JPH0239188Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0239188Y2
JPH0239188Y2 JP17234985U JP17234985U JPH0239188Y2 JP H0239188 Y2 JPH0239188 Y2 JP H0239188Y2 JP 17234985 U JP17234985 U JP 17234985U JP 17234985 U JP17234985 U JP 17234985U JP H0239188 Y2 JPH0239188 Y2 JP H0239188Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
locking
groove
panels
rotary lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17234985U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6283182U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17234985U priority Critical patent/JPH0239188Y2/ja
Publication of JPS6283182U publication Critical patent/JPS6283182U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0239188Y2 publication Critical patent/JPH0239188Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はパネルの直角結合構造に関するもの
で、更に詳細には、例えばプレハブ式の冷蔵庫や
倉庫等に使用される断熱パネルの壁と天井部間、
壁同士間あるいは壁と床部間の直角部の結合構造
の改良に係るものである。
[従来の技術] 一般に、プレハブ式冷蔵庫等に使用される断熱
パネルは、一対の金属製表面板間に例えば発泡ポ
リウレタン等の断熱性心材を発泡充填したサンド
イツチ構造となつているため、従来では断熱パネ
ルを直交状に結合する場合には、第9図に示すよ
うに、互いに直交状に当接される両断熱パネル
a,bの連結端部にそれぞれ枠部材c,dを取付
け、一方の断熱パネルaの枠部材cには連結用ボ
ルトeの取付孔fを穿設し、他方の断熱パネルb
の枠部材dには上記連結用ボルトeをねじ結合す
るねじ孔部gを形成して、上記連結用ボルトeを
もつて両断熱パネルa,bを直交状に結合してい
る。また、別の結合構造としては、第10図に示
すように、端部に枠部材を有しない断熱パネル
a′,b′同士を多少ずらして直交状に当接すると共
に、両断熱パネルa′,b′の入隅部及び出隅部にそ
れぞれリベツト等の固定具hをもつて内側アング
ル材i及び外側アングル材jを取付け、そして、
上記両断熱パネルa′,b′と内・外アングル材i,
jとで構成される空間内に断熱性発泡材kを現場
にて発泡充填して成る構造のものが知られてい
る。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、前者のものは、枠部材c,dを
取付けた断熱パネルa,bでなければ結合するこ
とができないという不都合があり、また、後者の
構造は枠部材を有しない断熱パネルであつても結
合可能であるが、現場にて断熱性発泡材kを発泡
充填する必要があるため、発泡設備が必要とな
り、そのため、小さい規模の現場では施工が困難
であるという問題があり、しかも、一度結合した
場合、解体が困難となるという問題もあつた。
[問題点を解決するための手段] この考案は上記事情に鑑みなされたもので、上
記技術的課題を解決する手段として、互いに直交
状に当接されるパネルのうちの一方に固定される
連結金具に取付けられる回転レバーの係止部を他
方のパネルに形成された係止溝に係合させること
により、両パネルの結合を可能にしたことを特徴
とするパネルの直角結合構造を提供しようとする
ものである。
すなわち、この考案は、互いに直角状に当接す
るパネルのうちの一方のパネルに固定される連結
金具を、上記パネルに固定される基部と、この基
部に対して貫通状に配設され、その先端側には上
記パネルと直交状に当接される他方のパネルとの
係止部を有し基端側には操作部を有する回転レバ
ーとで構成し、上記他方のパネルには、上記回転
レバーの係止部を非連結部位に配設する第1の溝
と、上記回転レバーの係止部と係合すべく上記第
1の溝に直交状に連なる第2の溝とから成る係止
溝を形成し、上記回転レバーの回転操作により、
一方のパネルに固定された連結金具の係止部と他
方のパネルに形成された上記係止溝とを係合させ
て、両パネルの結合を行うようにしたことを特徴
とするパネルの直角結合構造を提供しようとする
ものである。
この考案において、上記連結金具の基部は、一
体に形成してもよいが、一方のパネルの隣接端部
にそれぞれ固定される一対の基部半体とすること
も可能であり、この場合には、上記連結金具は、
一方のパネルの隣接端部にそれぞれ固定される一
対の基部半体と、これら基部半体に被着されかつ
回転レバー枢支部を有する引寄せ金具とで構成さ
れ、この際、上記基部半体の対向する部位には他
方のパネル側に向つて拡大するテーパ部を有する
係止フランジを形成し、上記引寄せ金具には上記
係止フランジに係合するテーパ状折曲げ部を形成
することが好ましい。
[作用] 上記技術的手段は次のように作用する。
互いに直交状に当接されるパネルのうちの一方
に固定される連結金具に取付けられる回転レバー
の係止部を他方のパネルに形成された係止溝に係
合させることにより、両パネルの結合が可能とな
るので、枠部材の有無に関係なくパネル同士を確
実に直角状に結合することができ、しかも、簡単
な操作により現場にて簡単に施工することができ
る。
[実施例] 以下にこの考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図はこの考案の結合構造の第一実施例を示
す断面図で、互いに直交状に当接する天井パネル
11と壁パネル12とを結合した場合を示すもの
である。この場合、上記天井パネル11と壁パネ
ル12は、それれぞれ一対の金属製表面板13
と、これら表面板13間に発泡充填される発泡ポ
リウレタン等の断熱性心材14とで構成されてお
り、また、上記天井パネル11の表面板13の結
合側端部にはほぼ直角状に折曲される折曲げ縁1
5が形成され、この折曲げ縁15が枠部材16に
設けられた嵌合溝17内に嵌合された状態で枠部
材16が取付けられている。そして、この天井パ
ネル11の枠部材16の下面側には、上記壁パネ
ル12の上端を当接する当接面18が形成され、
かつ、この当接面18の外方側端部には壁パネル
12の上部側面に当接する垂下片18aが形成さ
れ、内方側端部には後述する連結金具20に取付
けられる回転レバー30の係止部32を非連結部
位に配設する第1の溝10aと、上記回転レバー
30の係止部32と係合すべく上記第1の溝10
aから室内側に向つて直交状に連なる第2の溝1
0bとから成る逆L形状の係止溝10が形成され
ている。
一方、上記壁パネル12はその上部には枠部材
を有しない枠なしパネルとなつており、この壁パ
ネル12の連結側内面には連結金具20の基部2
2がリベツトやねじ等の固定具(図示せず)にて
固定されており、この基部22に設けられた枢支
部24に貫通状に配設される回転レバー30の係
止部32が上記天井パネル11の係止溝10内に
選択的に係合されるようになつている。すなわ
ち、上記回転レバー30を、上記基部22の軸受
部24内を貫通すると共に回転可能に枢支される
直状のレバー本体31と、このレバー本体31の
上方側の先端部から垂直方向に直角状に折曲する
係止部32と、レバー本体31の下方側の基端部
から垂直方向に直角状に折曲されると共に上記係
止部32とは水平方向において直角となる操作部
33とで構成し、非連結時には上記係止部32が
天井パネル11の係止溝10の第1の溝10a内
に配設され、連結時には操作部33を90゜回転す
ることにより係止部32が第2の溝10b内に配
設されて、天井パネル11と壁パネル12との結
合を行うことができ、また、解体時には上述とは
逆に回転レバー30を90゜回転すると、係止部3
2と係止溝10の第2の溝10bとの係合が解か
れるので、天井パネル11と壁パネル12の結合
を解くことができる(第2図参照)。
なお、上記実施例では係止溝10の第2の溝1
0bが室内側に向つて形成されている場合につい
て説明したが、必ずしもこの構造である必要はな
く、例えば第3図aに示すように第2の溝10b
を室外側に向つて形成してもよく、あるいは、同
図bに示すように、第2の溝10bを第1の溝1
0aの上端から室内・外側に向つて形成して係止
溝10の断面をT形状にしてもよい。
第4図及び第5図はこの考案の第二実施例の正
面図及びそのV−V断面図を示すもので、天井パ
ネル11と壁パネル12との結合と同時に、隣接
する壁パネル同士の結合をも可能にした場合であ
る。すなわち、上記連結金具20を、互いに隣接
する壁パネル12の隣接端部にそれぞれ固定され
る一対の基部半体41,41から成る基部22
と、この基部22の基部半体41,41に被着さ
れかつ上記回転レバー30の枢支部51を有する
引寄せ金具50とで構成し、この際、上記基部半
体41,41の対向する外側部位にはそれぞれ天
井パネル11側に向つて拡大するテーパ部を有す
る係止フランジ42,42を形成し、上記引寄せ
金具50には上記係止フランジ42,42に係合
するテーパ状折曲げ部52を形成し(第7図及び
第8図参照)、そして、第6図に示すように、隣
接する壁パネル12,12の隣接端部にリベツト
60をもつて基部半体41を固定し、下方から引
寄せ金具50の折曲げ部52を係止フランジ42
に係合させつつ被着した後、回転レバー30の操
作部32をもつて回転レバー30を90゜回転させ
て前述と同様に回転レバー30の係止部32を天
井パネル11の係止溝10すなわち第2の溝10
b内に係合させることにより、天井パネル11と
壁パネル12の結合を行うと同時に隣接する壁パ
ネル12,12同士を引寄せて結合することがで
き、また、結合状態のものを解体することもでき
る。なおこの場合、上記壁パネル12,12は互
いに嵌合する連結用凹条12aと連結用凸条12
bとで連結され、その接合部にはシール材70が
充填される。
なお、上記第二実施例では係止フランジ42が
基部半体41の外側対向部に形成される場合につ
いて説明したが、係止フランジ42を基部半体4
1の内側対向部に形成しても同様の効果が得られ
る。
上記第一及び第二実施例では天井パネル11と
壁パネル12との結合について説明したが、必ず
しもこの態様である必要はなく、壁パネル同士あ
るいは壁パネルと床パネルとを直角状に結合する
場合であつても同様に行うことができる。また、
上記実施例では断熱パネルの結合状態について説
明したが通常のパネル同士を直角状に結合する場
合においても同様に行えることは勿論である。
[考案の効果] 以上に説明したように、この考案のパネルの直
角結合構造によれば、互いに直交状に当接される
パネルのうちの一方に固定される連結金具に取付
けられる回転レバーの係止部を他方のパネルに形
成された係止溝に係合させることにより、両パネ
ルの結合を可能に形成して成るため、以下のよう
な効果が得られる。
1 結合されるパネルには結合のための枠部材を
取付ける必要がなく、簡単かつ迅速で確実に両
パネルの結合を行うことができる。また、解体
も同様に容易に行える。
2 連結金具の構造が簡単でしかも取付けが容易
なため、工場等で簡単に取付けを行うことがで
き、現場作業を簡単に行うことができる。
3 連結金具の形状がシンプルであるため、庫内
等への突出部が少なく、安全である。
4 連結金具を一対の基部半体と引寄せ金具とで
構成した場合には、隣接するパネル同士の結合
も併せて行うことができるため、施工作業の能
率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の直角結合構造の第一実施例
を示す断面図、第2図は第一実施例における連結
金具を示す斜視図、第3図a及びbはこの考案に
おける係止溝の別の形態を示す概略断面図、第4
図はこの考案の第二実施例を示す正面図、第5図
は第4図のV−V断面図、第6図は第二実施例に
おける連結金具の基部半体の取付け状態を示す正
面図、第7図はこの考案における連結金具の基部
半体を示す斜視図、第8図はこの考案における引
寄せ金具を示す斜視図、第9図及び第10図はそ
れぞれ従来の直角結合構造の別の態様を示す断面
図である。 符号説明、10……係止溝、10a……第1の
溝、10b……第2の溝、11……天井パネル、
12……壁パネル、20……連結金具、22……
基部、24……回転レバー枢支部、30……回転
レバー、31……レバー本体、32……係止部、
33……操作部、41……基部半体、42……係
止フランジ、50……引寄せ金具、51……回転
レバー枢支部、52……テーパ状折曲げ部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 互いに直角状に当接するパネルのうちの一方
    のパネルに固定される連結金具を、上記パネル
    に固定される基部と、この基部に対して貫通状
    に配設され、その先端側には上記パネルと直交
    状に当接される他方のパネルとの係止部を有し
    基端側には操作部を有する回転レバーとで構成
    し、上記他方のパネルには、上記回転レバーの
    係止部を非連結部位に配設する第1の溝と、上
    記回転レバーの係止部と係合すべく上記第1の
    溝に直交状に連なる第2の溝とから成る係止溝
    を形成し、上記回転レバーの回転操作により、
    一方のパネルに固定された連結金具の係止部と
    他方のパネルに形成された上記係止溝とを係合
    させて、両パネルの結合を行うようにしたこと
    を特徴とするパネルの直角結合構造。 (2) 連結金具が、一方のパネルの隣接端部にそれ
    ぞれ固定される一対の基部半体と、これら基部
    半体に被着されかつ回転レバー枢支部を有する
    引寄せ金具とから成り、上記基部半体の対向す
    る部位には他方のパネル側に向つて拡大するテ
    ーパ部を有する係止フランジを形成し、上記引
    寄せ金具には上記係止フランジに係合するテー
    パ状折曲げ部を形成して成る実用新案登録請求
    の範囲第1項記載のパネル直角結合構造。
JP17234985U 1985-11-11 1985-11-11 Expired JPH0239188Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17234985U JPH0239188Y2 (ja) 1985-11-11 1985-11-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17234985U JPH0239188Y2 (ja) 1985-11-11 1985-11-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6283182U JPS6283182U (ja) 1987-05-27
JPH0239188Y2 true JPH0239188Y2 (ja) 1990-10-22

Family

ID=31108811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17234985U Expired JPH0239188Y2 (ja) 1985-11-11 1985-11-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0239188Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014032011A (ja) * 2013-11-22 2014-02-20 Toshiba Corp 冷蔵庫の断熱箱体及び壁面ユニット

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5917115B2 (ja) * 2011-12-06 2016-05-11 株式会社東芝 断熱キャビネット
JP6104503B2 (ja) * 2011-12-07 2017-03-29 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014032011A (ja) * 2013-11-22 2014-02-20 Toshiba Corp 冷蔵庫の断熱箱体及び壁面ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6283182U (ja) 1987-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5471804A (en) Building system using prefabricated building panels and fastening components used therewith
US6299224B1 (en) Panel fastener
EP0215797A1 (en) EXTRUDED STRUCTURAL SYSTEM.
GB2115452A (en) Extruded structural system
JPH0239188Y2 (ja)
JPS6326711Y2 (ja)
JP2805122B2 (ja) 壁パネルの接合方法
JPH0321572Y2 (ja)
JPH0345448Y2 (ja)
JPH11152963A (ja) サッシ窓及び断熱形材
JPS6115122Y2 (ja)
JPS5835764Y2 (ja) 上下階の外壁パネルと床パネルとの結合装置
JP3232258B2 (ja) パネル連結構造
JPS6320739Y2 (ja)
JPS5845379Y2 (ja) 建築用構造材
JPS6235834Y2 (ja)
JPH0350196Y2 (ja)
JP2560456Y2 (ja) 枠体の連結構造
JPS634789Y2 (ja)
JPH0219511Y2 (ja)
JP2783718B2 (ja) 壁パネル組付け方法
JPH053609Y2 (ja)
JPH09111998A (ja) 壁パネル取り付け工法及び壁構造
JPS6032871Y2 (ja) 断熱パネルの結合装置
JP2003336336A (ja) 壁パネルの建て込み構造