JPH0243123Y2 - - Google Patents

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JPH0243123Y2
JPH0243123Y2 JP1983192756U JP19275683U JPH0243123Y2 JP H0243123 Y2 JPH0243123 Y2 JP H0243123Y2 JP 1983192756 U JP1983192756 U JP 1983192756U JP 19275683 U JP19275683 U JP 19275683U JP H0243123 Y2 JPH0243123 Y2 JP H0243123Y2
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screw holes
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JP1983192756U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は柱と梁を接合する柱梁接合金具に関す
るものであり、接合作業の容易な柱梁接合金具の
提供を目的とする。
以下本考案の柱梁接合金具(以下本考案の接合
金具という)を図面に示す実施例に従い説明す
る。
第1図乃至第4図は本考案の接合金具を示し、
該接合金具1は鋼等で作られた断面略コ字状材の
一方のコーナー部の角を落した形状である角部に
面を有する形状に作られた上下所定長さの本体4
を有する。
本体4の角部の面以外の3つの面の各々の内周
面には本体4の肉厚の略2.5倍にされた裏板9が
溶接されている。
又本体4の角部の面以外の3つの面の各々には
所定数のねじ穴7が本体4及び裏板9(但しねじ
山は裏板9のみに切る場合を含むものとする)を
貫通して設けられる。
一方本体4の上端には天板2が、及び下端には
本体4より肉厚にされた底板3が各々溶接され
る。
天板2には所定数の穴8が、及び底板3には所
定数のねじ穴7が各々設けられる。
一方本体4の開放側面には上方に隙間を有して
正面板5が溶接される。
該正面板5は本体4より肉厚にされると共に所
定数のねじ穴7が設けられる。
裏板9の肉厚であるがこれにはねじ穴7を設け
て所定の強度を確保しなければならない一方底板
3のねじ穴7の配置(外周近くにすることが望ま
しい)との関係で余り厚くすることは出来ない。
このため本考案においては裏板9の肉厚を本体
4の肉厚の2.0乃至3.0倍の範囲にする。
次に底板3のねじ穴7については出来るだけ外
周近くが望ましいが底板3の平面形状は本体4の
面よりどうしても狭くしかも本体4には裏板9が
付加されているためその配置は次の様に工夫され
る。
すなわち底板3のねじ穴7は本体4の裏板9の
内表面に当らない限度でこれに極く近接した位置
に配置されるのである。
以上の実施例に示した本考案の接合金具の使用
方法の一例を第4図を参照して次に説明する。
すなわち接合金具1は1階の柱12と2階の柱
10の間に装着される。
1階の柱12は角形鋼管が用いられその頂部に
略十字状断面の連結具14が溶接される。
連結具14の連結板15上に接合金具1が底板
3において載置され、連結板15と底板3がボル
ト25(2ヶ)により接合される。
一方2階の柱10も角形鋼管が用いられその底
部に連結具14が溶接される。
連結具14の連結板15と接合金具1の天板2
がボルト25(2ヶ)及びナツト(天板2にはね
じ穴でなく穴8が設けられているため)により接
合されることになる。
次に2種類の梁16,20が示され、一方の梁
16は接合金具1の本体4の幅の広い面に、及び
他方の梁20は本体4の幅の狭い面に各々接合さ
れる。
まず梁16はH形鋼材が用いられその端部に端
板18が溶接される。
端板18は接合金具1の本体4の幅の広い面に
当てられた状態で該端板18の穴19を貫通して
本体4のねじ穴7にねじ込まれるボルト25によ
り接合金具1に接合されることになる。
次に梁20は溝形鋼材が用いられるがその本体
4への接合方法は梁16におけると同様である。
次に第5図に本考案の接合金具の他の使用例と
して前述のものとは断面形状の相違する柱27,
28が示される。
第6図は本考案の他の接合金具を示し、該接合
金具1は第1図乃至第4図のものと比較して次の
特徴を有する。
すなわち正面板5は中央に位置決めされ上下に
隙間が形成されている。
本考案の柱梁接合金具は以上の実施例に示した
構成及び使用方法において次の効果を有する。
(1) 本考案の柱梁接合金具は実用新案登録請求の
範囲に記載した構成であり、特に本体4は断面
略コ字状材の一方のコーナー部の角を落した形
状である角部に面を有する形状に作られるため
階段等において壁面長さを薄くする(従つて横
幅の狭い梁20を用いる)場合に極めて適す
る。
(2) 本考案の柱梁接合金具は同上の構成であり、
特に本体4は開放側面の上又は下の隙間を有す
るため製造過程において裏板9の溶接は容易で
製造上の負担を伴わない。
(3) 本考案の柱梁接合金具は同上の構成であり、
特に本体4の開放側面に溶接された正面板5は
本体4より肉厚であるため補強なしで十分な強
度を有する。
(4) 本考案の柱梁接合金具は同上の構成であり、
特に裏板9の肉厚は本体4の肉厚の2.0乃至3.0
倍の範囲にされるためそこに設けられるねじ穴
7の強度が確保される一方底板3のねじ穴7が
余りに中心に寄つてしまう危れがない。
(5) 本考案の柱梁接合金具は同上の構成であり、
特に底板3のねじ穴7は本体4の裏板9の内表
面に当らない限度でこれに極く近接した位置に
配置されるため柱10,12,27,28との
接合強度が十分確保される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の接合金具の平面図、第2図は
同上正面図、第3図は第2図−断面図、第4
図は本考案の接合金具の使用状態を示す斜視図、
第5図は同上他の使用例を示す斜視図、第6図は
同上他の接合金具の正面図。 1……接合金具、2……天板、3……底板、4
……本体、5……正面板、7……ねじ穴、8……
穴、9……裏板、10……柱、11……底板、1
2……柱、14……連結具、15……連結板、1
6……梁、18……端板、19……穴、20……
梁、21……端板、22……穴、23……ブレー
ス、24……梁、25……ボルト、27……柱、
28……柱。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面略コ字状材の一方のコーナー部の角を落し
    た形状である角部に面を有する形状に作られた上
    下所定長さの本体4と、該本体4の角部の面以外
    の3面の各々の内周面に溶接されその肉厚が前記
    本体4の肉厚の2.0乃至3.0倍の範囲にされた裏板
    9と、本体4の角部の面以外の3面の各々の面及
    び裏板9を貫通して設けられた所定数のねじ穴7
    と、本体4の上端に溶接されナツトが前記本体4
    の内周面に当らない限度でこれに極く近接した位
    置に配置して所定数の穴8が設けられた天板2
    と、本体4の下端に溶接され前記裏板9の内表面
    に当らない限度でこれに極く近接した位置に配置
    して所定数のねじ穴7が設けられ本体4より肉厚
    にされた底板3と、本体4の開放側面の上又は下
    の隙間を有して溶接され所定数のねじ穴7が設け
    られ本体4より肉厚にされた正面板5とからなる
    柱梁接合金具。
JP19275683U 1983-12-14 1983-12-14 柱梁接合金具 Granted JPS6099612U (ja)

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JP19275683U JPS6099612U (ja) 1983-12-14 1983-12-14 柱梁接合金具

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JPS6099612U JPS6099612U (ja) 1985-07-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH079926Y2 (ja) * 1989-11-01 1995-03-08 大和ハウス工業株式会社 柱梁接合金具

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4948217A (ja) * 1972-09-13 1974-05-10

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JPS4948217A (ja) * 1972-09-13 1974-05-10

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JPS6099612U (ja) 1985-07-06

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