JPH078648Y2 - 柱梁接合構造 - Google Patents
柱梁接合構造Info
- Publication number
- JPH078648Y2 JPH078648Y2 JP1988091634U JP9163488U JPH078648Y2 JP H078648 Y2 JPH078648 Y2 JP H078648Y2 JP 1988091634 U JP1988091634 U JP 1988091634U JP 9163488 U JP9163488 U JP 9163488U JP H078648 Y2 JPH078648 Y2 JP H078648Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- column
- end plate
- joint structure
- guide pipe
- pillar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は柱と梁を剛接合する柱梁接合構造に関するもの
である。
である。
(従来の技術) 従来において柱と梁を剛接合する場合ボルトで直接接合
する方法、柱にブラケットを予め熔接しておきガセット
プレートで接合する方法等が用いられている。
する方法、柱にブラケットを予め熔接しておきガセット
プレートで接合する方法等が用いられている。
しかしながらこれらの従来の方法では十分な接合力及び
施工の容易性において改良の余地があった。
施工の容易性において改良の余地があった。
一方実開平1-62403号が公知であるが該公報には端板の
大きさ及び施工効率の改良については全くふれられてい
ない。
大きさ及び施工効率の改良については全くふれられてい
ない。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は以上の従来の課題を解決し十分な接合力を有し
及び施工が容易な柱梁接合構造の提供を目的とする。
及び施工が容易な柱梁接合構造の提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は以上の目的達成のために 柱の対向する2側面を貫通して設けられたガイドパイプ
と、前記柱の外側面に当接され梁の上下に突出する大き
さの端板と、該端板の側縁に設けられ柱のコーナー近く
のピンに係止され該ピンの直径程度の段差の段部と、前
記端板の孔及び前記ガイドパイプに挿入され端板を柱に
固定するボルトとからなる柱梁接合構造を提案するもの
である。
と、前記柱の外側面に当接され梁の上下に突出する大き
さの端板と、該端板の側縁に設けられ柱のコーナー近く
のピンに係止され該ピンの直径程度の段差の段部と、前
記端板の孔及び前記ガイドパイプに挿入され端板を柱に
固定するボルトとからなる柱梁接合構造を提案するもの
である。
(実施例) 以下本考案の柱梁接合構造を図面に示す実施例に従い説
明する。
明する。
第1図は本考案の柱梁接合構造を示し、該接合構造は柱
(1)の対向する2側面を貫通して設けられたガイドパ
イプ(2)を有する。
(1)の対向する2側面を貫通して設けられたガイドパ
イプ(2)を有する。
一方柱(1)の外側面には梁(4)の上下に突出する大
きさの端板(5)が当接される。
きさの端板(5)が当接される。
該端板(5)の孔及び前記ガイドパイプ(2)にボルト
(9)が挿入されその反対面への突出端部にナット(1
0)がねじ結合される。
(9)が挿入されその反対面への突出端部にナット(1
0)がねじ結合される。
すなわちボルト(9)及びナット(10)により梁(4)
の端板(5)は柱(1)に固定されることになる。
の端板(5)は柱(1)に固定されることになる。
ここで図示の実施例においては端板(5)の側縁にピン
(7)の直径程度の段差の段部(6)が設けられる。
(7)の直径程度の段差の段部(6)が設けられる。
該段部(6)は柱(1)の外側面のコーナー近くに突設
されたピン(7)に端板(5)を係止するものである。
されたピン(7)に端板(5)を係止するものである。
以上の実施例に示した本考案の柱梁接合構造の作用を施
工方法と共に次に示す。
工方法と共に次に示す。
すなわち施工時においては梁(4)の端板(5)を段部
(6)において柱(1)のピン(7)に係止させて仮置
きする。
(6)において柱(1)のピン(7)に係止させて仮置
きする。
この状態で端板(5)の孔及びガイドパイプ(2)にボ
ルト(9)を挿入しその反対面への突出端部にナット
(10)をねじ結合させる。
ルト(9)を挿入しその反対面への突出端部にナット
(10)をねじ結合させる。
これにより梁(4)の端板(5)は柱(1)に固定され
るのである。
るのである。
次に使用時には梁(4)からの曲げモーメント等は端板
(5)を介して柱(1)の外側面に伝えられる。
(5)を介して柱(1)の外側面に伝えられる。
本考案の柱梁接合構造は以上に示した実施例以外に次の
構成にしてもよい。
構成にしてもよい。
すなわち柱(1)として角パイプを用いた場合に角パイ
プ内にコンクリートを充填してもよい。
プ内にコンクリートを充填してもよい。
これは柱(1)の対向する2側面を貫通してガイドパイ
プ(2)が設けられるためコンクリートが充填されても
ボルト(9)の挿入が可能であるからである。
プ(2)が設けられるためコンクリートが充填されても
ボルト(9)の挿入が可能であるからである。
(考案の効果) 本考案の柱梁接合構造の実施例は以上の通りでありその
効果を次に列記する。
効果を次に列記する。
(1)本考案の接合構造は特に梁の端板は上下に突出す
る大きさであるため柱への接合力は十分確保される。
る大きさであるため柱への接合力は十分確保される。
(2)本考案の接合構造は特にボルトにより固定するた
め施工が容易である。
め施工が容易である。
(3)本考案の接合構造は特に端板の側縁に段部が設け
られ柱のピンは柱のコーナ近くであるため端板を小さく
しなくて(十分な大きさで)しかも施工効率も向上す
る。
られ柱のピンは柱のコーナ近くであるため端板を小さく
しなくて(十分な大きさで)しかも施工効率も向上す
る。
第1図は本考案の接合構造の斜視図 第2図はガイドパイプにおいて切断した柱の断面図 1:柱 2:ガイドパイプ 4:梁 5:端板 5a:孔 6:段部 7:ピン 9:ボルト 10:ナット
Claims (1)
- 【請求項1】柱の対向する2側面を貫通して設けられた
ガイドパイプと、前記柱の外側面に当接され梁の上下に
突出する大きさの端板と、該端板の側縁に設けられ柱の
コーナー近くのピンに係止され該ピンの直径程度の段差
の段部と、前記端板の孔及び前記ガイドパイプに挿入さ
れ端板を柱に固定するボルトとからなる柱梁接合構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988091634U JPH078648Y2 (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 柱梁接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988091634U JPH078648Y2 (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 柱梁接合構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0213606U JPH0213606U (ja) | 1990-01-29 |
JPH078648Y2 true JPH078648Y2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=31316102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988091634U Expired - Lifetime JPH078648Y2 (ja) | 1988-07-11 | 1988-07-11 | 柱梁接合構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH078648Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0162403U (ja) * | 1987-10-14 | 1989-04-21 |
-
1988
- 1988-07-11 JP JP1988091634U patent/JPH078648Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0213606U (ja) | 1990-01-29 |
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