JPH0633211Y2 - ロックナット - Google Patents

ロックナット

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JPH0633211Y2
JPH0633211Y2 JP1988075232U JP7523288U JPH0633211Y2 JP H0633211 Y2 JPH0633211 Y2 JP H0633211Y2 JP 1988075232 U JP1988075232 U JP 1988075232U JP 7523288 U JP7523288 U JP 7523288U JP H0633211 Y2 JPH0633211 Y2 JP H0633211Y2
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screw
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nut
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、工作機械用のスピンドル主軸などのスピンド
ルの軸受固定用またはプーリー固定用のロックナットに
関し、より詳細には改良した緩み止め機構を備えたロッ
クナットに関する。
(従来の技術) スピンドル主軸などの回転軸を回転可能に支持する軸受
を軸方向で固定するロックナットは従来からよく知られ
ている。
例えば、第9図に示した一例においては、ロックナッ
ト91は、ほぼ円筒形のリング形状をしており、その内
周面にはネジの切られた螺刻面92を有している。ま
た、内周面の一部には、軸方向に並行に延在する切欠溝
93が設けられ、更に、ロックナット91の外周面から
この切欠溝93へと貫通する貫通ネジ孔94が設けられ
ている。貫通ネジ孔94には止めネジ96が螺合してい
る。また、切欠溝93には、セットピース95が挿入さ
れている。
第9図のように構成されたロックナット91は、回転軸
97を回転可能に支持する軸受90を間座を介して軸方
向不動となるように固定している。ロックナット91を
回転軸97に取り付ける場合は、ロックナット91の螺
刻面92が回転軸外周面に刻設された螺刻面と螺合する
ようにして、軸受90を確実に固定する位置まで前進し
たら、止めネジ96を締め付ける。止めネジ96を締め
付けることによって、セットピース95が回転軸97の
螺刻面を押圧し、その押圧力によって、ロックナット9
1の緩み止めを防止し、軸受90の固定を確実にしてい
る。
次に、第10図に示すロックナット100(実公昭5
7−23700号公報)は。それぞれネジの切られた螺
刻部分101を有し、軸方向に肉厚の第1リング部10
4と、それよりも肉が薄い第2リング部105とからな
り、第1リング部104には、回転軸の軸方向に並行に
延在する貫通ネジ孔102が穿設されており、このネジ
孔102には、ネジ103が螺合している。このロック
ナット100は、軸受固定のため回転軸に螺合によって
取り付けられる。軸受固定位置まで螺合により前進した
ら、ネジ103を締め付ける。ネジの先端は第2リング
部106の端面に当接するが、更にネジ103を締め付
けると、第1リング部分104と第2リング部105と
を、軸方向で互いに離隔する方向に押圧力を与えること
になる。この結果、回転軸の螺刻部分と、ロックナット
100の内周面の螺刻部分との噛み合わせが確実とな
り、ネジの緩み止め機能を果たすことができる。
(考案が解決しようとする課題) 以上説明した従来のロックナットは、次のような問題点
を有している。
先ず、については、ロックナット91の止めネジ96
を締め付けたとき、ロックナット91のネジ面と回転軸
97のネジ面との間にわずかな隙間があるため、ロック
ナット91の軸方向に直角な座面は、回転軸97に対す
る直角度が悪くなり、回転軸97の振れが大きくなる。
したがって、ロックナット91の締め付けの調節が困難
であるとともに、ラジアル方向のみの締め付け動作であ
るため、緩みが出やすいという欠点があった。このた
め、軸受の固定性能にも支障を来すことになる。
次に、の場合は、締め付けネジの配置から明らかであ
るが、軸方向荷重を受けやすいという問題点がある。つ
まり、例えばマシニングセンターのような自動工具交換
装置付き工作機械の主軸に使用した場合、工具交換時の
軸方向荷重による衝撃荷重を止めネジ103が繰り返し
受けることになり、緩みが発生しやすいという問題点が
あった。また、この従来技術の場合は、アキシャル方向
のみの締め付け動作が行なわれる。
従って、本考案の目的は、上述の問題点を解決できると
ともに、半径方向、軸方向いずれの方向の衝撃荷重にも
充分対応でき、締め付け荷重の調節が容易であり、緩み
を有効に防止し、それによって軸受の固定性能を向上さ
せたロックナットを提供することである。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成するため、本考案のロックナットは、 回転軸に軸受を取付け固定するために用いられるロック
ナット(30、80)において、 前記回転軸に形成されたネジ部と螺合するネジ部(5
a)を内周面に有し、外周面の一部に環状の第1のテー
パ面(7b、75a)が形成された第1の環状部材
(1、71)と、 前記回転軸に形成されたネジ部と螺合するネジ部(3
a)を内周面に有し、該内周面の一部に前記第1のテー
パ面の角度とほぼ同一角度を持ち前記第1のテーパ面と
互いに摺接する合わせ面を形成する環状の第2のテーパ
面(21、73a)が形成された第2の環状部材(3、
73)と、前記第1及び第2のテーパ面の合わせ面に所
定の押圧力を与える押圧手段(13、15)と、 からなり、該押圧手段は前記第2の環状部材の外周面か
ら内周面へと貫通するネジ孔(13)と、該ネジ孔に螺
合する止めネジ(15)とを有し、該止めネジの螺合方
向は前記合わせ面に対してほぼ直角であることを特徴と
するロックナットであることを特徴としている。
また、上述の目的を達成するため、本考案のロックナッ
トは、 「回転軸に軸受を取付け固定するために用いられるロッ
クナット(50)において、 前記回転軸に形成されたネジ部と螺合するネジ部(35
a)を内周面に有し、外周面の一部に環状の第1のテー
パ面(37b)が形成された第1の環状部材(31)
と、 内周面の一部に第1のテーパ面の角度とほぼ同一角度を
持ち第1のテーパ面と互いに摺接する合わせ面を形成す
る環状の第2のテーパ面(33a)が形成された第2の
環状部材(33)と、前記第1及び第2のテーパ面の合
わせ面に所定の押圧力を与える押圧手段(43、45、
47)と、 からなり、該押圧手段は前記第1環状部材に螺刻された
ネジ孔(47)と、前記第2環状部材に穿設された貫通
孔(43)と、該貫通孔を貫通すると共に前記ネジ孔に
螺合して前記第2環状部材を前記第1環状部材に締付け
る止めネジ(45)とからなり、該止めネジの螺合方向
は前記回転軸の軸方向にほぼ並行となっていることを特
徴とするロックナットであることを特徴としている。
(作用) 以上のように構成してあるため、本考案のロックナット
においては、第1および第2のテーパ面を介して、ロッ
クナットに半径方向および/または軸方向の押圧力が働
き、その結果、軸受の固定保持が良好に達成できる。
また、テーパ面どうしの当接による押圧力の他に、止め
ねじで締め付けることにより軸受の固定保持が更に確実
となる。特にテーパ面に対してほぼ直角に止めネジを螺
合する場合、止めねじを緩める力がほとんど働かず、回
り止めが強固となる。
(実施例) 以下本考案の好適な実施例を添付図面を基に詳細に説明
する。なお、図面において同一部分は、同一の符号で示
してある。
先ず、第1図乃至第3図に基づいて本考案の第1実施例
を説明する。
第1図は、第1実施例のロックナットの断面図である。
ロックナット30は、それぞれ雄ナットと雌ナットの関
係にある第1ナット1と第2ナット3とから成る。第1
ナット1は、それが取り付けられる回転軸(第8図参
照)の外周に螺刻されたネジ部分に螺合する第1ネジ部
5aを内周面に備えた環状の第1リング5と、内周面に
第1ネジ部5aと同径の第2ネジ部7aを備えると共に
外周面がテーパ面7bとなっている環状の第2リング7
と、両者を一体に連結している環状のブリッジ部分9と
から成る。
第2リング7の半径方向の厚さは、第1リング5のそれ
に比べてかなり薄くなっており、またブリッジ部分9の
半径方向の厚さは第2リング7とほぼ同じである。第1
ネジ部5aおよび第2ネジ部7aとの間であって、ブリ
ッジ部分9の内周には環状の溝11が設けられている。
第2ナット3は、内周面にネジ部3aを有し、テーパ面
7bと摺接して合わせ面を形成するテーパ面21を備え
ると共に第1ナット1の第2リング7を受け入れる環状
の部分17とから成っている。
環状の部分17には、テーパ面21に対して、ほぼ直角
の方向に貫通するネジ孔13が穿設されており、このネ
ジ孔13には、止めネジ15が螺合している。ネジ孔1
3および止めネジ15は、1個以上設ければ良いが、円
周方向等分に複数個設けることが好ましい。図面からも
分かるように、テーパ面7bおよび21は、軸方向に所
定の傾きを持つと共にほぼ同一のテーパ角を有している
ので、互いに摺擦自在である。
こゝで、第1ナット1の部分正面図である第2図を参照
して、第2リング7に設ける摺り割り部23について説
明する。第2リング7には、コレットチャックとほぼ同
様の効果を得るために、軸方向に切込の入った摺り割り
部23が設けられている。第2図においては、この摺り
割り部23は円周方向等分に4個設けてあるが、摺り割
り部23は必ずしも設けなければならないものではない
が、設ける場合は少なくとも1つ以上、コレットチャッ
クと同様の締付け効果を得るため、出来れば円周方向等
分に複数個設けることが好ましいことは言うまでもな
い。第3図は、第2図のX矢視方向の断面図であり、摺
り割り部23を示している。
次に、第1実施例のロックナット30を回転軸に取り付
け、軸受を固定する動作について、第8図に基づいて説
明する。
回転軸62に軸受63が嵌合されており、軸受63の外
輪65がハウジング61などの固定部材に保持されてい
る。この状態で、ロックナット30を回転軸62の外周
面に螺刻されたネジ部62aに螺合していく。ロックナ
ット30の螺合は、先ず、第1ナット1を螺合し、その
後、第2ナット3をテーパ面7bとテーパ面21とが合
わせ面を形成するように螺合していく。第1ナット1の
第1リング5の軸方向の端面5bは、間座66を介して
軸受63の内輪64を固定する。
こゝで、第1図から明らかなように、第2ナット3が軸
方向に螺合されていくと、テーパ部7bにテーパ部21
が摺擦するので、この合わせ面にくさび効果が生じ、第
1ナット1を軸方向に押圧すると共に、第1ナット1の
第2リング7に半径方向内方へ向かう押圧力が働く。
更に、第2ナット3を充分締め付けた後に、止めネジ1
5をねじ込んでいけば、その締付け力により、第1ナッ
ト1の緩み止めとネジ15の締付けの反力により生じる
第2ナット3の緩み止めをも達成できる。以上のことか
ら分かるように、第2ナット3は、くさび作用の反力お
よび締付けの反力にも充分耐えられるように、半径方向
および軸方向共に肉厚となるように構成する。また、第
1ナット1については、従来に比べて軸受または間座な
どの被固定物に接触する端面5bの半径方向の長さが短
くなっているので、ネジの締め込みによる端面5bの倒
れや変形などが防止できる。なお、第8図においては、
特に第1実施例のロックナットを用いて説明したが、以
下に説明する第2および第3実施例のロックナットも同
様に第8図の回転軸に装着可能なことは言うまでもな
い。
更に、第4乃至第6図に基づいて、本考案の第2実施例
を説明する。
第4図は、第2実施例のロックナットの断面図である。
ロックナット50は、それぞれ雄ナットと雌ナットの関
係にある第1ナット31と環状部材33とから成る。第
1ナット31は、それが取り付けられる回転軸(第8図
参照)の外周に螺刻されたネジ部分に螺合する第1ネジ
部35aを内周面に備えた環状の第1リング35と、内
周面に第1ネジ部35aと同径の第2ネジ部37aを備
えると共に外周面がテーパ面37bとなっている環状の
第2リング37と、両者を一体に連結している環状のブ
リッジ部分39とから成る。
第2リング37の半径方向の厚さは、第1リング35の
それに比べてかなり薄くなっており、またブリッジ部分
39の半径方向の厚さは第2リング37とほぼ同じであ
る。第1ネジ部35aおよび第2ネジ部37aとの間で
あって、ブリッジ部分39の内周には環状の溝41が設
けられている。
環状部材33は、テーパ面37bと摺擦して合わせ面を
形成するテーパ面33aを備えると共に第1ナット31
の第2リング37を受け入れる様に構成されている。
環状部材33には、軸方向ほぼ平行に貫通孔43が穿設
されており、また、第1ナット31には、貫通孔43と
同心を有するネジ孔47が螺刻されており、貫通孔43
およびネジ孔47には、止めネジ45が貫通もしくは螺
合している。第1実施例と同様に、貫通孔43、ネジ孔
47および止めネジ15は、それぞれ1個以上設ければ
良いが、円周方向等分に複数個設けることが好ましい。
図面からも分かるように、テーパ面37bおよび33a
は、軸方向に所定の傾きを持つと共にほぼ同一のテーパ
角を有している。
こゝで、第1ナット31の部分正面図である第5図を参
照して、第2リング37に設ける摺り割り部53につい
て説明する。第1実施例と同様に、第2リング37に
は、コレットチャックとほぼ同様の効果を得るために、
軸方向に切込の入った摺り割り部53が設けられてい
る。第5図においては、この摺り割り部53は円周方向
等分に4個設けてあるが、摺り割り部53は必ずしも設
けなければならないものでないが、設ける場合は少なく
とも1つ以上、コレットチャックと同様の締付け効果を
得るため、出来れば円周方向等分に複数個あることが好
ましいことは言うまでもない。第6図は、第5図のY矢
視方向の断面図であり、摺り割り部53を示している。
第2実施例における軸受の固定作用は、第1実施例に関
して記載したものとほぼ同様であるが、被固定物に接触
する端面35bが、第1実施例の場合よりも更に面積を
減少させたので、、ネジ45の締め込みによる端面35
bの倒れ込みや変形の防止効果が向上する。
また、第4図から明らかなように、環状部材33が、止
めネジ45により軸方向に締付けられていくと、テーパ
部37bにテーパ部33aが摺擦するので、この合わせ
面にくさび効果が生じ、第1ナット31を軸方向に押圧
すると共に、第1ナット31の第2リング37に半径方
向内方へ向かう押圧力が働く。従って、衝撃荷重に対し
ての緩み止め作用が生じる。以上のことから分かるよう
に、環状部材33は、くさび作用の反力および締付けの
反力にも充分耐えられるように、半径方向および軸方向
共に肉厚となるように構成する。なお、第2実施例の場
合は、第1実施例と異なり、ネジ部3aに相当する部分
がなくなるので、第2リング33の軸方向長さを短く出
来るので、ロックナット全体の軸方向長さも短くなりコ
ンパクトな装置が実現できる。
第7図は、本考案の第3実施例を示す部分断面図であ
り、第1実施例の改良例を示している。
ロックナット80は、それぞれ雄ナットと雌ナットの関
係にある第1ナット71と第2ナット73とから成る。
細かい部分の構成要素は第1実施例の場合とほぼ同じで
あるので、省略する。第1実施例の場合と大きく違うと
ころは、ブリッジ部分74を介して第1リング72に一
体に連結した第2リング75のテーパ面75aとそれと
ほぼ同じテーパ角を有し、互いに合わせ面を形成する第
2ナット73のテーパ面73aとが、第1実施例よりも
大きなテーパ角を有していることである。また、第1お
よび第2実施例に比べてブリッジ部分74の半径方向の
肉厚を、第2リング75に対して、更に薄くして、コレ
ットチャックと同様に締付けるときに、第2リングが容
易に回転軸の方向(半径方向)へ変形できるようにして
ある。
(考案の効果) 以上説明した、本考案のロックナットによれば、次のよ
うな効果が得られる。
軸方向および半径方向の衝撃荷重に充分対応でき、緩み
を有効に防止し、それによって軸受の固定性能を向上さ
せることができる。
また、締付荷重の調節も容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の第1実施例を示すロックナットの断
面図であり、 第2図は、第1図の第1ナットの部分正面図であり、 第3図は、第2図のX矢視断面図であり、 第4図は、本考案の第2実施例を示すロックナットの断
面図であり、 第5図は、第2図の第1ナットの部分正面図であり、 第6図は、第5図のY矢視断面図であり、 第7図は、本考案の第3実施例を示すロックナットの部
分断面図であり、 第8図は、第1乃至第3実施例の各ロックナットが軸受
固定のために取り付け可能な回転軸を示す図であり、 第9図および第10図は、それぞれ従来のロックナット
を示す断面図である。 [主要部分の符号の説明] 1,31,71……第1ナット 3,73……第2ナット 15,45……止めネジ 7b,37b,75a……テーパ面 21,33a,73a……テーパ面 30,50,80……ロックナット 23,53……摺り割り

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸に軸受を取付け固定するために用い
    られるロックナットにおいて、 前記回転軸に形成されたネジ部と螺合するネジ部を内周
    面に有し、外周面の一部に環状の第1のテーパ面が形成
    された第1の環状部材と、 前記回転軸に形成されたネジ部と螺合するネジ部を内周
    面に有し、該内周面の一部に前記第1のテーパ面の角度
    とほぼ同一角度を持ち前記第1のテーパ面と互いに摺接
    する合わせ面を形成する環状の第2のテーパ面が形成さ
    れた第2の環状部材と、前記第1及び第2のテーパ面の
    合わせ面に所定の押圧力を与える押圧手段と、 からなり、該押圧手段は前記第2の環状部材の外周面か
    ら内周面へと貫通するネジ孔と、該ネジ孔に螺合する止
    めネジとを有し、該止めネジの螺合方向は前記合わせ面
    に対してほぼ直角であることを特徴とするロックナッ
    ト。
  2. 【請求項2】回転軸に軸受を取付け固定するために用い
    られるロックナットにおいて、 前記回転軸に形成されたネジ部と螺合するネジ部を内周
    面に有し、外周面の一部に環状の第1のテーパ面が形成
    された第1の環状部材と、 内周面の一部に第1のテーパ面の角度とほぼ同一角度を
    持ち第1のテーパ面と互いに摺接する合わせ面を形成す
    る環状の第2のテーパ面が形成された第2の環状部材
    と、前記第1及び第2のテーパ面の合わせ面に所定の押
    圧力を与える押圧手段と、 からなり、該押圧手段は前記第1環状部材に螺刻された
    ネジ孔と、前記第2環状部材に穿設された貫通孔と、該
    貫通孔を貫通すると共に前記ネジ孔に螺合して前記第2
    環状部材を前記第1環状部材に締付ける止めネジとから
    なり、該止めネジの螺合方向は前記回転軸の軸方向にほ
    ぼ平行となっていることを特徴とするロックナット。
  3. 【請求項3】前記第1の環状部材の第1のテーパ面が形
    成された部分には円周方向に等間隔とされた複数の摺り
    割りが軸方向に設けられていることを特徴とする請求項
    1に記載のロックナット。
  4. 【請求項4】前記第1の環状部材の第1のテーパ面が形
    成された部分には円周方向に等間隔とされた複数の摺り
    割りが軸方向に設けられていることを特徴とする請求項
    2に記載のロックナット。
JP1988075232U 1988-06-08 1988-06-08 ロックナット Expired - Lifetime JPH0633211Y2 (ja)

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CN103438105B (zh) * 2013-08-29 2016-04-13 南车株洲电力机车研究所有限公司 轴承轴向定位锁紧螺母,及其储运、安装方法

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