JPH06338105A - トラッキング制御装置 - Google Patents

トラッキング制御装置

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JPH06338105A
JPH06338105A JP5151437A JP15143793A JPH06338105A JP H06338105 A JPH06338105 A JP H06338105A JP 5151437 A JP5151437 A JP 5151437A JP 15143793 A JP15143793 A JP 15143793A JP H06338105 A JPH06338105 A JP H06338105A
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rotary head
head
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JP5151437A
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Hideya Tanaka
秀哉 田中
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パイロット信号がNトラックおきに記録され
た磁気テープの再生時のトラッキングに際して、2トラ
ックずれた裏ロック状態を速やかに解消する。 【構成】 f1 ,f2 のパイロットが記録されないトラ
ックを再生するヘッド101、103の再生信号から抽
出したクロストークパイロットのレベルと、パイロット
から記録されたトラックを再生するヘッド102、10
4から抽出したパイロットのレベルとを差動アンプ11
7に加えてATFエラー信号125を得ると共に、裏ロ
ック検出手段131の検出により、EXOR132を介
してATFエラー信号125を反転する。 【効果】 裏ロックが発生してもそのまま正常ロックと
してトラッキング制御を続けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転ヘッドにより磁気テ
ープ上に記録形成された斜めトラックから情報信号を再
生するVTR等の再生装置に用いられるトラッキング制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭用VTRの再生トラッキング
方式としては、テープパスの一部に固定の磁気ヘッドを
設け、記録時に記録信号から分離したV同期信号をテー
プの長手方向に記録する専用コントロールトラック方式
(CTL方式)と、ビデオ信号、オーディオ信号等の主
信号を記録再生する回転ヘッドにより、主信号を記録す
るトラックに、主信号に重畳して、比較的低周波の4種
類の周波数を持つパイロット信号を巡回して記録するこ
とにより、再生時に再生トラックの両隣接トラックから
再生されるクロストーク成分を比較してトラッキングエ
ラー信号(ATFエラー信号)を得る方式(4fATF
方式)とが提案され、実用化されている。
【0003】しかしながら、上記CTL方式は、固定ヘ
ッドのスペースを必要とすることから、セットの小型化
を考慮した場合不利であり、上記4fATF方式は、小
型化に有利であるが、4種類のパイロット信号を必要と
する欠点がある。
【0004】これに対し、近年家庭用VTRにおいても
高画質化やディジタル化の動きにともない比較的多くの
情報量を記録再生するために、1フィールドの画像信号
を複数のトラックに分割して記録するVTRが開発され
て来ており、これに用いる新トラッキング方式が検討さ
れている。
【0005】次に、本発明の前提となる上記新トラッキ
ング方式を用いたVTRの一例について説明する。
【0006】図8(a)は第1の発明で用いられるVT
Rのドラム部分の概略平面図である。40は回転ドラ
ム、41はテープ、42は+アジマスのch1ヘッド、
43は−アジマスのch2ヘッド、44は+アジマスの
ch3ヘッド、45は−アジマスのch4ヘッドであ
る。
【0007】図8(b)は各ヘッド42〜45の取付高
さを説明するためのドラム回転によって見えるヘッドの
正面から見た図である。各ヘッドch1,ch2とch
3,ch4はペアとなって近接して配置され、各ペアは
ドラムの180°対向におかれている。同図からわかる
ように、ch2,ch4のヘッドはch1,ch3に対
し距離hだけ上側にオフセットされており、このhはテ
ープ上の1トラックピッチに相当している。この構成に
より、ドラム半回転ごとに2本のトラックを同時に記録
または再生することが可能であり、多くの情報量に対応
できる。
【0008】次に新トラッキング方式について説明す
る。図9は第1の発明で用いられるテープ41における
記録パターンを示した図である。トラッキングエラー信
号を得る為のパイロット信号は周波数f1とf2の2種
類使用しており、1トラックおきに主信号に重畳されて
記録されている。パイロット信号の発生ローテーション
は4トラックで一巡する構成であり、ヘッドのアジマス
が(+)トラックではパイロットの重畳が無く、(−)
トラックではf1とf2が交互に重畳されている。同図
の(1)〜(10)は1フレームの信号を10本のトラ
ックに分割記録してあることによる各トラックのフレー
ム内番号を示したものである。
【0009】前述したように本例ではドラム1回転で4
トラック記録又は再生する構成であるので、1フレーム
分のトラックを走査するには2.5回転、パイロットロ
ーテーションとフレームとが同期するのは2フレーム
(20本トラック)単位となっている。尚、図9のch
1 ,ch21 ,ch31 ,ch41 は後述する本発明
の動作の説明で用いる。
【0010】図10は、各ヘッド(ch1〜ch4)に
よって主信号に重畳して記録するパイロット信号と、再
生時に各ヘッドから再生されるパイロット信号を示すタ
イミングチャートである。以下に同図を基に説明を加え
る。
【0011】図10(a)は記録または再生時のフレー
ム情報、(b)はヘッドを切り替えるヘッドSW(スイ
ッチ)信号、(c)は記録時にch1とch3ヘッドか
ら記録されるパイロットタイミングであるが、パイロッ
トは重畳されないことを示している。(d)はch2と
ch4ヘッドから記録されるパイロットタイミングを示
しており、それぞれf1とf2のパイロットが交互に記
録されることを示している。(e)は良好な再生トラキ
ング状態におけるch1とch3ヘッドから再生される
パイロット、(f)は同様にch2とch4ヘッドから
再生されるパイロット成分の再生タイミングを示したも
のである。
【0012】図9からもわかるように、各ヘッドのヘッ
ド幅wをトラックピッチより広く設定することにより、
ch1とch3の再生タイミングでは両隣接トラックに
記録されているパイロットがクロストークとして再生で
き、良好なトラッキング状態では、その両クロストーク
成分量が等しくなることを利用してトラッキングエラー
信号(ATFエラー信号)を得る方式である。
【0013】図11は再生時に上記ATFエラー信号を
検出するための回路ブロック図である。
【0014】70はドラム回転に同期してch1とch
3ヘッドとの再生信号を切り替えるためのヘッドSW信
号(HSW)、79はHSW70によってch1とch
3との再生信号を切り替えるSW回路、71は再生RF
信号から再生パイロット信号であるf1とf2のみを抜
き出すためのバンドパスフィルタ(BPF)、72はB
PF71の出力である再生パイロットを増幅するアンプ
である。73はアンプ72の出力からf2成分のみを抜
き出すためのバンドパスフィルタ(BPF)、74はア
ンプ72の出力からf1成分のみを抜き出すためのバン
ドパスフィルタ(BPF)、75はBPF73の出力で
あるf2成分のDCレベルに変換する検波回路、76は
BPF74の出力であるf1成分のDCレベルに変換す
る検波回路、77は両検波出力を入力とした差動増幅回
路、78は反転回路、80はHSW70によって差動増
幅回路77の出力と反転回路78との出力を切り替える
ためのSW回路である。81は再生RF信号を処理して
再生ビデオ信号と再生オーディオ信号を得るためのビデ
オ・オーディオ系再生信号処理回路である。
【0015】次に動作を説明する。前述したように本例
のシステムではATFエラーを得るための再生パイロッ
トは、ch1とch3の(+)アジマスヘッドの再生信
号に両隣接トラック((−)アジマストラック)からの
クロストーク成分として含まれている。従って、必要と
なるのは4ヘッドの内ch1とch3の再生信号だけで
あり、SW回路79によって再生パイロットは一系統の
再生信号となる。この再生信号には主信号も含まれるこ
とから、この再生信号は当然ビデオ・オーディオ系再生
信号処理回路81へと導かれる一方、ATF回路として
再生パイロットを抜き出すためのBPF71にも加えら
れる。その後f1,f2の各クロストークパイロット成
分は分離、検波されて、差動増幅器77で比較され一系
統のATFエラー信号となる。
【0016】その後にch1とch3とでf1とf2の
トラック位置的な前後の入れ替わりに対しての対応とし
てHSW70に同期してSW回路80によりch3選択
時に反転アンプ78を選択することにより、ATFエラ
ー信号を得ている。
【0017】図12はATFエラー信号とATFロック
特性を示した図である。以下に同図を基に説明を加え
る。
【0018】ATFエラー信号がプラス側の時は矢印B
の向きに、ATFエラー信号の大きさに対応した量だけ
トラックを進め、ATFエラー信号がマイナス側の時は
矢印Cの向きにATFエラー信号の大きさに対応した量
だけトラックを戻し、ATFエラー信号が0となる位置
Aにトラックがロックするように、トラッキング制御を
行う。
【0019】図13は第2の発明で用いられるVTRの
ドラム部分の概略平面図であり、図8と対応する部分に
は同一符号が付されている。この例では、図示のよう
に、テープ41は回転ドラム40に対して主信号記録部
の180度に加え、ドラム入り口側でα度、ドラム出口
側でβ度だけオーバーラップして巻き付けられている。
【0020】尚、図8(b)と同様にch2,ch4の
ヘッドはch1,ch3に対し距離hだけ上側にオフセ
ットされている。
【0021】図14は図13の場合の第2の発明で用い
られるテープ41上の記録パターンを示した図である。
トラッキングエラー信号を得る為のパイロット信号はf
1とf2の2種類使用しており、1トラックおきに主信
号記録部とオーバーラップ記録部とにそれぞれ重畳され
て記録されている。パイロット発生ローテーションは4
トラックで一巡する構成であり、主信号記録部ではヘッ
ドのアジマスが(+)トラックではパイロットの重畳が
無く、(−)トラックではf1とf2とが交互に重畳さ
れている。オーバーラップ記録部ではヘッドのアジマス
が(+)トラックではf1とf2とが交互に重畳されて
おり、(−)トラックではパイロットの重畳が無い。
【0022】図15はパイロット信号を記録するための
ブロック図である。50はパイロット信号発振器であ
る。51はドラム回転に同期してパイロット信号発振器
50の発振周波数f1 ,f2 と各SW回路を切り替える
ためのヘッドSW信号である。
【0023】図16は、図15の構成を用いたとき各ヘ
ッド(ch1〜ch4)によって主信号記録部とオーバ
ーラップ記録部に重畳して記録するパイロット信号と、
再生時に各ヘッドから再生されるパイロット信号を示す
タイミングチャートである。
【0024】以下に同図を基に説明を加える。
【0025】(a)は記録または再生時のフレーム情
報、(b)はヘッドSW(HSW)信号、(c)は記録
時にch1とch3ヘッドから記録されるパイロットタ
イミングであるが、主信号記録部にはパイロットは重畳
されず、オーバーラップ記録部にはそれぞれf1とf2
のパイロットが交互に記録されることを示している。
(d)はch2とch4ヘッドから記録されるパイロッ
トタイミングを示しており、主信号記録部にはそれぞれ
f1とf2のパイロットが交互に記録され、オーバーラ
ップ記録部にはパイロットは重畳されていないことを示
している。(e)は良好な再生トラッキング状態におけ
るch1とch3ヘッドから再生されるパイロット、
(f)は同様にch2とch4ヘッドから再生されるパ
イロット成分の再生タイミングを示したものである。
【0026】再生時にATFエラー信号を検出するため
の回路ブロックとしては、図11と同一構成のものが用
いられるが、図11のHSW信号70はドラム回転に同
期してch1とch3ヘッドの主信号記録部の再生信号
を切り替えるようにしている。
【0027】また、ATFエラーを得るための再生パイ
ロットはch1とch3の(+)アジマスヘッドの主信
号記録部の再生信号に両隣接トラック((−)アジマス
トラック)からのクロストーク成分として含まれたもの
を用いる。従って、必要となるのは4ヘッドの内ch1
とch3の再生信号だけであり、図11,図12につい
て説明した動作により、ATFエラー信号が得られる。
【0028】以上が本発明の前提となるVTRシステム
の構成と新トラッキング方式の説明である。以後本トラ
ッキング方式を必要に応じて2fATFと称する。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
新トラッキング方式は、第1の問題として、ch1ヘッ
ドで記録したトラックをch3ヘッドで再生した場合
や、その逆の場合のように同じアジマスであるが取付位
置の違うヘッドで再生した場合、即ち、図12におい
て、2トラック分ずれた位置Dと位置Eにおいても、A
TFエラー信号が0になる裏ロック位置が存在する。A
TFエラー信号がプラス側になった時は矢印Bの向きに
トラックを動かすため、位置DにおいてATFエラー信
号がプラス側になった時は、矢印Bの向きに位置Aにロ
ックするようにトラックを2トラック分動かす制御を行
う。ATFエラー信号がマイナス側になった時は矢印C
の向きに同様な制御を行う。しかし、ATFエラー信号
の大きさに対応した量でトラックを動かすので、速やか
に位置Aのトラックが動かず、時間がかかり、その間画
面が乱れるという問題があった。
【0030】第2の問題として、f1とf2の再生レベ
ル差(再生周波数特性による再生レベル差)や使用する
テープの性能による再生出力レベルのばらつきにより、
トラッキング制御のループのサーボ特性が変化してしま
う問題や、キャプスタンの4トラック周期のフラッター
悪化も発生してしまう問題がある。従来の4fATFに
も同様な問題の対策として、主信号記録トラックから再
生されるパイロットレベルを検出して再生パイロットの
オーバーゲインコントロール(AGC)を行う回路が実
用されているが、新トラッキング方式では再生パイロッ
トを得るべきch1,ch3ヘッドからは主信号記録ト
ラックにパイロットが記録されていないため、4fAT
Fと同様な構成は実現できないという問題があった。
【0031】第3の問題として、回転ドラムの組立の際
にペアになっているch1とch2ヘッド間、またはc
h3,ch4ヘッド間の相対的な取付位置のずれが発生
している場合、ch1とch3ヘッドから得られた隣接
クロストークのみによるトラッキング制御では、それぞ
れch2,ch4ヘッドからの再生信号出力レベルが低
下してしまうという欠点が有り、従来は対策として取付
精度を厳しくすることなどが行われていたが、製造コス
トが上がるという問題があった。
【0032】本発明は上記のような問題を解決するため
になされたもので、新トラッキング方式に用いて有効
な、ミスロック状態、即ち、所望のトラック以外のトラ
ックにいるにもかかわらずATFエラー信号が0である
状態(以後これを裏ロックという)となっても、速やか
に正常ロックに成すと共に、ATFエラー信号を補正で
きるようにしたトラッキング制御装置を提供することを
目的としている。
【0033】
【課題を解決するための手段】第1の発明においては、
図9に示すような磁気テープを再生する場合に、第1の
回転ヘッドの再生信号と、第2の回転ヘッドの再生信号
との一方を選択する選択手段と、上記選択手段の出力信
号に含まれている上記複数種のパイロット信号の各再生
レベルを検出する検出手段と、上記検出手段の出力を比
較する比較手段と、上記選択手段が第2の回転ヘッドを
選択している期間における上記比較手段の出力信号によ
ってトラッキング制御信号を得ると共に上記選択手段が
第1の回転ヘッドを選択している期間における上記比較
手段の出力信号によって第2の回転ヘッドが再生してい
るトラックに対する上記トラッキング制御信号の論理を
反転させる制御手段を設けたものである。
【0034】第2の発明においては、図14に示すよう
な磁気テープを再生する場合に、第1の回転ヘッドの再
生信号と上記第2の回転ヘッドの再生信号との一方を選
択する選択手段と、上記選択手段の出力信号に含まれて
いる上記複数種のパイロット信号の各再生レベルを検出
する検出手段と、上記検出手段の出力を比較する比較手
段と、上記選択手段が上記主信号記録領域にいる第2の
回転ヘッドを選択している期間における上記比較手段の
出力信号によってトラッキング制御信号を得る制御手段
と、上記選択手段が上記主信号記録領域外にいる第1の
回転ヘッドを選択している期間における上記比較手段の
出力信号によって上記選択手段と比較手段との間の利得
を制御する利得制御手段とを設けたものである。
【0035】
【作用】本発明によれば、裏ロックが発生すると、その
ままそれを正常ロックとして引き続いてトラッキング制
御が行われる。
【0036】
【実施例】図1は、本発明を前述した2fATF方式の
4ヘッドタイプVTRに適用した場合における第1の発
明の実施例を示す回路ブロック図である。図1におい
て、101はch1の再生ヘッド、102はch2の再
生ヘッド、103はch3の再生ヘッド、104はch
4の再生ヘッド、105、106、107、108は各
々再生ヘッド101〜104の再生信号を増幅するアン
プ、109はch1とch3の再生出力の一方を選択す
るたのスイッチ(SW)回路、110は同様にch2と
ch4の再生出力の一方を選択するためのSW回路、1
11は各SW109、110の2出力から一方を選択す
るためのSW回路である。
【0037】112はSW回路111で選択された再生
信号からパイロットの周波数帯域を抜き出すためのバン
ドパスフィルタ(BPF)、113、114はそれぞれ
f2とf1の再生パイロット成分を抜き出すためのBP
F、115、116は、それぞれBPF113、114
で抜き出した各再生パイロットをDCレベルに変換する
検波回路、117は各検波回路115,116の検波出
力を2入力とする差動増幅器である。118は差動増幅
器117の出力を反転する反転アンプ、119は差動増
幅器117と反転アンプ118の各出力の一方を選択す
るSW回路、120、121はSW回路119の出力信
号をサンプルホールドする為のS/H回路、122は後
述のサンプルパルス130を反転してS/H回路120
に加えるインバータ回路である。
【0038】123はドラム回転検出信号124(ドラ
ムPG)からヘッドSWパルス129(HSW)とサン
プルパルス130等のタイミング信号を発生させる為の
タイミングパルス発生回路、124はドラムの回転によ
り検出されるPGパルス、125はキャプスタンの回転
速度を制御して、トラッキング制御を行う為のATFエ
ラー信号である。
【0039】126はSW回路109、110の各選択
信号から主信号であるビデオ信号及びオーディオ信号を
復調し出力する為の再生信号処理回路、127は再生し
て出力されたビデオ信号、128は再生して出力された
オーディオ信号である。
【0040】129はドラム回転に同期して各再生ヘッ
ドを選択する為のHSWパルス、130はドラム回転に
同期して、一時的にATFエラーの検出ができないch
2、ch4ヘッドを選択する為のサンプルパルスであ
る。131はS/H回路121の出力によりパイロット
成分の種類を判別して裏ロックを検出する裏ロック検出
手段、132は裏ロック検出手段131で裏ロックが検
出されたときSW回路119へ送るHSW129の論理
を反転させるEXOR回路である。
【0041】図2は図1の実施例で用いた各信号が通常
再生モードではどのようなタイミング信号となるかを示
すためのタイミングチャートである。以下図1、図2に
基づいて本実施例の回路動作を説明する。本実施例で用
いている4ヘッドVTRでは、前述したように各ch1
ヘッド101とch3ヘッド103、ch2ヘッド10
2とch4ヘッド104とがペアとなって交互にテープ
をトレースするため、ほぼ同時に2トラックの記録また
は再生が可能である。従って、再生RF信号としては、
ch1とch3との再生信号を選択するSW回路109
の出力と、ch2とch4との再生信号を選択するSW
回路110の出力とがほぼ同時に得られており、再生信
号処理回路126では両再生RF信号を同時に復調し、
連続した再生ビデオ信号127、または再生オーディオ
信号128を得るための構成が具備されている。
【0042】一方、再生時のトラッキングを制御するた
めのATFエラー信号を得るためには、図11に示した
ように、ch1とch3の再生信号をSWして交互に用
いるのが基本構成である。これに対し、本実施例ではS
W回路111を設けることにより、ch2、ch4ヘッ
ドの再生信号もドラム回転に同期してBPF112へ導
くことを可能としている。
【0043】図9、図10から明らかなように、ch2
とch4ヘッドからはATFエラーを検出するための隣
接クロストーク(パイロットクロストーク)を得ること
ができない。しかし、ch2、ch4ヘッドのメイント
ラックにはパイロット信号が主信号に重畳されているた
めに裏ロックを検出する上で非常に有効である。本発明
は、この点に着眼してなされたものであり、S/H回路
120、S/H回路121を設けてS/H回路120、
121をインバータ122により逆タイミングで動作さ
せるように構成することで、ATFエラー信号の検出に
悪影響を与えること無く、メインパイロットの種類判別
による裏ロック検出を実現している。
【0044】図3は図1の裏ロック検出手段131の裏
ロック検出フローチャートを示したものである。図3に
おいて、ステップS31はch2またはch4ヘッドか
らの再生信号に重畳されているパイロット信号がf1で
あるべきタイミングかどうかを判断するルーチンであ
る。図9から明らかなように、ch1とch2のヘッド
のペアがトラックを走査しているタイミングではch2
のパイロット信号はf1であるべきタイミングであるの
でステップS32へ、ch3とch4のヘッドのペアが
トラックを走査しているタイミングではch4のパイロ
ット信号はf2であるべきタイミングであるのでステッ
プS33へ移行させる。
【0045】ステップS32は前記のようにパイロット
信号がf1であるべきタイミングのときに、f1が検出
されているかを判断するルーチンで、図9のch1とc
h2のヘッドのペアのように、ch2ヘッドからf1が
検出されているときはステップS35の裏ロック信号O
FFルーチンへ分岐し、図9のch11 とch21 のヘ
ッドのペアのように、パイロットクロストーク成分が等
しく、アジマスも同一であるが、2トラックずれたとこ
ろを走査していて、ch21 からf2が検出されている
ときはステップS34の裏ロック信号ONへ分岐する。
【0046】ステップS33は前記のようにパイロット
信号がf2であるべきタイミングであるときに、f2が
検出されているかを判断するルーチンで、図9のch3
とch4のヘッドのように、ch4ヘッドからf2が検
出されているときは、ステップS35の裏ロック信号O
FFへ分岐し、図9のch31 とch41 のヘッドのペ
アのように、2トラックずれたところを走査していてc
h41 からf1が検出されているときは、ステップS3
4の裏ロック信号ONへ分岐する。
【0047】ステップS34の裏ロック信号ON、ステ
ップS35の裏ロック信号OFFの情報は図1のEXO
R回路132へ送られ、裏ロック信号ONの時は、HS
W129の論理を反転してSW回路119へ送られる。
【0048】図4は本実施例のATFエラー信号とAT
Fロック特性を示した図である。図1の裏ロック検出手
段131で裏ロックが検出された場合は、SW回路11
9の論理を反転させるため、ATFエラー信号が実線か
ら破線のように反転することで、裏ロック検出後は2ト
ラックずれた裏ロック位置を正常ロック位置とするよう
なATFロック特性にしてトラッキング制御を行う。
【0049】尚、本実施例で示したサンプルホールド回
路は、A/D変換に置き換えて用いることも可能であ
る。
【0050】図5は裏ロック検出手段131の裏ロック
検出フローチャートの他の例を示す。この図5の様に構
成することによって、ATFエラー信号の論理を選択
し、常に最寄りの同じアジマスのトラックにてトラッキ
ング制御を行い、裏ロックを発生させずに良好なトラッ
キング制御を行うことが可能である。
【0051】図5において、ステップS51でch1、
ch2のS/Hタイミングか否かを判定し、S/Hタイ
ミングであれば、ステップS52でf1 のレベルが所定
のスレッショルドレベル以上となっているかを判定す
る。f1 がスレッショルドレベルとなっていればステッ
プS53でATFエラー信号を正論理とし、スレッショ
ルドレベルに達していなければ、ステップS54でAT
Fエラー信号を反転させる。
【0052】また、ステップS51でch1、ch2の
S/Hタイミングでないときは、ステップS55でf2
のレベルを判定し、f2 がスレッショルドレベルとなっ
ていればステップS53へ、スレッショルドレベルにな
っていないときは、ステップS54に移行する。
【0053】図6は、本発明を前述した2fATF方式
の4ヘッドタイプVTRに適用した場合の第2の発明の
実施例を示す回路ブロック図である。図6において、1
01はch1の再生ヘッド、102はch2の再生ヘッ
ド、103はch3ヘッド、104はch4の再生ヘッ
ド、105、106、107、108は各々再生ヘッド
101〜104の再生信号を増幅するアンプ、609、
610はch1とch3の再生出力の一方を選択するた
めのSW回路、611、612は同様にch2とch4
の再生出力の一方を選択を行うためのSW回路、613
は各SW回路609、611の2出力から一方を選択す
るためのSW回路である。
【0054】614はSW回路613で選択された再生
信号からパイロットの周波数帯域を抜き出すためのバン
ドパスフィルタ(BPF)、615は抜き出した再生パ
イロットの再生ゲインを同一レベルに補正するためのイ
コライザ、616はテープの特性や記録電流のばらつき
等による再生パイロットレベルのばらつきを補正するた
めのAGC回路、617はf2とf1の再生パイロット
をDCレベルに変換検波し、検波出力を2入力として差
動増幅する検波増幅回路である。
【0055】618はドラム検出信号619(ドラムP
G)からヘッドSWパルス620(HSW)とサンプル
パルスA621とサンプルパルスB622とサンプルパ
ルスC623等の各タイミング信号を発生させること及
びATF回路624をコントロールするためのマイコン
(CPU)、619はドラムの回転により検出されるP
Gパルス、620はドラム回転に同期して各再生ヘッド
を選択するためのHSWパルス、621はドラム回転に
同期して、各再生ヘッドを選択するためのサンプルパル
スAである。622はドラム回転に同期して、検波増幅
回路617にAGCコントロールを行わせるため及びA
TF回路624にCPU618へ裏ロック判別を行うた
めの情報を送るように命令するためのサンプルパルスB
である。
【0056】623はドラム回転に同期して、ch2、
ch4ヘッドを選択するためのサンプルパルスCであ
る。624は検波増幅回路617の出力とCPU618
のコントロールによりATFエラー信号625を生成す
るATF回路、625はキャプスタンの回転速度を制御
してトラッキング制御を行うためのATFエラー信号で
ある。126はSW回路610、612の各選択信号か
ら主信号であるビデオ信号及びオーディオ信号を復調し
出力するための再生信号処理回路、127は再生して出
力されたビデオ信号、128は再生されたオーディオ信
号である。
【0057】629は検波増幅回路617の出力で、A
GCアンプ616のゲインをコントロールして再生パイ
ロットレベルを適正に制御するための信号である。
【0058】図7は図6の実施例で用いた各信号が通常
モードではどのようなタイミング信号となるかを示すた
めのタイミングチャートである。以下図6、図7に基づ
いて本実施例の回路動作を説明する。
【0059】再生時のトラッキングを制御するためのA
TFエラー信号を得るためには、図11に示したように
ch1とch3の再生信号をHSW70に同期してSW
して交互に用いるのが基本構成である。これに対し、本
実施例ではSW回路609、611を設けることによ
り、オーバーラップ部の再生信号もドラム回転に同期し
てBPF614へ導くことを可能としている。
【0060】図14、図16から明らかなように、ch
1とch3ヘッドのオーバーラップ部にはパイロット信
号が記録されているために、裏ロックを判別する上で非
常に有効である。本発明は、この点に着眼してなされた
ものであり、一方のペアヘッドが主信号記録部を再生し
ているとき、ほぼ同時にもう一方のペアヘッドでオーバ
ーラップ部を再生するように構成することで、主信号記
録部のパイロットクロストーク信号の検出に悪影響を与
えること無くメインパイロットの種類判別による裏ロッ
ク判別を行い、ATFエラーの論理を操作し、常に迅速
なトラッキング制御を可能としている。また同時にメイ
ンパイロットのレベルによるAGC回路を実現してい
る。
【0061】尚、図14、図16から明らかなように、
ch2とch4ヘッドのオーバーラップ部にはパイロッ
ト信号が記録信号に重畳されていないが、パイロットク
ロストークを得ることができる。このことを利用して、
図14のch11 、ch21ヘッドペアのように取付精
度の悪い場合でも、CPU618において主信号記録部
のクロストークとオーバーラップ部のクロストークとの
差分を演算して、ATF回路624にて生成するATF
エラー信号625に補正を加えることにより、図14の
ch12 、ch22 ヘッドペアのように、両ヘッドとも
に良好なトラッキング状態にすることが可能となる。
【0062】また、上記各実施例は2ヘッドペアによる
4ヘッドタイプのVTRを示したが、これに限らずNヘ
ッドペアによる記録または再生装置でNトラック周期毎
に主信号にパイロットを重畳しない方式のトラッキング
エラー検出方式の装置であれば本発明を適用することが
可能である。
【0063】さらに、本発明はディジタル記録を行う磁
気記録再生装置に用いても問題はない。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、裏ロックを検出したときトラッキング制御の論理を
反転するようにしたことにより、同一のパイロット検波
回路によってトラッキングエラー信号を得ると共に、メ
インパイロットの検出を行うことが可能となり、また、
裏ロックが発生しても引き続きそのトラックにおいて良
好なトラッキング制御を行うことができる効果がある。
【0065】また、第2の発明によれば、主信号記録領
域外から再生されたパイロット信号を用いて再生パイロ
ット信号の再生レベルを安定化するためのAGCコント
ロール信号を得るようにしたことにより、裏ロックが発
生しても速やかに正常ロックとすることができ、また、
ヘッドの取付精度によるヘッドトレース位置のずれをト
ラッキング制御によって補正することにより、組立コス
トを上げずに良好なトラック走査が可能となる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の各信号のタイミングチャートである。
【図3】図1の動作を示すフローチャートである。
【図4】正常ロックと裏ロックにおけるATFエラー信
号を示す特性図である。
【図5】他の動作を示すフローチャートである。
【図6】第2の発明の実施例を示すブロック図である。
【図7】図6の各部の信号のタイミングチャートであ
る。
【図8】第1の発明の実施例に用いられるヘッドの構成
図である。
【図9】磁気テープ上のトラックパターンを示す構成図
である。
【図10】ヘッドにより記録・再生されるパイロット信
号を示すタイミングチャートである。
【図11】従来のATF回路を示すブロック図である。
【図12】トラックずれとATFエラー信号を示す特性
図である。
【図13】第2の発明の実施例に用いられるヘッドの構
成図である。
【図14】磁気テープ上のトラックパターンを示す構成
図である。
【図15】パイロット信号を記録するための回路を示す
構成図である。
【図16】ヘッドにより記録・再生されるパイロット信
号を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
101〜104 再生ヘッド 109〜111 SW回路 112〜114 バンドパスフィルタ 115、116 検波回路 117 差動増幅器 118 反転アンプ 119 SW回路 120、121 S/H回路 122 インバータ 125 ATFエラー信号 131 裏ロック検出手段 132 EXOR回路 613 SW回路 614 バンドパスフィルタ 616 AGC回路 617 検波増幅回路 618 CPU 624 ATF回路 625 ATFエラー信号 629 AGCコントロール信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の回転ヘッドにより複数種類のパイ
    ロット信号が1種類づつN(N:1以上の整数)トラッ
    クおきに主信号に重畳されて記録されると共に、第2の
    回転ヘッドにより上記パイロット信号が重畳されていな
    いトラックに主信号のみが記録されている磁気記録媒体
    の再生時に用いられる上記第1,第2の回転ヘッドのト
    ラッキングを制御するトラッキング制御装置において、 上記第1の回転ヘッドの再生信号と上記第2の回転ヘッ
    ドの再生信号との一方を選択する選択手段と、 上記選択手段の出力信号に含まれている上記複数種のパ
    イロット信号の各再生レベルを検出する検出手段と、 上記検出手段の出力を比較する比較手段と、 上記選択手段が第2の回転ヘッドを選択している期間に
    おける上記比較手段の出力信号によってトラッキング制
    御信号を得ると共に上記選択手段が第1の回転ヘッドを
    選択している期間における上記比較手段の出力信号によ
    って第2の回転ヘッドが再生しているトラックに対する
    上記トラッキング制御信号の論理を反転させる制御手段
    とを設けたことを特徴とするトラッキング制御装置。
  2. 【請求項2】 第1の回転ヘッドにより複数種類のパイ
    ロット信号が1種類づつN(N:1以上の整数)トラッ
    クおきにそのトラックの主信号記録領域に重畳されて記
    録されると共に、第2の回転ヘッドにより上記パイロッ
    ト信号が重畳されていないトラックの上記主信号記録領
    域外にパイロット信号が記録されている磁気記録媒体の
    再生時に用いられる上記第1,第2の回転ヘッドのトラ
    ッキングを制御するトラッキング制御装置において、 上記第1の回転ヘッドの再生信号と上記第2の回転ヘッ
    ドの再生信号との一方を選択する選択手段と、 上記選択手段の出力信号に含まれている上記複数種のパ
    イロット信号の各再生レベルを検出する検出手段と、 上記検出手段の出力を比較する比較手段と、 上記選択手段が上記主信号記録領域にいる第2の回転ヘ
    ッドを選択している期間における上記比較手段の出力信
    号によってトラッキング制御信号を得る制御手段と、 上記選択手段が上記主信号記録領域外にいる第1の回転
    ヘッドを選択している期間における上記比較手段の出力
    信号によって、上記選択手段と比較手段との間の利得を
    制御する利得制御手段とを設けたことを特徴とするトラ
    ッキング制御装置。
JP5151437A 1993-05-28 1993-05-28 トラッキング制御装置 Pending JPH06338105A (ja)

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US08/749,622 US6005741A (en) 1993-05-28 1996-11-18 Reproducing apparatus using pilot signal crosstalk for tracking control and using pilot signals to eliminate a back lock condition

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