JPH079926Y2 - 柱梁接合金具 - Google Patents

柱梁接合金具

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JPH079926Y2
JPH079926Y2 JP1989128236U JP12823689U JPH079926Y2 JP H079926 Y2 JPH079926 Y2 JP H079926Y2 JP 1989128236 U JP1989128236 U JP 1989128236U JP 12823689 U JP12823689 U JP 12823689U JP H079926 Y2 JPH079926 Y2 JP H079926Y2
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JP1989128236U
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良昭 岩崎
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Daiwa House Industry Co Ltd
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Daiwa House Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は柱と梁を接合する柱梁接合金具に関するもので
あり、接合作業の容易な柱梁接合金具の提供を目的とす
る。
本考案は実公平2−43123号の分割出願であり前記公報
の金具においてはその天板には穴(ねじ穴でない)が及
び底板にはねじ穴が設けられているが本考案は天板及び
底板のいずれにもねじ切りされない穴(ねじ穴でない)
が設けられている点に特徴を有する。
以下本考案の柱梁接合金具(以下本考案の接合金具とい
う)を図面に示す実施例に従い説明する。
第1図乃至第4図は本考案の接合金具を示し、該接合金
具(1)は鋼等で作られた断面略コ字状材の一方のコー
ナー部の角を落として作られた上下所定長さの本体
(4)を有する。
本体(4)の3つの面の各々の内周面には本体(4)の
肉厚の略2.5倍にされた裏板(9)が溶接されている。
又本体(4)の3つの面の各々には所定数のねじ穴
(7)が本体(4)及び裏板(9)(但しねじ山は裏板
(9)のみに切る場合を含むものとする)を貫通して設
けられる。
一方本体(4)の上端には天板(2)が、及び下端には
底板(3)が各々溶接される。
天板(2)及び底板(3)には所定数のねじ切りされな
い穴(8)が各々設けられるる。
一方本体(4)の開放側面には上方に窓を有して正面板
(5)が溶接される。
該正面板(5)は本体(4)より肉厚にされると共に所
定数のねじ穴(7)が設けられる。
裏板(9)の肉厚であるがこれにはねじ穴(7)を設け
て所定の強度を確保しなければならない一方天板(2)
及び底板(3)の穴(8)の配置(外周近くにすること
が望ましい)との関係で余り厚くすることは出来ない。
このため本考案においては裏板(9)の肉厚を本体
(4)の肉厚の2.0乃至3.0倍の範囲にする。
次に天板(2)及び底板(3)の穴(8)については出
来るだけ外周近くが望ましいが天板(2)及び底板
(3)の平面形状は本体(4)の面よりどうしても狭い
ためその配置は次の様に工夫される。
すなわち天板(2)及び底板(3)の穴(8)はナット
が本体(4)の内周面に当らない限度でこれに極く近接
した位置に配置されるのである。
以上の実施例に示した本考案の接合金具の使用方法の一
例を第4図を参照して次に説明する。
すなわち接合金具(1)は1階の柱(12)と2階の柱
(10)の間に装着される。
1階の柱(12)は角形鋼管が用いられその頂部に略十字
状断面の連結具(14)が溶接される。
連結具(14)の連結板(15)上に接合金具(1)が底板
(3)において載置され、連結板(15)と底板(3)が
ボルト(25)(2ケ)及びナットにより接合される。
一方2階の柱(10)も角形鋼管が用いられその底部に連
結具(14)が溶接される。
連結具(14)の連結板(15)と接合金具(1)の天板
(2)がボルト(25)(2ケ)及びナットにより接合さ
れることになる。
次に2種類の梁(16)(20)が示され、一方の梁(16)
は接合金具(1)の本体(4)の幅の広い面に、及び他
方の梁(20)は本体(4)の幅の狭い面に各々接合され
る。
まず梁(16)はH形鋼材が用いられその端部に端板(1
8)が溶接される。
端板(18)は接合金具(1)の本体(4)の幅の広い面
に当てられた状態で該端板(18)の穴(19)を貫通して
本体(4)のねじ穴(7)にねじ込まれるボルト(25)
により接合金具(1)に接合されることになる。
次に梁(20)は溝形鋼材が用いられるがその本体(4)
への接合方法は梁(16)におけると同様である。
次に第5図に本考案の接合金具の他の使用例として前述
のものとは断面形状の相違する柱(27)(28)が示され
ている。
第6図は本考案の他の接合金具を示し、該接合金具
(1)は第1図乃至第4図のものと比較して次の特徴を
有する。
すなわち正面板(5)は中央に位置決めされ上下に隙間
が形成されている。
本考案の柱梁接合金具は以上の実施例に示した構成及び
使用方法において次の効果を有する。
(1)本考案の柱梁接合金具は実用新案登録請求の範囲
に記載した構成であり、特に本体(4)は断面略コ字状
材の一方のコーナー部の角を落して作られるため階段等
において壁面厚さを薄くする(従って横幅の狭い梁(2
0)を用いる)場合に極めて適する。
(2)本考案の柱梁接合金具は同上の構成であり、特に
本体(4)は開放側面の上又は下の隙間を有するため裏
板(9)の溶接は容易で製造上の負担を伴わない。
(3)本考案の柱梁接合金具は同上の構成であり、特に
本体(4)の開放側面に溶接された正面板(5)は本体
(4)より肉厚であるため補強なしで十分な強度を有す
る。
(4)本考案の柱梁接合金具は同上の構成であり、特に
裏板(9)の肉厚は本体(4)の肉厚の2.0乃至3.0倍の
範囲にされるためそこに設けられるねじ穴(7)の強度
が確保される一方天板(2)の穴(8)及び底板(3)
の穴(8)が余りに中心に寄ってしまう危れがない。
(5)本考案の柱梁接合金具は同上の構成であり、特に
天板(2)及び底板(3)のねじ切りされない穴(8)
は本体(4)の内周面に当らない限度でこれに極く近接
した位置に配置されるため柱との接合強度が十分確保さ
れる。
(6)本考案の柱梁接合金具は同上の構成であり、特に
天板(2)及び底板(3)の孔はねじ切りされないため
製造が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の接合金具の平面図 第2図は同上正面図 第3図は第2図III−III断面図 第4図は本考案の接合金具の使用状態を示す斜視図 第5図は同上他の使用例を示す斜視図 第6図は同上他の接合金具の正面図 1:接合金具 2:天板 3:底板 4:本体 5:正面板 7:ねじ穴 8:穴 9:裏板 10:柱 11:底板 12:柱 14:連結具 15:連結板 16:梁 18:端板 19:穴 20:梁 21:端板 22:穴 23:ブレース 24:梁 25:ボルト 27:柱 28:柱

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面略コ字状材の一方のコーナー部の角を
    落して作られた上下所定長さの本体(4)と、該本体
    (4)の3面の各々の内周面に溶接されその肉厚が前記
    本体(4)の肉厚の2.0乃至3.0倍の範囲にされた裏板
    (9)と、本体(4)の3面の各々の面及び裏板(9)
    を貫通して設けられた所定数のねじ穴(7)と、本体
    (4)の上端に溶接されナットが前記本体(4)の内周
    面に当らない限度でこれに極く近接した位置に配置して
    所定数のねじ切りされない穴(8)が設けられた天板
    (2)と、本体(4)の下端に溶接されナットが前記本
    体(4)の内周面に当らない限度でこれに極く近接した
    位置に配置して所定数のねじ切りされない穴(8)が設
    けられた底板(3)と、本体(4)の開放側面の上又は
    下の隙間を有して溶接され所定数のねじ穴(7)が設け
    られ本体(4)より肉厚にされた正面板(5)とからな
    る柱梁接合金具
JP1989128236U 1989-11-01 1989-11-01 柱梁接合金具 Expired - Lifetime JPH079926Y2 (ja)

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JPH02129505U JPH02129505U (ja) 1990-10-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6099612U (ja) * 1983-12-14 1985-07-06 大和ハウス工業株式会社 柱梁接合金具

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JPH02129505U (ja) 1990-10-25

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