作を説明する。信号処理回路4から出
力された画像データ信号は、上述したように端子61か
ら画像データ信号は、上述したように逆量子化、逆離散
コサイン変換され、加算器64から画像信号として出力
され、スイッチ67に入力される。スイッチ67は、コ
ントローラ69によって、画像信号がIピクチャ及びP
ピクチャに対応するときは閉じられ、Bピクチャに対応
するときは開くように制御されているため、出力バッフ
ァ68にはIピクチャ及びPピクチャに対応する画像信
号のみが入力される。出力バッファ68に入力された画
像信号は1フレームにつき1回ずつ出力される。従って
端子11には、1枚の画像を1回ずつ表示するような信
号が再生画像信号として出力される。
【0032】図5(e)に、画像デコーダ回路6から端
子11に出力される再生画像信号のパターンを示す。上
述したように、本光ディスク装置の画像デコーダ回路6
は、Bピクチャに対応する画像データ信号を省いて、I
ピクチャ及びPピクチャに対応する再生画像信号のみ
を、通常の速度で画像を再生する場合と同じく、1フレ
ームにつき1/30secずつ端子11に出力する。こ
のため、Iピクチャに対応する再生画像信号のみを出力
する従来の光ディスク装置とは異なり、3倍速での画像
再生を1フレームの画像を1GOPにつき1回のみ出力
することにより実現することができる。また、Iピクチ
ャだけでなくPピクチャも用いているために、時間的な
解像度を従来の光ディスク装置と比べて向上させること
ができ、より滑らかな画像を再生することができる。
【0033】3倍速で画像を再生する場合の音声デコー
ダ回路7の動作は、通常の速度で画像を再生する場合の
動作とほぼ同様である。まず、最初の1GOPに対応す
る音声データが入力バッファ73に入力される。入力さ
れた音声データ信号A1は、入力バッファ73からDE
M74に出力される。音声データ信号A1が出力される
速度は、上述したように、スイッチ72が閉じてから最
初に入力される音声データ信号が、通常再生時には、入
力バッファ73に蓄えられている音声データ信号の対応
する1GOPに続く1GOPに対応するように設定され
ている。入力バッファ73に蓄えられている音声データ
信号A1の残量が所定量を下回ると、図示しない検出回
路がこれを検出して検出信号をコントローラ75に出力
する。検出信号を受け取ると、コントローラ75はスイ
ッチ72を閉じるように制御信号を発生する。続いて、
スイッチ72が閉じてから最初に端子71から入力され
た音声データ信号が入力バッファ73に入力される。こ
こで、図5(d)に示されるように、3倍速で画像を再
生する場合には、1GOP分のデータは、通常再生時の
3分の1の時間で読み出されるので、入力バッファ73
が音声データ信号A1をDEM74に出力している間に
音声データ信号A2及びA3は光ディスク1から読み出
され、端子71からスイッチ72に入力される。このた
め、入力バッファ73には、音声データ信号A1に続い
て音声データ信号A4が入力される。同様にして、音声
データ信号A4の次には音声データ信号A7が入力バッ
ファ73に入力される。
【0034】このように入力バッファ73に入力された
音声データ信号は、DEM74から端子12に出力され
る。このとき、音声データ信号のそれぞれは、通常再生
時と同じく、通常再生時に、1GOP分の画像を端子1
1に出力するのに必要な時間と同じ時間出力される。図
5(e)に、3倍速で画像を再生する場合に端子11に
出力される再生画像信号のパターンと併せて、端子12
に出力される再生音声信号のパターンを示す。この図か
らわかるように、本光ディスク装置は、再生音声信号
を、離散的ではあるが、通常の速度で画像を再生する場
合と同じ速度で、かつ3GOP単位でみると再生画像信
号と同期して端子12に出力することができる。
【0035】このようにして、本光ディスク装置は、音
声付きの滑らかな3倍速での画像再生を行うことができ
る。なお、本光ディスク装置では、音声はA1、A4、
A7というように離散的に再生されるが、この程度で再
生されれば十分に内容を把握することができる。
【0036】次に、2倍速での再生を行う場合の光ディ
スク装置の動作を説明する。この場合も、モータ駆動回
路9は、3倍速での画像再生の場合と同様に、高速再生
制御回路8によって、光ディスクの回転速度を、通常の
速度で画像を再生するのに最低限必要な回転速度の2倍
に設定するように制御される。
【0037】画像デコーダ回路6の動作もまた、3倍速
で画像を再生する場合とほぼ同じであるが、出力バッフ
ァ68から端子11への再生画像信号の出力の仕方が3
倍速での画像再生とは異なる。端子61から入力された
信号処理回路4からの画像データ信号は、上述したよう
に逆量子化、逆離散コサイン変換されて、スイッチ67
に入力される。スイッチ67に入力される画像信号は、
Iピクチャ、Pピクチャ及びBピクチャに対応する画像
信号を全て含んでいる。スイッチ67に入力された画像
信号は、スイッチ67の開閉によってBピクチャに対応
する画像信号のみが省かれてから、出力バッファ68に
送られる。
【0038】出力バッファ68に蓄えられたIピクチャ
及びPピクチャに対応する画像信号は、3倍速で画像を
再生する場合には1フレームにつき1回ずつ端子11に
出力されたが、2倍速で画像を再生する場合には、いく
つかのフレームは複数回、そのほかのフレームは1回ず
つ出力される。本光ディスク装置では、図5(f)に示
すように、第1、第7、第13、第19、第25、第3
1のフレーム等の画像信号が2回ずつ出力され、その他
のフレームの画像信号は1回ずつ出力される。このよう
に、2倍速で画像の再生を行う場合には、Iピクチャに
対応する画像信号、及び各GOPのPピクチャのうちの
真ん中のPピクチャに対応する画像信号を2回ずつ、I
ピクチャの直前、直後のPピクチャに対応する画像信号
は1回ずつ、端子11に出力され、端子11から再生画
像信号として画像表示部に供給される。
【0039】このように、本光ディスク装置において
も、従来の装置において2倍速での画像再生を行う場合
と同様に一部のフレームの画像信号を複数回ずつ出力す
ることになるが、本光ディスク装置では、Iピクチャだ
けではなくPピクチャをも用いるので、従来よりも飛躍
的に時間的な解像度を向上させることができる。
【0040】また、2倍速で画像を再生する場合の音声
デコーダ回路7の動作は、通常の速度で画像を再生する
場合並びに3倍速で画像を再生する場合と同じである。
この場合に端子12に出力される再生音声信号のパター
ンを図5(f)に示している。音声データ信号A1に続
いて、音声データ信号A3が入力バッファ73に入力さ
れ、続いて、音声データ信号A5、A7の順に入力され
る。入力された音声データ信号は、DEM74によって
所定の処理を施されて端子12から再生音声信号として
出力される。従って、2倍速で画像を再生する場合に
は、再生音声信号は、端子11から出力される再生画像
信号と2GOP単位ではほぼ同期して、端子12から出
力される。このようにして、本光ディスク装置では、離
散的ではあるがほぼ画像と同期した音声を再生すること
ができる。
【0041】以上説明したように、本光ディスク装置
は、従来よりも滑らかに、しかも画像とほぼ同期された
音声付きで、画像を2倍速で再生することができる。な
お、音声はA1、A3、A5、A7というように離散的
に再生されることになるが、この程度再生されれば、十
分に内容を把握することができる。
【0042】本光ディスク装置では、2倍速、3倍速で
画像を再生する場合でも、通常の速度で音声を再生して
いる。しかし、より完全な音声情報を得るために、全て
の音声データ信号を復号化し、復号化された音声信号を
時間的に圧縮することもできる。例えば、音声信号を、
時間的に2分の1に圧縮する方法として、音声の出力ク
ロックを2倍にする方法がある。しかし、この方法で
は、音声ピッチ(周波数)がオクターブ上がってしま
う。また、最近では、音声ピッチを変えることなく音声
信号を時間的に圧縮する方法も提案されている。この方
法を用いれば、図5(g)に示すように、全ての音声を
再生することができる。
【0043】図6に、音声を音声ピッチを変えることな
く音声信号を時間的に圧縮する場合の音声デコーダ回路
107の構成を簡単に示す。信号処理回路4からの音声
データ信号は、端子171から入力される。通常速度で
画像を再生する場合には、スイッチ172は閉じられ、
スイッチ177は開いており、端子171から入力され
た音声データ信号は全て入力バッファ173に入力さ
れ、続いてDEM174に入力される。DEM174か
ら出力された音声信号は、スイッチ175に入力され
る。通常再生時には、スイッチ175は図に実線で示す
状態であり、スイッチ175に入力された音声信号は、
そのまま端子12に入力される。なお、ここでは、スイ
ッチ172、175及び177はコントローラ(不図
示)によって制御されるものとする。
【0044】2倍速で画像を再生する場合には、スイッ
チ172及びスイッチ177はどちらか一方のみが交互
に開閉するように制御される。例えば、第1番目の音声
データ信号A1が端子171から入力されたときには、
スイッチ172は閉じられ、スイッチ177は開いてお
り、音声データ信号A1はスイッチ172を経て入力バ
ッファ173に入力される。次の音声データ信号A2が
入力されたときには、逆にスイッチ172は開き、スイ
ッチ177は閉じられており、音声データ信号A2は入
力バッファ178に入力される。このようにして、奇数
番目の音声データ信号は入力バッファ173に、偶数番
目の音声データ信号は入力バッファ178に入力され
る。入力バッファ173に入力された音声データ信号
は、DEM174によって所定の処理を施されてから、
スイッチ175に出力される。スイッチ175は、2倍
速で画像を再生する場合には図に破線で示すような状態
である。このため、DEM174からの音声信号は、音
声圧縮回路176で2分の1にされてからマルチプレク
サ181に入力される。また、偶数番目の音声データ信
号も入力バッファ178、DEM179を経て、音声圧
縮回路180で2分の1にされてからマルチプレクサ1
81に入力される。マルチプレクサ181は、奇数番目
の音声信号及び偶数番目の音声信号を合成し、再生音声
信号として端子12から出力する。
【0045】このようにして、音声ピッチを変えること
なく、音声信号を時間的に2分の1に圧縮してすべて再
生することができる。上述した方法以外にも、公知の音
声圧縮技術を用いれば、全ての音声データを再生するこ
とができる。
【0046】また、上記実施例では、通常の速度で画像
を再生する場合に、この場合の転送レートを実現するの
に必要である最低限の回転速度で光ディスク1を回転さ
せていたが、それ以上の回転速度で光ディスク1を回転
させてもよい。このような場合には、再生ヘッド2から
再生信号処理部3に送られるデータがバッファに所定量
蓄えられると、スチルをして待機するという、いわゆる
間欠再生が行われる。また、通常の速度で画像を再生す
る場合の光ディスク1の回転速度が、2倍速で画像を再
生する場合に要求される転送レートを実現するのに必要
である最低限の回転速度であれば、2倍速の画像再生を
行うときに光ディスク1の回転速度をあげる必要はな
い。さらに、通常再生時に、光ディスク1が、3倍速で
の画像再生に最低限必要な回転速度で回転していれば、
2倍速、3倍速で画像を再生するときに回転速度をあげ
る必要がない。この場合には、2倍速での画像再生時に
は上述した間欠再生が行われる。
【0047】回転速度の上昇、つまり転送レートの上昇
は、上記実施例で述べた2倍、3倍に限られない。転送
レートを10倍程度上昇させても上記実施例で述べた効
果と同様の効果が得られる。この場合、再生信号の処理
に用いられるクロックの周波数も、転送レートの上昇に
応じて上昇させる必要がある。また、通常再生時に、光
ディスク1が、2倍速あるいは3倍速での画像再生時の
転送レートよりも高い転送レートを実現することができ
るような回転速度で回転していれば、高速再生を行うと
きに回転速度をあげる必要はない。
【0048】上記実施例では、高速再生時に、同一フレ
ームの画像を1回または2回表示させる例を説明した
が、同一フレームの画像を表示させる回数は1回または
2回に限らず、例えば、1回から3回の間で画像を再生
する速度に応じて切り替えてもよい。
【0049】また、上記実施例では、フレーム内または
フレーム間符号化された画像データを再生する場合を説
明したが、フィールド内またはフィールド間符号化され
た画像データを再生する場合についても本発明を適用す
ることができるのはもちろんである。
【0050】なお、上記実施例では、画像デコーダ回路
及び音声デコーダ回路のスイッチの開閉はコントローラ
によって制御される。しかし、スイッチの開閉の制御
は、どのような方法で行われてもよく、Iピクチャ及び
Pピクチャに対しては閉じられ、Bピクチャに対しては
開くように制御されれば、上述した効果と同様の効果を
得ることができる。
【0051】また、上記実施例では、1GOP単位で音
声データを再生したが、音声データを再生する単位は1
GOPに限らず、例えば、1秒単位でも数秒単位でもよ
い。この場合、音声と画像は完全に同期して再生される
必要はなく、上記実施例で述べたように、例えば、数G
OP単位あるいは数秒単位でみたときに音声と画像が同
期していればよい。
【0052】
【発明の効果】本発明によると、高速再生時には、転送
レートを通常の転送レートよりも高くするので、全ての
データを読みだしてからBピクチャに対応する画像デー
タ信号を省くことができる。これにより、Iピクチャ及
びPピクチャのみを再生することが可能となり、Iピク
チャのみを再生していた従来の装置と比べて、時間的な
解像度を大幅に向上させることができる。従って、従来
よりも滑らかな画像を高速で再生することができるよう
になる。
【0053】さらに、本発明によると、離散的ではある
が、音声を画像とほぼ同期させて再生することができる
ため、音声付きの高速画像再生を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ディスクに記録されている画像データの符号
化方法の原理説明図
【図2】本発明の光ディスク装置の構成図
【図3】本発明の画像デコーダ回路の構成図
【図4】本発明の音声デコーダ回路の構成図
【図5】本発明の実施例における再生信号のパターンの
模式図
【図6】本発明の音声デコーダ回路の他の構成図
【符号の説明】
1 光ディスク 2 再生ヘッド 3 再生信号処理部 4 信号処理回路 5 デコーダ回路 6 画像デコーダ回路 7 音声デコーダ回路 8 高速再生制御回路 9 モータ駆動回路 10 モータ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクから画像データ及び音声デー
    タを読み出し、読み出された該画像データ及び該音声デ
    ータに応じて画像データ信号及び音声データ信号を発生
    する信号処理手段と、該信号処理手段からの該画像デー
    タ信号を受け取り、受け取った該画像データ信号に基づ
    いて再生画像信号を発生する画像デコーダ手段と、通常
    再生から高速再生に切り替えるための高速再生制御信号
    を発生する制御手段とを備えており、該画像デコーダ手
    段は、該画像データ信号を復号化する画像データ復号化
    手段と、該制御手段からの該高速再生制御信号を受け取
    ったときには、復号化された該画像データ信号のうちの
    イントラ符号化された画像データ及び前方予測符号化さ
    れた画像データに対応する信号のみを該再生画像信号と
    して出力し、それ以外のときには復号化された該画像デ
    ータ信号を該再生画像信号として出力する手段とを有し
    ている光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 画像デコーダ手段は、1つのフレームに
    対応する再生画像信号を1回以上出力する請求項1記載
    の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 画像デコーダ手段は、1つのフィールド
    に対応する再生画像信号を1回以上出力する請求項1記
    載の光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 光ディスク装置は、信号処理手段からの
    音声データ信号に基づいて再生音声信号を発生する音声
    デコーダ手段をさらに備えており、該音声デコーダ手段
    は、制御手段から高速再生制御信号を受け取ったときに
    は、該音声データ信号のうちの第1の期間に発生された
    部分のみを復調し、該第1の期間に続く第2の期間に発
    生された部分を復調することなく、復調された該第1の
    期間に発生された部分のみを該再生音声信号として出力
    し、それ以外の時には、該音声データ信号を全て復号化
    して該再生音声信号として出力し、該第1の期間及び該
    第2の期間は交互に繰り返される請求項1記載の光ディ
    スク装置。
  5. 【請求項5】 第1の期間はnGOP(n≧1)に相当
    し、第2の期間はmGOP(m≧1)に相当する請求項
    4記載の光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 光ディスク装置は、光ディスクを回転さ
    せるモータと、該モータを駆動するモータ駆動手段とを
    さらに備えており、該モータ駆動手段は、制御手段から
    高速再生制御信号を受け取ったときに、該高速再生制御
    信号に応じて該モータの回転速度を上げる請求項1記載
    の光ディスク装置。
  7. 【請求項7】 モータ駆動手段は、高速再生制御信号に
    応じて、モータの回転速度を、通常速度での再生に最低
    限必要な回転速度より上げる請求項6記載の光ディスク
    装置。
  8. 【請求項8】 光ディスク装置は、信号処理手段からの
    音声データ信号を受け取り、受け取った該音声データ信
    号に基づいて、対応する前記再生画像信号と実質的に同
    期させて再生音声信号を発生する音声デコーダ手段をさ
    らに備えており、該音声デコーダ手段は、音声データ信
    号を復調する手段と、制御手段から高速再生制御信号を
    受け取ったときには、復調された該音声データ信号を時
    間的に圧縮して該再生音声信号として出力し、それ以外
    のときには復調された該音声データ信号を圧縮せずに該
    再生音声信号として出力する手段とを有している請求項
    1記載の光ディスク装置。
  9. 【請求項9】 音声デコーダ手段は、再生音声信号を、
    再生画像信号のうちのイントラ符号化された画像データ
    に対応する信号と同期させて発生する請求項8記載の光
    ディスク装置。
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