JPH06337095A - 自動機械の安全カバー - Google Patents

自動機械の安全カバー

Info

Publication number
JPH06337095A
JPH06337095A JP14681793A JP14681793A JPH06337095A JP H06337095 A JPH06337095 A JP H06337095A JP 14681793 A JP14681793 A JP 14681793A JP 14681793 A JP14681793 A JP 14681793A JP H06337095 A JPH06337095 A JP H06337095A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
automatic machine
cover
board
stopper
robot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP14681793A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0820037B2 (ja
Inventor
Toshiyuki Kimura
俊之 木村
Kazumasa Oishi
和政 大石
Yasunori Tanaka
靖則 田中
Osamu Inoue
修 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP5146817A priority Critical patent/JPH0820037B2/ja
Publication of JPH06337095A publication Critical patent/JPH06337095A/ja
Publication of JPH0820037B2 publication Critical patent/JPH0820037B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自然な姿勢で、かつ安全にカバーの開閉及び
ロボット等の操作,保守,点検等の作業を行なえ、カバ
ー開閉のためのスペースもいらず、さらに、不用意にカ
バーを開けてロボット等を停止させることを防止でき
る。 【構成】 自動機械の前面の左右に直立する支柱1a,
1bと、この支柱1a,1bの対向する内側垂直方向に
設けられた溝2a,2bと、この溝2a,2bにガイド
される樹脂板3と、この樹脂板3の左右上端に取付けら
れたワイヤー4a,4bと、このワイヤー4a,4bを
ガイドする前記支柱1a,1bに設けられた滑車5a,
5bと、このワイヤー4a,4bを巻き取る前記支柱1
a,1bに設けられたバランサー6a,6bと、前記溝
2a,2bと垂直に交わる貫通孔9a,9bと、この貫
通孔内9a,9bを往復動するストッパー8a,8b
と、このストッパー8a,8bを往復動させるシリンダ
ー7a,7bとで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動機械の操作,保
守,点検等を行なうに際して、作業者の安全を確保する
ための自動機械の安全カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】ロボット等の自動機械の作業現場におい
ては、機械の操作,保守,点検等を行なう作業者の安全
確保のためロボット等の前面に安全カバーが設けられて
いた。従来、この種の安全カバーには、一般に観音開き
と呼ばれる方式が採られており、図3に示すようにロボ
ット前面の左右に直立する支柱11a,11bとこの支
柱11a,11bを軸として回転可能なように支柱11
a,11bに固定された半透明の樹脂板12a,12b
により構成されていた。
【0003】また、前記樹脂板12a,12bに固定さ
れた金属ブラケット13a,13bと前記支柱11a,
11b間に固定された梁15に取付けられた近接センサ
14a,14bにより、ロボットが自動運転中に前記半
透明の樹脂板12aまたは12bが開けられた場合、非
常停止信号がロボットに入力されロボットを停止させて
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の安全カバーにあっては、カバーの開閉に際して作業
者自身の体が邪魔になるため、前かがみ等の不自然な姿
勢や後ずさりしながらのカバー開閉作業となり、カバー
開閉のために一定のスペースを確保する必要もあった。
また、カバーを開けて保守,点検等の作業を行なう場合
には、開いたカバーが作業者の両側にあるため、作業中
の動作によっては作業者にカバーが衝突するという危険
があり、両側をカバーに覆われた狭い場所に体をいれて
の作業となるため、作業心理的にも好ましくないという
問題があった。さらに、ロボット等の自動運転中に誤っ
てカバーを開けてしまった場合には、前記非常停止信号
によりロボット等は停止してしまい、停止したロボット
等を再作動させるため、各種初期設定の仕直しが必要と
なり、復旧作業に時間がかかるという問題もあった。
【0005】また、このような従来の観音開き型の安全
カバーの他に、扉が左右にスライドする安全カバーも考
えられたが、この安全カバーの場合には、スライドする
扉のスペースをロボット等の左右に確保しなくてはなら
ず、特に左右方向の省スペース化が望まれている自動機
械にあっては、使用者の要望に逆行するという問題があ
った。
【0006】本発明は、このような従来の技術が有する
課題を解決するために提案されたものであり、作業者が
自然な姿勢で、かつ安全にカバーの開閉及びロボット等
の操作,保守,点検等の作業を行なうことができ、また
カバー開閉のためのスペースの確保も不要となり、さら
に、不用意にカバーを開けてロボット等を停止させてし
まうことをも防止できる自動機械の安全カバーの提供を
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、自動機械の前面の左右に直立す二本の支柱
と、この支柱の対向する内側垂直方向に設けられた溝
と、この溝にガイドされる樹脂板と、この樹脂板の左右
上端に取付けられたワイヤーと、このワイヤーをガイド
する前記支柱に設けられた滑車と、このワイヤーを巻き
取る前記支柱に設けられたバランサーと、前記溝と垂直
に交わる貫通孔と、この貫通孔内を往復動するストッパ
ーと、このストッパーを往復動させるシリンダーとで構
成されており、好ましくは、自動機械からの信号によ
り、自動機械が運転中のときは、前記ストッパーが前記
溝を塞ぎ、自動機械が停止中のときは、前記ストッパー
が前記溝を塞がないように、前記シリンダーが前記スト
ッパーを前記貫通孔内を往復動させる構成としてある。
【0008】
【作用】上述した構成によれば、樹脂板が支柱の溝にガ
イドされ、かつバランサーにより任意の位置に停止で
き、さらにロボット等の自動運転中はシリンダーによっ
てストッパーが支柱の溝と交わる貫通孔に溝を塞いで貫
通され、樹脂板は下降しない。
【0009】
【実施例】次に、本発明の自動機械の安全カバーの実施
例について図面を参照しながら説明する。図1は本発明
の自動機械の安全カバーの実施例を示す要部斜視図であ
り、図2は要部縦断面図である。同図において、1a,
1bは一対の支柱で、ロボット等の自動機械の操作側前
面左右に固定されている。この支柱1a,1bの対向す
る内側垂直方向には、それぞれ溝2a,2bが設けてあ
る。3はカバー機能を有する樹脂板で、前記溝2a,2
bに上下方向に摺動可能にガイドされている。この樹脂
板3は、ロボット等の自動機械を常時監視できるように
透明かあるいは半透明のものを用いる。この樹脂板3の
左右上端にはワイヤー4a,4bの一端がそれぞれ取付
けられており、このワイヤー4a,4bの他端は、支柱
1a,1b上に備えられた滑車5a,5bを介して、支
柱1a,1bのロボット側面に設けられたバランサー6
a,6bに連結されている。7a,7bはストッパー8
a,8bを往復動させるシリンダーで、支柱1a,1b
のロボット側面下方に設けられている。ストッパー8
a,8bは、支柱1a,1b下方に溝2a,2bと垂直
に交わるように貫設された貫通孔9a,9bを往復動す
る。なお、シリンダー7a,7bには、ロボット等か
ら、ロボット等が現在運転中か停止中かを知らせる信号
が送られるようになっており、その信号に従って、ロボ
ット等が運転中のときには、ストッパー8a,8bを前
方に動かして溝2a,2bを塞ぎ、ロボット等が停止し
たときは、ストッパー8a,8bを後退させて溝2a,
2bを塞がないようにする。
【0010】このような構成からなる本発明の自動機械
の安全カバーは、次のように作動する。すなわち、まず
ロボット等の自動機械の自動運転前の操作,保守,点検
等の作業を行なう際には、樹脂板3を垂直下方向に手で
摺動させることによりカバーを開けて行なう。樹脂板3
はワイヤー4a,4bを介してバランサー6a,6bと
連結しているので、摺動させる上下方向の任意の位置で
止まり、また樹脂板3は支柱下方にスライドして収納さ
れるので、作業者は非常に簡単かつ安全にカバーの開閉
作業を行なうことができる。また、操作,保守,点検等
の作業を行なう場合も、従来のようにカバーが作業者の
邪魔になるようなことがないので、心理的な圧迫等もな
く、非常に安全かつ効率のよい作業を行なうことができ
る。
【0011】次に、ロボット等の自動機械を自動運転す
る場合には、支柱下方に収納されている樹脂板3を垂直
上方向に手で摺動させカバーを閉める。つづいて、ロボ
ット等の自動運転をスタートさせる。自動運転が開始す
ると、ロボット等からの信号によりシリンダー7a,7
bが作動し、ストッパー8a,8bが貫通孔9a,9b
を貫通して溝2a,2bを塞ぐので樹脂板3は下降しな
い。これにより、ロボット等の自動運転中に誤ってカバ
ーを開けてロボット等を停止させてしまうということが
なくなる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、安
全カバーを上下方向に摺動させ開閉,収納を行なうこと
により、作業者が自然な姿勢で、かつ安全にカバーの開
閉及び保守,点検作業等を行なうことができ、しかもカ
バー開閉のためのスペースの確保も不要となり、作業現
場での省スペース化を図ることができる。また、ロボッ
ト等の自動運転中にはカバーにロックがかかるため、不
用意にカバーを開けてロボット等を停止させてしまうこ
とも確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動機械の安全カバーの一実施例
を示す要部斜視図である。
【図2】本発明による自動機械の安全カバーの一実施例
を示す要部縦断面図である。
【図3】従来の安全カバーを示す斜視図である。
【符号の説明】
1a,1b:支柱 2a,2b:溝 3:樹脂板 4a,4b:ワイヤー 5a,5b:滑車 6a,6b:バランサー 7a,7b:シリンダー 8a,8b:ストッパー 9a,9b:貫通孔 11a,11b:支柱 12a,12b:樹脂板 13a,13b:金属ブラケット 14a,14b:近接サンサ
フロントページの続き (72)発明者 井上 修 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動機械の前面の左右に直立する二本の
    支柱と、 この支柱の対向する内側垂直方向に設けられた溝と、 この溝にガイドされる樹脂板と、 この樹脂板の左右上端に取付けられたワイヤーと、 このワイヤーをガイドする前記支柱に設けられた滑車
    と、 このワイヤーを巻き取る前記支柱に設けられたバランサ
    ーと、 前記溝と垂直に交わる貫通孔と、 この貫通孔内を往復動するストッパーと、 このストッパーを往復動させるシリンダーとからなるこ
    とを特徴とする自動機械の安全カバー。
  2. 【請求項2】 自動機械からの信号により、自動機械が
    運転中のときは、前記ストッパーが前記溝を塞ぎ、自動
    機械が停止中のときは、前記ストッパーが前記溝を塞が
    ないように前記シリンダーが前記ストッパーを前記貫通
    孔内を往復動させることを特徴とする請求項1記載の自
    動機械の安全カバー。
JP5146817A 1993-05-26 1993-05-26 自動機械の安全カバー Expired - Lifetime JPH0820037B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5146817A JPH0820037B2 (ja) 1993-05-26 1993-05-26 自動機械の安全カバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5146817A JPH0820037B2 (ja) 1993-05-26 1993-05-26 自動機械の安全カバー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06337095A true JPH06337095A (ja) 1994-12-06
JPH0820037B2 JPH0820037B2 (ja) 1996-03-04

Family

ID=15416206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5146817A Expired - Lifetime JPH0820037B2 (ja) 1993-05-26 1993-05-26 自動機械の安全カバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0820037B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010131709A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Nidec Sankyo Corp 安全カバー

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52139879A (en) * 1976-05-18 1977-11-22 Toshiba Mach Co Ltd Electromagnetic proportional control valve
JPS5617137A (en) * 1979-07-19 1981-02-18 Sonoco Products Co Method and device for manufacturing composite material vessel with double joint with no projection
JPS5839333A (ja) * 1981-09-02 1983-03-08 Casio Comput Co Ltd 漢字入力装置
JPS601350U (ja) * 1983-06-20 1985-01-08 池田物産株式会社 車両用シ−ト

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52139879A (en) * 1976-05-18 1977-11-22 Toshiba Mach Co Ltd Electromagnetic proportional control valve
JPS5617137A (en) * 1979-07-19 1981-02-18 Sonoco Products Co Method and device for manufacturing composite material vessel with double joint with no projection
JPS5839333A (ja) * 1981-09-02 1983-03-08 Casio Comput Co Ltd 漢字入力装置
JPS601350U (ja) * 1983-06-20 1985-01-08 池田物産株式会社 車両用シ−ト

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010131709A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Nidec Sankyo Corp 安全カバー
TWI485051B (zh) * 2008-12-05 2015-05-21 Nidec Sankyo Corp Safety shield

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0820037B2 (ja) 1996-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
IT1258252B (it) Metodo per il miglioramento della qualita' di prodotti ottenuti nel procedimento di fabbricazione delle sigarette
ES2158154T3 (es) Dispositivo de proteccion temporal del espacio de trabajo.
CN109476461A (zh) 具有低净空的电梯装置
ITUB20159554A1 (it) Cella di lavoro e centro per lavorazioni laser dotato di tale cella
JPH06337095A (ja) 自動機械の安全カバー
JP2002020062A (ja) エレベーターかご室装置
JP3375455B2 (ja) 油圧エレベータのかご上安全手すり
JP2000053343A (ja) エレベータ装置
JPH09227045A (ja) エレベーターピット点検用の梯子装置
KR102166616B1 (ko) 엘리베이터 관리시스템
JPS60191301A (ja) 産業用ロボットの安全装置
CN110899598B (zh) 一种钣金加工用铆接装置
CN211966785U (zh) 滑块加工用快速夹持固定装置
ATE146648T1 (de) Arbeitsgerät, insbesondere trenngerät, wie fadenschneider
JPS63229246A (ja) スプラツシユガ−ドにおける引戸案内機構
JP2000159452A (ja) エレベータの制御装置
KR100388754B1 (ko) 엘리베이팅 플래트 포옴
CN208214621U (zh) 焊接设备
JP2000343298A (ja) プレス機械のガード式安全装置
JP2001106459A (ja) エレベータの乗りかご
CN215833158U (zh) 一种用于电控ve泵的生产检测装置
JPH0342200A (ja) パンチプレス機
ITMI992368A1 (it) Macchina automatica per la lavorazione di pannelli e simili
JPS6222476Y2 (ja)
CN115922115A (zh) 一种应用于激光切管机操作台侧的翻转式防护门装置