JPH06332607A - 表示一体型入力装置 - Google Patents

表示一体型入力装置

Info

Publication number
JPH06332607A
JPH06332607A JP11703593A JP11703593A JPH06332607A JP H06332607 A JPH06332607 A JP H06332607A JP 11703593 A JP11703593 A JP 11703593A JP 11703593 A JP11703593 A JP 11703593A JP H06332607 A JPH06332607 A JP H06332607A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
pressure sensor
input device
transparent panel
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11703593A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Yakida
清 八木田
Kenji Yoshida
研治 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP11703593A priority Critical patent/JPH06332607A/ja
Publication of JPH06332607A publication Critical patent/JPH06332607A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 動作の不均一をなくし、どこを押しても均一
な圧力で動作する表示一体型入力装置を得ることを目的
とする。 【構成】 表示装置と、表示装置の表示面の前面に設け
られた光学式タッチパネルと、表示装置の表示面と光学
式タッチパネルの間に挿入された透明パネルと、透明パ
ネルをそのパネル面に直交する方向に変位可能に支持す
る支持手段と、透明パネルが押圧された時、その押圧力
を検出する少なくとも3個の圧力センサと、圧力センサ
の各出力が入力され、その総和が所定値を越えた時、光
学式タッチパネルで検出された座標値を出力する制御手
段とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば表示装置の表示画
面上に配置され、指、ペン先等で押圧された箇所の座標
位置を検出するようにした表示一体型入力装置、特にそ
の動作力の均一化、誤動作の防止に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の表示一体型入力装置とし
て例えば実公平1−24651号公報に開示されている
感圧車両用多重操作スイッチ装置がある。図25はこの
装置の断面図である。図において、40はCRT等の表
示装置、41は表示装置40の表示面40aの前面に配
置された表示面40aよりやや大きな感圧型透明タッチ
パネル、42は感圧型透明タッチパネル41を支持する
支持枠、43は支持枠42の中のコイルバネであり、コ
イルバネ43により感圧型透明タッチパネル41が保持
されている。44は支持枠42の中のスイッチ接点であ
り、感圧型透明タッチパネル41からの押圧によりオン
になる。
【0003】従来の表示一体型入力装置は上記のように
構成されており、例えば、感圧型透明タッチパネル41
が押圧され、スイッチ接点44がオンの場合のみ感圧型
透明タッチパネル41で検出された座標値の出力が許可
されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の表
示一体型入力装置では、スイッチ操作感触を得るために
スイッチ手段を設けており、また、押圧力を必要としな
い光電式のタッチパネルを用いているものでは、誤動作
防止のためにスイッチ手段が設けられている。このスイ
ッチ手段にはスイッチ接点や押下スイッチが用いられて
いるが、これを動作させる動作力は押圧点によってばら
ついてしまうという問題点があった。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、動作の不均一をなくし、どこ
を押しても均一な圧力で動作する表示一体型入力装置を
得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの態様に係
る表示一体型入力装置(請求項1)は、表示装置と、表
示装置の表示面の前面に設けられた光学式タッチパネル
と、表示装置の表示面と光学式タッチパネルの間に挿入
された透明パネルと、透明パネルをそのパネル面に直交
する方向に変位可能に支持する支持手段と、透明パネル
が押圧された時、その押圧力を検出する少なくとも3個
の圧力センサと、圧力センサの各出力が入力され、その
総和が所定値を越えた時、光学式タッチパネルで検出さ
れた座標値を出力する制御手段とを備えるものである。
【0007】本発明の他の態様に係る表示一体型入力装
置(請求項2)は、支持手段は、透明パネルの背面に固
定された少なくとも3本の軸と、軸がそれぞれ挿入され
て、軸を移動自在に支持する軸受とから構成されるもの
である。本発明の他の態様に係る表示一体型入力装置
(請求項3)は、支持手段は、透明パネルの少なくとも
2辺に固定された突起部と、突起部をその突起方向に移
動自在に支持するベアリングとから構成されるものであ
る。
【0008】本発明の他の態様に係る表示一体型入力装
置(請求項4)は、支持手段は、透明パネルの端部に取
り付けられた少なくとも3本のバネ材から構成されるも
のである。本発明の他の態様に係る表示一体型入力装置
(請求項5)は、上記圧力センサは、バネ材に貼付けら
れたひずみゲージから構成されるものである。本発明の
他の態様に係る表示一体型入力装置(請求項6)は、圧
力センサと透明パネルとの接触角度に基づいて圧力セン
サの出力を補正する傾き補正手段を備えるものである。
【0009】本発明の他の態様に係る表示一体型入力装
置(請求項7)は、圧力センサからの出力値が入力さ
れ、その出力値が所定量以上変化した時、圧力センサか
らの出力値を制御手段に出力する変化量検出手段を備え
るものである。本発明の他の態様に係る表示一体型入力
装置(請求項8)は、光学式タッチパネルの座標値が入
力され、その座標値が変化した時、光学式タッチパネル
の座標値を制御手段に出力する変化検出手段を備えるも
のである。
【0010】本発明の他の態様に係る表示一体型入力装
置(請求項9)は、表示装置と、表示装置の表示面の前
面に設けられた光学式タッチパネルと、表示装置の表示
面と光学式タッチパネルの間に挿入され、一辺を支点と
し、押圧により後退可能に配設された透明パネルと、透
明パネルが押圧された時、その押圧力を検出する少なく
とも1個の圧力センサと、透明パネルの押圧点の座標値
に基づいて圧力センサの出力を補正する補正手段と、補
正手段の出力値が入力され、その出力値が所定値を越え
た時、光学式タッチパネルで検出された座標値を出力す
る制御手段とを備えるものである。本発明の他の態様に
係る表示一体型入力装置(請求項10)は、圧力センサ
と透明パネルとの接触角度に基づいて圧力センサの出力
を補正する傾き補正手段を備えるものである。
【0011】本発明の他の態様に係る表示一体型入力装
置(請求項11)は、補正手段からの出力値が入力さ
れ、その出力値が所定量以上変化した時、補正手段から
の出力値を制御手段に出力する変化量検出手段を備える
ものである。本発明の他の態様に係る表示一体型入力装
置(請求項12)は、光学式タッチパネルの座標値が入
力され、その座標値が変化した時、光学式タッチパネル
の座標値を制御手段に出力する変化検出手段を備えるも
のである。
【0012】本発明の他の態様に係る表示一体型入力装
置(請求項13)は、圧力センサからの出力値が所定量
以上変化し、かつ、所定時間を経過した時、圧力センサ
からの出力値を制御手段に出力する変化量・時間検出手
段を備えるものである。本発明の他の態様に係る表示一
体型入力装置(請求項14)は、光学式タッチパネルの
座標値が変化し、かつ、所定時間を経過した時、光学式
タッチパネルの座標値を制御手段に出力する変化・時間
検出手段を備えるものである。
【0013】
【作用】本発明の一つの態様(請求項1、2、3、4)
においては、支持手段により、表示装置の表示面と光学
式タッチパネルの間に挿入された透明パネルが、そのパ
ネル面に直交する方向に変位可能に支持され、透明パネ
ルを押下すると、少なくとも3個の圧力センサによりそ
の押圧力が検出され、制御手段により、入力された圧力
センサの各出力の総和が所定値を越えた時、光学式タッ
チパネルで検出された座標値が出力される。本発明の他
の態様(請求項5)においては、バネ材に貼付けられた
ひずみゲージにより、押圧力が検出される。
【0014】本発明の他の態様(請求項6)において
は、傾き補正手段により、圧力センサと透明パネルとの
接触角度に基づいて圧力センサの出力が補正される。本
発明の他の態様(請求項7)においては、変化量検出手
段により、圧力センサからの出力値が所定量以上変化し
た時、圧力センサからの出力値が制御手段に出力され
る。本発明の他の態様(請求項8)においては、変化検
出手段により、光学式タッチパネルの座標値が変化した
時、光学式タッチパネルの座標値が制御手段に出力され
る。
【0015】本発明の他の態様(請求項9)において
は、表示装置の表示面と光学式タッチパネルの間に挿入
され、一辺を支点とし押圧により後退可能に配設された
透明パネルを押下すると、少なくとも1個の圧力センサ
によりその押圧力が検出され、補正手段により、透明パ
ネルの押圧点の座標値に基づいて圧力センサの出力が補
正され、制御手段により、補正手段の出力値が所定値を
越えた時、光学式タッチパネルで検出された座標値が出
力される。本発明の他の態様(請求項10)において
は、傾き補正手段により、圧力センサと透明パネルとの
接触角度に基づいて圧力センサの出力が補正される。
【0016】本発明の他の態様(請求項11)において
は、変化量検出手段により、圧力センサからの出力値が
所定量以上変化した時、圧力センサからの出力値が制御
手段に出力される。本発明の他の態様(請求項12)に
おいては、変化検出手段により、光学式タッチパネルの
座標値が変化した時、光学式タッチパネルの座標値が制
御手段に出力される。
【0017】本発明の他の態様(請求項13)において
は、変化量・時間検出手段により、圧力センサからの出
力値が所定量以上変化し、かつ、所定時間を経過した
時、圧力センサからの出力値が制御手段に出力される。
本発明の他の態様(請求項14)においては、変化・時
間検出手段により、光学式タッチパネルの座標値が変化
し、かつ、所定時間を経過した時、光学式タッチパネル
で検出された座標値が制御手段に出力される。
【0018】
【実施例】
実施例1.図1は本発明の一実施例に係る表示一体型入
力装置の全体構成図、図2は支持手段及びその近傍の構
成を示す断面図、図3はその入力制御系の構成を示すブ
ロック図である。図において、1は表示装置で、本例で
は平らな表示面1aを持つLCDが用いられているが、
PDP、ELD、ECD、PLZTなどの適宜のディス
プレイが適用可能で、必要に応じ、カラー表示も選択さ
れる。この表示面1aの前面には、表示面1aよりやや
大きい透明パネル2が配設されている。また、この透明
パネル2はそのパネル面に直交する方向に変位可能であ
るように支持手段3によって支持されている。
【0019】4は表示面1aの外側に配設された圧力セ
ンサで、受圧値に比例した電圧を出力する。5は各圧力
センサからの出力電圧の総和をオペアンプなどにより加
算処理し、この値と所定の値(圧力設定値)との大小を
コンパレータなどにより比較して、大であればその旨の
信号を出力する圧力演算手段、6は従来と同様の光学式
タッチパネルである。7は指、ペン先などによる押圧座
標点を検出する座標検出手段、8は上記圧力演算手段5
の信号を受けて座標検出手段7で検出された座標値を出
力する出力制御手段であり、圧力演算手段5と出力制御
手段8とで制御手段を構成している。
【0020】次に、この実施例の表示一体型入力装置の
動作について説明する。表示面1aを見ながら、その表
示上つまり、透明パネル2上を指、ペン先等の指示物で
押圧すると、光学式タッチパネル6のスキャンニングし
ている光線を遮断するため、その座標値が座標検出手段
7によって検出される。一方、この時の押圧力の総和
は、圧力演算手段5によって演算処理され、設定値と比
較される。そして、設定値以上であったならば出力制御
手段8を動作させて、座標値を出力する。そして、この
結果が表示装置1に表示される。
【0021】また、連続入力に関しても、座標検出手段
7、圧力演算手段5がともに動作していれば、上記と同
様に正確に、そして均一な操作感のもと入力操作を行う
ことが可能となる。なお、この実施例では圧力センサ4
が4個であるが圧力センサ4は3個以上であれば圧力演
算手段5で演算処理するため、圧力値の大小判定を正確
に行うことが可能となる。
【0022】実施例2.図4は実施例1の支持手段の一
実施例を示す断面図であり、図5は図4の透明パネルの
図であり、(a)は正面図、(b)はその側面図であ
る。これらの図において、9は透明パネル2に固定され
た軸で、図5の(a)に示すように3本が配設されてい
る。10は軸9が挿入された軸受け、11はこの外筒
で、治具12を介して光学式タッチパネルを支持するフ
レーム17に固定されている。13はコイルバネであ
る。
【0023】次に、この実施例の表示一体型入力装置に
おける支持手段の動作について説明する。押圧がない初
期状態においては、コイルバネ13によって透明パネル
2は光学式タッチパネル6の支持部に押付けられてい
る。この時、透明パネル2にコイルバネ13の圧力以上
の押圧力が印加されると、透明パネル2はこれに固定さ
れた軸9の部分を介して軸受け10の中をスムーズに変
位する。一方、押圧力がなくなれば、逆方向に変位し、
初期状態に戻る。このように、押圧力に応じて透明パネ
ル2は自在に変位させることが可能となる。なお、この
実施例では、透明パネル2に軸9が3本配置されている
が、3本以上配置することも可能である。
【0024】実施例3.図6は実施例1の支持手段の他
の実施例を示す断面図である。図において、14は透明
パネル2の対向する2辺に固定された2本の突起体で、
これには突起部15がある。そして、この突起部15に
は複数のベアリング16が配設されており、これは光学
式タッチパネル6を支持するフレーム17との間で自在
に回転するようになっている。18は突起体14とフレ
ーム17との間に挿入されたコイルバネである。
【0025】次に、この実施例の表示一体型入力装置に
おける支持手段の動作について説明する。押圧がない初
期の状態においては、コイルバネ18によって透明パネ
ル2は光学式タッチパネル6の支持部に押付けられてい
る。この時、透明パネル2にコイルバネ18の圧力以上
の押圧力が印加されると、透明パネル2はこれに固定さ
れた突起体14とフレーム17との間のベアリング16
によってスムーズに変位する。一方、押圧力がなくなれ
ば、逆方向に変位し、初期状態に戻る。
【0026】このように、この実施例においては押圧力
に応じて透明パネル2を自在に変位させることが可能と
なる。なお、この実施例では、突起体14は2本である
が、2本以上にすることも可能である。
【0027】実施例4.図7は実施例1の支持手段の他
の実施例を示す断面図であり、図8はその透明パネルの
正面図である。図において、19はバネ材であり、透明
パネル2は図8に示すように3箇所のバネ材19によっ
てフレーム17に固定されている。
【0028】次に、この実施例の表示一体型入力装置に
おける支持手段の動作ついて説明する。押圧がない初期
の状態から、透明パネル2を押圧するとこの力によって
バネ材19が伸び、透明パネル2は表示装置1の方向に
変位する。一方、押圧力がなくなれば、逆方向に変位
し、初期状態に戻る。
【0029】このように、この実施例においては、簡単
な構造で押圧力に応じて透明パネル2を自在に変位させ
ることが可能となる。なお、この実施例では、透明パネ
ル2は3箇所のバネ材19によって固定されているが、
3箇所以上にすることも可能である。
【0030】実施例5.図9は実施例4圧力センサの取
り付け構造の一実施例を示す支持手段及びその近傍の構
成を示す断面図であり、実施例4のばね材に圧力センサ
を貼付けたものである。図において4は圧力センサで、
それぞれのバネ材19に貼付けられている。圧力センサ
4は寸法の伸縮によって出力電圧が変化するものであ
る。そのため、寸法の変化を与えれば、その相関として
圧力検出ができることは言うまでもない。
【0031】次に、この実施例の表示一体型入力装置に
おける圧力センサの動作について説明する。透明パネル
2を押圧するとバネ材19が伸び、これによって圧力セ
ンサ4にもひずみが発生し、この程度に応じた電圧が出
力される。逆に、押圧力をへらすとひずみも減少し、最
終的に初期状態に戻る。この時のそれぞれの圧力センサ
4からの出力電圧を計測することによって、透明パネル
2に印加された力のトータル量が求まる。このように、
この実施例では、簡単な圧力センサの貼付けで、押圧力
の計測ができる。
【0032】実施例6.図10は本発明の他の実施例に
係る表示一体型入力装置の入力制御系の構成を示すブロ
ック図、図11の(a)はこの実施例の透明パネル2と
圧力センサ4の関係を示した図、図11の(b)は透明
パネル2と圧力センサ4の接触部の拡大図である。図に
おいて、20は透明パネル2と圧力センサ4との傾きに
よる圧力値の補正をする傾き補正手段である。
【0033】次に、この実施例の表示一体型入力装置に
おける傾き補正手段の動作について説明する。透明パネ
ル2と個々の圧力センサ4とはある角度θ(傾き)で接
している。そのため、押圧力が有効に個々の圧力センサ
4に伝達されない。そこで、あらかじめ重量のわかって
いる透明パネル2によって出力される無押圧状態での個
々の圧力センサ4からの出力値と透明パネル2の重量と
から次の式により傾き角度を演算する。 F0n=a×m×sinθ θ=sin-1{F0n/(a×m)} 但し、F0nは無押圧状態での圧力センサからの出力、a
は係数、mは透明パネル2の重量である。
【0034】この演算結果θに基づいて押圧状態の圧力
センサ4の個々の出力値を次の式により補正する。 F1 =F0 ×(1/sinθ) 但し、F1 は押圧状態での補正後の圧力センサ4の出
力、F0 は押圧状態での圧力センサ4からの出力であ
る。そして、この補正後の値を圧力演算手段5に出力す
ることによって、透明パネル2と個々の圧力センサ4と
がある角度θで接しているときでも、正確に、そして均
一な操作感のもと入力操作を行うことが可能となる。
【0035】実施例7.図12は本発明の他の実施例に
係る表示一体型入力装置の入力制御系の構成を示すブロ
ック図であり、圧力検出系の誤動作防止に関するもので
ある。図において、21は変化量検出手段であり、圧力
センサ4の出力値が入力され、メモリされている圧力セ
ンサ4からの直前の出力値と、最新の出力値との差を検
出し、この値が所定の値以上であった場合に最新の出力
値を出力し、かつ、出力した後メモリ値を最新の出力値
に更新するものである。
【0036】次に、この実施例の表示一体型入力装置に
おける変化量検出手段の動作について説明する。圧力セ
ンサ4が何らかの理由によって押圧されたままの状態に
あると、圧力センサ4からの出力値がゼロでなく、圧力
演算手段5で設定した値に近づいていることになる。つ
まり、正常状態に比べて押圧力が小さくても圧力演算手
段5が動作する。これは、誤動作にほかならない。そこ
で、変化量検出手段21は、たとえ圧力センサ4が押圧
されたままでも、その出力量に所定の変化が発生しなけ
れば、押圧されたと判断せず、圧力センサ4の出力は圧
力演算手段5には入力されない。すなわち、圧力センサ
4が押圧されたままの状態であっても、ある程度の押圧
力がなければ圧力演算手段5は動作せず、誤動作を防止
することが可能となる。
【0037】実施例8.図13は本発明の他の実施例に
係る表示一体型入力装置の入力制御系の構成を示すブロ
ック図であり、座標検出系の誤動作防止に関するもので
ある。図において、22は座標値の変化検出手段で、座
標検出手段7からの座標値が入力され、メモリされてい
る直前の座標値と、最新の座標値との差を検出し、その
値が変化した場合のみ、この最新の座標値を出力し、か
つ、出力した後メモリ値を最新の座標値に更新するもの
である。
【0038】次に、この実施例の表示一体型入力装置に
おける変化検出手段の動作について説明する。光学式タ
ッチパネル6が何らかの理由(例えばガム等の付着)に
よって、動作状態となると座標検出手段7を介して座標
値が出力される。しかも、この時圧力センサ4が押され
ると、この座標値は出力制御手段8から出力される。こ
れは誤動作にほかならない。そこで、変化検出手段22
は、たとえ光学式タッチパネル6が動作状態であって
も、その値に変化が発生しなければ、座標が入力された
とは判断せず、座標検出手段7の出力は出力制御手段8
には入力されない。すなわち、座標検出手段7の出力が
変化せずに、押圧力がかかり圧力センサ4が押されて
も、出力制御手段8へは座標値が入力されず、誤動作を
防止することが可能となる。
【0039】実施例9.図14は本発明の他の実施例に
係る表示一体型入力装置の支持手段及びその近傍の構成
を示す断面図、図15はその入力制御系の構成を示すブ
ロック図、図16はこの動作の説明図である。図におい
て、透明パネル2は前記表示面1aに対して上辺を支点
として、所定量摺動自在であるように支持手段24によ
って支持されている。24aはこの支点である。4は表
示面1aの外側に1個配設された圧力センサで、受圧値
に比例した電圧を出力する。25は支点から押圧点まで
の距離に応じて出力値を補正する補正手段である。
【0040】また、Lは支点24aと圧力センサ4の間
の距離、lは支点24aと押圧点との間の距離、fは押
圧点にかかる押圧力、Y1o〜Ynoは光学式タッチパネル
6のY方向の発光素子、Y1i〜Yniは光学式タッチパネ
ル6のY方向の受光素子であり、あるピッチで配置され
ている。l1 は光学式タッチパネル6により得られたY
方向の座標値にその素子のピッチをかけた値、l2 は支
点24aとY方向の座標値0の所との間の距離である。
【0041】次に、この実施例の表示一体型入力装置の
動作について説明する。表示面1aを見ながら、その表
示上つまり、透明パネル2上を指、ペン先等の指示物で
押圧すると、光学式タッチパネル6のスキャンニングし
ている光線を遮断するため、その座標値が座標検出手段
7によって検出される。一方、この時、圧力センサ4に
は次の式で示される力が伝達される。 F=(l/L)×f 但し、Fは圧力センサ4に伝達される力である。したが
って、同じ押圧力fでも支点からの距離によってFは変
化することとなる。そこで、補正手段25により、座標
検出手段7からの押圧座標値に基づいてl1 を演算し、
次の式により支点24aと押圧点間との距離lを演算す
る。 l=l1 +l2
【0042】そして、補正手段25はこの値に基づいて
圧力センサ4への押圧力Fを次の式により補正する。 Fh =F×(L/l)×a 但し、Fh は補正された圧力センサ4からの出力、aは
係数である。この値は、押圧座標に応じて自動的に更新
され、この補正された圧力センサ4からの出力Fh を圧
力演算手段5に入力させることにより、押圧点の位置に
かかわらず、均一の押圧力により圧力演算手段5が動作
し出力制御手段8から座標値を出力させることが可能と
なる。なお、この実施例では、圧力センサ4からの値を
補正したが、圧力演算手段5に設定されているの圧力設
定値を距離に応じて補正するようにしてもよい。
【0043】実施例10.図17は本発明の他の実施例
に係る表示一体型入力装置の入力制御系の構成を示すブ
ロック図、図18の(a)はこの実施例の透明パネル2
と圧力センサ4と支点24aの関係を示した図、図18
の(b)は透明パネル2と圧力センサ4の接触部の拡大
図であり、実施例9において傾き補正手段を設けたもの
である。図において、26は透明パネル2と圧力センサ
4との傾きによる圧力値の補正をする傾き補正手段であ
る。この実施例の傾き補正手段26の動作は実施例6と
同様である。この実施例では、実施例9において、透明
パネル2と圧力センサ4とがある角度θで接していると
きでも、正確に、そして均一な操作感のもと入力操作を
行うことが可能となる。
【0044】実施例11.図19は本発明の他の実施例
に係る表示一体型入力装置の入力制御系の構成を示すブ
ロック図であり、実施例9において変化量両検出手段を
設けたものである。図において、27は変化量検出手段
で、圧力センサ4の出力値が入力され、メモリされてい
る圧力センサ4からの直前の出力値と、最新の出力値と
の差を検出し、この値が所定の値以上であった場合に最
新の出力値を出力し、かつ、出力した後メモリ値を最新
の出力値に更新するものである。この実施例の変化量検
出手段27の動作は実施例7の変化量検出手段21の動
作と同様である。この実施例では、実施例9において、
圧力センサ4が押圧されたままの状態であっても、ある
程度の押圧力がなければ圧力演算手段5は動作せず、誤
動作を防止することが可能となる。
【0045】実施例12.図20、図21及び図22は
本発明の他の実施例に係る表示一体型入力装置の入力制
御系の構成を示すブロック図であり、それぞれ実施例
9、実施例10及び実施例11において変化検出手段を
設けたものである。図において、28は座標値の変化検
出手段で、座標検出手段7からの座標値が入力され、メ
モリされている直前の座標値と、最新の座標値との差を
検出し、その値が変化した場合のみ、この最新の座標値
を出力し、かつ、出力した後メモリ値を最新の座標値に
更新するものである。この実施例の変化検出手段28の
動作は実施例8の変化検出手段22の動作と同様であ
る。この実施例では、実施例9、実施例10及び実施例
11において、座標検出手段7の出力が変化せずに、押
圧力がかかり圧力センサ4が押されても、出力制御手段
8へは座標値が入力されず、誤動作を防止することが可
能となる。
【0046】実施例13.図23は本発明の圧力検出系
の他の実施例のブロック図であり、これは誤動作防止に
ついて考慮されている。図において、29は第1の時間
検出手段であり、変化量検出手段27の出力を制御する
ものであり、変化量検出手段27と第1の時間検出手段
29とで、変化量・時間検出手段を構成している。
【0047】次に、この実施例の第1の時間検出手段の
動作について説明する。第1の時間検出手段29は、変
化量検出手段27に入力される圧力センサ4の出力によ
り、透明パネル2が押圧されたことを検出する。そし
て、この最新の押圧があった時からこの押圧が持続され
ている時間を計測し、その時間があらかじめ設定した時
間以上になると、変化量検出手段27から圧力センサ4
の出力値を出力する。
【0048】したがって、この実施例では、押圧力は十
分に大きいが、押圧時間が短い場合の動作は誤動作とみ
なし、透明パネル2が押圧されても圧力センサの出力値
は出力されないので、誤動作が少なくすることができ、
より確実な座標入力をすることが可能となる。なお、こ
の実施例では変化量検出手段27と第1の時間検出手段
29とで、変化量・時間検出手段を構成していが、変化
量検出手段21と第1の時間検出手段29とで、変化量
・時間検出手段を構成してもよい。
【0049】実施例14.図24は本発明は座標検出系
の他の実施例のブロック図であり、これは誤動作防止に
ついて考慮されている。図において、30は第2の時間
検出手段であり、変化検出手段28の出力を制御するも
のであり、変化検出手段28と第2の時間検出手段30
とで、変化・時間検出手段を構成している。次に、この
実施例の第2の時間検出手段30の動作について説明す
る。第2の時間検出手段30は、座標検出手段7から出
力があった時からの時間を計測し、その時間があらかじ
め設定した時間以上になると、変化検出手段28から座
標値を出力させる。
【0050】したがって、この実施例では、押圧位置を
短時間で変化させた場合は、誤動作とみなし、透明パネ
ル2が押圧されても座標値は出力されないので、誤動作
が少なくすることができ、より確実な座標入力をするこ
とが可能となる。なお、この実施例では、変化検出手段
28と第2の時間検出手段30とで、変化・時間検出手
段を構成しているが、変化検出手段22と第2の時間検
出手段30とで、変化・検出手段を構成してもよい。
【0051】
【発明の効果】以上のようにに本発明(請求項1、2、
3、4)によれば、支持手段により、表示装置の表示面
と光学式タッチパネルの間に挿入された透明パネルをそ
のパネル面に直交する方向に変位可能に支持させ、透明
パネルを押下することで、少なくとも3個の圧力センサ
により押圧力を検出し、制御手段により、圧力センサの
各出力の総和が所定値を越えた時、光学式タッチパネル
で検出された座標値が出力されるようにしたので、透明
パネルを押下する場所にかかわらず均一の押圧力で入力
操作を行うことができるという効果を有する。
【0052】また、本発明(請求項5)によれば、バネ
材に貼付けられたひずみゲージにより、押圧力を検出す
るようにしたので、簡単な構成で押圧力を検出すること
ができるという効果を有する。また、本発明(請求項
6)によれば、傾き補正手段により、圧力センサと透明
パネルとの接触角度に基づいて圧力センサの出力が補正
されるようにしたので、透明パネルと個々の圧力センサ
とがある角度で接しているときでも、正確に、そして均
一な操作感のもと入力操作を行うことができるという効
果を有する。
【0053】また、本発明(請求項7)によれば、変化
量検出手段により、圧力センサからの出力値が所定量以
上変化した時、この出力値を制御手段に出力するように
したので、圧力センサが押圧されたままの状態であって
も、ある程度の押圧力がなければ圧力センサの出力値は
制御手段に出力されず、誤動作を防止することができる
という効果を有する。
【0054】また、本発明(請求項8)によれば、変化
検出手段により、光学式タッチパネルで検出された座標
値が変化した時、この座標値を制御手段に出力するよう
にしたので、座標値が変化せずに、透明パネルに押圧力
がかかり圧力センサが動作しても、座標値が制御手段に
出力されず、誤動作を防止することができるという効果
を有する。
【0055】また、本発明(請求項9)によれば表示装
置の表示面と光学式タッチパネルの間に挿入され、一辺
を支点とし押圧により後退可能に配設された透明パネル
を押下し、少なくとも1個の圧力センサによりその押圧
力を検出し、補正手段により、透明パネルの押圧点の座
標値に基づいて圧力センサの出力が補正され、制御手段
により、補正手段の出力値が所定値を越えた時、光学式
タッチパネルで検出された座標値が出力されるようにし
たので、透明パネルを押下する場所にかかわらず、均一
の押圧力で入力操作を行うことができるという効果を有
する。
【0056】また、本発明(請求項10)によれば、傾
き補正手段により、圧力センサと透明パネルとの接触角
度に基づいて圧力センサの出力が補正されるようにした
ので、透明パネルと個々の圧力センサとがある角度で接
しているときでも、正確に、そして均一な操作感のもと
入力操作を行うことができるという効果を有する。
【0057】また、本発明(請求項11)によれば、変
化量検出手段により、圧力センサからの出力値が所定量
以上変化した時、この出力値を制御手段に出力するよう
にしたので、圧力センサが押圧されたままの状態であっ
ても、ある程度の押圧力がなければ圧力センサの出力値
は制御手段に出力されず、誤動作を防止することができ
るという効果を有する。
【0058】また、本発明(請求項12)によれば、変
化検出手段により、光学式タッチパネルで検出された座
標値が変化した時、この座標値を制御手段に出力するよ
うにしたので、座標値が変化せずに、透明パネルに押圧
力がかかり圧力センサが動作しても、座標値が制御手段
に出力されず、誤動作を防止することができるという効
果を有する。
【0059】また、本発明(請求項13)によれば、変
化量・時間検出手段により、圧力センサからの出力値が
所定量以上変化し、かつ、所定時間を経過した時、この
出力値が制御手段を出力するようにしたので、透明パネ
ルの押圧力は十分に大きいが、押圧時間が短い場合の動
作は誤動作とみなされ、透明パネルが押圧されても圧力
センサの出力値は出力されないので、誤動作が少なくす
ることができ、より確実な入力操作をすることができる
という効果を有する。
【0060】また、本発明(請求項14)によれば、変
化・時間検出手段により、光学式タッチパネルの座標値
が変化し、かつ、所定時間を経過した時、光学式タッチ
パネルで検出された座標値を制御手段に出力するように
したので、押圧位置を短時間で変化させた場合は、誤動
作とみなされ、透明パネルが押圧されても座標値は出力
されないので、誤動作が少なくすることができ、より確
実な入力操作をすることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る表示一体型入力装置の
全体構成図である。
【図2】本発明の実施例1に係る表示一体型入力装置の
支持手段及びその近傍の構成を示す断面図である。
【図3】本発明の実施例1に係る表示一体型入力装置の
入力制御系の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施例2の支持手段及びその近傍の構
成を示す断面図である。
【図5】図4の透明パネルを示す図である。
【図6】本発明の実施例3の支持手段及びその近傍の構
成を示す断面図である。
【図7】本発明の実施例4の支持手段及びその近傍の構
成を示す断面図である。
【図8】図7の透明パネルを示す図である。
【図9】本発明の実施例5の支持手段及びその近傍の構
成を示す断面図である。
【図10】本発明の実施例6に係る表示一体型入力装置
の入力制御系の構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の透明パネルと圧力センサとの関係を
示した図である。
【図12】本発明の実施例7に係る表示一体型入力装置
の入力制御系の構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の実施例8に係る表示一体型入力装置
の入力制御系の構成を示すブロック図である。
【図14】本発明の実施例9に係る表示一体型入力装置
の支持手段及びその近傍の構成を示す断面図である。
【図15】本発明の実施例9に係る表示一体型入力装置
の入力制御系の構成を示すブロック図である。
【図16】本発明の実施例9の動作の説明図である。
【図17】本発明の実施例10に係る表示一体型入力装
置の入力制御系の構成を示すブロック図である。
【図18】本発明の実施例10の透明パネル2と圧力セ
ンサ4と支点24aの関係を示した図である。
【図19】本発明の実施例11に係る表示一体型入力装
置の入力制御系の構成を示すブロック図である。
【図20】本発明の実施例12に係る表示一体型入力装
置の入力制御系の構成を示すブロック図である。
【図21】本発明の実施例12に係る表示一体型入力装
置の入力制御系の構成を示すブロック図である。
【図22】本発明の実施例12に係る表示一体型入力装
置の入力制御系の構成を示すブロック図である。
【図23】本発明の実施例13の圧力検出系の構成を示
すブロック図である。
【図24】本発明の実施例14の座標検出系の構成を示
すブロック図である。
【図25】従来例の表示一体型入力装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 表示装置 2 透明パネル 3 支持手段 4 圧力センサ 6 光学式タッチパネル

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置と、 該表示装置の表示面の前面に設けられた光学式タッチパ
    ネルと、 前記表示装置の表示面と前記光学式タッチパネルの間に
    挿入された透明パネルと、 該透明パネルをそのパネル面に直交する方向に変位可能
    に支持する支持手段と、 前記透明パネルが押圧された時、その押圧力を検出する
    少なくとも3個の圧力センサと、 該圧力センサの各出力が入力され、その総和が所定値を
    越えた時、前記光学式タッチパネルで検出された座標値
    を出力する制御手段とを備えたことを特徴とする表示一
    体型入力装置。
  2. 【請求項2】 前記支持手段は、透明パネルの背面に固
    定された少なくとも3本の軸と、 該軸がそれぞれ挿入されて、前記軸を移動自在に支持す
    る軸受とから構成されることを特徴とする請求項1記載
    の表示一体型入力装置。
  3. 【請求項3】 前記支持手段は、前記透明パネルの少な
    くとも2辺に固定された突起部と、 該突起部をその突起方向に移動自在に支持するベアリン
    グとから構成されることを特徴とする請求項1記載の表
    示一体型入力装置。
  4. 【請求項4】 前記支持手段は、前記透明パネルの端部
    に取り付けられた少なくとも3本のバネ材から構成され
    ることを特徴とする請求項1記載の表示一体型入力装
    置。
  5. 【請求項5】 前記圧力センサは、前記バネ材に貼付け
    られたひずみゲージから構成されることを特徴とする請
    求項4記載の表示一体型入力装置。
  6. 【請求項6】 前記圧力センサと前記透明パネルとの接
    触角度に基づいて前記圧力センサの出力を補正する傾き
    補正手段を備えたことを特徴とする請求項1、2、3ま
    たは4記載の表示一体型入力装置。
  7. 【請求項7】 前記圧力センサからの出力値が入力さ
    れ、その出力値が所定量以上変化した時、前記圧力セン
    サからの出力値を前記制御手段に出力する変化量検出手
    段を備えたことを特徴とする請求項1、2、3、4、5
    または6記載の表示一体型入力装置。
  8. 【請求項8】 前記光学式タッチパネルの座標値が入力
    され、その座標値が変化した時、前記光学式タッチパネ
    ルの座標値を前記制御手段に出力する変化検出手段を備
    えたことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6ま
    たは7記載の表示一体型入力装置。
  9. 【請求項9】 表示装置と、 該表示装置の表示面の前面に設けられた光学式タッチパ
    ネルと、 前記表示装置の表示面と前記光学式タッチパネルの間に
    挿入され、一辺を支点とし、押圧により後退可能に配設
    された透明パネルと、 前記透明パネルが押圧された時、その押圧力を検出する
    少なくとも1個の圧力センサと、 前記透明パネルの押圧点の座標値に基づいて前記圧力セ
    ンサの出力を補正する補正手段と、 前記補正手段の出力値が入力され、その出力値が所定値
    を越えた時、前記光学式タッチパネルで検出された座標
    値を出力する制御手段とを備えたことを特徴とする表示
    一体型入力装置。
  10. 【請求項10】 前記圧力センサと前記透明パネルとの
    接触角度に基づいて前記圧力センサの出力を補正する傾
    き補正手段を備えたことを特徴とする請求項9記載の表
    示一体型入力装置。
  11. 【請求項11】 前記補正手段からの出力値が入力さ
    れ、その出力値が所定量以上変化した時、前記補正手段
    からの出力値を前記制御手段に出力する変化量検出手段
    を備えたことを特徴とする請求項9記載の表示一体型入
    力装置。
  12. 【請求項12】 前記光学式タッチパネルの座標値が入
    力され、その座標値が変化した時、前記光学式タッチパ
    ネルの座標値を前記制御手段に出力する変化検出手段を
    備えたことを特徴とする請求項9、10または11記載
    の表示一体型入力装置。
  13. 【請求項13】 前記圧力センサからの出力値が所定量
    以上変化し、かつ、所定時間を経過した時、前記圧力セ
    ンサからの出力値を前記制御手段に出力する変化量・時
    間検出手段を備えたことを特徴とする請求項1、2、
    3、4、5、6、8、9、10または12記載の表示一
    体型入力装置。
  14. 【請求項14】 前記光学式タッチパネルの座標値が変
    化し、かつ、所定時間を経過した時、前記光学式タッチ
    パネルの座標値を前記制御手段に出力する変化・時間検
    出手段を備えたことを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5、6、7、9、10、11または13記載の表示
    一体型入力装置。
JP11703593A 1993-05-19 1993-05-19 表示一体型入力装置 Pending JPH06332607A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11703593A JPH06332607A (ja) 1993-05-19 1993-05-19 表示一体型入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11703593A JPH06332607A (ja) 1993-05-19 1993-05-19 表示一体型入力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06332607A true JPH06332607A (ja) 1994-12-02

Family

ID=14701833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11703593A Pending JPH06332607A (ja) 1993-05-19 1993-05-19 表示一体型入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06332607A (ja)

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004518188A (ja) * 2000-10-27 2004-06-17 エロ・タッチシステムズ・インコーポレイテッド 投影静電結合および力タッチセンサを利用したデュアルセンサタッチスクリーン
JP2005044364A (ja) * 2003-07-23 2005-02-17 Bose Corp ユーザコントロール入力を受け入れるためのシステムおよび方法
JP2006091897A (ja) * 2004-09-24 2006-04-06 Samsung Electronics Co Ltd 接触感知機能を有する表示装置及びその駆動方法
JP2008097629A (ja) * 2007-11-12 2008-04-24 Sony Corp 装置
JP2009033596A (ja) * 2007-07-30 2009-02-12 Panasonic Corp リモコン送信機
WO2010032598A1 (ja) 2008-09-17 2010-03-25 日本電気株式会社 入力装置及びその制御方法並びに入力装置を備えた電子機器
KR101021440B1 (ko) * 2008-11-14 2011-03-15 한국표준과학연구원 터치입력장치, 이를 이용한 휴대기기 및 그 제어방법
JP2012104045A (ja) * 2010-11-12 2012-05-31 Lenovo Singapore Pte Ltd 表示装置および電子機器
JP2012181703A (ja) * 2011-03-01 2012-09-20 Fujitsu Ten Ltd 表示装置
JP2013156895A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Fuji Soft Inc タッチパネルのタッチ位置補正処理方法及びプログラム
JP2014013158A (ja) * 2012-07-04 2014-01-23 Alps Electric Co Ltd タッチ式入力装置
WO2014115808A1 (ja) * 2013-01-24 2014-07-31 シャープ株式会社 電子機器、および電子機器操作制御プログラム
JP5565598B1 (ja) * 2013-02-01 2014-08-06 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ 電子機器、入力処理方法、およびプログラム
JP2015515067A (ja) * 2012-04-20 2015-05-21 コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ 感光性触覚センサ
JP2016146035A (ja) * 2015-02-06 2016-08-12 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 入力装置および電子機器
JP2018509702A (ja) * 2015-05-29 2018-04-05 株式会社 ハイディープHiDeep Inc. タッチ圧力を感知するタッチ入力装置の感度補正方法及びコンピュータ判読可能な記録媒体
JP2018511094A (ja) * 2015-01-16 2018-04-19 ホーム コントロール シンガポール プライベート リミテッド クリック可能なコントロールパッド
JP2018525732A (ja) * 2015-07-24 2018-09-06 株式会社 ハイディープHiDeep Inc. タッチ圧力感度補正方法及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2020518041A (ja) * 2017-04-28 2020-06-18 京東方科技集團股▲ふん▼有限公司Boe Technology Group Co.,Ltd. タッチ基板及びその製造方法、駆動方法、タッチ表示装置
JP2021182270A (ja) * 2020-05-19 2021-11-25 株式会社デンソー 車両用操作装置

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004518188A (ja) * 2000-10-27 2004-06-17 エロ・タッチシステムズ・インコーポレイテッド 投影静電結合および力タッチセンサを利用したデュアルセンサタッチスクリーン
JP2005044364A (ja) * 2003-07-23 2005-02-17 Bose Corp ユーザコントロール入力を受け入れるためのシステムおよび方法
JP2006091897A (ja) * 2004-09-24 2006-04-06 Samsung Electronics Co Ltd 接触感知機能を有する表示装置及びその駆動方法
JP2009033596A (ja) * 2007-07-30 2009-02-12 Panasonic Corp リモコン送信機
JP2008097629A (ja) * 2007-11-12 2008-04-24 Sony Corp 装置
WO2010032598A1 (ja) 2008-09-17 2010-03-25 日本電気株式会社 入力装置及びその制御方法並びに入力装置を備えた電子機器
EP2330485A4 (en) * 2008-09-17 2014-08-06 Nec Corp INPUT UNIT, METHOD FOR CONTROLLING IT AND EQUIPPED WITH THE INPUT DEVICE ELECTRONIC DEVICE
EP2330485A1 (en) * 2008-09-17 2011-06-08 NEC Corporation Input unit, method for controlling same, and electronic device provided with input unit
KR101021440B1 (ko) * 2008-11-14 2011-03-15 한국표준과학연구원 터치입력장치, 이를 이용한 휴대기기 및 그 제어방법
JP2012104045A (ja) * 2010-11-12 2012-05-31 Lenovo Singapore Pte Ltd 表示装置および電子機器
JP2012181703A (ja) * 2011-03-01 2012-09-20 Fujitsu Ten Ltd 表示装置
JP2013156895A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Fuji Soft Inc タッチパネルのタッチ位置補正処理方法及びプログラム
JP2015515067A (ja) * 2012-04-20 2015-05-21 コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ 感光性触覚センサ
JP2014013158A (ja) * 2012-07-04 2014-01-23 Alps Electric Co Ltd タッチ式入力装置
WO2014115808A1 (ja) * 2013-01-24 2014-07-31 シャープ株式会社 電子機器、および電子機器操作制御プログラム
JP2014142813A (ja) * 2013-01-24 2014-08-07 Sharp Corp 電子機器、および電子機器操作制御プログラム
JP2014167783A (ja) * 2013-02-01 2014-09-11 Panasonic Intellectual Property Corp Of America 電子機器、入力処理方法、およびプログラム
JP5565598B1 (ja) * 2013-02-01 2014-08-06 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ 電子機器、入力処理方法、およびプログラム
JP2018511094A (ja) * 2015-01-16 2018-04-19 ホーム コントロール シンガポール プライベート リミテッド クリック可能なコントロールパッド
JP2016146035A (ja) * 2015-02-06 2016-08-12 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 入力装置および電子機器
JP2018509702A (ja) * 2015-05-29 2018-04-05 株式会社 ハイディープHiDeep Inc. タッチ圧力を感知するタッチ入力装置の感度補正方法及びコンピュータ判読可能な記録媒体
JP2018525732A (ja) * 2015-07-24 2018-09-06 株式会社 ハイディープHiDeep Inc. タッチ圧力感度補正方法及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2020518041A (ja) * 2017-04-28 2020-06-18 京東方科技集團股▲ふん▼有限公司Boe Technology Group Co.,Ltd. タッチ基板及びその製造方法、駆動方法、タッチ表示装置
US11327611B2 (en) 2017-04-28 2022-05-10 Boe Technology Group Co., Ltd. Touch substrate, manufacturing and driving method thereof, and touch display device
JP2021182270A (ja) * 2020-05-19 2021-11-25 株式会社デンソー 車両用操作装置
WO2021235074A1 (ja) * 2020-05-19 2021-11-25 株式会社デンソー 車両用操作装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06332607A (ja) 表示一体型入力装置
US8780062B2 (en) Coordinate input display apparatus
US5241308A (en) Force sensitive touch panel
KR101597861B1 (ko) 센서, 센서를 포함하는 디스플레이, 및 센서를 사용하는 방법
US9239645B2 (en) Input device and method for detecting loads on multiple points using the input device
US6411285B1 (en) Touch-panel input type electronic device
JPH0651898A (ja) タッチスクリーン装置
KR20100019808A (ko) 누름힘의 세기 및 작용위치 검출용 터치입력구조, 이를 이용한 터치입력장치 및 누름힘의 세기 및 작용위치 검출방법
JPH0934644A (ja) ポインティングデバイス
JP2004192241A5 (ja)
JP5876207B2 (ja) タッチパネル装置およびタッチパネルのタッチ検出方法
JP5506982B1 (ja) タッチ入力装置、タッチ入力補正方法、およびコンピュータプログラム
US20060202972A1 (en) Display apparatus
JP3621091B1 (ja) 重心動揺検査システム及び重心動揺検査プログラム
JP3195176B2 (ja) 座標入力装置
US20210055810A1 (en) Input device
JP5124774B2 (ja) ポインティングデバイス及びその制御方法
US20130002581A1 (en) Electronic device
JPH07253841A (ja) 操作パネル
JP2024075011A (ja) タッチディスプレイ及びタッチ位置検出方法
JPS6346532A (ja) 描画像表示装置
JP5609623B2 (ja) タッチパネル表示器のタッチ位置検出装置
JP2022166512A (ja) タッチパネルシステム及び表示装置
JPH0259920A (ja) タッチスクリーン入力装置
JPH0580922A (ja) アナログ式タツチパネルおけるキヤリブレーシヨン方式