JPH06332793A - データアライメント回路 - Google Patents

データアライメント回路

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JPH06332793A
JPH06332793A JP11799093A JP11799093A JPH06332793A JP H06332793 A JPH06332793 A JP H06332793A JP 11799093 A JP11799093 A JP 11799093A JP 11799093 A JP11799093 A JP 11799093A JP H06332793 A JPH06332793 A JP H06332793A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
byte
buffer
shift
memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP11799093A
Other languages
English (en)
Inventor
Kouichirou Okada
高一郎 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
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Publication of JPH06332793A publication Critical patent/JPH06332793A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブロック転送を行う際の処理速度を向上させ
る。 【構成】 メモリ12からのデータはデータシフタ19
bによってシフト値演算部19aで求められたシフト値
に基づいて、例えば、2バイトシフトされる。このシフ
トの結果、溢れた2バイトデータ(A,B)はバッファ
19cにセットされる。バッファ19cにセットされた
データは次転送の際4バイトシフトデータの内の2バイ
トデータと合成される。次転送の際には、同様にして次
の4バイトデータをデータシフタで2バイトシフトし
て、有効な2バイトデータ(C,D)とバッファ19c
にセットされた2バイトデータとを合成して、4バイト
データ(A,B,C,D)としてバッファメモリ16に
セットする。この際、溢れた2バイトデータ(E,F)
はバッファ19dに一時的にセットされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主記憶装置とバッファメ
モリとの間データ伝送を行う際転送データを受信側アド
レスに合わせたデータバイト位置に編成するデータアラ
イメント回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、nバイト(nは2以上の整数)
幅の主記憶装置(以下メモリと呼ぶ)とnバイト幅のバ
ッファメモリとの間でブロック転送(nバイトのデータ
を連続してm回(mは2以上の整数)転送すること)を
行う際には入出力装置において受信側アドレスに合わせ
たデータバイト位置に編成(このような操作をデータア
ライメントと呼ぶ)する必要がある。
【0003】まず、図4を参照して、上述のデータアラ
イメントが適用される情報処理システムについて概説す
る。
【0004】プロセッサ11及びメモリ12がシステム
バス13に接続されており、システムバス13はデータ
アライメント回路14を備える入出力装置15を介して
バッファメモリ16及び入出力装置17が接続されたデ
ータバス18に接続されている。
【0005】ここで、図5を参照して、メモリ12とバ
ッファメモリ16との間でブロック単位(4バイト幅)
のデータ転送を行う際、送受信アドレスに不整合があっ
た場合のデータアライメント回路14の動作について説
明する。
【0006】いま、メモリバイトアドレスが「3」、バ
ッファメモリバイトアドレスが「1」でメモリ12から
バッファメモリ16にデータ転送を行う場合、データア
ライメント回路14ではシフト値演算部14aにおいて
メモリ12からのデータを何バイトシフトするを演算す
る。この例では、バイトアドレスの差は「2」、つま
り、2バイト分データ位置を受信側アドレスに合わせる
ようにシフト(ずらす)ことになる。
【0007】図5において、データアライメント回路1
4では4バイトのデータをデータシフタ14bによって
2バイトシフトしてバッファメモリ16にセット(格
納)する。この場合、有効なデータは「B」のみである
ので、Bの部分のバイトのみライト(パーシャルライ
ト)する。そして、他の不要な2バイトデータは破棄さ
れる。
【0008】バッファメモリ16の最初のアドレス位置
のワードは2バイト分空いている関係上、さらに必要な
2バイトデータを得るためにメモリ12より1ワード転
送を続けて行い、その4バイトデータの内必要な部分の
みをバッファメモリ16にセットする(図6)。
【0009】図6において、「C」と「D」のデータの
みがバッファメモリ16にセットされ、他の不要な2バ
イトデータは破棄される。この手順によってメモリ12
からバッファメモリ16への1ワード転送が完了する。
従って、図7に示すように、次アドレスにおけるバッフ
ァメモリ16へのデータ転送においても、破棄したワー
ドデータ(C,D,E,F)を再度転送して、バッファ
メモリ16にE,Fのみ格納することになる。
【0010】このように従来のデータアライメント回路
を用いた場合には、転送の都度不必要なデータを破棄し
てしまうため、例えば、4バイトデータのブロック転送
を行う場合、常に2回のデータ転送動作を行う必要があ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来のデ
ータアライメント回路を用いた情報処理システムにおい
てはデータ転送の際少なくとも2回のデータ転送を行う
必要があり、その結果、処理速度が低下するばかりでな
くデータバスのスループットが低下してしまうという問
題点がある。つまり、1ワード(nバイト幅)m組のデ
ータをnバイトづつm回連続してデータ転送を行う場
合、2m回のブロック転送を行わなければならない。
【0012】本発明の目的は情報処理システムの処理速
度を向上することのできるデータアライメント回路を提
供することにある。
【0013】本発明の他の目的はデータバスのスループ
ットを向上させることのできるデータアライメント回路
を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、n(n
は2以上の整数)バイト幅の主記憶装置とnバイト幅の
バッファメモリとの間でnバイトのデータを連続してm
(mは2以上の整数)転送する際に用いられ、前記バッ
ファメモリ側アドレスに合わせたデータバイト位置に前
記nバイトデータをデータアライメントするためのデー
タアライメント回路であって、前記nバイトデータを前
記バッファメモリ側アドレスに合わせるためのシフト値
を求めるシフト値演算手段と、nバイト幅を有し該シフ
ト値に基づいて前記nバイトデータの位置をシフトさせ
るシフトデータとするデータシフト手段と、該データシ
フト手段によるシフトの結果溢れたバイトデータをバッ
ファデータとしてバッファリングするバッファ手段と、
前記シフトデータ及び前記バッファデータを予め定めら
れた条件で選択して選択データを得前記バッファメモリ
に与える選択手段とを有することを特徴とするデータア
ライメント回路が得られる。
【0015】
【実施例】以下本発明について実施例によって説明す
る。
【0016】この実施例では情報処理システムの構成は
データアライメント回路を除いて図4に示した情報処理
システムと同様の構成である。
【0017】図1及び図4を参照して、図1においては
データアライメント回路を参照番号19で示す。プロセ
ッサ11によってデータ転送制御されてメモリ12とバ
ッファメモリ16とで4バイト幅のデータ転送(常にデ
ータは4バイトアドレス境界毎に転送される)が起動さ
れた際、前述したように、送受信バイトアドレスの不整
合によって受信側バイトアドレスに合わせたデータ位置
にデータをアライメントしてデータ転送を行う必要があ
る。ここでは、メモリバイトアドレスが「1」、バッフ
ァメモリバイトアドレスが「3」の際のデータアライメ
ント回路19の動作について説明する。
【0018】メモリから送られてきたデータを受信側バ
イトアドレスに合わせ、バイト位置をシフトする。つま
り、メモリ12のバイトアドレス「1」のデータをバッ
ファメモリ16のバイトアドレス「3」の位置へバイト
シフト(ずらし)する。このシフト値(ずらし分)はデ
ータアライメント回路19においてシフト値演算部19
aによって送受信バイトアドレス差によって計算され
る。この場合、メモリバイトアドレスが「1」、バッフ
ァメモリアドレスが「3」であるからシフト値は2バイ
トシフトとなる。
【0019】メモリ12からのデータ(バイトアドレス
0から4バイトのデータ)はデータシフタ19bによっ
て2バイトシフトされ、有効な2バイトデータ(A,
B)はバッファ19cにセットされる。つまり、データ
シフタ出力の第1バイト目及び第2バイト目データを溢
れたデータとみなし、この2バイトデータ(A,B)が
バッファ19cにセットされる。
【0020】図2を参照して、次の転送(第2の転送)
では、メモリ12から次の4バイトデータがデータアラ
イメント回路19に入力され、この4バイトデータはデ
ータシフタ19bで2バイトシフトされる。そして、溢
れた2バイトデータ(データE及びF)はバッファ19
dにセットされる。バッファ19cにセットされたデー
タA及びBは4バイトシフトデータの2バイトデータ
(C,D)と合成され、バッファメモリ16にセットさ
れる。
【0021】上記の実施例では溢れたデータを一時的に
蓄えるバッファが2個備えられているが、バッファ19
cにデータをセットした際にはバッファ19dからデー
タが読み出され、逆に、バッファ19dにデータをセッ
トした際にはバッファ19cからデータが読み出され
る。このように、データがセットされるバッファとデー
タが読み出されるバッファとは必ず排他的に書き込み読
みだし制御(排他的セレクト制御)されており、これに
よって先のデータに対して上書きが行われることを防止
することができる。この排他的セレクト制御はバッファ
セレクト制御部19eによって行われる。
【0022】バッファメモリ16にセットされるデータ
はデータセレクタ19fによってシフトデータとバッフ
ァデータ(バッファ19c又は19dにセットされたデ
ータ)とからセレクトされ合成(生成)される。データ
セレクタ19fはデータセレクト制御部20によって制
御され、データセレクト制御部20はメモリバイトアド
レスとバッファメモリバイトアドレスによってセレクト
条件を算出する。
【0023】上述のような2バイトシフトを行う場合、
データセレクタ19fでは図示のようにバッファセレク
タ19gによってセレクトされたデータをセレクトする
とともにデータシフタ19bのデータをセレクトする。
【0024】上述のような手順によってバイトアドレス
が不整合となった際メモリ−バッファメモリ間の4バイ
トデータ転送処理が行われ、第3の転送においては図3
で示すようにバッファメモリ16中にデータがセットさ
れることになる。この際、バッファ19cには2バイト
データ(I,J)がセットされる。
【0025】上述の実施例では4バイトデータの転送に
ついて説明したが、nバイトデータの転送においても同
様に処理できることはいうまでもない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、1ワー
ド(nバイト幅)m組のデータをnバイトづつm回連続
してデータ転送(ブロック転送)を行う場合、(m+
1)回のブロック転送を行えばよく、処理速度を向上さ
せることができるという効果がある。また、バッファメ
モリへのアクセスを集中させることが可能となり、デー
タバスのスループットを向上させることができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデータアライメント回路の一実施
例において1ブロック転送後の状態を説明するためのブ
ロック図である。
【図2】本発明によるデータアライメント回路の一実施
例において2ブロック転送後の状態を説明するためのブ
ロック図である。
【図3】本発明によるデータアライメント回路の一実施
例において3ブロック転送後の状態を説明するためのブ
ロック図である。
【図4】データアライメント回路を備える情報処理シス
テムを示すブロック図である。
【図5】従来のデータアライメント回路において1ブロ
ック転送後の状態を説明するためのブロック図である。
【図6】従来のデータアライメント回路において2ブロ
ック転送後の状態を説明するためのブロック図である。
【図7】従来のデータアライメント回路において3ブロ
ック転送後の状態を説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
11 プロセッサ 12 メモリ 13 システムバス 14,19 データアライメント回路 15,17 入出力装置 16 バッファメモリ 18 データバス 19a シフト値演算部 19b データシフタ 19c,19d バッファ 19e バッファセレクト制御部 19f データセレクタ 19g バッファセレクタ 20 データセレクト制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n(nは2以上の整数)バイト幅の主記
    憶装置とnバイト幅のバッファメモリとの間でnバイト
    のデータを連続してm(mは2以上の整数)転送する際
    に用いられ、前記バッファメモリ側アドレスに合わせた
    データバイト位置に前記nバイトデータをデータアライ
    メントするためのデータアライメント回路であって、前
    記nバイトデータを前記バッファメモリ側アドレスに合
    わせるためのシフト値を求めるシフト値演算手段と、n
    バイト幅を有し該シフト値に基づいて前記nバイトデー
    タの位置をシフトさせるシフトデータとするデータシフ
    ト手段と、該データシフト手段によるシフトの結果溢れ
    たバイトデータをバッファデータとしてバッファリング
    するバッファ手段と、前記シフトデータ及び前記バッフ
    ァデータを予め定められた条件で選択して選択データを
    得前記バッファメモリに与える選択手段とを有すること
    を特徴とするデータアライメント回路。
JP11799093A 1993-05-20 1993-05-20 データアライメント回路 Pending JPH06332793A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11799093A JPH06332793A (ja) 1993-05-20 1993-05-20 データアライメント回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP11799093A JPH06332793A (ja) 1993-05-20 1993-05-20 データアライメント回路

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JPH06332793A true JPH06332793A (ja) 1994-12-02

Family

ID=14725303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11799093A Pending JPH06332793A (ja) 1993-05-20 1993-05-20 データアライメント回路

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JP (1) JPH06332793A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6671219B1 (en) 1999-05-28 2003-12-30 Hitachi, Ltd. Storage, storage method, and data processing system
JP2010191511A (ja) * 2009-02-16 2010-09-02 Toshiba Corp マイクロプロセッサ
JP2014182584A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Fujitsu Ltd データ処理装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000222