JP2577023B2 - 情報処理装置のアドレス拡張制御方式 - Google Patents

情報処理装置のアドレス拡張制御方式

Info

Publication number
JP2577023B2
JP2577023B2 JP62330239A JP33023987A JP2577023B2 JP 2577023 B2 JP2577023 B2 JP 2577023B2 JP 62330239 A JP62330239 A JP 62330239A JP 33023987 A JP33023987 A JP 33023987A JP 2577023 B2 JP2577023 B2 JP 2577023B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instruction
address
operand
read
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62330239A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01173142A (ja
Inventor
真也 渡部
秀一 安部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP62330239A priority Critical patent/JP2577023B2/ja
Priority to US07/288,270 priority patent/US5038280A/en
Priority to DE3843638A priority patent/DE3843638A1/de
Publication of JPH01173142A publication Critical patent/JPH01173142A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2577023B2 publication Critical patent/JP2577023B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/30Arrangements for executing machine instructions, e.g. instruction decode
    • G06F9/38Concurrent instruction execution, e.g. pipeline or look ahead
    • G06F9/3802Instruction prefetching
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/30Arrangements for executing machine instructions, e.g. instruction decode
    • G06F9/32Address formation of the next instruction, e.g. by incrementing the instruction counter
    • G06F9/322Address formation of the next instruction, e.g. by incrementing the instruction counter for non-sequential address

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Advance Control (AREA)
  • Memory System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アドレス拡張機能を有する情報処理装置に
係り、特に、そのアドレス拡張制御方式に関する。
〔従来の技術〕
データ処理システムで用いられる命令として、命令ア
ドレス、オペランドアドレス等、データ処理システムで
取り扱うアドレスのアドレス幅を例えば24ビツトと31ビ
ツトの2種類可能とし、このアドレス幅を切り替え、該
切り替えたアドレス幅で命令及びオペランドをアドレス
ルーチンにリンクする命令がある。以下、これをアドレ
スモード切替命令あるいは単にモード切替命令と云うこ
とにする。
第2図はモード切替命令の命令形式を示す。第2図に
示す如く、モード切替命令はBASSM命令とBSM命令の2種
類があり、これらはいずれも分岐タイプの命令である。
BASSM命令の動作は大略次の通りである。
(1)BASSM命令の汎用レジスタ番号指定部R1で指定さ
れた汎用レジスタに、PSWの下位4バイト(ビツト0が
アドレスモード、ビツト1〜31が命令アドレス)をリン
ク情報として退避する。
(2)BASSM命令の汎用レジスタ番号指定部R2で指定さ
れた汎用レジスタの4バイトの内、ビツト0を新たなア
ドレスモード、ビツト1〜31を新たな命令アドレスとし
て設定する。
これにより、装置は分岐先アドレスを含めて、新たに
設定されたアドレスモートに従う。BSM命令の動作は、
前記(1)でR1により設定された汎用レジスタには、ビ
ツト0にアドレスモードのみが設定され、ビツト1〜31
は不変であることを除いてBASSM命令と同じである。
このようなアドレスモード設定を含む命令の処理を行
う情報処理装置に関する従来技術として、例えば、特開
昭60−142742号公報等に記載された技術が知られてい
る。以下、この種従来技術を図面により説明する。
第3図は従来技術による情報処理装置の構成例を示す
ブロツク図である。第3図において、1は命令レジス
タ、2は演算ユニツト、3は汎用レジスタ、4はアドレ
ス加算回路、5は命令先行読出しアドレスレジスタ、6
はインクリメンタ、7,8,9−2,11,14−1,14−2,17は選択
回路、10はPSWレジスタ、12は記憶装置、13は制御回
路、15は命令読出しアドレスモード・ラツチ、16はオペ
ランド再読出しアドレス・キユー、18はオペランド読出
しアドレス・レジスタである。
第3図に示す情報処理装置において、BASSM/BSM命令
が発行されたとき、命令レジスタ1には、そのオペレー
シヨンコード部OP及び汎用レジスタの番号指定部R1,R2
がセツトされる。汎用レジスタ3は、出力データのビツ
ト幅として0〜31の32ビツトを有し、アドレス加算回路
4は、分岐命令の分岐先アドレス、命令のオペランドア
ドレス等の計算に用いられる。このアドレス加算回路4
が分岐先アドレス等の命令アドレスを計算した場合、そ
の出力ビツト1〜31は、選択回路11を介して命令先行読
出し用アドレスレジスタ5に転送される。また、アドレ
ス加算回路4がオペランド・アドレスを計算した場合、
その出力ビツト1〜31は、選択回路17を介してオペラン
ド読出しアドレス・レジスタ18に転送格納されるととも
に、オペランド再読出しアドレス・キユー16の1つに格
納される。
メモリ・オペランドを指定する命令のデコードに同期
したオペランド読出し(以下、デコード同期リクエスト
という)の場合、前記アドレス加算回路4の出力ビツト
131は、選択回路17により選択され、オペランド読出し
アドレス・レジスタ18に格納される。このデコード同期
リクエストが記憶装置12で受付けられなかつた場合、制
御回路13は、再読出しリクエストを発行する。第3図に
示す例では、この再読出しリクエストは3サイクルおき
に、発行されるものとする。この再読出しリクエスト
時、オペランド再読出しアドレスは、オペランド再読出
しアドレス・キユー16より取出され、選択回路17を介し
てオペランド読出しアドレス・レジスタ18に転送され
る。
命令先行読出しアドレスレジスタ5は、その入力が選
択回路11を介して、アドレス加算回路4、PSWレジスタ1
0のビツト1〜31、インクリメンタ6の出力に接続され
ている。また、その出力は、ビツト1〜31がインクリメ
ンタ6に、ビツト1〜7が、選択回路7及び選択回路9
−2を介し、ビツト8〜31が選択回路9−2を介して記
憶装置12に接続されている。
インクリメンタ6は、命令先行読出しの単位に応じて
レジスタ5の内容をインクリメントする回路であり、例
えば命令先行読出し単位が8バイトの場合、レジスタ5
の内容を+8する。
選択回路9−2は、命令読出し制御回路13の制御のも
とで、記憶装置12に送出する命令読出しアドレスとして
命令先行読出し用アドレスレジスタ5またはアドレス加
算器4のいずれか一方の出力であるアドレスを選択する
ように動作する。選択回路11は、制御回路13の制御のも
とで、初期設定時に、アドレス加算回路4またはPSWレ
ジスタ10のビツト1〜31のいずれか一方を選択し、更新
時に、インクリメンタ6を選択するように動作する。選
択回路14−2は、制御回路13の制御のもとで、命令レジ
スタ1のR2部により選択された汎用レジスタ3の内容、
あるいは、演算ユニツト2の出力をその出力に読み出す
ように動作する。
PSWレジスタ10は、アドレスモード(図ではビツト
0)、次に実行すべき命令の命令アドレス(図ではビツ
ト1〜31)を保持する。制御回路13は命令のオペレーシ
ヨンコード部OPを入力として、命令先行読出し用アドレ
スレジスタ5、選択回路9−2、11等を制御する。
命令読出しアドレスモード・ラツチ15は、選択回路7
を介して命令読出し時のアドレスモード、すなわち、ア
ドレス幅の切り替えを制御する。また、オペランド読出
し時のアドレスモードは、PSWレジスタ10のアドレスモ
ードビツト、すなわち、汎用レージスタ3の出力または
演算ユニツト2の出力が選択回路14−1を介してセツト
されたビツト0の値によつて決まり、選択回路8によつ
て制御される。
前述したように、モード切替命令であるBASSM/BSM命
令は、分岐タイプの命令であるから、まず、BASSM/BSM
命令と同じ命令形式を有し、モード切替動作を含まない
普通の分岐命令の動作を、第3図を用いて説明する。
分岐命令が、命令レジスタ1にセツトされると、命令
のデコードステージが起動され、命令読出し制御回路13
は、送られてきた命令コードをデコードして、アドレス
加算器4、選択回路9−2、11に制御信号を送出する。
このとき、選択回路9−2に対する制御信号は、選択回
路制御部9−1を介して送出される。アドレス加算回路
4は、命令レジスタ1の汎用レジスタ番号指定部R2によ
つて読出された汎用レジスタ3の内容より分岐先アドレ
スを計算する。選択回路11は、アドレス加算回路4から
のパスを選択し、該加算回路4が計算した分岐先アドレ
スを記憶装置12に転送する。制御回路13は、記憶装置12
に対し命令読出し要求信号を送出し、分岐先の命令の読
出しを起動する。後続の命令は、制御回路13の制御のも
とで、命令先行読出し用アドレスレジスタ5、インクリ
メンタ6を用いて、次々と更新されるアドレスを用い
て、記憶装置12より読出される。この動作は、次に分岐
命令又はPSWの命令アドレス部を変更する命令が命令レ
ジスタ1にセツトされてデコードされるか、割り込み等
でPSWの命令レジスタが変更されるまで続けられる。
前述の動作は、分岐命令のデコードステージに同期し
て起動されるものである。
一方、PSWレジスタ10は、命令の実行ステージに同期
して、次に実行すべき命令アドレスに更新される。分岐
命令の場合、実行ステージに同期して、命令のR2部で指
定された汎用レジスタの内容(換言すれば分岐先のアド
レス)が、演算ユニツト2、選択回路14−2を介してPS
Wレジスタ10のビツト1〜31にセツトされる。
以上が、モード切替動作を含まない分岐命令の動作で
ある。ここで、アドレスモードビツトを考えると、これ
は、命令の実行ステージに同期して更新されるべきもの
である。何故なら、アドレスモードビツトは、モード切
替命令の直前の命令の実行が完了するまで変更されては
ならないからである。
次にモード切替命令であるBASSM/BSM命令の動作を説
明する。
これらのモード切替命令は、分岐タイプの命令であ
り、ぜ術の分岐命令と異なるのは、モード切替命令の場
合は、その分岐先アドレスを含めて、後続の命令アドレ
ス、オペランドアドレス等が新しいアドレスモードの制
御をうける点にある。従つて、モード切替命令を実行す
る場合、分岐先の命令読出しを含めて、新しいルーチン
の命令先行読出しは、モード切替命令で指定された新し
いアドレス・モードに従わなければならない。
従来技術による情報処理装置は、アドレスモードビツ
ト・ラツチを、モード切替命令の実行ステージに同期し
て更新されるものとは別に、モード切替命令のデコード
に同期して更新される命令読出しラツチ15を設け、この
命令読出しモードラツチ15により命令読出しアドレスを
制御することにより、モード切替命令に対する分岐先命
令の読出しを高速化できるものである。
以下、このモード切替命令の動作を第3図を参照して
説明する。
モード切替命令が、命令レジスタ1にセツトされる
と、命令のデコードステージが起動され、制御回路13
は、送られて来た命令コードをデコードして、すでに述
べた通常の分岐命令のデコードステージの動作と共に、
命令読出し用アドレスモードラツチ15に対し、命令レジ
スタ1のR2部を用いて汎用レジスタ3から読出された新
たなアドレスモードビツトをセツトするための制御信号
を送出する。この命令読出し用アドレスモードラツチ15
がセツトされると、選択回路7,8はモード切替命令によ
り指定されたアドレスモードに切り換わるので、該モー
ド切替命令のデコードに同期して、通常の分岐命令の場
合と同じようにリンク先の命令列の先行読出しを開始す
ることができる。
これにより、第3図に示す従来技術による情報処理装
置は、分岐先命令列の先行読出しを命令デコードと同時
に行うことが可能となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、前記従来技術は、モード切替命令の実行ステ
ージで、PSWレジスタ10のビツト0で示されるアドレス
・モードの切替えが行われるまで、リンク先命令のオペ
ランド読出し、すなわち、デコードが持たされ、情報処
理装置の性能向上が困難であるという問題点があつた。
この問題点を以下第4図(a)により説明する。この
例では、命令読出しIFを、デコードDi、メモリ読出し
Ai、転送Liの3段のパイプラインにより実行し、オペラ
ンド読出しOFを、デコードD、メモリ読出しA、転送
L、実行Eの4段のパイプラインにより実行する場合を
示している。
第4図(a)において、命令は、アドレスモード切
替命令であり、サイクル1でこの命令がデコードされる
と同時に、分岐先命令読出しが起動される。この分岐先
命令読出しの分岐先命令は、前記命令と同時にデコ
ードが開始され、サイクル3で転送が終了し、サイクル
4でデコード可能な状態となる。しかし、このデコード
は、オペランド読出し用アドレス・モードの切替、すな
わち、アドレスモード切替命令の実行完了まで待たさ
れることになり、第4図(a)の例では、サイクル7で
行われている。すなわち、このようなデコード動作の遅
れにより、前記従来技術は、3サイクルの性能劣化が発
生していることになる。
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決し、モ
ード切替命令のリンク先命令のデコード開始を直ちに行
い得るようにし、モード切替命令を高速に処理すること
を可能とした情報処理装置のアドレス拡張制御方式を提
供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
命令及びオペランドのアドレス幅を切替えるアドレス
拡張機能を有する情報処理装置において、アドレスモー
ド切替命令のデコードに同期してアドレスモードがセッ
トされ、前記アドレスモード切替命令のリンク先の命令
列の先行読出しを前記デコードに同期して開始する命令
読出しのアドレス幅を制御する第1の手段と、オペラン
ド読出しのアドレス幅を制御する第2の手段と、命令の
デコードに同期してオペランド読出しを行う第3の手段
と、該第3の手段によるオペランド読出しが直ちに処理
できなかった場合、再度オペランド読出しを行う第4の
手段と、前記第3の手段によるオペランド読出しと前記
第4の手段によるオペランド読出しについて所定の優先
順位に従っていずれかを選択する第5の手段と、前記第
3の手段によるオペランド読出し時のアドレスモードを
記憶し、前記第4の手段によるオペランド読出し時に記
憶したアドレスモードを出力する第6の手段とを備え、
前記第5の手段への選択指示と同一の指示に従って、前
記第1の手段または前記第6の手段のアドレスモードの
いずれか一方を、前記第2の手段に設定し、オペランド
の読出しを行うことにより達成される。
〔作 用〕
オペランド読出し時、デコード同期リクエスト、再読
出しリクエストのいずれにおいても、然るべきアドレス
モードが保証されるため、2つのモードのオペランド読
出しリクエストの混在が可能となり、モード切替命令の
リンク先命令のデコードをモード切替命令の実行ステー
ジの完了まで待たせる必要がなくなる。これにより、モ
ード切替命令を高速に処理することが可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面により詳細に説明す
る。
第1図は本発明を適用した情報処理装置の一実施例の
構成を示すブロツク図である。第1図において、19はオ
ペランド再読出しアドレス・モード・キユー、20は選択
回路、21はオペランド再読出しアドレス・モード・ラツ
チであり、他の符号は第3図の場合と同一である。
第1図に示す本発明の実施例は、第3図に示す従来技
術による情報処理装置に、オペランド再読出しアドレス
・モード・キユー19と、選択回路20と、オペランド再読
出しアドレス・モード・ラツチ21を設けた点に特徴を有
する。
オペランド再読出しアドレス・モード・キユー19は、
オペランド再読出しアドレス・キユー16に対応して設け
られる。すなわち、オペランド読出しのうち、デコード
同期リクエストが発行された場合、オペランド読出しア
ドレスが、アドレス加算回路4よりオペランド再読出し
アドレス・キユー16に格納されると同時に、命令読出し
アドレス・モード・ラツチ15で示されるアドレス・モー
ドが、読出しアドレス・モード・キユー19に格納され
る。
オペランド再読出しリクエストが発行されると、オペ
ランド再読出しアドレス・キユー16、オペランド再読出
しアドレス・モード・キユー19の夫々から、アドレス及
びアドレス・モードが取出される。このアドレスは、選
択回路17を介してオペランド読出しアドレス・レジスタ
18にセツトされ、アドレス・モードは、選択回路20を介
してアドレス・モード・ラツチ21にセツトされる。
命令読出しアドレス・モード・ラツチ15は、第3図で
示した従来技術の場合と同様に制御される。すなわち、
この命令読出しアドレス・モード・ラツチ15は、アドレ
ス・モード切替命令に対して、命令のデコードに同期し
て新しいアドレス・モードにセツトされる。そして、リ
ンク先の先行命令の読出しは、この命令読出しアドレス
・モード・ラツチ15を用いて行われる。また、リンク先
の命令のオペランド読出しについても、アドレス・モー
ド・切替命令のデコードに同期して、命令読出しアドレ
ス・モード・ラツチ15に新しいアドレス・モードが設定
されているため、この命令読出しアドレス・モード・ラ
ツチ15を用いてアドレス・モードを決定することができ
る。
選択回路20は、デコード同期リクエストが発行された
とき、命令読出しアドレス・モード・ラツチ15の側を、
命令再読出しリクエストが発行されたとき、オペランド
再読出しアドレス・モード・キユー19の側を選択し、そ
のアドレス・モードをオペランド再読出しアドレス・モ
ード・ラツチ21にセツトする。このアドレス・モード・
ラツチ21は、オペランド再読出し時におけるアドレスモ
ードを保証するものであり、命令処理速度を向上させる
ことができる。
前述した本発明の一実施例における命令の処理の流れ
を第4図(b)により説明する。
第4図(b)において、命令読出しIF及びオペランド
読出しOFの実行は、第4図(a)の場合と同様である。
本発明の実施例では、第4図(b)に示すように、アド
レス・モード切替命令リンク先命令のデコードをサ
イクル4で実行できるため、この命令の実行をサイクリ
ン7で開始することができる。アドレス・モード切替命
令の実行性能は、従来技術の場合第4図(a)に示すよ
うに、1命令の処理に6サイクル必要であつたのに対
し、本発明の実施例の場合、第4図(b)に示すよう
に、実効的に3サイクルでよいことになり、大きく性能
改善を図ることができる。
次に、命令処理の流れの別の例を第5図(a),
(b)により説明する。
第5図(a)は従来技術の場合の、第5図(b)は本
発明の実施例の場合の命令処理の流れであり、第5図
(a),(b)において、はアドレスモード切替命令
に先行する命令、はアドレスモード切替命令、はリ
ンク先の命令であり、第5図(a),(b)は、命令
のオペランド読出し(デコード同期リクエスト)が記憶
装置12でサイクル1の時点で受付けられず、サイクル4
で再読出しが行われた場合を示している。アドレスモー
ドは、アドレスモード切替命令により、AからBに変更
されるものであり、命令のオペランド読出しは、アド
レスモードAに従い、命令のオペランド読出しは、ア
ドレスモードBに従う。
第5図(a)に示す従来技術の場合、命令が記憶装
置で受付けられず、の再読出しがサイクル4で行われ、
これに伴い命令のオペランド読出しは、サイクル4で
開始され、デコードD、メモリ読出しA、転送L、実効
Eの処理が順次実行され、サイクル10で終了する。この
命令の終了まで、リンク先命令のオペランド読出し
が待たされるため、この読出しは、結局サイクル11で開
始されサイクル14で終了することになる。すなわち、従
来技術の場合、前述のような条件下での命令の処理に14
サイクルを必要とした。
一方、第5図(b)に示す本発明の実施例の場合、第
4図(b)で説明したと同様に、命令のオペランド読
出しのデコードに引続き、リンク先命令のオペランド
読出しのデコードを開始することができるので、この命
令のオペランド読出しは、サイクル11で終了すること
ができる。すなわち、本発明の実施例によれば、オペラ
ンド再読出し時についても、アドレスモードが保証さ
れ、処理速度を向上させることができる。
前述した本発明の実施例による情報処理装置は、命令
のデコードに同期してオペランド読出しを行う第3の手
段としてのアドレス加算器4と、該第3の手段によるオ
ペランド読出しが直ちに処理できなかつた場合、再度オ
ペランド読出しを行う第4の手段としての再読出しアド
レス・キユー16と、前記第3の手段によるオペランド読
出しと前記第4の手段によるオペランド再読出しについ
て所定の優先順位に従つて、いずれかを選択する第5の
手段としての選択回路17とを備え、命令及びオペランド
のアドレス幅を切替えるアドレス拡張機能を有するもの
であり、さらに、命令読出しのアドレス幅を制御する第
1の手段として、命令読出しアドレスモード・ラツチ15
と、オペランド再読出しのアドレス読出しのアドレス幅
を制御する第2の手段としてオペランド再読出しアドレ
スモードラツチ21と、前記第3の手段によるオペランド
読出し時のアドレスモードを記憶し、前記第4の手段に
よるオペランド再読出し時に、記憶したアドレスモード
を出力する第6の手段として、オペランド再読出しアド
レスモード・キユー19とを備え、前記第5の手段への選
択指示と同一の指示に従つて、前記第1の手段または第
6の手段のアドレスモードのいずれか一方を前記第2の
手段に設定し、オペランドの読出しを行うものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、アドレスモー
ド切替命令のリンク先命令のオペランド読出しを直ちに
行うことができ、情報処理装置の処理の高速化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロツク図、第
2図はモード切替命令の命令形式を示す図、第3図は従
来技術の構成例を示すブロツク図、第4図(a),
(b)、第5図(a),(b)は命令の流れを説明する
図である。 1……命令レジスタ、2……演算ユニツト、3……汎用
レジスタ、4……アドレス加算回路、5……命令先行読
出しアドレスレジスタ、6……インクリメンタ、7,8,9
−2,11,14−1,14−2,17,20……選択回路、10……PSWレ
ジスタ、12……記憶装置、13……制御回路、15……命令
読出しアドレスモードラツチ、16……オペランド再読出
しアドレス・キユー、18……オペランド読出しアドレス
・レジスタ、19……オペランド再読出しアドレス・モー
ド・キユー、21……オペランド再読出しアドレス・モー
ド・ラツチ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】命令及びオペランドのアドレス幅を切替え
    るアドレス拡張機能を有する情報処理装置において、ア
    ドレスモード切替命令のデコードに同期してアドレスモ
    ードがセットされ、前記アドレスモード切替命令のリン
    ク先の命令列の先行読出しを前記デコードに同期して開
    始する命令読出しのアドレス幅を制御する第1の手段
    と、オペランド読出しのアドレス幅を制御する第2の手
    段と、命令のデコードに同期してオペランド読出しを行
    う第3の手段と、該第3の手段によるオペランド読出し
    が直ちに処理できなかった場合、再度オペランド読出し
    を行う第4の手段と、前記第3の手段によるオペランド
    読出しと前記第4の手段によるオペランド読出しについ
    て所定の優先順位に従っていずれかを選択する第5の手
    段と、前記第3の手段によるオペランド読出し時のアド
    レスモードを記憶し、前記第4の手段によるオペランド
    読出し時に記憶したアドレスモードを出力する第6の手
    段とを備え、前記第5の手段への選択指示と同一の指示
    に従って、前記第1の手段または前記第6の手段のアド
    レスモードのいずれか一方を、前記第2の手段に設定
    し、オペランドの読出しを行うことを特徴とする情報処
    理装置のアドレス拡張制御方式。
JP62330239A 1987-12-28 1987-12-28 情報処理装置のアドレス拡張制御方式 Expired - Fee Related JP2577023B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62330239A JP2577023B2 (ja) 1987-12-28 1987-12-28 情報処理装置のアドレス拡張制御方式
US07/288,270 US5038280A (en) 1987-12-28 1988-12-22 Information processing apparatus having address expansion function
DE3843638A DE3843638A1 (de) 1987-12-28 1988-12-23 Informationsverarbeitungsgeraet mit adressenerweiterungsfunktion

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62330239A JP2577023B2 (ja) 1987-12-28 1987-12-28 情報処理装置のアドレス拡張制御方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01173142A JPH01173142A (ja) 1989-07-07
JP2577023B2 true JP2577023B2 (ja) 1997-01-29

Family

ID=18230416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62330239A Expired - Fee Related JP2577023B2 (ja) 1987-12-28 1987-12-28 情報処理装置のアドレス拡張制御方式

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5038280A (ja)
JP (1) JP2577023B2 (ja)
DE (1) DE3843638A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03233630A (ja) * 1990-02-08 1991-10-17 Nec Corp 情報処理装置
US6240508B1 (en) * 1992-07-06 2001-05-29 Compaq Computer Corporation Decode and execution synchronized pipeline processing using decode generated memory read queue with stop entry to allow execution generated memory read
US6182202B1 (en) * 1997-10-31 2001-01-30 Oracle Corporation Generating computer instructions having operand offset length fields for defining the length of variable length operand offsets
JPH11327899A (ja) * 1998-05-14 1999-11-30 Mitsubishi Electric Corp データ処理装置及びデータ処理方法
TWI289751B (en) * 2003-02-27 2007-11-11 Mediatek Inc Method for increasing memory in a processor

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4258419A (en) * 1978-12-29 1981-03-24 Bell Telephone Laboratories, Incorporated Data processing apparatus providing variable operand width operation
EP0139080B1 (en) * 1980-02-25 1989-08-30 Kabushiki Kaisha Toshiba An information-processing system
US4530050A (en) * 1981-08-26 1985-07-16 Hitachi, Ltd. Central processing unit for executing instructions of variable length having end information for operand specifiers
JPS59174948A (ja) * 1983-03-25 1984-10-03 Toshiba Corp 情報処理装置
US4586130A (en) * 1983-10-03 1986-04-29 Digital Equipment Corporation Central processing unit for a digital computer
JPS60142742A (ja) * 1983-12-29 1985-07-27 Hitachi Ltd デ−タ処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE3843638A1 (de) 1989-07-13
US5038280A (en) 1991-08-06
JPH01173142A (ja) 1989-07-07
DE3843638C2 (ja) 1991-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4858104A (en) Preceding instruction address based branch prediction in a pipelined processor
JPH0545985B2 (ja)
JPH1091435A (ja) 二種類の命令長コードを実行するプロセッサ及びその命令コード入力装置
JPH02156334A (ja) 情報処理装置
JP2577023B2 (ja) 情報処理装置のアドレス拡張制御方式
US5077659A (en) Data processor employing the same microprograms for data having different bit lengths
JPS63253433A (ja) 演算処理装置
JP3606435B2 (ja) モードを変更する分岐命令を制御する命令処理装置および方法
JP2553200B2 (ja) 情報処理装置
JPS60142742A (ja) デ−タ処理装置
JP3490007B2 (ja) 命令制御装置
JPS6125166B2 (ja)
JPS63113634A (ja) プログラムカウンタ相対アドレス計算方式
JPS5896345A (ja) 階層型演算方式
JP2772100B2 (ja) 並列命令フェッチ機構
JP2826490B2 (ja) ベクトルデータ処理装置
JPS60250438A (ja) 情報処理装置
JP3060917B2 (ja) プロセッサ
JP2583614B2 (ja) ベクトル演算装置
JPH0512009A (ja) デイジタル信号処理装置
JPS5896346A (ja) 階層型演算方式
JPH06332701A (ja) 情報処理装置
JPS5939766B2 (ja) マルチプレクサチャネル装置
JPH01271842A (ja) 情報処理装置
JPH0855033A (ja) 情報処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees