JP2564889Y2 - 衝 立 - Google Patents
衝 立Info
- Publication number
- JP2564889Y2 JP2564889Y2 JP1992022124U JP2212492U JP2564889Y2 JP 2564889 Y2 JP2564889 Y2 JP 2564889Y2 JP 1992022124 U JP1992022124 U JP 1992022124U JP 2212492 U JP2212492 U JP 2212492U JP 2564889 Y2 JP2564889 Y2 JP 2564889Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- main body
- side plate
- body plate
- state
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Extensible Doors And Revolving Doors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、衝立に関するものであ
る。
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、衝立は、図9に示すように、1
枚のパネル状の本体板21の両側縁に、同じくパネル状
の側板22が回動可能に取り付けられて構成されてい
る。そして、両側板22を本体板21の正面側に向かっ
て回動させて、側板22と本体板21との間に所定の角
度を形成した状態で、衝立を倒れないように設置してい
る。
枚のパネル状の本体板21の両側縁に、同じくパネル状
の側板22が回動可能に取り付けられて構成されてい
る。そして、両側板22を本体板21の正面側に向かっ
て回動させて、側板22と本体板21との間に所定の角
度を形成した状態で、衝立を倒れないように設置してい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
衝立は、図9に示すように、背面側(矢印Fa方向)か
ら力を受けた場合には、本体板21の正面側に向かって
回動されている側板22によって倒れるのを阻止される
が、その逆方向の正面側(矢印Fb方向)から力を受け
ると、側板22による支持がなく不安定な状態であるの
で倒れやすいものであった。
衝立は、図9に示すように、背面側(矢印Fa方向)か
ら力を受けた場合には、本体板21の正面側に向かって
回動されている側板22によって倒れるのを阻止される
が、その逆方向の正面側(矢印Fb方向)から力を受け
ると、側板22による支持がなく不安定な状態であるの
で倒れやすいものであった。
【0004】又、従来の衝立は、側板22の回動側面、
即ち本体板21及び側板22の正面側のパネル面21
a,22aが使用面となっており、背面側のパネル面は
使用することができなかった。
即ち本体板21及び側板22の正面側のパネル面21
a,22aが使用面となっており、背面側のパネル面は
使用することができなかった。
【0005】本考案は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的は、安定した状態で設置す
ることができ、倒れるおそれがないとともに、正面側及
び背面側の何れのパネル面も使用することができる衝立
を提供することにある。
れたものであって、その目的は、安定した状態で設置す
ることができ、倒れるおそれがないとともに、正面側及
び背面側の何れのパネル面も使用することができる衝立
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案では、パネル状をなす本体板の両側縁にパ
ネル状をなす側板をそれぞれ2つずつ設け、前記本体板
の両側縁端面及び前記各側板における本体板側の一側縁
端面には互いに対向するように取付凹部をそれぞれ形成
し、それら各取付凹部内には、ガイド部が所定方向へ延
設された支持体を取着するとともに、当該取付凹部が対
向する他方の取付凹部内に取着された支持体のガイド部
と一部が係合する連結体を取着し、前記本体板と側板と
が一平面をなす状態では前記支持体と連結体とからなる
蝶番が互いに対向する両取付凹部内に隠蔽される一方、
前記本体板と側板とが一平面をなす状態から側板が回動
する際には当該側板における回動方向前側の縁部が本体
板の側縁とほぼ当接した状態で回動するように前記支持
体におけるガイド部の延設方向を設定したことを要旨と
している。
めに、本考案では、パネル状をなす本体板の両側縁にパ
ネル状をなす側板をそれぞれ2つずつ設け、前記本体板
の両側縁端面及び前記各側板における本体板側の一側縁
端面には互いに対向するように取付凹部をそれぞれ形成
し、それら各取付凹部内には、ガイド部が所定方向へ延
設された支持体を取着するとともに、当該取付凹部が対
向する他方の取付凹部内に取着された支持体のガイド部
と一部が係合する連結体を取着し、前記本体板と側板と
が一平面をなす状態では前記支持体と連結体とからなる
蝶番が互いに対向する両取付凹部内に隠蔽される一方、
前記本体板と側板とが一平面をなす状態から側板が回動
する際には当該側板における回動方向前側の縁部が本体
板の側縁とほぼ当接した状態で回動するように前記支持
体におけるガイド部の延設方向を設定したことを要旨と
している。
【0007】
【0008】
【0009】
【作用】従って、本考案によれば、本体板の両側縁に側
板がそれぞれ2つずつ取り付けられているので、例えば
本体板の両側において本体板と側板とが平面Y字状をな
すように側板を配置することにより、設置状態での安定
性が良くなる。従って、何れの方向から力を受けても倒
れるおそれがない。又、側板を2つずつ設けることによ
り、衝立を正面側から見ても背面側から見ても同様の状
態とすることができる。さらに、本体板に対して側板が
どのような回動状態にあっても蝶番として機能する連結
体と支持体は外部から視認されない。
板がそれぞれ2つずつ取り付けられているので、例えば
本体板の両側において本体板と側板とが平面Y字状をな
すように側板を配置することにより、設置状態での安定
性が良くなる。従って、何れの方向から力を受けても倒
れるおそれがない。又、側板を2つずつ設けることによ
り、衝立を正面側から見ても背面側から見ても同様の状
態とすることができる。さらに、本体板に対して側板が
どのような回動状態にあっても蝶番として機能する連結
体と支持体は外部から視認されない。
【0010】
【0011】
【0012】
【実施例】以下、本考案を具体化した一実施例を図面に
基づいて説明する。図1〜図5に示すように、この衝立
は、1枚のパネル状の本体板1と、その本体板1の両側
縁に蝶番3を介して回動可能に取り付けられた同じくパ
ネル状の側板2とを有している。本体板1は長方形状の
枠体4と、その枠体4内に嵌め込まれたパネル5とより
構成されている。又、側板2も本体板1と同じく、長方
形状の枠体6と、その枠体6内に嵌め込まれたパネル7
とより構成されている。
基づいて説明する。図1〜図5に示すように、この衝立
は、1枚のパネル状の本体板1と、その本体板1の両側
縁に蝶番3を介して回動可能に取り付けられた同じくパ
ネル状の側板2とを有している。本体板1は長方形状の
枠体4と、その枠体4内に嵌め込まれたパネル5とより
構成されている。又、側板2も本体板1と同じく、長方
形状の枠体6と、その枠体6内に嵌め込まれたパネル7
とより構成されている。
【0013】図1〜図3に示すように、前記側板2は本
体板1の両側縁にそれぞれ2つずつ設けられ、本体板1
の正面側に配置された左右一対の側板2により第1の側
板2Aが構成され、本体板1の背面側に配置された左右
一対の側板2により第2の側板2Bが構成されている。
体板1の両側縁にそれぞれ2つずつ設けられ、本体板1
の正面側に配置された左右一対の側板2により第1の側
板2Aが構成され、本体板1の背面側に配置された左右
一対の側板2により第2の側板2Bが構成されている。
【0014】次に、前記蝶番3の構造について詳述する
と、図4〜図7に示すように、一対の金属製の支持体1
1A,11Bは一組の対向面を有する軸支持部12と、
その両端に一体形成された取付部13とより構成されて
いる。各支持体11A,11Bの軸支持部12の対向面
間には一本の固定軸14が支持され、その固定軸14に
は複数枚の金属プレート15aよりなる連結体15A,
15Bがその基端をもって回動可能に支持されている。
と、図4〜図7に示すように、一対の金属製の支持体1
1A,11Bは一組の対向面を有する軸支持部12と、
その両端に一体形成された取付部13とより構成されて
いる。各支持体11A,11Bの軸支持部12の対向面
間には一本の固定軸14が支持され、その固定軸14に
は複数枚の金属プレート15aよりなる連結体15A,
15Bがその基端をもって回動可能に支持されている。
【0015】前記各連結体15A,15Bの先端には移
動軸16が挿通されている。又、各支持体11A,11
Bの軸支持部12の対向面にはそれぞれガイド部として
の案内溝12aが形成され、その対向する案内溝12a
間に前記移動軸16が移動可能に支持されている。即
ち、一方の支持体11A側の固定軸14に支持された連
結体15Aの先端の移動軸16が、他方の支持体11B
側の案内溝12a間に支持され、他方の支持体11B側
の固定軸14に支持された連結体15Bの先端の移動軸
16が、一方の支持体11A側の案内溝12a間に支持
される。そして、連結体15A,15Bは交互に重合さ
れた状態で、その中間部において連結軸17により回動
可能に連結されている。そして、このように構成された
蝶番3は、一方の支持体11Aに対して他方の支持体1
1Bを回動させると、図4及び図5に示すように、各移
動軸16が案内溝12aに沿って移動される。
動軸16が挿通されている。又、各支持体11A,11
Bの軸支持部12の対向面にはそれぞれガイド部として
の案内溝12aが形成され、その対向する案内溝12a
間に前記移動軸16が移動可能に支持されている。即
ち、一方の支持体11A側の固定軸14に支持された連
結体15Aの先端の移動軸16が、他方の支持体11B
側の案内溝12a間に支持され、他方の支持体11B側
の固定軸14に支持された連結体15Bの先端の移動軸
16が、一方の支持体11A側の案内溝12a間に支持
される。そして、連結体15A,15Bは交互に重合さ
れた状態で、その中間部において連結軸17により回動
可能に連結されている。そして、このように構成された
蝶番3は、一方の支持体11Aに対して他方の支持体1
1Bを回動させると、図4及び図5に示すように、各移
動軸16が案内溝12aに沿って移動される。
【0016】一方、前記本体板1の枠体4の両側縁には
複数の取付凹部4aが形成されるとともに、その取付凹
部4aと対応するように各側板2の枠体6の一側縁にも
取付凹部6aが形成されている。そして、本体板1及び
側板2の各取付凹部4a,6a内に前記蝶番3の各支持
体11A,11Bがそれぞれ嵌め込まれた状態で、その
取付部13においてネジ18により固定されることによ
り、本体板1に対して側板2が回動可能に取り付けられ
る。
複数の取付凹部4aが形成されるとともに、その取付凹
部4aと対応するように各側板2の枠体6の一側縁にも
取付凹部6aが形成されている。そして、本体板1及び
側板2の各取付凹部4a,6a内に前記蝶番3の各支持
体11A,11Bがそれぞれ嵌め込まれた状態で、その
取付部13においてネジ18により固定されることによ
り、本体板1に対して側板2が回動可能に取り付けられ
る。
【0017】そして、図4及び図5に示すように、第1
の側板2Aは本体板1と一平面をなす状態からその正面
側へ向かって回動可能であり、第2の側板2Bは本体板
1と一平面をなす状態からその背面側へ向かって回動可
能である。又、蝶番3の支持体11A,11Bは本体板
1及び側板2の取付凹部4a,6a内に嵌め込まれてお
り、図5に示すように、本体板1と側板2とが一平面を
なす状態では、蝶番3は両板1,2の側縁間に隠蔽され
る。しかも、図6に示すように、側板2はその枠体6の
側縁が本体板1の枠体4の側縁と非常に近接した状態で
回動される。従って、側板2がどのような回動状態であ
っても、衝立の正面側及び背面側の何れの側からも蝶番
3が見えることがなく、外観上の見栄えを良くすること
ができる。
の側板2Aは本体板1と一平面をなす状態からその正面
側へ向かって回動可能であり、第2の側板2Bは本体板
1と一平面をなす状態からその背面側へ向かって回動可
能である。又、蝶番3の支持体11A,11Bは本体板
1及び側板2の取付凹部4a,6a内に嵌め込まれてお
り、図5に示すように、本体板1と側板2とが一平面を
なす状態では、蝶番3は両板1,2の側縁間に隠蔽され
る。しかも、図6に示すように、側板2はその枠体6の
側縁が本体板1の枠体4の側縁と非常に近接した状態で
回動される。従って、側板2がどのような回動状態であ
っても、衝立の正面側及び背面側の何れの側からも蝶番
3が見えることがなく、外観上の見栄えを良くすること
ができる。
【0018】更に、図7に示すように、この蝶番3は、
大きな肉厚を有する一対の金属製の支持体11A,11
Bを、複数枚の金属プレート15aよりなる複数の連結
体15A,15B、及び合計5本の軸14,16,17
を介して連結することにより構成されており、非常に高
強度でかつ高精度のものである。従って、本体板1に対
する側板2の回動をスムーズかつ確実に行うことができ
る。
大きな肉厚を有する一対の金属製の支持体11A,11
Bを、複数枚の金属プレート15aよりなる複数の連結
体15A,15B、及び合計5本の軸14,16,17
を介して連結することにより構成されており、非常に高
強度でかつ高精度のものである。従って、本体板1に対
する側板2の回動をスムーズかつ確実に行うことができ
る。
【0019】図2に示すように、前記本体板1の正面側
のパネル面5a及びそのパネル面5aと対応する第1の
側板2Aのパネル面7aには意匠が施されている。又、
図3に示すように、本体板1の背面側のパネル面5b及
びそのパネル面5bと対応する第2の側板2Bのパネル
面7bには前記正面側とは異なった意匠が施されてい
る。即ち、この衝立は正面側及び背面側の両パネル面に
それぞれ異なった意匠が施されて、何れの面も使用可能
となっている。
のパネル面5a及びそのパネル面5aと対応する第1の
側板2Aのパネル面7aには意匠が施されている。又、
図3に示すように、本体板1の背面側のパネル面5b及
びそのパネル面5bと対応する第2の側板2Bのパネル
面7bには前記正面側とは異なった意匠が施されてい
る。即ち、この衝立は正面側及び背面側の両パネル面に
それぞれ異なった意匠が施されて、何れの面も使用可能
となっている。
【0020】移動用のキャスター8は前記本体板1の枠
体4の両側下端、及び側板2の枠体6の外側下端に取り
付けられ、衝立を所要の場所へ容易に移動できるように
なっている。尚、このキャスター8には図示しないロッ
ク機構が設けられており、このロック機構によりキャス
ター8の車輪の回転をロックすることにより、衝立を所
要の移動場所に保持することができる。
体4の両側下端、及び側板2の枠体6の外側下端に取り
付けられ、衝立を所要の場所へ容易に移動できるように
なっている。尚、このキャスター8には図示しないロッ
ク機構が設けられており、このロック機構によりキャス
ター8の車輪の回転をロックすることにより、衝立を所
要の移動場所に保持することができる。
【0021】さて、上記のように構成された衝立を設置
する場合には、図1及び図4に示すように、第1の側板
2Aを本体板1の正面側に向かって回動させるととも
に、第2の側板2Bを本体板1の背面側に向かって回動
させて、本体板1の両側において本体板1と側板2A,
2Bとが平面Y字状をなすようにする。この場合、衝立
の設置面に対する支持点はキャスター8の位置、即ち本
体板1の両側下端部及び各側板2A,2Bの外側下端部
の計6点となる。つまり、本体板1の両側下端部の2つ
の支持点Pa を囲むようにその四方に支持点Pb が存在
するので、衝立を安定した状態で設置することができ
る。従って、衝立は正面側及び背面側の何れの方向から
力を受けても倒れるおそれがない。
する場合には、図1及び図4に示すように、第1の側板
2Aを本体板1の正面側に向かって回動させるととも
に、第2の側板2Bを本体板1の背面側に向かって回動
させて、本体板1の両側において本体板1と側板2A,
2Bとが平面Y字状をなすようにする。この場合、衝立
の設置面に対する支持点はキャスター8の位置、即ち本
体板1の両側下端部及び各側板2A,2Bの外側下端部
の計6点となる。つまり、本体板1の両側下端部の2つ
の支持点Pa を囲むようにその四方に支持点Pb が存在
するので、衝立を安定した状態で設置することができ
る。従って、衝立は正面側及び背面側の何れの方向から
力を受けても倒れるおそれがない。
【0022】又、側板2は本体板1に対して回動可能で
あるので、本体板1に対する側板2の角度を任意に調節
することができる。又、この実施例においては、衝立の
下端にキャスター8が設けられているので、衝立を持ち
上げて運んだりする必要がなく、衝立を所要の場所に容
易に移動することができる。
あるので、本体板1に対する側板2の角度を任意に調節
することができる。又、この実施例においては、衝立の
下端にキャスター8が設けられているので、衝立を持ち
上げて運んだりする必要がなく、衝立を所要の場所に容
易に移動することができる。
【0023】又、図1に示すように、前記衝立の設置状
態では、衝立は正面側から見ても背面側から見ても同様
の状態となっているので、衝立の正面側及び背面側の何
れのパネル面も使用可能とすることができる。しかも、
この実施例においては、衝立の正面側及び背面側の両パ
ネル面にそれぞれ異なった意匠が施されているので、例
えば、正面側には清涼感を与える意匠、背面側には温暖
感を与える意匠を施すことにより、夏等の暑い季節には
正面側を使用し、冬等の寒い季節には背面側を使用する
といった使い分けができる。即ち、1つの衝立で2種類
の衝立を有しているのと同等な効果を得ることができ、
使用目的に応じて最適な面を使用することができるだけ
でなく、1度に両面使用する等の従来に無かった多彩な
使い方ができる。又、異なった衝立を2つ用意する必要
がないので、設置スペースや収納スペース等の問題にも
支障を生じることがない。
態では、衝立は正面側から見ても背面側から見ても同様
の状態となっているので、衝立の正面側及び背面側の何
れのパネル面も使用可能とすることができる。しかも、
この実施例においては、衝立の正面側及び背面側の両パ
ネル面にそれぞれ異なった意匠が施されているので、例
えば、正面側には清涼感を与える意匠、背面側には温暖
感を与える意匠を施すことにより、夏等の暑い季節には
正面側を使用し、冬等の寒い季節には背面側を使用する
といった使い分けができる。即ち、1つの衝立で2種類
の衝立を有しているのと同等な効果を得ることができ、
使用目的に応じて最適な面を使用することができるだけ
でなく、1度に両面使用する等の従来に無かった多彩な
使い方ができる。又、異なった衝立を2つ用意する必要
がないので、設置スペースや収納スペース等の問題にも
支障を生じることがない。
【0024】さらに、図4〜図7に示すように、蝶番3
を構成する支持体11A,11Bと連結体15A,15
Bは、本体板1と各側板2とが一平面をなす状態におい
ては勿論のこと、側板2が本体板1に対してどのような
回動状態にあっても、衝立の正面側及び背面側の何れの
側からも見えないように隠蔽されるので、外観上の見栄
えを良好にすることができる。尚、この考案は前記実施
例に限定されるものではなく、例えば図8に示すよう
に、側板2を平面湾曲状に形成したり、キャスター8を
設けないようにしたりするなど、この考案の趣旨を逸脱
しない範囲で、各部の構成を任意に変更して具体化する
ことも可能である。
を構成する支持体11A,11Bと連結体15A,15
Bは、本体板1と各側板2とが一平面をなす状態におい
ては勿論のこと、側板2が本体板1に対してどのような
回動状態にあっても、衝立の正面側及び背面側の何れの
側からも見えないように隠蔽されるので、外観上の見栄
えを良好にすることができる。尚、この考案は前記実施
例に限定されるものではなく、例えば図8に示すよう
に、側板2を平面湾曲状に形成したり、キャスター8を
設けないようにしたりするなど、この考案の趣旨を逸脱
しない範囲で、各部の構成を任意に変更して具体化する
ことも可能である。
【0025】
【考案の効果】以上詳述したように本考案によれば、衝
立を安定した状態で設置することができ、倒れるおそれ
がないとともに、正面側及び背面側の何れのパネル面も
使用することができ、さらには本体板に対して側板がど
のような回動状態にあっても、本体板と側板との境目か
ら蝶番が見えないので外観上の見栄えを良好にすること
ができるという優れた効果を発揮する。
立を安定した状態で設置することができ、倒れるおそれ
がないとともに、正面側及び背面側の何れのパネル面も
使用することができ、さらには本体板に対して側板がど
のような回動状態にあっても、本体板と側板との境目か
ら蝶番が見えないので外観上の見栄えを良好にすること
ができるという優れた効果を発揮する。
【図1】本考案を具体化した衝立の一実施例を示す平面
図である。
図である。
【図2】同じく衝立の正面図である。
【図3】同じく衝立の背面図である。
【図4】図2のA−A線における部分拡大断面図であ
る。
る。
【図5】図4の側板を本体板と一平面をなすように回動
させた状態を示す部分拡大平断面図である。
させた状態を示す部分拡大平断面図である。
【図6】図5のB−B線における部分拡大断面図であ
る。
る。
【図7】蝶番を示す部分拡大斜視図である。
【図8】衝立の別例を示す平面図である。
【図9】従来の衝立を示す斜視図である。
【符号の説明】 1…本体板、2…側板、3…蝶番、5a,5b…パネル
面、7a,7b…パネル面、8…キャスター。
面、7a,7b…パネル面、8…キャスター。
Claims (1)
- 【請求項1】 パネル状をなす本体板の両側縁にパネル
状をなす側板をそれぞれ2つずつ設け、前記本体板の両
側縁端面及び前記各側板における本体板側の一側縁端面
には互いに対向するように取付凹部をそれぞれ形成し、
それら各取付凹部内には、ガイド部が所定方向へ延設さ
れてなる支持体を取着するとともに、当該取付凹部が対
向する他方の取付凹部内に取着された支持体のガイド部
と一部が係合する連結体を取着し、前記本体板と側板と
が一平面をなす状態では前記支持体と連結体とからなる
蝶番が互いに対向する両取付凹部内に隠蔽される一方、
前記本体板と側板とが一平面をなす状態から側板が回動
する際には当該側板における回動方向前側の縁部が本体
板の側縁とほぼ当接した状態で回動するように前記支持
体におけるガイド部の延設方向を設定したことを特徴と
する衝立。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992022124U JP2564889Y2 (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | 衝 立 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992022124U JP2564889Y2 (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | 衝 立 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0582356U JPH0582356U (ja) | 1993-11-09 |
JP2564889Y2 true JP2564889Y2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=12074138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992022124U Expired - Lifetime JP2564889Y2 (ja) | 1992-04-09 | 1992-04-09 | 衝 立 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2564889Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0321655U (ja) * | 1989-07-07 | 1991-03-05 | ||
JPH0419263U (ja) * | 1990-06-06 | 1992-02-18 | ||
JP3098667U (ja) * | 2003-06-19 | 2004-03-11 | 株式会社相田合同工場 | 穴掘り具 |
-
1992
- 1992-04-09 JP JP1992022124U patent/JP2564889Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0582356U (ja) | 1993-11-09 |
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