JPH078651Y2 - ブレースの接合構造 - Google Patents
ブレースの接合構造Info
- Publication number
- JPH078651Y2 JPH078651Y2 JP19252287U JP19252287U JPH078651Y2 JP H078651 Y2 JPH078651 Y2 JP H078651Y2 JP 19252287 U JP19252287 U JP 19252287U JP 19252287 U JP19252287 U JP 19252287U JP H078651 Y2 JPH078651 Y2 JP H078651Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- brace
- main body
- joint structure
- cover plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案はブレースの接合構造に関するものである。
（従来の技術） 従来においては第３図に示す様にブレースの接合構造は
柱端部金物（13）が十字形断面であつたためそれ自体の
強度に問題があり及びブレース（７）の端板（14）との
間に剪断力が作用するため高強度ボルト（15）を用いね
ばならず改良の余地があつた。
柱端部金物（13）が十字形断面であつたためそれ自体の
強度に問題があり及びブレース（７）の端板（14）との
間に剪断力が作用するため高強度ボルト（15）を用いね
ばならず改良の余地があつた。
（考案が解決しようとする問題点） 本考案は以上の従来の問題を解決しブレースとの接合強
度を十分有するブレースの接合構造の提供を目的とす
る。
度を十分有するブレースの接合構造の提供を目的とす
る。
（問題点を解決するための手段） 本考案は以上の目的達成のためにその単一の側面が開放
側面にされたボックス状の本体と、前記開放側面を閉じ
る略コ字状の蓋板と、本体の３側面及び蓋板の正面及び
両側面の各々に設けられたねじ孔と、前記本体の３側面
又は蓋板の正面に面接触し前記柱との間に挾まれて位置
し前記ねじ孔に固定される接合板と、該接合板にその端
部が突き合わされて固定されたブレースとからなるブレ
ースの接合構造を提供するものである。
側面にされたボックス状の本体と、前記開放側面を閉じ
る略コ字状の蓋板と、本体の３側面及び蓋板の正面及び
両側面の各々に設けられたねじ孔と、前記本体の３側面
又は蓋板の正面に面接触し前記柱との間に挾まれて位置
し前記ねじ孔に固定される接合板と、該接合板にその端
部が突き合わされて固定されたブレースとからなるブレ
ースの接合構造を提供するものである。
（実施例） 以下本考案のブレースの接合構造を図面に示す実施例に
従い説明する。
従い説明する。
第１図は本考案のブレースの接合構造を示し、該接合構
造に用いる柱端部金物（２）は柱（１）の端部（図示の
ものは柱脚部）に固定される。
造に用いる柱端部金物（２）は柱（１）の端部（図示の
ものは柱脚部）に固定される。
柱端部金物（２）はその単一の側面が開放側面（５）に
されたボックス状（第２図参照）の本体（３）を有す
る。
されたボックス状（第２図参照）の本体（３）を有す
る。
開放側面（５）を有するのは柱端部金物（２）を基礎の
アンカーボルト等に固定する作業を可能にするためであ
る。
アンカーボルト等に固定する作業を可能にするためであ
る。
該本体（３）の３側面の各々にはねじ孔（4a）が設けら
れている。
れている。
但し開放側面（５）の両側の側面の端部より部分はねじ
ではなく単なる孔（4b）にされる。
ではなく単なる孔（4b）にされる。
次に開放側面（５）を閉じる略コ字状の蓋板（６）が設
けられる。
けられる。
該蓋板（６）の正面及び両側片はねじ孔（4a）を有す
る。
る。
一方前記本体（３）の３側面又は蓋板（６）の正面に面
接触し前記柱（１）との間に挾まれて位置し前記ねじ孔
（4a）に固定される接合板（８）にその端部が突き合わ
されて固定されたブレース（７）が設けられる。
接触し前記柱（１）との間に挾まれて位置し前記ねじ孔
（4a）に固定される接合板（８）にその端部が突き合わ
されて固定されたブレース（７）が設けられる。
以上の実施例に示した本考案のブレースの接合構造の作
用は次の通り。
用は次の通り。
すなわち３方向にブレース（７）が用いられる場合には
蓋板（６）は用いられないが４方向の場合には蓋板
（６）が用いられる（以下の説明は４方向について行
う）。
蓋板（６）は用いられないが４方向の場合には蓋板
（６）が用いられる（以下の説明は４方向について行
う）。
まず本体（３）の開放側面（５）に蓋板（６）の両側片
が嵌入される。
が嵌入される。
次に第１図に示す様にその端部に接合板（８）が固定さ
れたブレース（７）が適用される。
れたブレース（７）が適用される。
接合板（８）は柱端部金物（２）の本体（３）の側面又
は蓋板（６）の正面に当接され面接触される。
は蓋板（６）の正面に当接され面接触される。
この状態で接合板（８）の孔（９）を貫通してボルト
（11）を柱端部金物（２）の本体（３）のねじ孔（4a）
又は蓋板（６）のねじ孔（4a）にねじ込む。
（11）を柱端部金物（２）の本体（３）のねじ孔（4a）
又は蓋板（６）のねじ孔（4a）にねじ込む。
これにより接合板（８）は本体（３）の側面又は蓋板
（６）の正面に固定されるのである。
（６）の正面に固定されるのである。
施工完了されたブレース（７）からの力は接合板（８）
から本体（３）の側面に伝えられる。
から本体（３）の側面に伝えられる。
この場合ボルト（11）には剪断力よりも引張り力が支配
的に作用するためボルト（11）はその強度を十分発揮す
る。
的に作用するためボルト（11）はその強度を十分発揮す
る。
更に柱端部金物（２）の本体（３）はボックス状である
ためその断面２次モーメントは大きく十分な強度を発揮
する。
ためその断面２次モーメントは大きく十分な強度を発揮
する。
（考案の効果） 本考案のブレースの接合構造の実施例は以上の通りであ
りその効果を次に列記する。
りその効果を次に列記する。
（１）本考案のブレースの接合構造は特に本体の３側面
又は蓋板の正面に面接触し前記柱との間に挾まれて位置
し前記ねじ孔に固定される接合板においてブレースが接
合されるため剪断力よりも引張力が支配的に作用し特殊
な高強度ボルトを用いる必要がない。
又は蓋板の正面に面接触し前記柱との間に挾まれて位置
し前記ねじ孔に固定される接合板においてブレースが接
合されるため剪断力よりも引張力が支配的に作用し特殊
な高強度ボルトを用いる必要がない。
（２）本考案のブレースの接合構造は特にボックス状の
柱端部金物を有するためその断面２次モーメントは大き
く十分な強度を発揮する。
柱端部金物を有するためその断面２次モーメントは大き
く十分な強度を発揮する。
第１図は本考案の接合構造の斜視図 第２図は第１図II−II断面図 第３図は従来の接合構造の斜視図 1:柱、2:柱端部金物 3:本体、4a:ねじ孔 4b:孔、5:開放側面 6:蓋板、7:ブレース 8:接合板、9:孔 11:ボルト 13:柱端部金物 14:端板 15:高強度ボルト
Claims (1)
- 【請求項１】その単一の側面が開放側面にされたボック
ス状の本体と、前記開放側面を閉じる略コ字状の蓋板
と、本体の３側面及び蓋板の正面及び両側面の各々に設
けられたねじ孔と、前記本体の３側面又は蓋板の正面に
面接触し前記柱との間に挾まれて位置し前記ねじ孔に固
定される接合板と、該接合板にその端部が突き合わされ
て固定されたブレースとからなるブレースの接合構造
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19252287U JPH078651Y2 (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | ブレースの接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19252287U JPH078651Y2 (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | ブレースの接合構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0196905U JPH0196905U (ja) | 1989-06-28 |
| JPH078651Y2 true JPH078651Y2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=31483375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19252287U Expired - Lifetime JPH078651Y2 (ja) | 1987-12-18 | 1987-12-18 | ブレースの接合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH078651Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-12-18 JP JP19252287U patent/JPH078651Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0196905U (ja) | 1989-06-28 |
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