JPH0633501Y2 - 投影型画像表示装置 - Google Patents

投影型画像表示装置

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JPH0633501Y2
JPH0633501Y2 JP1988116312U JP11631288U JPH0633501Y2 JP H0633501 Y2 JPH0633501 Y2 JP H0633501Y2 JP 1988116312 U JP1988116312 U JP 1988116312U JP 11631288 U JP11631288 U JP 11631288U JP H0633501 Y2 JPH0633501 Y2 JP H0633501Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は投影型の画像表示装置に関するもので、特に複
数の装置を並置して大画面の画像表示を行うために使用
されるものである。
<従来の技術> 従来の大画面の画像表示装置としては、以下のようなも
のが実用化されており、たとえば、野球場,ビルの外
壁,駅の構内などに設置され、テレビジョン画像等の表
示に用いられている。
1.白熱電球,蛍光放電管,蛍光表示管(熱陰極あるいは
冷陰極から放出された電子により蛍光体を励起して発光
させる一種の真空管)をマトリックス状に配列し、それ
ぞれの発光強度を制御して画像を表示する装置。
2.複数のCRT装置を並置し、それら全体で一つの画像を
表示する装置。
3.数絵素ないし数十絵素を有する液晶表示ユニットを複
数個並置し、画像を表示する装置。この場合、液晶表示
ユニットの素子自体は発光しないので、各ユニットの内
部に光源を内蔵し、その光によって素子を照明するもの
である。
<考案が解決しようとする課題> しかしながら前項1の装置では、白熱電球,蛍光放電
管,蛍光表示管などの発光強度を直接制御するため、高
電圧,大電力の駆動回路が必要となり、非常に大規模で
高価なシステムとなってしまい、用途が限定されてい
た。
また前項2及び3の装置では、表示すべき画面を複数の
ブロックに分割し、各ブロックをそれぞれ一つのCRT装
置または液晶表示ユニットが分担して表示を行なうた
め、各ブロック間の境界に非表示領域ができるので、画
面に黒い格子をかぶせたようになり、非常に見苦しいと
いう欠点があった。この境界の非表示領域は、CRT装置
の場合にはその管体の形状で決まり、液晶表示ユニット
の場合には、液晶セルのシール部および駆動端子の接続
のためのスペースによって決まり、これらをなくすこと
は物理的に不可能であるという問題点があった。本考案
は上記の問題点を解決するために、画像を拡大してスク
リーン上に投影表示する場合に表示の鮮明度を低下させ
ることなく拡大投影画像を得ることのできる新規な投影
型画像表示装置を提供することを目的にしている。
<課題を解決するための手段> 上記目的を達成するために本考案においては、光透過型
表示素子と、光源と、前記表示素子にマトリックス状に
配置された絵素を選択して得られる表示内容を前記光源
の出力光で照射して前記表示内容の拡大像を投影スクリ
ーンに投影する投影手段とを備えてなる投影型画像表示
装置において、前記投影スクリーンと前記表示素子との
間の距離をd1、前記表示素子と前記光源との間の距離を
d2、前記絵素のピッチをPとすると、前記光源の発光部
の長さlは l≦P(d1+d2)/d1 という関係式を満足する範囲の値に設定されるものであ
り、このことによって上記目的が達成される。
<作用> そして上記のように構成された投影型画像表示装置の表
示画像を拡大してスクリーン上に投影した場合、絵素の
輪郭ボケがなく鮮明な拡大投影画像が得られる。また、
この投影型画像表示装置を複数個並置して全体で一つの
画像を表示する場合、拡大されて投影スクリーンに投影
される透過型非発光表示素子の内容の表示領域の外形と
前記表示装置の外形とがほぼ等しいことにより、各投影
スクリーン上の表示が隙間なく、かつ重なり合わずに継
ぎ合わされた合成の画像を得ることができる。
<実施例> 以下、本考案の実施例を図面に従って詳細に説明する。
本考案は液晶表示素子(以下、単にLCDと言う),エレ
クトロクロミック表示素子,PLZT(透光性セラミック)
等を用いた電気光学表示素子,磁気光学表示素子などの
非発光型表示素子のいずれにも適用可能である。
LCDは動作モード,駆動法によって細分類されるが、以
下ではマトリックス型カラー液晶表示素子を例にとって
説明するが、本考案の適用はこれに限定されるものでは
ない。
第1図は本考案の斜視図であり、筐体30の内側に光源20
が設置されており、この光源20から照射される光は、直
接及び反射鏡21を経由してLCD10に達し、これを透過し
て投影スクリーン40に到達する。
LCD10は、例えば画面サイズ10cm角,ライン数100×100,
絵素ピッチ1mm×1mmのマトリックス型カラー液晶パネル
である。LCD10は表示画面の周囲四辺それぞれに幅8mmの
領域を駆動回路の接続領域として有するので、外形は1
1.6mm角となる。
投影型画像表示装置の外形を規定する筐体30はLCD10を
収納するため、幅及び高さはともに12cmとし、本考案に
したがって全面が投影されるLCD10の内容の表示領域と
なる投影スクリーン40の外形が前記装置の外形と同一と
なるように投影スクリーン40も12cm角とする。
10cm角のLCD10の画面を12cm角の投影スクリーン40に投
影するためには、画面を1.2倍に拡大しなければならな
いが、レンズ等を使った結像系によって拡大投影を行な
うと、筐体30の奥行が大きくなるので本実施例では光源
20からの光により直接投影する。
第2図に長さlの光源20から照射された光が、LCD10上
のピッチPの絵素を投影スクリーン40に投影する様子を
示す。第2図において、投影スクリーン40とLCD10との
間の距離をd1,LCD10と光源20との間の距離をd2とする
と、投影スクリーン40上における像の拡大率は(d1+d2)
/d2から1+d1/d2となり、本実施例では前記したよう
に1.2であるのでd1=5cm,d2=25cmとした。
ところで第2図において、 d1:(d1+d2)=P:l の関係が成立する時、投影スクリーン40上の絵素の輪郭
ボケは絵素ピッチの2分の1となるが、この程度の輪郭
ボケは実用上問題にはならず、むしろカラー表示の場合
には隣接する色の混色が行なわれ、画質がソフトになる
という効果が得られる。
上記比例式より l=P(d1+d2)/d1 となるので、前記P,d1及びd2の値を代入して計算すると
l=6mmとなる。すなわち、光源20の発光部の長さが6mm
程度以下であれば絵素の輪郭ボケは実用上支障ないこと
が分かる。
光源20としては、ハロゲンランプやメタルハライドラン
プ等の高輝度,高効率のものが用いられ、これらはいず
れも発光部の長さlを小さくすることができ、前述の条
件は容易に満足するものである。なお、光源20の光を有
効に利用するために反射鏡21を設けるとよい。
投影スクリーン40は例えば、半透明のプラスチック板
で、光源20と反対の方から投影される表示内容を見るよ
うにする。投影スクリーン40は各装置毎に独立して設け
てもよいが、複数の装置を並置して、全体で一つの画面
を構成する場合には、全画面分の大きさの一枚の投影ス
クリーンを用いた方がより見やすい画面が得られる。こ
のような装置を縦10台、横10台の格子状に並置すると、
画面サイズ1.2m角,絵素数1000×1000の大型表示装置が
構成される。
以上の例では、装置1台にLCD10と光源20がそれぞれ1
つずつ設けられている例を示したが、光源の光を有効に
利用するべく、1つの光源からの光を分割して複数のLC
Dパネルを照射するという構成をとることができる。
第3図及び第4図にその例を示す。同図では、1つの光
源20から4つの方向に出た光をそれぞれミラー50によっ
て同一の方向に反射させ、それぞれが4つのLCD10を照
射するように配置されている。
なお、LCDの表示特性の視角依存性が表示の均一性に悪
影響を与えるときは、投影経路の途中にフレネルレン
ズ,フレネルプリズム等を介在させて、視角特性を改善
することもできる。
<考案の効果> 本考案は以上のように最適条件のもとに光透過型の表示
装置が構成されているので、絵素の輪郭ボケを生ずるこ
となく鮮明な拡大投影画像をスクリーン上に形成するこ
とができる。従って、従来の多数の発光素子を並置した
大型画像表示装置と比較して低消費電力なため、設置が
容易である。また多数のCRT装置または液晶表示ユニッ
トを並置した大型画像表示装置の問題点である画面の継
ぎ目の格子状の非表示領域を表示の鮮明度を低下させる
ことなく、なくすことができ、表示品位が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る投影型画像表示装置の一実施例の
構成を示す斜視図、第2図は本考案における構成要素の
位置関係と光線の経路などを示す説明図、第3図は本考
案の別の実施例を示す側面図、第4図はその背面図であ
る。 10:液晶表示素子、20:光源、30:筐体、40:投影スクリー
ン。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光透過型表示素子と、光源と、前記表示素
    子にマトリックス状に配置された絵素を選択して得られ
    る表示内容を前記光源の出力光で照射して前記表示内容
    の拡大像を投影スクリーンに投影する投影手段とを備え
    てなる投影型画像表示装置において、 前記投影スクリーンと前記表示素子との間の距離をd1
    前記表示素子と前記光源との間の距離をd2、前記絵素の
    ピッチをPとすると、前記光源の発光部の長さlは l≦P(d1+d2)/d1 という関係式を満足する範囲の値に設定されていること
    を特徴とする投影型画像表示装置。
  2. 【請求項2】前記表示素子を並置して前記投影スクリー
    ン上に前記表示内容を合成した拡大投影画像を得る請求
    項1記載の投影型画像表示装置。
JP1988116312U 1988-09-02 1988-09-02 投影型画像表示装置 Expired - Fee Related JPH0633501Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62250474A (ja) * 1986-04-23 1987-10-31 ソニー株式会社 液晶投射装置

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