JP3074396B2 - タイヤ幅測定方法及びその装置 - Google Patents

タイヤ幅測定方法及びその装置

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JP3074396B2 JP03061742A JP6174291A JP3074396B2 JP 3074396 B2 JP3074396 B2 JP 3074396B2 JP 03061742 A JP03061742 A JP 03061742A JP 6174291 A JP6174291 A JP 6174291A JP 3074396 B2 JP3074396 B2 JP 3074396B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、タイヤ幅測定方法及
びその装置に係わり、更に詳しくは搬送されて来る種々
のサイズのタイヤ幅を自動的に測定するタイヤ幅測定方
法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、成形された種々のサイズのタイヤ
をロット別に自動的に仕分けるために、タイヤの内径ま
たは外径の他、タイヤ幅を測定するための装置が必要と
なってきた。そこで、従来では図5に示すように、タイ
ヤの搬送路に発光ダイオードアーレイ1a,1bを並列
に配設し、この間にタイヤWを通すことにより光軸を遮
光した距離を測定してタイヤ幅の他、タイヤの内径,外
径を測定する装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】然しながら、発光ダ
イオードアーレイ1a,1bを使用する装置は、発光ダ
イオードアーレイ1a,1bが高価であるため、装置全
体として高価となる問題があった。この発明は、かかる
従来の課題に着目して案出されたもので、搬送されて来
る種々のサイズのタイヤ幅を短時間に正確に測定するこ
とが出来ると共に、安価な装置により測定することが出
来るタイヤ幅測定方法及びその装置を提供することを目
的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、タイヤを横置にした状態で搬送する搬送コ
ンベヤーの一側部に、昇降装置によりタイヤ搬送方向と
直交する方向に昇降し、かつ集中演算装置に接続された
エンコーダにより昇降位置をカウントする二枚の移動反
射板を所定の間隔で、かつ45°の傾斜角度で設置し、
この二枚の移動反射板の鉛直下方に、前記二枚の移動反
射板にそれぞれ光軸を投光する投光、受光機能を備えた
2台の光学的検出器を設置し、前記搬送コンベヤーの他
側部に、二枚の移動反射板から反射したそれぞれの光軸
を搬送コンベヤー上において反射させる反射板を設置し
たことを要旨とするものである。
【0005】
【発明の作用】この発明は上記のように構成され、搬送
コンベヤー上を水平状態で搬送されて来るタイヤに対し
て、搬送コンベヤーの一側部に設置された二枚の移動反
射板を昇降装置によりタイヤ搬送方向と直交する上下方
向に昇降させ、前記2枚の移動反射板の鉛直下方に設置
された投光、受光機能を備えた2台の光学的検出器から
投光した光軸をそれぞれ45°に傾斜させて設置した移
動反射板に反射させて搬送コンベヤーの他側部に設置さ
れた反射板に水平に反射させ、前記2枚の移動反射板の
昇降移動時におけるタイヤの光軸遮光開始時または光軸
遮光終了時の位置をエンコーダにより検出し、この検出
値(α1 )または(α2 )と、予め集中演算装置に入力
されている光軸間の距離(L1 )、移動反射板の上限位
置と下限位置との距離(L2 )、移動反射板の下限位置
と搬送コンベヤーの上面との間の距離(D)の情報とを
算処理することにより、搬送されて来る種々のサイズ
のタイヤ幅を短時間に正確に測定することが出来るもの
である。
【0006】
【発明の実施例】以下、添付図面に基づき、この発明の
実施例を説明する。図1は、この発明を実施したタイヤ
幅の測定装置の全体斜視図を示し、2は成形されたタイ
ヤWを搬送する搬送コンべヤー(ローラコンべヤー)、
3は搬送コンべヤー2を跨ぐように設置された門型フレ
ームを示し、この門型フレーム3の搬送コンべヤー2の
一側部の支柱3aには、サーボモータ等の駆動手段を備
えた昇降装置4によりタイヤ搬送方向Xと直交する方向
に昇降し、かつ集中演算装置に接続されたエンコーダ5
により昇降位置をカウトする二枚の移動反射板6a,6
bが設置されている。この二枚の移動反射板6a,6b
は、所定の角度で、かつ45°の傾斜角度で配置されて
いる。
【0007】更に、二枚の移動反射板6a,6bの構成
を具体的に説明すると、昇降装置4により回転駆動され
るタイミングベルト7に、支柱3aと平行に設置された
ガイド部材8に沿って昇降可能に配設された移動反射板
6a,6bが所定の角度で取付けられ、この移動反射板
6a,6bは、図3に示すように上限近接スイッチSW
1 と、下限近接スイッチSW2との間を往復して昇降す
るようになっている。
【0008】前記、タイミングベルト7を支持するガイ
ドプーリ11の支持軸には、移動反射板6a,6bの昇
降位置をパルス信号等でカウントする上述したエンコー
ダ5が取付けられ、この移動反射板6a,6bの鉛直下
方には、図2に示すように前記二枚の移動反射板6a,
6bにそれぞれ光軸Qを投光する投光,受光機能を備え
た2台の光学的検出器9a,9b(光電スイッチ)が設
置されている。
【0009】また、前記搬送コンべヤー2の他側部に
は、二枚の移動反射板6a,6bから反射した光軸Qa
を搬送コンべヤー2上において反射させる反射板10が
垂直に設置されている。次に、タイヤ幅の測定方法を、
図3及び図4の制御回路図を参照しながら説明する。図
3において、L1 は移動反射板6a,6bにより反射す
る光軸Qa間の距離、L2 は移動反射板6a,6bの上
限位置と下限位置との距離、Dは移動反射板6bの下限
位置と搬送コンべヤー2の上面との間の距離、Waは幅
広のタイヤ、Wbは幅狭のタイヤを示している。
【0010】まず、搬送コンべヤー2上を一定の速度で
搬送されて来るタイヤWに対して、搬送コンべヤー2の
一側部に設置された二枚の移動反射板6a,6bを、タ
イヤ搬送方向Xと直交する上下方向にエンコーダ5によ
り昇降位置をカウトしながら昇降装置4により昇降させ
ると共に、前記移動反射板6a,6bの下方に設置され
た投光,受光機能を備えた2台の光学的検出器9a,9
bから投光した光軸Qを前記移動反射板6a,6bに反
射させて搬送コンべヤー2の他側部に設置された反射板
10に反射させる。前記移動反射板6a,6bは、昇降
装置4により上限近接スイッチSW1 と、下限近接スイ
ッチSW2との間を往復しながら昇降しており、このよ
うな状態で、前記搬送コンべヤー2上を水平状態で搬送
され来たタイヤWが前記光軸Qaを遮光すると、この遮
光した時点の前記移動反射板6a,6bの位置をエンコ
ーダ5により検出する。そして、この検出した値を図4
に示す集中演算装置(CPU)で演算処理することによ
り、タイヤ幅を測定するのである。
【0011】これを、図4の制御回路図を参照しながら
更に詳細に説明すると、前記集中演算装置(CPU)に
は、上限近接スイッチSW1 と、下限近接スイッチSW
2との信号と、2台の光学的検出器9a,9b(光電ス
イッチ)からの信号とがインターフェース(I/F)を
介して常時入力されており、またエンコーダ5によりカ
ウントされている移動反射板6a,6bの位置信号もイ
ンターフェース(I/F)を介して入力され、昇降装置
4の駆動を制御している。
【0012】このような状態で、前述したように搬送コ
ンべヤー2上を水平状態で搬送され来たタイヤWが前記
光軸Qaを遮光すると、この遮光した時点の前記移動反
射板6a,6bの位置をエンコーダ5により検出し、こ
の値を集中演算装置(CPU)に入力し、昇降装置4の
駆動を制御する一方、前記移動反射板6a,6bにより
反射する光軸Qa間の距離L1 ,移動反射板6a,6b
の上限位置と下限位置との距離L2 ,移動反射板6bの
下限位置と搬送コンべヤー2の上面との間の距離Dの情
報から演算してタイヤ幅を測定し、この測定値をタイヤ
幅表示装置11にデジタル表示させるようにしたもので
ある。このような方法により、タイヤ幅を測定すること
で、複雑な機構を使用することなく簡単に、しかも短時
間に測定することが出来るのである。
【0013】
【発明の効果】この発明は、上記のように構成したの
で、以下のような優れた効果を奏するものである。 (a).搬送されて来る種々のサイズのタイヤ幅を短時間に
正確に測定することが出 来る。 (b).構成が比較的簡単で、安価な装置により測定するこ
とが出来る。 (c).可動部にセンサー等の電子部品や配線等の制御部品
を使用せず、機械的な軽量部品のみで良いため、高速移
動の対象物に対しても対応でき、また装置の耐久性を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施したタイヤ幅の測定装置の全体
斜視図である。
【図2】この発明の測定方法の説明図である。
【図3】この発明の測定方法の説明図である。
【図4】タイヤ幅の測定方法の制御回路図である。
【図5】従来のタイヤの内径または外径の測定装置の説
明図である。
【符号の説明】
2 搬送コンべヤー(ローラコンべヤー) 3 門型
フレーム 4 昇降装置 5 エン
コーダ 6a,6b 移動反射板 9 光学
的検出器 10 反射板 Q,Qa 光軸 W タイヤ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送コンベヤー上を水平状態で搬送され
    て来るタイヤに対して、搬送コンベヤーの一側部に設置
    された二枚の移動反射板を昇降装置によりタイヤ搬送方
    向と直交する上下方向に昇降させ、前記2枚の移動反射
    板の鉛直下方に設置された投光、受光機能を備えた2台
    の光学的検出器から投光した光軸をそれぞれ45°に傾
    斜させて設置した移動反射板に反射させて搬送コンベヤ
    ーの他側部に設置された反射板に水平に反射させ、前記
    2枚の移動反射板の昇降移動時におけるタイヤの光軸遮
    光開始時または光軸遮光終了時の位置をエンコーダによ
    り検出し、この検出値(α1 )または(α2 )と、予め
    集中演算装置に入力されている光軸間の距離(L1 )、
    移動反射板の上限位置と下限位置との距離(L2)、移
    動反射板の下限位置と搬送コンベヤーの上面との間の距
    離(D)の情報とを演算処理することによりタイヤ幅を
    測定するタイヤ幅測定方法。
  2. 【請求項2】 タイヤを横置にした状態で搬送する搬送
    コンベヤーの一側部に、昇降装置によりタイヤ搬送方向
    と直交する方向に昇降し、かつ集中演算装置に接続され
    たエンコーダにより昇降位置をカウントする二枚の移動
    反射板を所定の間隔で、かつ45°の傾斜角度で設置
    し、この二枚の移動反射板の鉛直下方に、前記二枚の移
    動反射板にそれぞれ光軸を投光する投光、受光機能を備
    えた2台の光学的検出器を設置し、前記搬送コンベヤー
    の他側部に、二枚の移動反射板から反射したそれぞれの
    光軸を搬送コンベヤー上において反射させる反射板を設
    置して成るタイヤ幅測定装置。
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KR20010113212A (ko) * 2000-06-17 2001-12-28 신형인 로디드 섹션 폭의 측정장치
DE102013010402A1 (de) * 2013-06-21 2014-12-24 Steinbichler Optotechnik Gmbh Reifenprüfgerät, Reifenprüfanlage und Verfahren zur Reifenprüfung

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