JPH06330988A - 回転振動緩衝器 - Google Patents

回転振動緩衝器

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JPH06330988A
JPH06330988A JP6095298A JP9529894A JPH06330988A JP H06330988 A JPH06330988 A JP H06330988A JP 6095298 A JP6095298 A JP 6095298A JP 9529894 A JP9529894 A JP 9529894A JP H06330988 A JPH06330988 A JP H06330988A
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JP
Japan
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ring
vibration damper
inertial mass
rotational vibration
rotary
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JP6095298A
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Andreas Olbrich
オルプリッヒ アンドレアス
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Carl Freudenberg KG
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Carl Freudenberg KG
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    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
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    • F16F15/10—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
    • F16F15/12—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
    • F16F15/1202—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon the damping action being at least partially controlled by centrifugal masses
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16F15/1435—Elastomeric springs, i.e. made of plastic or rubber
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    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単に組み立て可能で，安価に製作すること
のできる回転振動緩衝器を提供する。 【構成】 回転振動緩衝器の部分円筒形の慣性質量体を
互いに結合する保持部材が，慣性質量体を半径方向で外
方から取り囲んでいる少なくとも１つのリング５であ
り，このリング５は，少なくとも，回転軸の両端部に設
けられている拡張部６のうち小さい方の拡張部の直径よ
りも大きい内径を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は，２つの拡張部を結合し
ている回転軸の外周面に取り付けられる回転振動緩衝器
であって，回転軸の外周面に圧着可能な部分円筒部材を
有し，これらの部分円筒部材は，円周方向に変形可能な
ばね部材によって，少なくとも２つの部分円筒形の慣性
質量体と結合されており，慣性質量体は保持部材によっ
て互いに結合されている形式のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】本出願人が製作した回転振動緩衝器であ
って，２つの部分円筒部材から成るものは公知である。
これらの部分円筒部材は回転軸の外周面に圧着され，円
周方向に変形可能なばね部材によって２つの部分円筒形
の慣性質量体と結合されている。多くの自動車において
は，組み立て作業上の理由で，慣性質量体を分離し，分
離した慣性質量体を互いに結合することが必要である。
これは次のような場合である。すなわち，軸がその取り
付けのために両端部に，回転振動緩衝器を取り付ける箇
所の軸直径よりも大きな拡張部を有している場合であ
る。部分円筒形の慣性質量体の結合は一般に，これらの
慣性質量体が互いに接触する箇所において，２つのピン
又はねじによって行われる。両方の部分円筒形慣性質量
体のこのような結合手段は，加工が必要であるため，極
めて高価である。また軸の回転の際に不釣合現象が付加
的に生ずる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は，簡単
に組み立て可能で，安価に製作することのできる回転振
動緩衝器を提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に，本発明の構成では，最初に述べた形式の回転振動緩
衝器において，保持部材が，慣性質量体を半径方向で外
方から取り囲んでいる少なくとも１つのリングであり，
このリングは，少なくとも，小さい方の拡張部の直径よ
りも大きい内径を有しているようにした。本発明の有利
な実施態様は請求項２〜１０に記載したとおりである。
【０００５】
【発明の効果】本発明による回転振動緩衝器において
は，保持部材は，慣性質量体を半径方向で外方から取り
囲んでいる少なくとも１つのリングであり，このリング
は，小さい方の拡張部分の直径よりも大きい内径を有し
ているようにしたので，付加的なピン又はねじによる結
合のために，慣性質量体に複雑な機械的加工を施す必要
がなくなる。慣性質量体の組み立ては簡単に行われ，例
えばねじによる結合が行われる場合のような，たい積汚
物による腐食が生じる危険はない。本発明による結合手
段は従来の結合手段よりも著しく安価であり，回転軸の
回転不釣合が生ずることはない。更に，寸法誤差を減少
させるために，リングはゴム被覆を介して慣性質量体上
に圧着することができる。幅広い共振範囲を達成するた
めに，慣性質量体の端部のところに配置された少なくと
も２つのリングを設けておくことができる。別の解決策
としては，リングが別の慣性質量体として構成されてい
るようにする。この場合，別の慣性質量体としてのリン
グと慣性質量体とはゴム中間層によって回転弾性的に結
合されている。この構造の利点は，回転軸の回転振動緩
衝が付加的に改善されることである。簡単な組み立て並
びに確実な結合のためには，例えばリングの横断面を長
方形にしたり，リングを慣性質量体に焼きばめしたり，
リングの内面が軸方向で一面において凸形湾曲面であり
かつ他面において衝撃制限手段を備えているようにする
ことができる。リングが半径方向に弾性的締め付け力を
有していて，円周の１箇所で半径方向の分離切れ目を有
しているようにすることも，有利である。この解決策で
は，拡張部を越えてリングを押しずらすことなしに，慣
性質量体を結合することができる。これらすべての解決
策において，臨界回転数範囲でも回転軸を回転対称的に
構成し，振動をわずかにすることが可能である。
【０００６】
【実施例】以下においては，図面に示した実施例に基づ
いて，本発明の構成を具体的に説明する。
【０００７】図１及び図２においては，第１実施例の回
転振動緩衝器が縦断面図及び横断面図で示されている。
この回転振動緩衝器は，回転軸１の外周面に圧着可能な
２つの部分円筒部材２から成り，これらの部分円筒部材
は，円周方向に変形可能なばね部材３によって，２つの
部分円筒形の慣性質量体４と結合されている。これらの
慣性質量体４は保持部材によって互いに結合されてい
る。本発明によれば，保持部材は慣性質量体４を取り囲
む少なくとも１つのリング５によって構成されている。
この場合重要なことは，リング５が，少なくとも小さい
方の拡張部６の直径よりも大きい内径を有していること
である。拡張部６は，例えば，軸受け，あるいは回転軸
１を他の部品に結合するための取り付け部である。リン
グ５はゴムで被覆しておくことができる。また慣性質量
体４に，図１に示すように，ゴム被覆層７を設け，この
ゴム被覆層上にリング５を圧着することもできる。別の
可能性として，慣性質量体４の端部範囲に少なくとも２
つのリング５を取り付けることもできる。図１に示した
リング５は長方形の横断面を有しているが，その内面
が，軸方向で凸形湾曲面であるようにすることもでき
る。更に，リング５を焼きばめしたり，リング５が半径
方向に弾性的締め付け力を有していて，円周の１箇所で
半径方向の分離切れ目を有しているようにすることもで
きる。
【０００８】本発明の第２実施例は図３に示されてい
る。この場合リング５は別の慣性質量体として構成され
ている。この，別の慣性質量体は，ゴム中間層８によっ
て慣性質量体４と回転弾性的に結合されている。
【０００９】本発明の重要な利点は，慣性質量体に付加
的な機械的加工を施す必要がなく，慣性質量体を簡単に
組み立てることができること，回転軸の回転対称度が増
大せしめられること，慣性質量体の確実な結合手段ひい
ては回転振動緩衝器を安価に製作し得ること，並びに，
回転振動緩衝器の腐食の危険が減少せしめられることで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１実施例の回転振動緩衝器の縦断面図であ
る。
【図２】第１実施例の回転振動緩衝器の横断面図であ
る。
【図３】第２実施例の縦断面図である
【符号の説明】
１ 回転軸， ２ 部分円筒部材， ３ ばね部材，
４ 慣性質量体， ５リング， ６ 拡張部， ７ ゴ
ム被覆層， ８ ゴム中間層

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ２つの拡張部を結合している回転軸(１)
    の外周面に取り付けられる回転振動緩衝器であって，回
    転軸の外周面に圧着可能な部分円筒部材（２）を有し，
    これらの部分円筒部材は，円周方向に変形可能なばね部
    材（３）によって，少なくとも２つの部分円筒形の慣性
    質量体（４）と結合されており，慣性質量体（４）は保
    持部材によって互いに結合されている形式のものにおい
    て，保持部材が，慣性質量体（４）を半径方向で外方か
    ら取り囲んでいる少なくとも１つのリング（５）であ
    り，このリング（５）は，少なくとも，小さい方の拡張
    部（６）の直径よりも大きい内径を有していることを特
    徴とする，回転振動緩衝器。
  2. 【請求項２】 リング（５）がゴムで被覆されているこ
    とを特徴とする，請求項１記載の回転振動緩衝器。
  3. 【請求項３】 慣性質量体（４）がゴム被覆層（７）を
    備えていて，このゴム被覆層にリング（５）が圧着され
    ていることを特徴とする，請求項１記載の回転振動緩衝
    器。
  4. 【請求項４】 慣性質量体（４）の端部のところに配置
    された少なくとも２つのリング（５）が設けられている
    ことを特徴とする，請求項１記載の回転振動緩衝器。
  5. 【請求項５】 リング（５）が長方形の横断面を有して
    いることを特徴とする，請求項１記載の回転振動緩衝
    器。
  6. 【請求項６】 リング（５）が別の慣性質量体として構
    成されていることを特徴とする，請求項１記載の回転振
    動緩衝器。
  7. 【請求項７】 別の慣性質量体としてのリング（５）と
    慣性質量体（４）とがゴム中間層（８）によって回転弾
    性的に結合されていることを特徴とする，請求項６記載
    の回転振動緩衝器。
  8. 【請求項８】 リング（５）の内面が軸方向で凸形湾曲
    面であることを特徴とする請求項１記載の回転振動緩衝
    器。
  9. 【請求項９】 リング（５）が焼きばめされていること
    を特徴とする，請求項１記載の回転振動緩衝器。
  10. 【請求項１０】 リング（５）が半径方向に弾性的締め
    付け力を有していて，円周の１箇所で半径方向の分離切
    れ目を有していることを特徴とする，請求項１記載の回
    転振動緩衝器。
JP6095298A 1993-05-10 1994-05-09 回転振動緩衝器 Pending JPH06330988A (ja)

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DE4315483.2 1993-05-10
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US (1) US5503043A (ja)
EP (1) EP0624736B1 (ja)
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ES (1) ES2096960T3 (ja)

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