JPH06333070A - 磁気記録装置と、これを用いた乗車券発行機 - Google Patents

磁気記録装置と、これを用いた乗車券発行機

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JPH06333070A
JPH06333070A JP5125739A JP12573993A JPH06333070A JP H06333070 A JPH06333070 A JP H06333070A JP 5125739 A JP5125739 A JP 5125739A JP 12573993 A JP12573993 A JP 12573993A JP H06333070 A JPH06333070 A JP H06333070A
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magnetic
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Yasuro Yoshioka
康郎 芳岡
Kenji Miyahara
健志 宮原
Seiho Yasui
正峰 安井
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駅構内や、車内、あるいは出張窓口におい
て、列車やバス等の乗車券を作成する乗車券発行機を小
型化し、必要に応じて出札窓口の機動的な増設を可能に
し、乗客に対する出札サービスを向上させることを目的
とする。 【構成】 券紙収納部21と、この券紙収納部21に収
納された券紙22を繰り出す券紙繰り出し手段24と、
前記券紙収納部21の出口に近接して設けられた磁気ヘ
ッド26と、この磁気ヘッド26を挟んで前記券紙収納
部21の反対側に配置された第1の通路29と、前記券
紙収納部21と並列して配置され、前記磁気ヘッド26
に向かって開口した第2の通路31を備え、前記第1の
通路29と、前記第2の通路31との間に券紙22を往
復搬送する搬送手段27を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録装置と、これ
を用いた乗車券発行機に関するもので、さらに詳細には
駅構内や車内、あるいは出張窓口において、列車やバス
などの乗車券を作成する乗車券発行機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、交通需要の増大にともない、特に
年末年始などの旅客繁忙期には、乗客が乗車券を買い求
めやすくするために、出札窓口を増設するか、駅施設と
して建設された出札窓口のほかに、プラットホームやコ
ンコースに仮設出札窓口を設けることが行われている。
【0003】従来、駅の出札窓口においては、据置き型
の印刷発行機が利用されてきた。図4はこの種の印刷発
行機の構造図である。図4に示すごとく、券紙ロール1
と、カッター2と、印字ヘッド3と、磁気書き込みヘッ
ド4と、磁気読み取りヘッド5と、出口6とは、一続き
の屈曲した通路7によって結ばれている。印字ヘッド3
に接して熱転写リボン8を収納したリボンカセット9が
配置され、また、通路7に添って多数の駆動モータや、
ローラや、ベルトから構成された搬送手段10が配設さ
れている。
【0004】このように構成された印刷発行機につい
て、以下にその動作を説明する。券紙ロール1から繰り
出され、カッター2により所定寸法に切断された券紙1
1は、搬送手段10により、通路7に沿って搬送され、
印字ヘッド3と熱転写リボン8を挟んで接触し、所定の
印刷が行われる。印刷の終了した券紙11はさらに通路
7を搬送されて磁気書き込みヘッド4に接触し、磁気記
録が行われる。磁気記録された券紙11はさらに通路7
を搬送されて磁気読み取りヘッド5に接触し、正しく磁
気記録されているか否かを検査される。正しく磁気記録
された券紙は通路7から出口6へと排出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の構成では、大きな券紙ロール1と一続きの長い券紙
通路7を配置することが必要になり、装置が大型化して
設置場所が限定されるとともに、重量も重くなり、必要
に応じて機動的に出札窓口を移動することが困難になる
という問題があった。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、小型軽量、かつ携帯可能な乗車券発行機を提供する
ことにより、仮設窓口における出札業務を簡便にし、乗
客に対する出札サービスを向上させることを目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の乗車券発行機は、券紙収納部と、この券紙収
納部に収納された券紙を繰り出す券紙繰り出し手段と、
前記券紙収納部の出口に近接して設けられた磁気ヘッド
と、この磁気ヘッドを挟んで前記券紙収納部の反対側に
配置された第1の通路と、前記券紙収納部と並列して配
置され、前記磁気ヘッドに向かって開口した第2の通路
とを備え、前記第1の通路と前記第2の通路との間に、
券紙を往復搬送する搬送手段を設けた磁気記録装置を有
する構成としたものである。
【0008】
【作用】この構成により、券紙通路を短縮して小型化す
ることが可能になり、小型軽量で持ち運びのできる乗車
券発行機を作り、業務量の変動に応じて仮設窓口を移動
開設し、乗客の利便を図ることが可能になる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施例における磁
気記録装置の構造図である。図1において券紙収納部2
1には複数の券紙22が積み重ね収納されている。券紙
収納部21の下端には給紙モータ23によって駆動さ
れ、券紙22を1枚ずつ繰り出す券紙繰り出し手段(本
実施例の場合はスライダ24)が配設されている。券紙
収納部の21の券紙スリット25は、厚さ方向に券紙1
枚が通過可能で、券紙2枚は通過できない隙間に設定さ
れている。
【0010】券紙スリット25の斜め下方には磁気ヘッ
ド26と、磁気ヘッド26との間に券紙1枚の厚さより
も狭い隙間を開けて対向する搬送手段(本実施例の場合
は搬送ローラ27)が配設される。この搬送ローラ27
は図示しない搬送モータによって駆動されている。
【0011】磁気ヘッド26を挟んで券紙収納部21の
反対側には第1の通路29があり、第1の通路29の終
端には第1のストッパ30がある。磁気ヘッド26と第
1のストッパ30との間隔は券紙22の長手方向寸法よ
りわずかに短く設定されている。
【0012】券紙収納部21の下部には、券紙収納部2
1と並列に、磁気ヘッド26に向かって開口した第2の
通路31があり、第2の通路31の終端には第2のスト
ッパ32がある。磁気ヘッド26と第2のストッパ32
との間隔は券紙22の長手方向寸法よりもわずかに短く
設定されている。
【0013】第1の通路29の上部には、第1の通路2
9と並行に第3の通路33があり、磁気ヘッド26の近
傍で第1の通路29と第3の通路33を切り替える翼片
状のゲート34が配設されている。ゲート34は支点3
5を中心として、切り替えモータ36により駆動され、
揺動運動をする。またゲート34には印字ヘッド37が
固定されており、ゲート34の揺動運動に対応して、印
字ヘッド37が第3の通路33に出入りし、それにとも
なって印字ヘッド37に対向して配設されたプラテンロ
ーラ38に対して押圧と開離を行う。
【0014】第3の通路33の磁気ヘッド26と反対側
の端には券紙22を排出する出口39が開口している。
【0015】磁気ヘッド26の両側には券紙22の位置
を検出する第1のセンサ40と第2のセンサ41が配置
され、印字ヘッド37と出口39の間には第3のセンサ
42が配置されている。
【0016】以上のように構成された磁気記録装置につ
いて、以下にその動作を説明する。券紙収納部21に積
み重ね収納された券紙22は、給紙モータ23によって
往復駆動されるスライダ24により1枚ずつ券紙スリッ
ト25を通って押し出される。券紙22相互の摩擦によ
り重送されることがあるが、券紙スリット25は券紙2
2が2枚が同時には通過できない隙間に設定されている
ため、確実に1枚ずつ繰り出される。押し出された券紙
22が第1のセンサ40で検知されると、搬送モータ2
8が回転して搬送ローラ27を駆動する。券紙が磁気ヘ
ッド26と搬送ローラ27の間に挟まれると、搬送ロー
ラ27によって第1の通路29へ送りこまれる。
【0017】券紙22の後端が第1のセンサ40を通過
すると、搬送モータを停止させ、券紙22は第1のスト
ッパ30に当接して停止する。
【0018】次に搬送モータを逆転させ、券紙22の端
を第1のセンサ40が検知した点を基準にして、磁気ヘ
ッド26を駆動し、磁気書き込みを行う。磁気ヘッド2
6と搬送ローラ27の間の隙間と、第2の通路31の入
口が向かい合っており、券紙スリット25は少し上方に
離れているため、逆送される券紙22は、券紙スリット
25には戻らず、第2の通路31に入る。券紙22の端
を第2のセンサ41で検知すると、搬送モータを停止さ
せ、券紙22を第2のストッパ32に当接して停止す
る。
【0019】次に搬送モータを正転させ、券紙22を第
1の通路29へ送り、その過程で磁気ヘッド26により
磁気読み取りを行う。磁気読み取り結果が磁気書き込み
内容と一致し、正しく書き込まれていれば、磁気ヘッド
26を駆動せずに搬送モータを逆転させ、券紙22を第
2の通路31に収納して待機させる。磁気読み取り結果
が磁気書き込み内容と一致しなければ、再度磁気書き込
みと、磁気読み取り確認を行うことができる。
【0020】磁気書き込みが終了した券紙22は第3の
通路33に導いて印刷を行う。切り替えモータ36を駆
動してゲート34を動かし、第1の通路29を塞いで第
3の通路33を開くと図2の状態になる。図2にてゲー
ト34に固定された印字ヘッド37は支点35を中心に
回転してプラテンローラ38から離れている。この状態
で搬送モータ28を正転させると、第2の通路31にあ
った券紙22は第3の通路33に入る。
【0021】券紙22の先端を第3のセンサ42が検知
した後、搬送モータを停止し、切り替えモータ36を駆
動してゲート34を動かす。ゲート34に固定された印
字ヘッド37は支点35を中心に回転して券紙22を挟
み、プラテンローラ38に対して押圧される。プラテン
ローラ38は送りモータ43によって駆動されており、
券紙22を送りながら印字ヘッド37によって印刷を行
う。印刷された券紙22は乗車券として出口39から排
出され、発行動作が終了する。
【0022】以上のように、本実施例では券紙22を積
み重ね収納し、磁気ヘッド26を中心にX形に通路を形
成することにより、おおよそ券紙22の長手方向の2倍
の長さで磁気記録装置を構成することができ、携帯可能
な乗車券発行機を実現することができる。また、ゲート
34と印字ヘッド37が同一の切り替えモータ36で駆
動されているため、小型軽量な機構によって、通路切り
替え動作、及び印字ヘッド37とプラテンローラ38と
の間の押圧、開離動作を同時に実現することができる。
【0023】図3に本発明の磁気記録装置を搭載した乗
車券発行機の一例を示す。図3にて本体51には車内補
充券発行機52の設置部として、くぼみ53が形成され
ており、くぼみ53の周囲には車内補充券発行機52を
係止するための爪54が配設されている。またくぼみ5
3の側面には、車内補充券発行機52と通信するための
光通信素子(図示せず)が配設されており、車内補充券
発行機52の指令を本体51内部の磁気記録装置に伝え
ることができる。
【0024】このような構成とすれば、車内補充券発行
機52により料金計算を行い、従来車内補充券発行機5
2単独では発行できなかった磁気化券を磁気記録装置を
用いて発行することが可能になる。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、券紙収納
部と、この券紙収納部に収納された券紙を繰り出す券紙
繰り出し手段と、前記券紙収納部の出口に近接して設け
られた磁気ヘッドと、この磁気ヘッドを挟んで前記券紙
収納部の反対側に配置された第1の通路と、前記券紙収
納部と並列して配置され、前記磁気ヘッドに向かって開
口した第2の通路とを備え、前記第1の通路と前記第2
の通路との間に、券紙を往復搬送する搬送手段を設けた
ので、券紙通路を短縮して小型化することが可能にな
り、小型軽量で持ち運びのできる乗車券発行機を作り、
業務量の変動に応じて仮設窓口を移動開設し、乗客の利
便を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における磁気記録装置の断面
【図2】本発明の一実施例における磁気記録装置の断面
【図3】本発明の一実施例における乗車券発行機の斜視
【図4】従来の印刷発行機の断面図
【符号の説明】
21 券紙収納部 22 券紙 24 券紙繰り出し手段 26 磁気ヘッド 27 搬送手段 29 第1の通路 31 第2の通路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 券紙収納部と、この券紙収納部に収納さ
    れた券紙を繰り出す券紙繰り出し手段と、前記券紙収納
    部の出口に近接して設けられた磁気ヘッドと、この磁気
    ヘッドを挟んで前記券紙収納部の反対側に配置された第
    1の通路と、前記券紙収納部と並列して配置され、前記
    磁気ヘッドに向かって開口した第2の通路とを備え、前
    記第1の通路と前記第2の通路との間に、券紙を往復搬
    送する搬送手段を設けた磁気記録装置。
  2. 【請求項2】 第1の通路と並列に配置された第3の通
    路と、前記第1の通路と、前記第3の通路とを磁気ヘッ
    ドの近傍で切り替えるゲートと、このゲートに連動して
    第3の通路に出入りする印字ヘッドと、この印字ヘッド
    に対向するプラテンローラと、前記第3の通路の前記磁
    気ヘッドと反対側の端に設けた前記第3の通路の出口と
    を備えた請求項1記載の磁気記録装置。
  3. 【請求項3】 本体と、この本体に設けた車内補充券発
    行機との接続部と、前記本体内に設けられた請求項1記
    載の磁気記録装置とを備え、前記車内補充券発行機から
    の指令に基づいて、前記磁気記録装置で乗車券を発行す
    る乗車券発行機。
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