JPH0633696B2 - 昇降装置 - Google Patents
昇降装置Info
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- JPH0633696B2 JPH0633696B2 JP3297087A JP3297087A JPH0633696B2 JP H0633696 B2 JPH0633696 B2 JP H0633696B2 JP 3297087 A JP3297087 A JP 3297087A JP 3297087 A JP3297087 A JP 3297087A JP H0633696 B2 JPH0633696 B2 JP H0633696B2
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- guide
- drive
- guide rail
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明昇降装置を以下の項目に従って説明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来技術[第10図、第11図] D.発明が解決しようとする問題点[第10図、第11
図] E.問題点を解決するための手段 F.実施例[第1図乃至第9図] a.ガイドレール b.ワイヤーのガイド c.駆動リール d.駆動ワイヤー e.ブラケット f.駆動ワイヤーとブラケットとの結合 g.その他 h.動作 G.発明の効果 (A.産業上の利用分野) 本発明は新規な昇降装置に関する。詳しくは、昇降体を
昇降させる駆動力の伝達手段としてワイヤーを使用した
昇降装置であって、その装置場所の大きさ、特に面的広
がり及び厚みが小さくて済むようにした新規な昇降装置
を提供しようとするものである。
図] E.問題点を解決するための手段 F.実施例[第1図乃至第9図] a.ガイドレール b.ワイヤーのガイド c.駆動リール d.駆動ワイヤー e.ブラケット f.駆動ワイヤーとブラケットとの結合 g.その他 h.動作 G.発明の効果 (A.産業上の利用分野) 本発明は新規な昇降装置に関する。詳しくは、昇降体を
昇降させる駆動力の伝達手段としてワイヤーを使用した
昇降装置であって、その装置場所の大きさ、特に面的広
がり及び厚みが小さくて済むようにした新規な昇降装置
を提供しようとするものである。
(B.発明の概要) 本発明昇降装置は、駆動ワイヤーを、正面から見て略上
下方向に長い板状に形成されるとともに側方から見て正
面側の中央部が突出するように緩やかに湾曲していて昇
降体を案内する案内部材の両面に亘って延びるように配
置すると共に、案内部材の湾曲面における正面側におい
て駆動ワイヤーと昇降体とを連結し、案内部材の背面側
において駆動ワイヤーに駆動力を与えるようにし、これ
によって、装置の厚さ及び面的な大きさを小さくして、
設置に厚肉の空間及び大きな面的広がりを持った空間を
必要としないようにしたものである。
下方向に長い板状に形成されるとともに側方から見て正
面側の中央部が突出するように緩やかに湾曲していて昇
降体を案内する案内部材の両面に亘って延びるように配
置すると共に、案内部材の湾曲面における正面側におい
て駆動ワイヤーと昇降体とを連結し、案内部材の背面側
において駆動ワイヤーに駆動力を与えるようにし、これ
によって、装置の厚さ及び面的な大きさを小さくして、
設置に厚肉の空間及び大きな面的広がりを持った空間を
必要としないようにしたものである。
(C.従来技術)[第10図、第11図] 昇降装置、例えば、自動車用窓ガラスを昇降させるため
の昇降装置には種々のものがあるが、その中にワイヤー
を駆動体としたものがある。
の昇降装置には種々のものがあるが、その中にワイヤー
を駆動体としたものがある。
第10図及び第11図はワイヤーを駆動体とした昇降装
置の一例を示すものである。
置の一例を示すものである。
aはガイドレールであり上下方向に延び、側方から見て
僅かに湾曲している。bはブラケットであり、前記ガイ
ドレールaに摺動自在に支持されている。
僅かに湾曲している。bはブラケットであり、前記ガイ
ドレールaに摺動自在に支持されている。
cはガイドレールaの上端部の正面側に回転自在に支持
されたガイドリール、dはガイドレールaの下端部の正
面側に固定されたガイドブロックである。
されたガイドリール、dはガイドレールaの下端部の正
面側に固定されたガイドブロックである。
eは駆動部であり、支持板fに駆動リールgが回転自在
に支持されている。
に支持されている。
h、iは駆動ワイヤーを案内するためのガイドパイプで
あり、hは前記ガイドレールaの上端部と支持板fとの
間に連結されており、また、iはガイドレールaの下端
部と支持板fとの間に連結されている。
あり、hは前記ガイドレールaの上端部と支持板fとの
間に連結されており、また、iはガイドレールaの下端
部と支持板fとの間に連結されている。
jは駆動ワイヤーであり、ガイドレールaの長手方向に
沿って延びその上端部でガイドリールcに巻回されてか
らガイドパイプhに挿通され、駆動リールgに数回巻回
された後、ガイドパイプiに挿通され、ガイドブロック
dに巻回されてから上方に向って延びる経路を通されて
いる。そして、ガイドリールcとガイドブロックdとの
間に位置する部分でブラケットbと連結されている。
沿って延びその上端部でガイドリールcに巻回されてか
らガイドパイプhに挿通され、駆動リールgに数回巻回
された後、ガイドパイプiに挿通され、ガイドブロック
dに巻回されてから上方に向って延びる経路を通されて
いる。そして、ガイドリールcとガイドブロックdとの
間に位置する部分でブラケットbと連結されている。
しかして、上記した昇降装置にあっては、駆動リールg
が回転すると、駆動ワイヤーjが上記経路に沿って移動
される。従って、駆動ワイヤーjは、ガイドレールaの
長手方向に沿った部分では、駆動リールgの回転方向に
応じて、上昇又は下降せしめられ、依って、この駆動ワ
イヤーjと連結されているブラケットbが上昇又は下降
せしめられることになり、ブラケットbに支持された窓
ガラス等の被昇降部材が上昇又は下降せしめられること
になる。
が回転すると、駆動ワイヤーjが上記経路に沿って移動
される。従って、駆動ワイヤーjは、ガイドレールaの
長手方向に沿った部分では、駆動リールgの回転方向に
応じて、上昇又は下降せしめられ、依って、この駆動ワ
イヤーjと連結されているブラケットbが上昇又は下降
せしめられることになり、ブラケットbに支持された窓
ガラス等の被昇降部材が上昇又は下降せしめられること
になる。
(D.発明が解決しようとする問題点)[第10図、第
11図] 上記した従来の昇降装置にあっては、ガイドレールaの
側方に駆動部eが位置するため、正面から見た面積の広
い箇所でないと配置することができないという問題があ
る。
11図] 上記した従来の昇降装置にあっては、ガイドレールaの
側方に駆動部eが位置するため、正面から見た面積の広
い箇所でないと配置することができないという問題があ
る。
また、そのために、ガイドレールa上に駆動部eを配置
することも考えられるが、やみくもに配置したのでは、
昇降装置自体の厚みを厚くしてしまい、その設置に厚み
のある空間を必要とするという問題もある。
することも考えられるが、やみくもに配置したのでは、
昇降装置自体の厚みを厚くしてしまい、その設置に厚み
のある空間を必要とするという問題もある。
(E.問題点を解決するための手段) 本発明昇降装置は、上記した問題点を解決するために、
駆動ワイヤーをその一部が正面から見て略上下方向に長
い板状に形成されるとともに側方から見て正面側の中央
部が緩やかに湾曲していて昇降体を案内する案内部材の
湾曲面における正面側に位置し、駆動ワイヤーの残りの
部分が案内部材の背面側に位置するようにし、案内部材
の正面側において駆動ワイヤーと昇降体とを連結し、案
内部材の背面側において駆動ワイヤーに駆動力を与える
ようにしたものである。
駆動ワイヤーをその一部が正面から見て略上下方向に長
い板状に形成されるとともに側方から見て正面側の中央
部が緩やかに湾曲していて昇降体を案内する案内部材の
湾曲面における正面側に位置し、駆動ワイヤーの残りの
部分が案内部材の背面側に位置するようにし、案内部材
の正面側において駆動ワイヤーと昇降体とを連結し、案
内部材の背面側において駆動ワイヤーに駆動力を与える
ようにしたものである。
従って、本発明昇降装置にあっては、これを正面から見
たときの大きさは、正面から見て上下方向に細長い案内
部材の輪郭の中に納まる大きさであるので、正面から見
た大きさの小さい空間であってもこれを配置することが
でき、また、案内部材上に駆動部を配置しても、湾曲面
における内側なので、昇降装置の厚さが大きくなること
もない。
たときの大きさは、正面から見て上下方向に細長い案内
部材の輪郭の中に納まる大きさであるので、正面から見
た大きさの小さい空間であってもこれを配置することが
でき、また、案内部材上に駆動部を配置しても、湾曲面
における内側なので、昇降装置の厚さが大きくなること
もない。
(F.実施例)[第1図乃至第9図] 以下に、本発明昇降装置の詳細を図示した実施例に従っ
て説明する。図示実施例は、本発明を自動車用窓ガラス
の昇降装置に適用したものである。
て説明する。図示実施例は、本発明を自動車用窓ガラス
の昇降装置に適用したものである。
(a.ガイドレール) 図中1はガイドレールであり、金属板で形成されてお
り、正面から見て略上下方向に長い板状に形成されてい
る。また、該ガイドレールは側方から見た形状で正面側
の中央部が突出するように緩やかに湾曲している。
り、正面から見て略上下方向に長い板状に形成されてい
る。また、該ガイドレールは側方から見た形状で正面側
の中央部が突出するように緩やかに湾曲している。
ガイドレール1の両側縁は正面側へ屈曲されて側癖2、
3が形成されて全体として角形のチャンネル状に形成さ
れている。一方の側壁2の開口縁は外方に向って折り曲
げられて係合縁4が形成されている。また、他方の側癖
3は2重になるように折り返えされている。
3が形成されて全体として角形のチャンネル状に形成さ
れている。一方の側壁2の開口縁は外方に向って折り曲
げられて係合縁4が形成されている。また、他方の側癖
3は2重になるように折り返えされている。
ガイドレール1の上下両端から稍中央に寄った位置には
縦長の透孔5、5が形成されている。これら透孔5、5
の上下両端に近接して小孔6、6、・・・が形成されて
いる。
縦長の透孔5、5が形成されている。これら透孔5、5
の上下両端に近接して小孔6、6、・・・が形成されて
いる。
(b.ワイヤーのガイド) 7、8は円形をしたガイド体であり、ガイドレール1の
上下両端部の正面側に支持されている。また、これらガ
イド体7、8の周面には溝7a、8aが形成されてい
る。
上下両端部の正面側に支持されている。また、これらガ
イド体7、8の周面には溝7a、8aが形成されてい
る。
尚、下側のガイド体8はガイドレール1に回転自在に支
持されている。
持されている。
9、9、・・・は合成樹脂でガイドレール1にアウトサ
ート成形により一体化されたスライドガイドであり、そ
の一部が透孔5、5に近接して形成された小孔6、6、
・・・に係合し、別の一部が透孔5、5の上下の縁に係
合した状態で設けられている。
ート成形により一体化されたスライドガイドであり、そ
の一部が透孔5、5に近接して形成された小孔6、6、
・・・に係合し、別の一部が透孔5、5の上下の縁に係
合した状態で設けられている。
上記スライドガイド9、9、・・・のうち中央寄りに位
置する2個9、9はそれらの主部9a、9aが背面側に
位置し、端部側にある2個9、9はそれらの主部9a、
9aが正面側に位置している。
置する2個9、9はそれらの主部9a、9aが背面側に
位置し、端部側にある2個9、9はそれらの主部9a、
9aが正面側に位置している。
スライドガイド9、9・・・の主部9a、9a、・・・
は透孔5、5側の端部において透孔5、5内に入って行
くように湾曲されておい、かつ上下方向に延びる摺動溝
9b、9b、・・・が形成されている。
は透孔5、5側の端部において透孔5、5内に入って行
くように湾曲されておい、かつ上下方向に延びる摺動溝
9b、9b、・・・が形成されている。
スライドガイド9、9・・・の主部9a、9a、・・・
の反透孔5、5側の端部には筒状部9c、9c、・・・
が形成されており、これら筒状部9c、9c・・・の孔
は前記摺動溝9b、9b、・・・の反透孔5、5側の端
部と連通されている。
の反透孔5、5側の端部には筒状部9c、9c、・・・
が形成されており、これら筒状部9c、9c・・・の孔
は前記摺動溝9b、9b、・・・の反透孔5、5側の端
部と連通されている。
また、スライドガイド9、9、・・・の内、最も上部に
配置されたもの91の筒状部9cにはその開口側に凹部
10が形成されている。
配置されたもの91の筒状部9cにはその開口側に凹部
10が形成されている。
11は可撓性を有する材料で形成されたワイヤーパイプ
であって、その一端は前記ガイド体7に取着されてお
り、また、他端には先端にフランジ部12aを有するカ
ラー12が内嵌され、該カラー12のフランジ部12a
の端面が、前記最も上部に配置されたスライドガイド9
1の筒状部9cの凹部10の開口端側端面に当接されて
いる。
であって、その一端は前記ガイド体7に取着されてお
り、また、他端には先端にフランジ部12aを有するカ
ラー12が内嵌され、該カラー12のフランジ部12a
の端面が、前記最も上部に配置されたスライドガイド9
1の筒状部9cの凹部10の開口端側端面に当接されて
いる。
13はスライドガイド91の筒状部9cに形成された凹
部10の内底部とワイヤーパイプ11の一端に内嵌され
たカラー12のフランジ部12aの端面との間に圧縮さ
れた状態で介挿されたスプリングであって、ワイヤーパ
イプ11の一端を他端側に付勢している。
部10の内底部とワイヤーパイプ11の一端に内嵌され
たカラー12のフランジ部12aの端面との間に圧縮さ
れた状態で介挿されたスプリングであって、ワイヤーパ
イプ11の一端を他端側に付勢している。
(c.駆動リール) 14は駆動リールであり、略ドラム状をしており、ガイ
ドレール1の背面側の略中央部に回転自在に支持されて
いる。該駆動リール14の周面には螺旋状に延びる伝達
溝15が形成されている。
ドレール1の背面側の略中央部に回転自在に支持されて
いる。該駆動リール14の周面には螺旋状に延びる伝達
溝15が形成されている。
16はガイドレール1の背面側に取着されたカバーであ
り、前記駆動リール14を囲むように配置されている。
そして、該カバー16の上下両面には挿通窓17、17
が形成されている。更に、該カバー16の後面の中心部
には挿通孔18が形成されており、該挿通孔18を通し
て駆動リール14に形成された連結孔19が外部に臨ま
される。
り、前記駆動リール14を囲むように配置されている。
そして、該カバー16の上下両面には挿通窓17、17
が形成されている。更に、該カバー16の後面の中心部
には挿通孔18が形成されており、該挿通孔18を通し
て駆動リール14に形成された連結孔19が外部に臨ま
される。
20は駆動軸であり、カバー16に形成された挿通孔1
8を通して駆動リール14の連結孔と19と結合され
る。
8を通して駆動リール14の連結孔と19と結合され
る。
駆動軸20は、一部のみを示してあるが、手動ハンドル
又はモータにより回転せしめられるものであり、この駆
動軸20が回転することによって、駆動リール14が回
転せしめられる。
又はモータにより回転せしめられるものであり、この駆
動軸20が回転することによって、駆動リール14が回
転せしめられる。
21は駆動リール14の一方の端面の中心部から一体に
突設されたボス部であり、該ボス部21がガイドレール
1に形成された取付孔22に挿通される。23は駆動リ
ール14の一方の端面のボス部21を囲む位置から突設
された環状の摺動壁であり、駆動リール14の一方の端
面からの突出量はボス部21の突出量より小さくされて
おり、従って、ボス部21が取付孔22に挿通される
と、摺動壁23の前端面がガイドレール1の背面に当接
される。これによって、駆動リール14が回転する場合
における駆動リール14とガイドレール1との間の摩擦
抵抗を減少するようにしてある。
突設されたボス部であり、該ボス部21がガイドレール
1に形成された取付孔22に挿通される。23は駆動リ
ール14の一方の端面のボス部21を囲む位置から突設
された環状の摺動壁であり、駆動リール14の一方の端
面からの突出量はボス部21の突出量より小さくされて
おり、従って、ボス部21が取付孔22に挿通される
と、摺動壁23の前端面がガイドレール1の背面に当接
される。これによって、駆動リール14が回転する場合
における駆動リール14とガイドレール1との間の摩擦
抵抗を減少するようにしてある。
24は円座であり、ガイドレール1に形成された取付孔
22の直径より大きい直径を有する円板状に形成されて
いる。また、円座24の周縁部には後方へ突出した環状
の摺動突条24aが一体に形成され、更に、中心部には
挿通孔25が形成されている。
22の直径より大きい直径を有する円板状に形成されて
いる。また、円座24の周縁部には後方へ突出した環状
の摺動突条24aが一体に形成され、更に、中心部には
挿通孔25が形成されている。
しかして、ガイドレール1の取付孔22に挿通された駆
動リール14のボス部21に円座24が正面側から当接
された状態で取付ねじ25aが挿通孔25を挿通されて
ボス部21の先端に螺着され、これによって、ボス部2
1と円座24とを結合する。
動リール14のボス部21に円座24が正面側から当接
された状態で取付ねじ25aが挿通孔25を挿通されて
ボス部21の先端に螺着され、これによって、ボス部2
1と円座24とを結合する。
以上によって、駆動リール14の摺動壁23と円座24
の摺動突条24aとによってガイドレール1の取付孔2
2の周囲を両側から挟むようにして、駆動リール14が
ガイドレール1に回転自在に支持される。
の摺動突条24aとによってガイドレール1の取付孔2
2の周囲を両側から挟むようにして、駆動リール14が
ガイドレール1に回転自在に支持される。
(d.駆動ワイヤー) 26は駆動ワイヤーであり、無端状に形成され、先ず、
ガイドレール1の正面側にて上下方向に延び、その上端
で上のガイド体7の溝7aに沿って略半周程巻き付けら
れてからワイヤーパイプ11内に挿通され、次に、一番
上のスライドガイド91の筒状部9cに挿通されてから
摺動溝9bに沿って延び、そして、上の透孔5を通って
ガイドレール1の裏側へ行き、上から2番目のスライド
ガイド92の摺動溝9bに沿わされてから筒状部9cに
挿通され、それから、カバー16に形成された上側の挿
通窓17からカバー16内に入り、駆動リール14の伝
達溝15に沿うようにして駆動リール14に螺旋状に巻
き付けられた後下側の挿通窓17からカバー16外へ出
され、上から3番目のスライドガイド93の筒状部9c
に挿通されてから摺動溝9bに沿って延び、下側の透孔
5を通ってガイドレール1の正面側へ出て一番下のスラ
イドガイド94の摺動溝9bに沿って延びてから筒状部
9cに挿通され、最後に下側のガイド体8の溝8aに沿
って略半周程巻き付けられる経路を通っている。
ガイドレール1の正面側にて上下方向に延び、その上端
で上のガイド体7の溝7aに沿って略半周程巻き付けら
れてからワイヤーパイプ11内に挿通され、次に、一番
上のスライドガイド91の筒状部9cに挿通されてから
摺動溝9bに沿って延び、そして、上の透孔5を通って
ガイドレール1の裏側へ行き、上から2番目のスライド
ガイド92の摺動溝9bに沿わされてから筒状部9cに
挿通され、それから、カバー16に形成された上側の挿
通窓17からカバー16内に入り、駆動リール14の伝
達溝15に沿うようにして駆動リール14に螺旋状に巻
き付けられた後下側の挿通窓17からカバー16外へ出
され、上から3番目のスライドガイド93の筒状部9c
に挿通されてから摺動溝9bに沿って延び、下側の透孔
5を通ってガイドレール1の正面側へ出て一番下のスラ
イドガイド94の摺動溝9bに沿って延びてから筒状部
9cに挿通され、最後に下側のガイド体8の溝8aに沿
って略半周程巻き付けられる経路を通っている。
(e.ブラケット) 27はブラケットであり、板金材料により形成された主
部と、該主部に所謂合成樹脂のアウトサート成形によっ
て一体化された脚部等から成る。
部と、該主部に所謂合成樹脂のアウトサート成形によっ
て一体化された脚部等から成る。
28は板金材料で形成された主部であり、両側端部に稍
前方に位置する取付片29、29が形成され該取付片2
9、29に取付孔30、30が形成されている。
前方に位置する取付片29、29が形成され該取付片2
9、29に取付孔30、30が形成されている。
この他主部28にはいくつかの結合孔31、31、・・
・が形成されている。
・が形成されている。
32は主部28に形成された右端の結合孔31の周縁部
に合成樹脂のアウトサート成形により結合され後方へ向
って突出した脚片であり、上下方向に延び後方へ突出し
た摺動状33とL字型の腕34を有しており、腕34の
うち水平に延びる部分は前記摺動条33の後側に位置す
ると共に摺動条33の方へ向って突出した摺動条35を
有している。そして、これら2つの摺動条33と35と
によってガイドレール1の係合縁4を前後から挟むよう
にされている。
に合成樹脂のアウトサート成形により結合され後方へ向
って突出した脚片であり、上下方向に延び後方へ突出し
た摺動状33とL字型の腕34を有しており、腕34の
うち水平に延びる部分は前記摺動条33の後側に位置す
ると共に摺動条33の方へ向って突出した摺動条35を
有している。そして、これら2つの摺動条33と35と
によってガイドレール1の係合縁4を前後から挟むよう
にされている。
36、36は主部28の左側に形成された3個の結合孔
31、31、31のうち上下にあるものの周縁部に合成
樹脂のアウトサート成形によりそれぞれ結合され後方へ
向って突出した脚片である。脚片36には後方に向って
開口し上下方向に延びる摺動溝37が形成されており、
かつ、該摺動溝37の対向面には互いに対向し、かつ、
上下方向に延びる摺動条38、38が形成されている。
しかして、これら脚片36、36の周動溝37、37が
ガイドレール1の左側の側壁3に摺動自在に係合され、
これによって、ブラケット27の左右方向への動きが規
制される。
31、31、31のうち上下にあるものの周縁部に合成
樹脂のアウトサート成形によりそれぞれ結合され後方へ
向って突出した脚片である。脚片36には後方に向って
開口し上下方向に延びる摺動溝37が形成されており、
かつ、該摺動溝37の対向面には互いに対向し、かつ、
上下方向に延びる摺動条38、38が形成されている。
しかして、これら脚片36、36の周動溝37、37が
ガイドレール1の左側の側壁3に摺動自在に係合され、
これによって、ブラケット27の左右方向への動きが規
制される。
39は主部28の左側に形成された3つの係合孔31、
31、31のうち中央のもの31の周縁部に合成樹脂の
アウトサート成形により結合され後方へ向って突出した
結合片であり、略L字形をしており、その後端から側方
へ延びる係合部40の前面には上下方向に延びる摺動条
41が形成されており、該摺動条41がガイドレール1
の背面の左側の縁に沿った部分に摺動自在に当接され、
これによって、ブラケット27の左側の部分がガイドレ
ール1から外れるのが防止される。
31、31のうち中央のもの31の周縁部に合成樹脂の
アウトサート成形により結合され後方へ向って突出した
結合片であり、略L字形をしており、その後端から側方
へ延びる係合部40の前面には上下方向に延びる摺動条
41が形成されており、該摺動条41がガイドレール1
の背面の左側の縁に沿った部分に摺動自在に当接され、
これによって、ブラケット27の左側の部分がガイドレ
ール1から外れるのが防止される。
以上のようにして、ブラケット27はガイドレール1に
上下方向に沿って摺動自在に支持される。
上下方向に沿って摺動自在に支持される。
42は主部28に形成された係合孔31、31、・・・
のうち略中央に形成されたもの31の周縁部に合成樹脂
のアウトサート成形により結合され後方へ突出した連結
脚片である。該連結脚片42は略L字形をしており、そ
の後端面には上下方向に延びる摺動条43が形成されて
いて、該摺動条43がガイドレール1の前面に摺動自在
に当接されている。この連結脚片42の後端部の側方へ
突出した部分の前面側には取付溝44が形成されてい
る。
のうち略中央に形成されたもの31の周縁部に合成樹脂
のアウトサート成形により結合され後方へ突出した連結
脚片である。該連結脚片42は略L字形をしており、そ
の後端面には上下方向に延びる摺動条43が形成されて
いて、該摺動条43がガイドレール1の前面に摺動自在
に当接されている。この連結脚片42の後端部の側方へ
突出した部分の前面側には取付溝44が形成されてい
る。
(f.駆動ワイヤーとブラケットとの結合) 45は連結金具であり、駆動ワイヤー26のうちガイド
レール1の全面側にて上下方向に延びる部分にカシメに
よって固定されている。
レール1の全面側にて上下方向に延びる部分にカシメに
よって固定されている。
そして、この連結金具45がブラケット27の連結脚片
42に形成された取付溝44に圧入固定され、これによ
って駆動ワイヤー26とブラケット27とが結合され
る。
42に形成された取付溝44に圧入固定され、これによ
って駆動ワイヤー26とブラケット27とが結合され
る。
(g.その他) 上記した昇降装置はそのガイドレールが自動車のドア4
6のフレーム47に固定され、また、窓ガラス48の下
縁部がねじ49によってブラケット27の主部28の取
付片29、29に取り付けられる。
6のフレーム47に固定され、また、窓ガラス48の下
縁部がねじ49によってブラケット27の主部28の取
付片29、29に取り付けられる。
(h.動作) しかして、上記昇降装置において、駆動リール14が回
転すると、駆動ワイヤー26が移動せしめられ、この駆
動ワイヤー26に連結されたブラケット27がガイドレ
ール1に沿って上昇又は下降せしめられ、これによって
窓ガラス48が上昇又は下降せしめられることになる。
転すると、駆動ワイヤー26が移動せしめられ、この駆
動ワイヤー26に連結されたブラケット27がガイドレ
ール1に沿って上昇又は下降せしめられ、これによって
窓ガラス48が上昇又は下降せしめられることになる。
また、駆動ワイヤー26が延びが生じたときには、一番
上に位置するスライドガイド91の筒状部9cの凹部1
0に嵌挿されたスプリング13の弾発力によってワイヤ
ーパイプ11の他端がガイド体7に取着された一端側に
付勢され、ワイヤーパイプ11が湾曲する(第7図
(b)参照)ため、駆動ワイヤー26の伸びを見かけ上
吸収することができる。
上に位置するスライドガイド91の筒状部9cの凹部1
0に嵌挿されたスプリング13の弾発力によってワイヤ
ーパイプ11の他端がガイド体7に取着された一端側に
付勢され、ワイヤーパイプ11が湾曲する(第7図
(b)参照)ため、駆動ワイヤー26の伸びを見かけ上
吸収することができる。
(G.発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明昇降
装置は、正面から見て略上下方向に長い板状に形成され
るとともに側方から見て正面側の中央部が突出するよう
に緩やかに湾曲し昇降体を案内する案内部材の正面の上
下両端部にワイヤーガイドを配置し、前記案内部材の背
面の上下方向における略中央部にワイヤー駆動体を設
け、駆動ワイヤーを案内部材の正面において前記ワイヤ
ーガイドに掛け回すと共に案内部材の背面側に通してワ
イヤー駆動体に巻回し、駆動ワイヤーのうち案内部材の
正面側にある部分に昇降体を連結したことを特徴とす
る。
装置は、正面から見て略上下方向に長い板状に形成され
るとともに側方から見て正面側の中央部が突出するよう
に緩やかに湾曲し昇降体を案内する案内部材の正面の上
下両端部にワイヤーガイドを配置し、前記案内部材の背
面の上下方向における略中央部にワイヤー駆動体を設
け、駆動ワイヤーを案内部材の正面において前記ワイヤ
ーガイドに掛け回すと共に案内部材の背面側に通してワ
イヤー駆動体に巻回し、駆動ワイヤーのうち案内部材の
正面側にある部分に昇降体を連結したことを特徴とす
る。
従って、本発明昇降装置にあっては、これを正面から見
たときの大きさは、正面から見て上下方向に細長い案内
部材の輪郭の中に納まる大きさであるので、正面から見
た大きさの小さい空間であってもこれを配置することが
でき、かつ、ワイヤーガイドを案内部材の正面側に、ワ
イヤー駆動体を案内部材の背面側に配置したので、昇降
装置の厚さが増大することもない。
たときの大きさは、正面から見て上下方向に細長い案内
部材の輪郭の中に納まる大きさであるので、正面から見
た大きさの小さい空間であってもこれを配置することが
でき、かつ、ワイヤーガイドを案内部材の正面側に、ワ
イヤー駆動体を案内部材の背面側に配置したので、昇降
装置の厚さが増大することもない。
尚、上記実施例に示したスライドガイド9、9、・・・
はどうしても必要なものではなく、駆動ワイヤー26が
透孔5、5の縁に触れなければスライドガイド9、9、
・・・は無くても良い。
はどうしても必要なものではなく、駆動ワイヤー26が
透孔5、5の縁に触れなければスライドガイド9、9、
・・・は無くても良い。
その他、上記実施例は、本発明を実施した一例にすぎ
ず、これによって特許請求の範囲に記載された発明の技
術的範囲が限定されるものではない。
ず、これによって特許請求の範囲に記載された発明の技
術的範囲が限定されるものではない。
第1図乃至第9図は本発明昇降装置の実施の一例を示す
もので、第1図は正面図、第2図は背面図、第3図は自
動車のドアに配置した状態の一部切欠背面図、第4図は
第1図のIV−IV線に沿う拡大断面図、第5図は第1図の
V−V線に沿う拡大断面図、第6図は第1図のVI−VI線
に沿う拡大断面図、第7図はワイヤーの伸びを吸収する
動作を説明するための要部正面図で(a)はワイヤーが
伸びていない状態を示し、(b)はワイヤーが伸びた状
態を示す、第8図はワイヤー駆動体の一部切欠斜視図、
第9図は要部の一部切欠斜視図、第10図及び第11図
は従来の昇降装置の一例を示すもので、第10図は正面
図、第11図は第10図のXI−XI線に沿う断面図であ
る。 符号の説明 1……案内部材、 7……ワイヤーガイド、 8……ワイヤーガイド、 14……ワイヤー駆動体、 26……駆動ワイヤー、27……昇降体
もので、第1図は正面図、第2図は背面図、第3図は自
動車のドアに配置した状態の一部切欠背面図、第4図は
第1図のIV−IV線に沿う拡大断面図、第5図は第1図の
V−V線に沿う拡大断面図、第6図は第1図のVI−VI線
に沿う拡大断面図、第7図はワイヤーの伸びを吸収する
動作を説明するための要部正面図で(a)はワイヤーが
伸びていない状態を示し、(b)はワイヤーが伸びた状
態を示す、第8図はワイヤー駆動体の一部切欠斜視図、
第9図は要部の一部切欠斜視図、第10図及び第11図
は従来の昇降装置の一例を示すもので、第10図は正面
図、第11図は第10図のXI−XI線に沿う断面図であ
る。 符号の説明 1……案内部材、 7……ワイヤーガイド、 8……ワイヤーガイド、 14……ワイヤー駆動体、 26……駆動ワイヤー、27……昇降体
Claims (1)
- 【請求項1】正面から見て略上下方向に長い板状に形成
されるとともに側方から見て正面側の中央部が突出する
ように緩やかに湾曲し昇降体を案内する案内部材の正面
の上下両端部にワイヤーガイドを配置し、 前記案内部材の背面の上下方向における略中央部にワイ
ヤー駆動体を設け、 駆動ワイヤーを案内部材の正面において前記ワイヤーガ
イドに掛け回すと共に案内部材の背面側に通してワイヤ
ー駆動体に巻回し、 駆動ワイヤーのうち案内部材の正面側にある部分に昇降
体を連結した ことを特徴とする昇降装置
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3297087A JPH0633696B2 (ja) | 1987-02-16 | 1987-02-16 | 昇降装置 |
US07/155,679 US4878391A (en) | 1987-02-16 | 1988-02-16 | Motion translating mechanism for use as a window regulator or the like |
KR1019880001627A KR930010047B1 (ko) | 1987-02-16 | 1988-02-16 | 차량의 창문조절기에 사용되는 운동변환기구 |
FR8801806A FR2610980B1 (fr) | 1987-02-16 | 1988-02-16 | Mecanisme de deplacement en translation pour vitrage d'automobile |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3297087A JPH0633696B2 (ja) | 1987-02-16 | 1987-02-16 | 昇降装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63201288A JPS63201288A (ja) | 1988-08-19 |
JPH0633696B2 true JPH0633696B2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=12373757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3297087A Expired - Lifetime JPH0633696B2 (ja) | 1987-02-16 | 1987-02-16 | 昇降装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0633696B2 (ja) |
-
1987
- 1987-02-16 JP JP3297087A patent/JPH0633696B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63201288A (ja) | 1988-08-19 |
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