JPH01444A - 回転体把持装置 - Google Patents
回転体把持装置Info
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- JPH01444A JPH01444A JP62-323631A JP32363187A JPH01444A JP H01444 A JPH01444 A JP H01444A JP 32363187 A JP32363187 A JP 32363187A JP H01444 A JPH01444 A JP H01444A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、軸方向の孔を有する回転体を、スピンテスタ
ーの回転体用心軸上で把持するための装置に関するもの
である。 この装置の場合、回転体用心軸は、第1の把
持要素と、軸方向に移動し得る第2の把持要素とを備え
ている。 これらの把持要素は回転体の二つの面に間す
る。 またこの装置の場合、回転体用心軸と回転体との
間に、回転体が回転していない時に回転体用心軸と回転
体とを間装に配置するための心出じ面が設けられている
。
ーの回転体用心軸上で把持するための装置に関するもの
である。 この装置の場合、回転体用心軸は、第1の把
持要素と、軸方向に移動し得る第2の把持要素とを備え
ている。 これらの把持要素は回転体の二つの面に間す
る。 またこの装置の場合、回転体用心軸と回転体との
間に、回転体が回転していない時に回転体用心軸と回転
体とを間装に配置するための心出じ面が設けられている
。
[従 来 技 術]
この種の装置は、スピンテスターの回転体用心軸上で回
転体を把持するのに役立つ。 運転中に遠心力によって
大きな荷重にさらされる回転体については、安全上の理
由から試験運転が行われる。
転体を把持するのに役立つ。 運転中に遠心力によって
大きな荷重にさらされる回転体については、安全上の理
由から試験運転が行われる。
試験運転の時、回転体はスピンテスターに載せられ、の
ちほど行われるはずの実用運転の際の回転数よりも高い
回転数で回転させられる。 この試験運転によって、
十分な強度のない回転体が取り除かれる。
ちほど行われるはずの実用運転の際の回転数よりも高い
回転数で回転させられる。 この試験運転によって、
十分な強度のない回転体が取り除かれる。
[発明が解決しようとする問題点]
高い回転数で行われる試験の最中に、振動の振幅が過度
に大きくなるのを避けるためには、回転体はスピンテス
ターの回転体用心軸に、心出しした状態で固定されるべ
きである。 軸方向の孔を備えた回転体を、心出しした
状態で固定するため、回転体用心軸、またはそれに結合
されている部材は、例えばつばの形をした心出し面を備
える。
に大きくなるのを避けるためには、回転体はスピンテス
ターの回転体用心軸に、心出しした状態で固定されるべ
きである。 軸方向の孔を備えた回転体を、心出しした
状態で固定するため、回転体用心軸、またはそれに結合
されている部材は、例えばつばの形をした心出し面を備
える。
その心出し面は回転体の心出し面、例えば軸方向の孔の
内面に添えられる。 回転体の取りつけの際、これらの
心出し面で心出しされる。 このように心出しされた
回転体は、回転体用心軸に固定された第1の把持要素と
、軸方向に移動し得る第2の把持要素との間に軸方向に
はめられ、心出しされた状態で、例えば1箇所または複
数箇所のボルト連結によって、2個の把持要素の間に固
定される。
内面に添えられる。 回転体の取りつけの際、これらの
心出し面で心出しされる。 このように心出しされた
回転体は、回転体用心軸に固定された第1の把持要素と
、軸方向に移動し得る第2の把持要素との間に軸方向に
はめられ、心出しされた状態で、例えば1箇所または複
数箇所のボルト連結によって、2個の把持要素の間に固
定される。
スピンテスターというものは、回転体の重心が一定の範
囲内で回転中心をはずれていても、それを許容するよう
に形成されている。 そのような許容度は、心出しがそ
れほど正確に行われない場合にも、一般的には確かに存
在する。 しかし回転体に作用する遠心力によって回
転体の軸方向の孔が広くなるため、回転体の心出し状態
が許容できない程度に悪くなることもあり得る。
囲内で回転中心をはずれていても、それを許容するよう
に形成されている。 そのような許容度は、心出しがそ
れほど正確に行われない場合にも、一般的には確かに存
在する。 しかし回転体に作用する遠心力によって回
転体の軸方向の孔が広くなるため、回転体の心出し状態
が許容できない程度に悪くなることもあり得る。
本発明の基礎になっているのは、スピンテスターの回転
数が高い場合、即ち遠心力によって回転体の軸方向の孔
が広くなる度合いが大きい場合にも、心出し状態を保全
し、構造が簡単で、手頃な原価で製作可能で、迅速に取
りつけ得るような装置を提供するという課題である。
数が高い場合、即ち遠心力によって回転体の軸方向の孔
が広くなる度合いが大きい場合にも、心出し状態を保全
し、構造が簡単で、手頃な原価で製作可能で、迅速に取
りつけ得るような装置を提供するという課題である。
[問題点を解決するための手段]
本発明はこの課題を次のようにして解決する。
すなわち回転体用心軸と回転体との間に円盤形または筒
形の心出し手段を設ける。 その心出し手段の周面ば、
軸方向の分離溝によって複数の周面領域に互に分離され
ている。 それらの周面領域は半径方向に弾性的に変形
可能で、心出し面を備えており、スピンテスターの運転
中、回転体の心出し面を梼成する軸方向の孔の内壁面に
接する。
形の心出し手段を設ける。 その心出し手段の周面ば、
軸方向の分離溝によって複数の周面領域に互に分離され
ている。 それらの周面領域は半径方向に弾性的に変形
可能で、心出し面を備えており、スピンテスターの運転
中、回転体の心出し面を梼成する軸方向の孔の内壁面に
接する。
[作用効果〕
回転体をよく心出り、した状態で固定することも、スピ
ンテスターの運転中に遠心力によって回転体の軸方向の
孔が広がった場合に、回転体用心軸に対して、常に心出
しした状態で回転体を把持することも、本発明による構
造で簡単に達成される。
ンテスターの運転中に遠心力によって回転体の軸方向の
孔が広がった場合に、回転体用心軸に対して、常に心出
しした状態で回転体を把持することも、本発明による構
造で簡単に達成される。
高い周速の時、回転体の軸方向の孔は半径方向に千分率
のオーダーで膨張する。 一方、回転体を軸方向に固定
する回転体用心軸の把持要素は、半径方向にはほとんど
膨張しない。 弾性的に変形可能な周面領域を備えた心
出し手段を、回転体用心軸と回転体との間に介在させる
ことによって、心出しは回転体や把持要素の膨張の挙動
とは無関係に、あらかじめ決めておいた許容誤差の限界
内で確保される。 なぜなら上記の周面領域が弾性的な
変形可能性を備えているため、ばねとして働くからであ
る。 その際、周面部分のばね定数は次の式に適合する
ように選ばれる。
のオーダーで膨張する。 一方、回転体を軸方向に固定
する回転体用心軸の把持要素は、半径方向にはほとんど
膨張しない。 弾性的に変形可能な周面領域を備えた心
出し手段を、回転体用心軸と回転体との間に介在させる
ことによって、心出しは回転体や把持要素の膨張の挙動
とは無関係に、あらかじめ決めておいた許容誤差の限界
内で確保される。 なぜなら上記の周面領域が弾性的な
変形可能性を備えているため、ばねとして働くからであ
る。 その際、周面部分のばね定数は次の式に適合する
ように選ばれる。
C=ω (m−M/m+m)
ここに、W = 2 tt (nmax / 60)
、すなわちスピンテスターの運転中に発生する回転体
の最大回転数n maxの角速度(ラジアン7秒)m=
スピンテスターの0軸と把持装置の譬量(Kg) M=供試回転体の質量(Kg) 上記の周面領域は遠心力の作用で半径方向に外側へ変形
し、ばねとして働くので、中心の位置にある回転体用心
軸に対する反作用で回転体を把持する。 例えば取りつ
けの際、心出し手段の上記周面領域に初期応力を持たせ
ることによって、外側への半径方向の変形をしやすくす
ることができる。
、すなわちスピンテスターの運転中に発生する回転体
の最大回転数n maxの角速度(ラジアン7秒)m=
スピンテスターの0軸と把持装置の譬量(Kg) M=供試回転体の質量(Kg) 上記の周面領域は遠心力の作用で半径方向に外側へ変形
し、ばねとして働くので、中心の位置にある回転体用心
軸に対する反作用で回転体を把持する。 例えば取りつ
けの際、心出し手段の上記周面領域に初期応力を持たせ
ることによって、外側への半径方向の変形をしやすくす
ることができる。
[構 成]
特に軸方向の孔が軸方向に長い場合、本発明の実施例が
適用できる。 その実施態様では、回転体の軸方向に複
数個の、望ましくは2個の心出し手段を、回転体用心軸
と回転体との間に設ける。
適用できる。 その実施態様では、回転体の軸方向に複
数個の、望ましくは2個の心出し手段を、回転体用心軸
と回転体との間に設ける。
本発明の特に好ましい実施態様は、心出し円盤または心
出し筒として形成された心出し手段の周面を、複数の軸
方向の分離溝が等間隔に分割し、且つそれらの分離溝は
半径方向に切り込まれている。 このように形成すると
、周面領域のばねとしての挙動を、回転体の膨張の挙動
に、特に正確に合わせることができる。 心出し手段の
心出し作用を保証するためには、周面領域は少くとも3
個必要である。 4本の分離溝、すなわち4個の周面領
域を備えた構造が、ばねとしての挙動および製作費用の
点で特に好都合である。
出し筒として形成された心出し手段の周面を、複数の軸
方向の分離溝が等間隔に分割し、且つそれらの分離溝は
半径方向に切り込まれている。 このように形成すると
、周面領域のばねとしての挙動を、回転体の膨張の挙動
に、特に正確に合わせることができる。 心出し手段の
心出し作用を保証するためには、周面領域は少くとも3
個必要である。 4本の分離溝、すなわち4個の周面領
域を備えた構造が、ばねとしての挙動および製作費用の
点で特に好都合である。
心出し円盤が、回転体用心軸に添えられる内輪、外輪、
およびそれら双方を結合するウェブを備えており、その
ウェブに、内輪のほぼ外径にまで達する分離溝が設けら
れているものは、製作費用の点で特に好都合である。
なぜなら、このような円盤は例えばガス切断またはプレ
ス抜きによって、非常に簡単に製作できるからである。
およびそれら双方を結合するウェブを備えており、その
ウェブに、内輪のほぼ外径にまで達する分離溝が設けら
れているものは、製作費用の点で特に好都合である。
なぜなら、このような円盤は例えばガス切断またはプレ
ス抜きによって、非常に簡単に製作できるからである。
この円盤をガス切断によって製作した場合、僅かな機
械仕上げしか必要としない。 この円盤では、外輪の、
隣接する2本の分離溝の間の周面部が、ばねとして働く
。
械仕上げしか必要としない。 この円盤では、外輪の、
隣接する2本の分離溝の間の周面部が、ばねとして働く
。
本発明の他の実施例では、外周面の各領域ごとに、望ま
しくは隣接する2本の分離溝の間の中間部に、回転体の
軸と同軸の円筒面の一部として形成されたふくらみ部が
設けられている。 その際、円筒面の直径は回転体の軸
方向の孔の直径と同じか、または初期応力を得るために
は、回転体の軸方向の孔の直径よりも大きいことが望ま
しい。
しくは隣接する2本の分離溝の間の中間部に、回転体の
軸と同軸の円筒面の一部として形成されたふくらみ部が
設けられている。 その際、円筒面の直径は回転体の軸
方向の孔の直径と同じか、または初期応力を得るために
は、回転体の軸方向の孔の直径よりも大きいことが望ま
しい。
ふくらみ部は、弾性的に変形可能な周面領域が、より確
実に荷重を加えるようにする。 心出し円盤の外周面の
うち加工を必要とするのは、ふくらみ部だけであるので
、原価を低くすることができる。
実に荷重を加えるようにする。 心出し円盤の外周面の
うち加工を必要とするのは、ふくらみ部だけであるので
、原価を低くすることができる。
特殊な形の回転体で、軸方向の孔の両端が広くなってい
る場合、心出し円盤をその回転体の軸方向の孔の両端に
1個ずつ配置するのが好ましい。
る場合、心出し円盤をその回転体の軸方向の孔の両端に
1個ずつ配置するのが好ましい。
軸方向の4孔が小さい回転体に特に通している実施態様
は、心出し筒がほぼ鉢形の断面を有しており、心出し筒
の底に設けられた穴が回転体用心軸と嵌合し、心出し筒
の円筒面に環状のふくらみ部が設けられている。 ふく
らみ部の直径は回転体の軸方向の孔の直径と同じか、ま
たは初期応力を得るためには回転体の軸方向の孔の直径
よりも大きいことが望ましい。 軸方向の孔の膨張の仕
方が一様でない回転体の場合には、その孔の両端のうち
膨張量の小さい方の端に、鉢形の心出し筒の底側を合わ
せることが好ましい。 環状のふくらみ部は、鉢形の心
出し筒の一端と他端との間の中間部に設けるのが好まし
い。
は、心出し筒がほぼ鉢形の断面を有しており、心出し筒
の底に設けられた穴が回転体用心軸と嵌合し、心出し筒
の円筒面に環状のふくらみ部が設けられている。 ふく
らみ部の直径は回転体の軸方向の孔の直径と同じか、ま
たは初期応力を得るためには回転体の軸方向の孔の直径
よりも大きいことが望ましい。 軸方向の孔の膨張の仕
方が一様でない回転体の場合には、その孔の両端のうち
膨張量の小さい方の端に、鉢形の心出し筒の底側を合わ
せることが好ましい。 環状のふくらみ部は、鉢形の心
出し筒の一端と他端との間の中間部に設けるのが好まし
い。
本発明の1つの実施態様では、心出し筒の底から遠く隔
っている方の端に、環状のふくらみ部が設けられている
。 これは、長い軸方向の孔を備えた回転体に複数個の
心出し筒を用いる場合に、特に好ましい。
っている方の端に、環状のふくらみ部が設けられている
。 これは、長い軸方向の孔を備えた回転体に複数個の
心出し筒を用いる場合に、特に好ましい。
心出し筒の、ばねとしての挙動を制御するためには、回
転体のための心出し面を構成する環状のふくらみ部の領
域にだけ分R溝を形成するのが好ましい。 分離溝は通
常の機械加工で、周面から半径方向に内部へ、簡単に形
成することができる。
転体のための心出し面を構成する環状のふくらみ部の領
域にだけ分R溝を形成するのが好ましい。 分離溝は通
常の機械加工で、周面から半径方向に内部へ、簡単に形
成することができる。
回転体の軸方向の孔の直径が特に小さい場合には、回転
体用心軸と一体に形成した心出し筒を心出し手段とする
のが好ましい。 心出し筒の外周面に、2個のふくらみ
部を把持要素として設け、それらが回転体の2つの面に
接するようにすれば、2つの把持要素を別に配置する必
要はなくなる。
体用心軸と一体に形成した心出し筒を心出し手段とする
のが好ましい。 心出し筒の外周面に、2個のふくらみ
部を把持要素として設け、それらが回転体の2つの面に
接するようにすれば、2つの把持要素を別に配置する必
要はなくなる。
更に、心出し面を備えた環状のふくらみ部を、複数個、
望ましくは2個、心出し筒に形成するのが好ましい。
望ましくは2個、心出し筒に形成するのが好ましい。
[実 施 例]
次に、図面に示した本発明の実施態様を、更に詳細に説
明する。
明する。
図面の中で、互に対応する構成部分には同じ参照数字を
使っている。
使っている。
第1図では回転体用心軸1が、継手2を介して駆動軸3
に結合されている。 駆動軸3は鉛直に配置され、回転
体6から若干の距離を置いて、図示はしていないが適当
は支え方で半径方向にも軸方向にも支えられている。
回転体用心軸lは、軸方向の孔13を有する回転体6を
把持するための装置を備えている。 そのような装置と
して、回転体用心軸1は、つば7、回転体6を受は止め
るため、つば7にねじ止めによって固定された第1の把
持要素8、ならびに軸方向に移動し得る第2の把持要素
14を備えている。
に結合されている。 駆動軸3は鉛直に配置され、回転
体6から若干の距離を置いて、図示はしていないが適当
は支え方で半径方向にも軸方向にも支えられている。
回転体用心軸lは、軸方向の孔13を有する回転体6を
把持するための装置を備えている。 そのような装置と
して、回転体用心軸1は、つば7、回転体6を受は止め
るため、つば7にねじ止めによって固定された第1の把
持要素8、ならびに軸方向に移動し得る第2の把持要素
14を備えている。
把持要素8は円盤形に形成されており、その軸方向の孔
の内壁が心出し面9を構成している。
の内壁が心出し面9を構成している。
心出し面9によって把持要素8は、回転体用心軸1の心
出し面10に、高いはめあい精度で嵌合する。 把持要
素8の外周面付近には、その片面の段形部に、更に別の
心出し面11が形成されている。 この心出し面11に
は、回転体6の心出し面12が嵌合する。 心出し面1
2は、回転体の軸方向の孔13の内壁面によって構成さ
れている。
出し面10に、高いはめあい精度で嵌合する。 把持要
素8の外周面付近には、その片面の段形部に、更に別の
心出し面11が形成されている。 この心出し面11に
は、回転体6の心出し面12が嵌合する。 心出し面1
2は、回転体の軸方向の孔13の内壁面によって構成さ
れている。
把持要素8はそれ自体を回転体用心軸1に固定するため
の装置を備えている。 図示の実施例の場合、その装置
の詳細は表示していないが、それはねじ止め装置である
。
の装置を備えている。 図示の実施例の場合、その装置
の詳細は表示していないが、それはねじ止め装置である
。
把持要素14は大体において把持要素8と同様に形成さ
れているが、その自体を回転体用心軸に固定し得るよう
な装置を持たず、必要な遊隙を備えていて、回転体用心
軸1に沿って移動し得る。
れているが、その自体を回転体用心軸に固定し得るよう
な装置を持たず、必要な遊隙を備えていて、回転体用心
軸1に沿って移動し得る。
把持要素14と回転体用心軸1との間、および接触手段
14と回転体6との間に、互いに嵌合し合う心出し面9
′、10および11′、12が、上述の把持要素8と同
様の形成の仕方で設けられている。
14と回転体6との間に、互いに嵌合し合う心出し面9
′、10および11′、12が、上述の把持要素8と同
様の形成の仕方で設けられている。
把持要素8.14は、それぞれの対向面の一部の領域で
、回転体6の両面の一部の領域に、ねじ止め装置15に
よって加えられる締付は力で、押し当てることができる
。 回転体6、把持要素8および回転体用心軸1の間の
上記のような摩擦力による結合によって、回転体6をス
リップさせることなく、回転体の加速のために加えられ
るべき回転モーメントが確実に伝達されるように、上記
の締付は力の大きさが決められる。
、回転体6の両面の一部の領域に、ねじ止め装置15に
よって加えられる締付は力で、押し当てることができる
。 回転体6、把持要素8および回転体用心軸1の間の
上記のような摩擦力による結合によって、回転体6をス
リップさせることなく、回転体の加速のために加えられ
るべき回転モーメントが確実に伝達されるように、上記
の締付は力の大きさが決められる。
軸方向の孔13の両端には心出し円盤22の形をした心
出し手段20が、孔13の蓋の役目をしている把持要素
8および13に隣接してはめ込まれている。 心出し円
盤22を軸方向の孔13にはめ込む作業は、心出し円盤
22の周面領域21を半径方向に内部へ圧縮することに
よって行われる。
出し手段20が、孔13の蓋の役目をしている把持要素
8および13に隣接してはめ込まれている。 心出し円
盤22を軸方向の孔13にはめ込む作業は、心出し円盤
22の周面領域21を半径方向に内部へ圧縮することに
よって行われる。
心出し円盤22は、主として外輪23と内輪24から成
る。 外輪23と内輪24は、周面を等間肩に分割する
4本のウェブ25によって、互にしっかりと結合されて
いる。 ウェブ25は、分離溝26によって互に隔てら
れた2つの部分を有する。 分離溝26は、心出し円盤
22の外周面から、内輪24のほぼ外径にまで達する。
る。 外輪23と内輪24は、周面を等間肩に分割する
4本のウェブ25によって、互にしっかりと結合されて
いる。 ウェブ25は、分離溝26によって互に隔てら
れた2つの部分を有する。 分離溝26は、心出し円盤
22の外周面から、内輪24のほぼ外径にまで達する。
心出し円盤22を把持要素8.14に固定するため、
内輪24のうち、分離溝26の延長線上に当たるところ
に、固定用の軸方向の孔27が設けられている。 心出
し円盤22は分離溝26によって4つの周面領域11■
、■および■に分けられる。
内輪24のうち、分離溝26の延長線上に当たるところ
に、固定用の軸方向の孔27が設けられている。 心出
し円盤22は分離溝26によって4つの周面領域11■
、■および■に分けられる。
それぞれの周面領域は、1つの外輪部分、2つのウェブ
部分、および1つの内輪部分から成っており、ウェブの
つけ根を介して内輪24に結合されている。
部分、および1つの内輪部分から成っており、ウェブの
つけ根を介して内輪24に結合されている。
内輪24は、その内周面に心出し面28を備えている。
回転体用心軸1の周面に設けられた心出し面10が、
心出し面28に嵌合する。 外輪の外周面には、隣接す
る2本の分離溝26の間の中間部に、円筒面の一部とし
て形成されたふくらみ部が設けられ、それが心出し面2
9を構成する。
心出し面28に嵌合する。 外輪の外周面には、隣接す
る2本の分離溝26の間の中間部に、円筒面の一部とし
て形成されたふくらみ部が設けられ、それが心出し面2
9を構成する。
心出し面29は回転体6の軸方向の孔13の心出し面1
2に嵌合する。 上記円筒面の直径りは軸方向の孔13
の直径よりも大きく決められているので、心出し円盤2
2のはめ込み後、周面領域21のふくらみ部は、軽微な
初期応力を持って、軸方向の孔13の内壁に接する。
2に嵌合する。 上記円筒面の直径りは軸方向の孔13
の直径よりも大きく決められているので、心出し円盤2
2のはめ込み後、周面領域21のふくらみ部は、軽微な
初期応力を持って、軸方向の孔13の内壁に接する。
回転体6が試験回転数に達すると、回転体6は遠心力の
ため、半径方向に千分署のオーダーで膨張することもあ
り得る。 把持要素8および14はその幾何学的形状か
ら、半径方向には無視できるほどしか膨張しない、 す
ると回転体6の心出し面12と、把持要素8.14の心
出し面11.11′との間に、隙間ができることになる
。 従って、もし心出し円盤22を取りつけていなけれ
ば、回転体6は、取りつけられる際に合わせられた同軸
位置から、許容できないほど大きくはずれた状態に陥る
こともあり得る。 このような状態は、許容できない
ほど大きな振動の振持と結びついている。
ため、半径方向に千分署のオーダーで膨張することもあ
り得る。 把持要素8および14はその幾何学的形状か
ら、半径方向には無視できるほどしか膨張しない、 す
ると回転体6の心出し面12と、把持要素8.14の心
出し面11.11′との間に、隙間ができることになる
。 従って、もし心出し円盤22を取りつけていなけれ
ば、回転体6は、取りつけられる際に合わせられた同軸
位置から、許容できないほど大きくはずれた状態に陥る
こともあり得る。 このような状態は、許容できない
ほど大きな振動の振持と結びついている。
これに反して回転体の孔13に心出し円盤22をはめる
と、回転体6と回転体用心軸1との間に偏心状態が生じ
ても、それは許容訳界内にとどめられる。 回転体6が
遠心力の作用によって回転体用心軸lとの同軸状態から
逸脱しようとすると、心出し面29を備えた心出し円盤
22の一部が圧縮され、一方、その部分と正反対の位置
の両面領域21は、隙間を生じようとする回転体の軸方
向の孔13の内壁に、遠心力および/またはばね作用に
よって随伴し、孔の内壁との接触状態を持続する。 第
2図に示すように外周面の1つのふくらみ部に伝達され
た力Fは、この周面領域の弾性変形によって、ならびに
その周面領域と正反対の側における荷重の軽減によって
、合成力の生成がはばまれるので、回転体6が遠心力の
作用によって、許容できないほど同軸位置から大きくは
ずれるという事態が阻止される。 なお、回転体6が、
遠心力の作用のもとでも、同軸状態を保つか、または偏
心状態を許容腰界内にとどめ得るように、周面領域21
のばね特性が決められる。
と、回転体6と回転体用心軸1との間に偏心状態が生じ
ても、それは許容訳界内にとどめられる。 回転体6が
遠心力の作用によって回転体用心軸lとの同軸状態から
逸脱しようとすると、心出し面29を備えた心出し円盤
22の一部が圧縮され、一方、その部分と正反対の位置
の両面領域21は、隙間を生じようとする回転体の軸方
向の孔13の内壁に、遠心力および/またはばね作用に
よって随伴し、孔の内壁との接触状態を持続する。 第
2図に示すように外周面の1つのふくらみ部に伝達され
た力Fは、この周面領域の弾性変形によって、ならびに
その周面領域と正反対の側における荷重の軽減によって
、合成力の生成がはばまれるので、回転体6が遠心力の
作用によって、許容できないほど同軸位置から大きくは
ずれるという事態が阻止される。 なお、回転体6が、
遠心力の作用のもとでも、同軸状態を保つか、または偏
心状態を許容腰界内にとどめ得るように、周面領域21
のばね特性が決められる。
第3図に示す回転体把持装置の場合には心出し手段50
としてほぼ鉢形の心出し筒52を、回転体6と回転体用
心軸1との間に備える。 第4図からも明らかなように
、心出し筒52は、孔を備えた底と、弾性的に変形可能
な周面領域51としての円筒部55とを備えている。
円筒部55には、大きさが同じて弾性的に変形可能な4
つの周面領域が、分離溝56によって形成されている。
としてほぼ鉢形の心出し筒52を、回転体6と回転体用
心軸1との間に備える。 第4図からも明らかなように
、心出し筒52は、孔を備えた底と、弾性的に変形可能
な周面領域51としての円筒部55とを備えている。
円筒部55には、大きさが同じて弾性的に変形可能な4
つの周面領域が、分離溝56によって形成されている。
分離溝は円筒部55の下端の近くで始まり、円筒部55
から底に変る領域で終る。 分離溝は通常の機械加工で
円筒部の外面から内部へ、容易に作り出すことができる
。 心出し筒52の孔の内壁は、回転体用心軸1に嵌合
する心出し面57を構成する。 心出し筒52の円筒部
の両端の間の中間部には、環状のふくらみ部59が設け
られている。 ふくらみ959の円筒面は、回転体6に
嵌合する心出し面58を構成する。
から底に変る領域で終る。 分離溝は通常の機械加工で
円筒部の外面から内部へ、容易に作り出すことができる
。 心出し筒52の孔の内壁は、回転体用心軸1に嵌合
する心出し面57を構成する。 心出し筒52の円筒部
の両端の間の中間部には、環状のふくらみ部59が設け
られている。 ふくらみ959の円筒面は、回転体6に
嵌合する心出し面58を構成する。
上述の第1の実施態様の場合と同様に、回転体用心軸1
には2つの把持要素53.54が設けられている。 回
転体6は、これら2つの把持要素の間で、ねじ止め装置
49によって軸方向に固定される。 把持要素53は回
転体用心軸1にねじ止めされている。
には2つの把持要素53.54が設けられている。 回
転体6は、これら2つの把持要素の間で、ねじ止め装置
49によって軸方向に固定される。 把持要素53は回
転体用心軸1にねじ止めされている。
心出し筒52は、回転体の軸方向の孔13の内壁と回転
体用心軸1との間の隙間に、軽微な初期応力を持っては
め込まれる。 心出し筒52をはめ込んだならば、回転
体把持装置の取りつけの際、更に追加の心出し面がなく
ても心出しができる。
体用心軸1との間の隙間に、軽微な初期応力を持っては
め込まれる。 心出し筒52をはめ込んだならば、回転
体把持装置の取りつけの際、更に追加の心出し面がなく
ても心出しができる。
しかし把持要素53.54は第1図の把持要素8.14
と同様に、回転体が回転していない時に心出しをするた
めの心出しつばと共に構成してもよい。
と同様に、回転体が回転していない時に心出しをするた
めの心出しつばと共に構成してもよい。
鉢形の心出し筒52の底は把持要素54に隣接している
。 軸方向の孔13が、回転体の幾何学的形状からいろ
いろな膨張の仕方をする場合には、その孔の側端のうち
膨張の仕方の軽微な方の端に、心出し筒52の底を合わ
せるべきである。
。 軸方向の孔13が、回転体の幾何学的形状からいろ
いろな膨張の仕方をする場合には、その孔の側端のうち
膨張の仕方の軽微な方の端に、心出し筒52の底を合わ
せるべきである。
心出し筒52の作用は、原則として第1図および第2図
の心出し円盤22の作用に対応する。
の心出し円盤22の作用に対応する。
回転体6が遠心力の作用によって回転体用心軸1との同
軸状態から逸脱しようとすると、円筒部55の弾性的に
変形可能な周面領域の一部が圧縮され、一方、その部分
と正反対の位置の周面領域は、隙間を生じようとする回
転体の軸方向の孔13の内壁に、遠心力および/または
ばね作用によって随伴し、孔の内壁との接触状態を持続
する。 なお、回転体6が遠心力の作用のもとでも、回
転体用心軸1との同軸状態を保つか、または偏心状態を
許容限界内にとどめ得るように、折面領域のばね特性が
決められる。
軸状態から逸脱しようとすると、円筒部55の弾性的に
変形可能な周面領域の一部が圧縮され、一方、その部分
と正反対の位置の周面領域は、隙間を生じようとする回
転体の軸方向の孔13の内壁に、遠心力および/または
ばね作用によって随伴し、孔の内壁との接触状態を持続
する。 なお、回転体6が遠心力の作用のもとでも、回
転体用心軸1との同軸状態を保つか、または偏心状態を
許容限界内にとどめ得るように、折面領域のばね特性が
決められる。
第5図は、第4図の心出し筒52に類似した心出し筒3
2を示す。 第5図から明らかなように、心出し筒32
は、孔を備えた底と、弾性的に変形可能な折面領域31
としての円筒部35とを備えている。 円筒部35には
、大きさが同じで弾性的に変形可能な4つの周面領域が
、分離136によって形成されている。 分離溝は、鉢
形の心出し筒32の開口部で始まり、円筒部35から底
に変る領域で終る。 底側の端に設けられたつばは、回
転体6が回転していない時に回転体6に添接する心出し
面37を構成する。 心出し筒32の円筒部35の他方
の端には環状のふくらみ部39が設けられている。 ふ
くらみ部390弾性変形可能な新面領域は、スピンテス
ターの運転中に回転体6に添接する心出し面38を構成
する。 心出し筒32の作用は、原則として上述の心出
し手段、特に心出し簡52の作用に対応する。
2を示す。 第5図から明らかなように、心出し筒32
は、孔を備えた底と、弾性的に変形可能な折面領域31
としての円筒部35とを備えている。 円筒部35には
、大きさが同じで弾性的に変形可能な4つの周面領域が
、分離136によって形成されている。 分離溝は、鉢
形の心出し筒32の開口部で始まり、円筒部35から底
に変る領域で終る。 底側の端に設けられたつばは、回
転体6が回転していない時に回転体6に添接する心出し
面37を構成する。 心出し筒32の円筒部35の他方
の端には環状のふくらみ部39が設けられている。 ふ
くらみ部390弾性変形可能な新面領域は、スピンテス
ターの運転中に回転体6に添接する心出し面38を構成
する。 心出し筒32の作用は、原則として上述の心出
し手段、特に心出し簡52の作用に対応する。
第6図に示す回転体把持装置では、心出し手段60が回
転体用心軸61と一体に形成されているので、この装置
は回転体6の軸方向の孔の直径が小さい場合に特に適し
ている。
転体用心軸61と一体に形成されているので、この装置
は回転体6の軸方向の孔の直径が小さい場合に特に適し
ている。
回転体用心軸61は中空に穿孔され、中空孔の一端に駆
動軸3がはめ込まれている。 駆動軸3は中空孔の内部
で軸方向に確実に固定されている。
動軸3がはめ込まれている。 駆動軸3は中空孔の内部
で軸方向に確実に固定されている。
回転モーメントの伝達は、回転体用心軸61と駆動軸3
との噛合い部分によって確実に行われる。
との噛合い部分によって確実に行われる。
回転体用心軸の外周面には、軸方向に把持要tA63を
構成する段形部が設けられており、その段形部に維して
回転体6を押し当てることができる。
構成する段形部が設けられており、その段形部に維して
回転体6を押し当てることができる。
筒65は回転体用心軸61の一端に設けられたつばで心
出しされ、中心ねじ70の力の作用によって第2の把持
要素64を構成する。 回転体6は上記の段形部に押し
当てられた後、筒65によって締めつけられる。 心出
し手段の両面を、3本の分離溝66が等間隔に分割し、
それによって半径方向に弾性的に変形可能な周面領域6
7を形成している。 分離溝66は、把持要素63.6
4が設けられている場所を越えて軸方向に延びている。
出しされ、中心ねじ70の力の作用によって第2の把持
要素64を構成する。 回転体6は上記の段形部に押し
当てられた後、筒65によって締めつけられる。 心出
し手段の両面を、3本の分離溝66が等間隔に分割し、
それによって半径方向に弾性的に変形可能な周面領域6
7を形成している。 分離溝66は、把持要素63.6
4が設けられている場所を越えて軸方向に延びている。
分離溝66は、通常の機械加工で作り出すことができ
る。 周面領域67は、回転体の軸方向の孔13の両端
部に嵌合する場合に、それぞれ1個ずつのつば状のふく
らみ部69を備えている。
る。 周面領域67は、回転体の軸方向の孔13の両端
部に嵌合する場合に、それぞれ1個ずつのつば状のふく
らみ部69を備えている。
ふ(らみ部69の円筒面は、回転体6の軸方向の孔13
の内壁に嵌合する心出し面68を構成する。
の内壁に嵌合する心出し面68を構成する。
回転体6は、取りつけ時にも、スピンテスターの運転時
にも、回転体用心軸61の周面領域67によって心出し
される。 その際、分離溝66によって形成される心出
し手段60の周面領域67の作用は、原則として、第1
図ないし第5図に基づいて詳細に説明した心出し手段2
0.30.50の作用に対応する。
にも、回転体用心軸61の周面領域67によって心出し
される。 その際、分離溝66によって形成される心出
し手段60の周面領域67の作用は、原則として、第1
図ないし第5図に基づいて詳細に説明した心出し手段2
0.30.50の作用に対応する。
第1図は本発明による回転体把持装置の断面図、第2図
は、第1図に使用されている2個の心出し手段のうちの
1つの平面図、第3図は、更に別の実施態様による回転
体把持装置の断面図、第4図は、第3図に使用されてい
る心出し手段の斜視図、第5図は、心出し筒として形成
された心出し手段の断面図、第6図は、心出し手段が回
転体用心軸上に形成されている回転体把持装置の断面図
である。 1は回転体用心軸、 6は回転体、 12は心出し面、 13は軸方向の孔、20は心出
し手段、 21は両面内域、22は心出し円盤、
23は外輪、24は内輪、25はウェブ、
26は分M溝、29は心出し面、 30は心出し
手段、31は周面領域、 32は心出し筒、36は
分離溝、 38は心出し面、39はふくらみ部、
50は心出し手段、51は周面領域、 5
2は心出し筒、56は分離溝、 58は心出し
面、59はふくらみ部、 60は心出し手段、61
は回転体用心軸、 62は心出し筒、63.64は把持
要素、66は分離溝、67は周面領域、 68は心
出し面、69はふくらみ部である。
は、第1図に使用されている2個の心出し手段のうちの
1つの平面図、第3図は、更に別の実施態様による回転
体把持装置の断面図、第4図は、第3図に使用されてい
る心出し手段の斜視図、第5図は、心出し筒として形成
された心出し手段の断面図、第6図は、心出し手段が回
転体用心軸上に形成されている回転体把持装置の断面図
である。 1は回転体用心軸、 6は回転体、 12は心出し面、 13は軸方向の孔、20は心出
し手段、 21は両面内域、22は心出し円盤、
23は外輪、24は内輪、25はウェブ、
26は分M溝、29は心出し面、 30は心出し
手段、31は周面領域、 32は心出し筒、36は
分離溝、 38は心出し面、39はふくらみ部、
50は心出し手段、51は周面領域、 5
2は心出し筒、56は分離溝、 58は心出し
面、59はふくらみ部、 60は心出し手段、61
は回転体用心軸、 62は心出し筒、63.64は把持
要素、66は分離溝、67は周面領域、 68は心
出し面、69はふくらみ部である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)軸方向の孔を有する回転体を、スピンテスターの回
転体用心軸に把持するため、該心軸が、第1の把持要素
と、軸方向に移動し得る第2の把持要素とを備えており
、これらの把持要素が回転体の二つの面に接し、回転体
用心軸と回転体との間に、回転体が回転していない時に
回転体用心軸と回転体とを同軸に配置するための心出し
面が設けられている回転体把持装置において、回転体用
心軸(1、61)と回転体(6)との間に円盤形または
筒形の心出し手段(20、30、50、60)が設けら
れ、その心出し手段の周面が、軸方向の分離溝(26、
36、56、66)によつて複数の周面領域(21、3
1、51、67)に分離されており、それらの周面領域
は半径方向に弾性変形が可能な心出し面(29、38、
58、68)を備えており、スピンテスターの運転中、
回転体(6)の心出し面(12)を構成する軸方向の孔
の内壁面に接することを特徴とする、回転体把持装置。 2)回転体(6)の軸方向に複数個の、望ましくは2個
の心出し手段(20、30、50)を、回転体用心軸(
1)と回転体(6)との間に設けることを特徴とする、
特許請求の範囲第1項記載の回転体把持装置。 3)複数本の軸方向の分離溝(26、36、56、66
)が心出し円盤(22)または心出し筒(32、52、
62)として形成された心出し手段(20、30、50
、60)の周面を等間隔に分割し、且つそれらの分離溝
が半径方向に切り込まれていることを特徴とする、特許
請求の範囲段1項および/または第2項記載の回転体把
持装置。 4)4本の分離溝(26、36、56)が設けられてい
ることを特徴とする、特許請求の範囲第1項ないし第3
項のいずれか1項または複数項に記載の回転体把持装置
。 5)心出し円盤(22)が、回転体用心軸(1)に添え
られる内輪(24)、外輪(23)、およびそれら双方
を結合するウェブ(25)を備えており、そのウェブ(
25)に、内輪(24)のほぼ外径にまで達する分離溝
(26)が設けられていることを特徴とする、特許請求
の範囲第1項ないし第4項のいずれか1項または複数項
に記載の回転体把持装置。 6)外周面の各領域ごとに、望ましくは隣接する2本の
分離溝(26)の間の中間に、回転体の軸と同軸の円筒
面の一部として形成されたふくらみ部(29)が設けら
れており、しかも上記円筒面の直径が回転体(6)の軸
方向の孔(13)の直径と同じか、またはそれよりも大
きいことを特徴とする、特許請求の範囲第5項記載の回
転体把持装置。 7)心出し円盤(22)を、回転体(6)の軸方向の孔
(13)の両端に1個ずつ配置することを特徴とする、
特許請求の範囲第1項ないし第6項のいずれか1項また
は複数項に記載の回転体把持装置。 8)心出し筒(32、52)がほぼ鉢形の断面を有する
こと、および、その円筒面に環状のふくらみ部(39、
59)が設けられており、しかもふくらみ部(39、5
9)の直径が回転体(6)の軸方向の孔(13)の直径
と同じか、またはそれよりも大きいことを特徴とする、
特許請求の範囲第1項ないし第7項のいずれか1項また
は複数項に記載の回転体把持装置。 9)鉢形の心出し筒(52)がただ1個だけ、回転体(
6)と回転体用心軸(1)との間に配置されていること
、および、場合によつては回転体(6)の軸方向の孔(
13)の両端のうち、遠心力による膨張の仕方の小さい
方の端に、上記心出し筒の底側を合わせることを特徴と
する、特許請求の範囲第8項記載の回転体把持装置。 10)環状のふくらみ部(59)が、上記心出し筒の一
端と他端との間の内間部に設けられていることを特徴と
する、特許請求の範囲第8項および/または第9項記載
の回転体把持装置。 11)心出し筒(32)の底から遠く隔つている方の端
に、環状のふくらみ部(39)が設けられていることを
特徴とする、特許請求の範囲第8項記載の回転体把持装
置。 12)心出し筒(32、52)において、回転体(6)
のための心出し面(38、58)を構成する環状のふく
らみ部(39、59)の領域に分離溝(36、56)が
形成されることを特徴とする、特許請求の範囲第1項な
いし第11項のいずれか1項または複数項に記載の回転
体把持装置。 13)回転体用心軸(61)と一体に形成した心出し筒
(62)を心出し手段(60)としたことを特徴とする
特許請求の範囲第1項ないし第12項のいずれか1項ま
たは複数項に記載の回転体把持装置。 14)心出し筒(62)の外周面に、2個のふくらみ部
を把持要素(63、64)として設け、それらが回転体
(6)の二つの面に接するようにしたことを特徴とする
、特許請求の範囲第13項記載の回転体把持装置。 15)心出し面(68)を備えた環状のふくらみ部(6
9)を、複数個、心出し筒(62)に形成したことを特
徴とする、特許請求の範囲第13項および/または第1
4項記載の回転体把持装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE8701379.7 | 1987-01-29 | ||
DE8701379U DE8701379U1 (de) | 1987-01-29 | 1987-01-29 | Halterung zum Halten eines Rotors |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS64444A JPS64444A (en) | 1989-01-05 |
JPH01444A true JPH01444A (ja) | 1989-01-05 |
Family
ID=
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