JPH11228064A - 乗客コンベアのチェーンのたるみ量計測装置 - Google Patents

乗客コンベアのチェーンのたるみ量計測装置

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Publication number
JPH11228064A
JPH11228064A JP3485298A JP3485298A JPH11228064A JP H11228064 A JPH11228064 A JP H11228064A JP 3485298 A JP3485298 A JP 3485298A JP 3485298 A JP3485298 A JP 3485298A JP H11228064 A JPH11228064 A JP H11228064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chain
slack
sprocket
passenger conveyor
tension
Prior art date
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Pending
Application number
JP3485298A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Nishimoto
正昭 西本
Yuji Tanida
雄二 谷田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority to JP3485298A priority Critical patent/JPH11228064A/ja
Publication of JPH11228064A publication Critical patent/JPH11228064A/ja
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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも駆動チェーンのたるみ寸法を簡単
かつ正確に計測する乗客コンベアのチェーンのたるみ量
計測装置の提供。 【解決手段】 チェーン11、12、13に当接する摺
動子16Aを有するたるみ量検出子16、可撓性チュー
ブ17A、チューブ17A内に挿通され、一端に摺動子
16Aが固定されたワイヤー17Bからなるワイヤーレ
リーズ手段17、ワイヤー17Bの他端に取付けられた
表示針兼取手19A、目盛19Bからなるたるみ寸法表
示部を備え、たとえば機械室でチェーン11、12、1
3のたるみ寸法を計測できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エスカレータ、移
動する道路等の乗客コンベアのチェーンのたるみ量計測
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、特開平3
−102093号公報に記載されているように、可動枠
に設けられた複数の駆動ローラ、前記可動枠を案内する
案内装置、前記駆動ローラに対応しハンドレールを挾持
するよう配置された従動ローラ、前記従動ローラをフレ
ーム本体枠に固定する固定支持枠、駆動源からの動力を
受けるスプロケット、前記スプロケットと前記駆動ロー
ラに固定されたスプロケットの間に巻掛けられたチェー
ンにより構成され、前記動力を受けるスプロケットが前
記駆動ローラの下方に設けられた乗客コンベアにおい
て、前記可動枠に取り付けられる支持体と、この支持体
によりバネを介して弾性的に前記チェーンに当接するよ
うに支持されて摺動する摺動子と、この摺動子の変位を
検出する検知装置を設けた構成のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のも
のは、検知スイッチが狭い場所に設けられているため、
検知スイッチの動作点の調整すなわち検知スイッチの固
定位置の調整がやり難いとともに、チェーンのたるみ寸
法を計測することはできない。
【0004】本発明の目的は、乗客コンベアにおけるチ
ェーンのたるみ寸法を簡単に計測できるようにする乗客
コンベアにおけるチェーンのたるみ量計測装置を提供す
ることにある。
【0005】本発明の他の目的は、乗客コンベアにおけ
るチェーンのたるみ寸法を正確に計測できるようにする
乗客コンベアにおけるチェーンのたるみ量計測装置を提
供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、たるみ量検出子の位
置調整をその都度行なう必要のない乗客コンベアにおけ
るチェーンのたるみ量計測装置を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、該当する箇所の回り
を分解することなく乗客コンベアにおけるチェーンのた
るみ寸法を計測することのできる乗客コンベアのチェー
ンのたるみ量計測装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の各目的は、可動枠
に支持された複数の駆動ローラ、可動枠の移動を規制す
る案内部材、前記駆動ローラに対向して配置され、駆動
ローラとの間にハンドレールを挾持する従動ローラ、各
従動ローラをフレーム本体枠に固定する固定支持枠、駆
動源からの回転動力を受けるテンションスプロケット、
前記駆動ローラに固定された駆動ローラスプロケットと
前記テンションスプロケットとの間に巻掛けられた駆動
チェーン、カウンターシャフトスプロケット、ターミナ
ルギヤスプロケット、前記テンションスプロケットとカ
ウンターシャフトスプロケットとの間に巻掛けられたテ
ンションチェーン、カウンターシャフトスプロケットと
ターミナルギヤスプロケットとの間に巻掛けられたテン
ションチェーン、カウンターシャフトスプロケットとタ
ーミナルギヤスプロケットとの間に巻掛けられたメイン
チェーンを備えた乗客コンベアのチェーンのたるみ量計
測装置において、前記チェーンに対向して設けられた支
持体と、この支持体にチェーンと交差する方向に移動自
在に支持され、一端部が前記チェーンに当接されるたる
み量検出子と前記たるみ量検出子の他端側に一端側が接
続されたワイヤーレリーズ手段と、このワイヤーレリー
ズ手段の他端側に設けられたたるみ寸法表示部とを備
え、前記たるみ量検出子の動きをワイヤーレリーズ手段
を介してたるみ寸法表示するように構成することにより
達成される。
【0009】上記のように、チェーンに当接されるたる
み量検出子の動きを表示するたるみ寸法表示部を計測対
象となるチェーンから離れた場所、たとえば機械室とし
たので計測対象となる箇所の周囲を分解することなくた
るみ量寸法を計測することができる。また、たるみ寸法
の計測時乗客コンベアを上昇運転と下降運転とを行なう
ようにしているのでチェーンのたるみ量検出子が当接し
ているサイドが張り側となったときとゆるみ側となった
ときの寸法差をたるみ量検出子により捕えることができ
正確なたるみ寸法を計測することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1〜図3により説明する。
【0011】重量コンベアにおけるハンドレール駆動装
置は図2に示すように、可動枠1に回転可能に取付けら
れた複数個の駆動ローラ2、これらの各駆動ローラ2に
対向して配置され、本体枠に固定されている固定支持枠
3に回転可能に取付けられた従動ローラ4、前記可動枠
1のガイドであって、ハンドレール10の走行方向(矢
印A)への移動を阻止し、走行方向に対して直交する方
向の移動だけ許容する案内手段5、本体枠に支持された
テンション調整用アイドルスプロケット6、可動枠1の
反駆動ローラ側の位置に支持されているテンション調整
用アイドルスプロケット7、本体枠8に回転可能に取付
けられたカウンターシャフトスプロケット9、各駆動ロ
ーラ4に固定されているスプロケット4A、両テンショ
ン調整用アイドルスプロケット6、7間に巻き掛けられ
た駆動チェーン11、スプロケット7とカウンターシャ
フトスプロケット9との間に巻き掛けられたテンション
チェーン12、カウンターシャフトスプロケット9とタ
ーミナルギヤスプロケット(図示せず)との間に巻き掛
けられたメインチェーン13を備えている。尚、符号1
4はジャッキボルトであり固定支持枠3、テンション調
整用アイドルスプロケット7の相対位置を調整するため
のものである。
【0012】たるみ量計測装置は、本体枠8に固定され
た支持体15この支持体15に出入り自在に支持され、
端部に摺動子16Aを有するたるみ量検出子16、この
検出子16に一端が接続された可撓性のワイヤーレリー
ズ手段17とこのワイヤーレリーズ手段17の他端に配
置されたたるみ寸法表示部18とを備えている。ワイヤ
ーレリーズ手段17はたわみ自在なチューブ17Aと、
チューブ17内に挿通されたワイヤー17Bとからな
る。この実施形態においては、ワイヤー17Bの端部に
直接摺動子16が固定され、チューブ17Aの端部が支
持体15に固定されている。そして摺動子16は、各チ
ェーン11、12、13の走行方向と直交する方向に進
退できるようになっている。ワイヤーレリーズ手段17
は、他の部品とくに可動部品の邪魔にならないようにし
ながら機械室まで這わせ、要所を本体枠に固定する。ワ
イヤーレリーズ手段17の他端部は、機械室内に位置し
ており、そのチューブ17Aの端部が静止部材18に固
定されている。ワイヤー17Bの端部はチューブ17A
より飛び出しており、その端部に表示針兼取手19Aが
取付けられている。また符号19Bはたるみ寸法計測用
の目盛である。符号20は、圧縮バネであり、摺動子1
6Aにチェーン11、12、13に当接する方向の力を
付与するものである。
【0013】次にチェーン11のたるみ寸法計測要領を
説明する。チェーン11のたるみ量検出子16の摺動子
16Aが当接しているサイドが上昇運転時張り側にな
り、下降運転時ゆるみ側となるものとして説明する。先
ず、乗客コンベアを上昇運転し、このときの表示針19
Aの位置を目盛19Bから読む。次に下降運転する。そ
うすると圧縮バネ20によりチェーン11がゆるむのに
対応してチェーン11に当接した状態で摺動子16Aが
進出する。これによりワイヤー17Bは引っ張られ、摺
動子16Aの移動量と同一寸法だけ表示針19Aが移動
する。このときの表示針19Aの位置を目盛19Bから
読みとる。たるみ量の寸法は上昇運転時に読みとった目
盛値と下降運転時に読みとった目盛値との差となる。尚
たるみ寸法の計測終了後、表示針兼取手19Aを引き出
した状態で静止部に係止し摺動子16Aがチェーン11
から離れた状態としておけば、チェーン11と摺動子1
6Aとを非接触状態とし、接触による悪影響たとえば摩
耗を抑制できる。チェーン11について説明したが、チ
ェーン12、13についても同様な操作によりたるみ寸
法を計測できる。尚たるみ量計測装置は、各チェーン1
1、12、13のすべてについてそれぞれ設置してもよ
いが、これらの何れか1つまたは2つに設置してもよ
い。とくに、たるみ量の管理が不可欠な駆動チェーン1
1に対してたるみ量計測装置を設置するのが効果的であ
る。
【0014】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、次
のような効果がある。
【0015】(1)チェーンのたるみ寸法を簡単に計測
することができる。
【0016】(2)チェーンのたるみ寸法を正確に計測
することができる。
【0017】(3)チェーンの周囲を分解することなく
チェーンのたるみ寸法を計測することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の主要部の断面図である。
【図2】本発明によるたるみ量計測装置を装備したハン
ドレール駆動装置部分の正面図である。
【図3】図2の側面図である。
【符号の説明】
11、12、13 チェーン 15 支持体 16 たるみ量検出子 17 ワイヤーレリーズ手段 18 機械室内の静止部 19 表示針兼取手 20 圧縮バネ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動枠に支持された複数の駆動ローラ、
    可動枠の移動を規制する案内部材、前記駆動ローラに対
    向して配置され、駆動ローラとの間にハンドレールを挾
    持する従動ローラ、各従動ローラをフレーム本体枠に固
    定する固定支持枠、駆動源からの回転動力を受けるテン
    ションスプロケット、前記駆動ローラに固定された駆動
    ローラスプロケットと前記テンションスプロケットとの
    間に巻掛けられた駆動チェーン、カウンターシャフトス
    プロケット、ターミナルギヤスプロケット、前記テンシ
    ョンスプロケットとカウンターシャフトスプロケットと
    の間に巻掛けられたテンションチェーン、カウンターシ
    ャフトスプロケットとターミナルギヤスプロケットとの
    間に巻掛けられたテンションチェーン、カウンターシャ
    フトスプロケットとターミナルギヤスプロケットとの間
    に巻掛けられたメインチェーンを備えた乗客コンベアの
    チェーンのたるみ量計測装置において、 前記チェーンに対向して設けられた支持体と、この支持
    体にチェーンと交差する方向に移動自在に支持され、一
    端部が前記チェーンに当接されるたるみ量検出子と前記
    たるみ量検出子の他端側に一端側が接続されたワイヤー
    レリーズ手段と、このワイヤーレリーズ手段の他端側に
    設けられたたるみ寸法表示部とを備え、前記たるみ量検
    出子の動きをワイヤーレリーズ手段を介してたるみ寸法
    表示するようにしたことを特徴とする乗客コンベアのチ
    ェーンのたるみ量計測装置。
  2. 【請求項2】 たるみ寸法は乗客コンベアを上昇運転お
    よび下降運転を行って計測することを特徴とする請求項
    1記載の乗客コンベアのチェーンのたるみ量計測装置。
  3. 【請求項3】 たるみ寸法表示部は機械室に設けられて
    いることを特徴とする請求項1記載の乗客コンベアのチ
    ェーンのたるみ量計測装置。
JP3485298A 1998-02-17 1998-02-17 乗客コンベアのチェーンのたるみ量計測装置 Pending JPH11228064A (ja)

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JP3485298A JPH11228064A (ja) 1998-02-17 1998-02-17 乗客コンベアのチェーンのたるみ量計測装置

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JP3485298A Pending JPH11228064A (ja) 1998-02-17 1998-02-17 乗客コンベアのチェーンのたるみ量計測装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016199351A (ja) * 2015-04-09 2016-12-01 株式会社日立ビルシステム ハンドレール駆動装置用チェーン張力検出装置
WO2021084707A1 (ja) * 2019-10-31 2021-05-06 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 乗客コンベアのチェーンの点検治具および点検方法

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