JP5609623B2 - タッチパネル表示器のタッチ位置検出装置 - Google Patents

タッチパネル表示器のタッチ位置検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5609623B2
JP5609623B2 JP2010286111A JP2010286111A JP5609623B2 JP 5609623 B2 JP5609623 B2 JP 5609623B2 JP 2010286111 A JP2010286111 A JP 2010286111A JP 2010286111 A JP2010286111 A JP 2010286111A JP 5609623 B2 JP5609623 B2 JP 5609623B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation panel
touch position
load
panel
characteristic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010286111A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012133641A (ja
Inventor
弘之 木下
弘之 木下
章人 豊田
章人 豊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2010286111A priority Critical patent/JP5609623B2/ja
Publication of JP2012133641A publication Critical patent/JP2012133641A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5609623B2 publication Critical patent/JP5609623B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)

Description

本発明は、例えばナビゲーション装置の表示画面などに使用されているタッチパネル表示器のタッチ位置検出装置に関するものである。
従来、タッチパネル表示器において、操作パネルに荷重センサを設置し、ユーザが操作パネルのタッチ面を触ったときに加えられる荷重を荷重センサで検出することで、ユーザが触った位置(以下、タッチ位置という)の検出を行う接触感知表示装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような接触感知表示装置では、操作パネルの四隅に荷重センサを設置し、四隅に設置した荷重センサそれぞれで荷重を検出すると共に、そのときの荷重に応じた各荷重センサの出力に基づいてタッチ位置を検出している。具体的には、操作パネルをXY座標平面と見立てて、操作パネル内におけるタッチ位置のXY座標を検出することにより、タッチ位置を検出している。
特開平3−116220号公報
しかしながら、操作パネルを天地方向に対して傾斜させて配置すると、ユーザが操作パネルのタッチ面を触ったときの荷重が荷重センサに対して垂直方向に印加されないため、センサが垂直に押されず、ひねりなどの影響を受け、センサのFV特性が変化してしまうため、荷重センサに印加される荷重も操作パネルを垂直方向に押下した場合の値からずれるし、検出されるタッチ位置のXY座標もずれることが判明した。それに対し、センサの精度は高精度が必要であり、数%ずれても、ユーザは違和感を感じてしまう。特にタッチさせたい箇所間が狭い高精細を要求されるタッチパネルや大きな画面のタッチパネルでは高精度が必要となる。
また、荷重センサを用いたタッチ位置検出装置の場合、操作パネルの裏面側をタッチする場合にも荷重センサでの検出結果に基づいてタッチ位置を検出することが可能であるが、裏面からタッチした場合に検出されるタッチ位置のズレについては何も考慮されていない。すなわち、裏面からタッチする場合には、表面側からタッチする場合と比較して操作パネルの構造上の相違(センサを固定している箇所のセンサを挟んだ上下の非対称性)があるし、荷重センサの非対称性、つまり操作パネルが荷重センサを押し付ける方向に力が付与されるか、それとも荷重センサから離される方向に力が付与されるかという相違がある。このため、操作パネルを裏面側からタッチする場合にも、正確にタッチ位置を検出することができない。
本発明は上記点に鑑みて、操作パネルを傾斜させて配置する場合において、正確なタッチ位置を検出することができるタッチ位置検出装置を提供することを第1の目的とする。
また、操作パネルを裏面側からタッチする場合にも、正確にタッチ位置を検出できるタッチ位置検出装置を提供することを第2の目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、ベース(4)の四箇所に配置された荷重センサ(S1〜S4)それぞれに対応して備えられ、該荷重センサ(S1〜S4)が加えられた荷重に対応して出力する電圧を増幅するアンプ(A1〜A4)と、アンプ(A1〜A4)にて増幅された電圧を出力電圧Vとして、出力電圧Vと操作パネル(2)の四箇所に配置された荷重センサ(S1〜S4)それぞれに加えられた荷重Fとの関係を示すFV特性に基づいて、出力電圧Vと対応する荷重Fを演算すると共に、その演算結果に基づいて操作パネル(2)のタッチ位置を検出する演算装置(10)とを有し、演算装置(10)は、操作パネル(2)の傾斜角を検出し、該傾斜角に応じて出力電圧Vと荷重Fとの関係を示すFV特性を補正し、この補正後のFV特性に基づいて、出力電圧Vに対応する荷重Fを演算し、その演算結果に基づいて操作パネル(2)のタッチ位置を検出することを特徴としている。
このように、操作パネル(2)が天地方向に対して傾斜している場合に、その傾斜角に応じてFV特性を補正し、その補正後のFV特性に基づいてタッチ位置を検出するようにしている。このため、操作パネル(2)を傾斜させて配置する場合において、正確なタッチ位置を検出することが可能となる。
請求項2に記載の発明では、操作パネル(2)は、表面側と裏面側のいずれも操作面として操作でき、演算装置(10)は、操作パネル(2)の操作面が表面側と裏面側のいずれであるかを判定し、操作パネル(2)の表面側が操作面として操作されたときには、出力電圧Vと荷重Fとの関係を示すFV特性のうち操作パネル(2)の表面を操作面としたとき用のFV特性の傾きを表面用の傾き(p1、p2、・・・)に補正し、操作パネル(2)の裏面側が操作面として操作されたときには、出力電圧Vと荷重Fとの関係を示すFV特性のうち操作パネル(2)の裏面を操作面としたとき用のFV特性傾きを裏面用の傾き(q1、q2、・・・)に補正することを特徴としている。
このように、操作パネル(2)が表面と裏面のいずれを向けられているのかも検出し、それに応じてFV特性の補正を行うようにしている。このため、操作パネル(2)を裏面側からタッチする場合にも、正確にタッチ位置を検出することが可能となる。
例えば、請求項3に記載したように、回転軸を構成する可動部(5)にベース(4)を固定し、ベース(4)および操作パネル(2)が回転軸を中心として回転させられることにより、操作パネル(2)の表裏面を反転させて固定させられる構造においては、演算装置(10)では、操作パネル(2)が表面側と裏面側のいずれを操作面として固定するかに応じて、操作パネル(2)の表面を操作面としたとき用のFV特性と操作パネル(2)の裏面を操作面としたとき用のFV特性との切り替えを行うようにすれば良い。
請求項4に記載の発明では、操作パネル(2)は透明パネルで構成されていると共に、該透明パネルに透明EL(2a)が貼り付けられた構成とされ、演算装置(10)にて操作パネル(2)の操作面が表面側と裏面側のいずれであるかに応じて、操作パネル(2)に備えられる透明EL(2a)による表面用の表示画面と裏面用の表示画面との切り替えを行うことを特徴としている。
このように、操作パネル(2)が表面側と裏面側のいずれの操作方向から操作されたかに応じて、透明EL(2a)による表面用の表示画面と裏面用の表示画面との切り替えが行えるようにしている。このような操作画面の切り替えを行うことにより、同じ透明EL(2a)により表裏いずれの表示も行うことが可能となる。
請求項5に記載の発明では、操作パネル(2)の傾斜角を検出する傾斜センサ(5a)を有し、演算装置(10)は、傾斜センサ(5a)によって操作パネル(2)の傾斜角を検出することを特徴としている。
このように、傾斜センサ(5a)を用いて操作パネル(2)の傾斜角を検出することができる。このような傾斜センサ(5a)としては、例えば角度センサもしくはロータリスイッチ等が挙げられる。
請求項6に記載の発明では、演算装置(10)は、操作パネル(2)の操作面をXY座標面と見立てて、操作パネル(2)が非操作の際に、出力電圧Vと荷重Fの関係を示すFV特性から求まる操作パネル(2)の操作面のゼロ点の座標ズレから操作パネル(2)の傾斜角を検出することを特徴としている。
このように、操作パネル(2)が非操作の際のXY座標のゼロ点からの変位量により、操作パネル(2)の前後方向や左右方向への傾斜角を算出できる。これに基づいて、FV特性を補正することができる。
請求項7に記載の発明では、操作パネル(2)の温度を検出する温度検出手段を有し、該温度検出手段にて検出した温度を用いてFV特性を補正することを特徴としている。
車載など温度環境が変わる場合には、温度検出手段から検出した温度を用いてFV特性を補正することでより、より正確にタッチ位置を検出できる。
請求項8に記載の発明では、操作パネル(2)は車室内に備えられることを特徴としている。
このように、請求項1ないし7に記載したタッチ位置検出装置は、操作パネル(2)が車室内に備えられるような、操作パネル(2)を垂直に押すことができない環境になり易い車載用のタッチ位置検出装置として適用されると好適である。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態にかかるタッチ位置検出装置に用いられるタッチパネル表示器1の正面図である。 図1に示すタッチパネル表示器1のA−A’断面図である。 タッチ位置検出装置に用いられるタッチ位置検出回路の回路図である。 荷重位置を示すX,Y座標のタッチパッド上の位置を示した図である。 センサの温特データを示した図である。 操作パネル2が傾斜している場合に荷重センサS1〜S4に印加される力と印加されるべき力の関係と、ユーザによる操作パネル2への押圧とアンプA1〜A4の出力電圧の関係を示した図である。 非傾斜時のFV特性と傾斜時のFV特性との関係を示した図である。 タッチ位置検出処理の詳細を示したフローチャートである。 操作パネル2が表面側と裏面側の場合の傾斜角に応じたFV特性の傾きを示したテーブルの一例を示した図表である。 タッチ位置検出処理の詳細を示したフローチャートである。 操作パネル2が表面側と裏面側の場合の傾斜角に応じたFV特性の傾きを示したテーブルの一例を示した図表である。 操作パネル2が前後方向に傾斜したときのX方向の座標ズレと左右方向に傾斜したときのY方向の座標ズレとの関係の一例を示したグラフである。 他の実施形態で説明するタッチパネル表示器1の断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図に基づいて説明する。図1は、本実施形態にかかるタッチ位置検出装置に用いられるタッチパネル表示器1の正面図である。また、図2は、図1に示すタッチパネル表示器1のA−A’断面図である。また、図3は、タッチ位置検出装置に用いられるタッチ位置検出回路の回路図である。これらタッチパネル表示器1およびタッチ位置検出回路によりタッチ位置検出装置が構成されている。以下、これらの図を参照して、タッチパネル表示器1およびタッチ位置検出回路を有するタッチ位置検出装置について説明する。
まず、図1および図2に基づいて、タッチパネル表示器1について説明する。図1および図2に示すように、タッチパネル表示器1は、操作パネル2、センサ部3、ベース4および可動部5を有した構成とされている。
操作パネル2は、例えば透明又は少なくともEL部が一部透明の長方形板によって構成されており、操作対象となるスイッチ等の情報表示がなされている。タッチ位置検出装置では、この操作パネル2の所望位置がタッチされたときに、そのタッチ位置を検出することで、ユーザが操作パネル2のどの場所のスイッチ等を押下したかを判別し、ユーザの操作を検出している。本実施形態では、操作パネル2は透明パネルとされ、透明EL2aが貼り付けられた構造とされており、ドット表示(EL)によりスイッチや文字などの任意の表示ができるようになっている。このような構造により、操作パネル2が表面側と裏面側のいずれの操作方向から操作されたかに応じて、透明EL2aによる表面用の表示画面と裏面用の表示画面との切り替えが行えるようになっている。このような操作画面の切り替えを行うことにより、同じ透明EL2aにより表裏いずれの表示も行うことが可能となる。
センサ部3は、操作パネル2とベース4の間における操作パネル2の四隅(4箇所)に備えられており、このセンサ部3を介して操作パネル2がベース4によって支持されている。センサ部3には、それぞれ、荷重センサS1〜S4が備えられており、ユーザが操作パネル2の所望位置をタッチした時に、荷重センサS1〜S4にて荷重を検出する。この荷重センサS1〜S4での検出信号がベース4内などに備えられた回路配線を通じてタッチ位置検出回路に備えられる各部に伝えられるようになっている。
ベース4は、操作パネル2を支持するものであり、長方形状における中央部が空洞とされた凹形状とされ、空洞とされた中央部に操作パネル2を配置し、センサ部3を介して支持している。ベース4の一辺は、可動部5に固定されている。
可動部5は、円筒形状の回転軸を有し、この回転軸を中心として回転させられることでベース4およびベース4に固定された操作パネル2やセンサ部3の傾斜角の調整を行う。また、可動部5は、回転軸を中心としてベース4およびベース4に固定された操作パネル2やセンサ部3を図中矢印で示すように回転させることにより、操作パネル2の表裏反転も行う。例えば、図1および図2では、操作パネル2の表面側が紙面手前側を向けて固定したときの様子を実線で示してあるが、可動部5による操作パネル2の表裏反転により、図中破線で示したように操作パネル2の裏面側が紙面手前側を向けて固定されるようにすることもできる。さらに、可動部5には、角度センサもしくはロータリスイッチ等の傾斜センサ5aが備えられており、操作パネル2の傾斜角や操作パネル2が表面側と裏面側のいずれに向けられている状態であるかを検出できるようになっている。
このような構造により、本実施形態にかかるタッチパネル表示器1が構成されている。次に、図3に基づいて、タッチ位置検出回路について説明する。図3に示すように、タッチ位置検出回路は、荷重センサS1〜S4と、アンプA1〜A4とマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)10と透明EL駆動回路11及び温度センサ12とを有した構成とされている。
荷重センサS1〜S4は、例えば半導体式の歪みゲージ(ゲージ抵抗)などの歪みセンサで構成される。各荷重センサS1〜S4は、例えば図3に示すように、ゲージ抵抗をホイートストンブリッジ状に配置した構成とされ、ホイートストンブリッジに対して5V電源等から駆動電圧Vccが印加されることで、ホイートストンブリッジの2つの中間点の電圧(以下、中間電圧という)を出力として発生させる。すなわち、中間電圧が荷重センサS1〜S4に加わる荷重に応じて変化するため、この中間電圧を出力として発生させている。例えば、一方の中間電位は、上流側のゲージ抵抗が引張応力を受けると共に下流側のゲージ抵抗が圧縮応力を受けることで変化し、他方の中間電圧は、上流側のゲージ抵抗が圧縮応力を受けると共に下流側のゲージ抵抗が引張応力を受けることで変化する。このため、2つの中間電圧を出力することでそれらの差、すなわち、荷重に応じた出力をアンプA1〜A4に入力させている。
アンプA1〜A4は、各荷重センサS1〜S4の2つの中間電圧を入力し、2つの中間電圧の電位差を差動増幅した出力を発生させる。より詳しくは、アンプA1〜A4では、予め記憶させられたゲイン調整値およびオフセット補正値(ゼロ点補正値)のデータに基づいて、各荷重センサS1〜S4の2つの中間電圧のゲイン調整およびオフセット補正を行い、それらを行ったのち出力電圧Vとしてマイコン10に出力している。
マイコン10は、各荷重センサS1〜S4の出力をアンプA1〜A4で差動増幅した出力電圧等に基づいて、タッチ位置の検出を行う。具体的には、マイコン10は、アンプA1〜A4の出力電圧Vと操作パネル2に加わる荷重Fとの関係を示すFV特性を用いて、アンプA1〜A4の出力電圧Vと対応する荷重Fを求め、これに基づいてタッチ位置を検出している。そして、後述するように、FV特性が操作パネル2の傾斜角に応じて変動することから、マイコン10には、操作パネル2の傾斜角に応じた補正を行うためのプログラムを記憶してあり、操作パネル2の傾斜角に応じて補正したFV特性に基づいて、ユーザが真に押下したタッチ位置である正規位置が求められるようにしてある。
透明EL駆動回路11は、透明EL2aを駆動して透明EL2aの表示を制御するものであり、マイコン10を介して透明EL2aを駆動する。
温度センサ12は、タッチパネル表示器1の温度に応じた検出信号を出力するもので、この検出信号がマイコン10に伝えられることで、マイコン10でタッチパネル表示器1の温度が検出できるようになっており、FV特性の補正用として計算に利用できる。
このような構成により、タッチパネル表示器1およびタッチ位置検出回路を備えたタッチ位置検出装置が構成されている。次に、このように構成されたタッチ位置検出装置によるタッチ位置の検出方法について説明する。
まず、傾斜角を考慮に入れていない場合のアンプA1〜A4の出力電圧に基づく基本的なタッチ位置の計算方法について説明する。
タッチ位置検出回路では、荷重センサS1〜S4の出力する2つの中間電圧をアンプA1〜A4で差動増幅し、それをセンサ出力に相当する出力電圧として発生させている。ここで、操作パネル2の所定位置をユーザがタッチした場合に各荷重センサS1〜S4の出力に応じて発生させられた出力電圧A〜Dが、α[V]、β[V]、γ[V]、δ[V]であったとする。この場合において、一般に荷重センサS1〜S4に加えられた荷重をF1[N]〜F4[N]とすると、F1とα、F2とβ、F3とγ、F4とδの関係はそれぞれ1次関数で表される。
(数1) α = a1×F1+b1
(数2) β = a2×F2+b2
(数3) γ = a3×F3+b3
(数4) δ = a4×F4+b4
ただし、a1〜a4、b1〜b4は組みつけ時などのセンサ部にかかる歪や温度によって変化する係数である。
さらに、例えば図1中における操作パネル2の左下の荷重センサS2の配置場所をXY座標の原点(0,0)とし、X座標、Y座標を図4に示すように、荷重センサS1、S3、S4それぞれの配置場所を(0,1)、(1,0)(1,1)と想定した場合に、タッチ位置のXY座標は、数式5のように初期状態からの荷重の変化量で表される。
(数5) ((ΔF3+ΔF4)/ΔF,(ΔF1+ΔF4)/ΔF)、ΔF≠0
ただし、ΔFは、数式6のように、各荷重ΔF1〜ΔF4の総和を意味している。
(数6) ΔF=ΔF1+ΔF2+ΔF3+ΔF4
数式1〜4をそれぞれF1,F2,F3,F4について解いた式からΔF1、ΔF2、ΔF3、ΔF4を算出し、数式5に代入することによって、タッチ位置のXY座標がα,β,γ,δ,a1〜a4,b1〜b4を用いて表される。
以上のことより、組付け時などのセンサにかかる歪や、図5に示すように、ある温度における上の数式1〜4の一次関数が分っていれば、数式5、6により、タッチ位置を検出することが可能となる。このように、出力電圧A〜Dに基づいて、タッチ位置を計算することができる。なお、アンプA1〜A4の出力電圧Vと印加された力ΔFとの関係を示すFV特性は、原点を通らずにオフセットしていることがあるため、オフセット補正値に基づいてFV特性が原点を通るようにしてある。
ただし、上述したように、本実施形態のようなタッチパネル表示器1では、操作パネル2が傾斜している場合に、ユーザが操作パネル2のタッチ面を触ったときの荷重が荷重センサS1〜S4に対して垂直方向に印加されないためセンサが垂直に押されず、ひねりなどの影響を受け、センサのFV特性が変化し、荷重センサS1〜S4に印加される荷重も操作パネル2を垂直方向に押下した場合の値からずれるし、検出されるタッチ位置のXY座標もずれる。また、操作パネル2の裏面側をタッチする場合にも荷重センサS1〜S4での検出結果に基づいてタッチ位置を検出できるが、裏面からタッチした場合に検出されるタッチ位置についてもずれる。数%でも座標がずれるとユーザが違和感を感じるだけでなく、ユーザが真に押下した正規位置がタッチ位置として検出されなくなる。
これに対して、本実施形態では、以下の補正方法により、タッチ位置の正規位置が検出できるようにしている。
図6は、操作パネル2が傾斜している場合に荷重センサS1〜S4に印加される力と印加されるべき力の関係と、ユーザによる操作パネル2への押圧とアンプA1〜A4の出力電圧の関係を示した図であり、(a)は操作パネル2の表面側、(b)は操作パネル2の裏面側を押圧したときをそれぞれ示している。
この図に示されるように、操作パネル2が傾斜している場合において、ユーザが操作パネル2の垂直方向に傾斜した方向(以下、傾斜方向という)に力を加えるようにして操作パネル2をタッチした場合を想定してみる。この場合に各荷重センサS1〜S4に加えられる力は、ユーザが操作パネル2を同じ力で垂直方向にタッチしたときに各荷重センサS1〜S4に加えられたであろう力よりも小さくなる。このため、ユーザが傾斜方向に操作パネル2をタッチした場合と操作パネル2を垂直方向にタッチした場合とで、FV特性が変わる。具体的には、図6(a)、(b)に示されるように、ユーザが垂直方向に操作パネル2をタッチした場合と比較して、ユーザが傾斜方向に操作パネル2をタッチした場合の方が、FV特性の傾きが小さくなる。このため、アンプA1〜A4の出力電圧に基づいてタッチ位置を検出したのでは、ユーザが真に押下した正規位置からずれてしまうのである。
このため、図7に示すセンサの特性図(アンプ前、ただし、電圧はオフセット考慮)のように、操作パネル2が傾斜している場合には、非傾斜時に対して、各荷重センサS1〜S4に加えられる力とアンプA1〜A4の出力電圧との関係を補正することで、傾斜時のFV特性に基づいてタッチ位置を検出することができる。そして、このFV特性は、操作パネル2の傾斜角に応じて変動することから、操作パネル2の傾斜角を検出することにより、操作パネル2の傾斜角に応じた適切なFV特性に基づいてタッチ位置を検出することが可能となる。
したがって、本実施形態のタッチ位置検出装置では、マイコン10にて、操作パネル2が表面側と裏面側の場合の傾斜角に応じたFV特性の傾きを示したテーブルを記憶しておき、以下に示すFV特性補正を含むタッチ位置検出処理を行うようにしている。
図8は、タッチ位置検出処理の詳細を示したフローチャートである。また、図9は、操作パネル2が表面側と裏面側の場合の傾斜角に応じたFV特性の傾きを示したテーブルの一例を示した図表である。
マイコン10は、車両に備えられたアクセサリスイッチやイグニッションスイッチがオフからオンに切り替わると、所定の制御周期毎にアンプA1〜A4を介して各荷重センサS1〜S4での検出結果を受け取ると共に傾斜センサ5aや温度センサ12の検出結果を受け取り、そのたびに図8に示すタッチ位置検出処理を実行する。
まず、ステップ100では、非操作判定を行う。具体的には、操作パネル2に加えられている荷重ΔFが閾値未満であるか否かを判定する。ここでいう荷重Fは、上記数式6のように、各荷重センサS1〜S4で検出される荷重ΔF1〜ΔF4の総和を意味している。また、ここで用いている閾値は、ユーザが操作パネル2を押したと想定されるときに発生する荷重とされる。荷重ΔFは、操作パネル2の自重や車の振動などの影響によって最初からある程度は発生しているが、ユーザが操作パネル2を押していないときには閾値未満の大きさにしかならない。このため、荷重Fが閾値未満であることを判定することにより、ユーザが操作パネル2を押していないことを判定できる。
ここで、肯定判定された場合には、ステップ110に進んで傾斜角を判定する。具体的には、傾斜センサ5aの検出結果を入力することにより傾斜角を判定している。続いて、ステップ120に進み、操作パネル2の傾斜角の変化を確認する。傾斜角の変化は、前回の制御周期の際に記憶しておいた傾斜角の保存値(後述するステップ130参照)と今回の制御周期の際に判定した傾斜角との差として求められる。この差が閾値よりも大きければ、操作パネル2の傾斜角が変わったと判定し、ステップ130に進む。そして、傾斜角の保存値を今回の制御周期の際に判定した操作パネル2の傾斜角に変更する。
その後、ステップ140に進み、操作パネル2の傾斜角に応じてFV特性補正を行う。具体的には、図9に示す操作パネル2の操作面が表面側と裏面側の場合の傾斜角に応じたFV特性の傾きのテーブルより、傾斜パネル2の傾斜角に対応するFV特性の傾きを選択する。例えば、図9に示すように、操作パネル2の傾斜角が0〜Aであれば、操作パネル2の表面を操作面とする場合のFV特性については傾きp1、裏面を操作面とする場合のFV特性については傾きq1とする。同様に、操作パネル2の傾斜角がA〜Bであれば、操作パネル2の表面を操作面とする場合のFV特性については傾きp2、裏面を操作面とする場合のFV特性については傾きq2とする。このようにして、操作パネル2の傾斜角に応じたFV特性に補正することが可能となる。
一方、ステップ100で否定判定された場合には、ステップ150に進んでセンサから出力されるΔFの極性から操作パネル2の操作面判定を行う。ここで表面であると判定されれば、ステップ160に進み、ステップ140での操作面が表面である場合の傾きの補正後のFV特性に基づいて、タッチ位置のXY座標や荷重Fを演算することでタッチ位置を算出する。また、ステップ150で裏面であると判定されれば、ステップ170に進み、ステップ140での操作面が裏面である場合の傾きの補正後のFV特性に基づいて、タッチ位置のXY座標や荷重ΔFを演算することでタッチ位置を算出する。
但し、操作パネル2の自重により傾斜角が変わると荷重センサS1〜S4の出力が自重により変化し、それによりΔFとY座標(縦方向)が変位するため、傾斜角度により、ΔFとY座標を補正する(ステップ180)。
また、車載など温度環境が変わる場合には、ステップ160の座標や荷重を計算する際に、温度検出手段から検出した温度を用いてFV特性(傾き)を補正することにより、より正確にタッチ位置を検出できる。
このようにして、タッチ位置が検出されると、ステップ190において、必要に応じて傾斜角に応じた表示変更を行う。例えば、操作面が表面である場合と裏面である場合とで表示内容を変更する。そして、タッチ位置検出処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態のタッチ位置検出装置では、操作パネル2が天地方向に対して傾斜角を有しているためにユーザが荷重を掛ける方向に対して操作パネル2が傾斜している場合に、その傾斜角に応じてFV特性を補正し、その補正後のFV特性に基づいてタッチ位置を検出するようにしている。このため、操作パネル2を傾斜させて配置する場合において、正確なタッチ位置を検出することが可能となる。
また、本実施形態のタッチ位置検出装置では、操作パネル2が表面と裏面のいずれを向けられているのかも検出し、それに応じてFV特性の補正を行うようにしている。このため、操作パネル2を裏面側からタッチする場合にも、正確にタッチ位置を検出することが可能となる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して操作パネル2の表面のみ操作可能なタッチ位置検出装置において、傾斜角に応じたFV特性補正を行うようにするものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態では、操作パネル2の表面のみ操作可能なタッチ位置検出装置について説明する。なお、本実施形態のタッチ位置検出装置におけるタッチパネル表示器1の構成は、操作パネル2を裏面に向けられるようにしていない点が第1実施形態と異なるが、その他に点については同様であるため、タッチパネル表示器1については基本的に第1実施形態と同様のものを用いていることとする。
本実施形態のように操作パネル2の表面のみ操作可能な構成であっても、操作パネル2の傾斜角が変化したような場合には、第1実施形態と同様、FV特性に傾斜角に応じた影響が生じるため、それを補正するのが好ましい。このため、本実施形態でも、第1実施形態と同様に、タッチ位置検出処理においてFV特性補正を行うようにしている。
図10は、本実施形態のタッチ位置検出装置が実行するタッチ位置検出処理のフローチャートである。また、図11は、操作パネル2の傾斜角に応じたFV特性の傾きを示したテーブルの一例を示した図表である。
この図に示すように、第1実施形態で説明したステップ100〜140において、操作パネル2が非操作のときに傾斜角判定や傾斜角の変化確認および傾斜角(保存値)の変更を行い、傾斜角が変化していた時には図11に示すテーブルから傾斜角に対応するFV特性の傾きを選択し、FV特性を補正する。一方、操作パネル2が操作されてステップ100において否定判定された場合には、ステップ160に進んでステップ140での操作面が表面である場合の傾きの補正後のFV特性に基づいて、タッチ位置のXY座標や荷重Fを演算することでタッチ位置を算出する。そして、第1の実施例と同様に傾斜角度からY座を補正する。その後必要に応じて、ステップ190に示す表示変更の処理を行ったのち、タッチ位置検出処理を終了する。
このように、操作パネル2の表面のみ操作可能なタッチ位置検出装置においては、操作パネル2の傾斜角に応じてFV特性を補正し、その補正後のFV特性に基づいてタッチ位置を検出することで、操作パネル2を傾斜させて配置する場合において、正確なタッチ位置を検出することが可能となる。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、図8や図10に示したタッチ位置検出処理のステップ110での傾斜角判定において、傾斜角センサ5aを用いて操作パネル2の傾斜角を検出するようにした。しかしながら、荷重センサS1〜S4の検出値(具体的にはアンプA1〜A4の出力電圧)に基づいて操作パネル2の傾斜角を判定することもできる。すなわち、操作パネル2の傾斜角に応じて操作パネル2の自重により荷重センサS1〜S4に印加される荷重が変化する。このため、操作パネル2の非操作時の荷重センサS1〜S4のFV特性が変化し、それにより非操作時のXY座標のゼロ点が変位する。このXY座標のゼロ点の変位量によって操作パネル2の傾斜角を算出することもできる。
また、このように荷重センサS1〜S4の検出値を用いる場合には、操作パネル2の前後方向(左右方向軸を中心としたロール方向)の傾斜だけでなく、左右方向(上下方向軸を中心としたロール方向)の傾斜についても検出することが可能となる。
図12は、操作パネル2が前後方向に傾斜したときのX方向の座標ズレと左右方向に傾斜したときのY方向の座標ズレとの関係の一例を示したグラフである。この図に示されるように、X方向やY方向への座標ズレが大きくなるほど前後方向や左右方向への傾斜角が大きくなることを示している。このため、X方向やY方向への座標ズレ、つまりXY座標のゼロ点の変位量により、操作パネル2の前後方向や左右方向への傾斜角を算出できる。これに基づいて、FV特性を補正することができる。
さらに、このようにXY座標のゼロ点の変位量を算出した場合、操作パネル2の傾斜角を記憶し、XY座標のゼロ点補正を実施するようにするようにすれば、より正確なタッチ位置検出が行えるようにできる。
また、上記各実施形態では、図9や図11に示したように、傾斜角が0〜Aの範囲内にあるときにはFV特性の傾きを傾きp1、q1とし、傾斜角がA〜Bの範囲内にあるときにはFV特性の傾きをp2、q2とするテーブルを用いている。しかしながら、これに限るものではなく、例えば、傾斜角AのときのFV特性の傾きをp1とする(A、p1)と、傾斜角BのときのFV特性の傾きをp2とする(B、p2)などを記憶しておき、これらに基づいて線形補間することで、記憶していない他の傾斜角についてのFV特性の傾きを求めるようにしても良い。例えば、傾斜角がAとBの中間値であれば、FV特性の傾きを(p1+p2)/2とすることができる。
さらに、上記各実施形態では、操作パネル2を透明パネルで構成し、この透明パネルに透明EL2aを貼り付けた構造としている。しかしながら、これは操作パネル2の一例を示したにすぎず、例えば図13に示すタッチパネル表示器1の断面図のように、操作パネル2自体が透明ELによって構成されるようにしても良い。この場合には表示器とタッチパネルの距離が近くなり、斜めから見た場合の視差ズレも低減できるし、構造としても簡単にできる。
さらに、補正するFV特性の傾きデータ(p、q、・・・)については、センサの取り付け方向により、各センサごとに持つなど複数もち、補正することで、更に検出精度をあげることも可能である。すなわち、センサの取り付け方向により、センサに対するひねり方が変わるため、それを個々に補正するために、補正するFV特性の傾きデータ(p、q、・・・)をセンサの取り付け方向に応じて持つようにすると良い。
なお、上記各実施形態で説明したタッチ位置検出装置は、操作パネル2が車室内に備えられるような、操作パネル2を垂直に押すことができない環境になり易い車載用のタッチ位置検出装置として適用されると好適である。
1 タッチパネル表示器
2 操作パネル
3 センサ部
4 ベース
5 可動部
5a 傾斜センサ
10 マイコン
S1〜S4 荷重センサ
A1〜A4 アンプ

Claims (8)

  1. 表示画面が備えられる操作パネル(2)の四箇所が荷重センサ(S1〜S4)を介してベース(4)に組み付けてなるタッチパネル表示器のタッチ位置検出装置であって、
    前記ベース(4)の四箇所に配置された前記荷重センサ(S1〜S4)それぞれに対応して備えられ、該荷重センサ(S1〜S4)が加えられた荷重に対応して出力する電圧を増幅するアンプ(A1〜A4)と、
    前記アンプ(A1〜A4)にて増幅された電圧を出力電圧Vとして、前記出力電圧Vと前記操作パネル(2)の四箇所に配置された前記荷重センサ(S1〜S4)それぞれに加えられた荷重Fとの関係を示すFV特性に基づいて、前記出力電圧Vと対応する前記荷重Fを演算すると共に、その演算結果に基づいて前記操作パネル(2)のタッチ位置を検出する演算装置(10)とを有し、
    前記演算装置(10)は、前記操作パネル(2)の傾斜角を検出すると共に、該傾斜角に応じて前記出力電圧Vと前記荷重Fとの関係を示すFV特性を補正し、この補正後のFV特性に基づいて、前記出力電圧Vに対応する前記荷重Fを演算して、その演算結果に基づいて前記操作パネル(2)のタッチ位置を検出することを特徴とするタッチ位置検出装置。
  2. 前記操作パネル(2)は、表面側と裏面側のいずれも操作面として操作でき、
    前記演算装置(10)は、前記操作パネル(2)の操作面が表面側と裏面側のいずれであるかを判定し、前記操作パネル(2)の表面側が操作面として操作されたときには、前記出力電圧Vと前記荷重Fとの関係を示すFV特性のうち前記操作パネル(2)の表面を操作面としたとき用のFV特性の傾きを表面用の傾き(p1、p2、・・・)に補正し、前記操作パネル(2)の裏面側が操作面として操作されたときには、前記出力電圧Vと前記荷重Fとの関係を示すFV特性のうち前記操作パネル(2)の裏面を操作面としたとき用のFV特性傾きを裏面用の傾き(q1、q2、・・・)に補正することを特徴とする請求項1に記載のタッチ位置検出装置。
  3. 前記ベース(4)は回転軸を構成する可動部(5)に固定されており、前記ベース(4)および前記操作パネル(2)が前記回転軸を中心として回転させられることにより、前記操作パネル(2)の表裏面を反転させて固定させられ、
    前記演算装置(10)は、前記操作パネル(2)が表面側と裏面側のいずれを操作面として固定するかに応じて、前記操作パネル(2)の表面を操作面としたとき用のFV特性と前記操作パネル(2)の裏面を操作面としたとき用のFV特性との切り替えを行うことを特徴とする請求項2に記載のタッチ位置検出装置。
  4. 前記操作パネル(2)は透明パネルで構成されていると共に、該透明パネルに透明EL(2a)が貼り付けられた構成とされ、
    前記演算装置(10)にて前記操作パネル(2)の操作面が表面側と裏面側のいずれであるかに応じて、前記操作パネル(2)に備えられる前記透明EL(2a)による表面用の表示画面と裏面用の表示画面との切り替えを行うことを特徴とする請求項2または3に記載のタッチ位置検出装置。
  5. 前記操作パネル(2)の傾斜角を検出する傾斜センサ(5a)を有し、
    前記演算装置(10)は、前記傾斜センサ(5a)によって前記操作パネル(2)の傾斜角を検出することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のタッチ位置検出装置。
  6. 前記演算装置(10)は、前記操作パネル(2)の操作面をXY座標面と見立てて、前記操作パネル(2)が非操作の際に、前記出力電圧Vと前記荷重Fの関係を示すFV特性から求まる前記操作パネル(2)の操作面のゼロ点の座標ズレから前記操作パネル(2)の傾斜角を検出することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のタッチ位置検出装置。
  7. 前記操作パネル(2)の温度を検出する温度検出手段を有し、該温度検出手段にて検出した温度を用いてFV特性を補正することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載のタッチ位置検出装置。
  8. 前記操作パネル(2)は車室内に備えられることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の車載用のタッチ位置検出装置。
JP2010286111A 2010-12-22 2010-12-22 タッチパネル表示器のタッチ位置検出装置 Expired - Fee Related JP5609623B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010286111A JP5609623B2 (ja) 2010-12-22 2010-12-22 タッチパネル表示器のタッチ位置検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010286111A JP5609623B2 (ja) 2010-12-22 2010-12-22 タッチパネル表示器のタッチ位置検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012133641A JP2012133641A (ja) 2012-07-12
JP5609623B2 true JP5609623B2 (ja) 2014-10-22

Family

ID=46649160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010286111A Expired - Fee Related JP5609623B2 (ja) 2010-12-22 2010-12-22 タッチパネル表示器のタッチ位置検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5609623B2 (ja)

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6151229A (ja) * 1984-08-20 1986-03-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 座標入力装置
US4745565A (en) * 1986-01-21 1988-05-17 International Business Machines Corporation Calibration of a force sensing type of data input device
JPS647126A (en) * 1987-06-29 1989-01-11 Brother Ind Ltd Transmission type touch panel input detector
US4918262A (en) * 1989-03-14 1990-04-17 Ibm Corporation Touch sensing display screen signal processing apparatus and method
JP2000112567A (ja) * 1998-09-30 2000-04-21 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 携帯型電子装置
JP4137710B2 (ja) * 2003-06-11 2008-08-20 シャープ株式会社 パネルセンサおよびこれを備えた情報機器
US7903090B2 (en) * 2005-06-10 2011-03-08 Qsi Corporation Force-based input device
JP4736066B2 (ja) * 2008-09-29 2011-07-27 株式会社デンソー 操作入力装置
JP2010130746A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Kyocera Corp 振動制御装置及び携帯情報端末

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012133641A (ja) 2012-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8780062B2 (en) Coordinate input display apparatus
US10691206B2 (en) Pressure-sensitive haptic device
JP4736066B2 (ja) 操作入力装置
JP2007079729A (ja) タッチパネル入力装置
JP2012221310A (ja) 操作装置
JP2009009261A (ja) タッチパネル表示装置およびタッチパネル制御方法
JP2010108255A (ja) 車載操作システム
WO2015136901A1 (ja) 機器操作装置
JP5778904B2 (ja) タッチ式入力装置
JPH06332607A (ja) 表示一体型入力装置
JP5429131B2 (ja) タッチパネルディスプレイのタッチ位置検出装置
JP5876207B2 (ja) タッチパネル装置およびタッチパネルのタッチ検出方法
EP2851781B1 (en) Touch switch module
JP2010049460A (ja) 操作入力装置
WO2013145719A1 (ja) 電子機器
EP3147765A1 (en) Operation input device
JP5609623B2 (ja) タッチパネル表示器のタッチ位置検出装置
JP2018005781A (ja) 操作装置
JP6030338B2 (ja) タッチパネル装置、接触位置を検出する方法、及びプログラム
WO2016185891A1 (ja) 触覚呈示装置
JP2017204082A (ja) 車両用操作装置
JP2006120009A (ja) 情報操作装置
JP2013200757A (ja) 電子機器
JP2013080369A (ja) 触覚呈示装置
WO2021235074A1 (ja) 車両用操作装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140611

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140805

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140818

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5609623

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees