JP3098667U - 穴掘り具 - Google Patents

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JP3098667U
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Inventor
馬場 勝彦
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株式会社相田合同工場
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Abstract

【課題】適宜長さの柄棒11、及び柄棒の基部に設けた把手12とからなる柄部1と、柄部先端に、柄棒軸線を中心として対向させ下端部が近接して対向空間で土を抱持する形状とした掘削部2とで構成した穴掘り具の操作性を改善する。
【解決手段】掘削部2を所定形状の匙部22と、柄棒軸線と一致し且つ匙部先端より突出した刺軸23とで構成し、掘削作業に際して、穴の中心位置に刺軸23を差込み、刺軸を中心に柄部を回転させ器具を地面中に押し込み、器具を傾斜させることなく軸芯方向(柄棒軸線方向)に掘削される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、植木等の植栽や、杭など立込みのために地面に穴を掘削するための手道具に関するものである。
【0002】
【従来技術】
地面に穴を掘削する手道具としては、スコップが周知であるが、小さい径の深い孔を掘削するに際しては、穴底の土を排出するのに不便であるため、従前より穴掘り専用の特殊な形状の手道具が知られている。
【0003】
具体的には、匙体に長い柄を有するスコップ本体を二つ相対向して設け、匙体の上部箇所で、柄部を交差させたり、あるいは交差させずに枢結し、柄部の開閉操作で対向匙体の開閉を行い、穴底の土を掘削し地面上に排出しているものである(特許文献1,2)。
【0004】
しかし二本の柄部を操作して穴底の土を掘り出す場合、柄部の操作が煩雑であることや、操作中に誤って柄部の開閉操作をしてしまうと、掘削土が零れてしまう等の使いにくさがあった。
【0005】
このため本願出願人は、単一柄で、柄の先部に柄棒軸線を中心として対向させ下端部が近接し、対向空間で土を抱持する形状とした匙部を設けた穴掘り具を市場に提供した(特許文献3)。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−67828号公報。
【特許文献2】
登録実用新案第3091259号公報。
【特許文献3】
意匠登録第1033953号公報
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところで前記の単一柄の穴掘り具は、二本柄の器具に比べて操作性で優れているが、それでも、掘削位置並びに掘削方向のずれ(斜め方向に掘り下げる場合がある)などが生ずる。
【0008】
また掘削穴の大きさも原則として器具の大きさによって決定されてしまい(匙部の大きさで定まる)。器具の設定している大きさより大きい穴を掘削する場合には、掘削した穴の周壁を削り取るような操作が必要となる。
【0009】
そこで本考案は、掘削作業時の器具の操作性を高める改良、並びに所望の掘削穴の大きさに容易に対応できる改良を施した器具を提案したものである。
【0010】
【課題を解決する手段】
本考案に係る穴掘り具は、適宜長さの柄棒、及び柄棒の基部に設けた把手とからなる柄部と、柄部先端に、柄棒軸線を中心として対向させ下端部が近接して対向空間で土を抱持する形状とした匙部、及び柄棒軸線と一致し且つ匙部先端より突出した刺軸とからなる掘削部とで構成したことを特徴とするものである。
【0011】
従って掘削作業に際して、穴の中心位置に刺軸を差込み、刺軸を中心に柄部を回転させ器具を地面中に押し込むと、器具は傾斜することなく軸芯方向(柄棒軸線方向)に掘削して、穴底面部分の土は匙部内空間に抱持され、地表に排出される。
【0012】
また本考案に係る器具は、更に掘削部を、柄棒と連結した匙板装着部と、前記匙板装着部に装着可能とした匙板とで形成したものであるから、匙板を取り替えることで匙板の対向空間の幅を変えることができ、穴の径が変更されても対応できる。
【0013】
【実施例】
次に本考案の実施例について説明する。図1及び図2は、本考案の第一実施例を示したもので、基本的には従前の器具と同様に柄部1と掘削部2とで構成されている。
【0014】
柄部1は、適宜長さ柄棒11と、前記の柄棒11の基部に横設した把手12とからなり、柄棒11は、後述する掘削部2の上面板21を貫通して刺軸23としているものである。
【0015】
掘削部2は、上面板21と、上面板21の側方から垂下させた匙板(匙部)22と、刺軸23とで構成される。
【0016】
上面板21は柄棒11と溶接され、柄棒11をその中心に貫通させてなる。匙板22は、柄棒11の軸線(後述する刺軸中心線)を中心として相対向させた湾曲板で、下端部が上方部分より互いに近接して対向空間で土を抱持する形状とし、更に上方から見た時計回り方向の先端となる側縁に刃を形成したものである。特に刃部分は焼き入れを行って硬く形成してなる。
【0017】
刺軸23は、前述のとおり柄棒11の延長であるが、先端は匙板22より下方に適宜長さ突出させると共に、地面への刺突が容易なように尖らしてなる。
【0018】
而して前記器具を使用しての穴掘りは、掘削箇所の中心に刺軸23を突き刺し、器具を下圧しながら上方視時計回り方向に回転させ、匙板22の刃縁で地面を切り裂きながら器具を沈下させる。そして器具全体を持ち上げることで匙板22間に抱持された土が地表に排出されることになり、これを繰り返すことで所望の穴を掘削できるものである。
【0019】
特に器具の手動回転操作に際して地面に刺突された刺軸23を中心に器具を回転操作するので、操作し易く且つ所定の方向に掘削が進行する。
【0020】
図3及び図4は、本考案の第二実施例で、この実施例に示した器具は、第一実施例の上面板と匙板を分離した構成を採用したものである。
【0021】
すなわち第一実施例と同様に柄部と掘削部3とで構成されている。柄部は、第一実施例と同様である。掘削部3は、柄棒と一体の刺軸33と匙板装着部31と、分離形成された匙板32とで構成される。
【0022】
匙板装着部31は、下方開口コの字状で、上板311は上面板21と同様に、柄棒と溶接され、柄棒をその中心に貫通させ刺軸33を連設してなり、側面板312に、ボルト孔313を形成したものである。
【0023】
匙板32a,32bは、上方にボルト孔321を設けた取付部322とし、掘削作用をなす匙部323は、外周側(装着状態で)への張り出し径が異なる数種類を用意し、必要に応じて選択して装着するもので、装着時には、当然下端部が上方部分より互いに近接して対向空間で土を抱持する形状となるように形成したものである。
【0024】
而して所望の掘削穴の大きさに対応して適宜な匙板32aを選択し、ボルト4及びナット5で連結固定し、第一実施例同様に使用するものである。
【0025】
【考案の効果】
以上のように本考案は、適宜長さの柄棒、及び柄棒の基部に設けた把手とからなる柄部と、柄部先端に、柄棒軸線を中心として対向させ下端部が近接して対向空間で土を抱持する形状とした匙部、及び柄棒軸線と一致し且つ匙部先端より突出した刺軸とからなる掘削部とで構成した穴掘り具であり、また特に掘削部を、柄棒と連結した匙板装着部と、前記匙板装着部に装着可能とした匙板とで形成した穴掘り具で、掘削作業時の器具操作性を向上させ、更に掘削穴の形態の相違にも対応できるようにしたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例の全体斜視図。
【図2】同一部拡大図。
【図3】本考案の第二実施例の要部斜視図。
【図4】同正面図。
【符号の説明】
1     柄部
11    柄棒
12    把手
2,3   掘削部
21    上面板
31    匙板装着部
311   上板
312   側面板
313   ボルト孔
22    匙板(匙部)
32a,32b  匙板
321   ボルト孔
322   取付部
323   匙部
23,33  刺軸

Claims (4)

  1. 適宜長さの柄棒、及び柄棒の基部に設けた把手とからなる柄部と、柄部先端に、柄棒軸線を中心として対向させ下端部が近接して対向空間で土を抱持する形状とした匙部、及び柄棒軸線と一致し且つ匙部先端より突出した刺軸とからなる掘削部とで構成したことを特徴とする穴掘り具。
  2. 匙部の一側縁が、焼入れ処理がなされている請求項1記載の穴掘り具。
  3. 掘削部を、柄棒と連結した匙板装着部と、前記匙板装着部に装着可能とした匙板とで形成した請求項1又は2記載の穴掘り具。
  4. 下方開口コの字状で、側板部にボルト孔を設けた匙板装着部と、匙板の基部にボルト孔を穿設した匙板で掘削部を構成した請求項3記載の穴掘り具。
JP2003003614U 2003-06-19 2003-06-19 穴掘り具 Expired - Lifetime JP3098667U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0582356U (ja) * 1992-04-09 1993-11-09 有限会社山進木工所 衝 立

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