JPH06333338A - デジタル磁気記録再生装置 - Google Patents

デジタル磁気記録再生装置

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JPH06333338A
JPH06333338A JP12232093A JP12232093A JPH06333338A JP H06333338 A JPH06333338 A JP H06333338A JP 12232093 A JP12232093 A JP 12232093A JP 12232093 A JP12232093 A JP 12232093A JP H06333338 A JPH06333338 A JP H06333338A
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JP
Japan
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recording
signal
switch
reproduction
turned
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Pending
Application number
JP12232093A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Kurosawa
康行 黒澤
Koichi Ikata
孝一 井方
Seiichi Hashimoto
清一 橋本
Masafumi Shimotashiro
雅文 下田代
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デジタル磁気記録再生装置において、アフレ
コまたはインサートの記録から再生への切り換え時、再
生信号の欠落がなく、しかも可変利得増幅器の応答が早
くなる。 【構成】 アフレコ時、スイッチ16はOFFし、スイ
ッチ17はONして接地され、スイッチ110はOF
F、スイッチ111はONされて、可変利得増幅器25
の利得は固定される。アフレコの記録から再生へ切り換
えたときは、記録再生増幅器6をOFFし、スイッチ1
6をONしスイッチ17をOFFして接地し、スイッチ
110はON、スイッチ111はOFFされて可変利得
増幅器25の利得は再生信号レベル検出器26の出力に
よって制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報信号(映像信号や
音声信号、その他)をデジタル信号に変換して、時分割
で磁気テープに記録、再生するデジタル磁気記録再生装
置に関し、特に音声信号のみをアフタレコーディング
(以下アフレコと称す)や、映像信号のみを記録するイ
ンサートなどの再記録時において、最適な再生信号を得
るデジタル磁気記録再生装置を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の家庭用ビデオテープレコーダ(以
下VTRと称す)は、アナログ記録のため、映像信号及
び音声信号の時分割記録はなされておらず、高音質化の
ために音声信号は、磁気テープの深層部に周波数変調し
て記録する方式が導入されている。
【0003】近年デジタル技術の発展により、映像信号
及び音声信号をデジタル信号に変換して、ヘリカルスキ
ャンで磁気テープ上に、映像信号と音声信号を時分割で
記録する技術が知られている。このような記録方式であ
れば、映像信号と音声信号が分割されているためアフレ
コやインサートが可能である。
【0004】図4は家庭用のVTRに用いられている一
般的な記録再生増幅器の基本的な構成を示す図である。
説明を簡単にするため回転磁気ヘッド1個の回路構成を
示しているが実際は、回転磁気ヘッドの個数に対応した
回路で構成されている。
【0005】図5がデジタル変換されて時分割記録され
た、映像信号及び音声信号の磁気テープ上のトラックパ
ターンを示す図、図6がアフレコ時における図4の主要
部の波形を示す図である。図4において50が、通常記
録あるいは、インサート、アフレコ時に記録する信号の
入力端子であり、記録増幅器53に入力されている。記
録増幅器53の出力は、結合コンデンサ54を介してロ
ータリトランス56に接続されている。記録信号はロー
タリトランス56を介して、回転磁気ヘッド57に記録
電流が流れ、磁気テープにたとえば図5に示すようなト
ラックパターンを形成する。図5において66は記録さ
れた音声信号であり、68は記録された映像信号であ
る。65、67及び69は、磁気テープの端や音声信号
と映像信号のギャップ部分で、情報信号がなにも記録さ
れていない。デジタル変換した信号の場合、このような
時分割記録が可能である。
【0006】結合コンデンサ54、55のロータリトラ
ンス側には、スイッチ58、59が接続されており、記
録再生制御信号の入力端子51の制御信号により、スイ
ッチ58はインバータ60を介して記録時にOFF、再
生時にONして接地される。スイッチ59は記録時にO
Nして接地され再生時にOFFする。また、入力端子5
1の制御信号は、記録増幅器53にも入力され記録増幅
器のON/OFF制御を行う。
【0007】61は再生増幅器であり、ロータリトラン
ス56の一方のコイル側と結合コンデンサ55を介して
接続されている。
【0008】再生増幅器61の出力は、可変利得増幅器
62と再生信号レベル検出器63に入力される。再生信
号レベル検出器63には、検波用のコンデンサ64が接
続されており、その出力信号は、可変利得増幅器62の
制御信号として入力されている。
【0009】可変利得増幅器62は、再生信号レベル検
出器63の制御信号により一定レベルの再生信号出力を
出力端子52に出力する。
【0010】図4の従来例において、図5のような記録
トラックパターンの音声信号のみの書き換え、すなわち
アフレコを行った場合の動作について図6の波形を用い
て説明する。
【0011】インサートやアフレコは、基本的には再生
状態であり、記録しなおしたい期間だけを記録に切り換
えれば良い。
【0012】図5においてアフレコの場合は音声信号部
分66を新しい音声信号に記録し直せば良い。
【0013】図6において(イ)は、記録再生制御信号
入力端子51の入力信号であり、(ロ)がアフレコで記
録したい新しい音声の入力信号であり、(ハ)は、再生
増幅器61の出力信号であり、(ニ)が可変利得増幅器
62を通った出力端子52の出力信号である。(イ)が
Highレベルの期間、記録信号増幅器53がONさ
れ、入力されたアフレコのための新たな音声信号(ロ)
が増幅され、結合コンデンサ54、ロータリトランス5
6を介して回転磁気ヘッド57で、磁気テープ上の66
の期間、新たな音声信号が記録される。
【0014】この時制御信号(イ)により、スイッチ5
8はOFF,スイッチ59はONする。スイッチ59が
ONすることにより、再生増幅器61の入力は減衰して
いるが、再生増幅器61で約60dB増幅されているた
め通常再生時よりも大きな信号レベルが再生される。
【0015】可変利得増幅器62は、この通常よりも大
きな入力レベルを一定レベルにするように動作し、その
後、アフレコ期間が終わり、映像信号部分の再生となっ
た場合に、制御信号(イ)により記録増幅器53をOF
Fし、スイッチ58をON,スイッチ59をOFFす
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、再生増幅器61の出力は映像信号部分の
再生信号を得るが、可変利得増幅器62の出力は、アフ
レコ記録時の過大入力信号を抑え込んでいたため、通常
の再生信号レベルが入力されたとしても、すぐには応答
せず、信号レベルの小さい期間が発生する。
【0017】本発明は上記従来の問題点を解決し、アフ
レコ、インサート時においても他の信号を忠実に再生で
きるデジタル磁気記録再生装置を提供することを目的と
する。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、情報信号をデジタル信号に変換して、複数
の回転磁気ヘッドで、デジタル信号を時分割で記録再生
する、デジタル磁気記録再生装置であって、複数の回転
磁気ヘッドに対応した複数の記録増幅手段と、複数の再
生増幅手段と複数のロータリトランスを具備し、複数の
記録増幅手段と複数の再生増幅手段は、それぞれ結合コ
ンデンサを介してロータリトランスの各端子に接続さ
れ、結合コンデンサのロータリトランス側には、接地の
ためのスイッチ手段1及びスイッチ手段2を設け、複数
の記録増幅手段のON/OFFを制御する第3のスイッ
チ手段と、再生増幅手段の出力信号から磁気テープに当
接した期間の再生信号を選択的に取り出すための第4の
スイッチ手段と、再生信号レベル検出手段をON/OF
Fする第5のスイッチ手段を備え、時分割記録された情
報信号の一部を再記録するとき、再記録の期間、第五の
スイッチ手段を直流電圧源側に切り換えるよう制御する
構成をしたものである。
【0019】
【作用】本発明は上記した構成により、映像信号と音声
信号をデジタル変換し、時分割で記録するデジタル磁気
記録再生装置において、アフレコ、インサート中の再生
信号も忠実に再生することができるデジタル磁気記録再
生装置を提供できる。
【0020】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら、その構成と動作を説明する。
【0021】図1は本発明の一実施例を示すブロック
図、図2は本実施例において磁気テープに記録されたト
ラックパターン図、図3は図1における主要波形図であ
る。
【0022】図1において1は、記録する信号の入力端
子であり、記録増幅器6、7に入力されている。記録増
幅器6、7の出力は結合コンデンサ8、11を介してロ
ータリトランス12、13に接続されている。記録信号
はロータリトランス12、13を介して、回転磁気ヘッ
ド14、15にたとえば図2に示すようなトラックパタ
ーンを形成する。
【0023】図2において29は、回転磁気ヘッド14
で記録された音声信号であり、31は回転磁気ヘッド1
4で記録された映像信号である。同様に34及び36
は、回転磁気ヘッド15で記録された音声信号及び映像
信号である。
【0024】ヘリカルスキャン記録の場合、記録された
トラックパターンは、縦方向に並ぶが、図には説明の便
宜上横に並べている。
【0025】28、30、32、33、35、37は、
磁気テープの端や、音声信号と映像信号のギャップ部分
で、情報信号がなにも記録されていない。
【0026】デジタル変換した信号の場合、このような
時分割記録が可能である。結合コンデンサ8、11のロ
ータリトランス側には、スイッチ16、19が接続され
ており、記録再生制御信号の入力端子2、及び5の制御
信号をインバータ20、及び21を介した信号により、
スイッチ16、19は、記録時にOFFし、再生時には
ONして接地される。
【0027】再生増幅器22、23の出力は、スイッチ
24を介して、可変利得増幅器25及び再生信号レベル
検出器26に入力される。
【0028】スイッチ24は回転シリンダ(図示せず)
に同期したスイッチング信号の入力信号により、再生信
号を取り出すように切り換えられる。
【0029】結合コンデンサ9、10のロータリトラン
ス側には、スイッチ17、18が接続され、記録再生制
御信号の入力端子2及び5の制御信号により記録時にO
Nして接地され、再生時にOFFする。
【0030】再生信号レベル検出器26には検波用のコ
ンデンサ27が接続されておりその出力信号はスイッチ
110を介して可変利得増幅器25へ、利得制御信号と
して入力されている。
【0031】記録再生制御信号の入力端子2の制御信号
は、記録増幅器6のON/OFFの制御信号として、同
様に記録再生制御信号の入力端子5の制御信号は、記録
増幅器7のON/OFFの制御信号として入力されると
ともにOR回路100にも入力されている。また、OR
回路100を介した信号によりスイッチ111を、さら
にインバータ回路101を介した信号によりスイッチ1
10を制御している。
【0032】スイッチ110はインバータ回路101の
出力信号により再生時ONされ、可変利得増幅器25
は、再生信号レベル検出器26の制御信号により一定レ
ベルの再生信号出力を出力するよう制御される。また、
スイッチ111はOR回路100の出力信号により記録
時ONされ、可変利得増幅器25は、直流電圧源102
により一定の利得で、再生増幅器22、23からの入力
に比例した再生信号出力を出力端子4に出力する。
【0033】図1の本実施例において、図2のような記
録トラックパターンの音声信号のみの書き換え、すなわ
ちアフレコを行った場合の動作について図3の波形を用
いて説明する。
【0034】インサートやアフレコは、基本的には再生
状態であり、記録しなおしたい期間だけを記録に切り換
えれば良い。
【0035】図3において(a)は、回転シリンダに同
期したスイッチング信号であり、Highの期間再生増
幅器22の再生信号を取りだし、Lowの期間再生増幅
器23の再生信号を取り出すようスイッチ24を制御す
る。(b)が入力端子2に入力される記録再生制御信号
であり、Highの期間、記録増幅器6を動作させると
共にスイッチ16をOFFさせ、スイッチ17をONさ
せる。(c)がアフレコで記録したい新しい音声信号で
ある。(d)が入力端子5に入力される記録再生制御信
号であり、Highの期間、記録増幅器7を動作させる
と共にスイッチ18をONさせ、スイッチ19をOFF
させる。
【0036】記録増幅器6または7のどちらかが動作し
ているときは、OR回路100、インバータ回路101
の制御信号によりスイッチ110はOFF,スイッチ1
11はONしている。
【0037】また、記録増幅器6または7のどちらも動
作していないときには、OR回路100、インバータ回
路101の制御信号によりスイッチ110はON,スイ
ッチ111はOFFしている。
【0038】(e)がスイッチ24の出力である再生信
号であり、アフレコ記録している期間は、スイッチ1
7、19がONすることにより、再生増幅器22、23
の入力は減衰しているが、再生増幅器22、23で約6
0dB増幅されるため通常再生時よりも大きな信号レベ
ルが出力される。
【0039】(f)が出力端子4に出力された可変利得
増幅器25の出力信号であり、アフレコ期間は再生信号
レベル検出器26に大きな再生信号が入力されるが、ス
イッチ110がOFF,スイッチ111がONされてい
るため、可変利得増幅器25の利得は入力に関係なく一
定に保たれ(f)のような波形となる。
【0040】このようにして、アフレコ記録のために入
力された音声信号(c)は、記録増幅器6および7で増
幅され、結合コンデンサ8および11、ロータリトラン
ス12および13を介して回転磁気ヘッド14および1
5で、図2のトラックパターン29および34の期間に
記録される。
【0041】アフレコ記録OFFの時、すなわち記録か
ら再生の切り換え時は、再生信号レベル検出器26をア
フレコ記録時にOFFしていることにより、可変利得増
幅器25は、直流電圧源102で与えられた利得からの
制御となり、信号が従来のように欠落することもなく、
また応答も早い。インサートの場合も同様に、図2のト
ラックパターン31、36の映像信号のみ記録するよ
う、各制御信号のタイミングを変えれば簡単に実現でき
る。
【0042】本実施例では記録の期間のみスイッチ11
0をOFF、スイッチ111をONし、可変利得増幅器
25の利得制御入力に直流電圧源を接続し可変利得増幅
器の利得を固定とする構成としたが、アフレコ、インサ
ートの期間は記録、再生を含めて可変利得増幅器25の
利得制御入力に直流電圧源を接続する構成としても良
い。
【0043】また本実施例では利得の制御をおこなわな
い、再記録の期間も再生増幅器6、7の出力を可変利得
増幅器25を通して4へと出力しているがアフレコ、イ
ンサートの時は、記録再生のどちらの期間もスイッチ2
4の出力を直接4へと出力する構成としても、アフレ
コ、インサートからの再生信号を充分に得ることが出来
る。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、映像信号と音声信
号をデジタル信号に変換して、磁気テープ上に時分割で
記録された信号のアフレコおよびインサートを行う場
合、従来は、記録から再生への切り換え時に、再生信号
の欠落と長い応答時間を要し、充分な再生信号を得るこ
とが出来なかったが、本発明によれば、簡単な構成で、
記録から再生への切り換えにおいても信号の欠落がな
く、しかも応答時間が早く、充分な再生信号を得ること
ができるものであり、その工業的価値は大なるものがあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の記録再生増幅のブロック図
【図2】磁気テープに記録された映像信号および音声信
号のトラックパターン図
【図3】アフレコ時における図1の主要波形図
【図4】従来の記録再生増幅器のブロック図
【図5】磁気テープに記録された映像信号および音声信
号のトラックパターン図
【図6】アフレコ時における図4の主要波形図
【符号の説明】
6 記録増幅器 7 記録増幅器 12 ロータリトランス 13 ロータリトランス 14 回転磁気ヘッド 15 回転磁気ヘッド 16 スイッチ 17 スイッチ 18 スイッチ 19 スイッチ 22 再生増幅器 23 再生増幅器 25 可変利得増幅器 26 再生信号レベル検出器 102 直流電圧源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下田代 雅文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報信号をデジタル信号に変換して、複
    数の回転磁気ヘッドで、前記デジタル磁気信号を時分割
    で記録再生する、デジタル磁気記録再生装置であって、
    前記複数の回転磁気ヘッドに対応した複数の記録増幅手
    段と、複数の再生増幅手段と、複数のロータリトランス
    を具備し、前記複数の記録増幅手段と複数の再生増幅手
    段は、それぞれ結合コンデンサを介してロータリトラン
    スの各端子に接続され、前記結合コンデンサのロータリ
    トランス側には、接地のためのスイッチ手段1およびス
    イッチ手段2を設け、前記複数の記録増幅手段のON/
    OFFを制御する第3のスイッチ手段と、前記複数の再
    生増幅手段の出力信号から磁気テープに当接した期間の
    再生信号を選択的に取り出すための第4のスイッチ手段
    と、この第4のスイッチ手段の出力信号を入力とする、
    可変利得増幅手段と再生信号レベル検出手段と、直流電
    圧源と、前記再生信号レベル検出手段の出力または前記
    直流電圧源のどちらかを前記可変利得増幅手段の利得制
    御の入力として選択するための第5のスイッチ手段から
    なる自動利得制御手段とを備え、前記時分割された情報
    信号の一部を再記録するとき、再記録の期間、前記第五
    のスイッチ手段を直流電圧源側に切り換えるよう制御す
    るよう構成したことを特徴とするデジタル磁気記録再生
    装置。
JP12232093A 1993-05-25 1993-05-25 デジタル磁気記録再生装置 Pending JPH06333338A (ja)

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