JP3060917B2 - プロセッサ - Google Patents

プロセッサ

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JP3060917B2
JP3060917B2 JP7292382A JP29238295A JP3060917B2 JP 3060917 B2 JP3060917 B2 JP 3060917B2 JP 7292382 A JP7292382 A JP 7292382A JP 29238295 A JP29238295 A JP 29238295A JP 3060917 B2 JP3060917 B2 JP 3060917B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラム制御の
プロセッサに係わり、特にプロセッサの命令実行制御回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプログラム制御のプロセッサは図
6に示すように、命令メモリ601、シーケンサ60
2、命令レジスタ603、命令デコーダ604、処理実
行部605からなる。その命令実行は入力されるクロッ
クにより制御され、シーケンサ602により命令メモリ
601から命令コードを命令レジスタ603に読みだ
し、命令レジスタ603に格納された命令の内容を命令
デコーダ604で解析され処理実行部605の回路を制
御する信号を生成し、前記処理実行部605では前記制
御信号を一度ラッチし、その出力により次のサイクルで
命令を実行する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のプ
ロセッサで、条件判断をおこない、その結果で別の処理
を行うというような処理を多く使用するアプリケーショ
ンを実現する場合、条件分岐命令を多く使用することに
なる。通常条件分岐命令は1つ前にALUなどを用いた
演算結果が確定してからでないとシーケンサ内のプログ
ラムカウンタの値を変更できないため、分岐したあとの
次の命令のフェッチ、デコードの各サイクルを経てから
実行となるので数サイクルのオーバーヘッドを生ずる。
【0004】例えば図7にフローチャートを示すよう
な、値Xが負の値なら、値Aを加算し、負の値でないな
ら値Aを減算し、その結果をYに代入するという処理を
実行させる場合、そのプログラムは図8のようになる。
この処理においてjcc命令で分岐した場合(値Xが負だ
った場合)の実行タイミングを図9(a)に、jump命令で
分岐した場合(値Xが正だった場合)の実行タイミング
を図9(b)に示す。
【0005】これらの実行タイミング図のPCはその時点
でのプログラムカウンタの状態を示し、fetchはその時
点で命令メモリから読みだされている命令を示し、deco
deは解析されている命令を示し、executeは実行されて
いる命令を示す。
【0006】このプログラムを実行していくにあたっ
て、分岐命令(jcc命令、jnmp命令)を実行した後の2
サイクルがオーバーヘッドとなる。
【0007】従って本発明は、上記の例で示したような
オーバーヘッドを減らし、かつプログラムステップ数も
減らし、プロセッサの性能を向上させるプログラム制御
のプロセッサを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、命令メモ
リ、シーケンサ、命令レジスタ、命令デコーダ、処理実
行部からなるプログラム制御のプロセッサにおいて、前
記命令デコーダは、前記命令レジスタに格納される命令
の特定のオペランドビット列を次のサイクルまで保持す
るオペランド保持レジスタと、前記命令レジスタに格納
されている命令の特定のオペコードビット列のデコード
結果を保持するオペコード保持レジスタと、前記オペラ
ンド保持レジスタの出力と前記命令レジスタに格納され
ている命令の特定のオペコードビット列の出力を選択し
て前記処理実行部内の算術論理演算回路へ出力する選択
器と、前記処理実行部の算術論理演算回路の演算フラグ
を格納するフラグレジスタの出力と前記オペコード保持
レジスタの状態により前記選択器を制御する制御回路を
有し、前記フラグレジスタの内容を判断して次の命令の
算術論理演算機能を変更するオペランドを持つ命令を実
行可能なプログラム制御のプロセッサである。
【0009】第2の発明は命令メモリ、シーケンサ、命
令レジスタ、命令デコーダ、処理実行部からなるプログ
ラム制御のプロセッサにおいて、前記命令デコーダは、
前記命令レジスタに格納される命令の特定のオペランド
ビット列を次のサイクルまで保持するオペランド保持レ
ジスタと、前記命令レジスタに格納されている命令の特
定のオペコードビット列のデコード結果を保持するオペ
コード保持レジスタと、前記オペランド保持レジスタの
出力と前記命令レジスタに格納されている命令の特定の
オペコードビット列の出力を選択して前記シーケンサへ
出力する選択器と、前記処理実行部の算術論理演算回路
の演算フラグを格納するフラグレジスタの出力と前記オ
ペコード保持レジスタの状態により前記選択器を制御す
る制御回路を有し、前記シーケンサは、前記選択器の出
力するビット列を次に実行する分岐アドレスとしてプロ
グラムカウンタに設定する機能を有し、前記フラグレジ
スタの内容を判断して次の分岐命令の分岐アドレスを変
更するオペランドを持つ命令を実行可能なプログラム制
御のプロセッサである。
【0010】第3の発明は命令メモリ、シーケンサ、命
令レジスタ、命令デコーダ、処理実行部からなるプログ
ラム制御のプロセッサにおいて、前記命令デコーダは、
前記命令レジスタに格納される命令の特定のオペランド
ビット列を次のサイクルまで保持するオペランド保持レ
ジスタと、前記命令レジスタに格納されている命令の特
定のオペコードビット列のデコード結果を保持するオペ
コード保持レジスタと、前記オペランド保持レジスタの
出力と前記命令レジスタに格納されている命令の特定の
オペコードビット列の出力を選択して前記処理実行部内
のレジスタアドレス制御回路へ出力する選択器と、前記
処理実行部の算術論理演算回路の演算フラグを格納する
フラグレジスタの出力と前記オペコード保持レジスタの
状態により前記選択器を制御する制御回路を有し、前記
フラグレジスタの内容を判断して次の命令のレジスタア
ドレスを変更するオペランドを持つ命令を実行可能なプ
ログラム制御のプロセッサである。
【0011】
【発明の実施の形態】第1の発明は、算術論理演算回路
の結果内容を判断して、次の命令の算術論理演算機能を
変更するオペランドを持つ命令を実行可能である。
【0012】第2の発明は、算術論理演算回路の結果内
容を判断して、次の分岐命令の分岐アドレスを変更する
オペランドを持つ命令を実行可能である。
【0013】第3の発明は、算術論理演算回路の結果内
容を判断して、次の命令のレジスタアドレスを変更する
オペランドを持つ命令を実行可能である。
【0014】以下に、本発明のにおける実施例を構成
図、タイミング図などを用いて説明する。
【0015】(第1の実施例)図1は本発明の第1の実
施例におけるプロセッサの構成図である。このプロセッ
サは命令メモリ101、シーケンサ102、命令レジス
タ103、命令デコーダ104、処理実行部105から
なる。
【0016】その命令実行は従来のプロセッサと同様
で、シーケンサ102により命令メモリ101から命令
コードを命令レジスタ103に読みだし、命令レジスタ
103に格納された命令の内容を命令デコーダ104で
解析され処理実行部105の回路を制御する信号を生成
し、処理実行部105では前記制御信号を一度ラッチ
し、その出力により次のサイクルで命令を実行する。
【0017】処理実行部105には算術論理演算回路1
06、算術論理演算回路(ALU)106の機能を制御す
る信号を保持するプリフェッチレジスタ107、算術論
理演算回路106の演算フラグを格納するフラグレジス
タ108を有している。
【0018】命令デコーダ104は、従来のプロセッサ
の命令デコーダと同様のオペコードデコーダ110、オ
ペランドデコーダ111に加えて、命令レジスタ103
に格納される命令の特定のオペランドビット列を次のサ
イクルまで保持するオペランド保持レジスタ112と、
命令レジスタ103に格納されている命令の特定のオペ
コードビット列のデコード結果を保持するオペコード保
持レジスタ115と、オペランド保持レジスタ112の
出力と命令レジスタ103に格納されている命令の特定
のオペコードビット列の出力を選択して処理実行部10
5内の算術論理演算回路106内のプリフェッチレジス
タ107へ出力する選択器113と、演算実行部105
の算術論理演算回路106の演算フラグ格納するフラグ
レジスタ108の出力とオペコード保持レジスタ115
の出力との状態により、選択器113を制御する制御回
路114を有している。
【0019】この実施例のプロセッサは、フラグレジス
タ108の内容により次に実行される算術論理演算命令
の算術論理機能を変更するオペランドをもつ、従来のプ
ロセッサでは存在しなかった新たな機能を実現する命令
(Scc命令)の実行が可能となる。図10(a)にScc命令の
命令フォーマット例を示す。Scc命令の命令コードは、S
ccを示すオペコードビット列10と、X>0かどうかの
条件を示すオペコードビット列11、および次の算術論
理演算命令の算術論理機能を変更するためのオペランド
ビット列12で構成される。
【0020】本実施例のプロセッサで図7にフローチャ
ートを示す処理を行う場合を例にして、その動作を説明
する。図7に示す処理を本実施例のプロセッサの持つSc
c命令を用いたプログラム記述とその命令毎の説明を図
2に示す。またX>0でなかったときの実行状態のタイ
ミングを図3(a)に、X>0だったときの実行状態のタ
イミングを図3(b)に示す。
【0021】このScc命令が命令レジスタ103に格納
されると、命令デコーダ104内のオペコードデコーダ
110でScc(X>0)命令信号を生成し、オペコード保持レ
ジスタ115に次のサイクルまで保持される。また次の
算術論理演算命令の算術論理機能を変更するためのオペ
ランドビット列(sub機能を示すコード)はオペランド
保持レジスタ112に次のサイクルまで保持される。こ
れらの動作と並行に算術論理演算回路106ではcomp命
令が実行され、その結果がフラグレジスタ108に格納
される。
【0022】次のサイクルになると、次のadd命令が命
令レジスタ103に格納され、オペコードデコーダ11
0により、選択器113の1つの入力にadd機能を示す
コードが入力される。もう1つの入力にはオペランド保
持レジスタ112の出力(sub機能を示すコード)が入
力されている。制御回路114は、フラグレジスタ10
8の出力(comp命令の結果)とオペコード保持レジスタ
112の出力(Scc(X>0)命令信号)とにより、両者が一
致の場合(この例ではX>0の場合)、オペランド保持
レジスタ112の出力(sub機能を示すコード)を出力
し、両者が不一致の場合(この例ではX>0でない場
合)add機能を示すコードを出力するように選択器11
3を制御し、プリフェッチレジスタ107へ格納する。
【0023】さらに次のサイクルになると、プリフェッ
チレジスタ107に格納された機能コードを算術論理演
算回路106に出力し、算術論理演算回路106はadd
機能又はsub機能を実行する。
【0024】以上説明してきたように、本実施例のプロ
セッサは、算術論理演算回路の結果内容を判断して次の
命令の算術論理演算機能を変更するオペランドを持つ命
令を実行可能である。またその効果は、図2と図3、図
8と図9で明らかのように、プログラムステップ、実行
サイクルの両方共に減少し、プロセッサの性能を向上す
るものである。
【0025】(第2の実施例)図4は本発明の第2の実
施例におけるプロセッサの構成図である。図4(a)に示
すこのプロセッサは命令メモリ401、シーケンサ40
2、命令レジスタ403、命令デコーダ404、処理実
行部405からなる。
【0026】その命令実行は従来のプロセッサと同様
で、シーケンサ402により命令メモリ401から命令
コードを命令レジスタ403に読みだし、命令レジスタ
403に格納された命令の内容を命令デコーダ404で
解析され処理実行部405の回路を制御する信号を生成
し、処理実行部405では前記制御信号を一度ラッチ
し、その出力により次のサイクルで命令を実行する。
【0027】処理実行部405には算術論理演算回路4
06、算術論理演算回路(ALU)406の機能を制御す
る信号を保持するプリフェッチレジスタ407、算術論
理演算回路406の演算フラグを格納するフラグレジス
タ408を有している。
【0028】命令デコーダ404は、従来のプロセッサ
の命令デコーダと同様のオペコードデコーダ410、オ
ペランドデコーダ411に加えて、命令レジスタ403
に格納される命令の特定のオペランドビット列を次のサ
イクルまで保持するオペランド保持レジスタ412と、
命令レジスタ403に格納されている命令の特定のオペ
コードビット列のデコード結果を保持するオペコード保
持レジスタ415と、オペランド保持レジスタ412の
出力と命令レジスタ403に格納されている命令の特定
のオペコードビット列の出力を選択して、シーケンサ4
02へ出力する選択器413と、演算実行部405の算
術論理演算回路406の演算フラグを格納するフラグレ
ジスタ408の出力とオペコード保持レジスタ415の
出力との状態により、選択器413を制御する制御回路
414を有している。
【0029】また、シーケンサ402は図4(b)に示す
ように、従来のシーケンサと同じ構成で、プログラムカ
ウンタ420、加算器421、選択器422および命令
デコーダからの出力信号を保持するレジスタ423を有
す。レジスタ423の出力で選択器422を制御する。
【0030】この実施例のプロセッサは、フラグレジス
タ408の内容により、次に実行される分岐命令の分岐
アドレスを変更するオペランドをもつ、従来のプロセッ
サでは存在しなかった新たな機能を実現する命令(Tcc命
令)の実行が可能となる。図10(b)にTcc命令の命令フ
ォーマットを示す。
【0031】命令デコーダ404の動作は、第1の実施
例で説明した命令デコーダ104の動作とおなじで、そ
の違いはオペランド保持レジスタ412に入力されるオ
ペランドが算術論理演算機能を示すコードではなく、分
岐アドレスをしめすコードであることである。したがっ
て、選択器413の出力は、次に実行される分岐命令の
オペランド(分岐アドレス)とオペランド保持レジスタ
412の出力を選択してシーケンサ402内の選択器4
22に入力される。
【0032】以上説明してきたように、本実施例のプロ
セッサは、算術論理演算回路の結果内容を判断して、次
の命令の分岐アドレスを変更するオペランドを持つ命令
を実行可能である。
【0033】(第3の実施例)図5は本発明の第3の実
施例におけるプロセッサの構成図である。このプロセッ
サは命令メモリ501、シーケンサ502、命令レジス
タ503、命令デコーダ504、処理実行部505から
なる。
【0034】その命令実行は従来のプロセッサと同様
で、シーケンサ502により命令メモリ501から命令
コードを命令レジスタ503に読みだし、命令レジスタ
503に格納された命令の内容を命令デコーダ504で
解析され、処理実行部505の回路を制御する信号を生
成し、処理実行部505では前記制御信号を一度ラッチ
し、その出力により次のサイクルで命令を実行する。
【0035】処理実行部505には算術論理演算回路5
06、算術論理演算回路(ALU)506の機能を制御す
る信号を保持するプリフェッチレジスタ507、算術論
理演算回路506の演算フラグを格納するフラグレジス
タ508、算術論理演算回路506の演算結果データを
格納するデータレジスタ530、データレジスタ530
の格納アドレスを制御するアドレス制御回路531、ア
ドレス制御回路531へのアドレスをプリフェッチする
プリフェッチレジスタ532を有している。
【0036】命令デコーダ504は、従来のプロセッサ
の命令デコーダと同様のオペコードデコーダ510、オ
ペランドデコーダ511に加えて、命令レジスタ503
に格納される命令の特定のオペランドビット列を次のサ
イクルまで保持するオペランド保持レジスタ512と、
命令レジスタ503に格納されている命令の特定のオペ
コードビット列のデコード結果を保持するオペコード保
持レジスタ515と、オペランド保持レジスタ512の
出力と命令レジスタ503に格納されている命令の特定
のオペコードビット列の出力を選択して、処理実行部5
05内のプリフェッチレジスタ532へ出力する選択器
513と、演算実行部505の算術論理演算回路506
の演算フラグを格納するフラグレジスタ508の出力と
オペコード保持レジスタ515の出力との状態により、
選択器513を制御する制御回路514を有している。
【0037】この実施例のプロセッサは、フラグレジス
タ508の内容により、次に実行される算術論理演算命
令のデータ格納アドレスを変更するオペランドをもつ、
従来のプロセッサでは存在しなかった新たな機能を実現
する命令(Fcc命令)の実行が可能となる。図10(c)にFc
c命令の命令フォーマットを示す。
【0038】命令デコーダ504の動作は、第1の実施
例で説明した命令デコーダ104の動作とほぼ同じで、
その違いはオペランド保持レジスタ512に入力される
オペランドが算術論理演算機能を示すコードではなく、
演算結果を格納するデータレジスタのアドレスを示すコ
ードであることである。したがって、選択器513の出
力は、次に実行されるデータレジスタのアドレスとオペ
ランド保持レジスタ512の出力を選択して、処理実行
部505内のプリフェッチレジスタ532に入力され
る。
【0039】したがってこの実施例のプロセッサは、フ
ラグレジスタ508の内容により、次に実行される算術
論理演算命令のデータ格納アドレスを変更するオペラン
ドをもつ命令の実行が可能となる。
【0040】なお、本実施例では算術論理演算命令の演
算結果を格納するデータレジスタのアドレスを変更する
構成を説明したが、算術論理演算命令の演算の入力デー
タレジスタのアドレスを変更したり、データ転送命令の
転送元のアドレスや転送先のアドレスの変更にも適用可
能なことは明らかである。
【0041】
【発明の効果】第1の発明から第3の発明は全て、条件
判断の多い処理を実現するときに条件分岐命令のオーバ
ーヘッドを低減し、かつプログラムステップ数(プログ
ラム容量)も低減できる命令の実行を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるプロセッサの構
成図
【図2】本発明の第1の実施例におけるプロセッサのプ
ログラム例
【図3】(a)は図2の処理においてX>0でなかったと
きの実行状態のタイミング図 (b)は図2の処理においてX>0だったときの実行状態
のタイミング図
【図4】本発明の第2の実施例におけるプロセッサの構
成図
【図5】本発明の第3の実施例におけるプロセッサの構
成図
【図6】従来のプロセッサの構成図
【図7】処理例のフローチャート
【図8】従来のプロセッサを用いた時のプログラム例を
示した図
【図9】(a)は図8の処理においてjcc命令で分岐した場
合の従来のタイミング図 (b)は図8の処理においてjump命令で分岐した場合の従
来のタイミング図
【図10】(a)はScc命令の命令フォーマット図 (b)はTcc命令の命令フォーマット図 (c)はFcc命令の命令フォーマット図
【符号の説明】
101 命令メモリ 102 シーケンサ 103 命令レジスタ 104 命令デコーダ 105 処理実行部 106 算術論理演算回路 107 プリフェッチレジスタ 108 フラグレジスタ 110 オペコードデコーダ 111 オペランドデコーダ 112 オペランド保持レジスタ 113 選択器 114 制御回路 115 オペコード保持レジスタ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】命令メモリ、シーケンサ、命令レジスタ、
    命令デコーダ、処理実行部からなるプログラム制御のプ
    ロセッサにおいて、 前記命令デコーダは、前記命令レジスタに格納される命
    令の特定のオペランドビット列を次のサイクルまで保持
    するオペランド保持レジスタと、前記命令レジスタに格
    納されている命令の特定のオペコードビット列のデコー
    ド結果を保持するオペコード保持レジスタと、前記オペ
    ランド保持レジスタの出力と前記命令レジスタに格納さ
    れている命令の特定のオペコードビット列の出力を選択
    して前記処理実行部内の算術論理演算回路へ出力する選
    択器と、前記処理実行部の算術論理演算回路の演算フラ
    グを格納するフラグレジスタの出力と前記オペコード保
    持レジスタの状態により前記選択器を制御する制御回路
    を有し、 前記フラグレジスタの内容を判断して次の命令の算術論
    理演算機能を変更するオペランドを持つ命令を実行可能
    なプログラム制御のプロセッサ。
  2. 【請求項2】命令メモリ、シーケンサ、命令レジスタ、
    命令デコーダ、処理実行部からなるプログラム制御のプ
    ロセッサにおいて、 前記命令デコーダは、前記命令レジスタに格納される命
    令の特定のオペランドビット列を次のサイクルまで保持
    するオペランド保持レジスタと、前記命令レジスタに格
    納されている命令の特定のオペコードビット列のデコー
    ド結果を保持するオペコード保持レジスタと、前記オペ
    ランド保持レジスタの出力と前記命令レジスタに格納さ
    れている命令の特定のオペコードビット列の出力を選択
    して前記シーケンサへ出力する選択器と、前記処理実行
    部の算術論理演算回路の演算フラグを格納するフラグレ
    ジスタの出力と前記オペコード保持レジスタの状態によ
    り前記選択器を制御する制御回路を有し、 前記シーケンサは、前記選択器の出力するビット列を次
    に実行する分岐アドレスとしてプログラムカウンタに設
    定する機能を有し、 前記フラグレジスタの内容を判断して次の分岐命令の分
    岐アドレスを変更するオペランドを持つ命令を実行可能
    なプログラム制御のプロセッサ。
  3. 【請求項3】命令メモリ、シーケンサ、命令レジスタ、
    命令デコーダ、処理実行部からなるプログラム制御のプ
    ロセッサにおいて、 前記命令デコーダは、前記命令レジスタに格納される命
    令の特定のオペランドビット列を次のサイクルまで保持
    するオペランド保持レジスタと、前記命令レジスタに格
    納されている命令の特定のオペコードビット列のデコー
    ド結果を保持するオペコード保持レジスタと、前記オペ
    ランド保持レジスタの出力と前記命令レジスタに格納さ
    れている命令の特定のオペコードビット列の出力を選択
    して前記処理実行部内のレジスタアドレス制御回路へ出
    力する選択器と、前記処理実行部の算術論理演算回路の
    演算フラグを格納するフラグレジスタの出力と前記オペ
    コード保持レジスタの状態により前記選択器を制御する
    制御回路を有し、 前記フラグレジスタの内容を判断して次の命令のレジス
    タアドレスを変更するオペランドを持つ命令を実行可能
    なプログラム制御のプロセッサ。
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