JPH07141726A - 記録再生装置 - Google Patents
記録再生装置Info
- Publication number
- JPH07141726A JPH07141726A JP5286744A JP28674493A JPH07141726A JP H07141726 A JPH07141726 A JP H07141726A JP 5286744 A JP5286744 A JP 5286744A JP 28674493 A JP28674493 A JP 28674493A JP H07141726 A JPH07141726 A JP H07141726A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- head
- reproduced
- reproduction
- pilot
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 デジタルVTRのスロー再生においても良好
なトラッキング制御を可能とすることを目的とする。 【構成】 複数個のヘッドから再生された信号を選択す
る手段と、選択された再生信号からトラッキング制御信
号を作る手段とを設けて構成し、スロー再生時でも良好
なトラッキング制御を実現することができるようにす
る。
なトラッキング制御を可能とすることを目的とする。 【構成】 複数個のヘッドから再生された信号を選択す
る手段と、選択された再生信号からトラッキング制御信
号を作る手段とを設けて構成し、スロー再生時でも良好
なトラッキング制御を実現することができるようにす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転ヘッドにより磁気テ
ープ上に記録形成された斜めトラックから情報信号を再
生する記録再生装置に関するものである。
ープ上に記録形成された斜めトラックから情報信号を再
生する記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭用VTRの再生トラッキング
方式としては、テープパスの一部に固定の磁気ヘッドを
設け、記録信号から分離したV周期信号をテープの長手
方向に記録する専用コントロールトラック方式(CTL
方式)と、主信号を記録再生する回転ヘッドにより主信
号を記録するトラックに主信号に重畳して比較的低周波
の4種類の周波数を持つパイロット信号を巡回して記録
する事により、再生時に主再生トラックの両隣接トラッ
クから再生されるクロストーク成分を比較してトラッキ
ングエラー信号(ATFエラー信号)を得る方式(4f
ATF方式)とが提案、実用されている。
方式としては、テープパスの一部に固定の磁気ヘッドを
設け、記録信号から分離したV周期信号をテープの長手
方向に記録する専用コントロールトラック方式(CTL
方式)と、主信号を記録再生する回転ヘッドにより主信
号を記録するトラックに主信号に重畳して比較的低周波
の4種類の周波数を持つパイロット信号を巡回して記録
する事により、再生時に主再生トラックの両隣接トラッ
クから再生されるクロストーク成分を比較してトラッキ
ングエラー信号(ATFエラー信号)を得る方式(4f
ATF方式)とが提案、実用されている。
【0003】近年家庭用VTRにおいても高画質化やデ
ジタル化の動きに伴い比較的多くの情報量を記録再生す
るために1フレームの画像信号を複数のトラックに分割
して記録するVTRも開発されて来ており、これに用い
るトラッキング方式も検討されている。
ジタル化の動きに伴い比較的多くの情報量を記録再生す
るために1フレームの画像信号を複数のトラックに分割
して記録するVTRも開発されて来ており、これに用い
るトラッキング方式も検討されている。
【0004】本発明は前述したCTL方式や4fATF
方式と異なり、2種類のパイロット信号を1トラックお
きに主信号に重畳して記録する2fATF方式を前提と
する。
方式と異なり、2種類のパイロット信号を1トラックお
きに主信号に重畳して記録する2fATF方式を前提と
する。
【0005】またスロー再生モードにおいては、テープ
の走行と停止を交互にくりかえす間欠スロー方式やスロ
ー速度でテープ走行させる方式等で行なわれている。
の走行と停止を交互にくりかえす間欠スロー方式やスロ
ー速度でテープ走行させる方式等で行なわれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の新
トラッキング方式はch1とch3ヘッドが再生するパ
イロット信号だけでトラッキングエラー信号を得ること
になり、記録時と同じ速度でテープ走行させる再生モー
ドでは毎トレース有効なトラッキングエラー信号が得ら
れるが、記録時より遅い速度でテープ走行させるスロー
再生モードでは有効なトラッキングエラー信号の得られ
るトレース回数が減少してトラッキング性能が悪化する
という欠点があった。
トラッキング方式はch1とch3ヘッドが再生するパ
イロット信号だけでトラッキングエラー信号を得ること
になり、記録時と同じ速度でテープ走行させる再生モー
ドでは毎トレース有効なトラッキングエラー信号が得ら
れるが、記録時より遅い速度でテープ走行させるスロー
再生モードでは有効なトラッキングエラー信号の得られ
るトレース回数が減少してトラッキング性能が悪化する
という欠点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明によれば
ATFエラーを検出するためのch1及びch3ヘッド
からの再生信号と、他のch2及びch4ヘッドからの
再生信号とをドラム回転に同期して選択するための選択
手段と選択された再生信号のパイロット周波数帯域にお
ける再生周波数特性を補正する手段と補正手段の出力信
号を増幅する増幅器と増幅器の出力信号から各パイロッ
ト周波数を抜き出すバンドパスフィルタ(BPF)と各
パイロット信号のBPFの出力信号を検波しDC信号に
変換する検波手段と各検波手段の出力信号を2入力とし
た作動増幅手段を設けることにより記録時より遅い速度
でテープ走行させるスロー再生モード時は前記選択手段
を切り換えてch2とch4ヘッドが再生するパイロッ
ト信号から得られるトラッキングエラー信号を利用する
ことでスロー再生モードでの有効なトラッキングエラー
信号の得られるトレース回数の減少を補正するようにし
たものである。
ATFエラーを検出するためのch1及びch3ヘッド
からの再生信号と、他のch2及びch4ヘッドからの
再生信号とをドラム回転に同期して選択するための選択
手段と選択された再生信号のパイロット周波数帯域にお
ける再生周波数特性を補正する手段と補正手段の出力信
号を増幅する増幅器と増幅器の出力信号から各パイロッ
ト周波数を抜き出すバンドパスフィルタ(BPF)と各
パイロット信号のBPFの出力信号を検波しDC信号に
変換する検波手段と各検波手段の出力信号を2入力とし
た作動増幅手段を設けることにより記録時より遅い速度
でテープ走行させるスロー再生モード時は前記選択手段
を切り換えてch2とch4ヘッドが再生するパイロッ
ト信号から得られるトラッキングエラー信号を利用する
ことでスロー再生モードでの有効なトラッキングエラー
信号の得られるトレース回数の減少を補正するようにし
たものである。
【0008】
【実施例】図1及び図2は本発明の実施例を示し、図1
はブロック図、図2は正方向1/2倍速でスロー再生を
行なったときのタイミング図である。
はブロック図、図2は正方向1/2倍速でスロー再生を
行なったときのタイミング図である。
【0009】図1において1は磁気テープ、2はキャプ
スタン、3はピンチローラー、4はヘリカルスキャンド
ラム、5はドラム上に設けられた複数のヘッド、6はド
ラムの回転位相を検知するPGセンサー、7は8のドラ
ムモーターの回転数を検知するFGセンサー、8はドラ
ムモーター、9はキャプスタンに結合されているキャプ
スタンモーター、10はキャプスタンモーターの回転を
検知するFGセンサー、11は8のドラムモーターの駆
動回路、12は9のキャプスタンモーターの駆動回路、
13は8のドラムモーターを制御するサーボ回路、14
はドラム回転に同期した各種タイミングパルスを発生す
るタイミングパルス発生回路、15は9のキャプスタン
モーターを制御するサーボ回路、23〜26は5の複数
ヘッドの再生アンプ、27と28は再生出力の選択を行
なうSW回路、29は記録変調された再生信号を復調す
る復調回路、30は時間軸、誤り訂正、伸張等の処理を
行ない、もとのビデオ信号処理回路、31は42のSW
回路で選択された再生信号からパイロット信号を抜き出
すためのバンドパスフィルタ(BPF)1、32は再生
パイロット信号を増幅するアンプ、33は再生パイロッ
ト信号からf2成分のみを抜き出すためのBPF2、3
4は再生パイロット信号からf1成分のみを抜き出すた
めのBPF3、35はf2成分をDCに変換する検波回
路、36はf1成分をDCに変換する検波回路、37は
両検波出力を入力とした作動増幅回路、38は反転回
路、39は37の作動増幅回路の出力と38の反転回路
の出力を切り換えるためのSW回路、40は39のSW
回路の出力信号をサンプルホールドするためのS/H回
路、41はインバータ回路、42は27と28のSW回
路で選択された再生出力の選択を行なうSW回路であ
る。
スタン、3はピンチローラー、4はヘリカルスキャンド
ラム、5はドラム上に設けられた複数のヘッド、6はド
ラムの回転位相を検知するPGセンサー、7は8のドラ
ムモーターの回転数を検知するFGセンサー、8はドラ
ムモーター、9はキャプスタンに結合されているキャプ
スタンモーター、10はキャプスタンモーターの回転を
検知するFGセンサー、11は8のドラムモーターの駆
動回路、12は9のキャプスタンモーターの駆動回路、
13は8のドラムモーターを制御するサーボ回路、14
はドラム回転に同期した各種タイミングパルスを発生す
るタイミングパルス発生回路、15は9のキャプスタン
モーターを制御するサーボ回路、23〜26は5の複数
ヘッドの再生アンプ、27と28は再生出力の選択を行
なうSW回路、29は記録変調された再生信号を復調す
る復調回路、30は時間軸、誤り訂正、伸張等の処理を
行ない、もとのビデオ信号処理回路、31は42のSW
回路で選択された再生信号からパイロット信号を抜き出
すためのバンドパスフィルタ(BPF)1、32は再生
パイロット信号を増幅するアンプ、33は再生パイロッ
ト信号からf2成分のみを抜き出すためのBPF2、3
4は再生パイロット信号からf1成分のみを抜き出すた
めのBPF3、35はf2成分をDCに変換する検波回
路、36はf1成分をDCに変換する検波回路、37は
両検波出力を入力とした作動増幅回路、38は反転回
路、39は37の作動増幅回路の出力と38の反転回路
の出力を切り換えるためのSW回路、40は39のSW
回路の出力信号をサンプルホールドするためのS/H回
路、41はインバータ回路、42は27と28のSW回
路で選択された再生出力の選択を行なうSW回路であ
る。
【0010】図2において101はドラム回転に同期し
て各再生ヘッドを選択するためのヘッドスイッチング
(HSW)パルス、102はch1ヘッドから再生され
た主信号及びパイロット信号である再生信号1、103
はch2ヘッドから再生された主信号及びパイロット信
号である再生信号2、104はch3ヘッドから再生さ
れた主信号及びパイロット信号である再生信号3、10
5はch4ヘッドから再生された主信号及びパイロット
信号である再生信号4、106はch1及びch3、c
h2及びch4ヘッドから再生されたパイロット信号を
選択し処理して得られたトラッキングエラー信号、10
7はトラッキングエラー信号をサンプリングするための
ADタイミング、108はch1及びch3ヘッドから
再生されたパイロット信号を選択し処理して得られたト
ラッキングエラー信号、109はch2及びch4ヘッ
ドから再生されたパイロット信号を選択し処理して得ら
れたトラッキングエラー信号である。
て各再生ヘッドを選択するためのヘッドスイッチング
(HSW)パルス、102はch1ヘッドから再生され
た主信号及びパイロット信号である再生信号1、103
はch2ヘッドから再生された主信号及びパイロット信
号である再生信号2、104はch3ヘッドから再生さ
れた主信号及びパイロット信号である再生信号3、10
5はch4ヘッドから再生された主信号及びパイロット
信号である再生信号4、106はch1及びch3、c
h2及びch4ヘッドから再生されたパイロット信号を
選択し処理して得られたトラッキングエラー信号、10
7はトラッキングエラー信号をサンプリングするための
ADタイミング、108はch1及びch3ヘッドから
再生されたパイロット信号を選択し処理して得られたト
ラッキングエラー信号、109はch2及びch4ヘッ
ドから再生されたパイロット信号を選択し処理して得ら
れたトラッキングエラー信号である。
【0011】図3は本発明のヘッド構成を示し、(イ)
は回転ドラムを上から見た図である。1はテープ、4は
回転ドラム、51は+アジマスのch1ヘッド、52は
−アジマスのch2ヘッド、53は+アジマスのch3
ヘッド、54は−アジマスのch4ヘッドである。
(ロ)は各ヘッドの取付け高さを説明するためのドラム
回転によって見えるヘッドの正面から見た図である。各
ヘッドch1、ch2とch3、ch4はペアとなって
近接して配置され、各ペアはドラムの180°対向に置
かれている。同図からわかるようにch2、ch4はc
h1、ch3に対し距離hだけ上側にオフセットされて
おり、このhは1ラックピッチに相当している。この構
成により、ドラム半回転ごとに2本のトラックを同時に
記録または再生する事が可能であり、多くの情報量に対
応できる。
は回転ドラムを上から見た図である。1はテープ、4は
回転ドラム、51は+アジマスのch1ヘッド、52は
−アジマスのch2ヘッド、53は+アジマスのch3
ヘッド、54は−アジマスのch4ヘッドである。
(ロ)は各ヘッドの取付け高さを説明するためのドラム
回転によって見えるヘッドの正面から見た図である。各
ヘッドch1、ch2とch3、ch4はペアとなって
近接して配置され、各ペアはドラムの180°対向に置
かれている。同図からわかるようにch2、ch4はc
h1、ch3に対し距離hだけ上側にオフセットされて
おり、このhは1ラックピッチに相当している。この構
成により、ドラム半回転ごとに2本のトラックを同時に
記録または再生する事が可能であり、多くの情報量に対
応できる。
【0012】図4は本発明の記録トラックパターンを示
し、51は+アジマスのch1ヘッド、52は−アジマ
スのch2ヘッド、55はトラックで55aと55cの
トラックにはパイロット信号はなく55aのトラックに
はf1に相当するパイロット信号、55dのトラックに
はf2に相当するパイロット信号が重畳されている。
し、51は+アジマスのch1ヘッド、52は−アジマ
スのch2ヘッド、55はトラックで55aと55cの
トラックにはパイロット信号はなく55aのトラックに
はf1に相当するパイロット信号、55dのトラックに
はf2に相当するパイロット信号が重畳されている。
【0013】図5及び図6は従来例でのタイミング図を
示し図5は再生(1倍速)、図5は正方向1/2倍速で
スロー再生を行なった図である。101〜107は図2
と同じである。
示し図5は再生(1倍速)、図5は正方向1/2倍速で
スロー再生を行なった図である。101〜107は図2
と同じである。
【0014】図5の再生(1倍速)では102のch1
ヘッドから再生されたパイロット信号と104のch3
ヘッドから再生されたパイロット信号から有効なトラッ
キングエラー信号が毎トレース得られる。
ヘッドから再生されたパイロット信号と104のch3
ヘッドから再生されたパイロット信号から有効なトラッ
キングエラー信号が毎トレース得られる。
【0015】図6の正方向1/2倍速でも図5の再生と
同様にトラッキングエラー信号が得られるが104のc
h3ヘッドから再生されたパイロット信号はオフトラッ
クした状態のパイロット信号で使用できない。結果的に
102のch1ヘッドから再生されたパイロット信号の
みが有効なトラッキングエラー信号となり1トレースお
きに得られ、再生より半減したことになる。
同様にトラッキングエラー信号が得られるが104のc
h3ヘッドから再生されたパイロット信号はオフトラッ
クした状態のパイロット信号で使用できない。結果的に
102のch1ヘッドから再生されたパイロット信号の
みが有効なトラッキングエラー信号となり1トレースお
きに得られ、再生より半減したことになる。
【0016】図1及び図2を用いて本発明を説明する。
【0017】図1の1のテープ上に図4の様に記録され
た信号は5の複数のヘッドより再生された23から26
の再生アンプにて増幅されて再生信号となる。23から
はch1ヘッド、24からはch3ヘッド、25からは
ch2ヘッド、26からはch4ヘッドの信号が再生さ
れる。
た信号は5の複数のヘッドより再生された23から26
の再生アンプにて増幅されて再生信号となる。23から
はch1ヘッド、24からはch3ヘッド、25からは
ch2ヘッド、26からはch4ヘッドの信号が再生さ
れる。
【0018】再生信号は27のSW回路でch1からc
h3ヘッド出力が選択され28のSW回路でch2かc
h4ヘッド出力が選択される。選択された信号はATF
系と信号処理系に分かれ、信号処理系では29の復調回
路において復調され、30の信号処理回路で時間軸、誤
り訂正、伸張等の処理を行ないもとのビデオ信号及びオ
ーディオ信号になるようにアナログ変換して外部に出力
する。
h3ヘッド出力が選択され28のSW回路でch2かc
h4ヘッド出力が選択される。選択された信号はATF
系と信号処理系に分かれ、信号処理系では29の復調回
路において復調され、30の信号処理回路で時間軸、誤
り訂正、伸張等の処理を行ないもとのビデオ信号及びオ
ーディオ信号になるようにアナログ変換して外部に出力
する。
【0019】ATF系では42のSW回路でch1及び
ch3ヘッド出力かch2及びch4ヘッド出力が選択
され31のBPF1においてパイロット信号が抜き出さ
れる。パイロット信号は32のアンプにて増幅されて、
33のBPF2においてf2の成分に34のBPF3に
おいてf1の成分に抜き出され35と36の検波回路に
て検波信号となる。
ch3ヘッド出力かch2及びch4ヘッド出力が選択
され31のBPF1においてパイロット信号が抜き出さ
れる。パイロット信号は32のアンプにて増幅されて、
33のBPF2においてf2の成分に34のBPF3に
おいてf1の成分に抜き出され35と36の検波回路に
て検波信号となる。
【0020】検波信号は37の作動増幅器においてf1
の検波信号とf2の検波信号のレベル差であるトラッキ
ングエラー信号となって出力される。
の検波信号とf2の検波信号のレベル差であるトラッキ
ングエラー信号となって出力される。
【0021】正方向1/2倍速で図2の102のch1
ヘッドから再生されたパイロット信号からは正しいトラ
ッキングエラー信号が得られるが、104のch3ヘッ
ドから再生されたパイロット信号から得られたトラッキ
ングエラー信号はオフトラックした状態の信号であり、
結果的に有効なトラッキングエラー信号は1トレースお
きに得られることになる。逆にch2及びch4ヘッド
でトラッキングした場合は103のch2ヘッドから再
生されたパイロット信号からはオフトラックした状態の
トラッキングエラー信号、105のch4ヘッドから再
生されたパイロット信号からは正しいトラッキングエラ
ー信号が得られている。
ヘッドから再生されたパイロット信号からは正しいトラ
ッキングエラー信号が得られるが、104のch3ヘッ
ドから再生されたパイロット信号から得られたトラッキ
ングエラー信号はオフトラックした状態の信号であり、
結果的に有効なトラッキングエラー信号は1トレースお
きに得られることになる。逆にch2及びch4ヘッド
でトラッキングした場合は103のch2ヘッドから再
生されたパイロット信号からはオフトラックした状態の
トラッキングエラー信号、105のch4ヘッドから再
生されたパイロット信号からは正しいトラッキングエラ
ー信号が得られている。
【0022】この本発明の実施例では正方向1/2倍速
のときch1、ch2ヘッドペアがトラッキングしてい
るときはch1ヘッドから再生されるパイロット信号を
ch3、ch4ヘッドペアがトラッキングしているとき
はch4ヘッドから再生されるパイロット信号を選択す
ることにより、有効なトラッキングエラー信号が再生時
と同じ毎トレース得られるようになり正方向1/2倍速
でスロー再生を行なう時でも良好なトラッキング制御が
可能になった。
のときch1、ch2ヘッドペアがトラッキングしてい
るときはch1ヘッドから再生されるパイロット信号を
ch3、ch4ヘッドペアがトラッキングしているとき
はch4ヘッドから再生されるパイロット信号を選択す
ることにより、有効なトラッキングエラー信号が再生時
と同じ毎トレース得られるようになり正方向1/2倍速
でスロー再生を行なう時でも良好なトラッキング制御が
可能になった。
【0023】(他の実施例)本実施例では、2ヘッドペ
アによる4ヘッドタイプのUTRを示したが、これに限
らずNヘッドペアによる記録/再生装置でMトラック周
期で主信号にパイロットを重畳しない方式のトラッキン
グエラー検出方式の装置であれば本発明を導入する事は
可能である。
アによる4ヘッドタイプのUTRを示したが、これに限
らずNヘッドペアによる記録/再生装置でMトラック周
期で主信号にパイロットを重畳しない方式のトラッキン
グエラー検出方式の装置であれば本発明を導入する事は
可能である。
【0024】また、基本的にヘッド構成のいかんにかか
わらず所定数のトラック周期で主信号にパイロットを重
畳しないパイロット記録方式でパイロットの重畳されて
いないトラックを走査するヘッドの再生信号からトラッ
キングエラー信号を得る再生装置であれば、本発明の導
入は可能である。また本実施例で示したサンプルホール
ド回路はA/D変換に置き換えて用いる事も可能であ
る。
わらず所定数のトラック周期で主信号にパイロットを重
畳しないパイロット記録方式でパイロットの重畳されて
いないトラックを走査するヘッドの再生信号からトラッ
キングエラー信号を得る再生装置であれば、本発明の導
入は可能である。また本実施例で示したサンプルホール
ド回路はA/D変換に置き換えて用いる事も可能であ
る。
【0025】また、ディジタル記録を行なう磁気記録再
生装置でも問題ない。
生装置でも問題ない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように記録時より遅い速度
でテープ走行させるスロー再生モードにおいてすべての
ヘッドで再生されるパイロット信号から有効なものを選
択しトラッキングエラー信号を得ることにより良好なト
ラッキング制御が可能になる。
でテープ走行させるスロー再生モードにおいてすべての
ヘッドで再生されるパイロット信号から有効なものを選
択しトラッキングエラー信号を得ることにより良好なト
ラッキング制御が可能になる。
【図1】本発明を実施した手段のブロック図
【図2】本発明を実施した手段の各信号のタイミング図
【図3】実施例に用いた装置のヘッド構成を表す図
【図4】実施例に用いたトラックパターン図
【図5】従来例での再生時における各信号のタイミング
図
図
【図6】従来例での正方向1/2倍速でスロー再生にお
ける各信号のタイミング図
ける各信号のタイミング図
13 ドラムサーボ 14 タイミングパルス発生回路 15 キャプスタンサーボ 27、28、39、42 SW回路 31、33、34 バンドパスフィルタ 35、36 検波回路 37 作動増幅回路 51、52、53、54 ヘッド 55a、55b、55c、55d トラック
Claims (1)
- 【請求項1】 記録時に回転ドラムの回転に同期して、
再生時のトラッキング制御信号を得るための複数種のパ
イロット信号をNトラックおき(Nは1以上の整数)に
主信号に重畳する記録再生装置において、 主信号にパイロット信号が重畳されていないトラックを
再生する第1のヘッドの再生信号と主信号にパイロット
が重畳されているトラックを再生する第2のヘッドの再
生信号の選択手段と、 前記選択手段の出力信号に含まれている前記複数種のパ
イロット信号の各再生レベルを検出する検出手段と前記
検出手段の出力を比較する比較手段を備え、 記録時より遅い速度で再生するときは前記選択手段によ
り第1のヘッドと第2のヘッドを切り換えて前記比較手
段の出力信号によってトラッキング制御信号を得ること
を特徴とする記録再生装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5286744A JPH07141726A (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | 記録再生装置 |
US08/924,491 US5978171A (en) | 1993-11-16 | 1997-08-27 | Information signal reproducing apparatus with diverse mode tracking control |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5286744A JPH07141726A (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | 記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07141726A true JPH07141726A (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=17708471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5286744A Withdrawn JPH07141726A (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | 記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07141726A (ja) |
-
1993
- 1993-11-16 JP JP5286744A patent/JPH07141726A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010130 |