JPH06337972A - ベルト歯数測定装置 - Google Patents

ベルト歯数測定装置

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JPH06337972A
JPH06337972A JP12686193A JP12686193A JPH06337972A JP H06337972 A JPH06337972 A JP H06337972A JP 12686193 A JP12686193 A JP 12686193A JP 12686193 A JP12686193 A JP 12686193A JP H06337972 A JPH06337972 A JP H06337972A
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JP
Japan
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belt
teeth
tooth
counter
sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP12686193A
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English (en)
Inventor
Kiyoomi Tanaka
清臣 田中
Shuichiro Hayashi
修一郎 林
Kazuya Okubo
和也 大窪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitta Corp
Original Assignee
Nitta Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品を交換することなく、全ての種類の歯付
ベルトの歯数を容易に測定できるベルト歯数測定装置を
提供すること。 【構成】 歯付ベルトBを長さ方向に移動せしめる移動
手段Tと、移動せしめられている状態の歯付ベルトBの
歯部形成域の特定位置にベルト側方から投光し、歯の
「有」「無」のうち「有」状態を検出したときに出力す
る光センサー5と、前記光センサー5により検出した歯
の「有」状態の数を累積するカウンター6とを有するも
のとしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は歯付ベルトの歯数を測
定する装置(この明細書ではこの装置をベルト歯数測定
装置という)に関する。
【0002】
【従来の技術】ベルト歯数測定装置としては、特開平4
−71832に開示されている。この装置は、図4に示
すように、一定の歯数を有する歯付プーリ20と、前記
歯付プーリ20と一体的に回転し、且つ歯付プーリ20
の歯20aと同一放射線上部に円形孔22を有する回転
部材21と、前記回転部材21の円形孔22の「有」状
態を検出する近接センサー25と、前記近接センサー2
5によって検出された「有」状態の数を累積するカウン
ター26から成る。
【0003】この装置を使用する際には、同図に示す如
く歯付プーリ20に測定される歯付ベルトBを歯合させ
る態様で巻き付け、歯付プーリ20及び回転部材21を
一体回転させる。すると、歯付プーリ20の歯数と対応
する円形孔22の「有」状態を近接センサー25が検出
し、この「有」状態の検出数をカウンター26が累積す
る。
【0004】この装置では、歯付プーリ20の歯数と回
転部材21に設けられている円形孔22の数が同数であ
り且つ同一放射線上にあるものとしてあるから、カウン
ター26によって累積された円形孔22の数により、歯
付ベルトBの歯数を知ることができる。しかしながら、
この装置では歯付ベルトBを、歯付プーリ20に歯合さ
せる態様で歯数測定を行う形式を採っているから、歯付
ベルトBの歯形や歯相互間ピッチが異なる場合には、そ
の都度、歯付ベルトBと対応する歯付プーリ20に換え
なければならない。
【0005】即ち、歯付ベルトBには多くの種類がある
ことから、この装置の場合には、これと対応する多くの
歯付プーリ20(交換部品)が必要となるという問題が
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、部品を交換することなく、歯付ベルトの歯数を容易
に測定できるベルト歯数測定装置を提供することを課題
とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】この発明のベルト歯数測定
装置は、歯付ベルトBを長さ方向に移動せしめる移動手
段Tと、移動せしめられている状態の歯付ベルトBの歯
部形成域の特定位置にベルト側方から投光し、歯の
「有」「無」のうち「有」状態を検出したときに出力す
る光センサー5と、前記光センサー5により検出した歯
の「有」状態の数を累積するカウンター6とを有するも
のとしている。
【0008】
【作用】この発明は次のように作用する。この歯数測定
装置を使用する場合には、先ず、移動手段T、光センサ
ー5及びカウンター6を作動状態にする。すると、歯付
ベルトBは長さ方向に移動せしめられ、歯付ベルトBの
歯部形成域に配列された歯及び歯相互間に順次、光セン
サー5から投光される。そして、上記光センサー5は歯
の「有」状態を検出し、この検出数をカウンター6が累
積する。
【0009】したがって、このカウンター6が累積した
数値をみることにより、歯付ベルトBの歯数を知ること
ができる。このように、この装置は移動している歯付ベ
ルトBの歯数を直接光センサー5により検出し、この検
出した数をカウンター6で累積するものであるから、従
来の技術の欄に記載した装置の如く、搬送用ベルトBの
歯形や歯相互間ピッチと対応する多数の歯付プーリ(部
品)は不要になる。
【0010】
【実施例】この発明の構成を実施例として示した図面に
従って説明する。この実施例のベルト歯数測定装置は、
図1や図2に示すように、ベルトコンベア1(手段の欄
に記載された移動手段Tと対応する)と、押え板2と、
支持板3と、光センサー5と、カウンター6と、マーキ
ング装置7とから構成されている。
【0011】ベルトコンベア1は、基本的には図1に示
すように、一対のプーリ10,10相互間に搬送用ベル
ト11を張設して成るもので、一方のプーリ10をモー
タMにより回転駆動する構成としてある。尚、この実施
例では、前記搬送用ベルト11の搬送面が水平状態とな
るように設定している。押え板2は、図示しないシリン
ダー等により少量上下動できるようにしてあり、図1や
図2に示すように、金属製の基板20の下面に摩擦係数
の小さい合成樹脂板21を張設して構成してある。
【0012】支持板3は、同図に示すように、金属製の
基板30の上面に摩擦係数の小さい合成樹脂板31を張
設して成るもので、上記搬送用ベルト11の往路・復路
相互間に配設してあると共にコンベアを支える架台(図
示せず)に固定してある。光センサー5は公知のものが
採用されており、これからの投光は図1に示すように、
上記押え板2と支持板3相互間における搬送用ベルト1
1よりも僅かに上方となるよう位置に設定してある。即
ち、前記投光位置は、搬送用ベルト11上に載置された
測定用の歯付ベルBの歯先部分となるように設定してあ
る。尚、この装置では、光センサー5が歯の「有」状態
を検出する毎に、カウンター6に出力するようにしてあ
る。
【0013】カウンター6についても公知のものが採用
されており、光センサー5が歯の「有」状態を検出した
数を累積するようにしてある。マーキング装置7は、図
1に示すように、上下動可能なマーキング棒70を有す
るもので、その最下位置において搬送用ベルト11上に
載置された歯付ベルトBの背面に印を付け得る構成とし
てある。
【0014】尚、この装置では、上記カウンター6の累
積した数が所定に達したとき、上記したモータM及びマ
ーキング装置7に出力し、モータMを停止させると共に
マーキング装置7のマーキング棒70を降下するように
している。この装置は上記構成としてあるから、以下の
ようにすれば歯付ベルトBの歯数を測定できる。
【0015】先ず、押え板2を少し上昇させて、これと
支持板3との間に歯付ベルトBを挿入し、その後、押え
板2を歯付ベルトBの背面に接触するまで降下させ、図
3に示す如く少なくともこの部分における歯付ベルトB
の歯先部を搬送用ベルト11の上面に当接させるように
する。次に、モータM、光センサー5、カウンター6、
マーキング装置7をそれぞれ出力状態にする。
【0016】すると、ベルトコンベア1は駆動状態とな
り、これに伴って歯付ベルトBは移動を開始する。尚、
押え板2の下面及び支持板3の上面はそれぞれ合成樹脂
により構成してあるから、歯付ベルトBは円滑に移動す
る。ここで、光センサー5は投射した光により歯の
「有」状態を順次検出し、カウンター6は前記検出数を
累積していく。
【0017】そして、カウンター6の累積数が設定した
数に達するとカウンター6が出力し、この出力により上
述した如くベルトコンベア1が停止状態になると共にマ
ーキング装置7が降下して歯付ベルトBの背面に印を付
ける。したがって、作業者がマーキング位置で切断する
ようにすれば、所定の歯数を有する長さのベルトを効率
良く製作することができる。
【0018】尚、上記実施例では歯付ベルトBを直線状
態にし、その歯を光センサー5で検出するようにした
が、このような態様に限定されるものではなく、曲面部
を有する基台上を沿わすようにして歯付ベルトBを移動
させ、光センサー5の投光位置を前記曲面部よりも僅か
に上方とする態様としてもよい。要するに、光センサー
5の投光位置に歯付ベルトBの全ての歯が通過するよう
にすればよいのである。したがって、移動手段Tとして
もベルトコンベアに限定されることなく他の装置も利用
できる。
【0019】
【発明の効果】作用の欄に記載した内容から、部品を交
換することなく、歯付ベルトの歯数を容易に測定できる
ベルト歯数測定装置を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1のベルト歯数測定装置の斜
視図。
【図2】前記ベルト歯数測定装置の側面図。
【図3】ベルトコンベアの搬送面に載置された歯付ベル
トと、押え板と、支持板との関係を示した図。
【図4】従来例のベルト歯数測定装置の説明図。
【符号の説明】
B 歯付ベルト T 移動手段 1 ベルトコンベア 3 押え板 4 支持板 5 光センサー 6 カウンター 7 マーキング装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯付ベルト(B)を長さ方向に移動せし
    める移動手段(T)と、移動せしめられている状態の歯
    付ベルト(B)の歯部形成域の特定位置にベルト側方か
    ら投光し、歯の「有」「無」のうち「有」状態を検出す
    る光センサー(5)と、前記光センサー(5)により検
    出した歯の「有」状態の数を累積するカウンター(6)
    とを有することを特徴とするベルト歯数測定装置。
  2. 【請求項2】 カウンター(6)が累積した数値が、所
    定の数に達したときに、歯数ベルト(B)に印を付ける
    マーキング装置(7)を具備させたことを特徴とする請
    求項1記載のベルト歯数測定装置。
  3. 【請求項3】 カウンター(6)が累積した数値が、所
    定の数に達したときに、上記移動手段(T)が停止する
    ようにしてある請求項1又は2記載のベルト歯数測定装
    置。
JP12686193A 1993-05-28 1993-05-28 ベルト歯数測定装置 Pending JPH06337972A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002166482A (ja) * 2000-11-30 2002-06-11 Mitsuboshi Belting Ltd 長尺無端歯付ベルトの製造装置及び歯数計数方法
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CN109520460A (zh) * 2018-12-25 2019-03-26 德恩科电机(太仓)有限公司 一种行星齿轮齿数检测机
US10689231B2 (en) 2018-05-16 2020-06-23 Otis Elevator Company Belt safety device and people conveyor with a belt safety device

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