JPH06330728A - 排気ガス浄化装置 - Google Patents

排気ガス浄化装置

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JPH06330728A
JPH06330728A JP5118102A JP11810293A JPH06330728A JP H06330728 A JPH06330728 A JP H06330728A JP 5118102 A JP5118102 A JP 5118102A JP 11810293 A JP11810293 A JP 11810293A JP H06330728 A JPH06330728 A JP H06330728A
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JP
Japan
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exhaust gas
filter
temperature
rotation speed
pressure
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Application number
JP5118102A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Taniguchi
浩之 谷口
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N2550/00Monitoring or diagnosing the deterioration of exhaust systems
    • F01N2550/04Filtering activity of particulate filters

Landscapes

  • Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】パティキュレ−ト捕集量推定に用いる温度セン
サの不良を検出可能な排気ガス浄化装置を提供する。 【構成】エンジンの回転数、排気ガス温度及び圧力に基
づいてフィルタのパティキュレ−ト捕集量Gを推定し
(100)、アクセル開度を入力し(102)、回転数
及びアクセル開度から検出した排気ガス温度が正常範囲
かどうかを調べ(104)、範囲内ならフィルタ正常、
範囲外ならフィルタ異常と判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディーゼル機関の排気
中に含まれる微粒子成分(パティキュレ−ト)を捕集
し、再生する排気ガス浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディ−ゼルエンジンの排気経路に
配設されたフィルタと、このフィルタに捕集されたパテ
ィキュレ−トを着火するためのヒータとを備え、例えば
フィルタ前後の差圧の増大により再生時期を判別してヒ
ータへの通電を開始し、再生を行っている。
【0003】実公昭63−35152号公報又は実公平
2−18275号公報は、フィルタ温度を検出する温度
センサを設け、この温度センサからのフィルタ温度によ
り再生プロセスを進行させ、フィルタ温度が所定のしき
い温度以上の場合に、フィルタ再生完了と判定してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
従来のフィルタ再生方式では、再生段階の進行や再生完
了は温度センサから出力される温度信号によって決定さ
れるために、温度センサの動作不良、故障が発生する
と、ヒータ(加熱手段)への通電制御が適正に行うこと
ができない。その結果、通電が過剰となるとフィルタの
溶損やクラックが発生し、通電が不足すると再生不良と
なってしまう。
【0005】また、パティキュレ−ト捕集量を上記した
ように単にフィルタの差圧だけで判定する場合、エンジ
ン運転条件例えばエンジン回転数や排気ガス温度によっ
てもフィルタ差圧が変動するために、推定パティキュレ
−ト捕集量の誤差が大きいという不具合もあった。パテ
ィキュレ−ト捕集量を過少に推定すると、再生時の最高
温度の上昇によりフィルタ溶損、クラックの可能性が生
じ、パティキュレ−ト捕集量を過大に推定すると、再生
不良が生じてしまう。
【0006】特に本発明では、フィルタ上流側の圧力
(フィルタ下流側の圧力又は大気圧を基準とする。以
下、単に圧力ともいう)のみならず、排気ガス温度及び
エンジン回転数に基づいてフィルタのパティキュレ−ト
捕集量を推定している。すなわち、上記圧力は、パティ
キュレ−ト捕集量の他に、エンジンの運転状態、例えば
エンジン回転数や排気ガス温度によっても変動してしま
うので、圧力だけではパティキュレ−ト捕集量を正確に
検出できない。本発明によれば、回転数、圧力、排気ガ
ス温度に基づいてパティキュレ−ト捕集量を決定してい
るので、正確なパティキュレ−ト捕集量検出が実現し
た。
【0007】ただし、このようなパティキュレ−ト捕集
量推定方式によれば、排気ガス温度を検出する温度セン
サが不良となる場合には、パティキュレ−ト捕集量の推
定精度が大幅に劣化し、その結果、逆に上記した不具合
を招くという事態が生じる。本発明は上記各問題点に鑑
みなされたものであり、簡単な装置構成により温度検出
器の異常に伴うフィルタ再生の失敗及びフィルタ損傷を
回避可能な排気ガス浄化装置を提供することをその目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の排気ガス浄化装
置は、図8のクレーム対応図に示すように、ディ−ゼル
エンジンの排気経路に配設されたフィルタと、前記エン
ジンの回転数を検出する回転数検出手段と、前記排気経
路中の排気ガス温度を検出する温度検出手段と、前記フ
ィルタ上流側の排気ガス圧力を検出する圧力検出手段
と、前記回転数、排気ガス温度及び圧力に基づいて前記
フィルタのパティキュレ−ト捕集量を推定する捕集量推
定手段と、前記フィルタの加熱により前記フィルタに捕
集されたパティキュレ−トを燃焼させて前記フィルタを
再生する電熱手段と、前記推定捕集量が所定レベルに達
したかどうかを判別する再生時期判別手段と、前記推定
捕集量が所定レベルに達した場合に発せられる前記フィ
ルタ再生指令の入力により前記電熱手段へ通電する通電
制御手段と、前記回転数を含む前記エンジンの状態変数
と前記排気ガス温度との関係を記憶する記憶手段と、前
記電熱手段への通電を実施しない期間に前記温度検出手
段から入力される排気ガス温度が前記関係に適合するか
否かを判別するとともに、非適合の場合に前記温度検出
手段の異常を指示する異常警報を発する温度異常判別手
段とを備えることを特徴としている。
【0009】
【作用】エンジンの回転数、排気ガス温度及び圧力に基
づいてフィルタのパティキュレ−ト捕集量を正確に推定
する。推定捕集量が所定レベルに達した場合に電熱手段
に通電を指令し(フィルタ再生指令を発し)、電熱手段
はフィルタのパティキュレ−トに着火し、フィルタを再
生する。
【0010】特に本発明では、少なくとも回転数を含む
エンジンの状態変数を検出し、予め記憶するマップに基
づきこれら状態変数から排気ガス温度を推定し、検出し
た排気ガス温度と推定した排気ガス温度とを比較し、そ
の差が大きい場合に排気ガス温度検出用の温度検出手段
が異常と判定する。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明の排気ガス浄
化装置では、エンジン回転数、排気ガス温度及び排気ガ
スの圧力に基づいて、フィルタのパティキュレ−ト捕集
量を正確に推定するとともに、少なくとも回転数を含む
エンジンの状態変数から推定した排気ガス温度と検出し
た排気ガス温度との差が大きいかどうかにより温度検出
手段の異常を判別するので、装置構成の複雑化を回避し
つつ、正確で高い信頼性を有するフィルタ再生を実現で
きる。
【0012】
【実施例】
(実施例1)本発明の排気ガス浄化装置の一実施例を図
1に示す。この排気ガス浄化装置は両端密閉のフィルタ
収容ケース1を有し、フィルタ収容ケース1内にはその
上流側から下流側へ、排気圧検出用の上流側圧力センサ
7、温度センサ(本発明でいう温度検出手段)6、ヒー
タ(本発明でいう電熱手段)11、フィルタ2、フィル
タ下流圧力検出用の下流側圧力センサ(本発明でいう圧
力検出手段)17、温度センサ61が順番に配置されて
いる。フィルタ収容ケース1の上流側の端壁にはディー
ゼルエンジン20の排気管3が配設されており、排気管
3の途中から送気管10が分岐されている。送気管10
は給気用のブロワ13の出口に連結されている。
【0013】一方、上記したヒータ11、ブロワ13は
コントローラ8により駆動制御され、また、ディーゼル
エンジン20に装着された回転数センサ18及びアクセ
ル開度センサ19の出力信号はコントローラ8に伝送さ
れる。コントローラ8は、入力されるデータに基づいて
再生動作を制御し、異常発生時に異常警報ランプ9を点
灯する(異常信号を出力する)。
【0014】フィルタ2はハニカムセラミックフィルタ
(日本碍子kk製、直径5.66インチ×長さ6イン
チ)であって、コ−ジェライトを素材として円柱形状に
焼成されている。フィルタ2はその両端面を貫通する多
数の通気孔を有し、隣接する通気孔の一方は上流端で封
栓され、その他方は下流端で封栓されている。排気ガス
は隣接する通気孔間の多孔性隔壁を透過し、パティキュ
レ−トだけが通気孔内に捕集される。フィルタ2の両端
面はケース1の両端面に所定距離を隔てて対面してい
る。
【0015】ヒータ3はニクロム線を素材とする電熱抵
抗体からなり、フィルタ2の再生時上流側に当たる端面
に近接配置されている。コントローラ8はA/Dコンバ
ータ内蔵マイコン(図示せず)を具備しており、各種デ
ータを処理して、ヒータ11、ブロワ13を制御して再
生を実行するともに、異常発生時に異常警報ランプ9を
点灯する(異常信号を出力する)。
【0016】以下、この装置の動作を説明する。 (パティキュレ−ト捕集動作)ディ−ゼルエンジン20
から排出された排気ガスは排気管3を通じてケース1内
に導入され、排気ガス中のパティキュレ−トはフィルタ
2で捕集され、浄化された排気ガスは尾管4から外部に
排出される。
【0017】(フィルタ再生動作)次に、このフィルタ
2の再生動作をフローチャートに従って説明する。な
お、この装置ではフィルタ再生動作をエンジン停止期間
に外部電源から受電して手動操作による起動により開始
するものとする。まず、エンジン運転中に実施されるフ
ィルタ再生判別ルーチンを図2を参照して説明する。
【0018】まず、エンジン20の起動とともにフィル
タ再生判別ルーチンがスタートされ、ステップ100に
て、圧力センサ7、17が検出する排気圧力P1,P2
と、回転数センサ18が検出するエンジン回転数nと、
温度センサ6が検出する排気ガス温度Tに基づいてパテ
ィキュレ−ト捕集量Gを算出する。このパティキュレ−
ト捕集量Gの算出を、図4のサブルーチンにて詳細に説
明する。
【0019】まず、ステップ1001にて、排気圧力P
1,P2、回転数n及び排気ガス温度Tを入力する。次
に、ステップ1002にて、フィルタ2の圧力損失(測
定差圧)ΔP=P1−P2に対する回転数n、排気ガス
温度Tの影響を排除するために、以下の補正式により、
補正差圧ΔPeqiを求める。
【0020】 ΔPeqi=ΔP×(523/T)×(2600/n) 排気ガス温度Tは絶対温度であり、回転数nの単位はr
pmである。すなわち、上式により測定差圧ΔPを絶対
温度Tが523で、回転数nが2600の場合の補正差
圧ΔPeqiに補正する。したがって、本実施例では、
測定差圧ΔPは排気ガス温度T又は回転数nの変動に対
して逆比例するものと近似している。この補正差圧ΔP
eqiは50msec毎に算出する。
【0021】次に、ステップ1003にて、過去におい
て50msec毎に入力された各補正差圧ΔPeqiの
内、直前の64個の各算出値の平均を求め、これを平均
補正差圧ΔPeqmとする。次に、ステップ1004に
て、マイコン式のコントローラ8内蔵のメモリ(図示せ
ず)に記憶され、平均補正差圧ΔPeqmと捕集量Gと
の関係を記憶するテーブルから、捕集量Gをサーチして
メインルーチンにリターンする。
【0022】次に、所定時間待機後、アクセル開度を読
み取り(102)、読み取ったアクセル開度と回転数と
をパラメータとして内蔵のマップを参照して排気ガス温
度Toを推定し、この推定排気ガス温度Toとステップ
100にて入力した排気ガス温度Tとを比較し(10
4)、両者の差が所定レベルを超過していれば、温度セ
ンサ6が異常であることを示す異常警報を出力し、警報
ランプ9を点灯し(106)、その後、ステップ107
にて異常警報出力後における緊急再生に備えて臨時捕集
量G’を算出し、ステップ108に進む。
【0023】なお、上記マップは、アクセル開度と回転
数と排気ガス温度との関係を表す3次元マップである。
また、両排気ガス温度の差T−Toが所定レベル以下で
あれば、温度センサ6は正常であるとしてステップ10
8に進む。ステップ108では、サーチしたパティキュ
レ−ト捕集量Gが所定のしきい値Gtを超過したかどう
かを調べ、超過しなければステップ100にリターン
し、超過したらステップ109に進む。ステップ109
では、フィルタ再生を指令するランプ91を点灯して、
ルーチンを終了する。
【0024】以下に、ステップ107の臨時捕集量G’
の算出動作について説明する。まず、上記説明したステ
ップ100、102、104と同じ動作によって、フィ
ルタ2の下流側の温度センサ61の排気ガス温度T’が
正常かどうかを調べ、正常であれば、この排気ガス温度
T’を用いて上記と同様に臨時捕集量G’を算出する。
【0025】一方、下流側の温度センサ61の排気ガス
温度T’もまた正常でなければ、上述のエンジン回転数
とアクセル開度とからサーチした上記推定排気ガス温度
Toが真正の排気ガス温度Ttであると仮定して、この
排気ガス温度Ttを用いて上記と同様に臨時捕集量G’
を算出する。このようにすれば、温度センサ6又は61
の一方又は両方が故障しても再生時期を判別し、指令す
ることができ、パティキュレ−ト捕集量が過大となるの
を警告することができる。
【0026】次に、フィルタ再生ルーチンを図3を参照
して説明する。運転者がフィルタ再生を指令するランプ
91の点灯を視認し、エンジン停止状態にて再生スイッ
チ(図示せず)をオンすると、フィルタ再生ルーチンが
開始される。まず、ステップ110により温度センサ6
又は61の異常が出力されているかどうかを調べ、正常
であれば、温度センサ6、61から入力される温度に基
づいて(118)、ヒータ11やブロワ13への通電制
御を行いつつフィルタ2の再生動作を順次実行し(12
0)、フィルタ2の再生を完了して、ルーチンを終了す
る。
【0027】一方、温度センサ6、61が異常であれ
ば、温度センサ6、61を用いないタイマー制御による
フィルタ制御を実施する。すなわち、ステップ112に
てブロワ13を起動し、次に、内蔵のタイマーを起動し
(114)、タイマー制御サブルーチンを実行して再生
動作を行い(116)、再生終了後、終了する。タイマ
ー制御サブルーチンについて図5を参照しつつ以下に説
明する。
【0028】このサブルーチンは、ブロワ13の起動か
らの時間をパラメータとして通電、送風制御を行うもの
であり、まずブロワ13起動後、時間Ta(ここでは1
分)経過したら(1161)、ヒータ11へ予熱電力の
通電を開始する(1162)。次に、ヒータ通電開始
後、時間Tb’経過したら通電電力を着火電力に切り換
え、更にヒータ通電開始後、時間Tb経過したら(11
63)、通電電力を燃焼持続電力に切り換える(116
4)。次に、Tb経過後、時間Tc(ここでは15分)
経過したら(1165)、通電を停止する(116
6)。次に、通電停止後、時間Td(ここでは10分)
経過したら(1167)、送風を停止する(116
8)。
【0029】図6にこのサブルーチン中におけるタイミ
ングチャートを示す。以上に説明した本実施例の制御方
式によれば、温度センサ6の異常に起因するパティキュ
レ−トの未再生やフィルタの更なる損傷を防止すること
ができる。また、上記説明したように本実施例では、エ
ンジン回転数、排気ガス温度及び排気ガスの圧力に基づ
いて、フィルタ2のパティキュレ−ト捕集量を正確に推
定するとともに、検出した排気ガス温度がアクセル開度
及び回転数から推定した排気ガス温度に対して逸脱して
いるかどうかをチェックしているので、正確で高い信頼
性を有するフィルタ再生を実現でき、パティキュレ−ト
捕集量の推定の誤りに基づくフィルタの溶損やクラック
又は再生不良を防止できる。
【0030】なお、エンジンの暖機状態により排気ガス
温度が変動するので、エンジン始動開始後、所定時間経
過した後でのみ上記異常判別を行うようにしたり、エン
ジン冷却水温や外気温により推定排気ガス温度を補正し
たりすることも可能である。また、パティキュレ−ト捕
集量の算出に用いた状態変数を温度センサ6、61の点
検にも利用するので、構成の複雑化を軽減することがで
きる。 (実施例2)実施例2を図7を参照して説明する。
【0031】この実施例は、実施例1のステップ10
2、104の代わりにステップ200〜216からなる
ルーチンを実行することにより複雑なマップを省略した
ものである。まず、ステップ200にてエンジン回転数
が750(アイドル回転数)〜2500rpm(最大回
転数)かどうかを調べ(エンジン20が実際に回転して
いるかどうかを調べ)、NOならステップ208に進
み、YESなら温度センサ6が出力する排気ガス温度が
100〜400℃の範囲内かどうかを調べ(100)、
範囲内ならタイマ1をオフしてステップ208に進み、
範囲外ならタイマ1がカウント中かどうかを調べ(20
3)、YESならステップ206に進み、NOならタイ
マ1をスタートさせてステップ206に進む。
【0032】ステップ206では、タイマ1がオーバー
したかどうかを調べ、オーバーしたならタイマ1をオフ
してステップ106(図2参照)に進み、カウント中な
らステップ208に進んでエンジン回転数がほぼ750
(アイドル回転数域)又はほぼ2500rpm(最大回
転数域)かどうかを調べ、NOならタイマ2をオフして
(209)、ステップ108にリターンし、YESなら
タイマ2がカウント中かどうかを調べ(210)、YE
Sならステップ214に進み、NOならタイマ2をスタ
ートさせてステップ214に進む。
【0033】ステップ214では、タイマ2がオーバー
したかどうかを調べ、カウント中ならステップ108に
リターンし、オーバーしたならタイマ2をオフしてステ
ップ216に進む、ステップ216では排気ガス温度が
エンジン回転数がほぼ2500rpm(最大回転数域)
の場合には200℃以下、又は、エンジン回転数が75
0(アイドル回転数域)の場合に300℃以上であるか
どうかを調べ、YESならステップ106(図2参照)
に進み、NOならステップ108(図2参照)に進む。
【0034】すなわち、エンジン回転数が最大回転数域
の場合に排気ガス温度が200℃以下になったり、エン
ジン回転数がアイドル回転数域の場合に排気ガス温度が
300℃以上となったりすることは実際にはないと考え
ることができるので、そのような場合には温度センサ6
の異常と判別することができる。なお、上記説明では、
温度センサ6が異常の場合にのみ、温度センサ61の異
常を調べたが、温度センサ6及び61の両方を調べ、両
方が正常の場合にのみ、温度による再生制御を実行する
ことも当然可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排気ガス浄化装置の一実施例を示すブ
ロック図、
【図2】その再生動作を示すフローチャート、
【図3】その再生動作を示すフローチャート、
【図4】その再生動作を示すフローチャート、
【図5】その再生動作を示すフローチャート、
【図6】その再生モードを示すタイミングチャート、
【図7】実施例2の再生動作を示すフローチャート、
【図8】クレーム対応図。
【符号の説明】
2はフィルタ、6、61は温度センサ(温度検出手
段)、7、17は圧力センサ(圧力検出手段)、8はコ
ントローラ(捕集量検出手段、再生時期判別手段、通電
制御手段、温度異常判別手段)、11はヒータ(電熱手
段)、18は回転数センサ(回転数検出手段)、19は
アクセル開度センサ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【実施例】 (実施例1)本発明の排気ガス浄化装置の一実施例を図
1に示す。この排気ガス浄化装置は両端密閉のフィルタ
収容ケース1を有し、フィルタ収容ケース1内にはその
上流側から下流側へ、排気圧検出用の上流側圧力センサ
7、温度センサ(本発明でいう温度検出手段)6、ヒー
タ(本発明でいう電熱手段)11、フィルタ2、フィル
タ下流圧力検出用の下流側圧力センサ(本発明でいう圧
力検出手段)17、温度センサ61が順番に配置されて
いる。フィルタ収容ケース1の上流側の端壁にはディー
ゼルエンジン20の排気管3が配設されており、排気管
3の途中から送気管10が分岐されている。送気管10
は給気用のブロワ13の出口にバルブ14を通じて連結
されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】一方、上記したヒータ11、ブロワ13
びバルブ14はコントローラ8により駆動制御され、ま
た、ディーゼルエンジン20に装着された回転数センサ
18及びアクセル開度センサ19の出力信号はコントロ
ーラ8に伝送される。コントローラ8は、入力されるデ
ータに基づいて再生動作を制御し、異常発生時に異常警
報ランプ9を点灯する(異常信号を出力する)。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディ−ゼルエンジンの排気経路に配設さ
    れたフィルタと、前記エンジンの回転数を検出する回転
    数検出手段と、前記排気経路中の排気ガス温度を検出す
    る温度検出手段と、前記フィルタ上流側の排気ガス圧力
    を検出する圧力検出手段と、前記回転数、排気ガス温度
    及び圧力に基づいて前記フィルタのパティキュレ−ト捕
    集量を推定する捕集量推定手段と、前記フィルタの加熱
    により前記フィルタに捕集されたパティキュレ−トを燃
    焼させて前記フィルタを再生する電熱手段と、前記推定
    捕集量が所定レベルに達したかどうかを判別する再生時
    期判別手段と、前記推定捕集量が所定レベルに達した場
    合に発せられる前記フィルタ再生指令の入力により前記
    電熱手段へ通電する通電制御手段と、前記回転数を含む
    前記エンジンの状態変数と前記排気ガス温度との関係を
    記憶する記憶手段と、前記電熱手段への通電を実施しな
    い期間に前記温度検出手段から入力される排気ガス温度
    が前記関係に適合するか否かを判別するとともに、非適
    合の場合に前記温度検出手段の異常を指示する異常警報
    を発する温度異常判別手段とを備えることを特徴とする
    排気ガス浄化装置。
JP5118102A 1993-05-20 1993-05-20 排気ガス浄化装置 Pending JPH06330728A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5118102A JPH06330728A (ja) 1993-05-20 1993-05-20 排気ガス浄化装置

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JP5118102A JPH06330728A (ja) 1993-05-20 1993-05-20 排気ガス浄化装置

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JPH06330728A true JPH06330728A (ja) 1994-11-29

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ID=14728062

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JP5118102A Pending JPH06330728A (ja) 1993-05-20 1993-05-20 排気ガス浄化装置

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JP (1) JPH06330728A (ja)

Cited By (3)

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JP2012082701A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Denso Corp エンジン制御装置
JP2015055167A (ja) * 2013-09-11 2015-03-23 いすゞ自動車株式会社 排気浄化装置
JP2019027397A (ja) * 2017-08-02 2019-02-21 株式会社ケーヒン 内燃機関の触媒活性状態判定装置及び内燃機関の触媒活性状態判定方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012082701A (ja) * 2010-10-07 2012-04-26 Denso Corp エンジン制御装置
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