JPH0633057Y2 - 建築用パネル - Google Patents

建築用パネル

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JPH0633057Y2
JPH0633057Y2 JP1987126281U JP12628187U JPH0633057Y2 JP H0633057 Y2 JPH0633057 Y2 JP H0633057Y2 JP 1987126281 U JP1987126281 U JP 1987126281U JP 12628187 U JP12628187 U JP 12628187U JP H0633057 Y2 JPH0633057 Y2 JP H0633057Y2
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JP
Japan
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hook
panel
shape
locking
connecting member
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JP1987126281U
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English (en)
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JPS6431810U (ja
Inventor
正 相川
芳宏 片柳
広 増田
祐二 野村
Original Assignee
東邦シ−トフレ−ム株式会社
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Publication date
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  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は建築、構築物等における間仕切、内、外装パネ
ル、簡易壁体等に用いることができる建築用パネルに関
するものである。
(従来技術) 従来、建築、構築物等における間仕切、内、外装パネ
ル、簡易壁体等において壁体等を連結するための鈎体係
止片と鈎体係止杆を壁体内に内蔵したものは、例えば実
公昭41−21561号公報(以下第1従来技術とい
う)、実開昭53−99666号公報(以下第2従来技
術という)のように公知である。
また建築、構築物等における間仕切、内、外装パネル、
簡易壁体等ではないが、鴨居柱等から形成される外枠と
この外枠内に摺動可能に嵌め込まれる引戸との間に形成
される遊びを無くすための鎌錠として例えば実開昭54
−139699号公報(以下第3従来技術という)のよ
うなものも公知であり、さらに引戸用の捻子込栓または
クレセント錠等の錠前における安全装置として例えば実
公昭50−26716号公報(以下第4従来技術とい
う)のようなものも公知である。
(考案が解決しようとする課題) ところが、上記第1、第2、第3従来技術に開示されて
いる鈎体係止片は、いずれも鈎体係止片の構造が複雑
(第1従来技術の場合は腕杆を必要とし、第2従来技術
の場合は円形偏心カムを必要とし、第3従来技術の場合
はスクリュガイド、ガイド用縦孔、長孔の他、数個の案
内孔を必要とする)であるばかりでなく、鈎体係止杆と
の係止動作は、いずれも鈎体係止片の転動支点を変位し
て行うものであるため、鈎体係止片の動作が複雑となり
故障の要因となる等の問題点があったものであり、また
第4従来技術に開示されている鈎体係止片は、扇形状に
形成された平板の扇形状外縁部を所要高さに起立させて
回転軸(枢軸)を中心とする同心円弧状の鈎体係止面と
したものであり、これを間仕切、簡易壁体等のパネル内
に収容して用いることは構造上から技術的に難かしいば
かりでなく、上記鈎体係止片における鈎体係止面は鈎体
係止杆(掛止体)との係合動作において、鈎体係止杆を
引寄せ、パネル同士の接合端面を密着状態にて一体に連
結することができないという問題点があった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記課題を解決することを目的とし、接合すべ
き各パネル本体の接合端面に対向して連結部材取付用凹
部を形成するとともに前記一方のパネル本体の連結部材
取付用凹部内に全体形状が円弧状鈎型にして、かつ鈎体
係止杆との係止面の形状が定位置回転軸を支点とするカ
ム輪郭面からなる回転係合式鈎体を、他方のパネル本体
の連結部材取付用凹部内に鈎体係止杆をそれぞれ取付
け、前記全体形状が円弧状鈎型にして、かつ鈎体係止杆
との係止面の形状が定位置回転軸を支点とするカム輪郭
面からなる回転係合式鈎体および鈎体係止杆の係合によ
り前記各パネル本体の接合端面を密着接合するようにし
たことを特徴とするものである。
(実施例) 第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示し、1,1は
パネル本体である。2,2は前記各パネル本体1,1の
接合端面3,3に対向して形成した連結部材取付用凹部
であって、前記一方のパネル本体1の連結部材取付用凹
部2内には回転係合式鈎体4が収容取付けられている。
5は前記他方のパネル本体1の連結部材取付用凹部2内
に収容取付けられた軸状の鈎体係止杆であって、前記回
転係合式鈎体4を係合するためのものである。なお前記
回転係合式鈎体4は全体形状が円弧状鈎型に形成され、
定位置回転軸6を支点として回転可能に設けられている
とともに前記鈎体係止杆5との係止面4aは前記定位置
回転軸6を支点とするカム輪郭面4bに形成されてお
り、前記鈎体係止杆5に係合完了時には前記カム輪郭面
4bからなる係止面4aの作用により前記各パネル本体
1,1の接合端面3,3が密着状態となるように形成さ
れている。また前記回転係合式鈎体4および鈎体係止杆
5はパネル本体1,1の大きさによってその数は任意で
あるとともに前記連結部材取付用凹部2,2内への取付
けも図示してないが、あらかじめ連結部材取付用凹部
2,2内に嵌合取付けることができる嵌合体(ケース)
のようなものに取付けておき、これを前記連結部材取付
用凹部2,2内に嵌合取付けるようにしてもよく、また
パネル本体1,1の接合端面3,3には必要に応じ相互
に噛合する密着用の各種形状の雄、雌噛合条溝(図示せ
ず)を付したり、あるいは弾性材からなる適宜の密着用
クッション部材(図示せず)を設けたりすることも可能
である。
さらにまたパネル本体1,1もベニヤ合板製のもの、金
属板の裏面に発泡合成樹脂材あるいはその他所要の断熱
材と金属箔、厚紙等の裏面材を一体に形成したもの、ま
たは木質あるいは金属板間に発泡合成樹脂材を一体に介
在したもの等、種々の材質および形態のものが使用され
るものである。さらに前記回転係合式鈎体4の回転はレ
ンチ等所要の工具によって行うようにしてもよく、また
前記定位置回転軸6端および鈎体係止杆5の軸端は必要
に応じ適宜着脱自在の装飾用キャップ(図示せず)によ
って被覆するようにしてもよい。
次に作用について説明する。各パネル本体1,1を連結
する場合は、一方のパネル本体1の接合端面3に形成し
た連結部材取付用凹部2内に収容取付けた回転係合式鈎
体4の定位置回転軸6を回転することにより前記回転係
合式鈎体4のカム輪郭面4bからなる係止面4aを、他
方のパネル本体1の接合端面3に形成した連結部材取付
用凹部2内に収容取付けた鈎体係止杆5に係合して前記
回転係合式鈎体4のカム輪郭面4bからなる係止面4a
の作用により、係合完了時には前記各パネル本体1,1
の接合端面3,3を密着状態として一体に連結するもの
である。
また各パネル本体1,1の連結を外す場合は、前記回転
係合式鈎体4を逆方向に回転して前記回転係合式鈎体4
と前記鈎体係止杆5との係合を解くことにより、簡単に
各パネル本体1,1の連結を外すことができるものであ
る。
(効果) 以上説明したように本考案によれば、接合すべき各パネ
ル本体の接合端面に対向して連結部材取付用凹部を形成
するとともに前記一方のパネル本体の連結部材取付用凹
部内に全体形状が円弧状鈎型にして、かつ鈎体係止杆と
の係止面の形状が定位置回転軸を支点とするカム輪郭面
からなる回転係合式鈎体を、他方のパネル本体の連結部
材取付用凹部内に鈎体係止杆をそれぞれ取付け、前記全
体形状が円弧状鈎型にして、かつ鈎体係止杆との係止面
の形状が定位置回転軸を支点とするカム輪郭面からなる
回転係合式鈎体および鈎体係止杆の係合により前記各パ
ネル本体の接合端面を密着接合するようにしたものであ
るから、パネル本体の連結に際しては各パネル本体の接
合端面に取付けた回転係合式鈎体と鈎体係止杆を係合す
ることにより、各パネル本体を容易に連結することがで
きるものであるが、特に本考案は回転係合式鈎体の全体
形状が円弧状鈎型にして、かつ鈎体係止杆との係止面の
形状が定位置回転軸を支点とするカム輪郭面からなるも
のであるから、前記回転係合式鈎体の全体形状を従来品
に比して著しく小型化することができるとともに鈎体係
止杆との係合に際しても前記回転係合式鈎体の支点が変
位しないので、前記回転係合式鈎体を収容するパネル本
体の連結部取付用凹部のスペースを従来品に比して著し
く小さくすることができ、その結果パネル本体連結部の
強度を弱化するようなことがなく、しかも前記回転係合
式鈎体と鈎体係止杆との係合は、前記回転係合式鈎体の
定位置回転軸を支点とするカム輪郭面からなる係止面の
作用によってなされるものであるから、パネル本体の接
合端面は確実に密着状態にて一体に連結され、間柱、胴
縁等の介在物あるいは連結板、止めネジ、鋲等の止着部
材がなくても、パネル接合部および壁全体を強固に連結
することができるものであり、かつ構造も簡単で、故障
も少い等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示すもので、第
1図は連結状態のパネル本体の正面図、第2図は同連結
部の一部拡大正面図、第3図は同連結を解除した状態の
一部拡大正面図、第4図は要部の拡大斜視図である。 1……パネル本体 2……連結部材取付用凹部 3……接合端面 4……回転係合式鈎体 4a……係止面 4b……カム輪郭面 5……鈎体係止杆 6……定位置回転軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 野村 祐二 埼玉県草加市松原3丁目C−22−401 (56)参考文献 実開 昭54−139699(JP,U) 実開 昭53−99666(JP,U) 実開 昭61−56405(JP,U) 実公 昭41−21561(JP,Y1) 実公 昭50−26716(JP,Y1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】接合すべき各パネル本体の接合端面に対向
    して連結部材取付用凹部を形成するとともに前記一方の
    パネル本体の連結部材取付用凹部内に全体形状が円弧状
    鈎型にして、かつ鈎体係止杆との係止面の形状が定位置
    回転軸を支点とするカム輪郭面からなる回転係合式鈎体
    を、他方のパネル本体の連結部材取付用凹部内に鈎体係
    止杆をそれぞれ取付け、前記全体形状が円弧状鈎型にし
    て、かつ鈎体係止杆との係止面の形状が定位置回転軸を
    支点とするカム輪郭面からなる回転係合式鈎体および鈎
    体係止杆の係合により前記各パネル本体の接合端面を密
    着接合するようにしたことを特徴とする建築用パネル。
JP1987126281U 1987-08-21 1987-08-21 建築用パネル Expired - Lifetime JPH0633057Y2 (ja)

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JP1987126281U JPH0633057Y2 (ja) 1987-08-21 1987-08-21 建築用パネル

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JP1987126281U JPH0633057Y2 (ja) 1987-08-21 1987-08-21 建築用パネル

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JPS6431810U JPS6431810U (ja) 1989-02-28
JPH0633057Y2 true JPH0633057Y2 (ja) 1994-08-31

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JP2760920B2 (ja) * 1992-03-12 1998-06-04 ミサワホーム株式会社 壁パネル接合方法
JP4780879B2 (ja) * 2001-09-28 2011-09-28 コクヨ株式会社 パネルの連結構造
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