JPH06333103A - Icカード - Google Patents

Icカード

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JPH06333103A
JPH06333103A JP5353820A JP35382093A JPH06333103A JP H06333103 A JPH06333103 A JP H06333103A JP 5353820 A JP5353820 A JP 5353820A JP 35382093 A JP35382093 A JP 35382093A JP H06333103 A JPH06333103 A JP H06333103A
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善造 小田
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    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
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    • G01R31/31712Input or output aspects
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    • GPHYSICS
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    • G11C5/14Power supply arrangements, e.g. power down, chip selection or deselection, layout of wirings or power grids, or multiple supply levels
    • G11C5/143Detection of memory cassette insertion or removal; Continuity checks of supply or ground lines; Detection of supply variations, interruptions or levels ; Switching between alternative supplies
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    • G11CSTATIC STORES
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    • G11C5/14Power supply arrangements, e.g. power down, chip selection or deselection, layout of wirings or power grids, or multiple supply levels
    • G11C5/147Voltage reference generators, voltage or current regulators; Internally lowered supply levels; Compensation for voltage drops

Abstract

(57)【要約】 【目的】 動作電圧が3.3Vで最大定格電圧が5V以
下の最先端ICを登載し、新規の3.3V規格で使用で
き、従来の5V規格でも使用できるか、あるいは、前記
の最先端ICが破壊されることのない大規模、高速、低
消費電力、高信頼性のICカードを提供することが目的
である。 【構成】 接続電源回路5は、アナログスイッチ10
0、外部接続回路110、内部接続回路120、高電圧
検出回路130を含む。ホストシステムの電源VCCの
電圧が、上限電圧4V以下の時はアナログスイッチ10
0を通してそのままの電源電圧が主回路であるROM1
2に印加される。一方電源電圧が、上限電圧4Vより大
きい時はアナログスイッチ100を非導通とし、ROM
12にはこの電源電圧が印加されない。これによりRO
M12の破壊を防止できる。また、更に定電圧回路を設
ければ、電源電圧が上限電圧4Vより大きい時でも定電
圧化された電源電圧3.3VをROM12に供給でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はICカードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より集積回路を含むカード記憶装置
としてICカードと呼ばれる記憶装置が知られている。
このICカードとしてはメモリーカード、I/Oカー
ド、ISO準拠のICカードなどが知られている。ここ
で、ISO準拠のICカードとは、集積回路としてマイ
クロプロセッサ、メモリーを含むICカードであり、セ
キュリティ機能等をもたせることが可能なことから医療
用途、金融用途等に広く使用されている。また、メモリ
ーカードとは、集積回路としてマイクロプロセッサを含
まずメモリーだけを含むICカードであり、パーソナル
コンピュータ、電子楽器・ゲーム機等に用いられる携帯
可能な記憶装置として広く使用されている。そして、メ
モリーカードには、メモリーの種類に応じてSRAMカ
ード、DRAMカード、マスクROMカード、EPRO
Mカード、OTPROMカード、EEPROMカード、
フラッシュ型EEPROMカード、これらのメモリーの
混在型カード等、多くのメモリーカードが知られてい
る。更に、I/Oカードとは、モデム、LAN、インサ
ーネット等の諸機能を有するICカードであり、パーソ
ナルコンピュータ等に用いられる着脱可能な入出力装置
として広く使用されている。メモリーカード、I/Oカ
ードには日本のJEIDA(日本電子工業振興協会)と
米国のPCMCIA (Personal Compu
ter Memory Card Internati
onal Association)との協同により世
界的な統一規格が制定されている。詳しくは「ICメモ
リカードガイドライン(パソコン用ICメモリカードの
標準仕様)」(社団法人日本電子工業振興協会 平成3
年9月刊)を参照されたい。
【0003】さて、これらのICカードはパーソナルコ
ンピュータ、ATM装置等の電子装置(以下、「ホスト
システム」と呼ぶ)に設けられたカードスロットに装填
して使用されることになる。ここでは、メモリーカード
を例にとって説明する。
【0004】図14には、従来のROM(読み出し専用
メモリ)カードのブロック図が示される。カード上に
は、コネクタ2、接続回路10及び主回路である数個の
ROM12等が設けられている。ここで、コネクタ2は
使用時にホストシステムのカードスロットに接続するた
めに用いられるものであり、電源、制御信号30、3
1、アドレス信号40、データ信号50用の各端子を有
している。また、接続回路10は、コネクタ2と主回路
であるROM12との間に設けられており、図示しない
デコーダ回路、出力回路等を含んでいる。そして、この
デコーダ回路により、ホストシステムからの制御信号3
0、31、アドレス信号40から選択信号が生成され、
この選択信号がROM12に供給される。また、この出
力回路により、デコーダ回路、ROM12からのデータ
出力が規格に合った仕様でコネクタ2を経由してホスト
システムへと供給される。ここで、ROM12、接続回
路10は、ともに5V単一電源で動作する。従って、R
OM12、接続回路10の電源はともに、コネクタ2の
5V電源端子に直結された外部電源線20により供給さ
れることになる。
【0005】図15には、従来のSRAM(静的記憶)
カードのブロック図が示される。このSRAMカードの
構成において前述のROMカードの構成と異なる点は以
下の通りである。即ち、電源遮断時にデータを保持させ
るために、SRAMカードには内蔵電池80、逆流防止
用の整流素子例えばダイオード70、71、電源電圧の
低下を検出する低電圧検出回路135等が更に設けられ
ている。また、接続回路10内には、電源遮断時に低電
圧検出回路135からの検出信号を受けてSRAMを待
機状態にするための回路等も付加されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】さて、半導体集積回路
(以下、ICと記す)の電源電圧は、初期の時代のMO
S(金属−酸化物−半導体)型ICでは、たとえば12
ボルト(以下、「V」と略記する)又は12Vと5Vの
2電源であった。しかし、近年はかなり長期に亘って5
V単一電源が主流となっている。これはバイポーラ型ト
ランジスタを用いたTTL(Transister T
ransister Logic)でも同様である。こ
のため、パーソナルコンピュータ、ATM装置等のホス
トシステムも、5V電源の規格で作られたものが主流と
なっている。
【0007】一方、近年の半導体技術の進歩発展の中
で、また、ICの大規模化・大容量化にともなって、最
先端のICの電源は5Vから3.3Vまたは3Vに移り
つつある。原因は2つある。
【0008】1つ目の原因は、集積回路を構成するMO
SFET(金属−酸化物−半導体電解効果トランジス
タ)の微細化に伴う最大定格電圧の低下である。即ち、
MOSFET微細化の指標であるチャンネル長は0.5
umを切りつつあり、このような微細化されたMOSF
ETに対して、5V電源で動作する集積回路と同じ最大
定格電圧を保証するのは困難となった。このため、EI
AJ規格では動作電源電圧3.3Vおよび3Vの集積回
路の最大定格電圧の最小値は4.6Vと決められてい
る。
【0009】2つ目の原因は、大規模化に伴う消費電力
の増大を、電源電圧を下げることにより抑えるためであ
る。即ち、MOSFETの消費電力は、ゲート容量等の
負荷容量、クロック周波数、電源電圧に比例する。従っ
て、この電源電圧を3.3Vまたは3Vにすることで、
消費電力を低減することができる。
【0010】このような状況を受け、JEIDAではメ
モリーカードについて、従来の5V規格に加え3.3V
規格を1993年3月までに制定しようとしている。
【0011】さて、ICカードを大容量で高速にする為
には前述の最先端の技術で製造することが望ましい。従
って、ICカードも、これからは3.3V又は3V規格
のものが主流となると考えられる。しかし、このICカ
ードが装填されるホストシステムについては、既に5V
規格で作られたものが普及しており、将来においてもこ
れらのホストシステムが必ずしも3.3V又は3V規格
のものばかりになるとは限らない。従って、3.3V又
は3V規格で作られたICカードについては、3.3V
又は3V規格のカードスロットをもったホストシステム
に対応できるとともに、既に普及している5V規格のカ
ードスロットをもったホストシステムにも対応できるも
のであることが望ましい。
【0012】しかし、3.3V又は3V規格のICカー
ドは、前述したように電源の最大定格電圧が低く(4.
6V)、このため、既に普及している5V規格のホスト
システムに使用した場合には、ダメージが加わって劣化
したり、ひどいときには破壊されるという問題が生じ
る。一方、この3.3V又は3V規格のICカードが、
3.3V又は3V規格のホストシステムに使用された場
合には、通常と変わりなく動作させる必要がある。従っ
て、5V規格のホストシステムに使用しても破壊され
ず、あるいは正常に動作するとともに、3.3V又は3
V規格のホストシステムに使用された場合には通常と変
わりなく動作するICカードが望まれる。
【0013】さて、ICカードの装填時におけるICカ
ードの破壊を防止する技術としては、例えば特開平2−
259853号公報に記載された技術がある。しかし、
この従来技術は、EEPROMカードにおいて、装填時
に信号端子に印加される高電圧に対して保護を行うべ
く、信号端子に定電圧ダイオード、抵抗素子等を挿入す
る技術である。従って、この従来技術は、ICカードそ
れ自体ではなく、ICカードの信号端子に対する保護の
技術である。更に、この従来技術には、5V規格のホス
トシステム装填時には電源を遮断あるいは電源を遮断し
て定電圧を供給し、3.3V又は3V規格のホストシス
テム装填時には、通常通り電源を供給するという思想に
ついては何等開示されていない。
【0014】また、特開平4−30208号公報には、
ICカードを装填又は抜き取った場合に、外部電源又は
バックアップ用電池の電圧を検出して、この電圧が最低
動作電圧以下である場合にはメモリーの動作を不可にす
る技術について開示されている。しかし、この従来技術
ではICの最低動作電圧のみが検出され、最大定格電圧
については何等検出されない。しかも電圧を検出した後
は、単にメモリーの動作を不可にして記憶されているデ
ータの喪失を防止するだけであり、電源を遮断あるいは
電源を遮断して定電圧を供給するという思想については
何等開示されていない。
【0015】また、電源の規格が異なる電子機器を通信
ケーブル等で接続する場合には、以下の技術が考えられ
る。即ち、例えば5V規格の電子装置の通信ケーブルの
コネクタ形状と、3V規格の電子装置の通信ケーブルの
コネクタ形状とを異ならせ、接続できないようにする技
術である。しかし、ICカードは携帯容易とするために
小型に作られており、このようにコネクタの形状を異な
らせるのは容易ではない。
【0016】また、ICカードでは、その汎用性の要求
により、コネクタに設けられた端子の本数も少なく、端
子に対する電源、信号の割当も規格化されている。従っ
て、例えば5V電源用端子と、3.3V又は3V電源用
端子を両方別々に設けるというような構成とすることも
困難である。
【0017】また、上述の例のようにお互いに独立の電
源をもった電子装置を接続させる場合には、信号のみレ
ベルシフトする回路を設ければよく、お互いの電源端子
については単に接続しないようにするだけで正常な動作
が保証される。これに対して、ICカードでは、電源に
ついてはホストシステムの電源に従属しているという特
殊性をもっている。従って、単にお互いの電源端子が接
続しないようにするだけでは、3.3V又は3V規格の
ホストシステムに装填した場合にも動作しないことにな
ってしまい不都合となる。
【0018】また、ICカードは、常にホストシステム
に装填されて使用されるというよりも、ユーザーに関す
るデータが記憶されたICカードをユーザーが携帯し、
色々な種類の電子装置に装填され使用されるという特殊
性をもっている。例えばATM装置に使用されるICカ
ードでは、セキュリティコード等のユーザに関するデー
タが記憶されたICカードをユーザーが持ち歩き、不特
定多数のATM装置にこのICカードが装填され使用さ
れる。このような使用状況では、ICカードが装填され
るATM装置の電源規格は不特定であり、従来のICカ
ードではICカードを装填する毎にユーザーに対して電
源規格の確認を行うよう要求する必要が生ずる。しか
し、このような確認を装填する毎にユーザーに強要する
のは、本来ICカードがもっている汎用性、利便性等の
特質を損なうことになり好ましいことではない。更に、
誤って異なる電源規格の装置に装填し、ICカードが破
壊されセキュリティコード等のユーザーに関するデータ
が破壊されるという事態が生ずると、本来ICカードが
もっている高信頼性、高セキュリティ性等の特性を損な
うことにもなってしまう。
【0019】更に、3.3V又は3V規格のICカード
が、3.3V又は3V規格のホストシステムに装填され
た場合には、通常通り適正に動作しなければならない。
従って、例えばホストシステムから供給される電源電圧
に電圧降下が生ずるのは好ましいことではない。なぜな
らば、この電源電圧の電圧降下が大きくなると、アドレ
ス信号、コントロール信号等の電圧と電源電圧との間の
電圧差が大きくなり、ラッチアップ等の問題が生ずる可
能性があるからである。従って、この電圧降下は生じな
いか、あるいは、生じてもなるべく小さい電圧降下であ
ることが望ましい。
【0020】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたものであり、その目的とするところは、新
規の電源電圧の規格の低いホストシステムにも使用で
き、しかも従来の電源電圧の規格の高いホストシステム
に接続使用しても劣化したり破壊されることがない、消
費電力が少ないICカードを提供することにある。
【0021】また、本発明の別の目的は、新規の電源電
圧の規格の低いホストシステムにも使用でき、しかも従
来の電源電圧の規格の高いホストシステムでも使用でき
る、消費電力が少ないICカードを提供することにあ
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係るICカードは、主回路と、コ
ネクタと、このコネクタと前記主回路との間に設けられ
た接続電源回路とを含んで構成されるICカードであっ
て、前記接続電源回路は、外部接続回路と内部接続回路
とスイッチ手段と電圧検出手段とを含み、前記外部接続
回路では、前記ホストシステムと前記内部接続回路との
間での信号の接続が行われるとともに、電源が前記ホス
トシステムの電源である第1の電源と共通化され、前記
内部接続回路では、前記外部接続回路と前記主回路との
間での信号の接続が行われるとともに、電源が前記主回
路の電源である第2の電源と共通化され、前記スイッチ
手段では、前記電圧検出手段での検出結果に基づいて前
記第1の電源と前記第2の電源との間を直接あるいは整
流素子を介して導通状態・非導通状態にするスイッチ動
作が行われ、前記電圧検出手段では、前記第1の電源の
電圧が検出され、この第1の電源の電圧の絶対値があら
かじめ設定された所定電圧の絶対値以下である場合には
前記スイッチ手段により前記第1の電源と第2の電源と
の間が導通状態にされ、第1の電源の電圧の絶対値が前
記所定電圧の絶対値よりも大きい場合には前記スイッチ
手段により前記第1の電源と第2の電源との間が非導通
状態にされることを特徴とする。
【0023】また、請求項2の発明は、請求項1におい
て、前記接続電源回路は定電圧回路を更に含み、前記定
電圧回路では前記第1の電源の電圧が定電圧化され、前
記スイッチ手段により前記第1の電源と第2の電源が非
導通状態にされた場合にこの定電圧化された電圧により
前記第2の電源の供給が行われることを特徴とする。
【0024】また、請求項3の発明は、請求項1または
2のいずれかにおいて、前記スイッチ手段が第1、第
2、第3の端子を有するCMOS型のトランスファーゲ
ートで構成され、前記第1の端子は前記第1の電源に接
続され、前記第2の端子は直接あるいは整流素子を介し
て前記第2の電源に接続され、前記電圧検出手段の検出
結果に基づいてゲート電極である前記第3の端子を制御
することにより前記第1の端子と第2の端子との間を導
通状態・非導通状態にするスイッチ動作が行われること
特徴とする。
【0025】また、請求項4の発明は、請求項1乃至3
のいずれかにおいて、前記所定電圧が、前記主回路の最
大定格電圧と前記主回路の動作電圧との間の電圧である
上限電圧に設定されることを特徴とする。
【0026】また、請求項5の発明は、請求項4におい
て、前記電圧検出手段は高電圧検出手段と低電圧検出手
段とを含み、前記主回路の下限動作が保証される電圧が
下限電圧として設定され、前記低電圧検出手段では前記
第1の電源の電圧が検出され、この第1の電源の電圧の
絶対値が前記下限電圧の絶対値以下である場合には少な
くとも前記主回路が動作しないよう設定され、前記高電
圧検出手段では前記第1の電源の電圧が検出され、この
第1の電源の電圧の絶対値が前記上限電圧の絶対値以下
である場合には前記スイッチ手段により前記第1の電源
と第2の電源との間が導通状態にされ、第1の電源の電
圧の絶対値が前記上限電圧の絶対値よりも大きい場合に
は前記スイッチ手段により前記第1の電源と第2の電源
との間が非導通状態にされることを特徴とする。
【0027】また、請求項6の発明は、請求項1乃至5
のいずれかにおいて、前記接続電源回路が単一のCMO
Sチップ上に形成され、前記CMOSチップは、前記内
部接続回路以外の回路・手段用に設けられた単数又は複
数の第1のウエルと、前記内部接続回路用に設けられ単
数又は複数の第2のウエルとを含み、前記第1のウエル
には前記第1の電源が接続され、前記第2のウエルには
前記第2の電源が接続され、前記第1のウエルと前記第
2のウエルとが電気的に分離されていることを特徴とす
る。
【0028】また、請求項7の発明は、請求項1乃至5
のいずれかにおいて、前記接続電源回路が単一のCMO
Sチップ上に形成され、前記内部接続回路を設ける代わ
りに、ゲート電極が前記外部接続回路の信号端子に接続
され、ソース領域が前記CMOSチップの基板の電源で
ある基準電源に接続され、ドレイン領域が前記主回路の
信号端子に接続されるとともに抵抗性の素子を介して前
記第2の電源に接続されたドライバー用トランジスタが
設けられたことを特徴とする。
【0029】また、請求項8の発明は、請求項1乃至5
のいずれかにおいて、前記接続電源回路は前記内部接続
回路を含まず、前記外部接続回路では、前記ホストシス
テムと前記主回路との間での信号の接続が行われ、前記
接続電源回路と前記主回路とが単一のCMOSチップ上
に形成され、前記CMOSチップは、前記接続電源回路
用に設けられた単数又は複数の第1のウエルと、前記主
回路用に設けられた単数又は複数の第2のウエルとを含
み、前記第1のウエルには前記第1の電源が接続され、
前記第2のウエルに前記第2の電源が接続され、前記第
1のウエルと前記第2のウエルとが電気的に分離されて
いることを特徴とする。
【0030】
【作用】請求項1の発明に係るICカードによれば、あ
らかじめ設定された所定電圧以下の電源電圧を供給する
ホストシステムにICカードが装填された場合には、電
圧検出手段、スイッチ手段によりホストシステムの電源
である第1の電源と主回路の電源である第2の電源と
が、直接にあるいは整流素子を介して導通状態となる。
これによりホストシステムの電源がそのまま主回路に供
給されることになる。一方、あらかじめ設定された所定
電圧より大きい電源電圧を供給するホストシステムにI
Cカードが装填された場合には、電圧検出手段、スイッ
チ手段により第1の電源と第2の電源とが非導通状態と
なる。これにより主回路に対するホストシステムの電源
の供給が遮断されることになる。従って、主回路が劣化
したり、破壊されたりすることを有効に防止できる。
【0031】また、請求項2の発明によれば、あらかじ
め設定された所定電圧以下の電源電圧を供給するホスト
システムにICカードが装填された場合には、電圧検出
手段、スイッチ手段によりホストシステムの電源である
第1の電源と主回路の電源である第2の電源とが、直接
にあるいは整流素子を介して導通状態となる。これによ
りホストシステムの電源がそのまま主回路に供給される
ことになる。この場合、定電圧回路は動作しないように
設定することが望ましい。一方、あらかじめ設定された
所定電圧より大きい電源電圧を供給するホストシステム
にICカードが装填された場合には、電圧検出手段、ス
イッチ手段により第1の電源と第2の電源とが非導通状
態となる。そして、定電圧回路により定電圧化された電
圧が主回路に供給されることになる。これにより前記所
定電圧以上の電源電圧を供給するホストシステムに装填
されても正常に動作することが可能となる。
【0032】また、請求項3の発明によれば、スイッチ
手段がCMOS型のトランスファーゲートで構成され
る。従って、スイッチ手段が導通状態となった場合に、
主回路で消費される負荷電流が増えてもそれ程電圧降下
が生じない。この結果、電源電圧を容易に推奨動作電圧
の範囲に収めることができるとともに、ラッチアップ等
が生ずるのを効果的に防止できる。
【0033】また、請求項4の発明によれば、前記所定
電圧が主回路の最大定格電圧と主回路の動作電圧との間
の電圧である上限電圧に設定される。従って、ホストシ
ステムの電源電圧がこの上限電圧より大きい場合には、
この電源電圧が主回路に印加されないことが保証され、
従って、主回路に最大定格電圧以上の電圧が印加されな
いことが保証される。また、ホストシステムの電源電圧
がこの上限電圧以下の場合には、そのままホストシステ
ムの電源電圧が主回路に印加され、これにより主回路の
適正な動作が保証される。
【0034】また、請求項5の発明によれば、低電圧検
出手段を新たに設けることにより下限電圧についても検
出することが可能となる。そして、ホストシステムから
供給される電源の電圧が、この下限電圧以下であった場
合には、少なくとも主回路が動作しないような設定がな
されることになる。
【0035】また、請求項6の発明によれば、接続電源
回路が1チップ構成となり、内部接続回路以外の回路・
手段用に設けられた第1のウエルと、内部接続回路用に
設けられ第2のウエルとが電気的に分離される。このよ
うに構成することにより、第1の電源電圧が、保護用ダ
イオード、寄生ダイオードを介して主回路に伝わるのを
簡易に防止できることになる。
【0036】また、請求項7の発明によれば、接続電源
回路が1チップ構成となる。そして、ゲート電極が外部
接続回路の信号端子に、ソース領域が基準電源に、ドレ
イン領域が主回路の信号端子に接続されるとともに抵抗
性の素子を介して第2の電源に接続されたドライバー用
トランジスタが設けられる。このように構成することに
より、第1の電源電圧が、保護用ダイオード、寄生ダイ
オードを介して主回路に伝わるのを簡易に防止できるこ
とになる。
【0037】また、請求項8の発明によれば、接続電源
回路と主回路とが1チップ構成となる。そして、接続電
源回路用に設けられた第1のウエルと主回路用に設けら
れた第2のウエルとが電気的に分離される。このように
構成することにより、第1の電源電圧が、保護用ダイオ
ード、寄生ダイオードを介して主回路に伝わるのを簡易
に防止できることになる。
【0038】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について詳細に
説明する。なお、以下の実施例の説明にあたっては、図
面の簡素化のため、制御信号、アドレス入力、データ線
等の信号線の本数を減じてある。また、本発明に直接関
係の無い部分については説明、記載を省略している。ま
た、本発明は3.3V規格のホストシステム、ICカー
ドのみならず3.3V未満の規格(例えば3V規格)の
ものにも当然に適用できるが、以下では3.3V規格に
適用した場合を例にとり説明を行う。
【0039】(1)第1の実施例 図1には、本発明の第1の実施例に係るICカードのブ
ロック図が示される。なお、本第1の実施例は主回路が
ROM12である場合の実施例である。
【0040】図1に示すように本第1の実施例は、コネ
クタ2、接続電源回路5、主回路であるROM12を含
んで構成される。
【0041】図1に示す本第1の実施例は、図14に示
す従来例のICカードと比較して、接続回路10が接続
電源回路5となっている点、及び、電源線が外部電源線
20と内部電源線21とに分割されている点が異なって
いる。そして、外部電源線20と内部電源線21の接続
・遮断は接続電源回路5により行われることになる。こ
の構成により、メモリーカードの外部からROM12の
最大定格電圧以上の電源電圧が印加された場合に、RO
M12がダメージを受けることを有効に防止できること
になる。
【0042】図1に示すように接続電源回路5は、アナ
ログスイッチ100、外部接続回路110、内部接続回
路120、高電圧検出回路130を含んで構成される。
【0043】アナログスイッチ100は第1、第2、第
3の端子101、102、103を有しており、第1の
端子101は外部接続線20に接続されている。この外
部電源線20はコネクタ2の電源端子に直結しており、
ホストシステムからの電源VCCをICカードに供給す
るための電源線である。また、第2の端子102は内部
電源線21に接続されている。この内部電源線21は、
主回路であるROM12及び内部接続回路120に電源
VCC1を供給するための電源線である。また第3の端
子103は高電圧検出回路130の出力である制御信号
132に接続されている。そして、この第3の端子10
3が制御信号132により制御され、第1の端子10
1、第2の端子102間が導通状態・非導通状態にされ
る。
【0044】外部接続回路110は図示しない入力回路
及び出力回路等を含んで構成される。そして、この入力
回路には、ホストシステムからコネクタ2を経由してチ
ップイネーブル信号XCE、アウトプットイネーブル信
号XOEの制御信号30、31、アドレス信号40が入
力される。そして、これらの信号30、31、40は各
々出力信号32、33、41として内部接続回路120
に出力されることになる。また、出力回路には内部接続
回路120からの出力信号51が入力される。これらの
出力信号51はデータ信号50としてホストシステムへ
と出力されることになる。
【0045】また、外部接続回路110の電源端子には
外部電源線20が接続されており、これにより、外部接
続回路110の電源はホストシステムの電源VCCと共
通化されることになる。
【0046】なお、上述のXCE信号、XOE信号に冠
した" X" は負論理であることを表わすものであり、以
後同様に表記する。
【0047】内部接続回路120は、外部接続回路11
0からの出力信号32、33、41を受けてROM12
への出力信号34、35、36、42を生成する論理回
路・駆動回路や、ROM12からの出力信号52を受け
て外部接続回路110への出力信号51を生成する回路
等を含んでいる。
【0048】また、内部接続回路120の電源端子には
内部電源線21が接続されており、これにより、内部接
続回路120の電源は主回路の電源VCC1と共通化さ
れることになる。
【0049】高電圧検出回路130には外部電源線20
が接続され、これによりホストシステムの電源VCCの
検出が行われる。そして、高電圧検出回路130では、
この検出電圧があらかじめ設定された所定電圧以上か、
または所定電圧より小さいかが判断される。そして、こ
の判断結果に基づいて制御信号132が生成され、アナ
ログスイッチ100を導通状態・非導通状態にする制御
が行われる。この制御は具体的には、例えば以下のよう
に行われる。
【0050】即ち、前記所定電圧は、主回路であるRO
M12の最大定格電圧4.6VとROM12の動作電圧
3.3Vとの間の電圧(この電圧を、以下「上限電圧」
と呼ぶ)、例えば4Vに設定される。そして、ホストシ
ステムの電源VCCの電圧がこの上限電圧4V以上の場
合にはアナログスイッチ100を非導通状態にする制御
が行われる。逆に、ホストシステムの電源VCCの電圧
がこの上限電圧4Vより小さい場合には、アナログスイ
ッチ100を導通状態にする制御が行われることにな
る。
【0051】次に、本第1の実施例の動作について説明
する。
【0052】まず、本ICカードが、3.3V規格のホ
ストシステムのカードスロットに装填された場合の動作
ついて説明する。この場合には、外部電源線20には
3.3Vの電源電圧が印加されることになる。高電圧検
出回路130はこの電源電圧を検出する。そして、この
検出された電源電圧(3.3V)は前記の上限電圧4V
よりも低い電圧となる。従って、高電圧検出回路130
の制御によりアナログスイッチ100が導通状態にされ
る。この結果、外部電源線20と内部電源線21との間
が導通し、内部電源線21にホストシステムの電源電圧
3.3Vがそのまま印加される。そして、この印加され
た電源電圧により、内部接続回路120及び主回路であ
るROM12が動作することになる。
【0053】次に、本ICカードが、5V規格のホスト
システムのカードスロットに装填された場合の動作つい
て説明する。この場合には、外部電源線20には5Vの
電源電圧が印加されることになる。高電圧検出回路13
0はこの電源電圧を検出する。そして、この検出された
電源電圧(5V)は前記の上限電圧4Vよりも高い電圧
となる。従って、高電圧検出回路130の制御によりア
ナログスイッチ100が非導通状態にされる。この結
果、外部電源線20と内部電源線21との間が非導通状
態になり、内部電源線21にはホストシステムの電源電
圧5Vは印加されない。また、内部接続回路120と主
回路12の電源は前述のように共通化されている。従っ
て、内部接続回路120の信号34、35、36、4
2、52により、ROM12の端子に5V電圧の信号が
加えられることもない。
【0054】以上のように本第1の実施例によれば、I
Cカードが3.3V規格である場合に、このICカード
を3.3V規格のホストシステムに装填した場合には正
常な動作が保証されるとともに、このICカードを5V
規格のホストシステムに装填した場合にも、ICカード
が劣化したり破壊されたりすることがない。これにより
信頼性の向上を図ることができる。また、ICカードの
主回路として動作電圧3.3Vで最大定格電圧5V以下
の大規模で、高速、低消費電力の最先端のICを登載で
きる。この結果、ICカードの大規模化、高速化、低消
費電力化等を図ることが可能となる。
【0055】また、本第1の実施例によれば、ホストシ
ステムの電源電圧を高電圧検出回路130により検出し
て自動的に電源の切り換えを行っている。従って、コネ
クタ2の形状を異なるものにして5V規格のホストシス
テムに接続できないようにしたり、コネクタ2上に5V
電源用端子と3.3V電源用端子を両方別々に設けるよ
うにしたりする必要もなくなる。
【0056】また、本第1の実施例によれば、ICカー
ドをユーザーが持ち歩き、不特定多数の電子装置にこの
ICカードを装填し使用するような場合にも、ICカー
ドを装填する毎にユーザーに対して電源規格を確認する
よう要求する必要がなくなる。従って、本来ICカード
がもっている汎用性、利便性等の特質を損なうことがな
い。また、ユーザーが誤って異なる電源規格の装置に装
填しても、セキュリティコード等のユーザーに関するデ
ータが破壊されることがない。従って、本来ICカード
がもっている高信頼性、高セキュリティ性等の特性を損
なうこともない。
【0057】また、本第1の実施例では外部接続線20
と内部接続線21の接続・遮断をアナログスイッチ10
0、例えばCMOS型トランスファーゲートにより行っ
ている。従って、ICカードが3.3V規格のホストシ
ステムに装填され、アナログスイッチ(トランスファー
ゲート)100が導通状態となった場合に、第1、第2
の端子間での電圧降下がほとんど生じない。この結果、
3.3Vの電源をそのまま主回路であるROM12に供
給できる。これにより、アドレス信号、コントロール信
号等の電圧と電源電圧との間に大きな電圧差が生じず、
ラッチアップ等が生ずるのを有効に防止できる。
【0058】(2)第2の実施例 図2には、本発明の第2の実施例に係るICカードのブ
ロック図が示される。
【0059】図2に示す本第2の実施例は、図1に示す
第1の実施例に比較して接続電源回路6の構成が異なっ
ている点が相違する。即ち、接続電源回路6は定電圧回
路140を新たに含む構成となっている。この構成によ
り、5V規格のホストシステムにICカードを装填した
場合にも、この5Vの電源電圧を3.3Vに定電圧化す
ることによりICカードの動作が可能となる。
【0060】アナログスイッチ100、内部接続回路1
20の構成については、図1に示す本第1の実施例と同
様であるため説明を省略する。
【0061】外部接続回路112は、XOE信号、XC
E信号、アドレス信号用の入力回路、データ信号用の出
力回路を含んでいる点において第1の実施例の外部接続
回路110と同様の構成となる。但し、この出力回路に
はしきい値電圧を下げたCMOSインバータが設けられ
ている。ICカードが装填されるホストシステムの電源
電圧が5Vであった場合に、内部接続回路120から振
幅3.3Vの入力信号が入力されたても出力回路を動作
させるためである。
【0062】高電圧検出回路134には外部電源線20
に接続され、これによりホストシステムの電源VCCの
検出が行われる。そして、高電圧検出回路134では、
この検出電圧が所定電圧よりも大きいか否かが判断され
る。即ち、第1の実施例と同様、主回路であるROM1
2の最大定格電圧4.6Vより低く、動作電圧3.3V
より高い電圧である上限電圧4Vよりも大きいか否かが
判断される。そして、この判断に基づいて制御信号13
2及び制御信号133が生成される。
【0063】制御信号132は、第1の実施例と同様に
アナログスイッチ100の第3の端子103に入力され
る。また、制御信号133は定電圧回路140に入力さ
れる。そして、ホストシステムの電源電圧が上限電圧4
Vよりも低い場合には、制御信号132によりアナログ
スイッチ100が導通状態に設定されるとともに、制御
信号133により定電圧回路140が非動作状態に設定
される。逆に、ホストシステムの電源電圧が上限電圧4
Vよりも高い場合には、制御信号132によりアナログ
スイッチ100が非導通状態に設定されるとともに、制
御信号133により定電圧回路140が動作状態に設定
される。
【0064】なお、以上はアナログスイッチ100、定
電圧回路140を2本の制御信号132・133で制御
する場合について説明した。しかし、アナログスイッチ
100、定電圧回路140の回路構成によっては、1本
の制御信号のみでアナログスイッチ100、定電圧回路
140を制御することも可能である。
【0065】定電圧回路140は、外部電源線20を介
して入力されたホストシステムの電源電圧VCCを定電
圧化して、3.3Vの電源電圧を内部電源線21に供給
するための回路である。そして、この定電圧回路140
を動作状態・非動作状態に設定する制御が前述のように
制御信号133により行われることになる。
【0066】図3にはこの定電圧回路140の回路構成
の一例が示され、図4にはこの定電圧回路140の入出
力特性が示される。
【0067】図3に示すように、この定電圧回路140
は、出力用のPチャネルMOSトランジスタ144、動
作状態・非動作状態設定用のNチャネルMOSトランジ
スタ145、定電流回路146、VREF回路147、
抵抗148、149を含んで構成される。
【0068】図3において、制御信号133が" H" の
場合はNチャンネルMOSトランジスタ145が導通状
態となり、定電圧回路140は動作状態に設定される。
従って、図4に示すように、外部電源線20が4V以上
であっても、内部電源線21の電圧は常に定電圧3.3
Vに定電圧化されることになる。これにより主回路であ
るROM12及び内部接続回路120には常に3.3V
の電源が供給されることになる。
【0069】これに対して、制御信号133が" L" の
場合はNチャンネルMOSトランジスタ145が非導通
状態となり、定電圧回路140は非動作状態に設定され
る。定電圧回路140が非動作状態に設定されると、外
部電源線20、内部電源線21から接地への電流経路が
無くなるので電力を消費しなくなる。これにより、定電
圧回路140の出力はハイインピーダンス状態に設定さ
れる。但し、この場合、図2において制御信号132に
よりアナログスイッチ100が導通状態にされるため、
内部電源線21には、ホストシステムの電源VCCがそ
のまま供給されることになる。
【0070】次に、動作状態においてどのようにして定
電圧回路140が定電圧を出力するかについて説明す
る。
【0071】VREF回路147からは主回路であるR
OM12の動作電圧に応じて予め設定され、入力電圧・
出力電圧に依存しない基準電圧VREFが出力されてい
る。そして、動作状態においては、この基準電圧VRE
Fと、出力電圧を抵抗148、149により抵抗分割し
た電圧とがオペアンプ150により比較される。そし
て、オペアンプ150は、この比較結果に応じてPチャ
ンネルMOSトランジスタ144を導通状態・非導通状
態にする制御を行う。具体的には、出力負荷電流が増え
出力電圧が設定電圧よりわずかに下がると、オペアンプ
150の出力が"L" となりPチャンネルMOSトラン
ジスタ144が導通状態にされる。これにより、外部電
源線20から内部電源線21へと電流が流され出力電圧
が引き上げられる。一方、出力負荷電流が減り出力電圧
が設定電圧よりわずかに上がると、オペアンプ144の
出力が" H" となりPチャンネルMOSトランジスタ1
44が非導通状態にされる。これにより外部電源線20
から内部電源線21へと流れる電流が制限され、出力電
圧が引き下げられる。この様にして出力電圧を一定電圧
に保つことが可能となる。
【0072】なお、定電圧回路140の構成は図3に示
す回路構成に限られるものではない。また、出力電圧
も、主回路であるROM12の動作電圧の許容範囲内で
あれば、入力電圧に応じて3.3Vより若干上昇しても
構わない。
【0073】次に、本第2の実施例の動作について説明
する。
【0074】本ICカードが、3.3V規格のホストシ
ステムに装填された場合は、前述の第1の実施例と同様
の動作となる。即ち、この場合は高電圧検出回路134
の出力である制御信号132によりアナログスイッチ1
00が導通状態となり、ホストシステムの電源VCCが
そのまま主回路であるROM12、内部接続回路120
に供給されることになる。なお、この場合には、定電圧
回路140は制御信号133により非動作状態にされ、
定電圧回路140は電力を消費しないとともに、その出
力はハイインピーダンス状態となっている。
【0075】次に、本ICカードが、5V規格のホスト
システムのカードスロットに装填された場合の動作つい
て説明する。この場合には、高電圧検出回路134によ
り検出されるホストシステムの電源電圧(5V)は上限
電圧4Vよりも高い電圧となる。従って、制御信号13
2によりアナログスイッチ100は非導通状態にされ
る。一方、この場合には、制御信号133により定電圧
回路140は動作状態にされるため、ホストシステムの
電源電圧(5V)は定電圧回路140により3.3Vに
定電圧化されて出力されることになる。この結果、内部
電源線21には3.3Vの電源電圧が印加され、主回路
であるROM12、内部接続回路120への3.3V電
源の供給が行われることになる。
【0076】以上のように本第2の実施例によれば、I
Cカードが3.3V規格である場合に、このICカード
を、3.3V規格のホストシステム、あるいは、5V規
格のホストシステムのどちらに装填した場合でも、正常
な動作が保証されることになる。これにより、ICカー
ドの主回路として最先端の3.3V規格ICを登載する
ことができ、ICカードの大規模化、高速化、低消費電
力化等を図ることが可能となる。
【0077】また、本第2の実施例によれば、前述した
本第1の実施例と同様に、コネクタ2の形状を異なるも
のにして5V規格のホストシステムに接続できないよう
にしたり、コネクタ2上に5V電源用端子と3.3V電
源用端子を両方別々に設けるようにしたりする必要もな
くなる。また、ICカードを装填する毎にユーザーに対
して電源規格を確認するよう要求する必要がなく、ま
た、誤って異なる電源規格の装置に装填しても、ユーザ
ーに関するデータが破壊されることもない。更に、例え
ば3.3V規格のホストシステムから得たデータを5V
規格のホストシステムで利用したり、逆に5V規格のホ
ストシステムから得たデータを3.3V規格のホストシ
ステム利用したりすることもできる。このように、本第
2の実施例によれば、ICカードの持つ汎用性、利便
性、高信頼性、高セキュリティ性等の特性を更に高める
ことができる。
【0078】また、本第2の実施例では外部接続線20
と内部接続線21の接続・遮断をアナログスイッチ10
0、例えばCMOS型トランスファーゲートにより行っ
ている。従って、ICカードが3.3V規格のホストシ
ステムに装填された場合に、ROM12で消費される負
荷電流が増加しても、第1、第2の端子間での電圧降下
はほとんど生じない。この結果、3.3Vの電源をその
ままROM12に供給できることになる。これにより、
アドレス信号、コントロール信号等の電圧と電源電圧と
の間に大きな電圧差が生じず、ラッチアップ等が生ずる
のも有効に防止できることになる。
【0079】一方、5V規格のホストシステムに接続さ
れた場合には、内部電源線21には定電圧回路40によ
り定電圧化された電源電圧が供給される。そして、この
場合には、外部接続線20と内部接続線21との間の電
圧差を十分に確保できる。従って、ROM12に必要と
される負荷電流が増加しても、定電圧回路140の出力
電圧をROM12の推奨動作電圧3.0V〜3.6Vの
範囲に容易に収めることができる。この点、本第2の実
施例においてアナログスイッチ100を設けず、ただ単
に定電圧回路140により電源電圧を定電圧化する構成
とした場合よりも優位となる。即ち、このようにただ単
に電源電圧を定電圧化する回路構成にすると、ホストシ
ステムの電源が5Vの場合は問題ないが、3.3Vの場
合にはROM12の負荷電流により内部電源線21の電
源電圧が3.3Vよりも低下してしまうからである。
【0080】(3)第3の実施例 図5には、本発明の第3の実施例に係るICカードのブ
ロック図が示される。
【0081】本第3の実施例は、前述の第1の実施例に
おいて主回路をSRAM13とした場合の実施例であ
る。
【0082】即ち、本第3の実施例における外部接続回
路115、内部接続回路125は、第1の実施例におけ
る外部接続回路110、内部接続回路120に比べ、ラ
イトイネーブル信号XWE37に対応した回路等が付加
されている。
【0083】また、電源遮断時にデータを保持させるた
めの内蔵電池80、整流素子、例えばダイオード70、
71も設けられている。ここで、ダイオード71は、内
蔵電池80の電流が逆流するのを防止するために設けら
れたものである。従って、例えばアナログスイッチ10
0が導通状態となった場合には、この整流素子であるダ
イオード71を介して内部電源線21に電源電圧が供給
されることになる。
【0084】さて、本第3の実施例では、第1の実施例
に比べて、接続電源回路7が低電圧検出回路135を新
たに含む構成となっている。この低電圧検出回路135
は、ICカードがホストシステムに装填された直後、又
は、ICカードがホストシステムからはずされた場合、
又は、メモリーカードが装填されたままホストシステム
の電源が切られた場合等において、電源VCCの電圧低
下を検出する回路である。この場合の検出電圧として
は、ICカードの推奨動作電圧の範囲を3.3V±0.
3Vとした場合には、例えば2.7V程度とすることが
できる(以下、この電圧を下限電圧と呼ぶ)。
【0085】低電圧検出回路135は、電源VCCの電
圧がこの下限電圧2.7Vより小さいと判断した場合に
は、主回路であるSRAM13を動作不可にする設定を
行う。この場合の主回路の動作不可の設定は、例えば制
御信号136又は制御信号137により行われる。例え
ば、制御信号136により上記動作不可の設定を行う場
合には、この制御信号136を内部接続回路125に出
力して、メモリ制御信号XCE1、XCE2、書き込み
信号XWE1をディスエイブル状態にする。これにより
SRAM13は動作不可の状態となる。また、制御信号
137により前記動作不可の設定を行う場合には、この
制御信号137を外部接続回路115に出力して、外部
接続回路115がコネクタ3からの信号を何も受け付け
ないような状態に設定する。具体的には、外部接続回路
115の入力端子等に、コネクタからの入力が接続され
たNAND回路等を設ける。そして、制御信号137に
よりこのNAND回路に" L" を入力する。これによ
り、外部接続回路115はコネクタ3からの信号を何も
受け付けないような状態に設定されることになる。
【0086】さて、このような下限電圧を検出する動作
はICカードに特有の動作である。即ち、この動作は電
源がホストシステムの電源に従属しているというICカ
ードの特殊性により必要となる動作である。図6には、
このように下限電圧についても検出を行う場合の、IC
カードの処理手順を示すフロチャートが示される。以
下、これについて簡単に説明する。
【0087】まず、ステップS1でICカードがホスト
システムに装填されると、ステップS2に示すようにI
Cカードに電源が印加され、電源VCCの電圧が徐々に
上昇してくる。すると、ステップS3に示すように、低
電圧検出回路135により電源VCCの電圧が下限電圧
2.7Vより小さいか否かの検出が行われる。そして、
電源VCCの電圧が2.7Vより小さいと判断される
と、ステップS7に示すように少なくとも主回路につい
て動作不可の設定がなされる。逆に、電源VCCの電圧
が2.7V以上と判断されると、ステップS4に示すよ
うに、今度は高電圧検出回路130により電源VCCの
電圧が上限電圧4Vよりも大きいか否かの検出が行われ
る。そして、電源VCCの電圧が上限電圧4Vよりも大
きいと判断されると、ステップS8に示すように制御信
号132によりアナログスイッチ100が非導通状態に
される。そして、この場合にはステップS9に示すよう
にICカードへのアクセスは不可となる。一方、電源V
CCの電圧が上限電圧4V以下と判断されると、ステッ
プS5に示すように制御信号132によりアナログスイ
ッチ100が導通状態にされる。これによりステップS
6に示すように、ICカードに対するアクセスが可能と
なり、ホストシステムとICカードとの間でデータのや
りとりが行われることになる。
【0088】(4)第4の実施例 図7には、本発明の第4の実施例に係るICカードのブ
ロック図が示される。
【0089】本第4の実施例は、前述の第2の実施例に
おいて主回路をSRAM13とした場合の実施例であ
る。
【0090】第4の実施例と第2の実施例の構成・動作
の差異は、前述の第3の実施例と第1の実施例の構成・
動作の差異と同様であるため、以下の説明を省略する。
【0091】なお、図8には、本第4の実施例において
ICカードを装填した後の処理手順についてのフロチャ
ートが示される。図8のフロチャートと図6のフロチャ
ートで異なる点は、ステップS10とステップS11で
ある。即ち、本第4の実施例では、電源VCCの電圧が
上限電圧4Vより大きくステップS8でアナログスイッ
チ100が非導通状態となった後には、定電圧回路14
0により電源VCCの電圧が3.3Vに定電圧化され
る。従って、この場合には前述の第3の実施例と異な
り、ステップS11に示すようにICカードに対するア
クセスが可能となる。これにより、ホストシステムとI
Cカードとの間でデータのやりとりが行われることにな
る。
【0092】(5)第5の実施例 以下に説明する第5、第6の実施例は、接続電源回路、
主回路のチップ構成についての例を示す実施例である。
以下の説明では、図5に示す第3の実施例のチップ構成
を例にとり説明を行うが、第1、第2、第4の実施例に
ついても当然に同様のチップ構成とすることができる。
【0093】さて、低消費電力化、部品点数削減による
コストダウンのためには、接続電源回路、主回路等のI
Cカードを構成する回路は、なるべく少ない数のチップ
構成とすることが望ましい。特にICカードは携帯容易
とするためにそのサイズも小型化されているため、少な
い数のチップ構成とすることは非常に重要なことにな
る。
【0094】図9(A)に示す第5の実施例では、IC
カードをCMOSのICチップ90、91の2チップ構
成としている。そして、この場合には、アナログスイッ
チ100、外部接続回路115、内部接続回路125、
高電圧検出回路130、低電圧検出回路135を含む接
続電源回路7は、ICチップ90上に形成される。ま
た、主回路であるSRAM13は、ICチップ91上に
形成されることになる。
【0095】さて、以上のようにしてICカードを2チ
ップ構成とした場合には、接続電源回路と主回路との信
号の接続が問題となる。即ち、接続電源回路の電源はホ
ストシステムの電源と共通化されており、5V規格のホ
ストシステム装填時に、この電源が主回路の電源と異な
る電圧となる。この場合に主回路において入力保護ダイ
オード、寄生ダイオードを介した電源供給が起こり、最
大定格電圧以下の電源供給という目的が達成できないか
らである。このことを図10により詳しく説明する。
【0096】通常、CMOS型ICでは、図10に示す
ように、ICの入力回路160には静電気から回路を保
護するためのダイオード162、164が入力端子と電
源、入力端子と接地との間に設けられている。また、出
力回路166にも、図10に示すような寄生のダイオー
ド168が存在する。仮に、従来の接続回路10にスイ
ッチ176を設けて、内部電源線20と外部電源線21
との間を接続・遮断可能になるようにしたとする。する
と、外部電源線20と内部電源線21との間に設けたス
イッチ176が非導通状態であっても、接続回路10の
出力端子が" H" を出力した場合に以下のような事態が
生ずる。即ち、主回路であるSRAM13の入力端子と
電源の間に設けられた入力保護ダイオード162を通し
て電流170が流れる。すると、主回路であるSRAM
13の電源VCC1が、ホストシステム及び接続回路1
0の電源VCCの電圧に引き上げられてしまうという事
態が生ずる。また、例えば8ビット入出力のSRAM、
DRAMのように、データの入出力が同じ端子で行なわ
れる主回路では、接続回路10の出力回路174の出力
と、主回路であるSRAM13の入出力回路(出力回路
166のみ図示)の出力が図10に示すように直接接続
される。従って、SRAM13の出力回路166のPチ
ャンネルMOSFETのドレイン領域とサブストレート
との間で構成される寄生ダイオード168を通して電流
172が流れることになる。これにより、SRAM13
の電源VCC1が、ホストシステム及び接続回路10の
電源VCCの電圧に引き上げられてしまうという事態が
生ずる。即ち、5V規格のカードスロットに装填したと
き、主回路であるSRAM13に最大定格電圧4.6V
を越える5Vの電源が印加されてしまうことになる。
【0097】これに対して、本発明における接続電源回
路5、6、7、8、9、11には、このような事態が生
じないように内部接続回路120、125が設けられて
いる。これについて図11を使って説明する。図11に
は外部接続回路115に含まれる出力回路188、及
び、入力回路190と出力回路192とで構成される入
出力回路が模式的に示される。また、同様に、内部接続
回路125に含まれる入力回路180、及び、出力回路
182と入力回路186と構成される入出力回路が模式
的に示される。なお、外部接続回路115とコネクタと
の間には信号40、50が接続され、内部接続回路12
5と主回路であるSRAM13との間には信号42、5
2が接続されている。
【0098】外部接続回路115及び内部接続回路12
5は接続電源回路7に含まれており、これらの外部接続
回路115及び内部接続回路125は図9(A)に示す
ように1チップ構成のCMOS型ICとなっている。こ
のように外部接続回路115と内部接続回路125とが
1チップ構成となってるため、外部接続回路115と内
部接続回路125との間の中間信号41、51、53に
は、チップ外部から静電気が入る恐れがない。従って、
これらの中間信号41、51、53が接続される入力回
路180、186、190には入力保護ダイオードを設
ける必要がなくなる。従って、例えば中間信号41は"
H" となった場合でも、図10の入力回路160と異な
り図11の入力回路180には入力保護ダイオードが設
けられていないため、内部電源線21の電圧が引き上げ
られるということがなくなる。
【0099】また、図11の入出力回路(182、18
6)は、図10の入出力回路(160、166)と異な
り、中間信号が入力用の信号53と出力用の信号51と
に分けられている。従って、外部接続回路125の出力
が、内部接続回路115の出力節点に接続されないこと
になる。この結果、中間信号53が" H" となっても、
出力回路182のPチャンネルMOSFETのドレイン
領域とサブストレートとの間に形成される寄生ダイオー
ド184には電流は流れないことになる。従って、内部
電源線21の電圧が引き上げられるといことがなくな
る。このように本第5の実施例では、内部接続回路11
5を設けることで、信号線を介して内部電源線21の電
源電圧が引き上げられるのを有効に防止することができ
る。
【0100】なお、図9(A)から明らかなように、接
続電源回路7を1チップ構成とした場合には、ICチッ
プ90は2電源のICチップとする必要がある。このよ
うに2電源のICチップとする場合には、各々の電源が
接続されるウエルを電気的に分離する必要がある。例え
ば、ICチップ90では、基板としてP形シリコンが用
いられ、異なる電源が接続される単数又は複数のN形ウ
エルが設けられる。即ち、内部接続回路125用に設け
られたN形ウエルには主回路であるSRAM13と共通
の内部電源線21が接続される。一方、内部接続回路1
25以外の回路用に設けられたN形ウエルには外部電源
線20が接続される。これにより、外部電源線20と内
部電源線21との間の電源分離が可能となる。ここで、
N形ウエルとは、P形シリコン基板の表面に比較的深く
リンなどの不純物を拡散して形作られ、CMOSを構成
するPチャンネルMOSFETのサブストレートとなる
領域である。例えば、図9(A)の場合には、接続電源
回路7に含まれる回路のうち、アナログスイッチ10
0、外部接続回路115、高電圧検出回路130、低電
圧検出回路135用に設けられたN形ウエルには、外部
電源線20が接続される。一方、内部接続回路125用
に設けられたN形ウエルには、主回路であるSRAM1
3と共通の電源線である内部電源線21が接続されるこ
とになる。
【0101】なお、図1、図2、図5、図7に示す実施
例では、GND電源が全ての回路に共通の基準電源とな
り、正の電源VCCを外部電源線20、内部電源線21
に分けてそれぞれの回路に供給していた。従って、この
場合には、基板の電源はGNDとなり、ウエルが正の電
源VCCに接続される。この結果、基板がP型、ウエル
がN型となる。しかし、本発明はこれに限るものではな
く、図12のような回路構成とすることもできる。即
ち、図12の場合には、GND電源が基準電源となると
ともに、負の電源VSSを外部電源線25と内部電源線
26とに分けることになる。従って、この場合にはGN
D電源が接続されている基板がN型、負の電源が接続さ
れているウエルがP型となる。そして、外部電源線25
が接続されるP型のウエルと、内部電源線26が接続さ
れるP型のウエルとが電気的に分離されることになる。
また、この場合には、高電圧検出回路130では、ホス
トシステムの電源VSSの電圧の絶対値が所定電圧(例
えば上限電圧−4V)の絶対値以下の場合にアナログス
イッチ100が導通状態にされる制御が行われる。ま
た、ホストシステムの電源VSSの電圧の絶対値が所定
電圧(−4V)の絶対値よりも大きい場合にアナログス
イッチ100が非導通状態にされる制御が行われる。こ
の点は、低電圧検出回路135においても同様である。
【0102】なお、異なる電源のICチップ接続時に、
保護ダイーオード、寄生ダイオードを介して電源が変動
されるのを防止する手法としては、上述のように内部接
続回路を設けるとともに、ウエルを分離する手法に限ら
ず、種々の手法が考えられる。例えば、図13では、I
Cチップ200とICチップ202とでは、供給される
電源がVCC、VCC1というように異なっている。こ
の場合にはICチップ200上に、ゲート電極が入力回
路204の出力に接続され、ソース領域が基準電源GN
Dに接続され、ICチップ202への出力信号212が
ドレイン領域に接続されたNチャンネルMOSFET2
06を設ける。このように接続すると、NチャネルMO
SFET206がオン状態の時は出力信号212はGN
Dレベルとなる。一方、NチャネルMOSFET206
がオフ状態の時は、出力信号212は抵抗208により
プルアップされ、電源VCC1の電圧に設定されること
になる。このように図13に示す手法を用いれば、供給
電源が異なるICチップ200、202を接続した場合
も、信号線を介した電源の回り込みを有効に防止でき
る。なお、この場合、NチャネルMOSFET206に
代えてバイポーラトランジスタを用いることも可能であ
る。
【0103】(6)第6の実施例 図9(B)に示す第6の実施例は、ICカードをCMO
SのICチップ92の1チップ構成とした実施例であ
る。低消費電力化、部品点数削減によるコストダウンの
ためには、このように主回路であるSRAM13と接続
電源回路11とを1チップにする構成とするのが最も望
ましい。特に前述の医療用途等に使われるICカードの
ようにICチップを1チップのみ搭載するICカードに
は特に有効である。1チップ構成を実現する方法として
は、接続電源回路7のチャンネル長とゲート酸化膜厚
を、主回路であるSRAM13のそれらより各々長く、
厚くして部分的に最大定格電圧を5V以上に上げる方法
がある。また、特許出願平成4−298757には、製
造プロセスを変更することなく、動作電圧3.3VのI
C上に、5VのICとの接続回路を実現する方法が開示
されている。この方法を用いて接続電源回路を作れば、
製造プロセスの変更によるコストアップをせずに1チッ
プ化を実現できる。いずれの方法にしろ1チップ化した
場合には、図9(B)に示すように、内部接続回路は省
略できる。また、前述の第5の実施例で述べたのと同様
に、外部接続回路115と主回路であるSRAM13と
の間の信号線を双方向とせず、入力用と出力用とに分け
る必要がある。
【0104】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が
可能である。
【0105】例えば、本発明は、第1〜第6の実施例に
示したROM、SRAMを主回路としたICカードに限
らず、全ての種類のICカードに適用できる。例えば、
本発明は主回路としてDRAM(動的記憶)を用いたメ
モリーカードにも適用できる。この場合には、図1、図
2のXCE(Chip Enable)信号をXRAS
(Row Address Strobe)信号、XC
AS(ColumnAddress Strobe)信
号に置き換え、XWE(Write Enable)信
号を追加し、データを双方向にするなど若干の変更を行
えば良い。また、本発明は、主回路としてEPROMカ
ード、OTPROMカード、EEPROMカード、フラ
ッシュ型EEPROMカード、これらのメモリーの混在
型カード等を用いたICカードにも当然に適用できる。
また、本発明は、主回路としてマイクロプロセッサ、メ
モリを用いたICカード、即ちISO準拠のICカード
にも適用できる。更に、主回路にモデム、LAN、イン
サーネット等の機能を有する回路を用いたICカードに
も適用できる。
【0106】また、本発明は、主回路に正負の2電源を
必要とするアナログ回路を含んだICカードにも適用で
きる。例えば、高電圧検出回路、アナログスイッチ、定
電圧回路等の電源系の回路はデジタル回路と同様に構成
する。そして、アナロググラウンド電源、アナログ信号
を変換する外部接続回路、内部接続回路の回路素子、あ
るいは回路ブロックを、検出されたホストシステムの電
源電圧に応じて選択する回路構成とする。このように構
成することで、主回路に正負の2電源のアナログ回路を
含んだICカードにも本発明を適用できることになる。
【0107】また、本発明は、第5、第6の実施例に示
すような1チップ構成、2チップ構成とするものに限ら
ず、高電圧検出回路、低電圧検出回路、アナログスイッ
チ、定電圧回路等の全部または一部に既存の製品を使用
する等の複数チップ構成とすることもできる。この場合
には前記実施例の説明から明かなように、内部接続回路
の入力端子と電源の間に入力保護ダイオードを設けない
ことや、外部接続回路と内部接続回路の間の信号線を双
方向とせず、入力用と出力用とに分けること等が必要で
ある。
【0108】
【発明の効果】請求項1の発明に係るICカードによれ
ば、あらかじめ設定された所定電圧以下の電源電圧を供
給するホストシステムにICカードが装填された場合に
は、ホストシステムの電源がそのまま主回路に供給され
る。一方、あらかじめ設定された所定電圧より大きい電
源電圧を供給するホストシステムにICカードが装填さ
れた場合には、主回路に対するホストシステムの電源の
供給が遮断されることになる。従って、異なった規格の
ホストシステムに接続した場合に主回路が劣化したり、
破壊されたりすることを有効に防止できる。また、最先
端の例えば3.3V規格のICを登載することが可能と
なり、IC電子装置の外部装置として好適な、大規模、
高速、低消費電力で、信頼性の高いICカードを実現で
きる。
【0109】また、請求項2の発明によれば、あらかじ
め設定された所定電圧以下の電源電圧を供給するホスト
システムにICカードが装填された場合には、ホストシ
ステムの電源がそのまま主回路に供給されることにな
る。一方、あらかじめ設定された所定電圧より大きい電
源電圧を供給するホストシステムにICカードが装填さ
れた場合には、定電圧回路により定電圧化された電圧が
主回路に供給されることになる。これにより前記所定電
圧以上の電源電圧を供給するホストシステムに装填され
ても正常に動作することが可能となる。また、最先端の
例えば3.3V規格のICを登載することが可能とな
り、IC電子装置の外部装置として好適な、大規模、高
速、低消費電力で、信頼性の高いICカードを実現でき
る。更に、例えば3.3V規格のホストシステムから得
たデータを5V規格のホストシステムで利用したり、逆
に5V規格のホストシステムから得たデータを3.3V
規格のホストシステム利用したりすることもできる。こ
れによりICカードの持つ利便性、汎用性等の特性を更
に高めることができる。
【0110】また、請求項3の発明によれば、スイッチ
手段がCMOS型のトランスファーゲートで構成される
ため、主回路で消費される負荷電流が増えてもそれ程電
圧降下が生じない。この結果、電源電圧を容易に推奨動
作電圧の範囲に収めることができるとともにラッチアッ
プ等が生ずるのを効果的に防止できる。これにより、信
頼性等を大幅に向上できる。
【0111】また、請求項4の発明によれば、前記所定
電圧が上限電圧に設定されるため、主回路に最大定格電
圧以上の電圧が印加されないことが保証される。また、
ホストシステムの電源電圧がこの上限電圧以下の場合に
は、そのままホストシステムの電源電圧が主回路に印加
され、これにより主回路が適正な動作を行うことにな
る。この場合、ICカードが装填されるホストシステム
の電源は、通常、例えば5V又は3.3Vのどちらかに
なるため、このように上限電圧のみで確実性の高い電源
切り換えの判断が可能となる。
【0112】また、請求項5の発明によれば、低電圧検
出手段を新たに設けることにより、ホストシステムから
供給される電源の電圧が、この下限電圧以下であった場
合には、少なくとも主回路が動作しないような設定が可
能となる。これにより、例えばホストシステムへのIC
カード装填時等に、ICカードの正常な動作を保証する
ことが可能となる。
【0113】また、請求項6の発明によれば、接続電源
回路が1チップ構成となる。これにより、低消費電力
化、部品点数削減によるコストダウン等が可能となる。
しかも、この場合、内部接続回路以外の回路・手段用に
設けられた第1のウエルと、内部接続回路用に設けられ
第2のウエルとが電気的に分離されるため、第1の電源
電圧が、保護用ダイオード、寄生ダイオードを介して主
回路に伝わるのを簡易に防止できる。従って、ICカー
ドの信頼性を更に高めることが可能となる。
【0114】また、請求項7の発明によれば、接続電源
回路が1チップ構成となる。これにより、低消費電力
化、部品点数削減によるコストダウン等が可能となる。
そして、ドレイン領域が主回路の信号端子に接続される
とともに、抵抗性の素子を介して第2の電源に接続され
たドライバー用トランジスタが設けられるため、第1の
電源電圧が、保護用ダイオード、寄生ダイオードを介し
て主回路に伝わるのを簡易に防止できることになる。こ
れによりICカードの信頼性を更に高めることが可能と
なる。
【0115】また、請求項8の発明によれば、接続電源
回路と主回路とが1チップ構成となる。これにより、接
続電源回路のみを1チップ構成とした場合よりも、更な
る低消費電力化、部品点数削減によるコストダウン等が
可能となる。そして、接続電源回路用に設けられた第1
のウエルと主回路用に設けられた第2のウエルとが電気
的に分離されるため、第1の電源電圧が、保護用ダイオ
ード、寄生ダイオードを介して主回路に伝わるのを簡易
に防止できることになる。これによりICカードの信頼
性を更に高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明に使用される定電圧回路の回路図の一例
である。
【図4】本発明に使用される定電圧回路の入出力特性図
である。
【図5】本発明の第3の実施例を示すブロック図であ
る。
【図6】第3の実施例において低電圧を検出する場合の
処理手順を示すフロチャートである。
【図7】本発明の第4の実施例を示すブロック図であ
る。
【図8】第4の実施例において低電圧を検出する場合の
処理手順を示すフロチャートである。
【図9】図9(A)は本第5の実施例を説明するための
概略説明図であり、図9(B)は、本第6の実施例を説
明するための概略説明図である。
【図10】入力保護ダイオード、寄生ダイオードを通し
た電源供給を説明するための概略説明図である。
【図11】外部接続回路、内部接続回路に含まれる入力
回路、入出力回路の概略説明図である。
【図12】電源電圧を負の電圧とし、N基板上にPウエ
ルを設ける構成のICチップとした場合のブロック図で
ある。
【図13】異なる電源のICチップを接続した場合に信
号を介した電源の回り込みがないようにする手法につい
て説明するための概略説明図である。
【図14】従来例で主回路がROMの場合のブロック図
である。
【図15】従来例で主回路がROMの場合のブロック図
である。
【符号の説明】
2、3、4 コネクタ 5、6、7、8、9、11 接続電源回路 10 接続回路 12 ROM(主回路) 13 SRAM(主回路) 20 外部電源線 21 内部電源線 30、31 制御信号 32、33、34、35、36、41、42、51、5
2 出力信号 40 アドレス信号 50 データ信号 70、71 ダイオード 80 内蔵電池 90、91、92 ICチップ 100 アナログスイッチ 101、102、103 第1、第2、第3の端子 110、112、115、116 外部接続回路 120、125 内部接続回路 130、134 高電圧検出回路 132、133 制御信号 135 低電圧検出回路 140 定電圧回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主回路と、コネクタと、このコネクタと
    前記主回路との間に設けられた接続電源回路とを含んで
    構成されるICカードであって、 前記接続電源回路は、外部接続回路と内部接続回路とス
    イッチ手段と電圧検出手段とを含み、 前記外部接続回路では、前記ホストシステムと前記内部
    接続回路との間での信号の接続が行われるとともに、電
    源が前記ホストシステムの電源である第1の電源と共通
    化され、 前記内部接続回路では、前記外部接続回路と前記主回路
    との間での信号の接続が行われるとともに、電源が前記
    主回路の電源である第2の電源と共通化され、 前記スイッチ手段では、前記電圧検出手段での検出結果
    に基づいて前記第1の電源と前記第2の電源との間を直
    接あるいは整流素子を介して導通状態・非導通状態にす
    るスイッチ動作が行われ、 前記電圧検出手段では、前記第1の電源の電圧が検出さ
    れ、この第1の電源の電圧の絶対値があらかじめ設定さ
    れた所定電圧の絶対値以下である場合には前記スイッチ
    手段により前記第1の電源と第2の電源との間が導通状
    態にされ、第1の電源の電圧の絶対値が前記所定電圧の
    絶対値よりも大きい場合には前記スイッチ手段により前
    記第1の電源と第2の電源との間が非導通状態にされる
    ことを特徴とするICカード。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記接続電源回路は定電圧回路を更に含み、 前記定電圧回路では前記第1の電源の電圧が定電圧化さ
    れ、前記スイッチ手段により前記第1の電源と第2の電
    源が非導通状態にされた場合にこの定電圧化された電圧
    により前記第2の電源の供給が行われることを特徴とす
    るICカード。
  3. 【請求項3】 請求項1または2のいずれかにおいて、 前記スイッチ手段が第1、第2、第3の端子を有するC
    MOS型のトランスファーゲートで構成され、 前記第1の端子は前記第1の電源に接続され、前記第2
    の端子は直接あるいは整流素子を介して前記第2の電源
    に接続され、前記電圧検出手段の検出結果に基づいてゲ
    ート電極である前記第3の端子を制御することにより前
    記第1の端子と第2の端子との間を導通状態・非導通状
    態にするスイッチ動作が行われること特徴とするICカ
    ード。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかにおいて、 前記所定電圧が、前記主回路の最大定格電圧と前記主回
    路の動作電圧との間の電圧である上限電圧に設定される
    ことを特徴とするICカード。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記電圧検出手段は高電圧検出手段と低電圧検出手段と
    を含み、 前記主回路の下限動作が保証される電圧が下限電圧とし
    て設定され、 前記低電圧検出手段では前記第1の電源の電圧が検出さ
    れ、この第1の電源の電圧の絶対値が前記下限電圧の絶
    対値以下である場合には少なくとも前記主回路が動作し
    ないよう設定され、 前記高電圧検出手段では前記第1の電源の電圧が検出さ
    れ、この第1の電源の電圧の絶対値が前記上限電圧の絶
    対値以下である場合には前記スイッチ手段により前記第
    1の電源と第2の電源との間が導通状態にされ、第1の
    電源の電圧の絶対値が前記上限電圧の絶対値よりも大き
    い場合には前記スイッチ手段により前記第1の電源と第
    2の電源との間が非導通状態にされることを特徴とする
    ICカード。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかにおいて、 前記接続電源回路が単一のCMOSチップ上に形成さ
    れ、 前記CMOSチップは、前記内部接続回路以外の回路・
    手段用に設けられた単数又は複数の第1のウエルと、前
    記内部接続回路用に設けられ単数又は複数の第2のウエ
    ルとを含み、 前記第1のウエルには前記第1の電源が接続され、前記
    第2のウエルには前記第2の電源が接続され、前記第1
    のウエルと前記第2のウエルとが電気的に分離されてい
    ることを特徴とするICカード。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至5のいずれかにおいて、 前記接続電源回路が単一のCMOSチップ上に形成さ
    れ、 前記内部接続回路を設ける代わりに、ゲート電極が前記
    外部接続回路の信号端子に接続され、ソース領域が前記
    CMOSチップの基板の電源である基準電源に接続さ
    れ、ドレイン領域が前記主回路の信号端子に接続される
    とともに抵抗性の素子を介して前記第2の電源に接続さ
    れたドライバー用トランジスタが設けられたことを特徴
    とするICカード。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至5のいずれかにおいて、 前記接続電源回路は前記内部接続回路を含まず、 前記外部接続回路では、前記ホストシステムと前記主回
    路との間での信号の接続が行われ、 前記接続電源回路と前記主回路とが単一のCMOSチッ
    プ上に形成され、 前記CMOSチップは、前記接続電源回路用に設けられ
    た単数又は複数の第1のウエルと、前記主回路用に設け
    られた単数又は複数の第2のウエルとを含み、 前記第1のウエルには前記第1の電源が接続され、前記
    第2のウエルに前記第2の電源が接続され、前記第1の
    ウエルと前記第2のウエルとが電気的に分離されている
    ことを特徴とするICカード。
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